反戦な家づくり
木の家をつくる建築家。国産材と自然素材で平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できません。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています。
憲法集会で真っ先にロシア非難を叫ぶことへの強烈な違和感
秘書のおつとめは一段落
あらためて天皇の戦争責任を問う
お悔やみ申し上げま せん
どんな人でも、理不尽に殺されたのだから、哀悼の意を表すべきだという人は、毎日毎日殺された人のために、哀悼の誠を捧げ続けていただきたい。
私はそんな考えでは無いので、縁もゆかりも無い人が殺されたからと言って、お悔やみなど申し上げる気はさらさら無い。
まして、私の中では悪い政治家No.1の人物であればなおさらだ。(橋下徹氏と同率1位)
だからと言って、安倍晋三暗殺を、私が喜んでいるかというとそんなことはない。
瞬間的に想起したのは、2.26事件だ。
血盟団テロから2.26クーデターへの道は、民主主義という妥協の知恵を一瞬で破壊し、排外と強権と戦争への道へ日本を突き落とした。
安部銃撃の報を聞いた瞬間、いよいよその行程に入ってしまったのか、と戦慄した。
あらゆる暴力は許せない、とも言わない。
この世には、どうしようもない暴力にさらされて、生きるためにやむにやまれぬ暴力もある。
大きな暴力は見えにくく、小さい暴力は見えやすい故に、軽薄な「暴力反対」は、大きな暴力だけをはびこらせることになる。
それでもなお、テロで生きやすい世の中は作れない。間違いなく。
テロによる政治は、皮肉なことに、安倍晋三がやろうとしていた強権と恫喝の政治と同じだ。
理想を強制する政治は、その理想が間違っていようが正しかろうが、絶対に生きやすさは生み出さない。
もう一点、安倍暗殺を喜ぶわけにいかない理由。
安倍晋三には、生きて地獄を味わってもらいたかった。
名誉も生きる意味も失って、天命を全うするまで、苦役を担ってもらいたかった。
もともとロクでも無い日本の政治を、ほんとにどうしようも無いことにしてしまったのは、小泉純一郎(私的悪政治家No.2)と、安倍晋三だ。
安倍晋三の大きな暴力で、どれだけの人が殺されたか。
こんなにあっさりと死んでいい人だとは、思えない。
これから、安倍晋三を英雄化する動きが、マスコミを総動員して始まるだろう。
絶対に屈しない。
絶対に哀悼の意など表しない。
断固として、お悔やみなど申しあげ ない!
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明日、7月10日は参議院選挙の投票日
暴力と忖度で大政翼賛政治は始まりかけている今、どこに投票すべきかは明らかだ。
萎縮せず、忖度せず、何が起ころうが「国民の生活」を守ろうとする根性のある政党は、残念ながら一つしか無い。
れいわ新選組
全国どこでも 2枚目は「れいわ」
東京の1枚目は 「山本太郎」
大阪の1枚目は 「やはた愛」
あと1日
こんな時代に突入してしまったからこそ、選挙戦、悔いのないようにやりきりたい
山本太郎
生活フォーラム関西 2022年度総会のお知らせ
市民によるオザワイズムの継承と実践をかかげて、2014年の9月に、小沢一郎さんを大阪に招いて始まった生活フォーラム関西。
なんやかんやで、8年目です。
小沢さんと山本太郎さんとの共同代表だった自由党時代が全盛期で、お二人が立憲とれいわに別れてしまってからは、正直いって足が遠のいてしまった方もおられるようです。
それでも、私は9年前に書いたこの文章は、今でも生きていると思っています。
一郎+太郎=日本の未来 が逆証明されている
2013-08-07 反戦な家づくり
なんで小沢一郎と山本太郎は、露骨な弾圧にさらされるのか。
それは、明らかに彼らは共産党や社民党とは「ちがう」からだ。
「ちがう」のは政策ではない。
政策は、今や共産党も社民党も生活の党も山本太郎も、ほとんど変わらない。
どこが違うのか探すのに骨が折れるくらいだ。
「ちがう」のは、以下の三点だ
1.体制を変える気があるかどうか
2.それが本気かどうか
3.それに現実味があるかどうか
この三つの条件がそろったとき、「平和」に見える日本の様相は一変する。
マスメディアが先鞭を付け、検察・警察が牙をむき、裁判所までが一体になって襲いかかってくる。
これは、2009年からの陸山会事件の実相を知っている人ならば、誰もが実感したことだ。
(引用以上)
今、小沢さんは「数は力」を求めて立憲に入り、太郎さんは「生活が第一」の政策を貫くためれいわを立ち上げました。これは、一つの大きな政治潮流の裏と表だと、私は思っています。
そんなわけで、れいわ新選組の活動にどっぷり浸かっている今日この頃の私ですが、オザワイズムを再確認するという意味でも、生活フォーラム関西の総会に期待しています。
■
今回の総会は、以下の顔ぶれの来賓に参加していただけます
青木愛参議院議員
大椿ゆうこ 参議院予定候補
つじ 恵 参議院予定候補
大石あきこ衆議院議員
大石さんには、30分ほど国会報告をしてもらいます。
真面目な話やら国会裏話やら・・・・
詳細は以下の通り
日時 : 4月24日(日) 午後2:00開場、2:30開始
場所 : PLP 会館 4階小会議室( JR 天満駅、メトロ扇町駅)
参加費 : 無料 (*当日年会費:2,000 円を受け付けいたします。)
申 込 : クリックすると申込フォームにリンク
会場があまり大きくないので、必ず上記から申込みして下さい。
また、会員以外も参加いただけますが、太郎も一郎も好きだ、と言う方はぜひ会場で入会して下さい。
自衛戦争であっても戦争は拒否する
ウクライナ ウクライナ
ウクライナ
なんだよ どーなってんだよ と思った人も多いかも知れない。
【秘書日記】兎にも角にも始まりました
なんでこんなに早いのかと言うと、私の環境が激変したからです。
年頭にも書きましたが、60年を過ぎて、なんと空前絶後、驚天動地、抱腹絶倒、なぜか国会議員秘書という職業につくことになりました。
建築関係の知人には、例外なく「え~~~~~」と絶句されましたが、実は自分が一番驚いています。
政治関係の知人には「やっぱり」と言われることもしばしばありますが、ボランティアと職業としての秘書は全然違います。まず、黒子に徹しなければなりません。
自分が活動家、ではなくて、議員や活動的なサポーターが動きやすい環境作りをするので、立ち位置が違います。
私の場合は、ボランティアでもどっちかというとそういう役回りを買って出ていましたが、それでもやっぱ気持ちが違います。
家族には「あなたのような人間が、人を持ち上げるなんてできるのか」と疑義を呈されました。
もっともです。
宮仕えができないために、ひーひー言いながら自営業やってきたのですから、そんな自分勝手な人間に秘書など勤まるのか、自分でも疑問です。
う~ん、イロイロありますが、なんかそういう流れを感じたからです。
色んなピースが、昨年末にぴたっとはまったのです。
私の頭は唯物論と運命論の両論併記でできているので、今はやるべきだ と思ったんですね。
実際に少しだけやり始めてみて感じるのは、地元活動はあるていど想像ができるのですが、国会の中のことはまったくワンダーランドだということです。
通常国会は、60本とか多ければ100本とかの法案が上程されます。
れいわ新選組は議員が少ないから、手分けをしても一人あたりものすごい数の法案を調べて吟味しなければなりません。
それ以外にも、あちらの団体こちらの団体から、ありとあらゆる申し入れやらなんやらが押し寄せます。
役に立つものもあれば、洗脳されかねないシロモノもあります。
こうした、情報の洪水を整理して、役に立つものだけまとめるのが、国会サイドの秘書の大きな仕事なのかなと感じています。
しかも、当然ですが「秘」書というくらいで厳しい守秘義務があります。
とは言え、国会のことは全国民が知るべきことです。
なにか雲の上みたいに考えるのではなくて、となりのオッチャンが出入りしている場所として、可能な範囲で皆さんに伝えられたらと思います。
2022

橋下徹 VS 大石あきこ 大石が決して負けない合理的な理由
橋下徹に噛みついた女性ということで名を馳せて、ついに国会議員にまでなってしまった大石あきこに、なんと当の橋下本人が噛みつき返したのですから、マスコミも大喜びです。

文通費のことについては、前の記事で書いたので参考にしてもらえるとありがたいです。
「国会議員が「身を切る」アホさ 身を切らずに身を粉にして働け!」
問題は、このバトルの行方です。
テレビに出まくって抜群の知名度を誇る橋下と、全国最後尾の新人議員である大石では、影響力は桁違いです。
番組でも、橋下は生出演で言いたい放題なのに、大石は収録を切り取られての放映です。
そして何より、橋下徹のバックには、大阪では無敵を誇る維新軍団が付いています。
フツウに考えたら、象とアリの闘いで、大石あきこは圧倒的に不利。
橋下+維新+マスコミの力で、大石が潰されてしまうのでは て感じに見えます。
しかし、大石をよく知る支持者も、なにより大石あきこ本人が、まったく負けるとかヤバいという空気がありません。
なぜなら、大石あきこ議員には、橋下徹に絶対に負けない合理的な理由があるからです。
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もちろん、力勝負では橋下+維新+マスコミが何桁も大きいです。
選挙でも、まだまだ維新にガチンコで勝てる状態にはほど遠いのも事実です。
それでも、大石あきこには、勝てなくても負けない秘策というか、理由があるのです。
それは、「人生賭けてる」ということです。
橋下徹という人が、どうやって政敵を潰すのか。典型的なのは、弁護士時代の「光市母子殺害事件弁護団懲戒請求事件」でしょう。
マスコミを使って面白半分に「敵」への攻撃を呼びかけ、「世論」の圧力をかけて相手を潰す。
このときは余りにもあからさまにやったために、橋下本人が大阪弁護士会から懲戒されるということになったため、彼らの戦術は徐々に高度化し、「分かる人には分かる表現」でけしかける、いわゆる「犬笛」攻撃をしかけて、炎上させるわけです。
大炎上させられると、一般人は職場や学校で居場所がなくなり、道を歩くのも恐ろしくなり、周囲も、巻き添いを恐れて助けることもできず、孤立していきます。
身体的な攻撃やあからさまな脅迫がなくとも、それに匹敵する圧力で潰されてしまいます。
これが、橋下徹を始め、維新やネトウヨなどが政敵を潰す常套手段です。
ところが、大石あきこには、この常套戦術がまったく効かないのです。
「人生賭けてる」からです。
一般の人には、犬笛で炎上させられると破壊される普通の生活があります。
並の政治家でもそうです。
しかし、大石あきこという人は、こうした攻撃と闘うこと=自分の生活 なので、何も壊されるものがない。
むしろ、「炎上してラッキー」 なのですから、負ける理由がない。
実際のところ、例えばツイッターですが、バトル開始前はフォロアーが2万ちょっとだったのが、現在4万3千が目前です。たった数日で倍増です。
常連の支援者連中も、当選直後にこれだけ注目されるという「幸運」に大盛り上がりです。
もちろん、大石あきこも生身の人間です。バトルサイボーグではありませんから、喧嘩慣れした橋下や、無責任きわまりない匿名の罵詈雑言に傷つかないわけではありません。
ただ、最近は匿名暴言にも法的な処罰が下るようになりました。
それに、全国から多くの支援者が、「橋下から大石を守れ」と声を上げてくれています。
そんなこんなで、大石あきこは現在 意気軒昂の模様です。
攻撃されればされるほど、それをエネルギーに換えて強くなる。
橋下さん、吉村さん、せっせと燃料供給をよろしくお願いします。
全国の皆さん。大石あきこを守ってください。まずは、ツイッターのフォローをお願いします。10万フォロアーを実現して、橋下徹にショックを与えてやってください。
もうウケるwww
— 大石あきこ れいわ新選組 衆議院議員(大阪5区) (@oishiakiko) November 18, 2021
橋下徹、選挙制度しっかりべんきょせえ!#大石あきこ https://t.co/xyDmAHpCYR
民主主義は口を開けて待っていても落ちてきません。バトルの先にしか未来はありません。
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話変わって 家づくりです。
決してめげない、というつながりで、縁の下の力持ちを紹介したいと思います。

コンクリートの基礎と、白い壁材の間に隙間があります。
えっ すきまって大丈夫なん?と思うかもしれませんが、この隙間が昔の家の「床下換気口」と同じ役目を果たしています。
結構風通しいいです。
もちろん、全部隙間なわけなくて、グレーの四角いパッキンがはさまっているのが見えると思います。
これが実は、家の全体重を支えています。
フツウの家は、このパッキンがプラスティックでできています。
家の全体重を支えてるのがプラスティック・・・・
私はどうしても気持ちが悪くて、別の部材を使っています。
御影石です。

半永久的に劣化しませんし、木造住宅の重さぐらいへのかっぱです。
こういう、完成したら見えなくなるところで、しっかり縁の下の力持ちががんばっています。
てことで、毎度ですが完成見学会は以下の通りです
12月11日(土)と12日(日)
時間は①11時 ②13時半 ③15時
場所は豊中市 阪急宝塚線の岡町駅近く
ご希望の方はメール(info@mei-getsu.com)か、右サイドの「明月社へのご連絡」でお知らせ下さい

国会議員が「身を切る」アホさ 身を切らずに身を粉にして働け!
われらが大石あきこの反撃で、吉村はフガフガになりました。
吉村知事が衆議院議員を退職した2015年10月1日。10月の文通費100万円を受け取ったか、衆議院担当部署に問い合わせたら「100万円受け取った」「返金してない」との回答でした。
— 大石あきこ れいわ新選組 衆議院議員(大阪5区) (@oishiakiko) November 15, 2021
吉村さんと維新はこの6年間、何をやってたんですか?
「やる気がないのに騒いでいるだけ」なのが明らかになりました。
しかし、マスコミは維新の尻馬に乗って「国会議員叩き」に走り始めました。
国会議員は、歳費と文書交通滞在費やらと公設秘書給与でおよそ年間5000万円くらい受け取ります。
さらに、約4000万円X議員数くらいの政党助成金を、これは党が受け取ります。
つまり、国会議員は党の活動も含めて、1人年間9000万円が税金から支払われるのです。
当然ならが、一般の給与生活者とは桁の違う金額です。
「もらいすぎだ~」と言われると、その気になってしまうのも分からなくはないです。
しかし、国会議員とは何なのか、一度落ち着いて考えてみなくてはなりません。
国会議員に金払わなくていい、という話を突き詰めると、国会議員なんて無くていい、ということになります。
おそらく、軽い気持ちでワーワー言っている人たちは、ホントにそう思っているかも知れません。
また、確信犯の維新は、ファシストとして、独裁を指向するものとして、本気で国会を停止させたいと思っていることでしょう。ナチスのように。
いくら今目の前にいる国会議員が情けなくて頼りなくて不甲斐ない連中ばかりだとしても、それでもなお、国会議員を無くしてしまえば、それは独裁国家です。
無くならないまでも、国会議員が働かない度合いに応じて、日本と言う国は独裁的な、生活者の声が届かない国になっていくのです。
そのために、維新が音頭を取って、「国会議員は金をもらいすぎだ」の大合唱をしているのです。
ですから、国民、有権者が上げるべき声は「金をもらいすぎだ」ではなく、「もらった分だけ働け!」です。
たしかに、ろくに働かずに支給された金を、ガッポガッポと懐に貯め込んでいる議員もいるわけで、そういう輩には懲罰を加えるべきでしょう。
そのためには、歳費(給与)は半額にした上で、非課税の活動経費をしっかりと付ければいいのです。
「補佐官」という韓ドラを見ると、韓国の国会議員事務所はすごく充実しています。
ちょっと調べてみたところ、国会議員は補佐官4人、秘書3人、有給インターン2人を採用でき、補佐官と秘書は特別公務員で、給料も大手企業の管理職並みだそうです。
日本は公設秘書がたった3人だけで、いつ失職するか分からない不安定さなのに、給料あまり魅力的じゃないのと比べると、ずいぶん違います。議員の給料は日本よりもかなり低いけれども、活動するために使う金はずっと多そうです。
日本もこんな感じにすればいいのです。
文書と通信と滞在以外に使えないとか変な紐付きにした挙げ句に、領収書なしでOKの金ではなく、活動費ならなんでも使える金をしっかり出して、その代わり収支報告に入れるようにすれば良いだけの話です。
要するに、国会議員が「身を切る」など、とんでもないアホだということです。
国民の負託を受けて、働いて働いて働きまくらなくてはならないのが国会議員の「身」です。
その身を切ってどうするのですか。
維新大嫌いの人でも、変な正義感から「議員は金使うな」的なことを言う人が多いのでびっくりします。
身を切るのではなく、身を粉にして働くのです。
年間予算9000万円の組織として、国民のために働かすのです。
ファシスト維新に騙されちゃいけません。
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話変わって 家づくりです。
ぱっと見はいいけど、中身はどないしょうもない という政治の世界の維新みたいな住宅は、けっこうあります。
一昔前は、建売住宅のかなりの割合が欠陥住宅だった時代もありますが、最近はかなりマシにはなってきました。
むしろ、見た目がカッコイイもののほうが要注意です。
中でも気をつけたほうがいいのが、大きな吹抜です。
吹抜とはすなわち床がないわけですが、床って実は大事な耐震構造なのです。
少し詳しい方は、筋交いとか耐震壁など、壁が大事ということはご存じでしょう。
でも、それに劣らず、2階や3階の床は大事なのです。
ですから、こんな感じの大きな吹抜を見かけたら、注意して下さい

あ、この家は大丈夫ですよ。
ちゃんと吹抜があっても家が崩れないように、私自身が構造計算をしています。
でも、多くの2階建ては構造計算をせずに、無造作に吹抜を作っている場合が多いのです。
ぱっと見だけで、中身の怪しい維新風住宅にはくれぐれもお気をつけを。
写真の家の完成見学会を 12月11日(土)と12日(日)に行います
時間は①11時 ②13時半 ③15時
場所は豊中市 阪急宝塚線の岡町駅近く
ご希望の方はメール(info@mei-getsu.com)か、右サイドの「明月社へのご連絡」でお知らせ下さい

これからの「れいわ」
関西で初めて議席獲得のれいわ 大石議員が初登院 「橋下さんにかみついた原点は今も変わらず」
11/10 関テレ
問題は、これからの「れいわ」です。
以下、私のまったく個人的な思いを書きます。
くれぐれも、大石事務所とかその周辺の意見ではありませんので、よろしく。

あの時は、私たち生活フォーラム関西(自由党グループ)は、自前のカンパで持っていた自由党の街宣車を、れいわ新選組の要請で「れいわ」に看板を取り替え、17日間、近畿ブロックを走り回りました。
選挙が終わり、一時的とは言え支持率が2%程度に上がり、テレビでも「れいわ」が取り上げられるようになったとき、私は太郎さんに以下の提案というかお願いをしました。一部をご紹介します。
「目の前の問題としては、「れいわ新選組」に模様替えして近畿を回った自由党大阪府連の街宣車です。選挙が終わったら廃車にする予定でしたが、生活フォーラムが引き取って来年末まで維持することにしました。私としては、できるだけ走らせたり、街宣したりしたいのですが、勝手にやっていいのか、何をアナウンスすればいいのか、判断がつきません。せっかく太郎さんがメディア出演を頑張っているときに、認知度アップに努めたいと気が焦ります。
枝野さんは、この期に及んでも非減税勢力の結集を目指しているようにも見えます。「枝野の壁」を突き崩すには、まだ一押しふた押しが必要です。まずは、れいわの支持率が5%を超えることが次のインパクトではないでしょうか。
党本部が手一杯で全国の支持者は何をして良いのか分からない。このフリーズ状態を解き放てば、認知度と支持率の獲得に大いに貢献できると思います。」
残念ながら、太郎さんからの返事はなく、当時の事務局長から、れいわ新選組としての街宣車活用はNG、生活フォーラム関西としてやってくれ、という旨のお返事をいただきました。
一気呵成にやってやろう、という意気込みだった仲間たちの心から、プシューと空気が抜けていく音が聞こえるような気がしました。
■
その後しばらくの間、れいわ新選組は音無しの状態が続き、世間のウワサも静まり、支持率もあるかないかの限界状態へと落ちていきました。
そして今回、小選挙区に12人、比例単独で9人の候補を立てたにもかかわらず、221万票、3.77%の得票率でした。2年間で約1%得票率を落としてしまったのです。
3人の当選を勝ち取ったことは、たしかに大きな大きな成果ですが、衆院選におけるれいわ新選組の闘いが「勝ちか負けか」と二分法で問われれば、負けと言わざるを得ません。
それは、今回の候補者の責任と言うよりも、第一義的には2年間の党本部の責任と言えます。
まず、自らの存在意義を、誰にでも分かるように明示しなかったということです。
もともと、立憲などの既成野党にカツ!を入れ、本気にさせるための突出だったはずです。
それが2人の議員を擁する政党として成立したために、「デッドボール上等!」でつっこんでいくのか、今あるれいわ新選組を拡大していくのか、方向が定まらないままズルズルと時が過ぎてしまいました。
第二に、地方組織を否定したことです。
本部直轄でポスターを貼るボランティアのみを集め、各地方で自立した運動を立ち上げることをしませんでした。できなかったのではなく、それを否定してきました。
ポスターボランティアと、大型街宣、という、本部直轄の戦術だけでれいわ新選組は闘おうとしたのです。
その結果が、今回の数字です。
巨大な本部組織があって、数万人のボランディアを有機的に指揮できるのなら、まあそれはそれでアリかもしれませんが、そんなものあるわけがない。(もしそんな本部組織があったらあったで気持ちが悪いし)
289の小選挙区があるならば、289通りの運動組織ができていかなくては、いくら時間をかけてもれいわ新選組は支持率1%未満から脱皮できません。
第三に、野党共闘への態度を表明しなかったことです。
何よりも東京都知事選で、太郎さんが野党統一候補を断って、後から単独で立候補したことは決定的だったと思います。
その後も、安易に共闘に乗らないのはいいとして、「なぜ乗らないのか」「どうなったら乗るのか」 まったく情報発信がありませんでした。支持者の中でも、かつての共産党のような独善的な孤立主義なのかと思われていきました。
東京都の比例票は、2019年の46万票、得票率7.95%から、今回は36万票、得票率5.6%に激減しています。
この厳しい現実を見ないフリしてはなりません。
これも、深読みすれば「全国の支持者、ボランティアの気持ちを考えていたか」ということに帰すると思っています。
党本部が決断すれば、ボラはついてくる、という独善性がなかったか、ぜひ振り返っていただきたいと思います。
(ちなみに、れいわ新選組かいわいが使う「ボラ」という略称も、私は好きになれません。魚みたいだし)
■
こうして振り返ってみれば、逆にこれからの「れいわ」が見えてきませんか。
・目的と目標の明示
・支持者との意見交換、意思疎通
・多様で自立的な地方の運動
なんか地味ですが、私はこの三つだと思います。
簡単じゃないことは、よく分かっています。
支持者、ボランティアの皆さんが、一筋縄でも二筋縄でもいかないし、一癖二癖三癖四癖・・・ とまあ、たいへんな個性派揃いなのも少しは存じています。
それでも、れいわ新選組が、一時的な突出ではなく、これから本格的な政党として政権交代を目指して行くのならば、絶対に避けては通れない道です。
議員が5人になったことで、党の財政も少しはマシになるでしょう。
活動にはガンガンカネを使いながら、財政運営は、ちゃんと透明性をもたすことです。
党本部をブラックボックスにせずに、人民の財産を人民のためにこうやって使ってる ということを明示すべきです。
Party Of the people By the people and For the people です
私も成り行き上、これまでのように「れいわ新選組とは一線を引きます」では済まなくなってしまいました。
でも、言いたいことは言います。
強くて風通しのいい党を育てていくために、「苦言専門係」は口を閉じません。
■■■■
話は変わって家づくりです
ずっとこの欄で書いてきた豊中の家。ついに足場が取れました。
本日、私も、お家の姿に初対面してきました。

この巨大柱はいったい??
少し先ですが12月11日(土)・12(日)に完成見学会を行います
ご希望の方は(家建てなくてもぜんぜん構わないので) info@mei-getsu.com までご連絡を
