2018-10-05(Fri)

「沖縄の基地問題はすべての日本人の責任か」という問題について

たまたまツイッターのタイムラインで、こんなやり取りを拝見しました。
書かれている方はお二方とも私は直接は存じ上げない方です。ただし、どちらも辺野古には反対の立場であることは間違いありません。


比嘉さんは沖縄の方で、さとうさんは本土の方のように見受けられます。

実はわたしも、似たようなやり取りを経験したことがあります。
少し前、ある会合で「沖縄に押しつけちゃダメでしょ」署名を日本中でやりませんか、という提案をしたときです。
同席のリベラルの方から 「それを利用されて、橋下徹がやったみたいに八尾にオスプレイ持ってきましょう、となったらアカンやないか」と言われ、全体の空気もそっちになって私の提案は流れてしまったのでした。

デニーさん当選!の高揚感の中で話をすると、なんだか上記のさとうさんや、私と議論したリベラルの方が無責任みたいに見えますが、なかなかそう簡単に決めつけられるものではないと、私は思っています。

私個人は比嘉さんのご意見に100%賛同しますが、橋下徹がやりかけた、議論抜きの「大阪に基地を」運動もたしかに大問題だったわけです。
「沖縄に押しつける」の反対は 「全国で引き受ける」 ではなく、 「全国で基地が必要かどうか議論する」なわけですが、不用意に運動をやってしまうと、それを日本会議あたりに逆用されて「では全国で引き受けよう」とやられるリスクはたしかにあると思います。

もちろん、本気で「引き受けよう」というのではなく、議論抜きにそれを突きつけられた本土の人たちが、言葉を濁して言外に「やっぱり沖縄に置いといて」と言い出すのを期待しているのです。
私がお話をしたリベラルの方も、「八尾に米軍基地できたら嫌や」ということより、そういう展開を心配していたのです。

そういう「内心忸怩たる思いを、むりやり国民に抱かせる」戦略は、一度やられてしまうと傷が深くなり、何世代にもわたってものが言えない国民が形成されます。
いま、せっかく沖縄のことを考える国民が増えてきたところなので、ここは大事に議論を広げていくべき時です。
一足飛びに、「大阪で引き受けよう!」とかワーワーやられてしまうと、それにたいする「反対運動」は、言葉には出さないけど内心は「やっぱり沖縄に置いといて」という内心忸怩運動になってしまいます。
そうなったら、国民の中に醸成されつつあった沖縄を自らのこととして考える芽は、吹き飛んでしまいます。

そういうリスクは、たしかにあるのです。

とはいえ、それでもやはり「沖縄に押しつけちゃダメでしょ」というところから出発しないと、日本の民主主義はスタートラインにすら立てないと私は考えます。
「内心忸怩たる思いを、むりやり国民に抱かせる」戦略は、実は73年前にいちどやられています。
もちろん、大反省すべきことをやらかしたのは事実なので、内心忸怩なのは当然と言えば当然ですが、でも、それでも反省の上に自らの生きる権利と誇りは明確にすべきだったのです。

しかし、戦後の日本人は、反省もアイマイ、権利もアイマイ、なんとなく内心忸怩でものが言えない という国民にされてきました。
左翼が反省担当、右翼が権利担当で、お互いに牽制させることで、どっちも進まないように仕組まれ、「誇り無い豊かさ」を享受してきました。

そんな日本人の目の前で、左翼でもない右翼でもない、フラットなものの見方を示してくれたのが、沖縄です。翁長さんとデニーさんの選挙です。
「平和を願う ウチナンチュの誇り」というものをはっきりと見せてくれました。

私たちは、「平和を願う 日本人の誇り」を掲げるべきではないのでしょうか。
この左翼と右翼が手をつないだようなスローガンを、奇異に感じる方も多いでしょうけど、「奇異に感じる」ご自分の感性をまず顧みていただきたいのです。
これ、日本人 のところに他の国の名前を入れてみたら、めっちゃ普通ですよ。平和を願うドイツ人の誇り とか 平和を願うエジプト人の誇り とか 全然違和感ないじゃないですか。

なんで、皆さんの心は 平和を願う日本人の誇り と言うと違和感を感じるのですか?

たしかに侵略戦争をやったことは事実であり、反省もなく「日本人の誇り」なんて言うのは言語道断でしょう。
必要なのは、明確な反省の上に、他の国民と同じような「誇り」を持てる国にするということじゃないんでしょうか。
その反省は、実は侵略戦争だけじゃありません。
その後の日本国憲法のもとでも、日本人はあるものを踏みつけて暮らしてきました。

私は日本国憲法のことを 右手に1条、左手に9条、足の下に沖縄 と評しています。
日米安保とワンセットでしか存在してこなかった憲法は、沖縄を犠牲にすることで成りたってきたのです。
日本人は、そのことを気が付きながら、ちょっと内心忸怩になりながら、でも見ないふりして「沖縄大好き!」と言ってきたのです。
ここにメスを入れないことは、侵略戦争を反省しないことと同じです。

だからといって、「そんなんじゃダメだ!」と日本人に猛省を求めるのもナンセンスです。
そんなお説教でどうにかなるのなら、とっくに変わっているでしょう。
現実的な気付きのキッカケが必要なのです。

その意味で 「沖縄にばっか基地を押しつけちゃダメだよね」という議論は、ジワジワと注意深く、でも確実に進めていくべきだと思います。
デニーさんの勝利で注目が集まっている今こそ、日本人の呪縛を解くために、もの言える国民になるために、皆で沖縄のことを考え、基地と日米安保を考え、議論すべき絶好機です。



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2018-10-04(Thu)

「デニーさん」と自然と呼べちゃう知事誕生

デニーさん 登庁されましたね

沖縄・玉城知事が初登庁 翁長氏の辺野古阻止継承
2018年10月4日 琉球新報


初仕事が台風対策、なかなか風雲急を告げる始まりです。

それにしても、自然と「デニーさん」と呼べてしまう知事が誕生したことだけでもすごいことですよね。
3年前にデニーさんに大阪に来ていただいたとき運転手をさせてもらったのですが、なぜか不思議と何の抵抗もなく「デニーさん」と呼んでしまったんです。
まあ普通だったら「玉城先生」ですよ、現役の代議士ですから。

私はたとえ小沢さんでも先生とは呼ばないようにしているんですが、正直言えばかなり意識してます。
でも、デニーさんは、さらっと「デニーさん」と呼んでしまったんです。
そういう空気を持っているんです、デニーさんは。

当選が決まった直後は、「これからが大変だなあ」という思いが強くて、歓喜爆発とはいかなかったんですが、数日経って初登庁のニュースを見ると、じわじわとこみ上げてきました。
自由党の中でも、オール沖縄の中でも、俺が俺がという自己主張はせずに、どちらかというと地味な仕事師だったデニーさんが、まるでサナギから蝶が飛び立つような華麗な闘いを続けていることに、選挙期間中も感動しっぱなしでした。

ほんとに ほんとによかった。



ともあれ、これからのことを考えなくては です。

昨日は「日本のアイデンティティ」なんてことを書いたら、すっかりアクセスが伸び悩みです。
やはり、みなさん大日本帝国の香が漂う文言には敏感ですね。
読んでもらったら、決してそうじゃないことはわかってもらえると思うんですが。

そういえば、先日梅田のジュンク堂にいったら、1階のかなり目立つところに白井聡さんの「国体論」がおいてありました。同じ棚に並んでいるのは、ほぼほぼネトウヨっぽいのばかり。
まあそうですよね、なにせ「国体論」ですからね。

白井さんがネトウヨばりの国体護持を説くとは思えませんが、あえてこういうコーナーにおかれることで、いわゆるリベラルやインテリみたいな人たちとは違う考え方の人に読まれるとしたら、なかなかいい手だなと思いました。

デニーさんの勝因はいろいろあるでしょうけど、一番直接の理由は、自民支持者の2割、公明支持者の3割、維新支持者の4割をひっくりかえしたことと、無党派層の多くを投票に行きたいと思わせたことです。
これはすなわち、「支持者の中の楽屋落ちではなかった」 ということです。

もうこれは百万回でも言いたい。
自分と同じような考え方の人たちで固まっている限り、勝利はありません。
「(自分が考える)正義は勝つ」 は大間違いです!

デニーさんは 「自立と共生」と「多様性」を県政の柱にと言っています。
ぜひぜい この言葉の意味を、よーく吟味してみてください



それにしても、幹事長だったデニーさんが時の人になったのに、自由党の支持率は限りなくゼロに近いまま。
不思議な政党ですよね。
玉城デニー、山本太郎、小沢一郎  こんなスーパーマンがそろってるのに・・・・・ 支持率≒ゼロ・・・・・

自党の宣伝に余念のない あの党やこの党を、少しは見習ってほしいですね。
少しでいいですけど



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2018-10-03(Wed)

沖縄のアイデンティティ 日本のアイデンティティ

「イデオロギーよりアイデンティティ」 翁長知事が提唱し、デニー新知事が受け継いだこの言葉、もう全国区で知られていますよね。

保守や革新というイデオロギーで分断されることで、結果的に東京の政府や米国の従属してしまうのではなく、ウチナーのことはウチナンチュが決める、沖縄だけに基地を押しつける差別は拒否する そういう沖縄のアイデンティティを掲げて、デニーさんは39万余票という史上最多の沖縄の志を結集しました。

正直に言うと、選挙終盤のデニーさんの演説をネットで聴いていて、「素晴らしすぎる。大丈夫か?」と思っていました。
つまり、理念に寄りすぎていて、ほんまに票に結びつくのか と危惧したのでした。
今となっては、そんな危惧をしたことが恥ずかしく、沖縄県民に平謝りです
<(_ _)>

それほどに、「沖縄のアイデンティティ」という言霊は、沖縄県民の胸に響いたのです。そのことに日本中から多くの賞賛が集まったのです。

デニーさん勝利の翌日から、私はネットで有名人や無名人の様々な主張を観察してきました。
そして、少しだけ安心しています。
「おめでとう」「うれしい」「泣きそう」という直後の感想は当然として、その後に 「沖縄を孤立させてはダメだ」「デニーさん一人に安倍政権の圧力を押しつけてはいけない」という論調がとても多く見られたからです。

4年間の翁長県政の踏ん張りと限界を見てきたのですから、デニーさんたちだけが頑張ってもダメだと言うことは、皆さん見えています。
どうしたって、安倍政権を倒すか、せめて「無茶したら次の選挙で大負けする」と思わせるところまで追い詰めなくては、沖縄の声に安倍晋三が耳を傾けるなんて蜃気楼よりも現実味がありません。
なにせ、デニーさん当選直後から「シンシに聞きます」けど「辺野古は進めます」と、一言半句たりとも沖縄の意思を聞く気がないことを明言していますから。

次は本土の私たちの番だ、ということです。

とはいいうものの、現実を見渡せば、本土の状況は決して前途洋々ではないし、明日に向かってわくわくする状況とも言えません。
オール沖縄の諸勢力や個々人が懸命に作り上げた共闘関係とは、本土のそれはまだまだ遠くかけ離れています。

ひとつには、野党のあいだで、いまだに「アイデンティティよりもイデオロギー」が幅をきかせているということです。
沖縄の「イデオロギーよりアイデンティティ」をあれだけ賞賛している人たちが、本土に帰ってくるととたんに「○○党とは○○で考え方が違うから一緒にできない」みたいなことを平気で言っているわけです。

その一方で、こんなことも言っています。

参院選統一候補へ弾み 沖縄知事選勝利で野党
2018/10/1 日経新聞

野党は参院選に向け候補者一本化への手応えをつかんだ。立憲民主党の福山哲郎幹事長は「参院選1人区は候補を一本化すれば、安倍政権に十分勝機が見いだせる」と話した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「来年の統一地方選や参院選では地域の声を反映できる候補や戦い方を展開することが重要」とした。
(引用以上)

立憲も国民も、共闘すべき仲間だと思うからこそ、ひと言いわせていただきます。

とくに、福山さん。16年の参院選でも、1人区は一本化しましたよ。で、結果はどうでしたか。
11勝22敗。自民、公明、、維新はそれぞれ5議席ずつふえてしまいました。
もちろん、改憲勢力に2/を阻止もできずです。
この反省は まったく無しですか?

そして、「沖縄が勝ったから本土も勝てる」という、沖縄の現状と苦闘をほとんど考慮しない発言には、ちょと驚きです。
沖縄の「何を学ぶ」ことで、勝てるとおっしゃっているのでしょう。
デニーさんは、「イデオロギーよりアイデンティティ」の具体的な形として 共産党から経済界から自発的な若者までが参加する「ひやみかちうまんちゅの会」という共同の選対本部を母体として闘いました。
沖縄から学ぶのであれば、本土でも野党共同選対を作る努力くらいはしてもいいのではないでしょうか。

枝野氏、共同選対に否定的 来年夏の参院選巡り
2018/8/24 日経新聞


これは沖縄の勝利よりも前の記事ですから、枝野さんもきっと考えが変わっていることを期待しています。
そして、よりによって維新の牙城・大阪でやってくれたような 「複数区なんだから、野党間の調整も相談も一切無用」というやりかたは、これ以上なさらないことを、切に願います。



ところで、アイデンティティということばを使ってきましたが、沖縄のアイデンティティはわかるとして、本土、といか日本のアイデンティティとは何でしょうか。

「日本のアイデンティティ」 なんて言うと、サッと警戒の色を深めるリベラルの皆さんの顔が目に浮かびます。
日本のアイデンティティ → 日本民族の優位性 → 排外主義
または、日本のアイデンティティ → 国体護持 → 大日本帝国の復活
という構図が、一瞬のうちに脳裏に浮かぶのだろうと思います。

私自身、数年前だったらそうだったと思います。
そうやって軍国日本を復活させようという勢力が確かにいるのですから、その警戒も理由のないはなしではありません。
でも、ちょっとそういう先入観をおいといて、フラットに考えてみてほしいのです。

沖縄のアイデンティティはよくて、日本のアイデンティティは なぜダメなのか。
これはたぶん、沖縄は被害者で日本は加害者だから というのが答えなのでしょう。
被害者はアイデンティティを復活させる権利があるけど、他人のアイデンティティを奪った加害者にその権利はない。
それが、「日本のアイデンティティ」と聞いたときにに、眉をひそめる人たちの心情なのではないでしょうか。

半分は、私もその通りだと思います。
でも、加害者と被害者というのは、相対的な面もあります。
沖縄からも侵略戦争には出兵したし、沖縄の中や奄美と沖縄という関係の中の差別もあります。
沖縄に押しつけてるとは言うものの、その元凶は日本が米国に従属していることです。その意味では、日本は一方的な加害者ではありません。

ステロタイプに こっち加害者 あっちは被害者 と決めつけるのではなく、誰の中にも両面があるのであり、加害者の面は反省し、被害者の面は誇りと権利を復活させる。これって、考えてみれば当たり前のことなんじゃないでしょうか。 

「日本のことは日本人が決める」 これもまた、排外主義だ! 民族差別だ! とお怒りのむきもあろうかと思いますが、でも、文字をそのまま読んでください。
これ、民主主義国家 を言い換えただけですよ。

もちろん、悪意をもって運用すれば排外主義にも差別主義にもなり得るのは、どんな理念だって同じです。
資本主義も、共産主義も、民主主義も独裁も、キリスト教もイスラム教も仏教も、大量殺戮をしなかったイデオロギーなどありません。
そういうリスクを抱えながら、しっかり自覚しながら、それでも「自分たちのことは自分たちで決める」
これが、アイデンティティ なんじゃないでしょうか。

そして、国家を必要悪でも善でもいいですが、とりあえず認める以上は、日本とか日本人という規定はやむを得ないものです。
日本国憲法を大事にして、日本国の国会の選挙で勝利しよう と思っているのであれば、「日本人とか言いたくない」とい話は通用しませんよね。(気持ちはわかるんですけど)

日本という概念を拒否できるのは、国民国家という存在そのものを認めない というアナーキストや世界同時革命派の方々だけです。

ここを乗り越えないと、いくら一人区の一本化とか技術的なことをやってみても、本当の「イデオロギーよりアイデンティティ」を実現することはできないと思うのです。



世界の警察をやめたがっているトランプの動きを見ていると、「日本のアイデンティティ」を今こそ言うべきだと思います。
なぜなら、いち早くトランプにすり寄った安倍晋三のほうが、先に言い出すかもしれないからです。

安倍晋三は、従米と独立の両刀使いです。
基本的には従米ですが、トランプが「もう勝手にやってくれ」と言い出せば、大東亜共和国の夢を爆発させる危険性を持っています。
ですから、こちらから先に「日本のアイデンティティ」をちゃんと提起して支持を取り付けておかなければ、それこそリベラル派が悪夢に見る 排外主義に凝り固まった日本人のアイデンティティ が安倍晋三を首領に据えて形成される危険があるのです。

朝鮮戦争の終戦宣言が、一つの画期になるでしょう。
在韓米軍が撤退という流れになれば、日本の対米関係も地殻変動が起きます。
こうなったら、排外主義に固まった軍国復活派が、一気に日本の独立を叫び出します。
そうなる前に、先手をうたなくてはなりません。

排外主義でも軍国主義でもない 「日本人のアイデンティティ」
他国に支配されずに、自分たちのことは自分たちで決める

その理念を、デニーさんたちが沖縄で作りあげたように、日本でも作り上げ、日本中に問いかけ、共通の思いを作り上げなくてはなりません。

もちろん、「誇りある豊かさ」は、そのための大切な原動力です。
「誇りある貧困」「武士は食わねど高楊枝」では、いくらアイデンティティと言っても、ほとんどの人はそっぽ向きます。
これは、一昨日の記事に書いたとおりです

誇りある豊かさを! 

戦後民主主義のぬるま湯は、とっくの昔に冷めきっていることに、本当はほとんんどの人々は気がついているはずです。
ところが、政治家、とくに野党の政治家がその幻想から覚めていないことが、野党の人気がない最大の原因だと思います。

自分たちの誇りを、アイデンティティを正面から提起する、デニーさんがやったような そういう野党共闘を作らなくては、一人区をあれこれしても、沖縄のような勝利はありえません。
本気で勝利を願うのならば、わかるはずです。

どうですか みなさん



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2018-10-01(Mon)

誇りある豊かさを! デニーさんの当選おめでとうございます!!

すでにご存じの通り、玉城デニーさんが 史上最多の得票で、沖縄県知事に当選しました。


数多くのツイートの中で、私はこちらの記事を引用させていただきました。

勝利の舞姿もさることながら、その横の見出し「僕たちも4年間闘う」にじ~んと来てしまいました。
景色はかなり違いますが、5年前に山本太郎さんが当選したときに、万歳どころかニコリともせずに「これからが戦い」と会見したのを思い出しました。

案の定、太郎さんは当選直後からマスメディアや永田町住人たちの総攻撃に遭いました。
デニーさんに対しても、どのような卑劣な攻撃が襲いかかるかわかりません。安倍官邸、内閣情報調査室は、必至になって作戦を練っているに違いありません。いや、すでに指令が発動しているでしょう。

沖縄の人たちは勝利に酔いしれるばかりでなく「4年間闘う」と決意を固めていますが、ここでまた沖縄だけを孤立させれば、デニーさんたちだけが安倍官邸の集中砲火を浴びることになってしまいます。
沖縄県民の生活を人質にして翁長知事を締め上げてきた卑劣な安倍官邸のやり方を、さらにバージョンアップさせてくるに決まっています。

今必要なことは、沖縄を孤立させないために、安倍晋三の足下を揺るがすことです。
沖縄に向けて弾を撃てないように、私たち本土の人間が今度は前線に立つことです。



では、安倍晋三のまえに立ちはだかるとは、具体的にはどういうことでしょうか。
それは、「これ以上やると、参院選や次の総選挙がヤバい」 と思わせることです。
道理で動くはずのない安倍官邸を動かすには、「負けるかも」という恐怖しかありません。

安倍官邸に「負けるかも」と思わせるにはどうしたらいいでしょう。
残念ながら、今回の沖縄でのデニーさんの勝利は、国政レベルでの安倍官邸の恐怖にはつながりません。
これまでも、沖縄の結果と国政の結果はまったくリンクしていないからです。

安倍官邸に「ヤバい」と思わせるためには、本土の選挙で負けるかも と思わせなければならないのです。
その、絶対的な前提条件は、完全に有機的な野党共闘であることは 言うまでもありません。
あっちこっちでギクシャクしながら、国民の目にも危なっかしい野党共闘では、賢明な有権者は未来を託してくれません。
大きな目的のために、一丸となって協力する姿が明らかになってこそ、信頼をえることができるのです。

野党共闘=一人区での選挙協力 と短絡的に考える方も多いようですが、そんな技術的なことだけで、「安心感」や「現実感」は生まれません。一人区の選挙協力はあくまでも最低限の必要条件であって、決して十分条件ではありません。

「安倍官邸の独裁をとめて、国民の生活を守るために、野党が本気で協力している」「これはどうやら、やる気だな」 となって始めて注目されるのです。
一人区は(いやいやながら)協力するけど、複数区は地元の事情など無視して勝手にやるぜ みたいな空気を振りまいていては、本気度は伝わりません。



とは言え、共闘は統合とは違います。
それぞれ、理念や政策が違うから別の党なのであって、統合するのは今は無理でしょう。
アメリカの民主党や共和党のように、おっそろしく幅の広い党ならば可能なはずですが、どうも最近の日本人の感覚には合わないようです。野党も自民党も、やたらと純化路線になってしまっています。

とりあえず無理ならば、統合ではなく共闘という手段をとるのが賢明です。
そして、それは安倍路線に純化させられている自民党よりも、幅の広い選択肢をつくることができると言うことでもあります。

沖縄では 「誇りある豊かさと平和を!」というスローガンを、本当の結集の軸にしたのだと思われます。
とくに 「誇りある豊かさ」。
「ウチナーのことはウチナーンチュが決める」という自治の精神と、「沖縄のポテンシャルを最大限引き出して豊かな経済を作る」という経済発展の両立、融合。

これまでの、平和を望むなら補助金をカットされても我慢する、豊かさを望むなら基地を押しつけられても我慢する というどっちに転んでも差別されたままの沖縄から、自治も平和も豊かさも追及する、それはできる という新時代沖縄を、翁長さんは実践し、デニーさんはその発展を提唱しました。
この結集軸があったから、安保に反対の党も賛成の党も、労働組合も企業家も、一丸となることができたのです。

本土の私たちにとっての 結集軸は何でしょうか。
「安倍独裁阻止!」 ではありません。
そんな「食えない」スローガンで多くの票を投じてくれるほど、日本人は余裕はありません。
有権者には二通りあります。保守と革新 などでは全然ありません。
会社や地域社会や友人関係や信心など、自分の生活を支えているコミュニティーに波風を立てないように一票を投じる人と、そうしたコミュニティーに強く帰属していない、そこから守ってもらえない人です。

コミュニティーに縛られている(守られている)人は、そう簡単に投票先を変えません。
ですから、自公の票は、あまり増えたり減ったりはしません。
野党が健闘したり、自滅したりして、選挙結果は決まっています。

つまり、帰趨を決するのは、コミュニティーにあまり強く帰属していない人だということです。
私なんかもそうですが、この孤立した人にとってこそ、実は政治は生活に直結しています。
会社や宗教や、中間的なものが自分を守ってくれるわけではないので、政治が生活を守らないと、本当に直撃されるのです。

しかし、誰にも強制されないので、「ホントに自分たちのためになる」と思わなければ、投票には中々足が向きません。
それが、2010年から数年の状態です。

そうした孤立しがちな人たちに、「誇りある豊かさ」を届けること これは立派な野党の結集軸ではないでしょうか。
「してやってる」福祉ではなくて、「もらって当然、だけど自分たちも関わる」そんな福祉。
「給料や労働環境を補償される、だけど中小企業が大企業に勝つために協力する」そんな労働政策。

持っている潜在的なポテンシャルを発揮することで豊かになる。
得られた豊かさは、正当に配分する。

これが、今や先進国と言うのもおこがましいほどに、経済的に後退してしまった日本で必要な政策ではないのでしょうか。

良い仕事と、まずまずの収入と、不安のないセーフティーネット、これが具体的に数字をあげて現実的に政策になれば、そして、その政策に野党が本気で結集すれば、政権交代なんて転がり込んでくるでしょう。

沖縄に学び 「誇りある豊かさ」 に全野党が結集することが、沖縄を守ることににもつながると思うのです。



その上で、本気で結集するためにも、野党間や野党と市民の間でも、真剣が議論が必要でしょう。

これまでのような、お互いの違いには「触れない」ようにして、どうにか維持してきた共闘では、安倍独裁との熾烈な戦いに耐えることはできないように感じます。
お互いの違いをちゃんと認識して、「なるほど、ここはこう考えてるのね。私は違うけど、貴方の考え方は分かった。」という進め方をしないと、すぐに感情的な対立を生じて、国民に見透かされることになります。

その意味で、私の地元でおきた件については、決して感情的にならないように注意しつつ、批判をしておきたいと思います。
これは、私の意見が絶対正しい!と言い張っているのではなく、このような考えも少なくないはずだ、という視点で見ていただきたい。

来年の参院選について、立憲民主党がこのような発表をしました。

立憲 弁護士の亀石倫子氏擁立へ 参院大阪選挙区
毎日新聞2018年9月28日


大阪は4人区ですから、他地方の方から見れば、ごく当たり前のことに見えるでしょう。
しかし、二つの大きな事情があります。
ひとつは、共産党のたつみコータローさんが現職だということ。
もうひとつは、維新の牙城であり、かつての民主党票はごっそり維新に獲られてしまったということ。

大阪市議会には民主党系の議員はゼロ、府議会にかろうじて1人。
維新は自民党から分裂してできたと考えている人が多いでしょうが、票の動きで見ると、全盛期の民主党の票を、根こそぎ持って行ったというのが実態です。

大阪は、他の選挙区とは、まったく事情が違うのです。
この数年の選挙結果を見ても、自公、維新、野党 の三つどもえの選挙では、ほぼ例外なく 2:2:1の票割りになります。
維新に勝った選挙は、ほとんどが自公と野党の共闘です。

2016年の参院選では、自民1、公明1、維新2、民進1、共産1 が出馬し、野党は共倒れし、自公と維新2という結果を許しました。
このときも、一本化すべきではないかという議論は、関係者の中で激論があったようですが、この時点ではまだ2:2:1がはっきり出ていなかったことと、民進の現職より共産の新人のほうが票を取りそうだという下馬評が強く、結局一本化にはならずに最悪の結果となりました。

今度は、2年前の教訓があるのです。
その後の、数多くの数字があるのです。
ここまで私が書いてきたような 本気の野党共闘をやって、全国的には自公を追い詰めたとしても、大阪は状況が違うのです。

全国的には票数は自公と野党は拮抗しています。
ただ、野党が分裂し自滅しているだけです。
しかし大阪は、どうあがいても2割しか取れていないのです。
恥をさらすようですが、それが維新の牙城という意味です。

たしかに、昨年の総選挙では立憲は大阪の比例票が48万6千票をとっていますから、出そうと考えるのは当然と言えば当然です。
しかし、共産の現職がいるのです。たつみさんも 2013年に46万8千票とっています。「どけどけ」と言えるような関係ではまったくありません。まして、立憲の支持率は、あの時の1/3近くに縮小しているのですから。

素人の私でも、基本的な数字を見れば、大阪の事情は理解できるのに、なんでこんな無理筋を通そうとするのか、私には理解できません。
機会を見付けて、立憲の方からなぜなのかをお聞きしようと思っていますが、おそらく「複数区なので当然」という答えが返ってきそうな気はします。

蛇足ながら、これは亀石さんの資質とはまったく関係ありません。私は直接は存じ上げませんが、きっと素晴らしい方なのだろうと思います。でも、それは今書いたこととは、全然別の話です。



各地方で、様々な事情や問題があると思います。

見て見ぬフリをせず、でも感情的な対立にせず、結論を急がず、議論をしていくことだと思います。

中央で党首同士が手をつなぐことばかりではなく、そうしたことの積み重ねが、野党共闘の下地になっていくのです。

デニーさんの勝利を本当の勝利にするために、沖縄を孤立させないために。

最後に、三春充希(はる)さんの選挙分析を引用します。

玉城デニー氏、史上最多得票で勝利 沖縄県知事選の得票分析
みらい選挙プロジェクト情勢分析ノート 2018/10/01


最後に、今回の選挙のデータではありませんが、一つ世論調査を紹介させてください。これはNHKが沖縄県民を対象に行ってきたものです。1987年の調査以降、「理解している」は減少の一途をたどっており、直近では過去の調査で最低となっています。
この衝撃的な世論調査について、沖縄の民意について、私たちはもっと考える必要があるのではないでしょうか。

(引用以上)

衝撃的なグラフは、元記事でご覧下さい。



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2018-09-28(Fri)

SNSを使ってデニー票を!

昨日、ああいう記事を書いたとたんに、地元で真っ黒なニュースを顔面にたたきつけられて、目の前がくらくらしています。
沖縄の選挙が終わるまで、中身については書きません。
それにしても、せめて9月30日の夜まで待てなかったのか・・・

足下でこんなこと起きてるのに、デニーさんたちに「ガンバレ」なんて言うのは、自分の無力と無責任を痛感してしまってとても心が痛いのですが、それでもやはり書かずにはいられません。

明日は台風直撃で街頭活動はできないとのことで、つい先ほどおそらく最後になる街頭演説をされました。


デニーさん本人の発言は、24分頃からです。

台風ど真ん中になる今夜から明日は、沖縄ではネットやテレビで情報を見る人が増えると思います。
そして予報では、投票日30日の午後には暴風圏を抜けそうです。

今、遠くからできることは、さきま候補をゆるく推しているとか、まだ迷っている人に、デニーさんの政策や生の声を届けることではないでしょうか。
たとえば、ツイッターの場合、手順は三つです。

<STEP1 デニーさんの情報をフォーローする>

玉城デニー @tamakidenny
玉城デニー選挙チーム  @shimagurumi

玉城デニーさんのいいところをひたすらつぶやくBOT @D21future
玉城デニーの政策をつぶやくBOT(非公式) @TamakiSeisaku
 ※非公式ですが、漫画付きで政策を的確に書いています。激、おすすめです。
村本大輔(ウーマンラッシュアワー) @WRHMURAMOTO
 ※あの村本さんです。独自の視点で熱くデニー推しツイートされてます。

<STEP2 ハッシュタグ>

ハッシュタグとは「#」です。シャープじゃなくて、ツイッターではハッシュタグとよびます。
例えばツイートの中の #玉城デニー をクリックすると、同じハッシュタグを入れたツイートがどっと集まっているので、デニーさんの情報を集中してみることができる という仕組みです。

ただ、目的は迷っている人や さきま候補を推しているひとに、デニーさんの情報を届けることなので、お勧めのハッシュタグは
#沖縄県知事選挙
#沖縄県知事選
#さきまあつし
#さきま淳
#沖縄がいちばん

などです。このあたりが、あちら陣営の方々が使っているハッシュタグだからです。
こちらの用語をはりつけても、こちらの人しか見ません。
タグの前後には空白をひとつ入れて下さいね。

<STEP3 引用リツイートで拡散!>

引用リツイート で 上記のハッシュタグと自分の言葉をちょこっと書いて 拡散しましょう。
だいたい こんな感じです


引用リツイートというのは、公式のツイッターアプリの場合、リツイートボタンを押すと、自分のコメントを書き込めるようになっています、あれです。あのコメント欄に ハッシュタグと自分の言葉を書くのです。

自分のフォロアーは少なくても、ハッシュタグをつけることで、狙った人たちに見てもらうことができます。
わずかかもしれませんが、一人でも、「そうかあ、デニーさんて基地問題ばかりじゃないんだね。いいかも。」って思ってもらえたら大成果じゃないですか。

くれぐれも、迷っている人や、さきま候補を推している人を罵倒したり、命令口調だったり、そういうトンデモナイことはしないでください。大丈夫だとは思いますが。

それと、ネトウヨに絡まれるリスクもありますが、そういう類いは相手にせず、無言でブロックあるのみです。

沖縄から発信されたデニーさんの声を、全国から、いや全世界から木霊のように 沖縄の反対側に返しましょう。


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この辺のSNSは私は得意じゃないので、みなさん工夫して使って下さい。

ポイントは、デニー推しの輪から飛び出して、迷っている人や、さきま推しの人の輪に突撃するということです。

ではでは、あと26時間ほど、できることをやりましょう。



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2018-09-27(Thu)

沖縄県知事選挙 玉城デニーさん勝利のために本土の私たちがやるべきこと

沖縄県知事選挙、最大の争点は辺野古の新基地を拒否するのか容認するのかであることは間違いありませんが、勝負が決まるのはどうやらそこではなさそうです。

なぜなら、辺野古には反対という県民の意思表示は、かなり明確だからです。
この間の県内の世論調査でも

20180927-1.jpg
(琉球新報 2018.9.19)

にもかかわらず、反対のデニーさんと容認のさきまさんが互角で競っているということは、勝敗を決する争点は辺野古ではないということです。

さきまさんは辺野古については明言はしていませんが、そんなことは子どもでもだまされません。「辺野古には反対だけど、選挙ではさきまさん」と言う人だって、さきまさんが容認派だということは百も承知でしょう。

腐った魚に新聞紙をかぶせても、まったく隠すことができないのと一緒です。

では、どこが争点か。
それは、「政府のイジメを受けてもがんばる」 か 「もうこれ以上イジメは受けたくない」 かだろうと思います。

辺野古の新基地を押しつけること自体が「イジメ」であることはもちろんですが、そのイジメを拒否すると、もっと陰惨なイジメが待っている。さあどうする。。。。 というのが、今沖縄が迫られている選択です。

この漫画は、見事に現状を映していると思います。
ランドセルを一つ返す代わりに、もっと重いのを押しつけられる。それをイヤだという言うと、殴られたり蹴られたり財布をとられたりする。


それでも、「イヤだ」と言うのか、これ以上殴られたくないから「すごくイヤだけど、いいよ」と言うのか。
これが、沖縄県知事選挙で、県民に問われていることです。

何という残酷な選挙なのでしょう。
そして、これが虚構でも思い込みでもないことは、4年間の翁長県政にたいして、安倍政権が何をやってきたかを見れば明らかです。

2014年、名護市長選挙、沖縄県知事選挙、衆議院選挙、そのすべてで辺野古反対を明確にした候補が大差で勝利することで、沖縄はその意思をこれ以上ない形で表明しました。

それに対して、安倍政権がやってきたことは、ここでは繰り返しません。
会わない、聞かない、問答無用、工事強行、不当裁判、そして予算削減。

自分の住んでいるところで、こんなことが起きたと想像してみてください。
どこでもいいのですが、例えば宮城県の松島や、静岡県の三保の松原をいきなり埋め立てて米軍の空港を作ると言われ、問答無用で工事を強行され、知事がそれに反対すると予算を15%も削られる。
そんなことを想像してみてください。

押しつけられる立場の人で、そんなことを喜んで受け入れる人は、自民党支持者だろうが創価学会の信者だろうがいるわけがありません。
にもかかわらず、少なくない人たちが「受け入れる」候補に投票するのは、受け入れないともっと酷い目に会わされる、と考えてるからです。

酷い目を突き詰めれば、二つのことに行き着くと思います。
一つは、何をやってもどんな手段をとっても、工事を強行されると言うこと。
もう一つは、一括交付金をガンガン削減されること。

工事の強行は翁長知事の「埋立承認撤回」」の決断により、一時的に止めることはできたけれども、裁判所までも支配下におく安倍政権はいずれ翁長知事の命がけの決断を足蹴にすることでしょう。

これを止められるのは、ただひとつ、政権交代しかありません。
どう考えても、それ以外に考えられません。

しかし、もう一つの交付金の削減は、手があるかもしれません。
翁長知事になって、一括交付金は3500億から3000億に減らされました。
本当に酷い安倍政権の仕打ちです。ただ、別の見方をすれば500億の交付金以上の経済効果を作り出せれば、このイジメは効き目を消すことができます。

玉城デニーさんが提起しているのは、ここなのだと思います。
絶好調の観光産業に、一次産業、二次産業をからめて総合的な経済発展を目指しています。


さらに、これまでイジメられてきたからこそ、そこからの回復は伸びしろが大きいのだと指摘します。


デニーさんたちの描く未来には、決して絵に描いた餅ではない、リアルな夢があります。
手のとることのできる明日があります。

本土に生まれ育ち、今も大阪で暮らしている、沖縄にルーツもない私があーだーだと言うことに批判もあるかもしれませんが、第三者だからこそ、冷静に分析してみたいと思うのです。
そして、デニーさんの方針には沖縄県民の暮らしを発展させる確かな根拠があると考えられる、そう確信を持てます。

あとは、本土の問題です。
本土の私たちが、政権交代をなし遂げ、およそ同じ人間とは思えないほどの極悪無比な安倍政権を止めることができるかどうかです。

これまで必ずどこかが欠けていた野党共闘が、デニーさん応援では初めて足並みをそろえたことは、とにもかくにも大事な一歩です。
この動きを、本土での政権交代に向けた大きな力につなげていかなければ、それは沖縄を見捨てることに他なりません。

独裁政治を貫徹する覚悟を決めている安倍政権にも、アキレス腱はあります。それは、見せかけだけでも「民主主義」の仮面をかぶらなければならないと言うことです。
そのアキレス腱を突く手段は、唯一、野党が一団となって政権交代を目指すことです。

残念ながら、唯一の手段である政権交代を、野党の一部の皆さんはビビってしまって尻込みしています。
しかし、安倍政権は国民が少々何を言おうが一切聞こうとはしませんが、野党は非常に敏感です。良くも悪しくも有権者の顔色をうかがっているのです。
ですから、国民のとるべき作戦は、直接に安倍政権を責めることよりも、アキレス腱を突くための野党を本気にさせることです。
口だけ勇ましいことを言っても、いざ選挙になると分裂して政権交代を失速させるようなことを、絶対にさせないことです。

オール沖縄に学べ ではなく、オール沖縄を孤立させないために、まず、本土の野党がまとまって、盤石に見える安倍政権のアキレス腱を蹴飛ばすのです。
今、県知事選で厳しい選択を迫られている沖縄を見つめながら、本土の私たちはそのことを強く心に誓うべきではないでしょうか。
そう思っている人間は、決して少なくないと、私は信じています。


安倍政権の暴風にも、本物の台風にも負けず、玉城デニーさんが勝利することを、心の底から祈念します。


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2018-09-20(Thu)

玉城デニーを激励する会@近畿 全野党が参加して大盛況!

翁長知事の志を継いで沖縄県知事選挙をたたかっている玉城デニーさんを応援しようと、関西でも9月17日に政治資金パーティーが開かれました。

予想を超える大盛況で、それなりに使い手のある金額をデニーさん陣営に送ることができました。
従来の2万円のパー券を団体に引き受けてもらう式ではなく、5000円の会費で、買ってくれた人の8割くらいが実際に参加するという市民参加型の政治資金パーティーでした。
それだけに、会場費も飲食費もギリギリに切り詰めたので、満員電車なみの混み具合で、お腹を満たすことはできなかっただろうと思いますが、大正区の沖縄料理屋さんに仕出しをしてもらった料理は大変美味しかったと好評でした。

そして何よりも、このパーティーでは、野党7党が全員顔をそろえてくれた ということが画期的だったと思います。
東京や岩手での沖縄支援の共同街宣では、なぜか全党は揃っていませんでしたが、今回は
立憲民主、国民民主、共産党、社民党、自由党、新社会党、緑の党 ぜんぶ参加してくれました。
とくに、国民民主が決断してくれたのは大きかったと思っています。

20180920-1.jpg
(これは最後のガンバロー。ここには写っていませんが、ちゃんと全党おられましたよ。)

ちょっと残念だったのは、全野党そろっての共同記者会見はできなかったということです。
マスメディアも来ていなかったようで、メディアを通じて沖縄に「関西でも全野党がそろって応援している」という姿を伝えることができませんでした。
正直言って、まだまだ全野党がそろって何かをするというのは、薄氷を踏むような歩みだと言うことです。

とはいえ、とにもかくにも、これが「沖縄だけに安倍の暴風を押しつけてはいけない」という野党協力の一歩になったことは間違いないので、良しとしましょう。

さあ、9月30日まで あと10日になりました。

できることを精一杯やりましょう

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2018-09-13(Thu)

玉城デニーさんが「勝てるかもしれない」沖縄県知事選挙

いよいよ本日13日 沖縄県知事選挙が始まりました!!

まずは、玉城デニーさんのメッセージを


(3分30秒)

ぜひ皆さんにフォローしていただきたいのは

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また、公式サイトではないですが、こちらの方々もホットな情報を提供してくれています
渡瀬夏彦 @natsuhikowatase
大袈裟太郎(おだやか太郎) @oogesatarou
仁尾淳史(note始めました) @atsushi_mic


大阪でも、支援がはじまっています。

故翁長知事の志を継ぐ 玉城デニーさんを激励する会

9月17日(祝) 14:00~ PLP会館(JR天満駅・地下鉄扇町駅徒歩5分)  

会 費:5000円 ※政治資金規正法に規定する政治資金パーティーです。 
要予約:玉城デニーを励ます会・近畿
 メール d21kinki@yahoo.co.jp FAX 06-6562-6905
 ※お名前・人数をお送り下さい。
主 催:平和・誇りある豊かさを!ひやみかち うまんちゅの会

日朝国交正常化と東アジアの平和を!9.18キャンドル集会

9月18日(火) 18時半~エルシアター(エルおおさか) 
(京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300ml)
500円(大学生300円 介護者・高校生以下無料)
講師:浅井基文さん  纐纈 厚さん
歌:川口真由美さん 

★緊急企画★
オール大阪野党5党の揃い踏みで
沖縄県知事選玉城デニー候補予定者の勝利をめざす決起集会

主 催:キャンドル集会実行委員会
連絡先:戦争をさせない1000人委員会 ℡.06-6351-0793 
    戦争あかん!ロックアクション
(市民共同オフィスSORA気付) ℡.06-7777-4935
   ヨンデネット大阪 yondenetosaka@gmail.com


ところで、「なんで 『勝てるかもしれない』 なんて弱気なこと言うんだ?!」と思われたかもしれません。
でも、選挙の肝心要(カンジンカナメ)は 「勝てるかもしれない」 だと思うのです。

「絶対勝てる」 では油断してしまいますし、(国政選挙のように)「勝てそうにない」では、うっすら応援している人でも諦めて投票に行ってくれません。

デニーさんは、今まさに「勝てるかもしれない」ポジションにいます。
そのことを、沖縄の有権者のみなさんに認識してもらうこと、これが決定的に重要だと思います。

自民党や公明党や維新は、ネトウヨからマスコミまでを総動員して、「デニー候補が有利」というデマ情報を流しています。
みさなん、嬉しくなってこんなデマを拡散しないように注意して下さい。

ただしくは 「デニーさんは勝てるかもしれない」 です。

そしてそれを →「勝てそうだ」 →「勝つ」 →「勝った」 に進化させるのは、沖縄のみならず、全国の声と行動です。

全国ですよ。

沖縄を孤立させずに、このところ連戦連敗の本土でも、ついに動き出したよ という姿を見せることです。

関西以外でも、たぶん様々な取り組みがあると思います。
また、カンパ(献金)という方法もあります。

とにもかくにも、あと15日です。

全国津々浦々のみなさまが 目、耳、口、手足、お財布などなど、お得意な分野を活用して応援いただくことを、切に切にお願いします!!!



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2018-08-25(Sat)

あえて火中の栗を拾う 玉木雄一郎の発言について

国民党の代表選をめぐって、玉木候補の発言が炎上しています。

「申し訳ないがまずは共産党は除いて」国民民主・玉木氏
2018年8月23日 朝日


国民民主党・玉木雄一郎共同代表(発言録)

 国民民主党代表選が終わったら(参院選に向けた野党)総合選対を、申し訳ないがまずは共産党は除いて立ち上げて、完全な事前調整をして候補者を立てる。共産とは事後交渉の中でご理解をいただきながら、野党全体として少しでも議席を増やすよう(共産候補の擁立撤回を)判断いただくことも必要だ。

 共産が唯一見ているのは立憲民主党だ。立憲との関係があれほど衆院でも密になっているにもかかわらず、これほど共産が(候補者を)立てているのは、場合によっては、昨年の衆院選から比べると共産はすでに戦略を変えてきているのではないか。立憲とも、実は協力をしないことにかじを切る可能性もある。(23日、ネット討論会で)

(引用以上)

言うまでもなく、「申し訳ないが共産党は除いて」の部分に、リベラル諸氏が猛烈に反発、批判、罵倒の限りを尽くしているようです。
私も、この見出しを見たときは、なんちゅうこと言うんや!と びっくりしました。
「自分の発言が、どう捕らえられるのか」 と反芻してから発言する習慣がないのでしょうか?
もしそうだとしたら、政治家としては困ったものです。

ただ、私は、罵詈雑言を浴びせるリベラル諸氏と同じ意味で批判しているのではありません。
神経を逆なでする文言をとりあえずスルーして、発言の中身だけを判読してみれば、間違ったことは言っていないからです。

ああ、これでまたこのブログの読者さんが減るのかあ と思いつつ あえて火中の栗を拾うつもりで 続きを書きます。

理由はみっつあります。

ひとつめは、マスメディアとリベラル諸氏は 「共産党排除!」という意味に解して批判しているのですが、肝心の共産党からはなんの反応もないということです。少なくとも、私の見る限りでは共産党の赤旗や国会議員は、まったく玉木氏のこの不届きな発言に言及はありません。

ふたつめ、事前調整だろうが事後調整だろうが、共産党以外の野党の腹の中は 「共産候補の擁立撤回を判断いただく」には違いがない、ということです。
現実的に、野党統一候補として共産党候補を立てるということは、どの党も考えていません。

おそらく、共産党自身がそれは承知しているはずですが、問題は如何にして共産党の面子を潰さずに、共産党が比例票を集めやすい形で調整を行うかということです。
共同選対を組んでおいて、「ウチの候補はゼロです」と共産党自身に言わせるのでしょうか。
全国の共産党員にむかって、党本部が「調整の結果ゼロでした」と言わせるのですか?
それが、どんなに共産党にとって酷なことで、ダメージが大きいか、想像できますか?

実際の選挙運動になれば、共産党の活動量は他を圧倒します。
にもかかわらず、候補はゼロ。
はじめからそれがわかっていて、やる気になれますか?

お互いに予定候補を立てながら、ギリギリの選択で共産が譲り、他党候補が共産候補に大いに感謝することで、共産党の太っ腹も示され、大義が立つというものでしょう。
私は、昨年総選挙の大阪9区で、まさにその光景を目撃しました。

そしてみっつめ。共産以外の党から共産党への感謝も敬意もないということです。
とくに、立憲民主党は、候補を下ろしてもらったという意味でも、選挙運動を担ってもらったという意味でも、共産党のおかげで当選できた候補がたくさんいるはずです。
本来なら、自民党が公明党に頭が上がらないのと同じような関係なのですが、およそそういう気配は感じられません。
共産党から求められている相互推薦に関しても、黙殺したままです。

私の住んでいる大阪では、参院は4人区とはいえ票数では自民と維新に野党は圧倒されていて、最近は2:2:1の票数がほとんど固定化されてしまっています。
野党の現職は共産党のたつみコータロー議員であり、この一議席を死守するのが当然かと思いきや、なんと立憲は候補を立てるのだそうです。いくら複数区とは言え、あまりに非現実的な方針です。
立憲の比例票を集めるために、共産の現職を共倒れで落とすという意味にしか私には見えません。
(一人区で共産党をおろすためのバーターなのかもしれませんが、もしそうだとしてもその程度の信頼関係しかないということです。)

共産党は立憲に支持層を切り崩されている危機感があり、立憲は相互関係ではなくオイシイとこ取りを続けたい。
そんな煮詰まった関係である以上、事前調整が難航するのは目に見えています。
このへんが、玉木発言の後半部分です。

結論は、1人区は共産党におりてもらい、なおかつ選挙協力はしてもらう、という虫のいい話なのです。
これは、どの経路をたどっても、変わりません。
玉木発言に激怒している諸姉諸兄も、最後のイメージは同じでしょう。
その意味では、関係者だけの席での発言ならば、玉木氏の発言はごく普通のことを言っているだけです。
ただ、その虫のいい話を、玉木氏が無神経にメディアに公言してしまったので、あわてて激怒しているのではないか、とも見えるのです。



とは言え、玉木氏の発言は、あまりに無神経で不用意であったことは確かです。
なんでこのタイミングでやらかすかなあ とイラッときたのは間違いありません。

このタイミングとは、言うまでもなく 沖縄県知事選挙が目前に迫っているということです。

沖縄県知事選 態勢構築へ動き加速 佐喜真氏 維新に推薦願い 玉城氏 小沢氏が情勢確認
2018年8月25日 琉球新報

 県政与党の候補者選考を進めてきた「調整会議」から出馬要請を受けた玉城氏は、所属する自由党の小沢一郎代表が24日、情勢把握のため急きょ沖縄入りした。小沢氏は呉屋守将金秀グループ会長、調整会議の正副議長と新里米吉県議会議長、大城紀夫連合沖縄会長らと面談し、沖縄の政治情勢や選挙戦の取り組み方について意見を交わした。

 小沢氏は記者団に「非常に熱心に誠意を持ってデニー君を推していることは確認できた。国政の政治上の問題が懸かった選挙であり、中央の政党にもきちんとした決定をしてもらわないといけない」と述べ、選挙支援の態勢を判断した上で玉城氏の出馬について党の結論を出すとした。

 一方で翁長県政の継承を取り巻く環境について「非常に厳しい戦いになる。市町村選挙の状況もあるし、何よりも政府与党が死にものぐるいの選挙戦を繰り広げる。単にムードだけでは勝てないという認識は皆さんも持っていると思う」と引き締めを図った。

(引用以上)

まさに そういうことです。

沖縄の選挙であっても、これは安倍政権が総がかりで沖縄に侵攻するのに対して、どれだけ日本中が束になってたたかえるかと言う選挙戦です。

沖縄を孤立させてしまえば、凶暴でありかつ札束を振り回す安倍政権の猛攻に、沖縄の人たちも諦めが広がってしまうかもしれません。
本土の私たちにできるのは、「本土もまとまって真剣にオール沖縄を応援している」という姿勢を届けることです。
次の国政選挙では、これまでのように安倍の好き放題にはさせないよと、「野党が勝てるかもしれない」リアリティを見せることです。

そんなタイミングで、玉木氏が無神経な発言をし、それをマスコミが「それいけ」とばかりに取り上げて、リベラル諸氏が国民党攻撃に血道を上げる。
もう、やめてくれ!!! と叫びたい気持ちです。
冷静な相互批判ができずに、感情的にぶったたくのでは、ネトウヨと同じじゃないですか。

自分と違う意見だからこそ、あんまり感情的にならずに慎重に検討するという作法を、日本のリベラリズムの中にもぜひ取り入れてください。
衷心よりお願いする次第です。

追伸: 本記事の主旨は、共産党を含む共同選対を形成することに反対しているわけではありません。もし共産党が、共産党にとっては茨の道を選択するのであれば、その決断に敬意を表します。

追伸2:共産党に対するリスペクトが欠けているのは立憲だけではありません。そもそも、玉木氏がこんな台詞を言ってしまうのは、共産党に対する配慮がすっぽり欠落しているせいですから。

追伸3:立憲や国民は、沖縄では影響ないでしょ というご意見は間違っています。昨年総選挙での比例票、立憲9.5万、希望8.4万であり、共産7.6万、社民7.1万よりはるかに多いのです。




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2018-08-20(Mon)

沖縄県知事選 玉城デニー氏出馬へ (沖縄タイムス)

急転直下、翁長さんの遺言でこういうことになってきたようです。

沖縄県知事選:玉城デニー氏出馬へ 翁長氏の意志受け、環境整備前提に
2018年8月20日 沖縄タイムス


 9月30日投開票の沖縄知事選に、自由党幹事長で衆院議員の玉城デニー氏(58)が出馬する方向で最終調整に入ったことが19日、分かった。4年前に翁長雄志知事誕生の原動力となったオール沖縄体制が構築されれば、出馬に踏み切る構えだ。知事選には前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)が自民党などの保守系候補として立候補を表明しており、県内最大の政治決戦は両氏一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。
(引用以上)

私たち関西の自由党界隈も、一段ギアをあげなくてはなりません。

デニーさんには、これまで何度も大阪にも来ていただいたことがあります。
パッと見た印象は、明るい方です。
そして、お話しを聞いて思うのは、デニーさんは深い ということです。
深みをもった、引きつける魅力のある人です。

2015年5月に、私ども生活フォーラム関西が主催した講演会の記録が残っています。

「イデオロギーよりアイデンティティー」 玉城デニー講演会レポート

フルバージョンの動画もありますので、これまでじっくりとデニーさんのお話を聞いたことのない方もある方も、ぜひご覧になってみて下さい。

※デニーさんが議員を辞めたら自由党はなくなっちゃうの?というご心配の声をお聞きしますが、現職6人なのでまだ大丈夫のはずです。それに、野党共闘のためならば党として選挙に出るのをやめちゃうくらい「滅私奉公」な党なので、ご心配には及ばないかと思います。

※生活フォーラム関西は、随時会員募集中です!



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2018-08-18(Sat)

言葉のちからと言葉の幻想

少し前のことになりますが、朝起きて寝ぼけながら大阪日日新聞を読んでいると、「現代歌人協会賞 普通の人生を肯定」という見出しが目にとまりました。
natsunoryouiki.png 受賞されたのは佐藤モニカさんという沖縄に住む歌人の「夏の領域」という歌集でした。 
紙面で紹介されていた作品は

人の世に足踏み入れてしまいたる子の足を撫づ やはきその足

屋敷壊しと言はるるデイゴいつの日か基地壊はさむと囁き合へり


まるで五感をジャックされたように情景が浮かんできます。
すぐに出版社に注文して、たぶん生まれて初めて歌集というものをはじめから終わりまで一気読んでしまいました。

図面を描くより文章を書く方が好きな私ですが、7年前から書くことが苦痛になりました。
津波と放射能という人智を超えた力を見せつけられ、そればかりか、願うことばが同じ人間に届かない、選挙の度に状況はいよいよ深刻になっていく。
そんな不条理を目の当たりにし続けたために、ことばの力を信じられなくなっていたのだと思います。

私の本業である家の設計にもことばの力は欠かせません。
直感だけで空間を作ってしまう天才もいますが、私はことばに紡いでから形を作ります。

印象の情報量は、50音の組み合わせでしかないことばの情報量とは桁違いです。
印象や心象をそのまま保存できていつでも再生できるようになれば人間の能力は飛躍するでしょう。
でも残念ながら印象をそのまま他人に伝えることはできません。そして印象が雲のように刻々と移ろいゆくのを誰も止めることはできません。

わずかな文字を選び出し並べるだけで研ぎ出す世界。大切な印象を失うことなく、他人にも伝えるためのことば。
ことばの力を決してないがしろにせず、もう一度信じてみようかな、と佐藤モニカさんの歌集を読んで思うことができました。



しかし、言葉の力を信じることと、言葉に幻想を抱くことは別ものです。
人間から人間に伝わる言葉、印象をできるだけ残し伝える言葉、その伝達可能性は、残念ながら無限ではありません。

そのもっとも残念な姿を、私たちは国会で目にすることができます。
そこには、言葉が伝わる世界は存在しません。
言論の府などという呼び名は、いまやブラックジョークでしかありません。

21世紀の訪れと共に「自民党をぶっこわす」と叫んで檜舞台に駆け上がった小泉純一郎。
彼は、自民党ではなく、国会をぶちこわしてしまいました。
あの「人生色々」と「自衛隊がいるところが非戦闘地域だ」という答弁には、当時は政治の政界にはあまり頭をツッコんでいなかった私ものけぞりました。

それまでの国会は、よく言えば話し合い、悪く言えば談合で国会は運営されていました。
与野党が裏で落とし所を話し合い、その筋書きに沿って表の国会は粛々と進められていく、いわゆる55年体制です。

ある程度の主張を政策に織り込むことができ、それなりの議席数も確保できる社会党は、民衆の意見を代表するというプラス面と、自ら政権を担うなんてことは考えもしなかったというマイナス面を併せ持っていました。
社会党が崩壊し、民主党と社民党になってからも、ほぼ同様の役回りを演じてきたと思われます。

しかし、そんな妥協と談合で運営されていた国会を、小泉純一郎がぶちこわしてしまいました。
野党の意見など、芥子粒のように吹き飛ばしてしまい、何を追及しても「人生色々」で会話にすらならないという、いままで目にしたことのない世界になってしまいました。

小沢一郎が動いたのは、その時でした。
2002年、民主党と自由党の合併、いわゆる民由合併によって、「政権交代を目指す野党」ができたのです。
言葉が通じない、妥協そんざいしない、談合で実を取ることができないのであれば、もはや政権交代しかない。
小沢さんは、決断されたのだと思います。

2009年にはその決断が花開きますが、民主党は内部から腐食してわずか2年半で政権を投げだし、またもや言葉の通じない荒涼たる砂漠のような国会に戻ってしまいました。
そして、今日に至る です。



安倍政権になり、国会の砂漠化は一層拍車を掛けていますが、それ自体は今始まったことではありません。
安倍政権の特筆すべきは、ゲシュタポの存在です。
内閣情報調査室。ことし元旦にTV放映された「相棒」で鶴見辰吾が怪演していたあれです。あれのリアル版。

ドラマ『相棒』に“官邸のアイヒマン”北村滋内閣情報官が登場!?
公安が反町や仲間由紀恵を監視・恫喝する場面も
2018.01.06 リテラ


内調のトップである北村滋は、昨年の記事ですが、こんなことになっています。

安倍首相が頻繁に会っている人、ランキングトップは内閣情報官の北村滋氏
週刊ダイアモンド 2017.9.4


もはや、日本の政治は、国会という表舞台ではないのはもちろん、料亭などの裏交渉ですらなく、与野党や官僚のキーマンを調査し、弱みを握ってはエサを与えたり脅迫したり というスパイ活動によって進められているのです。

平和と民主主義の幻想にドップリと浸かってきた日本のみなさまは、こんなことを書くと「陰謀論だ」とか「誇大妄想だ」とかおっしゃるわけですが、こんなことで驚いていては戦いのスタートラインにもたどり着きませんよ。

言論を灰にしてゴミ箱に捨てた安倍晋三を支えているのは、ゲシュタポ(内調)だけではありません。
この人たちの実力を忘れてはなりません。
20170215-3.jpeg
そう、統一協会・勝共連合です。(最近は家庭連合とか言うらしいですが)
安倍家と統一協会の一体ぶりは、すでに週刊誌を含めてあちこちで書かれ、ネットでは常識でしょうから、ここでは繰り返しません。

内調というスパイ組織を駆使し、カルト教団を全国の手足として自らの権力を維持しているのが、この国の内閣総理大臣閣下です。
なんか吐きそうになりますが、これが現実です。
どんなにキタナクとも気色悪くとも、顔を背けては前に進めません。



いくら言葉の力を信じると言っても、こんな人たちに通じるのでしょうか。

「○○をやめろ」とか 「○○の責任をとれ」 とか、どんなに理を尽くしても100%通じないと私は思わざるを得ません。
それは、彼らが理解できないのではなく、十二分に理解しているからです。
理解していないのなら、まだしも言葉を尽くせば理解されるかもしれません。
しかし、理解しているからこそ開き直り、暴力的に押し通そうとしている相手に、いくら説明をしても、無駄です。

ここ数年、国会の終わった跡にはぺんぺん草も生えていないではないですか。
まさに砂漠です。いえ、一切の生命が存在しない火星なみです。

20180818.jpg何時間演説をぶちかましても、安倍も麻生も、ヘラヘラ笑っているではないですか。
本当に痛くもかゆくも無いのです。何とも思っていないのですよ。
で、笹川陽平の別荘にでも集まって、みんなで大笑いです。

2002年に民由合併したときの状況が、負のスパイラルでグルッと一回りしてやってきたのです。

かつての社会党のように、政権取れなくてもあるていどの成果が得られるのであれば、それはそれで存在価値が無いとは言いません。
しかし、吠えるだけ吠えでも、まっっっったくなんの成果も得られないのであれば、そんな野党にはどんな存在価値があるのでしょうか?
誤解の無いように言っておくと、これは独歩指向の強い立憲民主党だけを批判しているのではありません。
私が支持を公言している自由党を含めて、すべての野党の皆さんに言いたいのです。

あまりにも危機感が薄すぎます。
まるで言葉も感情も通じない宇宙人に侵略されて、国会を焼け野原にされたかのような状態なのに、どこかで「今までの延長に明日がある」かのような、緩んだ空気が漂っています。

安倍晋三の唯一の弱点は、確実な後継者がいないことです。
子どもも愛弟子もいないため、同じ自民党内でも政権を移譲すると、自らの犯罪を暴かれるリスクがあるのです。
そこで安倍がとった戦略は、総裁に三選して、その間に岸田文雄を徹底的に飼い慣らすということです。

次の総裁を約束する代わりに、人格否定的な屈辱を味わわせ、感情も頭脳も逆らえないようにマインドコントロールしてしまう。
統一協会のノウハウをもってすれば、こんなことは朝飯前です。

あちらはそこまで考えて、究極のリアリズムで歩を進めています。
対するに野党側は、大演説を本にするのは悪くはないですが、そんなことより先にやることがあるはずです。
「政権交代」「選挙で自民党に勝つ」ための、具体的で実現可能な作戦をつくることです。

選挙に負けるかもしれない と思えば、いくらカルトの自民党でも、わずかながら姑息な妥協はします。

辺野古への土砂投入、沖縄知事選後に 政府、影響回避で検討
2018年8月14日 沖縄タイムス


土砂投入を延期した理由はただひとつ。
強行すると知事選で負けるかもしれない と安倍や二階や菅が思ったからです。
思っただけじゃなくて、情勢調査をやっているのでしょう。当然ながら。

今は国会の投票では必ず負ける野党が、悪政をとめたり、ちょっとでも良い政策を通そうと思ったら、その手段はひとつしか無いのです。
自民党の情勢調査で 「これやったら負けるかも」という数字をださせることです。

つまり、選挙になったら野党に投票しようかな と国民に思わせることです。
ここで言う国民とは 「2009年には民主党に入れたけど、もうこりごりだ。選挙なんて行かない。」と言ってる国民です。
ざっと2000万人くらいいます。

言葉を届けなくてはならないのは この人たちに向かってです。
国会の中でも言うべきことは言わなくてはなりませんが、それより何より、顔を向けなくてはならないのは、この2000万人です。

まったく無関心な人たちではありません。
おそらく、ニュースやネットでチラチラと野党の情報も見ているでしょう。
そして、一向にまとまる気配もなく、これまでの間違いを反省する素振りもないことに、「やっぱりな」と落胆していることでしょう。

私は、言葉のちからを信じます。

言うべき言葉は、究極二つだと考えます。
1.野党はまとまるので、もう一度政権交代させてほしい。
2.消費増税は間違いでした。ごめんなさい。

もちろん、他にも民主党政権の過ちは山ほどありますが、消費増税と辺野古埋立は、あきらかな公約違反であり、当時の責任者が雁首そろえて、ごめんなさいと謝らなければなりません。

腹を切れとはいいません。
今は、腹を切っている場合ではないです。生き恥をさらしても、前に進まなくてはなりません。



そして、このように野党がまとまる絶好の機会とも言えるのが、沖縄県知事選挙です。

沖縄県内はもちろん保革を乗り越えたオール沖縄の候補者をたてようと、日夜検討が続けられています。
私が言いたいのは、本土の野党勢力こそが、辺野古移設を反省して一つにまとまります、という姿を見せなくてはならないということです。

政権交代のためには、まずは消費増税を反省しなくてはなりませんが、今、沖縄県知事選挙を目の前にして、絶対にやらなくてはならいのが、「辺野古移設も間違いでした ごめんなさい」です。

本土の政治が焼け野原になり、野党が呆然と立ち尽くしている状況で、これまで孤軍奮闘してきた沖縄はますます孤立しています。
沖縄が頑張れば、いずれ本土でも政権交代してくれる、という希望があるのとないのとで、沖縄の人たちにとってどれほど大きな違いがあるか、想像したことがあるでしょうか。

自分たちがこんなに踏ん張っても、本土の野党は負け続けてばかり。しかも、勝とうとする姿勢すらない。
そんな状況に沖縄の有権者を置いてしまっている責任に、思い至ったことがあるでしょうか。

クチだけ野党から勝てる野党に

沖縄県知事選挙が9月30日に迫る今だからこそ、本土の野党共闘は必要なんです。

安倍一族には決して言葉は届かないけれども、「ばらばらじゃまずい」と思っている野党政治家の方には届いてほしい。
意図的に野党を分裂させている一部の悪質な人たち対しては、言葉は幻想に過ぎないけれども、様子をうかがっている2000万の有権者にはきっと届く言葉がある。

そう信じています。



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2018-08-15(Wed)

敗戦の日にあたって

毎年、「終戦の日」じゃなくて「敗戦の日」ですよ ということを書いています。

昨年の記事を少しだけ再掲します。

終戦ではなく「敗戦」と言うわけ 2017.8.13

私は「終戦」という言葉を使わない。
理由はみっつある。

ひとつ。
戦争責任をアイマイにしないため。

ふたつ。
敗戦を「解放」記念日にできなかった日本人民の不甲斐なさを胸に刻むため。

みっつ。
いまだ敗戦-占領は終わっていないことを忘れないため。

戦争は、雨が止むように自然に終わったのではない。
普通の国ならばとっくに降伏していたはずのところを、無謀な玉砕戦を1年近く引き延ばした挙げ句、万策尽きて無条件降伏したのである。
侵略戦争をはじめたという意味での戦争責任ももちろん問われなければならないが、ただひたすら「国体護持」のために兵士と住民に死を強いた責任も、決してアイマイにしてはいけない。
(再掲以上)

原爆という凄まじい大量破壊兵器をつかって非戦闘員を大虐殺したアメリカの犯罪は揺るがないけれども、国体護持のためだけに敗戦を認めなかった日本の責任も決してなくなりはしません。

そして、沖縄を捨て石にした罪も。

国体護持
つまり、天皇を頂点とした大日本帝国の権力体制の延命のために、沖縄を盾にして時間を稼ぎ、いよいよ降伏したあとは天皇自らの意思で米軍に沖縄を貢ぎ物のように差し出し、形の上では本土復帰した今でも貢ぎ物のままで据え置かれているのです。

一般には、天皇は権力を失って象徴になり、戦争の首謀者は戦犯として裁かれ、多くの政治家や官僚が公職追放になったことで、「国体護持」はなされなかった、と思われています。
憲法も変わり、国名も 大日本帝国から日本国になりました。

しかし、私は「国体護持」は成功したのだと考えています。
政治権力は失ったとはいえ、最高責任者が責任を問われなかったこと。
岸信介や石井四郎(731部隊)に代表されるように、アメリカと取引した人間はのうのうと生き残り、あまつさえ総理大臣にまでなっていること。
政治権力の主体となった自民党の半数は、実態的にも思想的にも大日本帝国のままだったこと。
日本国憲法に「御名御璽」があること。(ドイツ連邦共和国基本法にヒットラーのサインがあるようなもの)

そうしたことから、政治権力がまるっきり入れ替わる革命ではなく、修正は施されたけれども、大日本帝国の体幹は維持されてしまったのだと判断せざるを得ません。
沖縄を貢いでまでアメリカに取り入った天皇や大日本帝国の幹部たちの「努力」の成果であったと同時に、自分たちの力で新しい国を準備できなかった日本国民の限界でもあったと思います。

昭和天皇が、保身の為に沖縄をアメリカに貢いだことは、アメリカの公文書にはっきりと残っています。

20180815-1.jpg20180815-2.jpg


上の原本のコピーは沖縄県のホームページに掲載されています。
(クリックするとリンクします)

公式の訳はないのですが、こちらのサイトが訳文をつくってくださっていますので、一部引用させていただきます。
括弧は私の補足です。

昭和天皇の沖縄メッセージ (風のまにまに)

(左側はアメリカの対日政治顧問であるW.J.シーボルトが国務長官宛てに書いたもの)

 米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を続けるよう日本の天皇が希望していること、疑いもなく私利に大きくもとづいている希望が注目されましょう。また天皇は、長期租借による、これら諸島の米国軍事占領の継続をめざしています。その見解によれば、日本国民はそれによって米国に下心がないことを納得し、軍事目的のための米国による占領を歓迎するだろうということです。

(右側は天皇の秘書が伝えた天皇の意向を、シーボルトがマッカーサー宛ての覚え書きにしたもの)

 寺崎氏は、米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望していると、言明した。天皇の見解では、そのような占領は、米国に役立ち、また、日本に保護をあたえることになる。天皇は、そのような措置は、ロシアの脅威ばかりでなく、占領終結後に、右翼及び左翼勢力が増大して、ロシアが日本に内政干渉する根拠に利用できるような“事件”をひきおこすことをもおそれている日本国民の間で広く賛同を得るだろうと思っている。
 さらに天皇は、沖縄にたいする米国の軍事占領は、日本の主権を残したままでの長期租借――二十五年ないし五十年あるいはそれ以上――の擬制にもとづくべきであると考えている。

(引用以上)

できれば、元記事で全文をご覧になってください。

5月にも私はこのテーマで記事を書いています。
その時は、「擬制」という言葉について書きました。
擬制というとわかりにくいですが、原文では fiction つまり 虚構 です。
「日本の主権という虚構」 これほど戦後日本を象徴する言葉はありません。

天皇の沖縄メッセージと安倍独裁 2018.5.19

今日は、「私利に大きくもとづいている希望」にこだわってみます。

原文では a hope which undoubtedly is largely based upon self-interest です。
試しにGoogle翻訳してみると 「疑いもなく主に自己利益に基づく希望」 となりました。
self-interest  を調べてみても、私利、私欲、利己心 とろくでもない意味しか出てきません。

では、天皇の利己心とはなんでしょうか。
この文書の日付は1947年9月22日ですから、すでに象徴天皇とした憲法は施行されています。
つまり、単純な命乞いではない ということです。それはもう決着しています。
東京裁判はまだ続いていましたので、A級戦犯の減刑を狙っているとも考えられますが、それでは「利己心」ではありません。

1947年は中国の内戦で、スターリンと手を結ぶことで勝利目前と思われた蒋介石・国民党にたいして、毛沢東・共産党が急激な反撃を始めた時点になります。
国内においても、共産党は合法化されて国会に議席を得つつ、武装闘争も繰り広げていました。2.1ゼネストはGHQに潰されたとは言え、昨今の労働運動とはまったく異次元のものでした。
天皇をふくめて、大日本帝国を引き継いで日本国を担っていた人たちにとって、最大の恐怖と関心は、革命を起こさせない ということだったのは間違いありません。

つまり、天皇の利己心とは こういうことだったのでしょう。
「ここで米軍に撤退されてしまったら、日本でも革命が起きてしまう。そうなったら、せっかく象徴として生き残ったのに、今度こそ戦犯で処刑されてしまう。お願いですから、このまま日本を支配してください。沖縄を自由にしていいですから。」



このときの天皇の利己心は、71年たった今日も、そのまま沖縄に呪いのように覆い被さっています。

今の日本の 良い面も悪い面も、沖縄の犠牲の上にできあがってきたということから、目をそらしてはなりません。

米軍に占領されている という面はもちろんです。それは本土の人たちも、十分に理解しているでしょう。
しかし、そればかりではありません。
戦後民主主義を謳歌し、世界2番目の経済大国になったことも、沖縄の犠牲の上にあったということを、本土のリベラルの皆さんは、直視すべきです。

翁長さんはこう言っておられました。

「沖縄問題の責任は一義的には自民党にある。ただ、自民党でない国民は、沖縄の基地問題に理解があると思っていたんですよ。ところが政権交代して民主党になったら、何のことはない、民主党も全く同じことをする」
 「僕らはね、もう折れてしまったんです。何だ、本土の人はみんな一緒じゃないの、と。」

「振興策を利益誘導だというなら、お互い覚悟を決めましょうよ。沖縄に経済援助なんかいらない。税制の優遇措置もなくしてください。そのかわり、基地は返してください。国土の面積0・6%の沖縄で在日米軍基地の74%を引き受ける必要は、さらさらない。いったい沖縄が日本に甘えているんですか。それとも日本が沖縄に甘えているんですか」

朝日新聞 2018.8.9

甘えているのは、自民党だけじゃないんです。

今年の8月15日 敗戦記念日は そのことをもう一度心に刻む日にしようと思います。


※昨日の記事も お読みで無い方はお目通しください

「翁長知事の遺志を継ぐ」ということ 2018.8.14




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2018-08-14(Tue)

「翁長知事の遺志を継ぐ」ということ

あまりに辛くて、しばらく記事にできませんでした。

翁長知事の最後の言葉ともいえる、承認撤回の会見を、もう一度じっくり確認していただきたいと思います。



そして、本土の私たちが 「翁長知事の遺志を継ぐ」 とはどういうことなのか、一緒に考えていただきたいと思います。

それは、決してガンバレガンバレと応援することではなく、休日に沖縄に出かけてお手伝いすることですらなく、
「沖縄を孤立させない」
「沖縄だけに押しつけない」
ということに尽きる と私は考えます。

押しつけるというのは、基地を押しつけていることだけでなく、安倍政権との戦いまでも押しつけているのが、昨今の本土の私たちのテイタラクではないでしょうか。
オール沖縄ガンバレ ではなく 「オール沖縄に安倍政権の全圧力を押しつけさせないために 何ができるのか」を真剣に、深刻に考えなくてはなりません。

9月30日が、翁長知事の弔い合戦、沖縄県知事選の投開票日です。
このわずかな時間の中で、私たちにできること、そして確実な一歩になること。
それは、本土の声を、
「沖縄を孤立させない」
「沖縄だけに押しつけない」
にまとめることだろうと思います。

具体的には、様々なテーマがある中でも、「沖縄は本土の問題である」こと、「県知事選が天王山である」こと、を各野党と様々な運動体が気持ちを一つにして、形として沖縄に伝えることです。

たしかに、安倍政権は湯水のように悪法を垂れ流し続けるので、いくらでも反対しなければならないテーマはあります。
しかし、勝てる戦い、絶対に勝たなければならない戦い、万が一負けたら日本中の運動に致命的な打撃を受ける戦いは、沖縄県知事選です。

改憲ですら、今の今は、二の次です。
そもそも、安倍晋三が「改憲」を声高に叫ぶときは必ず目くらましなのです。

2015年5月 戦争法反対が激化 → 緊急事態条項だ~
2017年5月 モリカケが大炎上 → 自衛隊だけ明記するぞ~
2018年8月 沖縄県知事選が翁長氏の弔い合戦に → 臨時国会出すぜ~

脊髄反射せずに、本当の戦いを見据えなくてはなりません。

最低限しなければならないのは、辺野古移設について、玉虫色の対応を続けている立憲民主党と国民民主党に、明確な態度をとらせることです。
これまでバラバラになることで選挙に負け続け、そのせいで沖縄に安倍晋三のプレッシャーを押しつけてきた本土の野党が、「沖縄を孤立させないために、しっかりまとまった」という姿を、オール沖縄の陣営と諦めと誇りの間を揺れ動いている県民に届けることです。

押しつけている側の本土が どういう態度をとるのかを、沖縄の有権者はきっと注視しています。

護憲もけっこうですが、日本国憲法は左手に9条、左手に1条、そして足の下に沖縄を踏みつけて成りたっています。
そのことを全身の神経を集中して実感してください。
沖縄を切り捨てた護憲運動は、たんなる本土のエゴに過ぎません。

うわさでは参議院議員の糸数恵子さんが出馬か?とか、副知事の謝花氏か とか言われていますが、まだ候補者はわかりません。
私は糸数さんに出ていただければと思いますが、これは沖縄の方々が熟慮して決められることです。

どなたが出られるにしろ、私はここに書いた方向で、できる限りの働きかけをしていこうと思います。

関連記事を最後に貼っておきます
情勢は変わってしまいましたが、本質は変わりません。

辺野古新基地 埋立承認撤回を支持する署名運動を! 2018.7.29

ついに翁長知事が辺野古埋立撤回を指示 2018.7.27

うるま市の事件に思う 2016.5.19

「沖縄から学ぶ」ということ 2015.5.7



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2018-08-06(Mon)

8月6日に思う 「過ちを繰り返させない」

毎年8月6日になると思うのです。

「過ちは繰り返しませぬから」
これじゃあ 原爆は仕方ありませんでした になってしまう。

20180806.jpgたしかに、日本は侵略という過ちを犯しました。
それは疑問の余地がありません。

しかし、侵略した国には原爆を落としてもいいのか。
無差別大量殺人兵器を使用してもしかたがないのか。
それはちがうでしょう。

原爆で亡くなった方々の魂をおさめる原爆慰霊碑に「繰り返しませぬ」と書いてあることに、私は強烈な違和感を感じます。

「過ち繰り返させぬ」ではなく、なぜ「過ちは繰り返しませぬ」なのでしょう。
高熱と放射能で亡くなった広島市民が犯した過ちとはなんなのでしょうか。

原爆を、その異次元の殺傷能力を知りながら、いやそれを実証実験するために2発も落としたのは、アメリカです。
「I will not repeat the mistake.」と英語で書いてあるならわかります。
なぜ日本語で、どう考えても主語が広島市民かのような書き方で、「繰り返しませぬ」なのでしょうか。

731部隊が中国人をマルタと称して人体実験に使い、残虐に殺戮したことは、決して許されることではありません。
南京大虐殺が、30万人であろうが3万人であろうが、それは大虐殺であり、言い訳などできようはずがないことは明らかです。
直接の罪は犯していない現在の私たちにも、日本国としての責任は明確にあります。

では、原爆という史上希に見る大虐殺は、相手が侵略国であれば許されるのでしょうか。
仕方ないのでしょうか。
そんなわけありません。断じて。

まさにこの構図は、戦後の日本を象徴していると思うのです。
自らの戦争責任をアイマイにしてもらうかわりに、アメリカはすべて正しい、原爆ですら「過ちは自らにある」と言ってしまう奴隷的な関係性です。

戦犯と言えば東京裁判しか一般には意識されないが、「私は貝になりたい」で知られるようになったBC級戦犯で死刑になった日本人は1000人くらいと言われています。赤紙で招集され、上官の命令で犯した罪で死刑になった人が1000人いるのです。
その一方で、昭和天皇を筆頭に、決定したり指揮したりした人間のほとんどが、死刑なるどころか戦後の日本社会のリーダーとして蘇っていきました。

招集された兵士が死刑になるのならば、指導した人間はどんなに軽くとも終身強制労働にしなければならないはずです。
しかし、彼らは自らの戦争責任をアイマイにしてもらう代わりに、アメリカの戦争犯罪にはすべて目をつぶり、それどころか以来73年続く軍事占領をすすんで受け入れてきたのです。思いやり予算までつけて。

私は、あの原爆慰霊に書いてある 「過ちは繰り返しませぬから」をみる度に、このアイマイさの象徴を見る思いがします。
日本を戦争に導いた指導者の責任も、原爆を落としたアメリカの責任も 「繰り返させない」のではなく、市民自らがまるで自分の責任下のように「繰り返しまぬ」と言う慰霊碑。



慰霊祭の主席者で、あの碑文を唱えるべきだったのは、広島市長でもなく、もちろん被爆者や遺族でもなく、唯一、安倍晋三内閣総理大臣ただ一人です。
A級戦犯になるはずだった岸信介の後継者にして、米国トランプ大統領のパシリである安倍晋三は、「させない」という使役形ではなく、自らのこととして語るべき立場にあります。

その安倍晋三は、式典がおこなわれている間中、(少なくともTVに映っている限りでは)ずっと顔をしかめて、まるで二日酔いの頭痛に耐えているような顔をしていました。
献花の際も、場所を間違えて掛かりの人に「あっちあっち」と支持されて右往左往する始末でした。

ちょうどその表情を捕らえているツイートがあったので引用させてもらいます


一方、松井広島市長は、「核抑止や核の傘は間違いだ」と踏み込んだ平和宣言を発しました。正直、もともと自民党の松井市長がここまで言うとはちょっとびっくりしました。

「核抑止や核の傘という考え方は、核兵器の破壊力を誇示し、相手国に恐怖を与えることによって世界の秩序を維持しようとするものであり、長期にわたる世界の安全を保障するには、極めて不安定で危険極まりないものです。為政者は、このことを心に刻んだ上で、NPT(核不拡散条約)に義務づけられた核軍縮を誠実に履行し、さらに、核兵器禁止条約を核兵器のない世界への一里塚とするための取組を進めていただきたい。」
広島市HP より

核兵器禁止条約に励まされたのだろうと思います。
世界は広島を注視している。孤立していない。そんな実感があり、ここまで言い切る勇気が出たのでしょう。

あるいは、松井市長の昨年の平和宣言で使った「橋渡し」という言葉を、条約に参加しないアリバイのために外務省が広島でやっている「賢人会議」が悪用したことにたいする 怒りかもしれません。
松井市長は条約を核保有国に広めていくための「橋渡し」を提言したのに、「賢人会議」は核保有国の立場を非保有国に認めさせるための「橋渡し」にすり替えたのです。

画期的な平和宣言の後、安倍総理大臣はあいさつにたちました。
松井市長に 「核兵器禁止条約を核兵器のない世界への一里塚とするための取組を進めていただきたい」と要望されたにもかかわらず、条約にはひとことも触れず、「核兵器国と非核兵器国双方の橋渡し」という「賢人会議」が換骨奪胎した言い訳を口にしました。

安倍晋三の言う「橋渡し」とは、ありていに言えば「核保有国(アメリカ)のパシリとして、非保有国にカネ(日本国民の税金)をばらまいて言うことを聞かせます」 という意味です。

こんな首相をかれこれ5年半も選び続けてしまっているのは たしかに私たちの「過ち」です。
もし「過ちを繰り返さない」のであれば、こんな安倍内閣の支持率を、どんなに多くとも消費税率以下にしなくてはなりません。



あらためて、「過ちは繰り返しませぬから」 ではなく 「繰り返させない」という決意を、この日に確認したいと思います。

悪に従ってしまった過ちを繰り返さないためには、「繰り返させない」という決意が必要です。
誰が悪いのかよく分からないようにした、一億総懺悔の「繰り返さぬ」では、ダメなんです。

悪いのは戦争を始めた人間、始めようとしている人間です。

そして、人体実験で原爆という人類史上最悪の大量破壊兵器を計画し実行した人間です。

この被爆者や遺族の怒りの目にこそ、「繰り返させない」という意思がこもっていると思います。

20180806-2.png
(朝日新聞 2018.8.6)



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2018-07-29(Sun)

辺野古新基地 埋立承認撤回を支持する署名運動を!

20180729-1.jpg
政府・国民に突き付けた怒りと、沖縄の未来 翁長知事「新基地造らせない」
2018年7月28日 沖縄タイムス


 「美しい辺野古を埋め立てる理由はない」。名護市辺野古の新基地建設阻止に向け、埋め立て承認の「撤回」を表明した沖縄県の翁長雄志知事は、万全ではない体調から声を振り絞るように語った。「撤回」を明言してから約1年4カ月。会見では、三十数年の政治人生を振り返りながら「今後もあらゆる手法を駆使して新基地は造らせない」と改めて強調。アジアや日本の中で沖縄のあるべき姿を説き、新基地建設を強行する政府や容認する国民に「怒り」を突き付けた。
(引用以上)

ひとつ前の記事でも書いたけれども、本土の私たちには「翁長さん頑張れ」では済まない責任があります。
そう、野党がバラバラのまま選挙に負け続けた責任です。
結果として沖縄を孤立させ、オール沖縄の団結力にまで負の影響を与えてしまいました。

ついに翁長知事が辺野古埋立撤回を指示 2018.7.27

翁長知事がいよいよ撤回の準備を始めたということは、私たちにとっても、重大な問題を突きつけられているということです。

それは 「米軍による日本の占領を許すのかどうか」 ということです。

間違えないでください。駐留ではありません。占領です。
日本が主権をもって拒否権を行使できるのであれば、それは駐留です。
しかし、今の在日米軍に対し日本は形式的にも現実的にも拒否権がありません。
これは、占領という言葉以外に、表現する言葉はありません。

本土の私たちが、「まあ遠い沖縄だから仕方ないよね」と言ってしまうのかどうか、そこに日本が主権をもたない、すなわち民主主義も三権も茶番でしかない植民地に甘んじ続けるのかどうか がかかっています。

もちろん、これまでもこの問題はずっと存在し続けてきました。
しかし、いよいよ目の前に匕首のように突きつけられたとき、曖昧な回答は許されません。

すでに、鳩山民主党政権がマッチポンプで、県外移設をぶち上げた挙げ句に自ら屈服したことで、一度目の裏切りは犯してしまっています。
鳩山氏個人は反省しているようですが、日本国民に「沖縄に押しつけていいのか」という本質を突きつけておきながら、「しかたないよね」というコンセンサスに落とし込んでしまった罪は、個人で反省して済む問題ではありません。本土の日本人を「卑怯者」に誘導してしまったのですから。

ただし、鳩山氏の「県外移設」は、少なくとも「米軍を受け入れる限りは、日本中で負担しなければならないものを、沖縄に押しつけているんだ」という自覚は促したことは間違いありません。
それまでは、漠然と「沖縄に基地が多い」という知識だったものが、「自分たちの代わりに押しつけている」という現実を多くの国民に意識させることになりました。

しかも押しつけているものが、「米軍による占領」なのです。
この国の根幹を他国に鎖でつながれているという情けない現実。
鎖でつながれて自由を失っているのは日本中すべて同じですが、直接鎖を掛けられて血を出しているのが沖縄なのです。

鳩山氏が「県外移設」と言う以前と比べれば、そうした現実が少しは本土でも意識されるようになったとは思うのです。
しかし同時に、突きつけるだけ突きつけておいて、さっさと辺野古に舞い戻ってしまったために、「押しつけて良いのか」と少しだけ考えはじめた国民は 「まあ仕方ないか」に落ち着いてしまいました。



今、翁長知事がおそらくは命がけで埋立承認撤回に立ち上がりました。

翁長さんはじめ、オール沖縄の第一の主張は明確です。
「沖縄だけに押しつけるな」 ということです。
それが、イデオロギーよりアイデンティティーとして、保守革新をこえて、主張してきたことです。

米軍は全部出ていけとか、日米安保を破棄せよ とは言っていません。
そういう主張の人も、安保は必要だという人も、右から左までが団結したのがオール沖縄の力だったのです。
翁長さん自身、もともと自民党の方であり、今でもれっきとした保守政治家です。

鳩山民主党によって不完全燃焼で中毒になりかけている本土の国民が、この翁長知事の提起に対して、またも「仕方ないよね」になってしまえば、もやは日本人に「占領からの脱却」を目指す気力は出てこないでしょう。
「内心忸怩」「スネに傷」 いつまでもそこから脱出できない国民は、永遠に属国の民として主権と自由を手にすることなく生かされていくのです。

歴史を無かったことにねつ造して「内心忸怩」から脱出しようとしているのが、極右やネトウヨの類です。
しかし、いくら無いと言っても、あったことは消せないので、彼らもまた、永遠に奴隷となる運命です。
というか、それを望んでいるのでしょう。

「内心忸怩」「スネに傷」 からの脱出とは、現実にある責任を自覚して、自らの意思を表明することだと私は考えています。
その意味では、「謝罪」ではなく「責任」です。
犯罪を犯した当事者は「謝罪」が必要ですが、立場上その歴史を負っている人に「謝罪」はおかしいと思います。
ワイツゼッカーが1985年の演説「荒れ野の40年」でも、断罪と責任は明言されていますが、謝罪ではありません。

だから「ごめんなさい」と謝罪するのではなく、沖縄に米軍を押しつけてきた本土の責任を自覚することが必要なのです。
そして、沖縄に掛けられた鎖は、実は自分たちみんなを縛っているんだということを理解すれば、日本人の意識も少しずつ変わってくるでしょう。
(だから、鳩山氏の提起は実に大きなものだったのです。結局ダメダメでしたけど。)

今の日本人が異常に政治に無関心なのは、縛られているという自覚がないからです。
それなりに食っていける上に、縛り付けられる痛みは沖縄に押しつけているから、自覚しないで済むのです。
しかし、「沖縄に押しつけて良いのか?」と面と向かって問いかけられると、「そりゃアカンよね」となるか「(内心忸怩で)仕方ないよね」になるか、択一を迫られます。

いや、「迫られます」ではなく、迫るべきです。



オール沖縄はこの数年、選挙では非常に厳しい結果を突きつけられています。
名護市長選挙で、あの稲嶺進さんが当選できなかったことは衝撃でした。

そんな中で、10月には那覇市長選挙、11月には県知事選挙が迫っています。

もういちど「イデオロギーよりアイデンティティ」でオール沖縄が結束して戦うためにも、私たち本土の声が必要です。
それは、遠くから「頑張れ~」という声ではなく、野党と市民が本土でも団結して「沖縄に押しつけてはいけない」という声を上げることです。
それも、パラパラと散発的にやるのではなく、国民運動としてはっきりと目に見える形で取り組まなくては多くの沖縄県民の目には映りません。

具体的には、署名運動がいいと思います。
というか、それしかない。

政権に圧力をかける意味での署名運動は私はあまり賛成できません。
いまやゲシュタポと化した内閣情報調査室に、政権への抵抗者名簿を渡しているようなものだからです。
平和な国では署名もいいでしょうが、ゲシュタポ同然の情報機関が政権を防御しているようなこの国で、ご丁寧に名簿を差し出すなんて、あり得ないです。
私が北村滋だったら、署名は全部データベースにして、2回出てきたら要注意、3回出てきたらマーク対象にしますよ。

「日本版CIA」、首相演説ネタや石破氏発言まで官邸へ
2018年7月27日 朝日


ではなぜ、署名運動をすべきなのかというかというと、あくまでも「賛同署名」であり、提出先は沖縄県庁だからです。

そして、駅頭やスーパーなど、人が集まるところで無差別に声をかけて、相手の目を見ながら訴えることができるという意味では、署名運動は優れています。
本土の日本国民ひとりひとりに、緩やかに かつ はっきりと迫ることができます。

「沖縄に押しつけていいんですか」 と



くれぐれも勘違いしないでいただきたいのは、どうせやるんなら あれも入れよう これも入れよう と他のテーマを盛り込まないことです。
改憲とか安保とか安倍退陣とかモリカケとかとか 相乗りは一切なし。

あくまでも国民運動として、思想信条右左はおいといて、「沖縄に押しつけたらアカンよね」という一点で運動しなければダメです。
いつものように、「あの党はあれがダメ」、「これを言わないと一緒にできない」、「これは受け入れられない」 そんなことをウダウダと繰り返していては、翁長知事とオール沖縄の決断が本土から崩れていきます。

何度も言いますが、立憲民主、国民民主、共産、社民、自由 の5党は少なくとも全党が乗ってもらわないと、国民運動の形にすらなりません。はじめから分裂運動になってしまいます。
そこに、市民派地方議員や市民運動から連合まで、「自分が正しい」と思うことを一回脇に置いて、
イデオロギーよりアイデンティティー で沖縄の決断に賛同する 「沖縄に押しつけちゃダメでしょ」 署名運動をするのです。

どうですか。

いろんな団体が思い思いに集会やデモをするよりも、翁長さんや沖縄の人たちの目にはハッキリと本土の意思表示が見るのではないでしょうか。
本土の日本国民も、デモや集会には縁遠い人でも、スーパーの店先で署名を呼びかけられたら、そりゃ「沖縄に押しつけちゃダメよ」って考えるきっかけになりますよ。

とりあえず知事選までの3ヶ月間、100万人署名運動 というのが現実的ではないでしょうか。

署名嫌いの私でも、これだったっら一所懸命に暇を見てやらせてもらいます。
だれでもどこでも、ちょっと時間があればできるのも良いところです。
テーマを一点に絞れば、日常の人間関係の中でも持ち込みが容易です。

やりましょうよ。

明日から各方面の方々に提案してみたいと思います。
賛同いただける方は、ご自分の周囲の影響力のありそうな方を説得してみてください。




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