2012-01-11(Wed)
橋下徹が原発住民投票署名の5万筆をドブに捨てようとしている
案の定、橋下徹は異常に発達した舌先を駆使して言い逃れを始めた
橋下市長「原発住民投票に5億円かける価値ない」
20112.1.10 朝日
原発住民投票@大阪市に関わってきた人たちの中にも、橋下徹が脱原発だから住民投票条例が通るのではないかと思っていた人もいるだろう。
だが、これで完全に目が醒めたはず。橋下徹は何よりも「自分の頭で考える住民」が嫌い。
橋下の脱原発はポーズにすぎないことを肝に銘じよう
原発住民投票@大阪市を潰すために、橋下徹は、古賀茂明氏や飯田哲也氏を担ぎ出すらしい。
もしこれに乗るようであれば、古賀氏や田氏もニセモノということ。
橋下がこういう言い逃れと論点外しに出ることは予想済み
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1129.html
橋下に期待していた脱原発の人びとが、橋下の狡さを心底実感するだけでも、署名活動の意義は大きい。
次のステップへつながるからだ。
私は2007年から「CO2温暖化は原発推進のための詐欺だ」と言ってきた。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-448.html
また、日本の原発建設は最終処分場建設が真の目的だろうと睨んでいる。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1011.html
疑い深さでは人後に落ちない。
その疑い深い私だから、原発住民投票のリスクの大きさは真っ先に考えた。その上で、盛り上がりつつある運動に砂を掛けるべきなのか、大きな「小さな一歩」として応援すべきなのか。私は後者だと判断した。
基準は「自分の頭で考えものを言うためのステップになるかどうか」
原発住民投票はこちらのリスクも大きいが、推進派にとっての恐怖はより大きい。だから橋下は予算を理由にやらないと言っている。
小出先生とか児玉教授とか、誰かがなんとかしてくれる ではなく、名も無き1人1人が動き出すことに、敵は恐怖する。恐怖するから反動も大きくリスクもある。
原発住民投票の最大のリスクは、投票で負けることではなく、争点をズラされること。
今回の請求署名では「原発稼働の是非」を問うているが、「原発依存の是非」などのアイマイな選択肢に歪曲される危険性。橋下はまさにこれをやろうとしている。
たしかに5万筆余りの大阪市民の署名が橋下市長によってドブに捨てられるかもしれない。
それでも、運動は結果だけじゃない。1人1人が実感を持ってステップを踏み出せるかどうか。リアルの運動が絶滅危惧種になている日本で、新たな一歩を作っていけるのかどうか。
逆に言うと、この住民投票の結果がどうなったこうなったくらいで「もう終わりだ」なんて言ってるようじゃ、巨大な原発利権と渡り合うなんて出来ないんじゃないの ということでもある。
仮に結果が負けでも、やる気の人間が残れば「勝ち」 とも言える。
橋下にしても、本音ではびびっているはずだ。まさか1ヶ月で、拇印まで必要なややこしい署名が5万数千筆も集まるなんて考えてもいなかっただろう。
しかも、政党も労働組合もつかわずに だ。
橋下のような、庶民をバカにしてだまくらかすことを得意とする連中は、そのバカなはずの庶民が自分の声を上げることを、極端に恐れ、嫌い、排除しようとする。
少なくとも大阪市に関しては、署名運動の次のステップは、この橋下のペテンとの対決になるだろう。
ただし、原発住民投票をねじ曲げて利用しようという動きは、橋下徹はもちろん、他にも当然あるわけで、警戒は必要。
いたずらな内紛はよくないが、脱原発という名の続原発を目指すものはあぶり出されてくるだろう。
(以上、ツイートを加筆訂正)

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橋下市長「原発住民投票に5億円かける価値ない」
20112.1.10 朝日
原発住民投票@大阪市に関わってきた人たちの中にも、橋下徹が脱原発だから住民投票条例が通るのではないかと思っていた人もいるだろう。
だが、これで完全に目が醒めたはず。橋下徹は何よりも「自分の頭で考える住民」が嫌い。
橋下の脱原発はポーズにすぎないことを肝に銘じよう
原発住民投票@大阪市を潰すために、橋下徹は、古賀茂明氏や飯田哲也氏を担ぎ出すらしい。
もしこれに乗るようであれば、古賀氏や田氏もニセモノということ。
橋下がこういう言い逃れと論点外しに出ることは予想済み
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1129.html
橋下に期待していた脱原発の人びとが、橋下の狡さを心底実感するだけでも、署名活動の意義は大きい。
次のステップへつながるからだ。
私は2007年から「CO2温暖化は原発推進のための詐欺だ」と言ってきた。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-448.html
また、日本の原発建設は最終処分場建設が真の目的だろうと睨んでいる。
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1011.html
疑い深さでは人後に落ちない。
その疑い深い私だから、原発住民投票のリスクの大きさは真っ先に考えた。その上で、盛り上がりつつある運動に砂を掛けるべきなのか、大きな「小さな一歩」として応援すべきなのか。私は後者だと判断した。
基準は「自分の頭で考えものを言うためのステップになるかどうか」
原発住民投票はこちらのリスクも大きいが、推進派にとっての恐怖はより大きい。だから橋下は予算を理由にやらないと言っている。
小出先生とか児玉教授とか、誰かがなんとかしてくれる ではなく、名も無き1人1人が動き出すことに、敵は恐怖する。恐怖するから反動も大きくリスクもある。
原発住民投票の最大のリスクは、投票で負けることではなく、争点をズラされること。
今回の請求署名では「原発稼働の是非」を問うているが、「原発依存の是非」などのアイマイな選択肢に歪曲される危険性。橋下はまさにこれをやろうとしている。
たしかに5万筆余りの大阪市民の署名が橋下市長によってドブに捨てられるかもしれない。
それでも、運動は結果だけじゃない。1人1人が実感を持ってステップを踏み出せるかどうか。リアルの運動が絶滅危惧種になている日本で、新たな一歩を作っていけるのかどうか。
逆に言うと、この住民投票の結果がどうなったこうなったくらいで「もう終わりだ」なんて言ってるようじゃ、巨大な原発利権と渡り合うなんて出来ないんじゃないの ということでもある。
仮に結果が負けでも、やる気の人間が残れば「勝ち」 とも言える。
橋下にしても、本音ではびびっているはずだ。まさか1ヶ月で、拇印まで必要なややこしい署名が5万数千筆も集まるなんて考えてもいなかっただろう。
しかも、政党も労働組合もつかわずに だ。
橋下のような、庶民をバカにしてだまくらかすことを得意とする連中は、そのバカなはずの庶民が自分の声を上げることを、極端に恐れ、嫌い、排除しようとする。
少なくとも大阪市に関しては、署名運動の次のステップは、この橋下のペテンとの対決になるだろう。
ただし、原発住民投票をねじ曲げて利用しようという動きは、橋下徹はもちろん、他にも当然あるわけで、警戒は必要。
いたずらな内紛はよくないが、脱原発という名の続原発を目指すものはあぶり出されてくるだろう。
(以上、ツイートを加筆訂正)

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