2022-04-21(Thu)

生活フォーラム関西 2022年度総会のお知らせ

市民によるオザワイズムの継承と実践をかかげて、2014年の9月に、小沢一郎さんを大阪に招いて始まった生活フォーラム関西。
なんやかんやで、8年目です。

小沢さんと山本太郎さんとの共同代表だった自由党時代が全盛期で、お二人が立憲とれいわに別れてしまってからは、正直いって足が遠のいてしまった方もおられるようです。

それでも、私は9年前に書いたこの文章は、今でも生きていると思っています。

一郎+太郎=日本の未来 が逆証明されている
2013-08-07 反戦な家づくり

なんで小沢一郎と山本太郎は、露骨な弾圧にさらされるのか。
それは、明らかに彼らは共産党や社民党とは「ちがう」からだ。

「ちがう」のは政策ではない。
政策は、今や共産党も社民党も生活の党も山本太郎も、ほとんど変わらない。
どこが違うのか探すのに骨が折れるくらいだ。

「ちがう」のは、以下の三点だ

1.体制を変える気があるかどうか
2.それが本気かどうか
3.それに現実味があるかどうか

この三つの条件がそろったとき、「平和」に見える日本の様相は一変する。
マスメディアが先鞭を付け、検察・警察が牙をむき、裁判所までが一体になって襲いかかってくる。
これは、2009年からの陸山会事件の実相を知っている人ならば、誰もが実感したことだ。

(引用以上)

今、小沢さんは「数は力」を求めて立憲に入り、太郎さんは「生活が第一」の政策を貫くためれいわを立ち上げました。これは、一つの大きな政治潮流の裏と表だと、私は思っています。

そんなわけで、れいわ新選組の活動にどっぷり浸かっている今日この頃の私ですが、オザワイズムを再確認するという意味でも、生活フォーラム関西の総会に期待しています。

今回の総会は、以下の顔ぶれの来賓に参加していただけます

青木愛参議院議員
大椿ゆうこ 参議院予定候補
つじ 恵 参議院予定候補
大石あきこ衆議院議員

大石さんには、30分ほど国会報告をしてもらいます。
真面目な話やら国会裏話やら・・・・

詳細は以下の通り

日時 : 4月24日(日) 午後2:00開場、2:30開始
場所 : PLP 会館 4階小会議室( JR 天満駅、メトロ扇町駅)
参加費 : 無料 (*当日年会費:2,000 円を受け付けいたします。)
申 込 : クリックすると申込フォームにリンク 

会場があまり大きくないので、必ず上記から申込みして下さい。

また、会員以外も参加いただけますが、太郎も一郎も好きだ、と言う方はぜひ会場で入会して下さい。


2022-04-20(Wed)

自衛戦争であっても戦争は拒否する

連日流れるウクライナの惨状。

たしかに侵略を始めたのはロシアだ。

ウクライナは自衛戦争だと言える。

だからこそ、はっきりとわかった。

自衛戦争であっても、戦争は悲惨だ。

自衛戦争であっても、戦争は拒否する。

少なくとも、それが国という単位である限り、私は自衛戦争をも拒否する。

軍だけでなく、市民にまで武器を渡し、出国を禁じ、国のために死ねという指導者を拒否する。

もっとやれ もっとやれと 次々に武器を送り込む「同盟国」を拒否する。

いまや

かつては非武装中立と言っていた人々が、ウクライナ頑張れと声を張り上げる。

かつては自衛隊は違憲と言っていた人々が、自衛隊を使って国を守ると断言する。

今日のウクライナは、明日の日本かも知れない。

攻めてくる明日の敵国は、今日の同盟国かも知れない。

どの国とどの国 そんなことはどうでもいい。

自分が生まれた国だろうと、行ったこともない国だろうと、

国家などのために死ぬことを 殺されることを 私は断固拒否する。
2022-02-28(Mon)

ウクライナ ウクライナ

ウクライナを2回並べたのは、間違いではない。
2つの面からウクライナを見ているからだ。

ロシアの侵略をうけて恐怖におののくウクライナ民衆と、米ロの代理戦争としての内戦を米国側で戦ってきたウクライナと。

私は西側の報道も、もちろんロシアの報道も常に眉唾で見ているが、それにしてもロシアの侵略行為は隠しようがない。そもそもロシア自身が認めている。

プーチンは、「(ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け)8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた人々を守るため、特殊軍事作戦を実行する」ために他に方法がなかったと言いながら、ドンバス地方どころか、ウクライナ全土にミサイルを撃ち込み、少なくとも三方から地上軍を侵攻させた。
標的は軍事施設だけとも言っているが、これも映像を見る限り、程度は解らないが住宅などの民間施設やインフラが犠牲になっているのは間違いない。

両陣営とも、一部のネオナチや大ロシア主義で積極的に戦争に荷担している人々以外は、意に反して兄弟国との戦闘をやらされている。砲撃におびえるウクライナ国民のみならず、そうした両国の兵士もふくめて、戦争の犠牲者が一刻も早く、解放されることを祈る。

ただ、現状を知りたいと思ってニュースをかき集めても、どれが本当なのかなかなか分からない。

たとえば、キエフより東にある第2の都市ハリコフについては、こんな感じだ

ロシア軍がハリコフ中心部に侵攻 市内の集合住宅を砲撃して住人女性1人が死亡 砲撃当時、地下には60人が避難で全員無事
2/27(日) 16:44 ANN

 ロシア軍がウクライナ第2の都市ハリコフの中心部に侵攻し、集合住宅などが砲撃された。ウクライナメディアは、ロシアの軍用車両が27日ウクライナ北東部人口140万人あまりのハリコフの市街地に入ったと伝えた。
 ウクライナ軍との戦闘が現在も続いていて、ウクライナ軍の攻撃を受けてロシア軍の車両が燃えているという情報もある。
 また、ウクライナ内務省によると、ロシア軍がハリコフ市内の集合住宅を砲撃し、住人の女性1人が死亡、20人が救助されたということだ。砲撃を受けた当時、地下には60人が避難していて全員無事ということだ。
(引用以上)

ウクライナ、ロシアとの対話で合意 前提条件は設けず
2022年2月27日 19:06 日経

 ロシアのプーチン大統領は27日、核戦力を含む軍の核抑止部隊に任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するようショイグ国防相らに指示した。核戦力をちらつかせ、対ロ制裁を強化した欧米をけん制する狙いとみられる。ウクライナ大統領府は27日、ロシアの代表団と停戦協議を行うと明らかにしたが、緊張は高まっており、協議の成否は不透明だ。
 ロシア国営テレビによると、プーチン氏は「北大西洋条約機構(NATO)から攻撃的な発言がなされている」と述べ、欧米への反発をあらわにした。一方、米国防総省高官は27日、記者団にプーチン氏の指示について「不必要であるだけでなく、緊張に拍車をかける措置だ」と批判した。「誤解が生じるととても危険だ」とも語り、偶発的な核使用にも懸念を示した。
 一方、ウクライナ大統領府は同日、ベラルーシとの国境地帯でロシア側の代表団と前提条件なしの停戦協議を行うと明らかにした。前提条件なしの対話はウクライナのゼレンスキー大統領が呼びかけていた。多数の市民が犠牲になる本格的な市街戦を避けたい考えがあったとみられる。
 ただ、ウクライナ各地では戦闘が続いている。ウクライナメディアは27日、内務省幹部の話としてキエフ近郊のブチャで約30台のロシア軍装甲車が進軍していると伝えた。ウクライナ政府によると同日、北東部にある同国第2の都市ハリコフにもロシア軍が侵攻し、一時市街戦になった。
(引用以上)

ハリコフでロシア軍撃退とウクライナ表明
2022/2/27 20:22 共同(リビウ)

ウクライナメディアによると、ウクライナ内務省当局者は27日、東部ハリコフに侵入したロシア軍部隊を撃退したと表明した。(引用以上)

ロ軍、ウクライナ第2の都市に突入 首都攻防激化―プーチン氏「核抑止力引き上げ」
2022年02月27日23時34分 時事通信

 【モスクワ、イスタンブール時事】24日にウクライナへの本格侵攻を開始したロシア軍は27日、制圧を目指す首都キエフ一帯で、ウクライナ軍と激しい攻防戦を繰り広げた。北東部の第2の都市ハリコフでも戦闘が発生。ロシア側は南部の2都市も包囲したと主張し、一気に攻勢を強めている。ロシアのプーチン大統領は27日、核戦力を念頭に「抑止力」を特別態勢に引き上げるよう命じた。(中略)
 ウクライナ当局は、ハリコフ中心部にロシア軍部隊が突入し、ウクライナ軍と交戦していると明らかにした。ハリコフ周辺部でも衝突が起き、当局は市民に対し「決してシェルターを出てはいけない」と呼び掛けている。
 タス通信によると、ロシア国防省は同国軍がウクライナ南部へルソンと南東部ベルジャンシクの2都市を完全に包囲したと主張した。その他の各地でも攻撃が続き、民間施設が被弾するケースも相次いでいる。
 一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は27日、「ロシア代表団がウクライナとの交渉のため、ベラルーシに到着した」と表明し、停戦交渉を始める姿勢を示した。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ベラルーシ国内での交渉には応じられないとしつつ、ポーランドのワルシャワなど5都市を開催地の候補に挙げ、ロシア側に提案したことを明らかにした。
 ゼレンスキー氏はその後、ベラルーシのルカシェンコ大統領と電話会談し、ロシア代表団との交渉を「前提条件なし」にウクライナとベラルーシの国境地帯で行うことに同意した。
(引用以上)

もっとも激戦になっていると言われているハリコフについては、120万人の都市なのにライブカメラ映像が見当たらない。
キエフのライブカメラはたくさん有り、それらを見ると、たしかに人の出は少ないし、今日の昼の映像だと遠方に上がっている煙は見えるが、以外と普通に人が歩いている。



恐ろしいのは、各国で「反戦」を語りながら、いのちの危機にある住民や兵士を道具のように泥沼に引きずり込む動きが激化していることだ。

「もっと多くの武器供与を」 米首都デモ、ウクライナ支援強化訴え
2022/2/27 産経

米首都ワシントン中心部のホワイトハウス前でデモが開かれた。数百人が参加し、バイデン米政権に一層厳しい対ロ制裁を要求。ウクライナを守るため「もっと多くの武器供与を」と支援強化を訴えた。参加者は青と黄色のウクライナ国旗を掲げ、ロシアのミサイル攻撃などで民間人にも被害が出ていると非難。「ウクライナと連帯する」「今すぐプーチンを止めろ」と声を上げた。(引用以上)

日本でもテレビでコメンテーターが平気で同じようなことを言っている。
「じゃあ おまえが銃もって行けよ」と言いたくなる。
武器を供給されて死んでいくのは、ウクライナとロシアの民衆(兵士含む)なのだ。

今他国がやるべきなのは、武器の供給ではなく、停戦の仲介だ。
一度はフランス、ドイツが仲介して締結したミンスク合意まで立ち戻り、NATOとロシアとの等距離中立を確立する以外に、現実的にウクライナが平和に生きていける道はない。

ただし、それを主導する大統領は、国内のネオナチから命を狙われるだろう。
ウクライナのネオナチは、昨日今日できたぽっと出ではなく、ウクライナの歴史と社会に残念ながら根付いているものだということが、2016年にオリバー・ストーン監督によって作られたこのドキュメンタリーを見るとわかる。題字をクリックすると映像のページにリンクしている。無料で公開されている。


(以下説明文を引用)
ウクライナの歴史と近年に起こされたカラー革命と呼ばれるクーデターの仕組みを解説しています。2016年に制作されたドキュメンタリーです。
2014年、キエフのマイダン独立広場で起こされた虐殺は、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領を追放するために起こされたクーデターだったのです。

西側メディアはヤヌコーヴィチ政権とロシアを加害者として描いています。しかし、本当にそうだったのでしょうか?
このクーデターにより、炎上したウクライナは、2004年のオレンジ革命、2014年の反乱、そして民主的に選ばれたヤヌコビッチ政権の転覆につながりました。
この悲劇を西側メディアは民主主義の革命として大きく取り上げましたが、実際にはウクライナに戦後生き延びたネオナチ民族主義者と米国務省によって脚本・演出されたクーデターであったことが知られています。
この様なカラー革命は世界中至るところで起こされています。それは如何にして起こされて来たのでしょうか?
そのテクニックをオリバーストーン監督は、分かりやすく描いています。(引用以上)

私が停戦のために一番心配していいるのは、ネオナチをとおして米国がウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけ、容易に停戦協議に着かせないことだ。
実際、26日から何回も「協議の用意がある」と言いながら、いざロシアが協議に乗るとゼレンスキーなんやかんや理由を付けて拒否している。

ただでさえ米国はそうした間接的侵略を常套手段としているうえに、大統領がバイデンであるという大きなリスクがある。
つまり、あのハンター・バイデンの親父だということだ。



バイデン氏は、2009年にオバマ政権の副大統領に就任して以来、ウクライナの親欧米派の民主運動と深く関わり、“脱ロシア”の動きを後押ししました。

しかし2014年の政変で、ウクライナのクリミアをロシアが併合した当時、アメリカの情報機関は、ロシア軍とみられる武装集団による秘密工作を事前に察知できず、「情報戦で敗北を喫した」と批判されました。
またその頃、次男のハンター・バイデン氏がウクライナのガス会社役員に就任して多額の報酬を受け、後にトランプ前大統領が職権を乱用してウクライナのゼレンスキー大統領にバイデン氏親子の捜査を求めたとされる、いわゆるウクライナ疑惑の発端になりました。(引用以上)

文中の「親欧米派の民主運動と深く関わり」というのは、普通の言葉にすれば、「ネオナチ勢力に資金供与して指導育成していた」ということになる。その張本人が大統領になってしまったのだ。
もちろんこの戦争の直接的な責任はプーチンにある。核の脅しまで振り回す暴虐ぶりだ。
その上で言うと、米国の大統領が、よりによってバイデンでなければ、ここまで事態は悪化しなかっただろう。

最期に、ウクライナから避難しないことを選択した山本さん(仮名)のインタビュー記事を紹介したい。


山本 (略) ソ連崩壊以降、ロシア人とウクライナ人は、国は違っても血のつながった親族同士のような関係だったわけです。それが互いに血を流す状況に追い込まれている。プーチン大統領がそういった行為を実行したことに腹立たしい部分もありますし、それに目をつぶっているクレムリン(官邸)や周り、声を挙げないロシア人に対しても憤りを感じています。

――戦地となるのに、山本さんがすごく落ち着いていらっしゃるように窺えます。

山本 22年ここにいますし、実はつい先日もロシアの方に行ってきたばかりなんです。コロナの検査もそうですが、入国審査で別室に連れて行かれたりとか、国をまたぐような移動をしているとロシアとウクライナの情勢を肌で感じることも多いので、慣れてしまっているというのもあると思います。
 ここ1カ月ほどで、急にロシアがウクライナを囲むように軍を配置して「とんでもないことを始めた」と世界では見られていますが、8年間この状況というのはずっと続いてきました。ウクライナ人にとっては8年間継続してきた中で、その一端が激しくなってきているという感覚なので、それほど慌ててもいなかったです。「ロシアならやるかもしれないな」という方向での心構えはあったと思います。(引用以上)

「反戦」が好戦的で非人道的で核武装まで求めるやつらに乗っ取られている今日、冷静に、現実的に事態を把握し、とにかく一人でも多くの命を救うためにどうすれば良いのか、それを考え求めるということを、私の大原則としたい。
そのために、いろいろとソースを集めてみた。

下手人プーチンを決して許すものではないが、「プーチンを倒せ!」と叫んでウクライナ民衆の命を踏みにじるような奴らから「反戦」を取り戻し、一刻も早い停戦を求める。

2022-02-14(Mon)

ウクライナ

「戦争はいらない」掲出問題なし ウクライナ選手にIOC
2/13 共同通信

国際オリンピック委員会のデュビ五輪統括部長は13日、ロシアと緊張状態にあるウクライナのスケルトン男子選手が北京冬季五輪でのレース後に「NO WAR IN UKRAINE(ウクライナに戦争はいらない)」と書かれた紙をテレビカメラに向けて掲げた行為について、IOCは問題視しないと明言した。
(引用以上)

このニュースを見て、「けしからん」と思った人はあまりいないだろう。
自国で戦争は要らない という訴えに、この選手の政治的な立場がどうであろうと賛同する。

ところで、先日の衆議院本会議で、こんなあった。

国会でウクライナ決議採択 れいわ反対で全会一致ならず
2/9FNN

ロシアとの緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、国会では、「状況を深く憂慮し、力による現状変更は断じて容認できない」などとする決議を衆参両院で採択した。
自民党・宮沢洋一議員「ウクライナ国境付近の情勢は、国外勢力の動向によって不安定化しており、緊迫した状況が継続している。いかなる国であろうとも、力による現状変更は断じて容認できない」
8日の衆議院に続き、9日の参議院本会議で採択された決議では、ロシアを名指しで非難することは避けつつ、「ウクライナ国民と常にともにあることを表明する」と連帯を示した。
また、日本政府に対しては、国際社会と連携して、緊張の緩和と平和の実現を目指すことを求めている。
一方、れいわ新選組は、「状況の悪化を後押しする決議になりかねない」として反対し、全会一致とはならなかった。

あれ、れいわ新選組は反対?
なんだよ どーなってんだよ と思った人も多いかも知れない。

決議案の全文はこちら

ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議案
(第二〇八回国会、決議第二号)

ウクライナは、EUとロシアの間に位置することから、地政学上、地域の安定を実現する上で重要な役割を担っている。我が国は、ウクライナの主権と領土の一体性を一貫して支持している。そして、同国の民主化・自由化を推進し、地域の平和と安定に寄与するために、G7をはじめとする国際社会と協調しつつ、同国に対する支援を行ってきている。
そのような中で、昨年後半以降、ウクライナ国境付近の情勢は国外勢力の動向によって不安定化しており、緊迫した状況が継続している。
本院は、こうした状況を深く憂慮し、自国と地域の安定を望むウクライナ国民と常に共にあることを表明する。いかなる国であろうとも、力による現状変更は断じて容認できない。そのため、関係する国々に対し、外交努力を通じ、地域の安定が早期に回復するよう求める。
政府においては、本院の意を体し、国際社会とも連携し、あらゆる外交資源を駆使して、ウクライナの緊張状態の緩和と速やかな平和の実現に全力を尽くすことを強く要請する。
右決議する。
(引用以上)

私がこの決議文で気になったのは、黄色いマーカーを引いた2箇所だ。
まずG7。これは従来のG8からクリミア問題を理由にロシアを排除したもの。文中ではロシア名指しを避けているが、G7の一言で実質的にロシア非難決議になっている。

それと「自由」だ。自由そのものが悪いのではなく、ウクライナで「自由」というのは特別な意味があるからだ。
スヴォボーダ、全ウクライナ連合「自由」という政党がある。2014年の政変時には平和的なデモを暴動に扇動し、暫定政権では中枢を担ったネオナチである。

どっかの国で、日本の「自由民主」を支持する、なんていう決議があがったら、日本人はどう受け取る?
自民党応援としか思えないはずだ。
決議文の提案者は日本ウクライナ議連なので、そうした事情を知らないわけがない。意図的な暗喩にちがいない。

そんなわけで、れいわ新選組が反対したことにはまったく異論はない。
参考までに、れいわ新選組の声明はこちらのリンクから見ていただきたい。


その上で、私がウクライナを思うときに、まず浮かぶのは「棄民」という言葉だ。
ソ連が崩壊したとき、ウクライナが独立した最大の理由は、チェルノブイリだった。石棺と化しながら放射能を流し続けるチェルノブイリ原発を、未来永劫管理し続ける運命を背負わされてソ連から捨てられたように、私には見えた。

そのウクライナが、今また大国のパワーゲームの狭間でもてあそばれている。
現在のウクライナ政府は、2014年の米国が後押しした政変の後継であるだけに、米欧よりかのように思われているが、必ずしもそうではない。


ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる侵攻が迫っているとするアメリカ政府の見解について、「こうした情報はパニックを引き起こすだけで我々の助けにはならない」と指摘しました。
(引用以上)

ウクライナ国内の情勢は複雑で、何につけ断言が難しいけれども、ウクライナ国民の困難の歴史と、今なお大国の板挟みになりながらギリギリの道を探る様を見ると、決議案の中の「ウクライナ国民と共にある」の部分だけは、れいわ新選組の見解とはちがって、私は同意したい。

ウクライナ
実を言えば、2014年から8年間、ほとんど意識してこなかった。
ゼレンスキー大統領のことも知らなかった。

不純な動機の決議だったけれども、これをきっかけにもう一度意識の上らせることができた。
毎日の目の前の業務に追いまくられる日々の中で、知ること、考えるを諦めてはいけないなあと、実感した次第。



2022-01-17(Mon)

【秘書日記】兎にも角にも始まりました

あっという間に1月が半分過ぎてしまいました。
なんでこんなに早いのかと言うと、私の環境が激変したからです。
年頭にも書きましたが、60年を過ぎて、なんと空前絶後、驚天動地、抱腹絶倒、なぜか国会議員秘書という職業につくことになりました。

建築関係の知人には、例外なく「え~~~~~」と絶句されましたが、実は自分が一番驚いています。
政治関係の知人には「やっぱり」と言われることもしばしばありますが、ボランティアと職業としての秘書は全然違います。まず、黒子に徹しなければなりません。
自分が活動家、ではなくて、議員や活動的なサポーターが動きやすい環境作りをするので、立ち位置が違います。
私の場合は、ボランティアでもどっちかというとそういう役回りを買って出ていましたが、それでもやっぱ気持ちが違います。

家族には「あなたのような人間が、人を持ち上げるなんてできるのか」と疑義を呈されました。
もっともです。
宮仕えができないために、ひーひー言いながら自営業やってきたのですから、そんな自分勝手な人間に秘書など勤まるのか、自分でも疑問です。

なのに、なんで引き受けたのか・・・・
う~ん、イロイロありますが、なんかそういう流れを感じたからです。
色んなピースが、昨年末にぴたっとはまったのです。
私の頭は唯物論と運命論の両論併記でできているので、今はやるべきだ と思ったんですね。

実際に少しだけやり始めてみて感じるのは、地元活動はあるていど想像ができるのですが、国会の中のことはまったくワンダーランドだということです。
通常国会は、60本とか多ければ100本とかの法案が上程されます。
れいわ新選組は議員が少ないから、手分けをしても一人あたりものすごい数の法案を調べて吟味しなければなりません。
それ以外にも、あちらの団体こちらの団体から、ありとあらゆる申し入れやらなんやらが押し寄せます。

一方で、議員が要求すれば、省庁や国会の調査局や国会図書館などは、もろもろ資料を作成して提出してきます。
役に立つものもあれば、洗脳されかねないシロモノもあります。
こうした、情報の洪水を整理して、役に立つものだけまとめるのが、国会サイドの秘書の大きな仕事なのかなと感じています。

私は今のところ地元大阪を中心にしていますので、国会のことは少しずつしか分かりません。
しかも、当然ですが「秘」書というくらいで厳しい守秘義務があります。
とは言え、国会のことは全国民が知るべきことです。
なにか雲の上みたいに考えるのではなくて、となりのオッチャンが出入りしている場所として、可能な範囲で皆さんに伝えられたらと思います。

これまでの住宅設計や建築の仕事も少しずつ続けながらの二足のわらじなので、かなり忙しく、どれだけブログを書けるかわかりませんが、せっかくの貴重な体験なので、がんばってみます。


2022-01-01(Sat)

2022

ほぼ人生最悪の2021が終わり、やっと2022へ突入しました。

久しぶりにブログを書こうとしたら、FC2の編集画面がすっかり変わっていました。

2022は、すっかり変わった新年になってほしいと切に願います。

昨年は、テレビが壊れ、炊飯器が壊れ、壁掛け時計が壊れ、電気ポットが壊れ、車は2回も壊れました。

春にはヤクザみたいな連中に軟禁脅迫され、夏前には某市役所に建築の申請をとことん妨害され、秋には父を亡くしました。

そんな最悪の一年も、冬の訪れとともに少し流れが変わってきました。

某市役所の妨害を打ち破って完成した住宅は、これまで設計した中でも指折りの作品になりました。

これまで応援してきた選挙は全敗だったのに、なんと大石あきこさんが初当選しました。

ちょっと光が見え始めつつ、大掃除でガラストップコンロのガラスをぶち割り、車が2度目の故障で正月に帰省できないという闇が併走しつつ、2022に突入です。

この際、思いっきりぶっ飛んで闇を抜け出すしかない。

そんなわけで、今年から二足の草鞋を履くことにしました。

これまでの木の家を設計する明月社は続けますが、平日は別の仕事をすることにしました。

まさか自分でもこんな仕事をすることになるとは、ほんの少し前まで思ってもみませんでした。

本日より、国会議員秘書をつとめさせてもらいます。

いくら政治に関わってきたとは言え、あくまで市民運動です。

国会議員の日常や、国会の運営などまっっっっっったく知りません。

60歳の1年生です。

どうなることやら、差し支えない限り、このブログでも報告してみようと思っています。

ただし、ブログはあくまで個人ですから、議員に向けてのなんやかんやをコメントされても、一切反応しませんので悪しからず。

ではでは、2022年、建築家兼新人議員秘書としての挑戦を、できるだけ大目に見守っていただけましたら幸いです。


2021-11-18(Thu)

橋下徹 VS 大石あきこ  大石が決して負けない合理的な理由

「文通費が1日で100万円」が発端で、橋下VS大石のバトルが発生。大変面白ことになっています。
橋下徹に噛みついた女性ということで名を馳せて、ついに国会議員にまでなってしまった大石あきこに、なんと当の橋下本人が噛みつき返したのですから、マスコミも大喜びです。

20211118-1.jpg

文通費のことについては、前の記事で書いたので参考にしてもらえるとありがたいです。
国会議員が「身を切る」アホさ 身を切らずに身を粉にして働け!

問題は、このバトルの行方です。
テレビに出まくって抜群の知名度を誇る橋下と、全国最後尾の新人議員である大石では、影響力は桁違いです。
番組でも、橋下は生出演で言いたい放題なのに、大石は収録を切り取られての放映です。
そして何より、橋下徹のバックには、大阪では無敵を誇る維新軍団が付いています。

フツウに考えたら、象とアリの闘いで、大石あきこは圧倒的に不利。
橋下+維新+マスコミの力で、大石が潰されてしまうのでは て感じに見えます。

しかし、大石をよく知る支持者も、なにより大石あきこ本人が、まったく負けるとかヤバいという空気がありません。
なぜなら、大石あきこ議員には、橋下徹に絶対に負けない合理的な理由があるからです。



もちろん、力勝負では橋下+維新+マスコミが何桁も大きいです。
選挙でも、まだまだ維新にガチンコで勝てる状態にはほど遠いのも事実です。

それでも、大石あきこには、勝てなくても負けない秘策というか、理由があるのです。
それは、「人生賭けてる」ということです。

橋下徹という人が、どうやって政敵を潰すのか。典型的なのは、弁護士時代の「光市母子殺害事件弁護団懲戒請求事件」でしょう。
マスコミを使って面白半分に「敵」への攻撃を呼びかけ、「世論」の圧力をかけて相手を潰す。
このときは余りにもあからさまにやったために、橋下本人が大阪弁護士会から懲戒されるということになったため、彼らの戦術は徐々に高度化し、「分かる人には分かる表現」でけしかける、いわゆる「犬笛」攻撃をしかけて、炎上させるわけです。

大炎上させられると、一般人は職場や学校で居場所がなくなり、道を歩くのも恐ろしくなり、周囲も、巻き添いを恐れて助けることもできず、孤立していきます。
身体的な攻撃やあからさまな脅迫がなくとも、それに匹敵する圧力で潰されてしまいます。

これが、橋下徹を始め、維新やネトウヨなどが政敵を潰す常套手段です。

ところが、大石あきこには、この常套戦術がまったく効かないのです。
「人生賭けてる」からです。

一般の人には、犬笛で炎上させられると破壊される普通の生活があります。
並の政治家でもそうです。

しかし、大石あきこという人は、こうした攻撃と闘うこと=自分の生活 なので、何も壊されるものがない。
むしろ、「炎上してラッキー」 なのですから、負ける理由がない。

実際のところ、例えばツイッターですが、バトル開始前はフォロアーが2万ちょっとだったのが、現在4万3千が目前です。たった数日で倍増です。
常連の支援者連中も、当選直後にこれだけ注目されるという「幸運」に大盛り上がりです。

もちろん、大石あきこも生身の人間です。バトルサイボーグではありませんから、喧嘩慣れした橋下や、無責任きわまりない匿名の罵詈雑言に傷つかないわけではありません。
ただ、最近は匿名暴言にも法的な処罰が下るようになりました。
それに、全国から多くの支援者が、「橋下から大石を守れ」と声を上げてくれています。

そんなこんなで、大石あきこは現在 意気軒昂の模様です。

攻撃されればされるほど、それをエネルギーに換えて強くなる。
橋下さん、吉村さん、せっせと燃料供給をよろしくお願いします。

全国の皆さん。大石あきこを守ってください。まずは、ツイッターのフォローをお願いします。10万フォロアーを実現して、橋下徹にショックを与えてやってください。

民主主義は口を開けて待っていても落ちてきません。バトルの先にしか未来はありません。
(文中敬称略)


■■■■

話変わって 家づくりです。

決してめげない、というつながりで、縁の下の力持ちを紹介したいと思います。
20211118-2.jpg
コンクリートの基礎と、白い壁材の間に隙間があります。
えっ すきまって大丈夫なん?と思うかもしれませんが、この隙間が昔の家の「床下換気口」と同じ役目を果たしています。
結構風通しいいです。

もちろん、全部隙間なわけなくて、グレーの四角いパッキンがはさまっているのが見えると思います。
これが実は、家の全体重を支えています。

フツウの家は、このパッキンがプラスティックでできています。
家の全体重を支えてるのがプラスティック・・・・
私はどうしても気持ちが悪くて、別の部材を使っています。
御影石です。
20211118-3.jpg
半永久的に劣化しませんし、木造住宅の重さぐらいへのかっぱです。
こういう、完成したら見えなくなるところで、しっかり縁の下の力持ちががんばっています。

てことで、毎度ですが完成見学会は以下の通りです
12月11日(土)と12日(日)
時間は①11時 ②13時半 ③15時  
場所は豊中市 阪急宝塚線の岡町駅近く
ご希望の方はメール(info@mei-getsu.com)か、右サイドの「明月社へのご連絡」でお知らせ下さい











2021-11-15(Mon)

国会議員が「身を切る」アホさ 身を切らずに身を粉にして働け!

維新の吉村がおのれのことを棚に上げて「10月31日のたった1日で文書交通費100万はけしからん」とかほざいて、橋下徹も乗っかったせいで、一気に「国会議員は金をもらいすぎだ」という空気が蔓延しています。

われらが大石あきこの反撃で、吉村はフガフガになりました。

しかし、マスコミは維新の尻馬に乗って「国会議員叩き」に走り始めました。

国会議員は、歳費と文書交通滞在費やらと公設秘書給与でおよそ年間5000万円くらい受け取ります。
さらに、約4000万円X議員数くらいの政党助成金を、これは党が受け取ります。
つまり、国会議員は党の活動も含めて、1人年間9000万円が税金から支払われるのです。

当然ならが、一般の給与生活者とは桁の違う金額です。
「もらいすぎだ~」と言われると、その気になってしまうのも分からなくはないです。
しかし、国会議員とは何なのか、一度落ち着いて考えてみなくてはなりません。

国会議員に金払わなくていい、という話を突き詰めると、国会議員なんて無くていい、ということになります。
おそらく、軽い気持ちでワーワー言っている人たちは、ホントにそう思っているかも知れません。
また、確信犯の維新は、ファシストとして、独裁を指向するものとして、本気で国会を停止させたいと思っていることでしょう。ナチスのように。

いくら今目の前にいる国会議員が情けなくて頼りなくて不甲斐ない連中ばかりだとしても、それでもなお、国会議員を無くしてしまえば、それは独裁国家です。
無くならないまでも、国会議員が働かない度合いに応じて、日本と言う国は独裁的な、生活者の声が届かない国になっていくのです。
そのために、維新が音頭を取って、「国会議員は金をもらいすぎだ」の大合唱をしているのです。

ですから、国民、有権者が上げるべき声は「金をもらいすぎだ」ではなく、「もらった分だけ働け!」です。
たしかに、ろくに働かずに支給された金を、ガッポガッポと懐に貯め込んでいる議員もいるわけで、そういう輩には懲罰を加えるべきでしょう。
そのためには、歳費(給与)は半額にした上で、非課税の活動経費をしっかりと付ければいいのです。

「補佐官」という韓ドラを見ると、韓国の国会議員事務所はすごく充実しています。
ちょっと調べてみたところ、国会議員は補佐官4人、秘書3人、有給インターン2人を採用でき、補佐官と秘書は特別公務員で、給料も大手企業の管理職並みだそうです。
日本は公設秘書がたった3人だけで、いつ失職するか分からない不安定さなのに、給料あまり魅力的じゃないのと比べると、ずいぶん違います。議員の給料は日本よりもかなり低いけれども、活動するために使う金はずっと多そうです。

日本もこんな感じにすればいいのです。
文書と通信と滞在以外に使えないとか変な紐付きにした挙げ句に、領収書なしでOKの金ではなく、活動費ならなんでも使える金をしっかり出して、その代わり収支報告に入れるようにすれば良いだけの話です。

要するに、国会議員が「身を切る」など、とんでもないアホだということです。
国民の負託を受けて、働いて働いて働きまくらなくてはならないのが国会議員の「身」です。
その身を切ってどうするのですか。
維新大嫌いの人でも、変な正義感から「議員は金使うな」的なことを言う人が多いのでびっくりします。

身を切るのではなく、身を粉にして働くのです。
年間予算9000万円の組織として、国民のために働かすのです。

ファシスト維新に騙されちゃいけません。

■■■■

話変わって 家づくりです。

ぱっと見はいいけど、中身はどないしょうもない という政治の世界の維新みたいな住宅は、けっこうあります。

一昔前は、建売住宅のかなりの割合が欠陥住宅だった時代もありますが、最近はかなりマシにはなってきました。
むしろ、見た目がカッコイイもののほうが要注意です。

中でも気をつけたほうがいいのが、大きな吹抜です。
吹抜とはすなわち床がないわけですが、床って実は大事な耐震構造なのです。

少し詳しい方は、筋交いとか耐震壁など、壁が大事ということはご存じでしょう。
でも、それに劣らず、2階や3階の床は大事なのです。

ですから、こんな感じの大きな吹抜を見かけたら、注意して下さい

IMG20211110144945.jpg

あ、この家は大丈夫ですよ。
ちゃんと吹抜があっても家が崩れないように、私自身が構造計算をしています。

でも、多くの2階建ては構造計算をせずに、無造作に吹抜を作っている場合が多いのです。
ぱっと見だけで、中身の怪しい維新風住宅にはくれぐれもお気をつけを。

写真の家の完成見学会を 12月11日(土)と12日(日)に行います
時間は①11時 ②13時半 ③15時  
場所は豊中市 阪急宝塚線の岡町駅近く

ご希望の方はメール(info@mei-getsu.com)か、右サイドの「明月社へのご連絡」でお知らせ下さい




2021-11-10(Wed)

これからの「れいわ」

今日は新人議員の初登院ということで、各紙が大石あきこさんのことも取り上げていますが、議員が国会に行くのは当たり前の話なので、そのへんはリンクだけ書いておいて、スルーします。

関西で初めて議席獲得のれいわ 大石議員が初登院 「橋下さんにかみついた原点は今も変わらず」
11/10 関テレ


問題は、これからの「れいわ」です。

以下、私のまったく個人的な思いを書きます。
くれぐれも、大石事務所とかその周辺の意見ではありませんので、よろしく。

20211110-2.jpg2年前、参院選で228万票、得票率4.6%を集めました。
あの時は、私たち生活フォーラム関西(自由党グループ)は、自前のカンパで持っていた自由党の街宣車を、れいわ新選組の要請で「れいわ」に看板を取り替え、17日間、近畿ブロックを走り回りました。

選挙が終わり、一時的とは言え支持率が2%程度に上がり、テレビでも「れいわ」が取り上げられるようになったとき、私は太郎さんに以下の提案というかお願いをしました。一部をご紹介します。
「目の前の問題としては、「れいわ新選組」に模様替えして近畿を回った自由党大阪府連の街宣車です。選挙が終わったら廃車にする予定でしたが、生活フォーラムが引き取って来年末まで維持することにしました。私としては、できるだけ走らせたり、街宣したりしたいのですが、勝手にやっていいのか、何をアナウンスすればいいのか、判断がつきません。せっかく太郎さんがメディア出演を頑張っているときに、認知度アップに努めたいと気が焦ります。

枝野さんは、この期に及んでも非減税勢力の結集を目指しているようにも見えます。「枝野の壁」を突き崩すには、まだ一押しふた押しが必要です。まずは、れいわの支持率が5%を超えることが次のインパクトではないでしょうか。

党本部が手一杯で全国の支持者は何をして良いのか分からない。このフリーズ状態を解き放てば、認知度と支持率の獲得に大いに貢献できると思います。」

残念ながら、太郎さんからの返事はなく、当時の事務局長から、れいわ新選組としての街宣車活用はNG、生活フォーラム関西としてやってくれ、という旨のお返事をいただきました。
一気呵成にやってやろう、という意気込みだった仲間たちの心から、プシューと空気が抜けていく音が聞こえるような気がしました。



その後しばらくの間、れいわ新選組は音無しの状態が続き、世間のウワサも静まり、支持率もあるかないかの限界状態へと落ちていきました。
そして今回、小選挙区に12人、比例単独で9人の候補を立てたにもかかわらず、221万票、3.77%の得票率でした。2年間で約1%得票率を落としてしまったのです。

3人の当選を勝ち取ったことは、たしかに大きな大きな成果ですが、衆院選におけるれいわ新選組の闘いが「勝ちか負けか」と二分法で問われれば、負けと言わざるを得ません。
それは、今回の候補者の責任と言うよりも、第一義的には2年間の党本部の責任と言えます。

まず、自らの存在意義を、誰にでも分かるように明示しなかったということです。
もともと、立憲などの既成野党にカツ!を入れ、本気にさせるための突出だったはずです。
それが2人の議員を擁する政党として成立したために、「デッドボール上等!」でつっこんでいくのか、今あるれいわ新選組を拡大していくのか、方向が定まらないままズルズルと時が過ぎてしまいました。

第二に、地方組織を否定したことです。
本部直轄でポスターを貼るボランティアのみを集め、各地方で自立した運動を立ち上げることをしませんでした。できなかったのではなく、それを否定してきました。
ポスターボランティアと、大型街宣、という、本部直轄の戦術だけでれいわ新選組は闘おうとしたのです。

その結果が、今回の数字です。
巨大な本部組織があって、数万人のボランディアを有機的に指揮できるのなら、まあそれはそれでアリかもしれませんが、そんなものあるわけがない。(もしそんな本部組織があったらあったで気持ちが悪いし)
289の小選挙区があるならば、289通りの運動組織ができていかなくては、いくら時間をかけてもれいわ新選組は支持率1%未満から脱皮できません。

第三に、野党共闘への態度を表明しなかったことです。
何よりも東京都知事選で、太郎さんが野党統一候補を断って、後から単独で立候補したことは決定的だったと思います。
その後も、安易に共闘に乗らないのはいいとして、「なぜ乗らないのか」「どうなったら乗るのか」 まったく情報発信がありませんでした。支持者の中でも、かつての共産党のような独善的な孤立主義なのかと思われていきました。

東京都の比例票は、2019年の46万票、得票率7.95%から、今回は36万票、得票率5.6%に激減しています。
この厳しい現実を見ないフリしてはなりません。
これも、深読みすれば「全国の支持者、ボランティアの気持ちを考えていたか」ということに帰すると思っています。
党本部が決断すれば、ボラはついてくる、という独善性がなかったか、ぜひ振り返っていただきたいと思います。
(ちなみに、れいわ新選組かいわいが使う「ボラ」という略称も、私は好きになれません。魚みたいだし)



こうして振り返ってみれば、逆にこれからの「れいわ」が見えてきませんか。

・目的と目標の明示

・支持者との意見交換、意思疎通

・多様で自立的な地方の運動

なんか地味ですが、私はこの三つだと思います。
簡単じゃないことは、よく分かっています。
支持者、ボランティアの皆さんが、一筋縄でも二筋縄でもいかないし、一癖二癖三癖四癖・・・ とまあ、たいへんな個性派揃いなのも少しは存じています。

それでも、れいわ新選組が、一時的な突出ではなく、これから本格的な政党として政権交代を目指して行くのならば、絶対に避けては通れない道です。

議員が5人になったことで、党の財政も少しはマシになるでしょう。
活動にはガンガンカネを使いながら、財政運営は、ちゃんと透明性をもたすことです。
党本部をブラックボックスにせずに、人民の財産を人民のためにこうやって使ってる ということを明示すべきです。
Party Of the people By the people and For the people です

私も成り行き上、これまでのように「れいわ新選組とは一線を引きます」では済まなくなってしまいました。
でも、言いたいことは言います。
強くて風通しのいい党を育てていくために、「苦言専門係」は口を閉じません。

■■■■

話は変わって家づくりです

ずっとこの欄で書いてきた豊中の家。ついに足場が取れました。
本日、私も、お家の姿に初対面してきました。

IMG20211110143401.jpg

この巨大柱はいったい??

少し先ですが12月11日(土)・12(日)に完成見学会を行います

ご希望の方は(家建てなくてもぜんぜん構わないので) info@mei-getsu.com までご連絡を


2021-11-08(Mon)

野党共闘にならなかった大石あきこを応援するワケ

いっこ前の記事は、大石効果でアクセス爆上がりです。

調子に乗って、もう一本書こうかと思います。
本日のネタは野党共闘です。

大石あきこがめでたく最後尾当選を果たした大阪5区は、野党による候補者一本化は成りませんでした。
1年半前に私が大石さんの応援に行き始めるとき、「最終的には候補者は一本化すべきだ」と直接言ったことは、今でも間違っていたとは思いません。
一本化しなければ、どうあがいたって与党候補には勝てませんから、これは絶対的な大原則です。

ではなぜ私は、一本化が成らなかった大阪5区で大石陣営の「中の人」になったのでしょうか。
理由は2つです。


1つは、一本化の目的は「勝つこと」であって、それ以外の目的の一本化は、有権者への冒涜だと言うことです。
ことの経緯から振り返ります。

まずは2019年の参院選の大阪5区の比例得票です。
現職がいた立憲は、2017年の24000票から14000票に激減しています。地元での活動もあまり見かけることはなく、単純な現職優先の原則では、一本化したところで勝利の確立はほとんどゼロです。
結果論ではありますが、立憲の現職が選挙前になって突然引退表明したのも、ご自分の現状を分かっていたからではないかと思っています。

つぎに共産党です。
昨年の2月7日に出馬表明をした宮本さんは、一昨年の4月には大阪12区の補欠選挙にあえて無所属となり野党統一候補を目指して立候補しました。しかし、その結果は残念なことに、共産党票の半分程度でした。
なんと、野党を合算した票どころか、共産党の票6割程度だったのです。

2017年の共産党2万2千から1万4千になったということは、おそらく宮本さんの責任ではなく、共産党の看板を下ろしてでも野党統一候補になるという決断をした宮本さんや府委員会に対して、地元組織が反旗を翻し、票を止めてしまったということでしょう。
無所属とは言え樽床さんが出たので民主系の票が割れたのはわかりますが、それでも共産党以外の票もそれなりに入ったはずなので、実質的には地元委員会からは「共産党を裏切った宮本に入れるな」という指令が出ていたとしか考えられません。

野党統一候補になるという決断に対して、同志からこのような仕打ちをされた宮本さんは、今回は態度を「改め」ました。
統一候補で勝つなどと言うことは初めからあきらめて、党の方針に忠実に従って「比例票を集めるために大阪5区に出ます」と公言してきました。

こちらからすれば「オイオイ!いい加減にしてくれよ!!」です。
自分を統一候補にして、常勝の公明候補に勝つんだ というのなら分かります。
しかし宮本さんが一貫して言ってきたことは 「大阪5区で共産比例票を5.7万集める」ということだけです。

そのあげくに、れいわ新選組を排除して立憲とだけ握って「野党統一候補」を名乗ったのです。
さすがにこれは批判を浴びて、途中から「立憲との統一候補」という言い方に変更されましたが。
いくら実績のある宮本さんでも、これでは一本化のテーブルにも乗ることはできません。

ちなみに、共産のほうがれいわ新選組よりも出馬会見が早かったという件についても一応付記します。
大石さんによれば、宮本さんが会見したのは昨年2月7日ですが、その2ヶ月以上前に「大石は5区に出ます」と共産党の府幹部に申し入れはしていたそうです。大石サイドの脇の甘さは悔やまれますが、道義的には割って入ったのは宮本さんだということは、早い遅いで批判している方には知っておいていただきたいと思います。


私が大石陣営の「中の人」になった理由の2つ目は、大石あきこという政治家を生み出したかったからです。

正直に言えば、昨年春頃に大石事務所に通い始めたころは、当選の可能性はかなり低いと思っていました。
2019年のれいわ票をとれれば比例復活は可能だとしても、この2年間でれいわ新選組の支持率は明らかに落ちています。
かなり苦しい と誰もが思っていたはずです。

ですから、今回について「生み出す」というよりも「もし当選できなくても、政治家として潰れずに捲土重来を目指してほしい。そのためには、結果にかかわらず支える人間がたくさん回りにいることが必要だ」と考えたのです。

民主主義にとって「政治家」「代議士」は絶対に必要な人材であるにもかかわらず、適正のある人にはなかなか巡り会いません。
思想信条、政策立案能力、実行力、人に選ばれる人格、貫徹する気力、こうして並べるだけでも 「フツー無理やろ」と思ってしまいます。
あまり褒めて調子に乗ってもらっても困るのですが、大石あきこという人は、珍しくほぼほぼ条件を満たしている、と私は見ています。
とくに昨年の都構想阻止に成功してから、性格的にも上向きになって、周囲に良い渦をつくるようになっています。

この政治家を潰してはいけない。
これが、今回振り切って応援した一番大きな理由です。

明後日から特別国会が始まり、いよいよ議員としての活動が始まります。
永田町の魑魅魍魎とのお付き合いは、私には想像もつきませんが、楽しんでやっていくでしょう。きっと。

選挙期間中、私の目にするSNSでも「野党共闘をぶっこわした大石ゆるすまじ」みたいな言葉を散見したので、以上書いておきました。

その上で、次回の総選挙では、大石を統一候補にして、公明をぶっ飛ばしたい。
夢や放言ではなく、本気でそう思います。

■■■

話変わって 家づくりです。

20211108-1.jpg

これはヤマギワという照明器具のショールームで撮ってきた写真です。
この黒い照明という摩訶不思議なやつを使いたかったのですが、お客さんと話をして「さすがに暗いのでは」ということで、白いのをリビングに吊ることになりました。

IMG20211021095721.jpg

この真ん中へんにポワッと。
う~んどんな感じになるんだろう。まだ想像するのが難しいですね。
たぶん、2階から見たときにきれいなんじゃないかと思っています。

あと半月ほどで、家はほぼ完成します。
次の記事くらいには、見学会の案内をしますので、新築予定のある人もない人も、ぜひ見に来て下さい。


2021-11-05(Fri)

大石あきこ当選 & れいわ新選組3議席 でも選挙結果は悲惨

 みなさんすでにご存じの通り、先の総選挙でれいわ新選組はまさかの3議席を獲得し、私が応援に入っていた大石あきこさんも、全国の当選者の最後尾を飾って比例復活当選とあいなりました。

 数字的には、それなりに可能性はあると分かっていたものの、いざ当選が決まると、候補者を筆頭に関係者一同はみな驚愕! ほんまかー えええええーーーーー みたいな感じとなりました。こんなに驚いたら、応援してくれた皆さんに失礼だろう、とは思うのですが、数字以上に驚きが大きいのにはワケがあります。

 あまりにも、あまりにも手作りだったからです。選挙参謀などいません。選対経験者もいません。生活フォーラム関西ですこしばかり選挙の手伝いに行ったことがある私が頼られるほど、おそるべき素人集団でした。
 街宣車のスピーカーも通販で購入し、看板はプリントパックに発注し、すべて自分たちで取り付けました。選挙事務所の家具は中古屋さんで買い付け、壊れた自動ドアを手動で開けながら、毎日たくさんのボランティアがおしかけてくれました。

 選挙はシロウトでも、音響や映像のプロがいたり、YOUTUBEのサムネの名人がいて配信をじゃんじゃん伸ばしていったり、惹きつけられる写真をとるカメラマンがいたり、すさまじい勢いでポスティングやポスター貼りをする達人がいたり、ボランティアひとり一人が特技を生かして活躍しました。
 精神的にとても大変な電話かけも、いつも電話かけ部屋には熱気が満ちあふれ、初めての人もどんどん挑戦してうまくなり、最後の滑り込みの大きな力となりました。

 最後の数日は、ボランティアの気持ちが候補者にシンクロしていくのが見ていてわかりました。もちろん私自身も、テンションぶっ壊れてるなという自覚はありました。候補者もきっと、このエネルギーに押されて、体力の限界を超えていったのだろうと思います。
 最終日の夜8時に事務所の近くのスーパー前でマイク納めをした後、阪急十三駅に繰り出して11時過ぎまで駅立ち。もう立ちながら寝てる人もいて、でも異常な盛り上がりで、もういいですよと言っても誰も帰らない。
 何度も選挙応援には行きましたが、こんな異常な、すさまじい熱の選挙は初めてです。それは、候補者・大石あきこ自身の発する熱量ももちろんながら、誰もプロがいない、何一つお仕着せがない、シロウトの手作りだったからこそ生まれたものだったと確信できます。

 こうした熱気をもろに浴びながらも、それでもしかし、素人集団の挑戦だという現実は選対メンバーの頭から消えることはありませんでした。だから、だからこそ、当選の瞬間に驚愕したのです。自分たちの手でやっていたと言う実感があるからこそ、ホンマかよ!! と震えたのです。

 そうして、ぎりっぎりの当選を勝ち取りました。

20211105-1.jpg

と、これが公式発表の写真ですが、私たちにとっての大石あきこは、こっちじゃなくて、下のほうです。

20211105-2.jpg



一応真面目な話をしておきます
大石あきこ事務所としての、当選の力の総括は以下の通りです

①近畿ブロック全体の「比例はれいわ」と書いてくれた皆さんの一票。
②れいわで近畿から出馬したすべての候補者(6人)のがんばり。
③都構想阻止から、大石と一緒に活動してきた5区の大阪市民、市民代表の大石に一票を投じてくれた地元の皆さん。
④自分のことのように活動を支えてくれたボランティアの皆さん。市民ボランティア選挙の歴史的な勝利。

大阪5区では、れいわ新選組の得票率を近畿平均の1.5倍である4.5%まで押し上げたとは言うものの、現実には「比例はれいわ」の人よりも「選挙区は大石、比例は他党」の人のほうがまだ圧倒的に多かったのは事実です。

選挙区の大石票も約3万4千票で、公明10万6千、共産4万8千には水をあけられました。
私の皮算用では、3万を超えてどこまで行けるか。4万を超えれば共産と逆転する可能性がある。と思っていたので、実は想定の真ん中くらいの結果でした。
今回の大阪5区は、共産と立憲がれいわ新選組の大石を排除して「野党共闘」を宣伝していたので、なんとかしてこのニセ共闘には勝ちたかったのですが、残念ながら及びませんでした。

そういう意味でも、当選したとは言うものの、本当は決して満足のいく結果ではありません。
今から、次の解散総選挙に向けて、足場を固め、力を蓄えていく必要があります。

とは言え、最後尾であろうと、比例復活であろうと、ようやく手に入れた国会議員の権利は、これからの闘いにとって絶大な力になります。
すでに大石事務所では、前を向いてファイティングポーズをとっています。

地元の課題としては、なんといっても「カジノ阻止」です。
維新がもくろむカジノが建設予定の此花区は、大阪5区です。
来年の2月議会で決議を目指しているとか。
大石事務所とボランティが軍団の総力をあげて、「カジノ阻止」の運動を、またまた手作り感満載で作り上げていくはずです。

もうひとつ重要なのは、近畿各地でがんばっているれいわ新選組後ボランティアのグループです。
れいわ新選組は、はっきり言ってボランティアに冷たい党なので、党本部に任せていると近畿の力は個々のボランティアの献身に頼り切りになります。近畿の力で当選させてもらった議員として、大石事務所は近畿のボランティアに一定の責任を果たすべきだと思います。

せっかく選挙効果で2%程度まで支持率が上昇している今、れいわ新選組の宣伝をドンドンやるときです。
来年の参院選では、得票率5%以上。次の解散総選挙では7%程度に押し上げて2人当選を実現するということを目標にして活動をするべきではないでしょうか。

なぜか。
維新を止められるのは、れいわ新選組しかないからです。
現状は、全国では約3倍、近畿においては実に11倍の差をつけられています。
大石が出た大阪5区でも9.7倍の差があります。

しかし、私の試算では、大石票のなかで比例に入れた党を推定すると、最大は維新なのです。
「選挙区は大石、比例は維新」が、大石票の中では一番多い。
もちろん、大阪5区は公明が出ているために維新候補がいないせいですが、それにしても、「橋下徹に噛みついた女性職員」がキャッチフレーズで、命がけで都構想阻止をたたかった大石に、「比例は維新、選挙区は大石」という票が集まるのです。

つまり、維新という政党と、維新支持者はまったく別物 ということです。

維新支持者は、維新の政策に賛成しているのではなく、「なんとなくやってくれそう」、「本音を言ってくれる」という気持ちが圧倒的支持になっているのです。おためごかしばかり言ってる立憲や共産は信用ならん。利権を独り占めする自民は嫌いだ。という気持ちです。
そこに、本音のド直球をぶち込む大石が現れたので、選挙区では、本来は入れるべき公明ではなく大石に入れてくれたのです。

維新は、今回の選挙結果を最大限利用して、静かなファシズムを全国化しようとするでしょう。
すでに、来年の参院選と同日で憲法改正の国民投票をやれ、とか言って自民党にプレッシャーをかけています。
ファシストとしての本領を発揮してくるはずです。

そんな維新に対して、モゴモゴと歯切れの悪い批判だけを言う既存野党や、維新の悪口しか言えない市民運動は、マジョリティーになりつつある維新支持者を取り返すことはできません。
維新の向こうを張って、本音の勝負ができるのは、れいわ新選組であり、大石あきこです。

まずは、維新の根拠地である大阪を、近畿をれいわ新選組が席巻していくことが、維新ファシズムをくい止める道になる。
そう信じています。



選挙結果全体は、まったくもって悲惨のひとことです。

自民党がほぼ自滅し、岸田も必勝の手をあえてとらず、むしろ「負けて党内権力を固める」戦略をとったにもかかわらず(甘利は葬り去りました)、枝野立憲が岸田を上回る「勝ちたくない」オーラを全身から発散させ、見事敗北にこぎ着けた、というのが今回の選挙だったと私は見ています。
そして、漁夫の利を得たのが維新です。

ただ、絶望することはありません。
よく見れば、「選択肢が示された場では、野党が勝っている」とも言えるからです。
維新が大勝利したのも、立憲が激しょんぼりな中で、唯一の「選択肢」に見えたからです。
多くの国民は「選択枝が示されれば、自公以外を選ぶ」という賢明な判断をしているのです。

野党の敗因と維新の躍進は、ひとえに枝野立憲が選択肢にならなかったからです。
なれなかった ではなく 意図的に ならなかった からです。

もはや、枝野立憲にはなにも期待できません。
新代表が誰になり、どこまで本気で政権交代に向かうのかは、見守りたいとは思いますが、一時はMMTまで口にした小川淳也が連合の圧力であっさり緊縮財政派に鞍替えしたのを見ても、あまり期待はできないのかなと思わざるを得ません。

立憲の新代表と執行部が、たたかう姿勢を示してくれれば連携をしつつ、そうでなければ、れいわ新選組単独で、シンプルで分かりやすく、生活に直結した国民の選択肢なることです。

それさえできれば、絶望はまだ早すぎます。


2021-10-25(Mon)

選挙は疲れるけど面白い

19日に公示された衆議院選挙、あと1週間となりました。

なにせ解散から公示までが戦後最短の5日間!
どないして準備せえっちゅううんや!

都道府県、市町村区の選管も大変ですが、今回が衆院選初挑戦の候補は、もうトンデモナイでんやわんやでした。

私は大阪5区でれいわ新選組の大石あきこ候補の応援に行っています。
これまで選挙の応援は何回もやりましたが、あくまで手伝いであって、段取りする側は初めてです。
もちろん、メインでやる人は別にいるので1人でヒーヒー言ってるわけではないですが、それにしてもしんどかった。

しかも私事ですが、衆議院解散の直前に父が亡くなりました。
我を通し続けて86歳の大往生、ひどく苦しむこともなく老衰で逝ったので、悲しむと言うよりはお疲れさまという感じなのですが、それにしても、人が1人亡くなるとこれでもかと言うほどの手続きが必要になります。

とって返して諸々の準備をして公示日をたくさんの支援で乗り切り、もちろん仕事もせなあきません。ちょっと落ち着いたら目眩がしました。
私でもこんなですから、候補者は本当に大変です。



それでもやはり、選挙は面白い。

色んな人が連日応援に駆けつけてくれます。
候補者が街宣でスーパーの前に降り立てば、走り寄って声をかけてくれる方が必ず何人かおられます。
極めつけは、地元の十三駅東口(飲み屋さんいっぱい)で街宣をやると、こんな感じに



どんなカオスでも入っていって人の言いたいことを汲み上げる大石あきこの姿がよく分かってもらえると思います。

熱がどんどん集まってくる感じが、何とも言えません。
あまり熱気に酔ってはいけないと思いつつ、選挙運動は民衆の熱を力にする場なんだと言うことを実感します。

30日の夜まで、いくらでもやってもらいたいことがあります。
皆さんの熱を持ち寄って下さい。

お時間のある方は、大石あきこ事務所までお越し下さい。10時から19時半まであけています。
時間は無いけど、懐にちょっとだけ余裕があるよ と言う方は献金をお願いします。(リンクページの真ん中へんからカードでも献金可能です)



ころっと話変わって 家づくりです。
(ちゃんと仕事もやります)

IMG20211021095540.jpg

建築中の豊中の家に、待望の階段が付きました。
インテリアとしての階段です。これからどうなっていくのか、設計した私もワクワクしています。

11月末か12月はじめくらいに完成見学会の予定です。
よろしかったら見に来て下さい



2021-10-04(Mon)

岸田文雄はなかなか手強いぞ & 10/31投開票

先ほど、昼のニュースで各局が 10月19日公示→31日投開票 と報じました。
これまでの推測より1週間早く、14日に解散するとわずか5日後に公示、17日後の投開票。戦後最速です。

各候補も、各地の選管も11月7日のつもりで準備していたはずで、とんでもない大騒ぎになっているはずです。
一体、いつ立候補予定者説明会をやるのでしょうか。書類の事前審査など、できるのでしょうか???

この一事を見ても、岸田文雄は手強い と言えます。

いきなり31日にした一番の理由は、おそらくは小池百合子封じでしょう。
ファーストの会は準備が間に合わず、ボスキャラで小池が登場することは事実上不可能になりました。

また、ご祝儀相場は急速に冷え込むことも見越しているし、野党の候補者調整も間に合わないだろうと踏んでいるでしょう。
自民、公明は組織力がありますから、かなり無理な強行日程でも、なんとかこなすことができます。



人事を見ても、3Aこと、安倍、麻生、甘利に最大限配慮しながら、いずれ自分の権力を握るための伏線を張っているように見えます。
3Aとの関係ばかりが注目されますが、自民党の政治家にも一応それぞれに政治家としての方向性というものがあります。
おおざっぱに言うと、保守本流、新自由主義、極右 に分けられるでしょう。

一見リベラルに見えるけれども、規制緩和とグローバリズムを叫んで、日本を外資に売り渡す新自由主義。
正反対に、極右は、人権意識が極度に希薄で差別主義と排外主義丸出しだけれども、外資に対しては国内利権を守ろうとする。
どっちつかずで、大きな変化を望まない、保守本流。

そうした色分けで主要人事を見てみると、まず新自由主義が一掃されていることが分かります。
これは、対立した河野陣営に新自由主義的な議員が集まったせいもありますが、岸田氏自身も意図的に避けているようには見えます。

下の表は、新閣僚の傾向を見るために作ってみました。
TPPは「TPP参加の即時撤回を求める会」(2013年当時)の会員です。丸が付いている人は、極端な新自由主義ではないと考えられます。
日本会議はおなじみ「日本会議国会議員懇談会」です。付き合いで入っていることもありそうで、これが=極右とまでは言いにくいですが、明確なリベラルは入らないでしょうから、右よりの傾向はあると言えます。
靖国参拝は「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」です。これはほぼ極右の指標としてみることができるでしょう。ただし、注意が必要なのは、安倍晋三とその直系議員は、極右でありかつ新自由主義というあり得ない極悪な存在だということです。ここでは丸の付いている萩生田光一と岸信夫の二人とも、心は右翼で行動は新自由主義という安倍直系です。

画像_2021-10-04_151132

○が付いていない人について少し調べてみると、山口壯氏は、ホームページを見る限りは保守リベラルで、新自由主義や極右の臭いは感じられません。
山際大志郎氏のホームページは、経産副大臣やっていたこともありやたらとアベノミクスの成果を書いてありますが、経歴を見ると甘利に近いようです。極端な新自由主義や極右の用語は見当たりません。
若宮健嗣氏は、防衛や外交の副大臣を歴任し、そっち方面のことがホームページにはたくさん書いてあります。内容に同意はまったくしませんが、まあ普通の自民党 という感じです。

要するに、外資に日本を売り渡す新自由主義はほぼ排除され、排外主義丸出しの極右もいるにはいますが、ずら~と並ぶという状態ではなさそうです。
萩生田と岸という安倍直系だけが、極悪のまま居座っている感じです。



誤解してもらっては困りますが、私は岸田内閣を評価しているわけではないです。当然ながら。
新自由主義を一定程度押さえ込むことはするかもしれませんが、その分、国内の利権が一部の富裕層に吸い取られていけば、結局庶民の暮らしが良くならないのは、安倍や菅の時代と同じです。

私が言いたいのは、まるで無能のように言われてきた岸田文雄という人が、なかなかに手強い、戦略家なのではないか、ということです。閣僚人事でも、支援派閥から文句は出ないようにしながら、自分の政策を進めやすいようにそれなりの選択をしているような、ということです。

そしてなによりも、やるな と思ったのは、麻生を副総裁、甘利を幹事長に据えたことです。
いろいろ言われていますが、私はこの人事は、「総選挙で自民党が負ける」ことを想定したものだと感じています。

まず、麻生を副総裁という名誉職に祭り上げて、これまでの莫大な権力を取り上げる。
甘利を幹事長に据え、甘利グループを優遇することで、安倍グループを押さえ込む。
その上で、総選挙の責任は幹事長にありますから、負けたときは幹事長に詰め腹切らせる。
もし勝てば、今度は甘利のUR問題を野党に責めさせて、辞任に追い込む。
そうすれば、自民党はかなり弱体化しますが、岸田は自分の権力を握ることができます。

岸田総裁は、総選挙での勝敗ラインを「自公で過半数」というミニマムに設定していますから、負けると言うことは自公で過半数割れということです。
野党第一党のテイタラクを毎日見ているこちらとしては、本当にそこまでできるのか、と思ってしまいますが、自民党側はそこまでの危機感があるのだと思います。

もし自公で過半数割れをおこすと、どういう事態になるかというと、維新と国民民主がキャスティングボートを握るということです。
野党連合も自公も過半数にならない時は、どっちがどこと組むか、で政権が決まります。
5~6人で過半数を超すのであれば、国民民主との連立になるかもしれません。岸田と国民民主の政策は近いですし。
岸田政権と維新は政策が正反対ですから組むことは、まずないだろうと思いますが、国民民主だけでは過半数に足りないときは、どうなるか分かりません。普通に考えたら、維新は必至で政権に売り込むでしょう。

さて、こうなった場合の、野党側の対応です。
みすみす、自公維政権の成立を指をくわえて見ているのか です。

私がもし野党第一党の代表だったら、自党を岸田に売り込みに行きます。
大連立をやろう と。
社民、共産、れいわ の各党には是々非々での閣外協力をお願いして、コロナ対策と大々的な積極財政による経済回復と格差是正、その点で一致できれば、政策を実現するための期限を切って、大連立を提案する。

自民党内でも保守本流と、何でも良いから権力を手放したくない無節操な人たちは、ついてくると思います。
新自由主義勢力と極右は、分裂するかもしれないし、雌伏して自民党に残るかもしれない。いずれにしても、この連中が抜けても大連立が成立する程度に立憲と国民民主が議席をとっていれば、十分可能な戦術です。
そして、もし自民党が分裂してくれれば、戦略としても大成功です。



もうひとつのシナリオも考えられます。

野党4党では過半数に届かないけど、国民民主を入れたら超える、と言う場合です。
これも私が第一党の代表だったら、玉木さんにこう言って口説きます。
「あんたが首相になってくれ」

自民党はそうやって政権をつないできました。
宿敵社会党を担いで村山政権を作ったのです。
自民党と社会党にくらべたら、立憲民主と国民民主なんて仲の悪い兄弟ていどの話です。

岸田政権の発足の様子を見ていると、こんなことをあれこれ想像してしまいました。

しかし残念ながら、枝野さんにこうした思い切った芸当を求めるのは無理でしょう。
そもそも政権をとる気がなさそうだし。

いずれにしても、19日公示 31日投開票は確実なようです。

皆さんの地元で応援してやろうかな、と言う人がいたら、ぜひ手伝いに行ってみて下さい。
選挙事務所なんて敷居が高いと思うかもしれませんが、案外たいしたことないですよ。

大阪の方、とくに東淀川区、淀川区、西淀川区、此花区の方は、れいわ新選組の大石あきこ事務所に来てもらえば、いろんなボランディアに参加してもらえます。
私のようなオッサンばかりじゃなくて、若い方もたくさん来ています。

まずは、街頭宣伝を見にいくとか、ツイッターをフォローしてみるとかから始めてみて下さい。


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一転して建築の話です。IMG20210925113710.jpg

現在工事中の家の吹抜部分です。

吹抜 て必要だと思いますか?
私が設計した家の半分以上は、吹抜は作っていません。
つまり、「必要」ではないからです。

吹抜なんてなくても、生活には一向に困りません。
吹抜があると暖房の効きが悪いし、建築コストもちょっと余計にかかるし、実用だけ考えたらいいとこ無しです。

でも、もしこの家に吹抜を作っていなければ、暗くて少し湿った感じの家になっていたでしょう。
家の形は実用だけで決まるのではありません。
家で大事なのは、中身、つまり空気の部分です。ドーナッツの穴の部分。
ドーナッツがどんなに贅沢な味でも、穴がお粗末だったら家としては失敗です。

そんなわけで、この家では思い切った吹抜、というかリビングがまるまる2層分あります。
できあがりが楽しみです。
11月の終わりに見学会をする予定ですので、日程が決まったらブログでも書かせてもらいます

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2021-10-01(Fri)

【家づくり】のネタも時々書きます

このブログを書き始めてからおよそ18年。この記事が1862本目。自分でもびっくりです。
その中で、カテゴリーが「家づくり」の記事は今回を含めてわずかに62本。反戦な家づくり なのに。

ちなみに、私が独立して自分の事務所を始めてからは16年半。その間に、数十件の家を設計させてもらいました。
そのすべてが反戦や平和のために役に立ったのかどうかは自信がありませんが、少なくとも色んな思いを込めて全力でやってきたことは間違いありません。

実は私は今年で還暦となりました。(ぜんぜん実感ないけど、いまだに)
そんなこともあり、これまでの家づくりを振り返って、何を考えて、何をやってきたのか、ちょっと書いてみたくなりました。
プロットがあるわけではなく、当時の工事写真などを見ながら、思い出すことを徒然に書いていきます。

このブログで書こうか、別のブログを立ち上げようか迷いましたが、最初は「反戦」と「家づくり」は50:50のつもりで始めたブログだったので、初心に戻ってここで書くことにしました。
ただ、そっちの方面は興味ないよ、と言う方はタイトルの頭に【家づくり】と書いてある記事は読み飛ばしてください。
(ほんとは、ぜひ読んでほしい・・)

■梼原町の木で家を作っていた頃

16年前に事務所を始めたころは、主に高知県梼原(ゆすはら)町の木で家を作っていました。
梼原町は四万十川の源流域のひとつで、背景には四国カルストが控え、石灰岩を通ったきれいな水が流れ出してくるとことです。
2006年には隈研吾氏の設計でかなり風変わりな町役場を建て、当時の町長が環境配慮を町の売りものにする向性をがーんと打ち出したので、その手のことに興味のある方は梼原の名前をご存じかもしれません。

20211001-1.jpg私が行き始めたきっかけは、話せば長くなるのでちょっとおいといて、当時、国産材で家を作っている人たちの間で梼原が有名になったのはFSCという森林認証を、森林組合としては日本で初めてとったからです。持続可能な森林経営 といううたい文句です。

こうした特徴は、その当時の田舎の町や森林組合では、ホントに珍しかったのです。つまり、マーケティングを意識している森林組合は、ほとんど唯一といっても過言ではなかったと思います。

なぜか最近はあまり言われなくなりましたが、当時は「日本の森林が危ない」「間伐材が売れないと経営も成りたたないし、土砂崩れをおこす」「だから日本の木を使おう」てなことが、テレビでも盛んに言われていました。
今は、ある意味もっと深刻なんですが、いろいろ大人の事情で、さっぱり報道されません。

それは兎も角、「日本の木を使おう」の大合唱に乗せられて、実際に森林組合を訪ねると、思いっきり肩すかしにあいます。
ボク「木を売ってください」
森林組合のおじいさん「なんでおまえに売らなあかん」
てな調子です。ほんとに。

そこまでひどくなくても、
森林組合のオジサン「よっしゃ 売ったるわ」
ボク「ほな これだけ必要なので、用意してください(と明細を渡す)」
森組 「柱しか用意できん」
ボク「え 梁とかはどうしたらいいんですか」
森組 「知らん」

とか
森林組合のお兄さん 「木は売ったるで」
ボク 「では 柱がこんだけで、梁が・・・」
森組 「木は売るけど丸太やで。製材は自分でしいや。」

まあ、会話はちょっと盛ってますけど、だいたいこんな感じがスタンダード。
山から切り出した丸太を選別し、四角く製材して、乾燥窯で乾燥させ、最後に寸法を通りにプレーナー(電動カンナ)で加工する。
輸入材だったら電話一本で済む話が、国産材では奇跡に近い話だったのです。
(もうひと工程、プレカットというのがあるのですが、今回は省略)

最初はほんと、目が点になってぽかーんでした。
でも、梼原町の森林組合は違いました。
先に書いた一貫生産を行い、家一軒分の木材をちゃんとそろえて、なんとびっくり(笑)、納期通りに届けてくれるのです。
さすがに電話一本で倉庫にある木材を届けるというわけにはいきませんが、数週間前に注文しておけば、建築現場に届くのです。
こんな当たり前のことに感動するのですから、国産材が売れないのも無理はないよなあと、つくづく実感しました。

こうした当たり前の体制を整えた上で、環境配慮を謳ってFSC認証もとっていたのです。
べつにFSCだから木がいいわけではないですが、そういうところまでマーケットに心配りしていたと言う意味では、普通の商売では普通のことでも、国産材業界ではスーパースターでした。

そんな梼原町でしたが、唯一の泣き所が、 めっちゃ遠い ということです。
道がガラガラでもノンストップで5時間半くらいかかります。休憩しながらだと、7~8時間かかるのです。さすが秘境。
その当時、私はお施主さんを木を切る山まで行ってもらうようにしていました。そこで8時間はものすごいネックだったのです。

そんなこともあり、また、他の産地との縁が生まれたりして、梼原町とのお付き合いは2008年までとなりました。
ちょうどすれ違いで、梼原町は環境の町として名を馳せていきました。

こんな梼原町の木で作った家については、また次の記事で詳しくお話ししようと思います。

■■■■

一転して政治の話です。

岸田さん、ひょっとして自ら下野するつもりなんでしょうか。
甘利幹事長、高木国対委員長、小渕組織運動本部長、、、もう疑惑の叩き売り状態です。
しかも麻生副総裁に高市政調会長ですから、3A政権とか、第4次安倍政権とか言われて、自民党内でもしらけムードのようです。

普通だったら、選挙用の臨時内閣にして、とにかく人気のある顔を並べ、ご祝儀相場を盛り上げるはずです。
それなのに ああそれなのに それなのに。こんな人事をやらかすとは。

ひょっとすると、河野洋平、谷垣禎一の跡を継ぐつもりなのかな と言う気がしてなりません。
まあ、何を考えているのかさっぱり分からない人なので、なんとも言えませんが、若い頃は加藤の乱に血判状押してはせ参じたこともあるそうで、何か考えてるような。。。。 どうだろう。。。



2021-09-28(Tue)

「できること」と「やらなあかんこと」  枝野幸男に政権交代は可能か

自民党の支持率が回復し、立憲は下降傾向、他の野党は支持率自体が誤差の範囲で増減不明、というのがスガ首相が辞任を表明して以降の支持率のようです。

立憲を初めとした野党陣営は、自民党総裁選をマスコミが連日取り上げるせいだ、と言いますが、本当にそれだけでしょうか。
26日に投開票され、衆院選の前哨戦と言われた旭川市長選挙では、現職の後継とされた立憲系の候補が自公系の候補に大差で敗れました。

自民、衆院選に弾み 旭川市長選、今津氏初当選 立憲、迫られる態勢立て直し
毎日新聞 2021/9/28

(立憲系の)陣営は、告示までの期間が短かった「出遅れ」が敗因と分析する。また新型コロナウイルス禍の閉塞感もあり、4期15年続いた西川市政の「刷新」を訴えた今津氏の方が、「発展的継承」を掲げた笠木氏よりも有権者にアピールしたとの見方もある。道議の一人は、今津氏が笠木氏より20歳若かったことを挙げて「政策より若さなのだろう」と語った。
(引用以上)

個別この選挙についてはまったく知らないので何とも言えないけれども、なんだかこういう総括の仕方に、勝てない理由があるような気がしてなりません。
勝つための弾を込める気があったのか、ということです。

選挙は、どっちの弾が有権者のハートを射抜けるのか という戦いです。
その言葉、行動、決意、覚悟が、有権者の希望と信頼に届くのかどうか です。

例えば、ゼネコンが丸ごと集票マシーンになって当選する議員だって、その業界にカネを落とし、末端の社員にもそれなりに生活の糧を届けるという希望と信頼に応えるからこそ、当選するのです。
倫理的にどうこうは兎も角、希望と信頼に応えない議員は、決して勝つことはできません。

例外的に、大きな敵失があった場合は、消去法で反対陣営が勝つこともあります。
スガ首相になってからの選挙は、かなりそういう傾向が大きかったと言えます。
スガ辞任の決定打となった横浜市長選挙など、立憲系候補はスキャンダルまみれにもかかわらず、現職大臣だったスガ系候補を大差で破りました。
これは、野党が勝ったのではなく、自民党内のスガおろしだったとみるべきでしょう。

多くの自民党員にしてみれば、肉を切らせて骨を断つじゃないですが、横浜市長はとられたおかげで党の支持率が爆上がりしてるのですから、万々歳です。
その成果が、旭川市長選挙だったわけです。


利権も含めて、希望と信頼に応えられるか、が勝敗の決め手だとすると、やはり現職や政権党は圧倒的に有利です。
なんだかんだ言っても、実績があるのですから。
それに比べて、野党はいくら良い政策を並べても、どうしても絵空事にはなってしまいます。エビデンスだ財源だと根拠を挙げたところで、目に見える実績は当然ながらないわけです。

その点、自民党は衰えたとはいえ、利権を握りしめ業界団体へのバラマキや特区を悪用したトモダチ優遇をやりまくります。
成果や実績が目に見えているし、なにせ政権党の歴史が長いので「なんとなく自民党なら安心」という宗教的な感覚まで国民の中に根強くあります。当然ながら釣られる人も多いのです。

とすると、野党が勝つためには何が必要なのか。
それは、現政権の2倍も3倍も大きな希望をぶち上げるしかないのです。
そして、それを不退転の決意で実現する。少し時間がかかっても、官僚の抵抗に手間取っても、必ず実現するという覚悟を示すしかないのです。
その決意と覚悟が信頼に足るかどうか、そこにかかっていると言っても過言ではありません。

2009年の政権交代の時は、前年のリーマンショックで混乱し落ち目になった自民党に対し、小沢民主党はすかさず「子ども手当」「農家戸別補償」「高速道路無料化」などを打ちだし、一般市民のみならず自民党の票田だった農家や産業界にまで「希望と信頼」の手を伸ばしたのです。

振り返って、今の枝野立憲はそうしたアプローチをしているでしょうか。
有権者に対して、「希望」をあたえる強いメッセージがあるでしょうか。
立憲のホームページを見ても、枝野氏のツイッターなどをウォッチしていても、何にも見当たりません。

その代わりに書いてあるのが、どう変えるのか内容も方向も不明な「変えよう。」という標語と、「#政権取ってこれをやる」という政策集らしき物だけ。
なるほど、良いことは書いてあるのだけれども、決定的に欠けているのは目玉政策が明示されていないことと、「目標値がほとんど書かれていない」ということです。
「努力します」的な話であって、「絶対に実現するから付いてきてくれ!」という迫力は皆無です。

今年2月の枝野氏の発言を見ると、彼の頭の中が理解できます。

原発をやめるのは簡単じゃない」枝野氏に聞く
2021/2/14 西日本新聞


 -立憲民主党としては、カーボンニュートラルを原発を使わずに実現すべきだと。政権を取った時の道筋をどう示しますか。
 「皆さん道筋を示せと言うが、道筋を示すのは無責任だと思います。つまり使用済み核燃料の話もあるし、原油価格がどうなるかも分からない。カーボンニュートラルには技術革新も必要で、何年やったらできますなんて無責任なことは言えない」
 -では、野党として責任を持って言えるのは。
 「方向性です。原発に依存しないでカーボンニュートラルを進めていくという方向性は言えるけど、その道筋を言うのは無責任です」
 「無責任なことは言わない。それが多分、私と今までの野党のリーダーとの決定的な違いだと思います。分からないことは分からないと堂々と言う」
(略)

 -40代という若さで震災対応を指揮する経験をしたのは、政治家として「強み」なのでは。「今でも昭和」とおっしゃる日本の政治をどう変えていきますか。
 「強みというか、責任ですよね。もともと僕、リアリスト(現実主義者)なんですよ。官房長官になる前からリアリストだったけど、ますます徹底することになりましたね。なおかつ、あの経験をしているのは私しかいないわけなので。たぶん、生かさなければならない社会的責任があるんだろうな、と思います」

(引用以上)

要するに、枝野氏は「確実にできそうだということしか言わない。そうじゃないことを言うのは無責任だ。」と考えています。
3.11の対応を経験して、もうあのようなとんでもない重責を負うのはコリゴリなのでしょう。
できそうなことだけ言って、絶対に後で責められない安全運転をしたいのです。

画像_2021-09-28_202336
「ただちに影響はない」
まさに、枝野氏を体現する言葉です。
多くの人には「影響はない。大丈夫だ」と聞こえるけれども、実は「ただちに」が付いているので、後で晩発性障害が生じても言い訳ができる。
はああ、さすが弁護士だなあ と関心した(呆れかえった)ものです、当時。

あの当時でも最大限の逃げ道を確保しながら震災対応をしていた枝野氏ですが、それでもあの時の重圧は確かに強烈だったでしょう。その意味では、もうコリゴリなのは分からなくもないです。
だったら、後進に道を譲ったらいいのです。

断言しますが、利権満載の自公に対して、「できることだけしか言いません」という野党は100年かかっても勝てません。
今、野党に求められていることは 「できること」ではなく「やらなあかんこと」「やらねば国民が生きていけない」ことを「絶対にやろう!」「みなの力で実現しよう!」と明示することです。
ウダウダ長々と政策を並べるのではなく、いくつかの重要政策をバババ~ンと打ち出すことです。

もちろん、政権を与えてもらい、段階を経ていけば実現できることでなければウソになるが、ホントにできるかどうかなんて誰も保証できるわけない。
住宅問題の解決のために月に団地を作ります、みたいな荒唐無稽な話ではなくて、物理的、論理的に可能な政策であるならば、最後は決意と覚悟と執念です。

それを最初から放棄した枝野氏に、政権交代はできない。
というか、たぶん政権交代したくない というのが枝野氏の本音でしょう。
政権とったら、またあの重圧を背負わなくてはならないのですから。

自民党が自滅しかけたのも、せっせと回復に努めているのも、指をくわえて見ている野党第一党の代表に、未来を託す気にならないのは私だけではないでしょう。
お願いですから枝野さんは一線を退いて、せめて本気で政権交代をやるきのある代表の下で選挙に臨んでいただきたい。

20210928-2.jpg動きだそうとしている自動車のタイヤに、こんな部品が一個置いてあるだけで前に進みません。これはただちに影響があります。即刻取り除かなければなりません。
野田政権、安倍政権、スガ政権と痛め続けられてきた日本国民と日本経済に、残されている体力はもうあまり余裕はありません。「できることだけやりますよ~ん」と言ってる方には、一刻も早く先頭からどいてもらいたい。前に進めるために。

■家づくりの話

一転して家づくりのお話しです。

IMG20210921172111.jpg私が設計する家には、ほとんどプラスティックは使いません。
とくに、手足が触れる場所や、家の重さがかかる部材、直射日光が当たる場所などには使わないように注意しています。

それでも、コストをおさえて家の性能を上げるために、少しはプラスティック部材も使用します。
この写真の黒いのがそれです。
豊中市で建築中の家のある部分なんですが、さて、何のためにあるのでしょうか。

答えは、気が向いたら次の記事にでも書きます。
現場の見学をしながら説明を聞きたいなあ、と言う方がおられたら、どうぞサイドの連絡フォームからご連絡下さい。

ではでは



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