2017-10-18(Wed)

必要なのは「党」?それとも「結社」? それが問題だ

厳密な学術的な定義ではありません。

言葉のイメージで違いをわかってもらいたいと思って、党と結社という言葉を選びました。

どっちが良いとか悪いとかの意味もありません。

政治結社というと、すごく禍々しい印象がありますが、そういう意味ではなく、政党との違いを強調したいのです。

つまり、政治結社は、一定の思想信条や信仰にもとづき、あるべき政治や社会の姿を共有して目指していく集団という意味です。

英語で言うと association

すぐわかるのは、共産党と公明党は政治結社です。

社民党も、まあ政治結社でしょうし、日本の心なんかもそういうこと。

では、党とは何かというと、一定の階層や集団の利害を代表する集団です。

party はパート、つまり社会の中の部分を代表するのであって、社会全体の利益を主張するものではありません。

政治の党(政党)の代表選手は、紛れもなく自民党です。

維新もそうですね。

党のスゴいのは、必ずしも共通の思想やあるべき社会像を共有する必要がない ということです。

当面の利害が一致すれば、躊躇なく歩調を合わせ、ひとつの集団として行動します。

では、かつての民主党とか民進党はどうだったのでしょうか。

かなり幅広い思想の持ち主がいましたから、党(party)のように見えますが、実態は複数の結社(association)の寄り合い所帯のままだったと言えるのではないでしょうか。

そこが自民党とのちがいで、民主党が二大政党の担い手になれなかった最大の原因です。

自民党のように、当面の利害でがっちり歩調をあわせることができず、もっと先の話でアーだコーだと内紛を繰り返し、首相候補だった小沢氏の(政治的な)手足を縛り上げ、ついには追放してしまいました。

それは民進党になっても変わらず、自民党にかわる力強さ(=えげつなさ)を備えることはできず、支持率は低迷してままでした。

あのまま解散総選挙になり、小池サギに遇わなかったとしても、結局惨敗していたことでしょう。



では、野党が結社のままでは、どうしてもバラバラのままなのでしょうか。

いえ、それを解決するための方策が、例の「オリーブの木」だったはずです。

米国や英国のような二大政党制では、民主党・共和党も労働党・保守党 どちらもまぎれもなく「党」です。

しかし、ドイツ、フランス、スペインなどは、二大政党制ではありません。

詳しくは知りませんが、おそらく結社的な集団がたくさんあって、そのいくつかが、時と場合によって連立を組んで政権をとっています。

その組み合わせは、自民党と公明党のように固定されておらず、ケースバイケースで選挙ごとに変わります。下記はドイツの例です。

20171018-1.png
(1949年から2013年までの各党の得票率の変動。グラフの中ほどに書かれているのはその時の政権与党 wikipediaより)

真ん中の政権政党の組み合わせだけ見れば、ころころ変わっているのがわかります。

このようなワリキリができれば、無理に党にならずとも、結社連合で政権交代を繰り返していくことができます。野合当然!何が悪いの?という政治のあり方です。

日本の大間違いは、結社のままで二大政党を目指したことです。

小選挙区を導入した時点で、二大政党になるか、欧州型の結社連立をやるか、どちらかしかなかったにもかかわらず、思想心情的に「結社」のままで、二大政党を目指してしまった。これが小沢一郎さんの戦略の蹉跌です。



今回の総選挙において起きたことは、希望の党という大きな野合集団ができかけて潰された、ということです。

作りかけたのも壊したのも小池百合子です。

安倍政権を打倒するという、ただそれだけを目的にした、超野合集団を、前原は作ろうとし、小池もおそらく最初はそのつもりだったのでしょう。

しかし、小池の目的は自分が首相になることですから、どうやらそこまでは届きそうにないとわかった時点で、一気にチャブダイをひっくり返しました。「さらさら」「排除」です。

せっかくできかけた野合集団=政党を、踏み絵を踏ませることで結社にしてしまいました。

結果、結社の寄り合い所帯だった民進党が、2つの結社に分かれたという、何の面白くもない結果になりました。

もともと心情的に結社だった人たちは、大喜びで立憲民主党を大歓迎していますが、野合をいやがる結社である限りは、マックス50議席程度の少数野党であり続けるしかありません。

本当に大喜びしているのは、安倍晋三と加計孝太郎です。

投開票日の翌日、23日には加計学園の獣医学部の許認可を出すと言われています。禊ぎはすんだ、というわけです。

安倍晋三は小池百合子には足を向けて寝られないでしょう。(そこから、色々想像は膨らみますが、今日は語りません)

今回のことから私たちが学ばなければならないのは、政権交代をする気ならば、積極的に野合しなければならないということです。

つまり、はじめから当面の利害でつながる政党になるか、結社同士の野合(連立)をケースバイケースで組み替えていくか、です。

なぜなら、社会は多様だからです。過半数の利害を忠実に代表するなんてことはできません。一定の階層の中にも多種多様の思想信条があります。

だったら、それを無理矢理にまとめ上げるのではなく、当面の政策課題の一致で「野合」することのほうが、ずっと民主主義なのではないでしょうか?

野合を批判するのは、全体主義です。

政党でも結社連立でも、どっちでもいいと思います。ただ、日本人の政治のスタンダードは自民党ですから、本当は自民党型の政党がもうひとつできることが、わかりやすいだろうとは思います。

その意味で、前原がやろうとしたこと自体は、私は間違っていなかったと思っています。結果はマンマとだまされて、最悪の事態になってしまいましたが。

問題はこれからです。

立憲と希望の支持者が、自民党のことを忘れて批判合戦をやっているような現状を見ていると、道は遠いなと感じます。

具体的なことは選挙が終わってみないとわかりませんが、今日書いたことを、よくよく頭に刻んで、これからのことを考えたいと思っています。


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2017-10-16(Mon)

なんだかなあ

マエハラころころエダノもね
コイケにはまってさあたいへん
ドジョウはかくれてこんにちは
アベチャンいっしょにあそびましょ



さあてと、国難の顔を見に 難波と梅田に行ってくるか

できる限りツイキャスします
 ※ 無理でした。プラカの人少なかったんで、キャスよりプラカ優先しました。

今から行く方は、プラカよろしく

セブンイレブンのコピー機で簡単に印刷できます

 ネットプリントのボタンを押す→下記の番号を入力→20円投入

omaegakokunan2.jpg 




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モリカケ




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2017-10-15(Sun)

10月16日 国難が大阪にやってくる!

国難こと安倍晋三が 明日10月16日(月)に大阪にやってきます。

判明しているスケジュールは

14:30 河内松原駅
15:30 貝塚東山中央公園
16:50 なんば高島屋前

その他は、下記の自民党のHPで直前に発表されると思います。

https://special.jimin.jp/speech/index02.html?id=1

かの有名な「#お前が国難」プラカードは、下記のサイトからダウンロードできます。

「#お前が国難」プラカード セブンイレブンで印刷できます

omaegakokunan2.jpgただし、セブンイレブンのプリントは期限が切れているようですので、ご自宅にA3プリンターの無い方のために、文字だけバージョンをセブンイレブンでプリントできるようにしておきました。(1枚20円です)

セブンイレブン ネットプリント番号 10691384 有効期限10/22迄 A3出力



大阪、ならびに関西の皆さん、プラカを持って、国難を迎え撃ちましょう!!



2017-10-13(Fri)

【衆院選】序盤の情勢調査を見て これからやるべきことを考えてみる

マスコミ各社の序盤の情勢調査が発表されている。

自公で300に迫るとか、2/3の310伺うとか、軒並みそんな話しだ。
小選挙区だけ見ても、289のうち210以上が自公有利となっている。

もちろん、中にはかなりの接戦もあり、またこの情勢調査を見て態度を決める人も多いので、もちろんこのままの結果になると言うことではない。
内閣支持率との関係で見ると、自公支持者ははぼ頭打ちで、それ以外のひとがその他の党に投票に行くかどうか が大きく情勢が変わるかどうかのポイントだと言えそうだ。

日経の調査結果で、非常に興味深いグラフが出ていた。
東京4区のものだが、象徴的なので引用させてもらう。

20171013-1.png
(2017/10/13 日本経済新聞より)

内閣支持層はしっかりと自民に投票を決めている。
一方で、不支持層の半分は態度を決めていない。

全国平均に比べると、不支持層がかなり多いけれども、傾向としては同様のことが言えるのだろう。



野党がここまでにやらかした失敗、あるいは意図的な失策のなかで、これから9日間に少しでも挽回できるかもしれないことだけ考えてみる。 (そもそも誰が悪い論は 23日以降にどうぞ)

まずは、小池百合子の「排除します」を いわゆるリベラルが一斉に攻撃したことだ。
話しがややこしいが、あの時点で小池は、「自民党に妥協したつもりで、実は自民党の票を奪う」可能性が高かった。

民進をまるごと受け入れる大希望の党であるならば、これまで自民に投票してきた固定票を奪うことはできない。
そのかわり、政権交代の可能性を見せることで、棄権してきた無党派層を取り込めたかもしれない。

しかし現実は、小池の「排除」宣言によって、局面は180度変わった。
排除後の小希望の党は、いわば「消費税を上げない自民党」になったのだ。
今度は、無党派層の票は取れない代わりに、自民党の中の中小企業など消費増税を嫌がっている層をはぎ取る可能性があった。
希望が大勝ちすることはないけれども、自民票をいくらか減らすことができるはずだった。

だからあの時、「排除された側」が取るべきだったのは 「そっちは任せた。俺らは無党派を狙う。」という分業作戦だったのだ。
それは、今からでも遅くはない。

ここまで排除を徹底し、小池本人も出ない以上、希望は現有の57を維持することは難しいだろう。
情勢調査でも、元々強い候補以外は、ほぼ小選挙区では勝てそうにない。
だから、右翼+消費税上げない を徹底して、少しでも自民の票を削り取ることだ。
泣く泣く希望に行った人も、ここは割り切って希望の立ち位置を貫くべきだ。

これまで小池憎し、希望に行った裏切り者憎しで凝り固まってきたリベラルも、頭を切り換えて、「そっちはそっちで頑張ってくれ」と言い切るべきだ。
もともと、希望と立憲はマーケティングのセグメントが全然違う、客層は被らないのである。



民進党というパンドラの箱をぶちこわしたことは、そんなに悪かったのか、と言う問題もある。

支持率一桁だった民進党が、あのまま選挙に突入していたら、悲惨な玉砕戦になったことは想像に難くない。
民進、社民、自由の合併と、その上での共産との協力までやっていればまだしも、昨年参院選くらいの選挙区調整だったら、現有維持は難しかったはずだ。

ところが、希望、立憲、無所属に分かれた結果、現有維持はできそうなのだから、何をそんなにプンプン怒ってるの という話だ。
民進、社民、自由の合併をしていたとしても、「民主党=裏切り者」というトラウマからは逃れられず、さほど大きな期待は得られなかっただろうと、私は思っている。
枝野、前原を含む、民主党政権を崩壊させた下手人が、雁首そろえて国民の前で土下座して謝罪しない限り、民主党の影を引きずった党は勝つことはできない。

その意味では、小池色と、その小池に虐められたという同情とが相まって、希望も立憲も「民主党=裏切り者」のトラウマをうまいこと薄めることができている。
結果論だとしても、前原と小池がやったことは、そういうことだ。

だから、もう小池は~~~ とか 前原は~~~ とか言うのはしばらくお休みして、どうやったら無党派層にこっち向いてもらえるか、そのためにあと9日間何を言うべきか、もっともっと考えなくてはならない。
2009年に民主党に投票したけれども、その後選挙には行かなくなった人たちが1000万人以上いる。
間違えてはいけないのは、この人たちは自民党に鞍替えしたのではなく、棄権しているのだ。

つまり、自公じゃダメだということはわかっているけど、野党でもダメだなあ という人たちだ。
この人たちに、いくら「安倍はダメだ」「自公はダメだ」と言ったとことで、そんなとこははじめから承知だ。
必要なのは 「じゃあどうするのか」 ということ。

はっきり言って、立憲民主党の政策パンフを見ても、昨年の民進党のマニフェストとほとんどおんなじだ。
羅列的に「イイコト」は書いてあるが、破壊力のある目玉政策と、その根拠となる明確な政財政策がない。
2009年マニフェストのような、子ども手当、高速道路無料化、農家戸別補償、のような具体的な話しがない。

また、長い長い不況を通ってきた世代には、経済政策抜きのキレイゴトは通用しない。
ここにある金をこっちに回してこう使う。不足分はこれだけ国債を発行すれば、これだけの効果が上がる。
そういう、お金の近未来像を描かなければ、いくら「イイコト」を言っても信用されない。

リベラルの仕事は、自分たちと同じようなリベラルの票を固めることではない。
そんなものはすでにカチカチに固まっている。これ以上固めてどうする。

そうではなく、「自公政権は嫌だけど、野党もなあ」という人たちに、キレイゴトじゃないナマナマしい政策を語って振り向いてもらうことだ。とくに、オリンピック景気が届かない地方都市において、非自公の無党派層に訴えること。
これに尽きる。

あと9日。
がんばろう。

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2017-10-08(Sun)

責任論より実践論

政局ばっかとか、不純だとか言われながら、めげずに選挙準備やらなんやらでバタバタしております。

昨日は山本太郎さんの街頭記者会見で、梅田と難波の二連チャン。
太郎さんの街宣は、舞台装置が大変だし、観客が100人くらいは足を止めるので、交通整理やらボランティアにあれこれお願いしたりやら、普通の街宣の3倍くらいクタクタになる。
それでもご本人に比べたら楽なもんだけど、結構つかれた。

今日は朝から池田(大阪9区)で突貫工事の服部良一さんのセカンド事務所で工事の打合せ。そこから茨木で服部さんの街宣二連チャン。これは参加するだけだからあまり疲れはしない。でも、今日は急に暑くなったので、ちょっと熱中症気味だ。水分補給はしてたのだけど。
1時からの部には、山本太郎さんも参戦してくれた。太郎さんはその足で、神戸三宮のご自分の街頭に直行。

私も、茨木から神戸に行こうとしたのだけど、一度自宅に戻る道が大渋滞で断念。
まあいいや。明日は生業が待っているので、その準備もしなくちゃ。

そんなこんなで、この二日間くらい、世の中がどうなっているのか最新情報をフォロー仕切れていない。

相変わらず、SNSには希望憎しがあふれているけど、少しだけ安倍ちゃんのこと思い出した人も増えてきた模様。
9/28からツイッターが止まっていた 加計学園の番頭ワタナベ(@yoswata)。ついに瀬戸内海に沈められたかと思っていたら、復活している。
せいぜい安倍ちゃんのと孝太郎君の秘密を暴露してくれ。

自由党の公認だった人たちは、無所属3人、希望3人、立憲3人 ということになったようだ。
生活フォーラム関西でも応援していた真白リョウさんは、希望の4次公認で、なんと進次郎にぶつけられた。
神奈川11区に瞬間移動である。どこでもドアがあったらいいのに。

京都5区の鈴木まりこさんは、元日本の心なので何かと炎上しがちのようだが、ご本人に会ってきた人の報告を聞くと、たまたま最初の出会いは日本心だったが、かなり信念もった人で、無所属で出るとのこと。
京都5区は自民系が分裂しているうえ、引退した谷垣氏の穏健保守を引き継ぐタマではないらしく、鈴木さんはこの層に訴えたいとのこと。
生活フォーラム関西としては、応援しようという話になっている。

小沢さん(岩手3区)と沖縄の玉城デニーさん(沖縄3区)は、もとより無所属。
オール沖縄のデニーさんの選挙区は、辺野古基地建設が日々進められている、まさに地元である。
地理的には南の端だけれども、日本のヘソと言ってもいい選挙区だ。
大大大注目してほしい。

とにかく、22日までは 「誰のせいでこんなんなった!」という話しはやめにして、ネットでブツブツ言っているよりも、自分のお気に入りの事務所に出かけていって、お手伝いしてみてはいかが。

以上

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2017-10-06(Fri)

立憲民主党が大勝利したあかつき

今日は大阪9区・服部良一さんの新事務所の段取りでバタバタ

時間が無いので、簡潔に算数の問題だけ解いておく。

立憲民主党が大勝利。希望の党は惨敗して、ざまあかんかんカッパの屁になった姿を想像してみよう。

衆議院の定数は465

立憲民主党が大勝利して70議席とったとする
(現在公認が62人)

共産党も善戦して25くらい。

社民党は、残念ながら比例票を立憲民主党にもっていかれるので、最大でも3。

元民進の無所属が15人くらい。

希望の党は惨敗して25人にしておこうか。

維新は現状維持で15ってとこ。

465-70-25-3-15-25-15=312

465÷3x2=310<312

あれ? 自公は2/3取ってるぞ?

これじゃあ 安倍ちゃんの責任論にすらならないから、自民党内の安倍おろしも起きないぜ。

おかしいなあ 立憲民主も共産も大勝利して、にっくき小池の党は大惨敗したのに・・・

(70+25+3+15)=113 非改憲

(312+25+15)=352 改憲

速攻で改憲かなあ・・・

***********************

これが、立憲民主党が大勝利し、希望の党が惨敗した姿だ。

もちろん、立憲民主が悪いのではないけれど、希望が自民の票を奪えば、少なくとも安倍の責任論にはなる。

政権交代はできなくとも、少しは人間として会話のできる首相にすげ替えることができるかもしれない。

ちなみに、小池は自力で勝てないと読んだ時点から、石破を首班指名する気なのではないだろうか。

あれも嫌だ、これも嫌だと言いつづけていればキリは無いが、安倍よりはマシなんじゃないの。

それとも、何か奇跡おこしてみる?


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2017-10-05(Thu)

【警報】このままだと自民は圧勝する

朝日新聞のトレンド調査が発表された。
10月3日4日のものだ。

20171005-1.png

これを見て、リベラルの皆さんは「立憲民主党が7%もあるぞ。希望は減ってるぞ。」と大喜びしている。

グラフの赤い部分は目に入らないのだろうか。
公示直前で自民が35%ということは、このままいけば、自民党が圧勝し、自公で2/3をとられてしまった2012年や2014年と同じ結果になるということだ。
なんでそれに驚愕し、大慌てしないのだろう。

あれだけ森友・加計問題でぶったたき、内閣支持率もどうにか不支持と拮抗するところまでは追い込んできたのに、蓋を開ければまたしても自公で2/3という惨状が待っているなんて。
立憲が7%だろうが17%だろうが、自民が35%あったら、政権交代はおろか、安倍の責任論にすらならないという現実に、なんで目を向けようとしないのか。

民主党政権が崩壊し、自公が2/3を抑えた2012年のときは半月前の調査で自民投票先が20%台の半ば、ほぼ同じ勝ち方をした2014年が35%前後。(各社によってバラツキはある)
風を変えない限り、自民党はほとんんどマスコミにもでずに、黙々と組織票を固め、圧勝するだろう。

ビジュアルに恐怖をお伝えするために、5年前の結果を見ておこう。

20171005-2.png

このままいったら、こうなるよ。
青と黄色の内訳は変わるとしても、日本中が自公に染まるんだよ。



もちろん、その第一の責任は、小池が9月29日に「排除いたします」とやらかしたことだ。
あのひと言と、それを実行したことによって、政権交代の可能性は吹き飛んで、自公の安泰は保証された。

前原が民進党を壊したからだ、と言う人もいるが、民進党があのまま存在しても、ジリ貧になるだけで自公を脅かす存在にはなっていないので、「自民35%の責任」は以前からあるけれども、民進を壊したからといって自民の支持率は変わっていない。

いや、安倍-小池-前原は共謀してこの状況をつくったんだ、という説もある。
前原は、結末をすべて知っていて、あえて民進を解体したのだという説は、本人が一昨日「想定内」と言ったものだから、完全に証明された ということになっている。

言っておくが私は前原誠司など大嫌いだ。信用もしていない。
この7年間、煮え湯を飲む思いであの顔を見てきた。
しかしそれでも、この非常時には冷静に論理的にものを見なければならないと思うのだ。

つまり、本当に「想定内」であり、最初から仕組んだことだったのなら、このタイミングで「想定内だった」なんて正直に言いますか? ということ。
確信犯の犯罪者が、まだ証拠も突きつけられていないうちに、「私がやりました」なんて言うか?

本当に確信犯だったら、「事前の話し合いとは違う」と言って、自己保身を図るんじゃないか。
「排除する なんて聞いていない」とウソをつけばいいんじゃないのか。
民進党を壊して、自分だけが生き残れればOK と言う立場なら、私ならそうする。

善良なリベラルな皆さんは、悪人になったつもりで考えるなんてことはできないのかもしれないが、政治に関わるんならそういう練習もした方がいいんじゃないだろうか。
前原が確信犯の悪人なのだったら、まだ公示直前のこのタイミングで、「私が犯人です」と告白するようなことは 絶対にしない。

では、単にアホでダマされていたのだとしたらどうか。
それこそ、「ダマされてました」と言えばいいじゃないか と思う人も多いだろう。
では、もし前原がそう言って「ボク責任ないもん」「小池さんが悪いんだもん」と言ってしまったらどうなるか。

排除されたとは言え110人の候補が小池の支配下にある。
まだ2次3次の公認もある。
いわば殺生与奪の件を握られているわけで、人質のようなものだ。
前原の目的が、民進を壊して自民に利することだとしたら、この人質がどうなろうが知ったことじゃない。
しかし、そこまでの悪人ではなく、小池にダマされたアホだとしたらどうか。
小池を悪人にして、ボクちゃん知らないもん と言えるか?

ただでさえ、トンデモナイ選挙区に飛ばされたりして差別的な扱いを受けている旧民進の候補は、小池にいびりたおされるに決まっている。
もし前原に責任感の欠片でも残っているとすれば、「小池さんにダマされたんです」とは絶対に言えないはずだ。

つまり、前原が3日の時点で 「すべて想定内です」 と言ったということは、「実はダマされていた」ということと同義なのである。
これは前原の評価とか好き嫌いとかは関係ない。
純粋に理論的に考えれば、そういうことになる。

確信犯 → 「ダマされてた」とウソをつき自己保身
アホ   → 「想定内」とウソをつき人質守る

絶対的な証拠がない以上は、こう考えざるを得ない。



ことほど左様に、理屈で考えればわかるはずのことが、えだのんファイアーしてしまっている人たちには通じなくなっている。

何度も書いているが、ここまで来たら立憲民主には頑張ってもらいたい。

しかし、最初に書いた通り、今のままでは自民圧勝だという現実を直視してほしい。
いくら希望を叩こうが、前原を叩こうが、自民の票は1票も減らない。
むしろ、無党派層から見れば、「また野党は内ゲバやってるよ」と見えて、自民が増える可能性が高い。

ここから風を変えるにはどうしたらいいか。

1つは、社民党は立憲に合流することだ。
これまで、「民進党は右も多いからなあ」と思って社民党に投票してきた層が、立憲にながれるので、間違いなく社民党は比例票を減らす。昔ながらの社会党や労組のガチガチの票しか残らないだろう。
ただでさえ、単独での比例復活は苦しいところに、立憲に票を取られたら絶望的だ。
ここは、食えない沽券は投げ捨てて、咥えた高楊枝はぷっと吹き飛ばし、立憲民主党に合流するしか道はない。

社民党は、候補者を見殺しにしてはいけない。
幹部やら組織やらの面子のために候補者を見殺しにしてしまっては、持参金付きで他党に送り出した民進や自由の方がマシだったということになってしまう。

2つには、森友・加計問題を再燃させることだ。
立憲や共産が、あらためて対自民を鮮明にすれば、ニセでもエセでも、対抗上希望もそうせざるを得なくなる。
希望との対決は、「どちらがより安倍自民と対決するのか」勝負である。

テレビも新聞もSNSも、小池一色のままでは、安倍ちゃんはウフフと笑いながら逃げ切ってしまう。
オトモダチにだけバラマキのモリカケ問題を、うまくビジュアルを使いながら、突きまくろう。

3つには、消費減税を打ち出すことだ。
枝野は2019年10月の消費税10%の増税は「現下の経済情勢では国民の理解を得られない」と言っているが、アイマイだ。
小池は 増税凍結・企業内部留保への課税・ベーシックインカム を打ち出しており、立憲は完全に負けている。
当たり前の話しだが、安倍にも小池にも勝ちたいのであれば、安倍よりも小池よりも「国民にとってウレシイ」経済政策を出さねばならない。

まず、明確にするべきは、消費税を一定期間5%に減税する ということ。
さらに、公共支出を教育、介護、子育て、医療など大放出すること。
それをもって、格差是正・地方の疲弊・オリンピック後の落ち込みを支え、日本の経済はまだ大丈夫だという展望を描かなければならない。

どうかどうか、立憲民主党ができて大喜びの皆さん。
皆さんの口から、えだのんに要望してほしい。

そして、なんとかして自公2/3は取らせないために、力を合わせよう。

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2017-10-04(Wed)

政局をトリノメで見てみる

トリノメというのは、夜になると見えない という意味ではなく、上空から眺めてみる ということ。

安倍一強に対して野党の多弱、という現実はたしかにあった。
小沢氏が仕掛けていた 民進、社民、自由の合流と共産との選挙協力 という既存野党をめいっぱい1つに固める方法も、勢力挽回の力にはなっただろうが、一気に政権交代や主要な委員会運営を左右するほどの議席数を確保することは難しそうだった。
このまま民進が衰退し、野党がさらに減ってしまうような最悪の流れを断ち切ることはできても、それ以上ではなかったように思う。

9月25日の小池新党立ち上げで、そうした「受け皿がないために自公が勝つ」という流れが変わった。
さらに、27日の前原の合流宣言と28日の決定。210人の公認候補が全員で小池新党に合流するという話しは、がぜん政権交代の可能性を感じさせた。

森ゆうこさんの言葉を信じるならば、小沢氏は既存野党の合流の会談をキャンセルされ、寝耳に水で希望への合流を聞いたそうだが、その後の小沢氏の行動や判断を見ていると、即座に自由党もこの流れに乗るということを決めたのだろう。
28日までの目に見える経緯は、おそらくこの見立てで間違いなかろうと思っている、


20171004-1.jpg
 問題は、もう少し深い部分だ。
鳥は海の中を泳いでいる魚を見つけてちゃんと捕獲する。海面だけでは判断できないこともある。

森ゆうこさんから昨日(10/3)出された文章から一部引用する。

去る9月17日に予定されていた民進党・自由党・社民党による3党首会談では、結集への大きな前進が図られることになっていましたが、直前にキャンセルされてしまい、共産党を含む野党と市民の共闘で政権交代を実現する大きなチャンスを逃してしまったことは、残念でなりません。
その2日後に希望の党が設立され、民進党前原代表と希望の党小池代表の会談が行われ、その後、民進党は希望の党と事実上合流することを両院議員総会において全会一致で決定しました。
小沢一郎代表は、前原・小池会談には参加していません。従って、会談の中身が具体的にどのようなものであったのか知ることはできませんでしたが、民進党を中心にした野党の結集とオール野党共闘を提唱してきたことから、民進党の決定に添って自由党も連携を模索して今日に至りました。

(引用以上)

前原も28日の合流発表した夜のテレビ番組で、「11日前から協議検討していた」と答えていたので、まさにこの17日の3党首会談をキャンセルしたときが、希望合流路線の始まりだったのだろうと思われる。
では、なぜこのような路線変更がおきたのか。

通常考えられる理由は2つだ。
ひとつは、小沢氏が中心になって進められているシナリオへの反発。
もうひとつは、小池サイドから提案(誘惑)があったこと。

2009年から2012年の民主党内の状況をあまりご存じない方も多いかもしれないので、少し書いておくと、民主党(民進党)内の一定のグループにおける反小沢感情は、それはそれは凄まじいものがある。思想信条政策に関係なく、小沢につくくらいなら小池の方がマシ、という自称リベラルはゴロゴロしている。
自らの党の代表で、半年後には総理になるかもしれないと言う人が、えん罪で検察に追い込まれ、マスコミに猛烈なバッシングを受けたときに、後ろから石を投げつけたのが、民主党の自称リベラルの皆さんだ。

これは好き嫌いで言っているのではない。
政権交代というのは、既得権益勢力からは命を奪われかねない反撃を受ける。そうした反撃が来たときに、この人たちはまた後ろから石を投げる人たちであり、つまり、政権交代をするだけの覚悟はない人たちだ、という理論的な判断をしているのである。
こういう人たちがたくさんいる党が、小沢氏がすすめてきたシナリオ(たぶん統一名簿)にそう簡単に乗るとは考えられない。

その不満が渦巻く17日を見計らって、小池サイドから提案があった。これも、ほぼ間違いないだろう。
小池新党と合流しないか。民進の210人は全員受け入れる。その代わり選挙資金は提供してほしい。そんな話しだったのではないか。
150億を握る前原は、これでイニシャティブを握って合流できると思い、誘惑に乗ってしまった。

たしかに、25日の小池の結党発表から28日の前原の合流決定までは、本当に政権交代もあるかも、少なくとも自民大敗で安倍は退陣という現実味はかなり感じた。
党首が小池で、そのバックが新自由主義と安保マフィアと統一教会という悪魔トリオだという大問題はあるけれども、金と人数を握っていれば、少しは薄めることができるだろうし、安倍が退陣すれば、次の選挙でまた自民党に戻すという方法もある。
そもそも二大政党制というのはそういうものだ。悪と悪のたたかいで、より悪い方を落とし、ちょっとでもマシな方を選ぶ。ウソをついたら次に落とす。



もうひとり、内情をバラしている人がいる。
ご本人はちょっと反省して削除しているが、山口二郎氏が、
「希望への合流にあたって、枝野氏が分党しないように説得してほしいと、前原氏から依頼された」という主旨のことをツイートした。
すでに大量に出回ってしまった情報なので、削除は自己満足であって あまり意味がない。

枝野は前日(たぶん会見の前日の26日)に前原から合流方針を知らされた、と言っているが、民・社・自の三党合流がながれたと言うことは当然わかっていたわけだし、前原が小池サイドと頻繁に会っていると言う情報は入っていたはずで、少なくとも小池新党との選挙協力というところまでは、ほぼ既定路線として認識していたはずだ。

この段階で山口二郎氏が、前原の依頼を受けたのであれば、リベラルの代表みたいな立ち位置になっている山口二郎氏も合流方針に賛成したと言うことだ。
逆に、その依頼を断っていたとしたら、枝野は自分の判断で合流方針に賛成したと言うことになる。
どっちみち、この段階までは、いわゆるリベラルのグループも、希望合流には賛成していたということだ。


さて問題は、29日から始まった、小池の「選別・排除」宣言だ。
前原も確信犯ではないかという説もあるが、私の印象では、前原はダマされたのだろうと思っている。
28日と29日で別人のようにしおれて、目が泳いでいるからだ。
もちろん、どちらにしても確証はない。

しかし、この小池の排除宣言も、俯瞰してみれば理解できる。
つまり、我々でもこのままいけば 民進が小池ブランドを買ったことになる。事実上の乗っ取りだ、ということに気が付くのだから、期を見るに敏な小池が気が付かないはずはない。
自らの党支配を維持するためには、大物を排除し、人数も選別して希望プロパーと同等までに抑える。

しかしこうした小池の自己保身は許されなかった。
そもそも小池百合子などと言うトリックスターが単独でこれだけの仕掛け(都知事選から含めて)をできるわけがなく、安倍自民のやりかたに不満を感じている国際金融資本や安保マフィアがバックに付いているのは、間違いなかろうと私は見ている。
トランプの「他国のことには関わりたくない」路線に乗っかって、対米従属の隙間をついて極右路線に走ろうとする安倍晋三にたいしては、これまで日本を実質的に支配してきたグローバル巨大資本や日米安保の利権を握った人々は、そろそろ首を切らねばならないと思っていた。

その格好の駒として小池は名乗りを上げたのであって、その使命を果たさないような中途半端な自己保身は許されない。
そこでの狼狽えが、あの「踏み絵」の内容の二転三転である。左が当初案で、右が最終版。なんとか内容をアイマイにして 一度言ってしまった「排除」のポーズを取りながら、実は排除したくないという意識がにじみ出ている。

20171004-2.jpg20171004-3.jpg

小池の出馬についても同様だ。
本人は、政権が取れなくてもいいと思った瞬間に出馬などする気は さらさらない。
しかし、政権をとらせるために担ぎ出したバックは、「何言ってんだバカヤロー」状態であろう。
だから小池は、ゴニョゴニョと言葉を濁し続けてきたのである。



ここに、小池にとっては思わぬ救いの神が現れた。
立憲民主党の設立である。

断っておくが、事態がここまで進行した以上、私は立憲民主党ができたことを非難する気は毛頭無い。
ただ、追い込まれた小池にとっては、格好の言い訳ができたのである。
「これで政権交代は絶対にできません。だから知事を続けます。」と。

「民進に乗っ取られるくらいなら政権交代なんてしたくない」と保身に走った小池と、「踏み絵を踏んでまで政権交代はしたくない」という枝野の、政権交代不要という意識が、意図せぬところでシンクロしたのである。

以上、水面のちょっと下を透かしてみると、どうもこんなことだったのではないか、と思える。

とは言え、ここまで来た以上は、「ではどうするか」である。
少なくとも現状で言えることは

・当選の可能性がかなり低かった民進と自由の候補が、希望に行ったことで少し可能性が高まった
・立憲と社民が統一名簿にすれば、それなりの議席が期待できる
・共産党はゴタゴタの外側で、ある程度票を伸ばすだろう

ということは、やるべきことは

・立憲、社民、共産の議席を少しでも増やす。できれば合計60くらいあれば。
・希望はきっと分裂するので、希望に行った人たちと遺恨を残さず、帰ってこれるようにする。

この2つができれば、現状よりはやや多い野党勢力は維持できるだろう。

しかし、希望に行った人たちを罵倒し続け、向こうへ向こうへと押しやった場合、過半数の与党、150議席程度の「ゆ」党、60議席の野党 という地獄絵になる。

昨日私も書いたように感情は大事だけれども、それでも今はトリノメをもって事態を眺めてみよう。
最悪の事態は避けなければならない。

■おしらせ■



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2017-10-03(Tue)

さて 自由党はどうするんだろう

沈黙をつづける自由党。

何も言わないでいる間に、こういう位置づけにされている。

20171003-1.jpg

まるでコウモリさんみたいで、なんとも格好がつかない。
これまで大阪で野党共闘でともに動いてきた人たちは、一人残らず明確に第三極のほうに行ってしまったので、もう居場所がないというか、視線が痛いというか・・・・
野党共闘をともに進めてきた絆から、自由党大阪府連代表の渡辺さんは社民党の服部さん(大阪9区)の応援に入っているけど、さぞや居心地が悪いことだろうとご推察する。居心地の問題よりも、せっかく選挙に詳しい渡辺さんが応援に入っても、みなさんあまり聞く耳を持たないのではないかと心配だ。

立憲民主党の設立。
私も少しは記憶力があるから、今でも枝野幸男という人間はまったく信用していないが、それでも昨日今日の情勢からは、やむを得ない、これしかない方向だったとは考えている。
このエリアのいわゆる「リベラル」の人というのは、たしかに一定数いるので、まったく空白になってしまったこのエリアを埋めることは必要だ。ただし、本気でやるのならば、社民党と合併すべきだ。社民党も議員数は少ないけれども得票数は150万ある。立憲が民進の半分とるとすると500万程度。そこに150万の上乗せは、各ブロックで比例が一人増える可能性が大きい。

そうなれば、立憲で25~30議席はとれるかもしれない。
共産党が善戦すれば同じく25~30。合わせて50~60議席あれば、少しはものが言えるだろう。

で、問題は自由党だ。

昨夜、こんなニュースが流れた。

小沢氏、無所属出馬へ 希望に合流せず
2017.10.2 共同通信


 自由党幹事長の玉城デニー前衆院議員は2日、沖縄県沖縄市の事務所開きのあいさつで、小沢一郎共同代表が新党「希望の党」に合流せず、岩手3区から無所属で出馬する方針を明らかにした。
(以下略 引用以上)

これについて、私がぼやきツイートをしたところ、玉城デニー幹事長からリプライをいただいた。


ということで、とりあえずあの共同通信の記事は、誤報というか、正式発表で無いものを幹事長の発表のように書いたものだそうなので、正確にはまだ白紙ということ。

しかしそれにしても、いったい、この後に及んで なぜ白紙なのだろう。。。。



私は2009年の小沢氏に対するあの大弾圧から、ずっと小沢氏に注目してきたし、期待もしてきたし、少しはお手伝いもしてきた。

なんで自由党なのか、なんでオザワイズムなのかと言えば、「自立と共生」すなわち 「日本の独立と反戦平和」を明確にしているからだ。
独立を言う政治家はかならず独自核武装!と言うし、反戦平和を言う政治家は日本の独立をアイマイにする。
そのなかで、小沢一郎だけが両方を言う政治家だった。今は玉城デニーさんや山本太郎さんが続いている。
その意味でのオザワイズムについては、今後、自由党との関係がどうなろうが、私の中では変わらない。

それだけ注視してきたから、今小沢さんが何を考えて沈黙しているのか、ぜんぜん想像がつかないわけではない。
私の想像では 「このままでは 55年体制に戻ってしまうじゃないか」 と焦っているのではないだろうか。

上の図の第三極と 小沢氏の決定的な違いは、「保守票をとらなければ勝てない」「3割の革新票だけで固まってはいけない」というところだ。
「野党」の欄に入っている人たちは、待遇条件次第でいくらでも与党になる人たちだから、だからこそ凧の糸を離してしまって、あの人たちに保守票を好き放題にされてはいけない というのが小沢さんの思いであり、その方向で最後の最後まで動いているのだろうと思う。

たしかに、小池の党に、完全に好き放題させると、自公希維連立で、400人規模の巨大与党が誕生する可能性もゼロではない。
もちろん、自公で過半数はとる可能性は高いが、万が一過半数割れすると、そういう局面もないとは断言できない。
そうなったら、55年体制どころではないし、一強他弱ではすまない。

もう一つの可能性は、多くの人が見ているように希望の党は長くは保たないから、希望が分裂したときに、中から影響力を行使して、革新ばかりになってしまった第三極に保守勢力を合流させる、という中期的な見通しもあるかもしれない。
なにせ、あの2007年の大連立を仕掛けた人だから、数年先を見通している可能性はある。

福田内閣との大連立構想は、参院選大勝の力で福田自民とと民主党との連立内閣を模索したもの。
当時は私も大反対だったし、革新系の人たちはいまでも怒り心頭のようだ。
しかし、あれをやって一度政界をかき混ぜ、自民党の良質な部分まで巻き込んで、逆に獅子身中の虫からは力を奪い、2009年の本格的政権交代に向かっていけば、民主党政権はあれほど無残に内部崩壊することはなかったかもしれない。

2010年になるまで大連立構想の意味がまったくわからなかった私としては、小沢氏の現在の沈黙を、大声で罵倒することは控えようとは思っている。



しかし

そうは言っても だ。

もし万が一、党首が無所属で出る となったら、公認候補はいったいどうすればいいのか?
ここまで小さくなった自由党でも、なんとか一議席でも多くしようと奮闘してきた支援者は、何をどう考えればいいのか?

「自立と共生」はいいけれども 「自律の強制」 はアカンでしょ。

おそらく、爆発寸前、もしくは すでに暴発している支援者も多いと思うので、私としてもきわめて控えめに小声で文句は言わせていただく。

支援者も感情のある人間でっせ。



(記事を保存ボタンを押すのを30分くらい迷ってましたが、行きます)




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2017-10-02(Mon)

思い出せ!主敵は安倍だ!!

私は9月28日までは、前原の民進党から希望の党への集団移住はやむなし と考えていた。
経済原則で考えれば、民進が小池ブランドを銭で買ったと言えたからだ。
どのみち、支持率5~8%程度だった民進党は、ぼろ負けして半減する勢いだったのだから、より多く生き残り、安倍自民の票を減らすための奇策は、もろもろのリスクをともなうけれども非常に現実的だと思った。
100億で小池ブランドを買いとった前原のリアリズム

しかし、29日朝に情勢は一変した。
小池と会談した前原の目は昨夜テレビ番組をハシゴしていたときとはうって変わって泳いでいた。
小池は「排除します」と明言し、若狭は「政権とらない」と公言した。
もはや、前原の奇策は完全に敗れたことが明白であり、即時に次善の策に遷らねばならないにもかかわらず、週末には何の動きも起きなかった。
この段階では、私も考えを改め、小池ブランドで票を稼ぐことよりも、第三極でキャスティングボートを握ることに向かうべきだと考えた。
情勢は激変した。第三極をつくるしかない

その後の報道を見ても、民進で交渉している玄葉の説明ですら 民進150+希望50で200しか候補を立てないという。
やはり、希望は野党第一党になるだけで、政権をとる気はないということが証明された。
トレンド調査などから見ると、100議席取るかどうか くらいのところだろう。これでは自公を過半数(233)未満に追い込むこともできない。
100議席程度の野党の党首になるために、小池が出馬することもまずなさそうだ。

さらに今日の報道で、希望の党の凄まじい内容がながれた。

【衆院選】代表複数も可能 希望の党の規約案が判明 小池百合子知事が国政復帰しない場合の対応も
2017.10.2 産経


小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」の規約案が1日、判明した。党役員として代表を補佐し、コンプライアンス(法令順守)やガバナンス(統治)を統括する「ガバナンス長」を置くことが柱だ。国会議員の資質を有識者らがチェックする「人材評価機関」も設ける。
(引用以上)

この党は、政治家が結集する党ではなく、政治家を支配する党だというのだ。
あまりにも恐ろしすぎる。
党議拘束どころか、党中央と違うことを言っただけで評価を下げられ公認取消、ということだろう。

(もっとも、かつての民主党もマニフェストを守って消費増税反対しただけの議員を除名したのだから、実態はあまり変わらないが。)



それでも、忘れてはいけない。

これまで5年間の安倍政権の悪行の数々を。


マスコミはもちろん、私が目にするSNSのタイムラインまでが、「小池」一色である。
マスコミは興味本位、SNSは小池憎しで 埋め尽くされている。

しかし思い出してほしい。
9月25日までは、安倍晋三の加計隠し解散に、みな怒っていたのではなかったか?
5年間の安倍政権の悪政に、怒り心頭ではなかったのか。
そして、なんとかして安倍晋三を引きずり下ろしたい という一心だったのではないか。

小池という詐欺師に腹を立てる気持ちはよくわかるが、どのみち半減する民進党を壊したことよりも、国家を私物化し、大金持ちばかりを優遇し、国民の財産を米国に貢いできた安倍晋三の罪のほうが何万倍も重いということを 今一度思い起こそう。

もちろん、小池が権力を握っても同じような悪政をやるだろう。しかしそれは先の可能性に過ぎないし、現時点は政権をとる可能性はゼロに近い。
それに対して、安倍晋三の悪行は、既遂の犯罪であり、このままではこの先何年も続く可能性が100%に近い。
どっちが主敵かは 火を見るよりも明らかだ。

まずは、安倍晋三を加計学園疑獄事件で監獄送りにしなければならない。
最低限の「責任」というものを、政治に取り戻さなければならない。

だからといって、今から希望に合流すべきだというのではない。
今からできることは、安倍でも小池(+維新)でもない第三極をできるだけ大きくして、共産党を含めて、圧力をかけられるようにすることだ。
残念ながら、自公を過半数割れにすることはかなり難しいが、大きく議席を減らせば自民党内での安倍の力が落ちることは間違いなく、ちょっとはマシな、つまり言葉が通じる首相にすげ変わるという可能性もないことはない。

ただ、その時に、絶対に注意しなければならないのは、感情に任せて、希望の党主敵論にならないことだ。
下に引用する映画監督の太田隆文氏の言っていることは大事だ。これは9/27の文章であり、小池サイドが「排除」して「政権をとらない」と表明した時点で情勢が合わなくなっている。が、そのエッセンスだけはぜひとも心にとめておきたい。

安倍政権を批判するのに小池新党も否定する人たち? 結果、安倍政権を支えてしまう?
(太田監督のブログ 2017.9.27)


小池のあの憎々しげなパフォーマンスに引きずられて、安倍こそがメインターゲットだと言うことを忘れないことだ。
そして、数的には希望が野党第一党になってしまうことも避けられないだろうから、民進から希望に行って当選した議員を責め立ててはいけない。

彼らは自分でも「裏切り者」だという自覚が少しはある。
そういう内心忸怩たる人間を責めると、絶対に逆切れする。開き直って、とんでもない人間になってしまう。
言ってみれば、細野豪志のような目つきの連中が大量発生してしまうということ。
怖い。

ただでさえ悪魔の党なのに、わざわざ悪魔を増やすのではなく、厳しい人事管理されるサラリーマンのように党に飼われる愚痴を聞いてやりながらオフラインで気脈を通じておくことだ。
当面は何の役にも立たないとしても、どうせ希望の党など何年も保たない。再々編されるときに、恨みつらみを残さないように、せいぜい気をつけなければならない。

これは、小沢グループが2012年にやってしまった過ちを繰り返すな という意味だ。
あの状況で別の党(国民の生活が第一)をつくったことはやむを得なかったとしても、民主憎さ、野田憎さで、主敵を間違えたのは、自らをふりかえって痛恨の間違いだったと思っている。

さらに言うと、維新が当初人気を獲得したのは、公務員を叩いたからだ。中小零細企業に勤める人たちと公務員の待遇格差を突いて、嫉妬心をあおった。だから逆に大企業の多い東京では人気が出なかった。
その意味で維新は支持層を想定して戦略を練っていたが、希望にはそれがない。意外と大コケするかもしれないと私は思っている。

小池はたしかに悪魔的な詐欺師だけれども、主なる敵は あくまでも 安倍晋三だ。
コイケネタはほどほどにして、モリカケをもう一度!

そのことを、くれぐれも忘れずに、少しでもマシな結果になるように、10月22日までできることをやりきろう。

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2017-09-29(Fri)

情勢は激変した。第三極をつくるしかない

感情が多重化している。多層化と言った方がいいかもしれない。

2012年に自民党に大敗してから、私の考えてきた基本戦略は、保革連携だった。
たまたま両方に足をツッコみ、そのあまりの温度差の違いにびっくりして、なんとかならないのかと思ったのがキッカケだった。
温度差どころか、同じ現象を見ていても、保守と革新ではぜんぜん違う世界を見ているのである。
パラレルワールドと言ってもいいくらいに。

ここで言う保守とは、今は自由党になっている皆さんのこと。
革新というのはどちらかというと社民党系の色んな活動している人たち。
自民党や共産党に比べたら、保守や革新と言っても柔軟なほうだと思うのだが、それでも政治家に限らず、支援者をふくめて(支援者のほうがより激しく)、世界の見え方が違う。

違うのは現象の見え方だけではなく、運動へのこだわるポイントも違う。
保守は「勝ち」にこだわる。端的に言って、負ける正義は自己満足だ と考える。
革新は「正義」にこだわる。勝つために正義を曲げるのは裏切りだ と考える。

今はまさにこの違いの負の側面が衝突してしまっているけれども、5年前の私は、このプラスの側面を掛け合わせることができれば、すごく大きなチカラになる と思った。
保守の勝利へのこだわりと、革新の結果を気にせずにガンガン進む行動力が、うまくかみ合えばこれまでにない運動ができるのではないか、と思った。

それは、一定の形になっていた。ちょっと前までは。
自由党というのは、じつは今の自民党よりもずっと保守だ。なぜなら、自民党の半分は新自由主義に毒されており、9割以上は積極的な従米だからだ。彼らは本来の意味での保守ではない。保守をひとことで言うと「国民の生活が第一」ということであり、優しいナショナリストなのである。

その保守の塊のような自由党が、共産党と仲良く行動し、社民党や市民運動や労働運動の人たちと交流を深めてきた。
最初はかなり警戒していた革新の人たちも、徐々に認識が更新されていった。(大きくは私もその一人ということ)

しかし、もしここで自由党が、小沢一郎氏が希望の党に合流するということになると、保革連携は崩れ去る。

それは、実態的に希望の党には革新の欠片もはいっていないという意味でもあるし、同時に、本来の保守が活躍できる余地もないだろう という意味でもある。
また、逆からも崩れる。希望の党への合流に、まったく躊躇なく罵詈雑言を浴びせる人たちは、これまで築いてきた保革連携など一瞬で投げ捨ててしまうだろう。数日前までは 小沢さん だったのが 昨日からは 小沢 になっている。



ただ、自由党が本当に希望の党に合流するかというと、その可能性は低くなっただろうと推測はしている。

もともとのシナリオでは、自由党は丸ごと合流だったはずだ。
しかし、今朝の前原・小池会談で、情勢は一変した。
100億で小池ブランドを買って、金庫の鍵は前原が持ち続け、持ち株会社として希望の党をコントロールするというのが小沢シナリオだったはずだが、どうやら小池に別口の資金が投入されて、前原は一気に発言力を失ってしまった。
(※森ゆうこさんの話によると、小沢氏のシナリオではない。小沢氏は野党オリーブに動いていたが、希望へ合流は知らなかった と。10/2追記)

結果、民進と自由を丸呑みさせて、選挙後に実質支配するという作戦は実行不可能になった。
小沢氏もそれは察知しているだろうから、合流はせずに残ったものを第3極としてまとめる方向に動くのではないかと、期待はしている。しかしまだ予断は許さない。

振り返ってみれば、希望の党に金がないと言う情報は、意図的に流されたデマだった可能性がある。
民進の参議院議員がツイッターで、希望の党に来たければ民進から金をもらってから出てこいと言われている などと書いたりして、希望の党は資金難といううわさがまことしやかに流された。
その上で、いかにも物欲しそうに小池は前原に話しを持ちかけたのだろう。実は、軍需産業や統一教会あたりからごっそり資金はもらっていたのだ。

まったくしてやられたわけだが、ここまでやるとなると、前原やシナリオを書いた(だろう)小沢氏を責めるのは酷な気もする。
この状況を逆転するには

・民進党の金は渡さない。すでに渡してしまった公認料以上は出さない。
・希望に行かない民進 + 社民 + 自由 + 沖縄 で党をまとめて第3極にして、40人前後の当選を目指す
・共産党とは選挙協力する
・共産党を含めて、首班指名を深慮遠謀し、キャスティングボートを握る

これしか道はない。



ただ、民進の合流劇にたいする革新側からの罵詈雑言の嵐を見てしまうと、この第三極も本当にできるのだろうか、と非常に心配になる。

たしかに、結果的には小池にしてやられたのであって、罵詈雑言はある意味正しかった。
しかし、複眼的にものを見るということがなければ、これから先の第三極だって維持してはいけない。
「自分に近寄ってくるものは良いけれども、自分から遠ざかるものは嫌い」ではなく、「自分から近寄ってみる。立ち位置を変えてものを見てみる。」ということが、政治で力を発揮しようとすると、絶対に必要。
「妥協」を「腐敗」と感じる感性は、すべてを破壊する。

とは言え、「妥協」なんて誰も楽しくはない。
私も一昨日くらいから、何一つ面白くない。(仕事上のことは別にして)
自らの信じることを言い、それを実現してくれそうな政治家がいるから、熱が入るのは当然だ。
妥協だけで政治運動に参加しようなんて、だれも思わない。

解散された、公示直前だ と言う時期になったら、四の五の言ってられないから、妥協しか方法がないけれど、平時おいては妥協の前の段階をしっかり踏み固めておくことができるはずだ。
お互いの違いを認識し、どう違うのか、なぜ違うのか、踏み込んで話し合う機会を、頻繁に作るべきだ。
それをせずに、いきなり本番に突入するから、妥協と不完全燃焼と不信感だけが募り、爆発してしまう。

小沢氏がどのような決定をしようとも、私自身はその方向へ向かおうと思う。
もしも万が一、この状況でも自由党が希望に合流すると言うことになったら、私は自由党とは穏便に縁を切らせてもらう。

沖縄3区の玉城デニーさんは、希望に行かないと明言されたそうだ。
山本太郎さんも、苦悩しつつ、行くことはないだろうと発言している。


【文字起こし掲載】「女王様の『踏み絵』――安保法制・改憲」~自由党・山本太郎議員が胸中を語る「『希望の党』に手を挙げた民進党議員で心ある人は有事には『トロイの木馬』となってくれ」 2017.9.28 IWJ

すくなくとも、自由党が丸ごと合流と言うことは、現時点でもなくなった。
ここで、バラけてはいけない。

党をまとめて、比例名簿も作らなくてはいけない。比例復活の道を絶対につくること。
そして、数は少なくとも、固まって第三極を目指さなくてはならない。

同時に、共産党とはもちろん、希望に行った民進ともどこかでは気脈を通じつつ、本当に懐の深い集団を作ってくこと。

この方向しかない。

■お知らせ■

このイベントはどんな状況になってもやります

森ゆうこ 自由党参議院議員 講演会

日と場所: 10月1日(日)国民会館(地下鉄・京阪 天満橋駅)
時間: 14:00(開場予定)~15:30
参加料:無料 定員80人(先着申込順)
申し込みフォーム: https://ssl.form-mailer.jp/fms/0de8908b411455
共催: 自由党大阪府連 ・ 生活フォーラム関西

こんなときだからこそ、自由党これからどうするの? などなど 聞きに来てください。




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2017-09-28(Thu)

100億で小池ブランドを買いとった前原のリアリズム

民進党が事実上の「希望」合流方針を決定 前原代表「名を捨てて実を取る」
The Page 2017.09.28


さすがにこれは私も驚いた。
希望の党との選挙協力はするだろうとは予想していたが、ここまでやるとは・・・

しかも、独断で小池と話をつけてから有無を言わせずに両院総会にかけるという手法は、これまでの前原の姿からはとうてい想像できなかった。
良い悪いは別にして、とにかく驚いた。

巷では、さっそく「前原は悪魔と手を組んだ」とか「小池は安倍との密約で民進党を潰した」とか、かなり激しい批判が巻き起こっている。私自身も、昨日から考えが右往左往して、定まらなかった。
民進の希望への合流が発表される前の段階では、以下のように考えていた。

ひとつは、小池の希望の党と、橋下の維新のやりかたは瓜二つであり、であるならば「大阪方式」で闘うべきではないのか、ということだ。
小池のバックについているのは、グローバル金融資本の新自由主義+日米安保利権マフィア+統一教会 であり、小池は悪魔だというのは間違いではない。
 (安倍晋三の運命を左右する統一教会(家庭連合)の分裂抗争

であるならば、大阪において維新と戦ってきたやり方、すなわち自共共闘である。
自民と共産を含む全野党が結束して、維新に対抗することで、都構想の住民投票や多くの首長選挙で成果を上げてきた。
先日の堺市長選挙もそうだ。

堺市長選挙と同日に行われた大阪府議補選の堺選挙区では、維新2.1万  自民1.8万  共産含む野党共闘1.1万だった。これが大阪の現状をほぼ映している。野党共闘だけではまったく勝てないけれど、自民に政策協定を結ばせてキャスティングボートを握ることはできる。
そういうきわめて現実的な対応を、大阪では積み上げてきた。

私の住んでいる吹田市の市長も、自民党公認を共産党が応援して誕生した。もともと市の職員でありイデオロギッシュな自民党候補ではなかったこともあるけれど、その後の政策などを見ていると共産党の影響がかなりあるな、と感じることが多い。

極右の安倍と、新自由主義+安保マフィア+統一教会の小池、どっちが直ちに危険かというと、小池の方だ。これは間違いない。
安倍は一強だから強気でいられたが、単独過半数割れになれば一気に求心力を失い、加計問題での追及も可能になる。安倍のいない自民ならば、大阪方式も可能なのではないか。
このような考えが、まずは浮かんできた。

しかし、自民があくまで強気に大阪方式を拒否して、なおかつ従来の野党共闘が小池とも対決する、という形になった場合、何が起きるのか 考えてみた。
自公 VS 希望 VS 野党四党共闘
ここでの大問題は、自公を過半数割れに追い込めるのかどうか ということだ。
自公で過半数を取ってしまえば、自公政権は今まで通り維持されるし、自民党単独で過半数をギリギリとれば、安倍自身もまちがいなく延命する。

希望の党にマスコミが全力で風を吹かせたとしても、2011年に大阪で起きた維新旋風のようなことにはならない。
大阪は大阪の事情があったし、橋下というキャラクターでカバーできる地理的な限界の中の話しだった。
2001年や2005年の小泉旋風ほどの勢いが小池にあるかというと、そこまでではない。

また、小池が300人を擁立できるだけの資金があるのか という問題もある。
300人をたてるためには、もろもろで100億くらいの金が必要だ。
小泉はアメリカ政府直結だったが、小池を推しているジャパンハンドラーズは今は政権を失っている。
当然ながら資金力には大きな差があるはずだ。

そうなると、希望の党の力で自民を過半数割れに追い込むのは、かなり厳しいということになる。
現有議席は 自民286 公明35 である。
過半数は 233。
自民単独なら53、自公なら88議席減らしても過半数にはなる。
希望の党が、自民と民進の両方から半分づつ票を奪って100議席とったとしても、自民は過半数を維持してしまう。
単純に想定すると 自民236 公明35 希望100 民進40 残り54をその他が分け合う

これって、ほとんど何も変わっていないということだ。
自公で2/3はかなり割り込むけれども、自公希維の四党が改憲推進なので、内容は兎も角、今まで以上にエンジンがかかる可能性が高い。

やはり問題は、どうやったら自公で過半数を割らせるか だなあ。



そんな風にもやもやと考えていたところに、冒頭の衝撃ニュースが飛び込んできた。

こうしたニュースには、意図的なものを含めた誤報や、尾ひれや、思い込みが入り交じってドロドロになるので、元映像を確認してから評論するように気をつけたい。

両院総会冒頭の発言

(前原の発言は22分くらいから)

両院総会後の会見


前原に対しては 「民進党を売り渡した裏切りもの」 という批判罵倒が殺到している。
そういいたくなる気持ちもわからなくはない。
ただ、日本語の意味としてちょっとおかしいということは指摘しておきたい。

金を払うのは 前原の方なのだ。
前原は、売るのではなく買うのである。

良い買い物なのか、詐欺に遭ったのか、わざと高いかものをしたのか、その違いはあるが、売ったのではなく買ったのだと言うことは、結構重要なので間違わないようにしたい。
では、前原が買ったモノは何だろうか。それは、紛れもなく「小池ブランド」である。そのことには、あまり異論はないのではないだろうか。
いくらで買ったのか。民進党の金庫にはかなりの資金があるはずだ。上記の会見でも98億と指摘されて前原が「「もうちょっとありますけど」と答えていた。過去の情報から推測するに200億くらいだろう。

当面は参議院は民進のままだし地方組織もあるので、その半分を今回の選挙にあてるとすると、100億。
もちろん推測にすぎないが、200人の候補を小池ブランドで公認させるための持参金とすれば、選挙費用的には妥当な金額と言える。
100人擁立といいながらなかなか資金が回らない小池の側からすれば、よく言われているように、候補者と資金と地方組織が一気に手に入る。

小池が良いとか悪いとかの判断を保留すれば、選挙の買い物としては、妥当だったのではないかと、私には思える。



では、希望の党に合流して、289の小選挙区にすべて候補者を立て、自公を過半数割れに追い込んだとしよう。
その時、希望の党はどうなっているか。
希望の党単独で過半数をとれるかどうかは、かなり微妙だ。それでも、200議席はとれれば、状況は激変する。

まず、200議席の内訳がどうなるかだ。
同じ小池ブランドでたたかったときに、現職や元職の多い民進系と、急造の小池系でどちらが多く当選するかといえば、間違いなく民進系が多くなる。母数も多いし、確率も高い。

また、前原だけは民進に残るというのもミソで、要は「金庫の鍵は渡さないよ」 ということだ。
解党して合流してしまえば、金庫ごと希望に移ってしまうが、金庫だけは前原がかかえて民進に残る。
これは妙案だと感心した。

小池はブランドイメージを守る必要があるから、民進に対して優位な姿勢をとるし、前原もそれを尊重しているけれども、金庫の鍵を握っている以上は、小池もさほど強くは出られない。
前原が200人公認させると言い切るのも、それ故だろう。

ただし、本気のネゴシエーションを続けていかないと、マンマとしてやられることも十分あり得るので、そうなったら民進を離党して希望に公認申請した連中は悲惨な目にあう。
なにせ前原なので、楽観はできない。

こう考えてみると、希望の党は、蓋を開けてみれば代表のブランド以外は、所属議員も地方組織も金庫番も、ほとんど民進党ということになる。
まさに、100億円で小池ブランドを買い取って看板を付け替えた、ということになる。
しかも、その100億のウチ、かなりの部分はどっちみち今回の選挙で拠出しなければならない金だったわけで、正味のブランド代金は数十億になる。

とは言え、200人のウチ数十人は悪魔の手先であることも事実で、残りの百数十人も所詮はあの民進党にへばりついていた連中なのだから、背後にいるあの悪魔たちがガンガン圧力をかけてきたときに、希望の党がそのままもちこたえられるのかどうかは、かなり怪しい。



ここで 二大政党制についての、みなさんの誤解を指摘しておきたい。

悪玉の自公と、善玉の野党が政権交代するようなイメージを持っていませんか?
それ、間違いです。

二大政党制による政権交代というのは、ろくでもない政党と、とんでもない政党を、「政権交代させるぞ」と脅迫して少しはまともなことをやらせる という仕組み。
二大政党の どっちもろくでもない というのが大前提なんですよ。

言い換えれば、フェイルセーフがかかっている。
人間はかならず間違う、ということを前提にして、それでも何とか生きていく方法、ギリギリの妥協の方法、それが二大政党制であり、それを前提に政権交代を実現する小選挙区制だ。

だから、小池のような悪魔でもいいんだ とまでは言わない。
悪魔を根性なし軍団で水割りにしているので、感染力はやや弱まることはたしかだが、それでもそのまま飲むと、かなり激しい嘔吐下痢に悩まされそうだ。

大きなポイントの1段階目は、自公を過半数割れに追い込むことだった。
では、それは何とか実現したとすると、次のポイントは何か。

希望単独では、おそらく過半数にならないだろう ということだ。
小泉旋風や、2009年の民主党のような、圧倒的な風が吹いているかというと、そこまでのことはない。
2009年の民主党マニフェストは、良い意味で具体的なバラマキだったが、希望の党の政策は全部玉虫色で結局何も言っていないのと同じ。2009年のような圧勝はあり得ない。

自公の過半数割れは、維新を足しても過半数割れにしないといけないので、215くらまで落とさなくてはならない。

自公215 希望200 のこり50 となったときに、33議席をもつ勢力があれば、完全にキャスティングボートを握れるということだ。
どうしても希望の党は嫌だ、無理だ、ダメだ、という勢力が どれだけ議席をとれるか。
現状ではがんばっても 共産25 社民3 くらいがせいぜいで、まだ少し足りない。 
民進から希望に行きたくないと無所属で出る人も少しはいるだろうが、比例復活無しではかなり苦しい。

ならば、共産を含めた第3極を統一名簿にしたらどうか。
選挙区で勝てなくても、比例復活できるようにすれば、その勢力でキャスティングボートをつかむことはできるはずだ。
そうなると、希望の党は 政権をとるために共産とも連立するのか という究極の選択を迫られることになる。
飲まなければ、自公維の少数政権ということになる。

共産党にすれば、安保やら何やらについて、党是を曲げる政策協定をむすぶことになり、これに耐えられるのかという問題が生じる。

ただ、もし自公維少数政権が続いてしまったとしても、これまで他弱とか言われてほとんど相手にされてこなかったいわゆるリベラル派は、かなり大きなプレゼンスを占めることになる。
これはチャンスだとは考えられないだろうか。

ここまで書いてきたことは、すべて架空の数字である。
もちろん、この通りにはならないだろう。
ただ、自公も希望も過半数割れになり、それ以外の党がキャスティングボートを握る、という状況は十分にありうる。

何が何でも希望なんてクソだ!という勢力は、そこを明確に狙っていくべきではないか。
いくら文句を百万遍並べていたって、ストレスが溜まるだけで、何の力にもならない。

悪魔の水割りである希望の党に、さらに軛をかけていくことしか、少数党にできることはない。
そのためには、外野席からヤジを飛ばすことではなく、プレーヤーとして駆け引きに加わらなければならない。

それでは今の公明党と同じじゃないかという意見もあるだろう。
それは違う。公明党は何が何でも権力にしがみつきたいから、票を分けてやっている自民党に文句を言えない。イザとなったらなんでも飲まされる。
本当のキャスティングボートとしての役割を果たすためには、いやならいつでも出てくよ、という腹をくくる必要があるのであって、そこが公明党との決定的な違いだ。



で、私はどうするのか。

民進の希望合流ではっきりしたのは、大阪9区での服部良一さん(社民党)の出馬が確実になったと言うことだ。
民進候補との野党共闘の調整が難航していたけれども、調整は必要なくなった。

一方で、自由党はおそらく消滅するだろう ということ。

自由 小沢代表「希望とは一両日中に決着つけたい」
NHK 9月28日


そりゃあそうだろうなあ。シナリオライターはおそらく小沢さんなんだろうから。
正直言って、「一両日中」は私も身動きがとれない。

明日、もう一度ちゃんと考えようと思う。




ちなみに、このイベントはどんな状況になってもやります

森ゆうこ 自由党参議院議員 講演会

日と場所: 10月1日(日)国民会館(地下鉄・京阪 天満橋駅)
時間: 14:00(開場予定)~15:30
参加料:無料 定員80人(先着申込順)
申し込みフォーム: https://ssl.form-mailer.jp/fms/0de8908b411455
共催: 自由党大阪府連 ・ 生活フォーラム関西

こんなときだからこそ、自由党これからどうするの? などなど 聞きに来てください。

■追記

一夜明けて9月29日の朝です。
昨夜の前原・小池会談がながれて、今朝になった。階段が終わってからの前原の顔が明らかにさえない。
たぶん、昨夜、小池には新たな資金提供者が現れたのだろう。前原の動きを確認して、後戻りできなくなってから小池に金を渡した。

金さえあれば小池は強気に出る。
「全員を公認なんてサラサラない」という発言は本気だろう。

希望の党内でブレーキを踏みそうな人間を、あらかじめ排除する場合は、水割りですらないストレートの悪魔ということになるので、その場合は外部にブレーキを作るしかない。
弾かれた民進、社民、自由 が、1つの党になって対抗するくらいをしなければ、激流に霞んで消滅してしまう。

弾かれた民進左派を含めて4~50人規模の当選を目指す第3極にカジを切るべきだ。
共産党と合わせれば、キャスティングボートとして影響力を行使できる。
小沢氏もおそらく今日くらいには方向を発表するだろうが、自由党もその方向に転換することを祈っている。




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2017-09-25(Mon)

安倍晋三の運命を左右する統一教会(家庭連合)の分裂抗争

憶測ではあるが、安倍晋三の強さと弱さの源泉は、いずれも統一教会(家庭連合)にあるのではないか。

日本会議ばかりが注目される安倍政権だが、組織的な規模では統一教会ははるかに巨大であろう。
非常に多くの自民党議員の事務所にスタッフを送り込み、安倍本人はもちろん、萩生田光一をはじめ安倍政権の主要政治家が、統一教会の集会で挨拶したり祝電を送ったりしてきたことは、公然の事実である。

統一教会が恐ろしいのは、洗脳して心を操ることばかりではなく、その資金力や武装すらしているといわれる実態的な力をもっていることだ。政治家事務所におくりこんでいるマンパワーもそのひとつということである。

しかも、カルトであるにもかかわらず、非常に実利的で柔軟であるという特徴がある。
教組である文鮮明は、韓国の軍事独裁政権であった朴正煕(朴槿恵の父)の別働隊として勢力を広げ、韓国を中心とした世界の統一を理想とする。
ただし、それは韓国の世界征服という意味ではなく、米国の軍事力と日本の経済力を文鮮明の教えで統一して利用するという、非常に都合の良い話であり、そのためならば目先のことには平気で目をつぶるところがある。
その典型が、嫌韓や排外主義を公言するような勢力に対しても、批判しないどころか知らんぷりして支援するということ。
所詮日本の右翼など、米国の手のひらの上にあると読み切っているのだろう。

そのような柔軟さをもって、自民党だけでなく野党の議員をも多数影響下におき、「その日」がくるのを着々と準備してきた。
「その日」とは、彼らにとってもっとも望ましい人物を日本の権力者におさめる日。
その人物とは 2012年12月に総理に返り咲きし、2013年1月に所信表明演説を行った、安倍晋三である。

気持ちの悪いことに、文鮮明は死の直前の2012年7月の講演で、2013年1月13日を「基元節」と宣言している。
そして、そのころに、文鮮明の四男と安倍晋三は面談していたと、文鮮明の七男は証言している。
まさに、統一教会が総力をあげて誕生させた政権なのだろう。



ところが、2012年9月に文鮮明が死去すると、統一教会には跡目争いが勃発する。

文鮮明の妻の韓鶴子をトップにする主流派と、先ほど出てきた四男、七男が率いる反主流派である。
反主流派は日本サンクチュアリ協会とかいいうものを作っている。
紀藤弁護士の記事よれば、信者はサンクチュアリが人気があるが、莫大な財産は主流派が押さえているとのこと。
裁判はもちろん、抗議活動により逮捕者もでるありさまで、まさに骨肉の争いを現在も繰り広げている。

この分裂劇が、日本の政治家のあいだにどのような影響を及ぼしているのかは、まだ事件のようなものは明らかにされていない。
しかし、これまで一枚岩で自民党をささえていた勢力が大分裂をおこしたのだから、影響が無いわけがない。
支えてもらってきた政治家の多くは、文鮮明に帰依したわけではなく、金と人を出してくれるから言うことを聞いてきたのだろうから、財産を握っている主流派につく可能性が高い。
逆に、少数かもしれないが本気で信心していた連中は、サンクチュアリについて主流派からの支援を切られている可能性もある。

安倍晋三はと言うと、おそらく両派にバランスをとっているのではないか。これは、権力の座にあるからこそできる芸当だ。
両派ともに、なんとか日本政府を牛耳ろうとするから、どっちつかずの安倍晋三を蔑ろにはできない。

そのバランスが崩れたのが、2016年12月の安倍晋三によるトランプ訪問だ。
安倍晋三が就任前のトランプの自宅に飼い犬よろしく駆けつけるにあたっては、外務省ルートではないルートが使われたという。
新潮45の記事によれば、
安倍側近Y → 韓鶴子 → クシュナー → トランプ
 という説が有力らしいが、実はもうひとつルートがあって
安倍 → 文鮮明の四男 → トランプの次男 → トランプ
 の可能性も十分にあるようだ。

「統一教会が安倍・トランプ会談を仕掛けた」説にこれだけの状況証拠! 勝共連合機関誌も2人のタッグを絶賛
2017.1.24 リテラ


骨肉の争いをしている韓鶴子と四男のどちらのルートを使ったのかによって、安倍に対する両派の対応は変わってくるだろう。
記事では、韓鶴子ルートが有力と書いているが、私はその後の森友・加計事件の展開を見ると、四男(サンクチュアリ)ルートだったのではないかという憶測をしている。

安倍一強といわれ、万全のマスコミ対策をしていた安倍政権が、トランプ訪問を境にして急激にマスコミに攻撃されるようになったことは、これまでマスコミの動きを注視してきた人たちの目にはきわめて不自然に映ったはずだ。
どこかからか、OKサインが出ない限り、今のマスコミがあれだけの報道をできるはずはない。

注意しておくべきは、統一教会主流派はこれまでの米日韓軍事同盟=安保マフィアとべったりであり、従来のジャパンハンドラーズやコリアハンドラーズと一体であるということ。
トランプはそれとはまったく異質の流れで登場してきたのであって、従来の安保マフィアにとっては敵だということ。
そして、文鮮明の四男、七男はトランプの次男と親しく、大統領選でもトランプを熱烈応援していたということだ。

従来の安保マフィア ー 統一教会主流派 ー 日本政界
トランプ ー サンクチュアリ派 ー 安倍晋三
 という構図で考えると、今年2月からの安倍晋三に吹き始めた逆風が理解できる。

もちろん、実際はここまで単純なものではなく、安倍晋三も主流派を慰撫することに努めてきただろう。
しかし、その工作が限界にきたことで、一気に解散の決断をしたのではないだろうか。



教科書問題をめぐって、極右派は10年前に分裂し、「新しい歴史教科書をつくる会」と、産経系の「教科書を改善する会」に分かれている。この二つの世話人などを眺めてみると、前者には世界日報の人間が多数いるのに対して、後者はあきらかに日本会議である。
アメーバのように日本の極右に浸透してきた統一教会であるが、安倍の元で国粋意識を刺激された連中によって統一教会系が排除された、という現象ではないかと推測できる。

ここでも、安倍晋三をめぐっての争奪戦があったはずだ。
日本会議系が、図に乗りすぎて従米右翼の則を超えはじめたとき、裏方に徹してきた統一教会はその力を露骨に行使しはじめるだろう。
今年初めからの安倍晋三をめぐる流れは、こうした 統一教会主流派、サンクチュアリ派、日本会議 などが主導権をめぐって争ってきたことの反映だったのではないだろうか。

だれがどのエージェントであるのか。
注意深く観察する必要がある。

小池百合子とトミファ勢力。
これは、安保マフィア-従米右翼-統一教会主流派 と見て間違いなさそうだ。
金がないはずの新党が100人擁立するといっているとことからも、資金源は統一教会主流派だろう。

安倍晋三が早期解散に踏み切ったのは、主流派が安倍を見捨てて小池に乗ったことが確定したからだろう。
それならば、小池の準備が整わないうちに、サンクチュアリ派と日本会議を糾合して闘うしかない、と決断したのだろう。

しかし、安倍政権内にも不気味な動きをする人物はいる。
麻生太郎。
どう考えてもわざと「失言」している。安倍が負けることを望んでいるのではないか。
2009年に政権を明け渡したのも、麻生太郎本人である。

民進党離党者は 統一教会の影響下にあるのではないか。
細野豪志は改憲案を発表してゴタゴタしていた今年4月に世界日報に登場して自説を開陳している。
他の連中も要観察。

統一教会の弱みは、表に出られないことである。
霊感商法や家庭破壊の悪行は、日本人は忘れていない。
トミファが当選した都議にインタビューを禁止したのも、どこかでつながりが漏れることを恐れたのだろう。

大阪で維新が絶大な勢力を持ってしまったのは、自民にとってかわる勢力ではなく、民主党に変わる勢力として、反自民票を根こそぎ持って行ってしまったからだ。
小池新党に対しては同じ轍を踏んではいけない。
新党=統一教会 というキャンペーンを徹底し、自民党の内輪もめ、カルト統一教会と極右日本会議の内ゲバという印象を浸透させなければならない。



統一教会主流派が小池についたとすると、安倍晋三は北朝鮮との連携が難しくなるということでもある。
これまでは、あまりにも都合の良いタイミングにミサイルを飛ばしてもらうことができたけれども、そうした意思疎通が困難になる。
これもまた、安倍にとっては恐怖だろう。

とにかく黙ってアメリカに追従していればよかった時代は、自民党の政治家は楽ちんだった。しかし、今の安倍は重大な決断を迫られている。本気でトランプについていくのか、それとも従来の安保マフィアと復縁するのか、選択を間違えば自らの権力を失う。
かといって、10年前のように権力を投げ出すわけにも行かない。

どういう形であれ、求心力と権力を失えば、加計学園問題で逮捕される運命が待っているからだ。
おそらく今安倍の頭の中にあるシナリオは、ほどほどに負けておいて、選挙の後に小池と連立政権を作るつもりではないか。
首相は譲ったとしても、権力を失わずにすむ。
素人集団は、一度取り込んでしまえばどうにでもなる。

野党に勝機があるとすれば、そうした迫力に欠ける内ゲバとなれ合いの自民VS新党にたいして、明らかに異質な鮮烈なメッセージを国民に届けることだ。
いまだに増税を口にする民進党にそれができるのか、99.9%絶望しつつ、でもそれしかないと言いつづけるしかない。

 野党はこれを言え! 「所得再配分の大改革」
 野党はこれを言え! 「人手不足なんだから盛大に給料アップだぜ」

勝機はある。
あとは それを活かすかどうか だけだ。

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森ゆうこ 自由党参議院議員 講演会

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※講演に先立って、13時からは自由党大阪府連大会を行います

(府連大会は延期)

※解散総選挙の情勢次第で、内容は変更します
 
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2017-09-22(Fri)

野党はこれを言え! 「人手不足なんだから盛大に給料アップだぜ」

なんで うちの設計事務所は最近不景気なんだろうと思って、いろいろ統計を調べていた。そっちの話しは、また別の日に書くとして、そのなかで見付けた数字について、書いておく。

今の日本は、あきらかに人手不足だ、ということ。

20170922-1.png
(単位 万人  青が民主党政権 赤が安倍政権)

15歳~64歳の人口(生産年齢人口)は減っているのに、働いたり求職中の人口(労働力人口)は減少せず、その割合は93年が76%で現在は89%。
失業率は2.8%で、ほぼ完全雇用に近い。
この数字だけを見ると、なんだか日本は景気が回復したんだな と言う気になる。

ところが、

7月の実質賃金1.1%減 ボーナス振るわず
日経新聞 2017/9/22


直近の実質賃金はこんな感じ

20170922-3.png


2016年にはちょっと上向いたんだけど、ここにきてがっくり。

ちなみに長期的にはこんな感じ

20170922-2.png

NIPPONの数字 さんからお借りしました)

なんで、人手不足が深刻になっているのに、給料はなかなか上がらないのだろう。

たしかに、急激に雇用が増えるときは、給料の安い人が相対的に増えるので賃金の平均が下がることはある。
主婦が働きに出ていることや、定年後の再雇用が増えているなど、平均が下がる要因はある。
しかし、今起きている事態は、新規雇用が一気に増えているわけではない。人口が減っているのに、雇用が減っていない という状態なのだ。

人手不足で給料が上がらない どころか下がる、という怪奇現象を一掃する。
これが、野党が訴えるべき政策だ。

対策は、川上からと川下からの 両面作戦だ。

川上からは、大企業から下請への異常な値切りを防止する。
税金が安いから利益を残そうとするので、 法人税率をの累進制をグンと大きくしてやる。
課税所得800万円以上で一律の最高税率(23.4%)にするのではなく、10億円以上は50%くらい徴収すれば、それだけで7兆円くらい税収は増えるし、下請イジメも軽減するはずだ。

20170922-4.png
国税庁 平成27年度 所得階級別・業種別所得金額 より)

川下からは、失業保険を分厚くすることだ。
なぜ給料が高くならないかと言えば、高いとこを探して職場を移ることが困難だからだ。
給料が安すぎて、しばらく転職浪人するだけの余裕がない。で、しかたなく悪条件の会社で働き続ける。

半年くらいは職探ししながらギリギリ食っていけるように、自己都合でも失業保険を8割くらい給付して、あと2割を補填する短期バイトもOKにすれば、あからさまなブラック企業は淘汰される。

両面でやらないと、川下対策だけやるとすぐには給料上げる利益のない中小企業は、ブラックじゃなくても倒産してしまう。
大企業から中小零細へまともな売上が渡るようになってはじめて、賃金の本格的な上昇が望めるということを忘れてはいけない。



だいじなのは、あくまでも 「給料上げるぜ!!」というポジティブな提案でなければ話にならないってこと。

野党(とくにリベラル)のやりがちな 「安倍政権は○○○だからダメだ」 から入っては、ぜんぜん期待してもらえない。
いくら給料上がらないと言っても、いちおう求人は増えてるし、大学生の超就職難は解消されたし、安倍政権になってちょっとはマシ と思ってる人も多い。
まず、ポジティブな提案を盛大にやって、安倍批判はその後である。

ただし、加計隠しについては、これは経済とは別の話。
ガンガンやるべし


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2017-09-21(Thu)

野党はこれを言え! 「所得再配分の大改革」

昨日の記事の続きである。

「減税で 教育の無償化と もっとスンバラシイ社会保障」 を野党は掲げよ と書いた。

※読んでいない人は こちらを先に読んでほしい
 改憲を争点にすれば野党は負ける。いい加減学習しよう。

そのイメージをちょっと書いてみた。

20170921-1.png

ポイントは三つある。

①低所得者には、無条件に機械的な最低保障をする。
 現状の生活保護のような裁量的な保証制度は、補足率(利用率)が非常に低くなる。
 利用者の心理的な負い目がなくなり、行政も多大な負担が軽減できる。

②中間層の負担をなくす。
 現在もっとも負担率の大きな中間層(ざっくり言うと小金持ち)の負担を低くして、消費に回すように誘導する。
 需要の不足する日本経済の機動力にする。

③超富裕層からしっかり取る。
 税・社会保険をふくめて現在の中間層と同等の負担率を適応する。
 現在は低率な株主への配当金課税を所得税なみにする
 それでも超富裕層の莫大な貯蓄からすればわずかな負担。

具体的な仕組みやら税制やらまでは とても私の手には負えないが、こういうイメージで制度設計していけばどうだろうか。

ちなみに、高額納税者に対するインセンティブも必要だ。

真面目な方には怒られるが、ここでカジノを活用したらどうだろうか。
高額納税者だけが入場できる高級カジノ。虚栄心を最大限に満足させてくれる。
もちろん国営にして、胴元のあがりはしっかり歳入として活用する。

天皇を使うという手もある。
高額納税者だけの園遊会をやらかして、「わが国の繁栄に力をつくしてくれて ありがとう」なんて言ってもらえば、この手の人たちは大喜びするんではないか。
もちろん、お土産は勲章だ。

いかんいかん。
プンプンしてる顔が思い浮かぶので、やめておこう。

最後のやつはともかく、「所得再配分の大改革」 はぜひ野党には真面目に考えてもらいたい。


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