2007-05-20(Sun)

集団的自衛権「有識者」会議の意味=じつは公明党のため

何を知っているのか分からないが、安倍晋三につき従う者は「有識者」なのだそうだ。

「自分の家族や友人が攻撃されたときに助けないのか。助けるのが集団的自衛権だ」などという、教育再生会議と同レベル=どうしようもないレベルの議論しかできない連中を、有識者、と現代では言うらしい。

この、亀田も真っ青のできレース、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の意味は何なのか。
改憲を目指すと言いながら、改憲しなくても戦争できるようにするという、一見矛盾した動きにも見える。

しかし、これを見て、ピントきた。

一方、公明党の太田昭宏代表は同日、有識者会議に関し「集団的自衛権を認める志向性で論議されないようくぎを刺してきた」と指摘した。 西日本新聞2007年05月18日

実際、公明党は相当焦っているはずだ。党内、中でも末端の学会員には動揺があるに違いない。

それでも、公明党は、というか池田大作は、権力への願望を捨てない。自民党と公明党は、今や一蓮托生のところまできた。そこまで権力中枢に手が届き、自称「庶民の王様」になった池田が、権力を手放すことはあり得ない。

それを見透かした安倍の打った手が、この「集団的自衛権」懇談会なのではないか。

具体的には、二つの目的・段階が考えられる。

1.公明党が集団的自衛権に反対するポーズをとることで、参議院選での「平和」票を公明がかっさらう。

2.その上で、集団的自衛権だろうが9条の改変だろうが、権力に目がくらんだ公明に飲ませて、公明党から「平和」の残骸を一掃する。

だから、この問題で主敵とするべきは、実は、公明党なのではないか。

「釘を刺した」にもかかわらず、100%集団的自衛権を認める意見しか出なかったのだ。その責任を、どうとるのか。そこを、徹底的に付くべきだ。

公明党の「平和」ポーズが、いかにデタラメか。マヤカシか。そこを、徹底的に叩かなくてはならない。

アンケートのことも、それを念頭において、考えていただきたい。
公明党に「平和」票を取られるな!

これが、参院選挙でのテーマであると、私は思っている。
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本当に申し訳ない。

こんな所にこんなコメントを入れるのは非常に失礼だし、迷惑以外の何者でもないと思う。
しかし、ちょっと怖いんです。妄想であって欲しい。
メールにしようかとも思いましたが、やっぱり怖い。まあ、コメントから割ろうと思えば割れるんですけどね。

先日、愛知で起こった銃を振り回した事件。
ある一つの仮説を立てたい。
あれを起こしたのは、安倍晋三である。
安倍晋三と暴力団、そして宗教団体のつながりは、まあネットでは有名だ。
犯人の家には祭壇があり、「聖なる水」を持って犯人は警察に投降した。

犯人は暗示にかけられていた。洗脳と言い換えてもいい。安倍晋三と繋がりの深い宗教団体によって。
暗示であれだけの事をやれるのかと不思議に思う人がいるかもしれないが、やろうとおもえばやれる。洗脳がいかに強制力の強いものかは、宗教問題を考えれば一目瞭然だ。
では、なぜ安倍晋三がこのような事件を起こしたのか。
SAT。
つまり、武力によって問題を解決しなければならない状況を作り、武力制圧する。
そうしてこう言うのだ。
「今回の事件は、武力による制圧によって解決した。やはり、身を守るためには武力が必要なのだ。それを今回の事件は証明してくれている」
タウンミーティングでやらせをやった安倍晋三。これもやらせでも、おかしくはない。

もう一つある。
沖縄の自衛隊派遣。
愛知の事件がなぜ、この時期に起こったのか。
国民とマスコミの目を愛知に注目させ、沖縄から目をそらせることが目的であった。

しかし、失敗した。
SAT隊員の尊い犠牲の上で。

犯人は山口組系の暴力団員だという。
暴力団、宗教、そして政治。

もしこれが妄想でなければ、なんと腐りきった、汚い人間を総理大臣にしているのか。日本は。

本当に申し訳ない。どうにかして、誰かに伝えたかった。

改憲への布石。
そういった意味で、ここにコメントさせていただきました。
本当に申し訳ない。
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