2016-08-15(Mon)

敗戦の日に

決してやってはいけない侵略戦争をやり、大負けして逆に植民地となった。
この当たり前のことを覆い隠す 「終戦」という言葉を、私は決して使わない。

侵略したことを無かったことにする「右翼」と、植民地化されたことを見ぬふりする「左翼」とがチカラをあわせて築き上げた戦後日本。その出発点が、「終戦」だ。

その戦後日本はしかし、経済的には地球史上希に見るバラ色の世界を作り上げたこともまた事実である。
私にとっては10代から20代であった1970~80年代。このころの日本ほど豊かで平和で格差も少ない社会は、どこを探しても見つからないだろう。

差別も貧困も汚職も国家の横暴も、圧倒的なバラ色に覆い隠され、結果、自民党の民主的な独裁政治がつづいた。
全共闘世代も、ほとんどは企業戦士としてバラ色に吸収されていった。

侵略の加害と植民地にされたことをともにベールで隠すことで、バラ色の日本は「しあわせ」を謳歌した。
そうやって目をそらせているうちに、新自由主義の菌糸は日本中に蔓延していった。

1990年代は、これまでため込んできた贅肉を、新自由主義に奪い取られた。
真実に目をつぶってきた日本人は、抵抗するどころか、誰に何をされているかすらわからぬままに富を吸い取られた。

贅肉を奪った新自由主義は、より深く継続的に奪い続ける。
小泉-竹中改革で幕あけた2000年代。これまで日本のバラ色を担ってきた土着の利権構造を解体しつつ、ありとあらゆる手で富を吸い取る仕組みを作った。

日本だけが経済成長しないことを誰も不思議と思わず、長期不況などと呑気なことをいいながら、自覚無く吸い取られ続けた。
吸血鬼に血を吸われながら、「最近、貧血気味なんですよ」みたいな。

そしてリーマンショック。
さすがにバラ色の幻覚も醒めかけて、ついに政権交代。

しかし、敵は何枚も上手だった。
あらかじめ民主党には自爆装置が仕込まれていた。

リーマンショックの真っ暗闇が過ぎ去ってみれば、色々問題はあるけれど「もっと悪くなるよりは、まあ今のままでもいいか」という新たな色のベールが。
ライトグレーの時代。

もうバラ色でないことは誰の目にも明らかだけれど、真っ黒じゃないライトグレーならまあいいや。
70年間、真実から目をそらせ続けた日本人の精神は、グレーのなかの黒よりも白をみる。

これが、「敗戦」を「終戦」と言い換えた、戦後日本の帰着。
侵略の加害も被害もないことにした因果応報。

■■
第二次大戦で日本は、人口の約4%が死んだ。
そして、その5~10倍の人を殺した。

この凄まじさは、いくら語られても、当事者にしかわからないものがある。
しかも、「殺した」ことについてはほとんど語られていない。

とても語ることのできない「殺した」記憶をこころに秘めた人々が、殺された悔しさをも噛みしめながら作ったのが戦後日本。
侵略の加害には、当事者個人にすればまさに心の煉獄ゆえに触れることができなかったに違いない。

だから、重い記憶を秘めた人たちが担っている間は、いくらゴマカシの世の中でも芯があった。
保守も革新も、ごく少数を除いては、本気で戦争に反対だった。

しかし、いまや「殺した」記憶を心に宿している人はほとんどいない。
残されたのは、ゴマカシの世の中だけ。

子や孫の私たちは、「殺した」記憶を引き継いでいないが、「殺された」側は繋いでいる。
それは、日本でも原爆や空襲は忘れないのと同じこと。

それでも、当事者ではない私たちの世代だからできることもあるはずだ。
親や祖父母の時代の侵略の加害も、植民地化の真実も、はっきりさせる時期なんじゃないか。

どんな侵略をやってしまったのか、そして、どうやって植民地化されたのか。
冷静に知るべきなんじゃないか。

バラ色の終焉のライトグレーの薄明かりの中で、日々たゆたう日本人。
その方向を決めるのは、71年間封印してきた、侵略の加害と植民地化の真実を、ワンセットでひもとくことなのではないか。

8月15日敗戦の日
私はそんなことを考えた。





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2016-08-12(Fri)

「敵」ってなんだ? ~三宅洋平氏と安倍昭恵氏の件をめぐって~

なんだよ、まだ引きずってるのか? と言う人もいるだろうけれど、これはとっても大事なこと、本質的なことだと思うので、いくらでも引きずってやろうと思っている。

三宅洋平氏が参院選後に安倍昭恵氏とメシを食い、何回か話し合った挙げ句、沖縄県高江の座り込み現場に昭恵氏をアテンドした。
 これは、日本の中ではメザシの目ほどにもならない小さな出来事かもしれない。 しかし、この問題をめぐっておきた小さな嵐は、とても大きな問題をはらんでいる。

 三宅洋平氏が提起した問題は、ひとことでいうと 「敵vs味方」という対立軸の否定 だ。 それは私の想像ではなく、直接言葉にしてもいる。
 だから三宅氏に対して、「敵を引き込むとは何事か!」とか「安倍昭恵は島尻を涙ながらに応援してたぞ!」とかいくら批判しても、そもそも「敵」という概念がないのだから、まったくかみ合わない。
逆に、「敵vs味方」じゃダメと思っている人からは、「まだそんなこと言ってるのかよ」「古くさいな」というこれまたかみ合わない応答が返ってくる。

それが、かの事件をめぐって起きている現状だといえる。  そして、感情的な対立が静かに深まりながら、本質的な議論はなされていない。

 ■■
いいか悪いかは別にして、今議論すべきは 「敵vs味方」はナンセンスなのか? それを乗り越えるものはあるのか? ということではないか。

 私個人は、「敵」はいるし、峻別すべきだし、敵は優秀だし、よって常に疑ってかかるべし と思っている。
ただし、「敵」は常に固定されてものではない。 自分たちの命や誇りを守る ということに対して、危害を加えるものが「敵」なのであり、それは時と場合によって変化する。

わかりやすい最近の例で言えば、
大阪都構想においての自民党大阪府連。
参院選の野党共闘における民進党。
脱原発の小泉純一郎。
TPPに反対するトランプ。
  などなど、そのシーンでは敵じゃない、ということはよくある。 政治における「敵」というのは、時代劇に出てくる「父の仇」とは違うのである。
安倍晋三にしても、今のところ「敵」でないシーンを想像することはできないけれども、これから先何が起きるかはわからないとは言える。

 しかしだからこそ、「いま敵は誰か」を判別し、焦点を絞り、峻別することは非常に大事だ。 最も鋭い対立軸を設定し、そこで問題を問題として皆の目に見えるようにしなければ、辺野古にしろ高江にしろ他の全ての問題にしても、気が付かないうちに圧倒的な権力を握っているものの好きなように進められてしまう。
圧倒的なチカラの差があるという現実を見ずに、「対立ではなく話し合い」と弱い側が言ってしまえば、強い側にとってこんなにオイシイ話はない。 まさに、思う壺というやつである。

対立が先鋭化しているからこそ、話し合いという可能性もうまれることはある。 典型的なのが、ガンジーだろう。
インド全土に暴動が吹き荒れるなかで、非暴力不服従で人望を集めるガンジーは、イギリスから見ても「落とし所」だった。 イギリスから見たインドは、国内の暴動、日本のファシズム、中国の共産主義、という危機が迫っていた。その中で、ギリギリの妥協としてのガンジーだったのだ。 単純に非暴力は強い という話ではない。

もちろん、そうした情勢を的確に判断し、自らその戦略を実行したガンジーは不屈の天才政治家だとおもう。 ただ、非暴力を半ば宗教的に信奉し、ガンジーを聖人に祭り上げてしまうのは、裏があるなと感じてしまうのである。

■■
と、私は「敵vs味方」OK論者なのであるが、では三宅氏の提起した「敵vs味方」ではない とナンセンスと思っているかというとそうではない。  なぜならば、圧倒的多数の日本人が「敵vs味方」という感覚を持っていないからだ。

「問題」を感じている人は結構多いけれども、彼ら彼女らは「敵」がいるという感覚はたぶん持っていない。 それどころか、「敵vs味方」という構図を見せられた瞬間、「自分の世界じゃない」と感じているのではないだろうか。
このことは 日頃「敵vs味方」の現場で汗を流している人たちは、よくよく直視しなければならない。

私は、現場で頑張っている人に対しては、それがオールド左翼スタイルであろうが、ニューウェーブであろうが、敬意をもっている。
高江の現場から伝わってくる話を見聞きすると、まさにオールドとニューが融合した味のある運動が展開されているようだ。 運動のための運動ではなく、真剣に対峙する人たちが集まれば、こうしたことが起きるようだ。

その現場の人たちの気持ちを無視してやらかした、という意味では三宅氏のやったことの無神経さは弁護のしようが無いと私も思うけれども、ただ、高江の問題を現場から日本中に広げていくためにどうしたらいいのか、という観点で考えた時、先ほど述べた「ほとんどの日本人は、敵vs味方という構図を避ける」という現実は重い。

私個人は、だからと言って安倍昭恵に話をしても意味は無い、と思っているけれども、その個人の考えとは別に、「そういうことも含めて、数千万人に声を届けるにはどうしたらいいんだ」 ということを考えてみたい、とも切実に思う。

よって、私からの提案は以下の通り
・三宅洋平氏は 高江の現場の人たち対しては 気持ちを無視したことを謝罪するべき
・三宅洋平氏の提起した問題について、正面から議論すべき

「どうやって言葉を届けるのか」 そこから逃避してはいけない。


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2016-07-23(Sat)

リアルな目をもって、シンプルに進もう

参院選が終わって、とっても不思議なことがある。

選挙中は、「改憲派に2/3とられたらもう終わりだ」、みたいな話が大量に流れていたのに、取られてしまった今、なぜか「終わりだ」という絶望感も、緊張感も、決死の形相も、あまり見かけないような気がするのだ。

たしかに都知事選は大事なポイントではある。
しかし、あまりにも踊らせられていないか?

鳥越が良いのか悪いのか、擁立の過程に何があったのか、そんなことは私は知らない。知りたくもない。
もう、出てしまったのだから、投票箱が締まるまでは、ガタガタ言うな、と言うのはファシズムか?

どんな理由があろうと、どんな良心からであろうと、選挙中にウダウダ言うのは小池を勝たせるための言動に他ならない。
オカルトでない限りは、物理的にそうとしかならない。

どうしても抑えきれない良心があふれ出しているのだと言うことは、なんとなく理解できる。
が、その現実的な意味、効果、を評価できない小児性に、同意するわけにはいかない。

というか、本気で「ヤバい」と思っていたら、そんなことウダウダ言っている余裕は無いんじゃないかと思う。
投票が終わった瞬間に爆発させればいいことだ。それも、だだっ子のような感情の爆発ではなく、よく考えて「効果的」に。


三宅洋平氏の件についても、感情的な対立に終始しているのは情けない限りだ。

提起されたのは、「敵」との相対し方、と言うことなのだと思う。

沖縄の高江で機動隊が住民を襲っている一方で、その親玉の妻とメシを食い親玉と友好的に話をする、ということを批判するのは容易だ。たしかに、私的には批判する方が普通の感覚ではある

しかし、何が良いのかはともかくも、「敵」との相対し方について、三宅洋平からのひとつの提起であったことは間違いない。
一方的な批判か、一方的な擁護ばかりで、そのことを指摘したり受け止めたりする評論は、いまのところ見当たらない。

私としては、この点をテーマにして、一度深い話し合いをするような場を設けられないか、と思っている。
感情的な対立からは、なにも生まれないし、喜ぶのは「敵」の親玉だけだ。

そういう場は、それはそれで考えるとして、とにかく皆々様に思い出してもらいたいのは、

2/3取られちゃったんだ ということ
来年にも改憲の国民投票がある ということ


シンプルに、そこに向かって、チカラをひとつにしていかなくちゃ、あっさり、ころっと負けるよ。絶対に。

「負けるぞ」と脅して異論を封じるのはファシズムだ!という声もあるようだ。
是非、異論は出してもらいたい。
ただ、文句ではなく 「こうやれば勝てる」「こうすれば改憲阻止できる」という提案をつけて。

運動はオカルトじゃない。
精神論では勝てない。
神風も吹かない。

リアルな目を持って、シンプルに進もう。

参院選では、その芽は生まれたと思う。
「素人」の政治運動家が大量に生まれた。これまで「応援」していた人が「動き」出した。
「敵」はそれをちゃんと認識している。だから、すかさず分裂を促すことを次々と仕掛けてくる。
安倍晋三の用意してくれた「思う壺」にボトボトはまり込むのは悲しすぎる。

深呼吸して、回りを見回して、本当に対決すべきは何なのかを思いだし、前に進もう。




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2016-07-19(Tue)

魁1000人が心をあわせること

ひとむかしまえに「さきがけ」という政党があったようだが
今日の話はそれとは無関係
言葉のそのままの意味での魁(さきがけ)のこと

なぜ1000人なのかって?

単なる思いつきだ
有権者一億人の10万分の1
東京で100人、関西で100人、小選挙区で3人
なんとなく現実的かな、と思った

10万分の1ってのは10PPMだ
1リットルの水に10mgの塩を入れてもしょぱくはならないけど
10mgの次亜塩素酸だと、ちょっとした消毒液になる

しっかり働く1000人が、同じ方向をむいて走れば、1億人の意味は変わってくる

同じ方向、とか言うと、全体主義だ、自由がない と批判される昨今
そういう言説をしかけているのが、実は本物の全体主義だってこと
意味と目的を確認して心をあわせるのは、全体主義でも何でもない
「協力」という日本語を思い出せ

参院選で見えたのは、魁1000人が出てくるかもしれない予感
永田町とは違う人間が、ぞわぞわと湧き上がってきた
まだバラバラだけれども、人数はそろってきた

いちばんそれに震えたのは  たぶん安倍晋三だ
この魁が、民進の腰砕けを乗り越えて心をあわせ始めたら
そう考えたら、よほど肝を冷やしたに相違ない
手を打たねば と。

湧き上がる人々を押しとどめるような大弾圧は
かえって油に火を注ぎかねない
こんなときは、分断工作に限る
これが、古今東西、強権をふるう者の常道

だから、いま僕たちが対峙すべきは、「分断」
いやらしい分断工作を 「お見通しだぜ」とせせら笑ってやろう
ただし、分断工作は理屈ではなく感情を直撃する
大丈夫か俺 といつもふりかえらにゃ危ない

そして、心をあわせることだ
改憲だけは止めようぜ
国民投票は本気で勝とう
口先の自己満足ではなく 本気で心をあわせることだ

その1000人が、手と足と口と頭をフル回転させれば
勝ち目は充分
絶望するには、かなり早すぎる



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2016-07-18(Mon)

李下に冠を正さず (三宅洋平氏のことについて)

昨深夜2時ごろ、そろそろ寝ようかと思ってツイッターの最終チェックをしていると、衝撃の記事が。

そう、今話題のあれである。

えええええええ~~~~~~

深夜にもかかわらず、思わず大声を上げてしまった。

眠気も吹っ飛び、えええええええええええええ しか口から出てこない。

とは言え、私にどうこうできることではないので、強烈に心配しながらちょっと寝て朝になった。

早速ハフィントンポストの記事になって、色とりどりのご意見がネットに飛び交っていた。

■■

こちちらが、私が深夜最初に目にしたツイート。


三宅洋平 @MIYAKE_YOHEI

総理、何なら一緒に高江に行きませんか、とは云えませんでした。三宅はまだそんなもんです。

昭恵さんはチャーミングな方でした。幾ら批判の声があろうが、そう思います。

しかし私は間違っても自民党改憲草案にほだされるような事はありません。 https://pic.twitter.com/TR8QQKNI10



Echofon

2016年07月18日(月) 01:24:30


選挙期間中、さんざん三宅推しの記事を書いたのだから、やはり黙殺するのは無責任なので、少しだけコメントを書いておこうと思う。

私が眠気も吹っ飛ぶほど心配したのは、三宅氏が安倍昭恵に籠絡されたとか、裏切ったとか、そういう話ではない。
彼の演説をフルバージョンで何回か聴いていれば、場合によってはいわゆる敵とでも躊躇せずに会いに行くだろうことは想像できる。
だから、安倍昭恵と会い、安倍晋三と電話したからといって、裏切り者と言うつもりは私は全くない。

しかし、世の中は、彼の人柄を知っている人とか、演説を注意深く何回も聞いた人ばかりではない。
ごく普通に、安倍嫌い、と思っている人がいきなりあの記事を見たらどう思うか。
その想像力が、なんで働かなかったのだろうか。
働かなかったのならばまだいいのだが、大量の批判が押し寄せることを分かった上で、「こんなことで非難するようなヤツはいらない」と、もし思っているのならば、あまりにあまりではないか。

案の定、これから新しい芽になっていくはずの三宅洋平を巡って、手ひどい批判と、批判者への反批判が渦巻いてしまった。
ええええええええええええええええ と叫びながら心配したとおりになってしまった。

■■

できるだけ中立的に見ても、三宅氏をよく知っている人以外に、「批判するな」と言うのは無理筋だ。

たとえば、反権力を標榜するジャーナリストが安倍の寿司仲間だということが分かったら、どういう評判が立つだろうか。
もちろんその人は、単純に情報を取りに行っていたとしても、世の評価はそんなことを聞いてはくれない。
そんなことは、ちょっと想像力を働かせればわかることだ。

その批判はあたっていないとしても、しかし、特別の知識がない状態で普通にあの記事を見れば、たいがいマイナスの感情で見てしまう。正しかろうが正しくなかろうが、それが日頃 「安倍嫌い」と思っている人の、大多数の感覚だろう。
彼の真意を忖度して理解しろ、というのは、かなり無理がある。

しかも、今や三宅洋平は山本太郎と一心同体かのように見られている。
この件が、太郎さんに対する批判にまで拡大してしまったら、政治的ダメージは計り知れない。

そこまで読んで、かれは会いに行ったのだろうか。

李下に冠を正さず。満員電車では両手は上に。それと同じこと。
良い悪いではなく、無用の内紛を引き起こすようなことは避ける。
どうしてそれができなかったのだろう。

■■

選挙の時に、既成勢力からは「票を割るな」とかなり非難があったらしい。それに対し、三宅陣営は「割るんじゃなくて新しい票を掘り起こすんだ」と宣言し、実際にそれをやった。
その経緯から推測するに、そもそもこんなことで批判するような、既成概念にとらわれた連中は眼中にないということなのだろうか。もちろん、彼の心の中はわからない。

しかし、今彼の言動に批判や疑問や困惑を募らせているのは、票を割るなと文句言っていた人たちばかりではない。
私を含めて、彼と太郎さんのタッグに、すごい期待をしていたが故に、えええええええええええええ となっている人だってたくさんいる。

そんな凡庸な人間は、彼にとって不要なのだろうか・・・
私が感じている一番の違和感は、ここかもしれない。

■■

チャランケというのは、それで話が着かなければ戦争になる、命がけの話し合いだ、と三宅氏は演説で言っていた。
本当にチャランケのつもりで彼は出かけていったのだろうか。
記事を見る限りでは、そこまでには見えない。

ファーストレディの政治的な動静に情報当局が関わっていないと考える方が無理であり、あちらはそれなりの構えで三宅氏を迎えていたと考えるのが、常識的だろうと思う。
それに見合うだけの構えをもっていたのであれば、いくら無用の批判を引き起こしたとしても、それは避けられない会合だったのかもしれない。

その構えが、少なくとも彼のツイートの写真や言葉からは感じられない。

会ったことそれ自体は、私は非難も批判もしないが、安倍晋三を「国士として同じ気持ち」と評価したことははっきり批判したい。
国士という言葉を使うかどうかではなく、安倍晋三を 敵ながらあっぱれなヤツ 扱いしたことは、私にはまったく理解できないし、あきらかに間違っていると思う。

私が、周囲の状況を抜きにして批判するのは、この一点だ。

この点も含め、彼がどのようにこの一件を総括し、どちらに進んでいくのか、しばらくは静観したいと思う。

以上



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2016-07-12(Tue)

選挙結果について簡単なまとめ

選挙期間中にため込んだ仕事に追われているので、ごく簡単にまとめをメモしておく。

■得票トレンド

20160712-2.jpg

今回の自公の票は、2009年と大差なく、それ自体は脅威ではない。
ただ、民進、社民、生活が、かつて投票してくれた人たちを取り戻せなかったのが敗因である。

それでも2012年以降ではわずかにマシ。兆しは感じる。

もっとも、民進は合併してこれなので、増えているとは言えないのかもしれない。
共産は600万のアッパーリミットなのか、1人区をほぼ譲ったことの影響が大きいのか。
社民は回復基調、生活も党として何もしていない割にはやや復調。

これを本物にできるかどうかは、これから何をするかにかかっている。

■生活の党の推移
(クリックするとハッキリ見えます)
20160712.jpg

かなり当たり前のことが見えてくる。
地元候補を出して運動すればそれだけ増える。
北海道、東京、静岡、岡山、長崎 すべて増えている。

東京については、三宅洋平効果もかなり大きく、数万の規模で上積みされたものと想定される。

しかし、野党共闘で自党の候補を出さなければ、統一候補が勝った岩手や新潟や沖縄でも比例票は激減する。

私たち関西のボランティガが走り回ったところでは、大阪が1万、京都が5千増で、近畿ブロック全体で2万6千ほど増えた。
2014年との比較で見ると、統一候補の和歌山は減らし、かつていた総支部長がいなくなった奈良は大きく減っている。

なにせ生活の党は、小沢さんや太郎さんの個人の活躍は報じられても、党としての活動がなさ過ぎて、まったく知名度がなかった。情勢調査でも全紙ゼロ予想、公示前後の業界の下馬評では70万とか85万とか言われていたことを思うと、2014年と2016年の間に大きな谷があり、かなりの回復基調なのではないかというのが、私の実感。

やはり、選挙というのは風ではない。
やることをやるかやらないかで、結果は違うんだということが、はっきり見える。

今回限りでまた元の木阿弥になるのか、それとも生活の党として政権交代を目指して立ち上がるのか、今問われている。

やるか やらないか だ。


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2016-07-09(Sat)

あと少しで投票日

あす数十分で、選挙期間が終わる。

とりあえず

比例は 「生活の党と山本太郎」 と書いて下さい。

国民の様々な声を国会に届ける だけならば、他にも良い政党はたくさんあります。
どの党に入れてもらってもOK という話です。

でも、あえて言わせてもらいます。

声を届けるだけじゃ 安倍晋三に無視黙殺されて終わっちゃうでしょ。
届けるだけじゃダメなんです。

どんなに困難で長い道のりでも、本気で政権とるための根性と、戦略をひねり出す経験と図脳が必要なんです。

それは、小沢一郎と山本太郎がタッグを組んだ、「生活の党と山本太郎となかまたち」 しか無理なんです。

肝心の小沢一郎さんも山本太郎さんも、ぜっっっったいに自分たちに入れてね、と言わずに他の党の応援までしちゃう人たちだから、あえて私は声を大にして言いたい。

いくら良い政党でも、他の党では無理なんです。
政権交代に向けた、エグいほどの情念の塊である 「生活の党と山本太郎となかまたち」 しか、本当に安倍晋三や自公の独裁と決別し、「違う政治」「違う生き方」を提示することはできないんです。

情勢調査では、ギリギリ頑張って、想定される最高の結果をたたきだせば、1議席とれる、と言うことみたいです。
どこまで本当かは分かりませんが。マスコミの言うことだから。

でも、生活の党という名称の知名度不足は深刻で、小沢一郎や山本太郎という個人名の1割にも満たないのではないかと言うのが、私が18日間選挙運動をやっみた実感。

だから、生活の党に、小沢一郎に、山本太郎に、シンパシーを感じてくれる方は、今回は他の誘惑を振り切って、二枚目の投票用紙には「生活の党と山本太郎」と書いてほしい。

堅い票が確実に集まれば、1議席はとれる。
信じて書いて下さい。

■■

大阪選挙区は、実は今でも決められない。
民進おだち源幸か、共産のわたなべ結か。
当然、維新の高木を落とせるほうに入れる、と決めているのだが、なにせ情勢調査は入り乱れており、もう直感で決めるしかありません。

これまたぶっちゃけ言えば、どっちも悪くないけど、どっちも本気で応援したいとも思わないんです。
民進という怪物に身をあずけたおだち源幸。野党共闘、という党の方針を見事にトレースするわたなべ結。
なんというか、わくわくするものがない。

明日は朝一に投票しなくちゃならないので、起きた時の気分で決めよう。

■■

東京都民は 三宅洋平 できまりでしょ

正直、当選する可能性がしない可能性より高いということはないかもしれないけど、これはもうワクワクするでしょ。

ワクワクする候補に投票できる機会なんて滅多にないんだから、この機会を逃しちゃもったいない。

ということで、本日はおしまい



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2016-07-08(Fri)

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 世論調査ニモマケナイ丈夫ナココロヲモチ

生活の党 関西ボランティアは、猛暑にもまけずに頑張っている。

今日は有志が12時間ビラまき、明日は最終の街宣キャラバン。
詳細は→ https://www.facebook.com/seikatsu.daiichi/ 

生活の党と山本太郎となかまたち にとって最後の敵は世論調査だ。

心の中では小沢一郎や山本太郎や生活の党を応援している人の中にも、新聞の世論調査を見て「もうダメなんじゃないか」とか「どうせ死に票になるから○○党に入れとこう」なんて思っている人もいるかもしれない。

でもそれは違う。なぜか。
悲しいけれど投票率は低いだろう。ならば、私たちの堅い票で一人は通せるからだ。

最後まで信じて 比例には「生活の党と山本太郎となかまたち」と書こう。

以下、自分のFBから

*******************

海外の議会に党議拘束ってあるのだろうか? アメリカでも英国でも、同じ政党のなかで議決がわかれるなんてよくある。
国会じゃないけどEU離脱も保守党は真っ二つだった。

日本の国会を占めている政党は、だいたい党議拘束があって、自分の意見と違っても党の決定通りに青やら白やらの票を入れなければならない。逆らえば、資金カットか公認取り消し。ヘタをすれば刺客候補を送られる。

これって民主主義?
そもそもこれが諸悪の根源なんじゃないの?

でも、ひとつだけあるんです。
党議拘束のない党が。

生活の党と山本太郎となかまたち

一見強引に見える小沢一郎さんが、実は一番あたまやわらかという衝撃の事実。

この党がなくなると、右にせよ左にせよ全体主義ゴリゴリの党しかなくなっちゃう。やばいっしょ。

比例区で前回より1割増えれば滑り込みセーフかも、というギリギリのホームスチール狙い。どんだけ後ろから押しまくってスピードを上げるかにかかっている。

全体主義満艦飾の国会の中に残る、仄かな自由の火を消さないために、どうか比例区に 「生活の党と山本太郎となかまたち」 または 「生活の党と山本太郎」と書いて下さい。




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2016-07-05(Tue)

選挙フェスに小沢さん登場!! そして参院選まであと5日 

みなさん あと5日です。

少しでもいいから、動きませんか。

ちょっとくらい手伝っても何も変わらない、というのは、私が投票しても何も変わらない、と棄権する人と同じではありませんか?

ちょっとが重なって力になるという原理は、本当にまどろっこしいけれど、やはり真理なんです。

■■
ぜひ「生活の党と山本太郎となかまたち」の比例票を増やすための活動をお願いします。

5人の比例区候補の事務所がある地域の方は、そちらをお手伝い下さい。

関西などそれ以外の地域で、今からできることは 以下の通りです。

① 電話、LINEなど(メール以外)を使って、友人知人に呼びかける

② ツイッター、フェイスブックなどのSNSで宣伝する

③ 自分のブログなどで宣伝する

④ 生活の党の政策ビラをポスティングする

⑤ 生活の党の政策ビラを街頭で配る

このなかで、関西における④と⑤については、選挙期間中に開設している「生活の党中津事務所」で段取りします。

政策ビラは、必要なだけお送りします。(今のところすみませんが送料だけご負担下さい)
1時間にポスティングできる数は、だいたい一戸建てで80枚、マンションで300枚以上かと思います。

マンションの集合ポストより中に入らないこと、管理人が居る時は「総務省届け出済みの生活の党のチラシです」と断って入れること、公共施設や公務員宿舎は避けること などご注意下さい。

政策ビラをご希望の方は seikatsu.daiichi@gmail.com 山岸あてにご連絡下さい

■■
7月4日から8日(金)まで連日、大阪梅田でビラまき街宣をやります。

18時~20時 JR大阪駅桜橋口(中央郵便局との横断歩道)

いつでも可能な時間帯に立ち寄って下さい

黄色いポロシャツのボランティアが黄色いビラをまいていますので、声をかけて下さい。


■■
ところで、前の記事でも紹介した東京選挙区の三宅洋平さんですが、選挙フェスは大変なことになっているようです。

ものすごい人数を動員し、なおかつ、昨日は小沢一郎さんが登場するというサプライズも。



また、自由党時代からの小沢さん支持者の皆さんの中には、「なんだこの得たいのしれないヤツは」と思われる方もおられるかもしれません。そんな方は、この前に行われた八王子での三宅さんの発言を聞いて下さい。
なぜ小沢さんが絶賛するのか、ご理解いただけると思います。


(本人の話は45分くらいから)

東京在住のみなさん、今回は義理人情を断ち切って、未来の可能性に賭けて下さい。

三宅洋平と山本太郎が参議院で並び立つ場面を想像して下さい。

三宅洋平情報は、彼のブログが見やすいようです
http://ameblo.jp/miyake-yohei/

■■注意!

「生活の党と山本太郎となかまたち」の略称問題について、総務省自治行政局選挙部選挙課(ながい!) すなわち中央選管事務局に電話して訊きました。
結論 「無効かどうかは各投票所の開票管理者まかせ」 「選管から何が無効かなどの基準は示さない」
よって、常識的には「生活」や「生活の党」が無効になるとは考えられないが、開票管理者に悪意あるレアケースも想定し、総務省に届け出してある 「生活の党と山本太郎」 または 「生活の党と山本太郎となかまたち」 に統一すべきだと考えます。





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2016-06-24(Fri)

生活の党と山本太郎となかまたち と三宅洋平

生活の党が、存亡の危機で比例選挙をたたかっている。

前回2013年の時は、関西はほったらかしだったけれど、今回は号令はかかって、街宣車もやってきたので、選挙の鉄人こと渡辺義彦さんのお手伝いでできるだけのことはやることにした。

形式は知らないけれど、実質的に関西で生活の党の活動を継続してきたのは鉄人なべさんだけだから、当然彼を団長として、生活の党 関西ボランティアを呼びかけ、皆さんのカンパで事務所や政策チラシも用意した。

6月9日にオリーブの木が挫折してから、3日で自前チラシを作って、翌週には多くの方に2万5千枚ポスティングしてもらった。
同時にカンパのお願いをして、公示の3日前にどうにか目処が立ちそうなので事務所探し。幸いにして友人の紹介で閉店した喫茶店を格安に貸してもらえることに。
19日の日曜日にはボランティア会議をやり、20日に事務所掃除、21日の公示前日になんとか事務所を稼働させることができた。


22日の公示日は、比例にポスター貼りはないので、仕事で東京行き。
夕方からは、東京の候補者の演説を聴きに行った。

まずは田中康夫。
知名度は抜群のヤッシーだが、よりによって おおさか維新から出るとは。。。
維新の宣伝カーが場所取りしていたが、本人車がくると退場。本人車には、なるほど維新とは書いていない。演説も国政は語らず、保育園と老人ホームを一緒にする話とか、地方議員の選挙かな?と思ってしまう雰囲気。
かつてファシズムに対抗するドゴールの必要性を論じたような迫力は、まったくない。

たぶん、本人は維新のボランティアをタダで利用しているつもりなのだろうが、知名度の割には足を止めるひともたいしたことないし、本人の顔を見たら去って行く人も多く、勢いのなさを感じてしまった。

次に、選挙フェスという代物を見てやろうと吉祥寺駅前に。
10分ほど遅れてついたら、すでに4~500人くらいが密集しているのがホームからも見える。まだ真打ちは登場していなくて、SAIRUというバンドのコンサート状態。その後は山本太郎さんが前座を務めていた。

まずは音楽が気持ちいい。私は政治の場で学芸会みたいなことをやってお義理で拍手する類いは嫌いだ。
選挙フェスは学芸会では無く完全にプロ仕様だった。中身も音響も。普通に音楽としても2時間聞いていたいと思わせるクオリティ。まず、フェスを名乗る以上これは絶対条件。

しばらくしてようやく三宅洋平が登場。
まず驚いたのは、彼の演説(?)はほぼラップというか、長いセンテンスは無く、詩を詠んでいるようだ。
政治性、音楽性、スキル、人脈などが総合されたイベントであって、そう簡単に真似できない代物。猿まねをしても学芸会になってしまう。

全文書き起こしをしてくれた人がいるので、メモ

16.6.22 選挙フェス 吉祥寺駅北口 三宅洋平 スピーチ文字起こし全文

ただ、やはりあの語りが総合して「演説」なので、動画で聞いてから、確認の意味で文字を見るべきだと思う。

翌日の23日の動画があったので貼っておく



改めて聞いてみて、FBに書いた感想は以下

******
なかなかここまでの覚悟はできるものではなく、その意味で圧倒される。もっと正直に言えば、引き込まれるけど聞くのがつらい。つらいけど聞かずにいられない。

解説的にコメントすることは、彼の芸術としての選挙演説をぶちこわすことになるので、あえて内容については書かない。
45分間、台本を見ることもなく途切れることなく、謳うように語るように紡ぎ出す彼の「演説」を聞いてみてほしい。とくに東京に住んでいる人。(彼は東京選挙区なので)

実は初日の演説はたまたま仕事で東京にいたので、生で聞いてきた。はじめは野次馬のつもりだったのだけれど、引き込まれてしまった。
音楽がいいこともある。彼の語り自体がすでに音楽だということもある。そしてやはり、暗闇のなかの薄明を感じるから。
******

そんなこんなで、背筋をぞくぞくさせながら、帰阪。
あんなカッコイイ候補者はいないけど、関西の生活グループと、とにかくやれることをやる。
諦め気分にさせない。
そのことを肝に銘じて、もと喫茶店の事務所のゴキブリとも闘いながら、なんとか7月9日まで、「生活の党と山本太郎となかまたち」をよろしくね と言い続ける。

もちろん、仕事は仕事でちゃんとやらないといけないし、たまには家族に顔を見せなきゃならない。
そんな振り切れていない普通の日常を抱えながら、東京で振り切れている人たちのことも思いつつ、なんとかやってみよう。

そんなわけで、皆様 比例は「生活の党と山本太郎となかまたち」です

「生活」でも「生活の党」でも OKです
(党本部に確認済み)

しつこいですが 比例は 生活 でよろしく


□□□
生活の党 中津事務所(7/10まで)

大阪市北区豊崎6-14-8 梁川マンション1F
電話:080-2359-5082 AM9-PM9
情報ページ:www.facebook.com/seikatsu.daiichi
(中津、阪急中津、天六からの道順もあり)
メール:seikatsu.daiichi@gmail.com

□□□
カンパの振込先

「郵貯銀行」 口座名: 生活フォーラム関西
郵貯銀行から:記号1464 0 番号16807 431
他の金融機関から: 店番 468 普通 1680743




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2016-06-17(Fri)

「生活の党」の関西での準備について

いよいよ参院選の公示が5日後に迫ってきました。

「生活の党と山本太郎となかまたち」は、単独で比例選挙に挑みます。
オリーブの木構想の破産、谷亮子さんのまさかの行動、という超逆風に加えて、頼みの山本太郎さんも三宅洋平さんにつきっきりの様子で、もう断崖絶壁で逆立ちする気分です。

とは言え、やるだけのことはやらないと、最初から何もかも諦めて心地よいニヒリズムに浸るのは、私の流儀ではありません。
いまでも実は存在する少なくない支持者や注目してくれている人たちに、闘志をしっかり伝えなくては!

以下は私見ですが、ご参考にして下さい。

生活の党の比例候補は、関西を拠点とする方がいませんので、選挙期間に関西の私たちにできることは、おおよそ下記のような活動です。

・公式ポスターを貼る。他の家に頼んで貼らせてもらう。

・街宣カーの運転やウグイス。基本的にボランティアでやりきる必要があるだろうと想像します。

・街宣カーの動きに合わせて、スポットに合流する。

・政策ビラ(1号ビラ)の配布。ポスティングOK

・推薦はがきの住所書き

・メール以外のネットでの依頼活動

・事務所の当番

他にもあるかもしれませんが、だいたいこんな感じかと思います。


その準備のために、下記のボラ会(ボランティア説明会)をやります

6月19日 (日)16時から スタジオシチズン(関大前)
場所→ http://citizen-p.com/access

とにかく、なにかやろうという気持ちのある方は、ここに集まって下さい


しかし問題は、これらの活動をやりきるには、それなりの資金が必要だということです。

自主的に配布した「生活」チラシで約10万円、街宣カーのガソリン代他で20万円、最低限の事務所を借りて維持するのに20万円。
どんなに節約しても、計 50万円はないと、ジッと座って祈ることくらいしかできません。

先日来、生活フォーラムからカンパのお願いをしておりますが、目標額50万に届かないと、こうした活動すらできないのではないか、というのが私の皮算用です。

党からの活動費が出るのかどうかは私は知りませんが、今のところの雰囲気では望み薄かと推測しています。
残念ながら、気持ちでは車は動かないし、事務所は借りられません。

どうか、ご無理のない範囲で、しかし「目標額=50万円に届きそうな」カンパをお願いします。


カンパ振込先

「 郵貯銀行」 口座名: 生活フォーラム関西
郵貯銀行から:記号1464 0 番号16807 431
他の金融機関から: 店番 468 普通 1680743




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2016-06-11(Sat)

オリーブの木は枯れたけど

結局、だれもかれもが、国民の生活よりも自分の面子が第一だった というわけだ。

まったくなんと言うことだろう。自公を批判し、民進の不甲斐なさを嘆く少数野党勢力も、何のことはない、蓋を開ければたいした危機感もなかったということのようだ。

ただし、小沢氏の名誉のために書いておくが、小沢一郎氏だけは最初から最後まで、一貫してオリーブの木を主張し、そのために捨て身で交渉をつづけていた。
その証拠に、いよいよ独自で選挙せざるをえなくなった今、自党の選挙準備がぜんぜんできておらず、大変なことになっている。
「生活」を略称登録していないという説もあり、もしそうなら、あの長い党名を書かないと有効票にならないのか?と心配はつきない。

という調子で、小沢氏は党単独で戦うことをまったく想定せずに、オリーブ一本に絞って進んできた。
しかし、あっちがああ言えばこっちがこう言う、ということをシーソーゲームのように繰り返したあげく、オリーブは枯れ果ててしまった。

20160611-1.jpg

いろいろな経緯で聞いていることもあるが、もうこの際 書くのはやめる。気が滅入るだけだ。

とにかく、「生活の党と山本太郎となかまたち」は、この党で何かをやり遂げよう、とか、名前を売ろうとか、次の選挙に備えよう、ということをほとんどやってこなかった。
それぞれの議員はしっかり仕事をしてきたし、特に太郎さんの国会質問は多くの人に注目された。が、山本太郎は山本太郎であり、それが生活の党の知名度につながらない。
まして、小沢さんの調整役としてのマスコミ登場も、小沢一郎は小沢一郎であり、生活の党の知名度とは別物。

おかげさまで、もともと小数点以下だった世論調査での政党支持率も、今や1よりも0に近づいて、悪夢の2014年12月よりも下落基調に見える。社民党にも差をつけられている。(どっちも小数点だが)

このままいけば、生活の党は議員数でも得票率でも政党要件を無くし、歴史から消え去ることになるかもしれない。
それでいいのか。

保守でも革新でもない、「普通の生活」の党が無くなっていいのか?
自立と共生、すなわち日本の独立と平和を主張する唯一の党がなくなっていいのか?

とにもかくにも、ここはひとまず生き残ってもらわなければ困る。
かろうじてでも命脈を保てば、次の一手を考えることもできるが、政党要件を無くしてして完全に資金が干上がると、二進も三進もいかなくなる。

ふりかえれば、2013年参院も2014年総選挙も、比例で2%得票にあとちょっとだったから、比例区に10人くらい出して全国で街宣しまくり、政党ビラをポスティングしまくれば、ギリギリ2%とって一人当選はまったく無理な話ではない。
そのためには、一億くらいの供託金その他を準備できること、そして候補の数だけ選対が機能すること、また候補1人につき最低30人、計300人くらいのボランティアが動くこと。

資金については、いまから緊急にカンパを募ってもとても一億なんて集まらない。こればかりは、党本部でひねり出してもらうしかない。ただし、各選対の初動のための活動資金として、各地方で100万くらいはカンパで集めるべきだろう。

基本的にボランティア頼みの選挙にならざるを得ないので、やることはシンプルに、停滞しないように、だれでもどんどん参加できるようにするべき。

確認団体届けがあれば、候補者名を出さない街頭演説は、宣伝カーを使ってかなり自由にできるので、とにかく生活の党を知ってもらう。
というか、生活の党=小沢一郎 であり 生活の党=山本太郎 ということを知ってもらうと、「ああそうだったんだ」と一気に知名度は上がるはず。

小沢さんや太郎さんの名前を出すのは、間違って投票用紙に名前を書かれる危険もあるけれども、今はそんなことを心配しているレベルじゃないので、二人の知名度を活かして、政党名の浸透をはかる。もう残された日数では、ここにかけるしかないのではないだろうか。

それと、公示後に正当機関誌のポスティングができるかどうかは微妙なのだけれど、もしできるならば、これをガンガンやる。
「生活の党機関誌」7月号は、ぜひとも小沢さんと太郎さんの対談にしてもらい、週刊誌みたいに読んで面白いものにして、2%の人に確実に届くものにするべし。

■■

とにかく、生活の党本部には、本気出して準備をお願いしたい。

同時に、全国津々浦々の小沢ファン、太郎ファン、ファンじゃないけど「イイコト言ってるじゃん」と思っている皆さん。
出番です。

皆さんが動かないと、この党、消滅します。たぶん。
各地方で核になる方がおられるでしょうから、自主的に集まって相談して下さい。
党から指令がかかるのを待っていたら、7/10は過ぎてしまいますから、きっと。

関西ではさいわい、選挙の鉄人ナベさん こと渡辺義彦さんが指南してくれますので、ぜひとも「手伝えるで!」という声を寄せて下さい。
窓口はまだ確定しておりませんが、とりあえず生活フォーラム関西へご連絡でも、山岸あててでも結構です。

生活フォーラム関西 http://seikatu-forum.blog.jp/
山岸 info@mei-getsu.com

今後の情報は、渡辺義彦さんの
ツイッター @watanabe_55
フェイスブック https://www.facebook.com/watanabe.yoshihiko.9
をチェック願います。

希望は捨てない!

20160611-2.jpg
(パレスチナのオリーブ畑  パレスチナオリーブさんより)




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2016-06-08(Wed)

大阪選挙区(4人区)での野党共闘

来る参院選で、大阪選挙区は4人の定員にたいし、現在6人が名乗りを上げている。

自民1、公明1、維新2、民進1、共産1 

維新は現職1だったところに、先日自民党の女性市議が維新に寝返って出馬する意向を明らかにした。

もともと、自民、公明、維新現職 は過去の実績等からほぼ鉄壁かと言われてきた。
残る1議席を民進と共産が争うというのがもっぱらの下馬評だった。

そこで何度も浮かんでは消えたのが、複数区でも候補者調整すべきだ という議論だ。
万が一、自民か維新が二人目を立てたら、野党はゼロになるかもしれない。だから民進か共産のどちらかに一本化すべきだという話である。

しかし二つの理由で、これは現実的ではないと考えられ、実際に一本化論が主流になることはなかった。
理由のひとつめは、民進も共産も取り下げるわけがない、ということだ。
民進はまだ52歳の現役バリバリの現職であり、共産は前回の大阪選挙区で議席をとっている。どう考えても、どちらから取り下げるというのは考えられない。

もう一つの理由は、一本化して一人は楽勝だ ということになれば、緩み切った選挙になってかえって票を落とすだろう、ということだ。これは陣営の側もそうであるし、有権者の目から見ても、必死さが伝わらない。
苦しい時こそ、切磋琢磨して、基礎票以上の票を掘り起こす、その熱がなければ、かえって危ないということだ。
人の心をいただくのが選挙であり、単純な足し算引き算ではないダイナミズムがある。

大阪の自民党が維新に歯が立たないのは、こうした挑戦をサボり続けてきた結果であると、大阪で選挙の世界を歩き続けてきた、選挙の鉄人こと渡辺義彦さん(生活の党と山本太郎となかまたち)は言っている。

そんなこんなで、市民が応援する舞台には、民進現職のおだち源幸さんと、共産のわたなべ結さんが並んで立つ機会が多くなった。

20160608-1.jpg
(2016.6.5 大阪総がかり行動 梅田ヨドバシ前)

そこに、維新が二人目を立てるというニュースが飛び込んできた。
あえて、数ヶ月前まで自民党市議だった女性を出してきたところは、維新もなかなか巧妙だなと思わせる。
住民投票やダブル選挙では敵対していた人間を立てることで固定票が現職から流れないようにしながら、新しい票を掘り起こそうという作戦だ。
万が一、共倒れの危険が見えた時にも簡単に切り捨てやすい。

とは言え、橋下効果のなくなったとこに、さらに2人目ということで、やはり維新現職の票はいくらか減ることは想定できる。
思いの外、新人が現職の票を食ってくれること、維新幹部が判断の時期を間違うこと、などが重なれば、共倒れの可能性もないとは言えない。

それはすなわち、野党の二人、おだち&結にとってのチャンスである。

しかし一方で、維新が共倒れになるのと同じ以上に、野党が共倒れの危険が無いわけでない。
2人を目指してギリギリまで頑張って、しかし、現実の数字がどうしようもない場合は、支援者としてはきびしい選択をせまられることもあるかもしれない。

■■

投票直前の段階で、どんな曲面が想定されるか。

残念ながら、自民と公明は、よほどの事件でも起きない限り、少々減らしても当選圏内であると思われるので、ここでは論じない。
維新2人と野党2人について。

① 4人が団子状態

② 維新現職が抜けていて、のこり3人が団子状態

③ 維新現職が抜けていて、維新新人と野党のどちらかが4位争い

④ 維新現職と野党どちらかが3位争い

⑤ 維新新人が圏外で、維新現職と野党二人が団子状態

⑥ 維新二人が抜けて 野党二人が圏外

ざっとこんなことがあり得る想定ではないか。

①、②、④、⑤ の場合は、これはもう最後までそれぞれが死力を尽くすしかない。
ここで問題になるのは、②、③、⑥ の場合だが、②と⑥の場合も、最後までやりきるべきだと思う。
不完全燃焼の後には、敗北以上のダメージが残る。次へのチカラを残すためにも、振り絞ってやりきることだ。

それでもやはり、大きな決断を迫られるのは、③の場合だ。
野党のどちらかが圏外で、もう一方が最後のイスを争っている場合。
このときばかりは、争っている方の野党候補に集中するべきではないか。

いまからそんな弱気でどうすんねん! という話ではあるけれども、あくまで私の個人的な覚え書きとして、書き留めておきたい。




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2016-06-06(Mon)

憲法という「ゆりかご」

これまでも何度か書いてきたが、私は日本国憲法を絶賛して神棚に上げておく派ではない。

この憲法は妥協の産物として生まれた、ということが明らかだからだ。

つまり、左手には9条、右手に1条、頭の上には日米安保+地位協定がのっかり、足下には沖縄を踏みつける。
これが憲法の歴史的な位置である。

憲法は良いけど、安保や沖縄切り捨てはよくない、というのは居酒屋論議としては結構だが、歴史をふまえない話であり、まったく意味をなさない。
この条件でなければ生まれなかったのが日本国憲法なのであり、この全体像のなかの一部を担うのが日本国憲法だったのである。

大日本帝国側の国体護持=天皇の戦争責任の免責、米国側の実質植民地化、という二つの要求を通すにはどうしたらいいか。
あまりにも露骨にやれば、アジア諸国は納得しないし、当時の状況では日本で共産主義革命がおきてもおかしくはなかった。
それらの勢力を納得させつつ、国体護持と実質植民地化を実現する、天才的な手段として、日本国憲法は生まれた。

侵略の挙げ句に敗戦した国の最高責任者を免責する。免責どころか「トップ」に据えたままにする。
どう考えてもあり得ないことを、日本国憲法はやってのけた。

戦勝国が敗戦国を永続的に植民地化する。19世紀のむき出しの帝国主義の時代ならばともかくも、20世紀の半ばも過ぎた時点ではあり得ないことだ。
これもまた、日本国憲法は巧妙な隠れ蓑になった。

その意味で、私は日本国憲法を賛美する気持ちにはならない。

■■

しかし、羽仁五郎氏の本を読んでいると分かるけれども、当時条文作りを担当した人たちは、個々人としては精一杯の努力をした。
大きな妥協から始まる民主主義の世の中を、これから挽回して作り上げていくために、できる限りの仕込みは考えていた。

いわば、日本国憲法は民主主義の「ゆりかご」だったのである。

ところが、戦後の民主主義を先導する人たちは、この憲法こそが民主主義だ。民主主義の完成形だ と勘違いした。
これから、いちから創っていかなければならないのに、もう手の中にあると思い込んでしまった。

「ゆりかご」の心地よさを、戦後民主主義と称して満喫し、いちから創る努力を怠り、憲法の本質を議論することには「改憲派」とレッテルを貼って排撃した。
「ゆりかご」から飛び立つのではなく、「ゆりかご」のなかで70年間を過ごしてきてしまった。

ハイハイも立っちもせずに過ごしてきたけれども、さすがに先人の仕込みが功を奏し、憲法という「ゆりかご」は何とか命脈を保ってきた。
しかし、そろそろ限界に来ている。敵はもはや遠慮もなにもない。露骨に「ゆりかご」解体を政治日程にいれて、「ゆりかご」を「牢獄」に変えるプランをも具体的に示している。

対するに護憲派は、いまだに「ゆりかご」のなかから「壊すな」と叫ぶことしかできない。
「ゆりかご」から飛び立って、本物の民主主義を根っこから育てることを怠ってきたツケは、もはや一朝一夕では取り返しが付かない。

■■

民主主義とは、多数決ではない。それは最後の結果であり、民主主義のプロセスとは、自分の考えを言う、ということにつきる。
究極の民主主義とは、誰の考えもが同じ重さで発信される状態である。

その発信をするための手段が代議制である。
世襲やポット出の政治家にたまたま投票するという選挙ではなく、日頃から自分たちの代表をつくる活動こそが、民主主義。
まさに、草の根の政治活動こそが民主主義そのものだ。

自民党は、業界団体の○○政治連盟などなど、こうした活動と組織作りをせっせとおこなってきた。ある意味、自民党の方がずっと民主主義の活動を実践してきたと言える。
護憲派は共産党の組織をのぞき、ほぼこうした根っこからの政治活動をつくってこなかった。民主主義はそこにあると勘違いし、大きな声で叫べば皆が賛同してくれる、と思い込んできた。実際はそうならないのに、その幻想から何十年も逃れられなかった。

また、マスメディアについても、羽仁五郎氏らは、NHKだけは民主的に運営できるようにと、人事や予算を国会承認事項とした。
国会が拮抗していれば、NHKも一方的に大本営発表にはならないだろう、との思惑だった。
マスメディアの危険性は戦中の経験から痛いほど分かっていたから、NHKだけでも「軍の言いなり」や「金次第」にならないメディアをつくっておこうということだった。

自分の意見を発信できることが民主主義であるとするならば、マスメディアが完全に支配されてしまった世の中というのは、独裁国家に等しい。
それでも、草の根の政治活動をちゃんとやり、それなりの議員を確保することができていれば、NHKだけはまだマトモなメディアのはずだった。が、現実は、見ての通りだ。

マスメディアの危険性など、70年前からずっと分かっていたことであり、その対策を怠り、「ゆりかご」のなかでリベラルな記事を読んで安心してきた結果が今日なのである。

■■

もちろん、いまだに民主主義の「み」の字も実現できていないこの日本で、せめてもの代償であった憲法を、壊されてはいけない。
もう使い込まれて哀れにもボロボロの「ゆりかご」ではあるけれど、それでも今すぐに壊されると、代わって立ち現れるのは国民の「牢獄」のような新憲法=自民党草案だ。

だから、爆撃機に竹槍かざす心境ではあるけれども、それでも今は「憲法壊すな」と言うしかない。
それと同時に、憲法の上に乗っかって安逸をむさぼり、結果としてこの事態を招いているのは、他ならない護憲派の責任大なのだということも、言い続けなくてはならない。かなり嫌われそうだけれども。

これまでできなかった草の根の政治活動を、これからの数十年間でつくっていくために、いくら嫌われても護憲派の方々には理解してもらわなければならない。
孤立無援かと思われたこんな私の考えも、近年、意外と同志が多いと言うことも分かってきた。

「ゆりかご」は壊してはいけない。
しかし、「ゆりかご」に安住してきた私たちの姿勢は、一度壊す必要がある。




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2016-06-01(Wed)

どうすれば投票率は上がるのか

2012年総選挙、2013年参院選挙、2014年総選挙 立て続けに惨敗している反自公の野党勢力だが、落ち着いてよく見れば実は自公の票が増えているのではなく、反自公の票が一方的に減っている。

ザックリ言うと、自公2500万 VS 非自公3000万 だったのが 自公2500万 VS 非自公1800万 になり、非自公から1200万票が棄権に移行している。

20160113-1.png
(本ブログ 届く言葉を より)

「2009年には政権交代に期待したけれど、もううんざり。投票なんて行きたくない。」という人が、1200万人もいる。この人たちが、日本の行く末のカギを握っていると言ってもいい。

小沢氏がオリーブの木を説き、多くの市民が「野党は共闘を」と願い声を上げ、とにもかくにも参院選の1人区で候補者調整ができたことは、こうした認識が行き渡ったのではないかと思われる。
どんな世の中でも3割程度はまったくの無関心層、固定の棄権票はある。問題はこの3000万人ではなく、これまで投票に行ったり行かなかったりした1200万人ほどの人たちが、今一度「期待してみよう」と思ってもらうにはどうするか だ。

そのためには、政権交代の可能性を示すこと、野党の本気度を示すことがまず前提であり、統一候補を擁立することは最低限の条件だと言える。

しかし、現状は統一候補と言うよりは、一方的に共産党が候補者を取り下げ、民進党が「勝手に下げるのは歓迎するが共闘はしない」などとうそぶいている選挙区も多く、本気度が伝わるというにはかなり遠い。

また、オリーブの木についても、こんな様子では・・・

社民・生活に統一名簿打診 実現は困難 参院比例
毎日新聞2016年6月1日


 岡田氏が打診したのは、「民進党・市民連合」などの名称の団体を設立し、同党の政策受け入れを条件に社民、生活両党の候補者を統一名簿に載せる案。
(引用以上)

これはトンデモナイはなしで、名称も政策も民進そのままということは、社民と生活を解体して民進に取り込むというに等しい。生活と社民が怒り新党(小林新党)とプリオリーブを形成して、しぶとく小政党として生き残るのを、事前に防止しようという魂胆ではないか。

民進党の政策は、消費税引き上げ、辺野古推進、集団的自衛権も若干修正すれば容認、原発再稼働&輸出推進 であり、これを全部受け入れれば、日本に野党は存在しないに等しい。
かつて社会党を自民党との連立に引き込んで自滅させたように、社民と生活を最終的に消滅させようとしているのだ。
幸か不幸か、民進という名称を統一会派では使えないようで、どうやら頓挫しそうだが。

このような、あまりにも酷い妥協をした「野党共闘」や、「投票に行こう」という呼びかけで投票率は上がるのか。
かの1200万人は、民進党に全てが統一されれば、いよいよ絶望し二度と選挙なんて行かないだろう。
まして、「投票に行こう」という呼びかけで行く気になるくらいなら、何も言われなくても投票に行っているだろう。

■■

過去に学ぶことが必要なのではないか。
かつて、投票率が上がったのは何でなのか、下がったのはどんな理由があったのか。

20160601-1.jpg
(総務省HPより)

戦後の投票率で、大きな変化は1996年の41回総選挙からだ。戦後最低だった前回を大きく下回り、初めて60%を切った。
この時何があったのか。

与党は自民、社民、さきがけ で、首相は自民党の橋本龍太郎。
野党は第一党の新進党が苦戦する一方で、さきがけと社民の半分を吸収して民主党が結成される。

争点は自社さ政権への審判と消費増税だったようだが、批判の対象である社民とさきがけが民主党になって自壊し、矛先をどこへ向けて良いか分からない状況ではなかったかと思われる。
結果、自民も過半数をとれず、だれも勝者のいない選挙結果になった。

ちなみに、私自身はこのときの記憶がぜんぜん無い。たぶん、どこにも期待できずに、その日の気分で決めていたのではないだろうか。
対決構図が分かりにくい、どの勢力も同じように見える。そんな状況は、消費増税という大きな課題があっても、激しく投票率を下げる、ということがこの41回選挙からわかる。

2000年42回は、やはり自民党は激減するが、公明党が救世主として現れる。ここから「自公」体制が始まる。
自民党の退潮傾向はあきらかであったので、公明党こそが自民党政権をささえたと言ってもいい。

2003年43回は、直前に民主党と自由党の合併があり、民主党は躍進する。小泉自民党もこのときは議席を減らしている。
しかし、投票率を見ると、41回と同じくらいであり低い。つまり、永田町の「政局」では、投票率は上がらない、ということではないだろうか。
たしかに死に票を減らし、一定の期待値もあって、統一することは議席数を増やすけれども、本気で国民の期待を押し上げ、投票率をアップさせることはできない。

そして運命の2005年44回郵政選挙である。
あの小泉純一郎の劇場型選挙が席巻し、投票率も従来のレベルに回復する。
結果はもちろん自民党の圧勝である。このときばかりは、これまで自民公明には入れたことのなかった1000万人が、小泉純一郎に期待し投票した。

小泉が勝てた一番の理由は、「自民党をぶっ壊す」と言ったからだ。
実際に、自民党を支えてきた諸々の既得権益をぶっ壊すパフォーマンスをやってみせ、いかにも不公平にみえる特定郵便局長を血祭りに上げた。

その真意は、米国の指令に忠実に従っただけなのだが、その手法は国民の「なにかやってくれる」という期待値をマックスにした。
が、その期待値が裏切られるのに時間はかからなかった。新自由主義の権化のような小泉政権によって生活をボロボロにされていった。

その結果、2007年の参院選では小沢民主党が大躍進し、与野党逆転した。
このとき掲げたスローガンこそ「国民の生活が第一」であり、「消えない年金」「子ども手当」「農家戸別所得補償」という3本柱であった。
およそ10年間、紆余曲折を経た民主党が、やっと本気の政党として認知された。

参議院であり政権選択選挙ではないこともあり、投票率はやや上がったものの60%には届かなかったが、ここで醸成された「どうやら民主党は本気らしいぞ」という認識が、2009年の結果につながっているのは間違いないだろう。
これは、私もそう感じたことを憶えている。

2009年45回政権交代については、もはや言うまでもないだろう。
自由民主党「日本を守る、責任力。」 VS  民主党「政権交代。国民の生活が第一。」
という、政策的な対立の明確化。
そして、政権交代するのかしないのか、というリアリティ。
このふたつが揃った時、投票率は一気に70%近くまで回復した。

2012年46回では、反自公勢力は、実に2000万票を減らしている。
うち、800万票は完全な浮動票だが、1200万票はこれまで反自公に期待してきた層だ。
いかに「裏切り」という行為が深く国民を傷つけるのか。それを国民は許さないのか、全身全霊で感じることになった。

もともと国民は自公に「期待」はしていない。
あって当然、悪いこともして当然。だけど最低限のことはしてくれる。
これが自公に対する「期待」であり、長期政権を担った勢力というのは、0点であれば合格点になる。

しかし、政権交代を担う以上は、せめて60点取らなければ愛想を尽かされ、ましてあのような全面的な裏切り行為は、憎悪の対象になる。
その覚悟をもたなければ、政権交代を目指すことはできない。

■■

こうして振り返ってくると、結局投票率を上げる要素は二つ。それが揃ったときなのだと思われる。

1.政策的な選択肢が明確(に見える)
2.政党の対決が明確

とするならば、今、民進党が何の反省もなく、野党共闘の形を作ったとしても、どうしたって勝てるわけがないと言わざるを得ない。

国民は民主党の裏切りを許していない。
反省もせずに口にするキレイゴトを、国民は本気にしない。

もちろん、それでも自民よりはマシだと言うことは分かっている。
だから、結果として棄権する。

旧民主党幹部(悪代官)どもが、雁首そろえて国民に土下座したうえで、2009年マニフェストを復活させ、そのうえで野党共闘を実現すれば、今からでも参院選は圧勝できるだろう。

もちろん、あの悪代官どもはそんなことはしない。
むしろ、そうやって国民に恨まれて、野党が負けていくことを望んでさえいる。
野党の立場から自民党を支えるという役割を忠実にこなすことで、自分の首だけは安泰だからだ。

悪代官以外の民進党議員は、悪代官に首根っこをつかまれて、口では良いことを言っても、イザとなれば奴隷のように這いつくばる。そのことも、国民はちゃんと見抜いている。

この状況を一気に変えることができない以上、今は耐えるしかない。
野党共闘もできるだけのことはやりながら、本当の国民のための党を根絶やしにしないこと。
民進、社民、生活の統一名簿も、できるならばやったほうがいいに決まっている。
しかし、民進に吸収されることで、正論を言い、(今は気力だけでも)本気で政権交代を目指す野党が消滅してしまうような統一ならば、元も子もない。

そのためには、岡田の仕掛けた罠にはまらず、社民、生活、怒り新党、のプチオリーブで少しでも上積みをめざし、死に票を減らすしかない。
そして、堂々と「国民の生活が第一」の旗を掲げることだ。

逃げ道をのこしたアイマイさは、国民は敏感に感じ取る。
また、お題目だけのキレイゴトも冷笑を誘うだけだ。
はっきりと国民の命と暮らしをまもる、わかりやすく具体的な政策を掲げてたたかうこと。

その積み重ねでしか、1200万人に戻ってきてもらう方法はない。
投票率を上げる方法はない。

この原点を捨ててはいけない。

似て非なるもの 「自民党にかわる受け皿」 「自民党とかわらん受け皿」 
国民はちゃんと見ている。


ミナセンおおさかの新しいちらしが良い感じです。
 ポスティングや街頭宣伝でぜひご活用を!

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