2016-10-20(Thu)
平成の不平等条約 TPP
環太平洋戦略的経済連携協定 略してTPP ということになっている
しかし、英語では Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement である。
環太平洋 ではなく 太平洋横断 だ。あえて読みを同じにするなら 貫太平洋 か。
とにかく、Trans に環のような 輪っかの意味は無く、直線的なイメージである。
では、日本語と英語のどちらが正しいのだろうか。
それは、疑問の余地なく、英語が正しい。
何故かというと、TPPの正式文書は英語、スペイン語、フランス語しかないからだ。
日本語は、英語版を仮訳したものにすぎない。
TPP参加国の中で、日本はアメリカに次ぐ経済規模をもち、他国と比べてダントツだ。GDPは3位のカナダの2.5倍ある。
なのに、正式文書には日本語がない。
ここに、TPPの本質、本当の狙いがあらわれている。
つまり、TPPとは
日本を狙い撃ちにする不平等条約
なのである。
Trans を 環 とわざと「誤訳」したのも、直線的に狙われているイメージを隠し、みな横並びかのような印象付けをするためだ。
わざと誤訳するくらいだから、日本政府や経産省は、日本をターゲットにした不平等条約だということには 気が付いている。知ってて国民を欺している。
日本語の正式文章がなければ、それだけでも TPPが良いのか悪いのか判断するのがとっても難しい。
さらに、国会で野党が政府に交渉内容の資料を請求し、出てきたものがこれだ。

なんと、45ページにわたって、ほぼ全て黒塗り。
国会議員ですら、なにも知らされずに、採決だけしろ、と言われている。
まさに、幕末の日米修好通商条約の再来ではないか。
■
TPPが私たちの生活にどれほど深刻な影響をもたらすか、詳しいことはこちらのパンフレットを見ていただきたい。
私があれこれ言うよりも、はるかに分かりやすくまとまっている。
そうだったのか!TPP 24の疑問 (TPPテキスト分析チーム)
永田町恐怖新聞vol3 (山本太郎となかまたち)
※印刷用のファイルなので下欄のページ数を追って読んで下さい
私がこの稿で言いたいことは、TPPは不平等条約であり、国の主権問題であり、
軍隊をつかわない侵略だ
ということだ。
つまり、日頃、尖閣や竹島や北方四島の問題に憤っている、いわゆる保守派の人たちこそ、断固として反対すべきものなのだ。
国境の島どころか、日本そのものが丸ごと侵略されようというのに、なぜ自衛権を発動してふるさとを守ろうとしないのだ。
自衛権は、自衛隊を出動させることだけではない。
自分たちの生きる場所を守るために、侵略者に対して自分たちが闘うことだ。
武器は持たずとも、徹底抗戦することだ。
今、TPPに抵抗しようと市井で動いているいるのは、革新系の団体が主力になっている。
保守派の諸兄諸姉は、選挙がなければジッと雌伏を続けるつもりなのか。
それとも、主導権を奪うほどの勢いをもって、表舞台に踊りでるのか。
TPPの国会での批准は、11月8日がタイムリミットだろうと言われている。
米国大統領選挙までに批准して、新大統領のご機嫌を取ろうという、これまた植民地根性丸出しの考えだ。
今日は10月20日。
あと18日しかない。短期決戦だ。
大統領候補が二人ともTPP反対だから大丈夫、というのはウソだと判明した。
クリントン氏、TPP再交渉視野 流出メールで「本音」判明
2016.10.12 SANKEIBIZ
ヒラリー・クリントン氏が昨年10月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意時に、大統領としてTPPを再交渉して実現させるシナリオを見据えていたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」が11日に公表したメールで分かった。
(略)
米通商代表部(USTR)の元高官は、「クリントン氏はオバマ政権下で議会がTPPを批准し、自分は大統領としてTPP批准に関与しなくて済むのがベストだと考えている」と分析。
(引用以上)
クリントンが勝てば、オバマが退任までの間に批准して、クリントンは「仕方ないわね」とかいいながら内心大喜び というシナリオだ。
エセ保守の跳梁に心痛める保守派の皆さん。
日本の独立を熱望する皆さん。
革新系におまかせで、のほほんとしていていいのか。
平成の不平等条約が批准されようとしているこのときこそ、その存在感を天下に示す時ではないのか。
10月29日の土曜日、下記のような集会が大阪で行われる。
蓆(むしろ)旗を先頭に、御堂筋を練り歩く。
心ある保守派の皆さんは、ぜひとも自由党の旗のもとに集まっていただきたい。
そして、保守も革新ものりこえて、大行進を実現しよう。
ストップ!TPP緊急行動 御堂筋大パレード
10月29日(土)
14:00~集会 15:15~パレード出発
靱公園・東園
(地下鉄「本町」28出口徒歩約5分)
http://loco.yahoo.co.jp/place/g-ErLFmcAX2hc/map/
主催:ストップ!TPP緊急行動・関西
連絡:stoptppkansai@gmail.com


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しかし、英語では Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement である。
環太平洋 ではなく 太平洋横断 だ。あえて読みを同じにするなら 貫太平洋 か。
とにかく、Trans に環のような 輪っかの意味は無く、直線的なイメージである。
では、日本語と英語のどちらが正しいのだろうか。
それは、疑問の余地なく、英語が正しい。
何故かというと、TPPの正式文書は英語、スペイン語、フランス語しかないからだ。
日本語は、英語版を仮訳したものにすぎない。
TPP参加国の中で、日本はアメリカに次ぐ経済規模をもち、他国と比べてダントツだ。GDPは3位のカナダの2.5倍ある。
なのに、正式文書には日本語がない。
ここに、TPPの本質、本当の狙いがあらわれている。
つまり、TPPとは
日本を狙い撃ちにする不平等条約
なのである。
Trans を 環 とわざと「誤訳」したのも、直線的に狙われているイメージを隠し、みな横並びかのような印象付けをするためだ。
わざと誤訳するくらいだから、日本政府や経産省は、日本をターゲットにした不平等条約だということには 気が付いている。知ってて国民を欺している。
日本語の正式文章がなければ、それだけでも TPPが良いのか悪いのか判断するのがとっても難しい。
さらに、国会で野党が政府に交渉内容の資料を請求し、出てきたものがこれだ。

なんと、45ページにわたって、ほぼ全て黒塗り。
国会議員ですら、なにも知らされずに、採決だけしろ、と言われている。
まさに、幕末の日米修好通商条約の再来ではないか。
■
TPPが私たちの生活にどれほど深刻な影響をもたらすか、詳しいことはこちらのパンフレットを見ていただきたい。
私があれこれ言うよりも、はるかに分かりやすくまとまっている。
そうだったのか!TPP 24の疑問 (TPPテキスト分析チーム)
永田町恐怖新聞vol3 (山本太郎となかまたち)
※印刷用のファイルなので下欄のページ数を追って読んで下さい
私がこの稿で言いたいことは、TPPは不平等条約であり、国の主権問題であり、
軍隊をつかわない侵略だ
ということだ。
つまり、日頃、尖閣や竹島や北方四島の問題に憤っている、いわゆる保守派の人たちこそ、断固として反対すべきものなのだ。
国境の島どころか、日本そのものが丸ごと侵略されようというのに、なぜ自衛権を発動してふるさとを守ろうとしないのだ。
自衛権は、自衛隊を出動させることだけではない。
自分たちの生きる場所を守るために、侵略者に対して自分たちが闘うことだ。
武器は持たずとも、徹底抗戦することだ。
今、TPPに抵抗しようと市井で動いているいるのは、革新系の団体が主力になっている。
保守派の諸兄諸姉は、選挙がなければジッと雌伏を続けるつもりなのか。
それとも、主導権を奪うほどの勢いをもって、表舞台に踊りでるのか。
TPPの国会での批准は、11月8日がタイムリミットだろうと言われている。
米国大統領選挙までに批准して、新大統領のご機嫌を取ろうという、これまた植民地根性丸出しの考えだ。
今日は10月20日。
あと18日しかない。短期決戦だ。
大統領候補が二人ともTPP反対だから大丈夫、というのはウソだと判明した。
クリントン氏、TPP再交渉視野 流出メールで「本音」判明
2016.10.12 SANKEIBIZ
ヒラリー・クリントン氏が昨年10月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意時に、大統領としてTPPを再交渉して実現させるシナリオを見据えていたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」が11日に公表したメールで分かった。
(略)
米通商代表部(USTR)の元高官は、「クリントン氏はオバマ政権下で議会がTPPを批准し、自分は大統領としてTPP批准に関与しなくて済むのがベストだと考えている」と分析。
(引用以上)
クリントンが勝てば、オバマが退任までの間に批准して、クリントンは「仕方ないわね」とかいいながら内心大喜び というシナリオだ。
エセ保守の跳梁に心痛める保守派の皆さん。
日本の独立を熱望する皆さん。
革新系におまかせで、のほほんとしていていいのか。
平成の不平等条約が批准されようとしているこのときこそ、その存在感を天下に示す時ではないのか。
10月29日の土曜日、下記のような集会が大阪で行われる。
蓆(むしろ)旗を先頭に、御堂筋を練り歩く。
心ある保守派の皆さんは、ぜひとも自由党の旗のもとに集まっていただきたい。
そして、保守も革新ものりこえて、大行進を実現しよう。
ストップ!TPP緊急行動 御堂筋大パレード
10月29日(土)
14:00~集会 15:15~パレード出発
靱公園・東園
(地下鉄「本町」28出口徒歩約5分)
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