2019-11-13(Wed)

年末解散のニオイがしてきた

新聞の見出しを見て、どうやら年末解散じゃないの?という気がしてきました。

サクラゲート事件は、モリカケとは比べものにならないくらい明確な法律違反であり、物証も山ほどあります。
安倍晋三は「自治会やPTAの会長がたまたま講演会にかぶっていただけ」と噴飯物の言い訳をしましたが、それでも一応は「後援会を招待したらダメだ」という認識はある答弁だったわけです。

ところが、「後援会」と書いた文書やら写真やら、出るは出るは。。 物証は探すまでもなく、いくらでも転がっていたわけです。
さらにとどめは、二階幹事長が「後援会よぶのは当然でしょ。何か問題でも?」と言い放っちゃったので、もう論点は 
「首相が後援会を税金で接待していいのか」ということに絞られてしまいました。

公職選挙法221条と222条には、こんなふうに書いてあります。
(わかりやすくするために、途中の文言を省いています。)

221条
3年以下の懲役若しくは禁錮こ又は50万円以下の罰金に処する。
当選を得て、選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品の供与をしたとき。

222条
5年以下の懲役又は禁錮に処する。
(前条の)罪を犯した者が常習者であるとき

金銭、物品の供与の原資については、書いてありません。
自分のカネだろうが、税金の流用だろうが、メロンだろうがワインだろうが団扇ですら供与したら違反です。
ですから、どうあがいても、サクラゲート事件は公選法違反で間違いありません。

しかも、毎年の恒例行事だったのですから、あきらかに常習犯であり、懲役5年を食らってもらわなくてはなりません。
安倍さんには。

※追記 もっと直接的で、まるで安倍さんを名指ししてるかのような法文がありました

199条の5 第2項
何人も、後援団体が行う見学、旅行その他の行事において、、選挙区内にある者に対し、饗応接待をし、又は金銭若しくは記念品その他の物品を供与してはならない。



今、首相官邸ゲシュタポは、民主党政権のときの招待客を片っ端から洗っているでしょう。
で、鳩山さんも後援会を何人よんでた!と逆襲しようと血眼になっているはずです。
(ちなみに、菅直人と野田佳彦のときは中止になっている。)

もし、万が一鳩山さんも後援会をよんでいたならば、肉を切らせて骨を断つ です。
自らお縄に付く覚悟で、安倍晋三をもろともに引きずり下ろしていただきたい。
なんちゃら党などつくってる場合じゃありません。

鳩山さんばかりではありません。
追求している野党の幹部も、多くは鳩山政権時の幹部ですから、自分の足下を突かれる可能性もあります。
それで腰砕けになったら、この国はジエンドですね。
民主党時代の幹部がもし自滅しても、若手がその屍を乗り越えて追求を続けるかどうか です。



幸いにして、野党幹部が後ろ暗いことなく、官邸ゲシュタポも手を出せなかったときは、たぶん解散をうってくるでしょう。

もちろん、争点はサクラゲートではありません。
強引に争点にするのはこっちです。

景気下支えに数兆円規模経済対策 首相「災害復興も加速」
2019年11月8日 大阪日日新聞


ビックリするような予算額をぶち上げて、その是非を問う解散だ と言うわけです。

来年度予算の概算要求は、105兆円規模ですでに過去最大です。
そこに、さらに数兆円乗せて110兆円、ショックドクトリン効果を出すためには120兆円とか言うかもしれません。

そのときに、緊縮大好き野党の皆さんが
「どうぞどうぞ どんどんバラまいてください。それよりも、サクラゲート事件です。」
と言い切れるかどうか。

維新や橋下徹などはきっと「5000万の問題よりも、数兆円の無駄使いのほうが大事だ」とかいって、サクラゲート事件の幕引きを手助けするでしょう。
野党の中のバラマキ恐怖症の人たちも、そっちにフラフラと寄っていくに違いありません。

問題は無駄使いとか金額の大小ではなくて、総理大臣が税金を私用して850人の後援者を毎年接待していた、ということです。
そこからブレるヤツは、一見批判しているようでも、実は安倍官邸ゲシュタポの回し者です。



さて、緊縮大好き野党が、なんとかこの壁も破って追求を続けたとします。
安倍官邸は、超大盤振る舞い予算をぶち上げて解散したとします。

問題は、安倍自民党にかわる「選択肢」を作れるのかどうか です。

選択肢の条件は二つ。
絶対的に二つです。

ひとつ、安倍の提示する大盤振る舞いに負けないほどのバラ色の将来を描くこと
ふたつ、政権交代可能な、つまり政策が実現できる大きなかたまりであること

辛気くさい将来像では、国民はいくらサクラゲートだろうが安倍晋三の大盤振る舞いを選択します。
安倍官邸の120兆円作戦に対して、野党が「財政規律が云々」とか言った日には、惨敗確定です。
勝ち誇った安倍晋三は、サクラゲートはみそぎ済みとばかりに、法律なんて一顧だにしない独裁を強めていくでしょう。

また、もし野党が緊縮の非を認めてバラ色の将来を描くことができても、実現可能性がなければ、誰も本気にしません。
こんな相変わらずの枝野主義者っぷりを、もしこれからも続けていくと、これまた惨敗確定です。

小沢氏と会談 枝野氏“合流が原則”崩さず
2019.10.31 日テレNEWS24


「政策も丸呑みで立憲に合流するなら入れてやるよ」という、どこまでも傲慢な態度。
まとまるものもまとまらない、というか、まとめないために わざとこんなこと言ってるとしか思えません。
もし、これからの局面でも同じことを言うとしたら、枝野=確信犯ということです。



こうして考えると、こんな安倍の自爆ともいえる事件が発覚しているのに、引きずり下ろすにはなかなか厳しい道のりです。

三権分立があれば、逮捕起訴すれば済む話なんですが、なにせ三権からマスコミから野党の一部まで、脅迫と命令と忖度で、安倍官邸の僕としてがっつり押さえられてしまっています。
一度独裁を許したら、回復するのは本当に大変なのです。

それでも、流れは今までと比べれば、明らかに違います。

ポーズばっかりですぐ折れる野党諸氏を、私たちがガンガン尻を叩いて、蹴飛ばして、前に進むしかありません。
そして、野党の尻をぶちかますための、国民の「武器」が、れいわ新選組です。
今の、太郎さんの街宣とポスター貼りに限定したやり方では、支持率が上がっていくのは難しいでしょう。
世論調査でも、微減しているようです。

それでも、れいわの突きつける刃が野党を揺さぶっているのは間違いありません。
そいういう観点で、れいわの応援もやっていきます。

この年末は、正念場です。

インフルエンザにも臆病風にも負けないように、頑張りましょう。




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2019-08-01(Thu)

安倍晋三とれいわ新選組の対決 なんだか風向きが変わってきたぞ

今朝(8/1)のモーニングショーでは なんと山本太郎生出演第二弾が放送され、もうほとんど「れいわチャンネル」の様相を呈していました。
放送してくれるのはとても嬉しいのですが、玉川さんを筆頭に、出演者全員がれいわ新選組ファンみたいな発言で、番組としては面白みに欠けたかもしれません。むしろフジの小倉さんのように、ちょっとネガティブな突っ込みをしてくれた方が、太郎さんの考えや決意が浮き彫りになるような気がします。

ほんとに、ここんとこ連日ワイドショー的なニュース番組に太郎さんは出ずっぱりで、一体全体どうしたんだろう??と思ってしまうほどです。
ありがたいのと同時に、ここまで手のひら返しになると、ちょっと警戒信号もピコピコ点滅してしまいます。
へんな裏目的をマスコミが隠し持ってなければ良いのですが。。。

対するに、マスコミを官房機密費と内閣情報調査室とでガチガチに押さえ込んできた安倍官邸は、少々旗色が良くありません。
人気取りのつもりで始めた韓国のホワイト国除外ですが、産経以外のメディアは、あまり威勢良く報じてはいません。夕刊フジだけは軍艦マーチでも流しそうな勢いで「河野外相、韓国「ホワイト国」懇願を断固拒否! 反日暴挙繰り返す隣国に「最後通告」 」なんてぶち上げていますが、空回りしています。

むしろ、こんな記事が出ています。

安倍首相が韓国と始めた希望なき貿易戦争ー社説
ブルームバーグ 2019年7月22日


日本の当局者はハイテク関連の輸出品が北朝鮮などに不法に渡らないようにする措置だと主張するが、元徴用工を巡り日本企業に損害賠償の支払いを命じた韓国大法院(最高裁)の判決への報復を意図したものであるのは明らかだ。
(略)
明らかな妥協策は、日本側が輸出規制強化をやめ、追加措置の実行も我慢するというものだ。韓国は元徴用工問題で仲裁委員会の設置に応じる必要がある。今回の争いを始め、選挙で無事勝利した安倍首相がまず行動すべきだろう。そして韓国大統領が速やかに報いるよう、米国は保証しなければならない。

(引用以上)

またこんなのもあります。
これは少し前のニュースで、ネタ元も幸福の科学ですが、インタビュー記事なので内容はウソでは無いだろうと思われます。

トランプの経済ブレーンが「中止」を緊急提言 消費増税は「最悪の選択」
The Liverty WEB 2019.04.30

トランプ政権と良好な関係を持つ安倍政権が、成長政策とは真逆の方向に進もうとしていることは非常に残念です。
(引用以上)



少しお話しを整理します。

安倍政権のよりどころは、一枚岩ではありません。

もっとも頼っているのはもちろんトランプです。
トランプは緊縮路線には反対で、とくにアメリカからの輸入品にもかかる上に、アメリカへ輸出する会社には還付するなどもってのほか、と消費税には反対の立場です。

とは言え、反トランプのこれまでの米国=ジャパンハンドラーズの皆さんを無視するわけに生きません。
とくに、国際金融資本=新自由主義は絶大な力を持っています。この勢力は、消費税をガンガン上げて、その資金で法人税をタダ同然にしたあげく、金融危機が来たら自分たちを救済する公的資金にしろ という連中です。

もうひとつ、日本会議のような日本土着の右翼っぽい人たちがいます。
もともとは米国ベッタリの姿勢とは相容れないのですが、戦後民主主義のもとで長年日の目を見なかった自分たちを、安倍晋三がヨシヨシしてくれるので、嬉しくてたまりません。もう従米でも屈米でも、安倍ちゃん命、どこまでもついていきますワン、という人たちです。

この、本来は三者三様に相容れない勢力の、微妙なバランスを保つことで、安倍政権は長期政権を維持してきたのです。
安倍ちゃん個人は知りませんが、官邸の能力は恐るべきものがあります。

ところが、ここに来て、ちょっとこのバランスが怪しくなっているような気がするのです。

まず、消費税です。安倍晋三は、森友事件をもみ消すために財務省に多大な借りを作ってしまいました。
もはや消費税の増税を拒否できないところまで追い込まれたのです。
また延期すれば、ドカンと情報を漏洩される危険があります。

そこで安倍官邸は、欠陥飛行機(F35)を爆買いするとか、それ以外にも「参院選後に発表する」とトランプが暴露した秘密の爆買いと引き替えに、トランプに消費税UPを許してもらいました。
結構な綱渡りです。

ジャパンハンドラーズはトランプにべったりの安倍晋三を良くは思っていませんが、消費税UPは大賛成です。理由は先ほど書いた通りです。新自由主義と消費税は、非常に相性がいいのです。
新自由主義と相性が悪いのは、土着右翼です。彼らは、何兆円という巨額な金儲けとは別世界で、せいぜい数十億円の不正とか、嫌韓嫌中でウサを晴らすとか、そういう世界で生きています。その結果、巨額な機会損失をしていても、気が付きませんので、新自由主義にとってはうっとうしい邪魔者なわけです。

その綻びがでたのが、あのブルームバーグの記事です。
新自由主義の本命は中国です。中国からどれだけ吸い取れるか、吸血鬼顔負けに虎視眈々と準備していたら、トランプが米中貿易戦争を始めてしまったので、非常にやりにくくてしかたがない。
と思っていたら、隣で日本と韓国が同じような貿易戦争をやろうとしている。「エエ加減にせんかい アホンダラ」と切れてしまったわけです。

安倍晋三は、本音ではもう韓国とは妥協したいはずです。
トランプに泣きついて、面子の立つ仲裁をしてもらうつもりでしょう。
しかし、トランプはどうも冷たいのです。なぜなら、トランプにとっての本命は北朝鮮だからです。そのためには、文在寅大統領との信頼関係を揺らがせるわけにはいきません。
どうしてもどっちかを切らなければならないとしたら、やむを得ず安倍晋三を切ることになるでしょう。(後継者を見繕ってから)

当ての外れた安倍ちゃんですが、ここで引き下がってしまっては、日本会議のオッチャンおばちゃんに見放されてしまいます。
支持基盤に見放された政治家は、一気に力を失ってしまいますから、退くに退けない。ああ どうしよう。

これが、参院選の後、どうもさえない安倍ちゃんの現状なのではないかと思うのです。

安倍晋三は消費税を上げることでトランプの機嫌を損ねたうえに、韓国相手に無理難題を押しつけるネトウヨサービスをやり過ぎてトランプに捨てられそうです。弱り目の安倍政権を叩くのは今です。



ではなぜ、れいわ新選組と山本太郎は、一気にマスコミで脚光を浴びているのでしょうか。

もちろん、言ってることもやってることも面白いから、絵になるし数字も取れる というテレビ局の事情もあるでしょう。
それにしても、選挙中はものの見事に無視黙殺したのに、この現象は何なのだ??と、太郎支持者でも感じるでしょう。

私は、一つの理由は、れいわ新選組とトランプは、意外と近いということではないかと思っています。
いやいや 怒らないでください。れいわ新選組をディスっているのではありませんよ。どこが一番親和的かというと、「日本の独立」というところです。トランプは、「もうアジアのことにカネかけたくない。自分たちで何とかしろ」と言っています。これに対して、「上等です。やりまっせ。」と堂々と応えられるのは、政界広しといえども、れいわ新選組と山本太郎だけです。自民党も公明党も維新も立憲も国民も、「捨てないで」と袖を引くのに対して、れいわ新選組だけは「ほな 独立します」と言えるのです。

こんな記事もあります。

保守層からも熱視線~れいわ新選組と山本太郎氏~
古谷経衡 2019.7.31


NHKの出口調査によると、れいわ新選組の全国比例の得票のうち、自民党支持層からの票は最大で5%とみられている。つまりれいわ新選組が獲得した230万票のうち、約10~12万票は保守層から出力されていることになる。これに加えて、維新や公明の支持層からの票も勘案すれば、確実に10~15万票強近く(>5%)は保守層からの流入だ。
(略)
おおむねれいわ新選組の主要な政策は、「左派」どころか、「保守層」に大きく受け入れられる余地があるものばかりなのである。

(引用以上)

私は、2009年の政権交代の時も、米国とは一定の合意ができていたと思っています。
陰謀論ではなくて、当然ながら大きな勢力同士の下打ち合わせはあったはずだということです。それがあったからと言って、その通りになるものではないですが、少なくともマスコミは安心して報道し始めます。
2009年のマスコミ報道は、あきらかに民主党に風をブンブン吹かせていました。

太郎さんのコネクションでトランプサイドと話ができるような気は さすがにしないので、ひょっとすると小沢さんルートかななどと妄想しつつ、何か確実に風向きが変わったことは、確かなようです。

ただし、2009年は、野党に吹いた風と引き替えに小沢さんは弾圧に沈められ徹底的に叩かれました。
オイシイ話ばかりがつづくことはありません。

やはりこれまで通りの、私たちの手と足と口とネットで確実に広げていくことは忘れてはいけませんね。マスコミが取り上げてくれるのは感謝しつつ、頼ってはダメです。
これからの1年は、弱り目の安倍晋三を、無敵に思えた安倍官邸を、沈没させるための1年です。

衆院選に向けて、力を蓄えましょう。




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2019-07-26(Fri)

国民民主・玉木代表の「安倍総理 憲法改正の議論やりましょう」発言について

昨日、国民民主の玉木さんが、ネトウヨ系のyoutubeチャンネルに出演して、こんな発言をしたと、話題になっています。

国民民主党・玉木雄一郎代表「憲法改正議論を進める」と発言 「私ね、生まれ変わりました」
2019年07月26日 ハフィントンポスト


おまけに、「モリカケを国会でやり過ぎた」なんて言うもんだから、猛烈な批判を浴びています。

もとの動画はこちらです
→ 文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!! Part2

非常に重要な問題ですから、批判をするならば切り取りではなくホンちゃんを見ておくべきです。



いくつかの論点があると思います。

まずは、そもそも改憲の議論なんてするべきなのかどうか という原則論です。
これについては はしょります。

どんな良い憲法であろうが、条文を変えることを議論できないとすれば、それは独裁国家です。
非常に変えにくく作られた硬性憲法であることは間違いありませんが、それでも96条があるわけですから、何が何でも改憲の議論もダメというのは、憲法違反と言うことになってしまいます。

ただし、「議論」と「審議」は、まったく別物だということです。
議論は誰にも止めることはできませんが、安倍内閣の下での審議はニアリーイコール強行採決ですから、審議に入ったらもう安倍官邸の軍門に降ったも同然です。

そこはハッキリさせておかなければなりません。
ちなみに、最近の国会で、審議拒否で撤退抗戦すべきなのにしなかったのは、国民民主にも責任はありますが、むしろ(玉木氏の発言を批判している)立憲民主党だったということも、ついでにおぼえておきましょう。
イザとなったら頼りにならないのは、ハッキリ言ってどっちも大差ありません。



ふたつ目の論点は、この動画で玉木氏が実際に言っている内容です。

これは注意深く聞けば、これまでの玉木氏や国民民主の主張と違うことや踏み込んだことは言っていません。
改憲の議論に乗るということについても、以前から国民投票法の議論はすると言っていたはずです。
(それが良いかどうかは別として、目新しいことは、実は無いといことです)

「モリカケをやりすぎた」という点についても、それ自体は許せない発言ですが、よく考えると れいわ新選組の公約にも「森友」「加計」はひと言も出てきません。つまり、政権をとるためには何を訴えるべきか、を考えたときに、残念ながら「モリカケ」の優先順位は低くなってしまう という認識では、太郎さんも玉木さんも同様だということです。

これは「モリカケ」という国家の私物化が重要ではない ということでは決してありません。
公文書改ざんと同様、国家の根幹を揺るがす問題です。
ただし、選挙を考えたときに、何を優先すべきかという観点では、非常に残念ながら現状ではメインにならない、ということです。

そうやって注意深く見ていくと、玉木氏はかなり作戦を練ってこの番組に出ていることが見えてきます。
つまり、「ネトウヨ」に訴えることを、かなり真剣に考えているのだと思われます。

これまでと同じ内容でも、わざとリベラルからは大批判を浴びるような言い方=ネトウヨが大喜びするような言い方をして、玉木氏の主張を言い換えているのです。
その結果、国民民主をどこへ持っていこうとしているのかは、まだ見えませんが、意図的にネトウヨの引きはがしを狙っているのは、おそらく間違いないと思います。

個人的には、ネトウヨを狙いに行くというのは、安富歩さんのいう「立場主義」をのり超える面白さを感じますね。
れいわ新選組が投票に行かない4000万にアプローチしたように、国民民主はネトウヨに語りかける。本来の右翼の論理、日本は独立すべしと言う論点でネトウヨにアプローチするのは、立場主義のリベラルさんからみたら裏切り者という扱いでしょうけど、私は面白いと思います。これはれいわ新選組にもできないし、玉木氏ならではだな と感じます。
ミイラ取りがミイラになる可能性もありますけど、このリスキーなチャレンジをはじめから罵倒するのではなく、今は注目したいなと思っています。



ほっといても国民民主が、草刈り場になるのは間違いないということも、論点として見ておく必要があります。

参院の2/3を獲得できなかった安倍官邸は、国民民主の議員に猛烈なアタックをかけているのは間違いありません。

それに対して各個撃破するだけの力量は、国民民主にも玉木氏にもないでしょう。
唯一の手は、一本釣りしなくても 国民民主は改憲に乗りますよ。2/3超えますよ と呼びかけることです。

玉木氏が、このままズルズルと審議に応じて自民党案での改憲発議に(反対はしつつも)しっかり協力することになるのか、一本釣りをさせないまま水際で審議拒否に転じることができるのか、これは今の段階では何とも言えません。
リベラル諸氏のように、「裏切るに決まってる!」と決めつける根拠も、「最後は反対貫く」と言い切る根拠も、今のところありません。

玉木氏のこの放送での発言は確信犯なので、リベラルからは非難ゴウゴウになるのはわかっているはずです。
なので、私もリベラルさんが「裏切りもの-」と決めつけるのは放っておこうと思います。

問題は、ここから先、党首討論や国民投票法の審議はやっても、改憲案の審議は拒否するかどうか。
それと、遠くない将来にある衆議院選に向けて、どのような政権獲得の作戦を提示するか。
を注視したいと思います。

とにかく、今の時点では 玉木さんの作戦はなんとなく理解できるし面白いと思う。でも この先裏切るか裏切らないかは、わからない。というのが私の見方です。



玉木氏がこのように ネトウヨ獲得に梶を切ったのは、あきらかにれいわ新選組の躍進の影響でしょう。
れいわ新選組に集まってくる生身の民衆を見て、自分たちの立場でアプローチすべきは誰なのか 考えたのだと思います。

れいわ新選組が躍進することで、野党全体も変わります。
幅が広がり、本気度が増していき、それが十分に熱を持てば政権交代に向けた本気の共闘が実現するかもしれません。
逆に、れいわ新選組に食われると危機感を強めて暴走する危険性もなくはないです。

それでも、これまで7年間の長く暗いトンネルを脱するわずかな光が見えたのです。
私は、この道を進んでみたいと思っています。



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2019-06-10(Mon)

消費税とMMTについて別の角度から見てみる

自民党が「10月に10%に上げる」と発表した消費税ですが、野党側のはずの連合が「10%に上げるべき」と自民党に陳情し、野党もせいぜい「増税延期」程度のことしか言えず、「5%に減税は無理」と相変わらずの石頭ぶり。野党自滅の道を石ころのようにコロコロ転がり落ちていこうとしてます。

そんななかで、ひとり気を吐くのが 山本太郎とれいわ新選組です。
「消費税は廃止!」
「野党は消費税5%に減税で結束して戦え」
と叫び続けています。

20190610-1.jpg最近は、アメリカ民主党で一気に頭角を現した、AOCことアレキサンドリア・オカシオ=コルテスと山本太郎を並べて論じているのを目にすることも多くなってきました。二人が並べられる理由はたぶん、「デッドボール上等」の非エリートなド根性と、「反緊縮」の姿勢が明白だと言うことではないでしょうか。

そして、反緊縮がテーマになるとき、必ずセットで出てくるのが MMT=現代貨幣理論です。
私も難しいことは分かりませんが、ものすごく単純に言うと 「日銀が買い取った国債は、無かったことにできる」ということでしょう。

日銀がオカネを刷って、政府が発行した国債を買い取る。
これは今の日本では禁止されています。なぜなら、かつて戦争中にこの方法で戦費を調達し、その結果とんでもないインフレになってしまったからです。
しかしMMTは、インフレになりかけたらやめれば大丈夫というのです。それまではどんどんオカネを刷って、それを必要なところに投資すれば、景気は回復して税収は回復し、国債発行しなくてもいいようになる。ということです。

しかも、それまでに発行した国債は、借り主=日本政府 貸し主=日銀=日本政府の子会社 だから、返す必要なし。そのまま塩漬けにしておくか、いっそのこと相殺してゼロにしてしまえばいい。という、夢のようなお話しなのです。

この理論自体には、実は私も結構懐疑的です。
何故かというと、政府と日銀が「正しく」行動することを前提にしているからです。
インフレになりかけたらやめる、とか、生み出したオカネを必要なところに投資する とか、どんな総理大臣やら財務大臣やら日銀総裁ならできるのかな と思うと、かなり危ない、というか、そんなんできるヤツいるのか 政権交代したとしても ???と思ってしまうわけです。

まして、じゃんじゃん生み出すマネーを、グローバル金融資本が指をくわえて眺めているわけがありません。
盛大にストローを突っ込んで、最後はグラスを傾けるようにして、自らの腹の中に流し込もうとするに違いありません。
そんなバケモノの攻撃に備えることができるのでしょうか。
てなことを考えると、MMTという話に全面賛成するわけにはいかない というのが私の気持ちです。


しかし一方で、MMTを持ち出してでも、なんとかして「反緊縮」の流れを政治の中に作ろうという気持ちは ものすごく理解できます。
「反緊縮」とは、いわゆるバラマキです。
生活を下支えし、庶民の消費を伸ばし、教育を充実して人材を育て、老後の安心によって財産を流動化させる、そんなこんなで、国が必要な投資をすることで、経済を活性化させ、好景気を生み出す ということです。

こうした「反緊縮」の政策をやろうとすると、かならず財務省と金持ちから「バラマキ」だ、「財源はどうするんだ」という大キャンペーンが巻き起こります。2009年の民主党は、それに対して「無駄を省く」として業務仕分けをやりましたが、しょせんパフォーマンスで終わってしまいました。
より大きな財源である特殊会計には、頑強な抵抗にあってほとんど手をつけることもできませんでした。

「バラマキだ」、「財源は?」に対して、分かりやすく、明快に回答することは、経済学の側面からではなく、政治の側面から求められ注目を集めたのがMMTということなのだろうと思います。
ですから、MMT理論については私も懐疑的ですが、MMTを推す人々を敵視したり排除したりするのは違う と思うのです。

そもそも、経済政策を実践するための政治権力を握ることがほど遠い状況で、「どっちの理論が正しい」とかいって喧嘩している場合じゃないでしょ ということです。


MMT理論に限らず、経済政策とか税制とかは、経済面と政治面と外交面から、それぞれ考えないとダメなんじゃないかと思うのです。

経済面というのは、純粋に経済的にどのような効果や結果になるのかということ。

政治面というのは、有権者の支持をえることができるかどうかということと、もう一つは、政権交代に当たっての論功行賞です。
政権交代は、必ずしもひとつの利害勢力だけでできるわけじゃありません。
新政権を成立させるのに働きが大きかった勢力には、それなりに有利な税制や予算を組んで上げる必要があるのです。汚いと言われようが何と言われようが、そのことを否定しておとぎ話の中で生きるわけにはいきません。

それは小さな汚職ではなく、もっと大きな社会階層に対する割り当てです。
依拠する階層には手厚く、とはいえ反対する階層にも許容限度内の割り当てをすることで、なんとか乗り切っていく。
その舵取りができるかどうかが、政権運営そのものと言ってもいいのではないでしょうか。
そうしたナマの現実を見ずに、純粋に経済的な原理原則だけを振り回しても、かえってぶちこわしになることもあるはずです。

そしてもう一つ。
残念ながら、日本はまだ米国の実質的な植民地だということを忘れてはいけないということです。
どんなに悔しくても現実は現実です。
その意味では、安倍晋三はその現実をしっかり受け入れて、だれよりも早くトランプに取り入り、媚びを売りまくってきました。
安倍晋三たちは、自分たちのやろうとしていることが、必ずしも宗主国アメリカの利害に一致しないことを理解しているからこそ、こうしてすり寄っているのです。

とくに、改憲と消費増税は、確実に米国の逆鱗に触れる政策です。
自腹で米軍の下請をする自衛隊は歓迎されますが、改憲して独自の指揮系統の国防軍をつくることは米国は許しません。
消費増税と輸出戻し税は、トランプからみれば貿易障壁そのものです。

20190610-2.jpg安倍晋三はその見返りに、欠陥F35を6兆円も爆買いし、居眠りするほど役に立たないイージスアショアを買い込み、そのほか米国でも他国でも売り物にならない欠陥兵器を言い値でぜんぶ引き受ける約束を、したようです。
「参院選が終わるまでは黙っててくださいね」と懇願したのに、トランプには「(参院選後の)8月にすばらしい発表がある」と暴露されてしまいました。
属国の長は、こういう扱いを受けるのです。

私は、安倍晋三を批判するためにこれを書いたのではありません。
もちろん、やってることはとんでもないことですけど、言いたいのは 「政権交代しても、同じように米国とは厳しい交渉やご機嫌取りをしなくちゃならない」 ということなんです。

内容は同じじゃ困りますが、たとえば反緊縮の政策をするにあたっては、「それによってアメリカからの輸入をどれだけ増やせるか」「生み出したマネーで米国債はこのくらい買い続ける」とか、トランプのご機嫌取りながら交渉しなくちゃならないんです。
本当のところは知りませんが、小沢一郎さんは2007年から2009年にかけて政権交代を着実に進めていく中では、おそらくそうした米国との交渉はやっていたのではないかと思います。
だから、2009年にはメディアも政権交代の風を吹かせたのです。

ただ、その途中で「第7艦隊で十分」発言をしてしまったので、小沢さん本人は降ろされてしまいましたが。

その観点から考えたときにも、「消費税廃止」や、せめて「消費税を5%に」は、すごくいい政策なのです。
また、安倍政権が野党に変わっても、異次元緩和を急にストップさせて米国債の買い支えができなくなる なんてことはない というメッセージは、トランプにとって決定的に重要です。


以上、裏から考えてもオモテから考えても 今やるべきことは、MMTを叩くことではなく、「国債は恐くない」「反緊縮で豊かな暮らしを」を広めることです。

MMTを全面的に採用するかどうかは別にして、「国債1000兆円は恐れることはない」「今すぐ国債発行を減らす必要はない」「税収赤字なのに国債の元本を返済してる国なんてない」 などなど、「国債恐怖神話」を打ち砕くという意味では、役に立つ部分は多いと思います。

というわけで、みなさん このポスターを町中に広げましょう

20190522-3.jpg

(クリックすると ポスター申込画面にとびます)

もちろん、少しでも懐に余裕のある方は寄付もよろしく
最終目標の10億円にはまだまだです
クレジットカードでも可能です。

20190522-2.jpg




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2019-05-22(Wed)

山本太郎を応援するわけ & デニー知事と語る会@大阪

この写真は、6年前 2013年7月21日のものです。

20190522-1.jpg
こちらの動画からスクショでお借りしました。
→ もう一人じゃない!脱原発の山本太郎が当選

私はこのとき、NHKの画面の向こう側でこの顔を見ていました。そして、当選直後にニコリともしない、ある意味異様な彼の会見に衝撃を受けました。

そのときに書いた一節を再掲します

賽銭箱と投票箱 2013.7.22

山本太郎さんが当選したことは、ほぼ唯一の光だった。

もちろん、糸数慶子さんの勝利の意義は絶大だが、こちらは本土側はむしろ何もできなかったという忸怩たる思いが強い。

彼の覚悟とやり方に、生活の党も社民党も、学ぶべきだろう。
政治家というもののあり方、立ち位置が、これまでの「政治家」とはちがっている。

と同時に、山本太郎は身の危険を自覚ながら国会に乗り込む。
勝利の記者会見でも、万歳もせずニコリともしていなかった彼の姿を見た人も多いだろう。

86年前、やはり国会で孤軍奮闘していた山本という議員がいた。
山本宣治は1929年、治安維持法への国会での反対討論を封じられ、その直後に右翼に暗殺された。その時の日本人は、山宣を守らず一人にしてしまった。

山本太郎は、自分をウォッチングして欲しい、と言っていた。圧倒的な注目があることが自分の身を守る と。
意識的に注目するという意味と,視覚的にユーストなどで注目するという 両方の意味があるだろう。
いずれにしても衆人環視で山本太郎の身の安全をはからなくてはならない。
山本太郎を、第2の山宣にしてはいけない。

(引用以上)

端的に言えば、このニコリともしない会見で、私は山本太郎推しを決めたようなものです。

その後、いろいろご縁があって直接お話しさせてもらう機会が何度かあり、彼が「いいこと」を言うだけで満足する夢追い人ではなく、極めてリアルな現状認識と、「ではどうするか」という戦略を考える人であることが分かりました。

だから、小沢さんと一緒になったときも、まったく違和感はありませんでした。
いえ、太郎さん当選の直後、合流の1年半前からそれを希望していました。

一郎+太郎=日本の未来 が逆証明されている 2013.8.7

あえて政策のことは書いていません。
言うまでもない ということもあるのですが、政策だけだったら他の野党も、それほど変わらないことは言います。
しかし、決定的に違うのは、覚悟です。

それを言いたいので、ここでは政策は書きません。

■■

その覚悟が炸裂したのが、今回のれいわ新選組です。

reiwa.png

誤解の無いように書いておきますが、自由党が国民民主党に合流することに反発して離党したわけじゃありません。
小沢さんはじめ、旧自由党の面々は、おもいっきり太郎さんを応援しています。


小沢さんたちは既存の野党をまとめるために、太郎さんは選挙にいかない50%の人たちに訴えるために、同志として闘っています。

太郎さんの戦略はこうです
以下、れいわ新選組のホームページから

<必要な金額>

衆参ダブル選で挑戦する場合、
10億円が必要。

参院選で最大限の挑戦をする場合、
5億円が必要。

参院選で10人の候補者を擁立する場合、
3億円が必要。

無謀な挑戦に終わらぬよう期限を切ります。

<5月31日までに1億円集める>

5月31日までに1億円が集められるなら、
その先には3億円〜5億円を集められる可能性があると考えます。
集まり具合によって、上記のプランいずれかを実行いたします。

(引用以上)

一昨日、5/20の段階で1億1215万円集まったそうです。
目安である5/31までに1億は達成しましたが、本来の目標である最低3億、ダブル選なら10億までは まだまだです。

はっきりいって、参院比例区に10人だけ という戦い方が一番苦しい。
選挙区に立てずに票を集めるのは、非常に難しいのです。
ですから、なんとか5億円まで集めきらないと、非常に苦しい展開です。

逆に言えば、5億集めて、「複数区は野党も切磋琢磨」なんて寝言を言っている野党第一党に刺客をたてる勢いを見せれば、さすがの共闘嫌いの枝野さんでもビビり出して、結果的に完全な野党共闘=統一名簿が実現するかもしれません。

そこまでいければ、情勢は大逆転します。

■■

寄付は、振込でもカードによるネット決済もできます。
手続きは非常に簡単です。

20190522-2.jpg
(クリックすると寄付受付画面が開きます)

出血大サービスで家庭崩壊は困りますが、少し痛みを感じるくらいの金額を、ぜひともお願いします。

そして、ポスター貼りです。

これは最初はかなり抵抗はあると思います。
いきなり知らない家に「ぴんぽ~ん」とやって「すみません、山本太郎のポスターを貼らせてください」とお願いして回るのです。
私もはじめの数軒はドキドキでした。

私自身はなかなか参加できていないのですが、頑張っている人たちの報告を聞いていると、意外や意外、かなりの確率でOKもらってるみたいです。
100軒回って1軒くらいかなと思ってたら、いえいえとんでもない、もっともっとたくさんの方が貼らせてくれるのです。
もちろん、地域の選択とかいろいろノウハウはあるようですが。

20190522-3.jpg
(クリックするとポスター申込フォームへ)

■■

と、もう選挙モード全開のこの時期なのですが、大阪にデニーさんがやってきます

20190522-4.jpg

**********

2019年6月15日(土)
大正区民ホール 大阪市大正区千島2-7-95

開場 16:00 開演 16:30
会費 3000円(パーティー形式)

必ず予約して下さい 先着順です
e-mail d21kinki@yahoo.co.jp
FAX 06-6562-6905

呼びかけ 大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 沖縄県人会
       玉城デニーを励ます会・近畿

フェイスブックのイベントページ
 → https://www.facebook.com/events/447086465836423/

**********

ぜひともお越し下さい!!




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2019-05-13(Mon)

参議院・大阪選挙区のこと & 比例区は「れいわ新選組」

大阪で自公と維新が嫌いな人は、み~んな頭を抱えています。

全国区ではあまりご存じない方もおられるかもしれないので、状況を書いておこうと思います。

大阪は4人区です。
最近の選挙の結果はこんな感じです

2013年参院選
<当選>
東 徹 維新 1,056,815
柳本 卓治 自民 817,943
杉 久武 公明 697,219
辰巳 孝太郎 共産 468,904
<落選>
梅村 聡 民進 337,378
安座間 肇 みんな 157,969

2016年参院選
<当選>
松川 るい 自民 新 761,424 (20.4%)
浅田 均  維新 新 727,495 (19.5%)
石川 博崇 公明 現 679,378 (18.2%)
高木 佳保里 維新 新 669,719 (17.9%)
<落選>
渡部 結 共産 新 454,502 (12.2%)
尾立 源幸 民進 現 347,753 (9.3%)

2017年衆院選(比例票)
自民 943,711
維新 934,972
公明 553,451
立憲 486,253
希望 208,550
共産 316,651

2019年知事選
吉村 洋文 2,266,103 (64.4%)
小西 禎一 1,254,200 (35.6%)

この結果を見て、大阪自民は参院選に2人立てるのを断念。そればかりか、都構想の住民投票に賛成と、維新に白旗を揚げました。
今の大阪維新は、橋下徹フィーバーでポスターに「維新」と書くだけでダントツトップ当選した時に次ぐ猛烈な勢いです。

全国の人にはなかなか理解できないでしょうけど、大阪では維新は、あくまで「反自民」なのです。
自民党が悪いことをすればするほど、維新は人気が出る。
今回の維新の大爆発は、安倍政権の悪逆非道のおかげであり、その反自民の票を受け入れることのできない、あまりに非力な野党のおかげと言うことです。

自民(大阪限定)と公務員を叩き続けることで、維新は絶対的な大阪与党であるにもかかわらず、あたかも「野党」であるかのようなイメージを保ち続けているのです。
2017年衆院選では、森友事件があり、さらに自民にすり寄る姿が見えてしまったので、得票を大きく落としました。なので今回はあわてて「もう一度都構想」と言い出して、公明と大げんかしてでも反自民のポーズをとったわけです。
なかなかの策士ですよ。勝つ気の希薄な野党とは大違いです。

そんな状態で、この夏の参院選に突入しようとしています。
いま予定されている顔ぶれは以下の通りです。

太田 房江 自民 現
杉久 武   公明 現
東 徹   維新 現
辰巳孝太郎 共産 現
亀石 倫子 立憲 新
にしゃんた 国民 新
???? 維新 新 (未定ですが二人目はほぼ確実)



ここまで見ていただいて分かる通り、大阪選挙区で当選するためには、約50万票が必要です。
そして、維新:自公:野党=2:2:1 という得票数はほとんど一貫しています。
なので、野党は全部あわせれば十分に一人通せるけれども、分裂すると共倒れして、前回2016年のように自民1・公明1・維新2という結果になります。

今の野党の議席は、共産党の辰巳孝太郎さんが現職です。
当然のことながら、この1議席をなんとか死守するというのが、全体で自公維新2/3を阻止する道だと私は思っていました。

ところが、野党共闘を蛇蝎のごとく嫌う枝野さんは、地元の議論など頭越しに、すばらしくトップダウンで「大阪に独自候補を立てる」と決定してしまったのです。
「あなたが立憲民主党です」とか書いてありますが、実態は「えだのが立憲民主党です」なんじゃないかと疑ってしまいます。

たしかに数字だけ見れば、2017年の衆院選では立憲は当選ラインの比例票をとっていますから、候補を出したいと思うのも無理はありません。
しかし、現職がいるということと、立憲の支持率は2017年選挙時の約半分に落ちていることを考えれば、ここは我慢するのが国民のためだと思うのですが。。。。そうはならないようです。
全体で野党が減って(自公と維新で2/3をとられて)も、立憲の議席を増やせればOKだと考えているのでしょう。

立憲から立つと言っている亀石さんはテレビなどでも知名度のある弁護士で、これまで大阪の市民運動で大きな役割を担ってきた「あすわか大阪」(明日の自由を守る若手弁護士の会大阪)が、まるごと立憲に行ってしまいました。
野党共闘を求めてきた市民運動界隈は、途方に暮れていたようです。(垣間見ただけですが)
良い人材であるだけに、こんな形になっていることが、本当に残念でなりません。

そうこう迷走しているウチに、なんと国民民主も候補を立てると言い出しました。
にしゃんたさんというスリランカ出身の大学の先生、兼 芸人だそうです。この方とは小沢さんをお呼びしたパーティーの時に立ち話をしましたが、二言三言では人柄はよさそうだと言うことくらいしか分かりませんでした。

野党3人目の出現には もう勘弁してくれよ~~ ですが、「現職を通す」という戦略から考えると、むしろ好都合かもしれないとも思いました。
革新ぽいのはイヤだけど、自公もイヤ、という票がぼんやりと維新に流れているとすると、共産や立憲は維新の票を奪うことはできないけれども、国民はわずかでも維新票を食うかもしれないからです。
同時に、連合が立憲と国民に分裂しますから、立憲はかなり苦しくなる。

あとは、現職の辰巳さんに、共産の基礎票プラスどれだけ上乗せできるか です。
2016年 2013年ともに、民進の候補はあまり市民ウケしない候補でした。それもそのはず、いつのまにやら梅村さんは維新に、尾立さんは自民にいってしまいました。ガッカリです。
こんな人たち相手だったので、共産はあれだけの票を取っていましたが、今回はそうはいきません。

亀石さんはもう市民ウケど真ん中です。
共産の基礎票30万に、あと20万乗せるのは至難の業ですが、森友でも活躍した現職の知名度で、どこまで伸ばせるか。

私としては、自由党がいくら国民に吸収されようが、大阪選挙区に限っては、共産党の「たつみコータロー」さんに頑張ってほしいと思います。ぶれません。

※まずあり得ませんが、万が一維新が一人しか出さない場合は、野党席1は確定するので、この場合は各野党で競うのは当然です。京都なんかはこのパターンなんですが、なんと立民と国民が、共産に勝つために「一本化」するというのですから、いびつですね。



そしてもちろん、全国比例区は 「れいわ新選組」です。

もう多くは語りません
下のバナーをクリックするとHPにリンクしているので、まだ見ていない方はそちらをどうぞ

reiwa.png

太郎さんの街頭演説 短いバージョンです



「もう辛抱できん、なにかやらな」 と思った方は、上のリンクから 寄付、ポスター貼り、ボランティア に!

わたしも共産党に勝つときだけ真剣になるような野党(もどき)には愛想が尽きました。
とにもかくにもオリーブの木をやるのならば、どんなにユルユルの野党共闘でも支持します。それに向けて努力している小沢さんたちの動きにも1%位はまだ期待しています。
しかし、オリーブすらできずにバラバラに自沈していくのを指をくわえてみているくらいなら、太郎さんの賭けに乗ります。

例えは悪いけど、英国ではナイジェル・ファラージひきいるブレグジット党が、いきなり支持率ダントツトップになったそうです。不満が鬱積するとこういうことがおきます。

安倍政権の悪逆非道が続けば続くほど、それへの反発の「受け皿」として登場するファシズムの危険性も高まるんです。
大阪での維新の躍進は、まさにその兆候そのものです。
もう臨界点かもしれません。

みなさん あなたはどうされますか。



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2019-03-01(Fri)

矢部宏治さんの「天皇メッセージ」を読んで

正直言えば、私も天皇は好きではありません。

昭和天皇の戦争責任を曖昧にしたことが、戦後日本の歪みを固定化し、ひいては今日の安倍政権の無法を平然と許してしまうことになっている と思っています。

今の明仁天皇については、昭和天皇のような直接の戦争責任はありませんが、それでも「天皇制」というものが責任をとらずに生き残ってしまったことはたしかで、だから彼には江戸城を基本財産にして財団法人皇室博物館の館長さんになってもらい、皇室の祈りと文化を引き継いでもらったら良いのでは と考えてきました。(何回かこのブログでも書きました)

そんなこんなで、「知ってはいけない」シリーズの著者である矢部宏治さんの「天皇メッセージ」は、せっかく電子版を無料公開してくれているのに、なんとなく敬遠して読まずにいました。まあ、やらたと忙しかったのもありますが。

でも、あることがキッカケで読んでみようと思い立ちました。
そのキッカケとは、ある知人のフェイスブックです。そこには、この本の新聞広告の写真とともに、よりによって「天皇メッセージ」というタイトルをつけていることへの批判が書かれていました。
そうです。「天皇メッセージ」といえば、昭和天皇が保身のためにマッカーサーに「沖縄を占領して」と伝えたあのメッセージを連想します。なんで、よりによってそんなタイトルにしたのでしょう。知人が憤慨するのもわかります。

あの名著といってもいい「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」や「日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか」で、日本の問題の最深部をえぐり出した矢部宏治さんが、なんでまたよりによって。。。。

ただ、そのフェイスブックのコメント欄に、「矢部なんてこんなやつだ」みたいなことが書いてるのを見て、私の反骨心にほのかな灯が点りました。
読まずに腐しちゃだめでしょ。

まずは読んでみよう。
なにせ無料公開やし

天皇メッセージ Kindle版

スマホでもパソコンでも、Kindleのアプリをダウンロードすれば、さくっと読むことができます。
晩ご飯の後に一気に読めるくらいの量です。
文字も大きくて、老眼の進行著しい私の目にも優しい。
「Kindle版 ¥ 0 税込」 の下の小さい字の 「今すぐお読みいただけます: 無料アプリ」をクリックすると、アプリをダウンロードする画面にいけます。

ここでは、ネタバレにならない程度に、読後感想を書いてみます。



まず、天皇制についても、人間明仁天皇に関する評価についても、私は矢部さんの説には納得はできませんでした。
私の考えとは かなり違うと言うことです。
でも 「なあ~んだ 矢部ってこんなやつだったのか ガッカリ」とは まったく思いませんでした。

私は政治に関する論は、政治にコミットする前提で読み聞きします。
自分の考えと違うものは一刀両断にぶった切る! 天皇を肯定するヤツは敵だ!! という自分の世界の中だけの考え方はしません。
政治にかかわらないのであれば、ただ自分の考えに正直であれば良いのかもしれませんが、その連鎖こそが安倍政権を倒せない最大の原因だと痛感するので、私にはそういう態度はとることができません。偉そうに言っているのではなく、タダ単に耐えられないのです。

そして、政治にコミットするかぎり、天皇制を分岐点にすることはできません。
何せ、今の日本で天皇は圧倒的に受け入れられているからです。
それぞれの天皇や天皇制に対する考えは捨てたり曲げたりする必要は さらさらありませんが、あっちのこっちの分岐点を天皇にするわけにはいかないのです。

安倍政権が踏み込んでしまった、憲法も法律も無視した恐怖政治を終わらせるのか、終わらせたくないのか その分岐点は断じて天皇ではありません。
天皇が好きな人、天皇制の存続を熱望する人のなかにも、いや、たぶん天皇その人も含めて、安倍政権は終わらせたいと願っている人はたくさんいます。そういう人たちとも、しっかり手を携えていかなくてはならないはずです。

矢部さんが明仁天皇を持ち上げる本を書いただけで 「敵」認定しているようでは、保革を超えるとか野党共闘なんで何百年経っても実現しないでしょう。いかがですか。

もちろん、政治や結果なんてどうでもいい。自分の良心を曲げないことが何よりも大事なんだ と言う人もいるでしょう。
そういう純粋な気持ちを、私がどうこう言うことはできません。
ただ一つだけ、安倍晋三たちは、結果にコミットしない正義の味方が多ければ多いほど喜んでいるということだけは憶えておいてください。



それとやはり言えるのは、読まずにあれこれ言うのはどうなの ということです。
私は矢部さんの意見に同意はできませんが、矢部さんがどういう意識で、何を書きたかったのかは理解できました。
とくに、問題式の部分については、かなり同意できました。

彼の言葉は、天皇が好きな多くの日本国民に「届く言葉」なのです。
天皇が嫌いな私たちの言葉は、天皇が好きな人には半永久的に届きませんが、矢部さんの言葉はきっと届きます。
テレビで皇室アルバムを見ながら矢部さんの本を読んで、安倍政権に怒りを燃やす ということがリアルにありそうです。

明仁天皇が何かにつけて、安倍政権のやり口に文句をつけているかのような言葉を発してきたのは、天皇きらいの人たちも認識しているはずです。でも、天皇に政権交代を助けてもらうなんて言語道断とわかってるから、その話題は避けてきました。私自身もたぶんにそうでした。

しかし矢部さんは、天皇が好きな人たちの心に、天皇に助けてもらうのではなく、矢部さん自身の言葉を送っているのです。
その言葉は、「なんで~~」や「知ってはいけない~~」でこれまで彼が書いてきたこと そのものです。
もちろん、昭和天皇が沖縄を売り渡した、元祖「天皇メッセージ」についても繰り返し述べられています。
私などには及びもつかない高等戦術です。

そういうことも 読んでみなければ決してわからなかったことです。
同じ批判するにしても、「天皇」というワードに条件反射するのではなく、「どういう問題意識で」 「何を書きたいのか」 くらいは把握してからにしませんか。

保革が分裂させられて、まんまと属国にされてきた戦後史を、そろそろ終わりにしましょう。

共闘とは、相手が自分に寄ってくることではありません。
自分もまた、異なる相手に歩み寄ることです。
本当の 草の根での野党共闘は 今からです。



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2019-01-31(Thu)

安倍政権の左足

ちょっと膝から崩れ落ちました

立憲・枝野氏、野党統一名簿「持ちかけられるの迷惑だ」
2019年1月30日 朝日新聞


「この夏の参院選(比例区)で、立憲が(野党)統一名簿に加わることはあり得ません。もしやりたい方は、我が党以外で進めてください。これ以上、我が党に持ちかけられるのは迷惑だ。」
(引用以上)

ここまで言いますか・・・
ふつう思ってても言わんでしょ・・・

夏の参院選での改選議席は124です。
そのうち 全国比例が50議席 選挙区の複数区が42議席 1人区はわずかに32議席 わずか1/4。
ここだけ共闘したって一丸となってる自公には勝てない ってことは3年前に証明されてるのに。。。。
枝野さん あなたの明晰な頭脳は何のためについてるのですか??

もういいです。言わせてもらいますわ。
枝野さん、あなたは安倍政権を支える左足です。

心ある立憲民主党の党員の皆さん。
これでいいんですか?
枝野さんがいくら人気があるといっても、安倍政権の暴走止めなくちゃアカンというのは、皆さんも真剣に思ってるのでしょう?
「迷惑です」なんて言ってしまう枝野さんに任せていたら、皆さんも本意に反して安倍政権を支えることになってしまいますよ。
立憲主義と民主主義を守るための道は、今の道ではない そう感じませんか。

主義主張は下ろすことなく、でも最大公約数で共闘して安倍政権を終わらせる。
この道しかありません。


■自由党 小沢代表を囲む会

日時:2月16日(土)
(第一部)小沢一郎代表 講演会 12:30~(受付12:00)
     会場:大阪キャッスルホテル6F
     会費:無 料
    *参加資格:自由党大阪府連所属の党員・サポーター
          生活フォーラム関西 会員
          第二部の入場券の持参者
     (尚、他都道府県連所属の党員・サポーターは事前登録が必須)
      共催:生活フォーラム関西、自由党大阪府総支部連合会
(第二部)小沢一郎代表を囲んでの懇親会 14:00~(受付 13:30)
     会場:大阪キャッスルホテル3F・錦城閣大広間
     会費:1万円(*政治資金パーティーとして開催)
     主催:自由党 大阪府総支部連合会

要予約です。
下記のフォームから申し込みできます。
折り返し、振込先などの分かる参加券をお送りします。



政治資金パーティーの資金は 「国民の生活が第一」の政治グループのために使われます。

では、お待ちしております!!!!




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2019-01-28(Mon)

立憲民主党頼みではない政権交代をめざそう

自由党と国民民主党が統一会派を組んで、通常国会が始まりました。

ここ数日のニュースを並べて振り返ります

「安倍政権の暴走止める」 自由党の山本共同代表
2019年1月28日 紀伊民報


 自由党共同代表の山本太郎参院議員のトークイベントが26日、和歌山市の和歌山県民文化会館であった。山本共同代表は、国民民主党との統一会派合意について「先々同じ党になることを視野に入れた上で、政策協議をしていく。安倍政権の暴走をどうやって止めるかだ」と話した。

 「野党がなぜ一緒になれないのか」との会場からの質問に答え「野党の思いを一つにするのはハードルが高い」とした。

 以前、立憲民主党との合流話も水面下で進んでいたが「必要がなくなったと断られた」とし、国民民主党との合流についても一度流れていたことも説明。「国民民主党とは考えに隔たりはあるが、何とか埋められないかという思いがある。国民民主党と会派を組むことになったとたんに、立憲民主党も社民党と連携した。少なからず政治は動いている」と述べた。

(引用以上)

会場ではかなり突っ込んだ話をされたようですね、太郎さん。
私は参加できなかったので、こんな記事や噂話から推測するのみですが、これまで立民について公にコメントすることはなかったと記憶しますから、やっぱもう踏ん切ったということでしょうか。

これに先立つこと2日 小沢さんも

「数合わせだと思いませんか?」小沢代表が立憲批判
2019/01/25 テレビ朝日


 自由党の小沢一郎代表は参議院で野党第1会派を目指す立憲民主党の動きについて、「数合わせだと思いませんか?」と批判しました。

 自由党・小沢一郎代表:「参議院だけ第1会派を目標に会派を作ったの?(立憲は)数合わせはだめだっていってんでしょ」「(Q.それこそ数合わせじゃないかと?)そう思いません?あなたは」
 小沢代表は会派統一を決めた国民民主党の玉木代表と対談し、「もう一度、政権交代して政権交代可能な議会制民主主義を定着させる」と目標を語りました。その後、記者団に対して自由党との連携を拒否した立憲民主党が社民党と参議院だけ会派を一緒にしたことについて批判しました。今週、小沢代表が立憲民主党について言及するのはこれが初めてです。

(引用以上)

これまで立民を野党共闘に引き込むことに全力を挙げてきた小沢さんが、ついにキレた瞬間ですね。

さんざん「永田町の数合わせには与しない」と言って共闘を拒んできた枝野さん、言うに事欠いてこんなことを

枝野氏、社民との会派「夏まで」=小沢氏は「数合わせ」批判
2019年1月28日 時事通信


 立憲民主党の枝野幸男代表は28日、社民党と参院でのみ統一会派を結成したことについて「参院はこの夏に選挙が行われる。(期間は)最大でも夏までなので、何の問題もない」と述べ、「数合わせ」批判に反論した。

 「護憲」を掲げる社民党との政策調整に関しては「現時点で一致させる必要はない」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。

 一方、国民民主党と衆参両院で統一会派を組んだ自由党の小沢一郎代表は、テレビ東京の番組で、「枝野氏は『数合わせはしない』と言っていたが、参院が(野党第1会派に)足りなくなりそうなので社民と一緒になった」と批判した。 

(引用以上)

理由はどうあれ、統一会派をくんだばかりの社民党に対して 「あんたらと組むのは夏までだよ」とは、これはいくらなんでも酷すぎませんか。
社民党に対しても酷いし、有権者に対してもバカにしているとしか思えません。
数合わせ批判に対して、「その場限りの数合わせだから問題ない」 と言うのですから。

いったいぜんたい 枝野さんは何をしたいのでしょうか?
何が目的であり目標なのでしょうか?
正しいことを口にしていれば、結果はどうでもいいのでしょうか。
立憲の皆さんは政治家ではなく評論家だったのでしょうか。
私にはまったく理解できません。

あの忍耐の塊のような小沢さんがキレたのですから、枝野さんの迷走も相当なものです。

下世話な人たちは、昔民主党の時代に小沢さんと枝野さんが云々と、遺恨や確執を言う人がいますが、そういう感情を排して共闘のために動いてきたのが小沢さんであることは、ちょっと内情を知っている人には常識です。
そんな小沢さんが、ここまではっきり枝野さんを批判したことに、正直驚きました。

そして、これが国民民主と単独で合流を目指した理由でもあるわけです。
決して理想的な形ではない(かなりほど遠い)けれども、立民が頑なに孤立主義を貫くために、まず国民民主と固まらないと、最初の一歩が踏み出せないギリギリの選択だったわけです。

こんな超辛口の意見もあります

立憲民主党は「野党業」と「野党病」に取り付かれていないか
田中良紹 | ジャーナリスト 2019年1月28日


 与党には政権運営の責任があり、国内からも海外からも批判と挑戦に晒される。しかし野党には責任がない。学者やジャーナリストと同じように言いたいことを言えば、税金から歳費が出る。これを私は「野党業」と呼んだ。

 その楽な商売になれていくと、本気で政権交代など面倒なことをしたくなくなる。与党が最も力を入れるのは政権交代させないように野党を分断しておくことである。選挙区事情を見ながら対立候補を出すぞと野党議員に脅しをかけ、野党結集に抵抗させることもある。

 自民党に入党させて必ず当選させると口説き、野党結集を妨害するよう仕向けることもある。それだけでなく金がなければ資金提供を持ちかけることもある。こうなってしまったらもう「野党病」と言う不治の病である。

 立憲民主党は主義主張や政策の違いを理由に野党結集にブレーキをかけ、一方で数を増やして主導権を確立したいと思わせる行動をとっている。それを見ると本当にこの政党が政権交代を目指しているのか疑ってしまう。

(引用以上)



国民との合流というニュースを見て最初に心配したのは沖縄3区の衆院補選のことでしたが、リアリストの小沢さんのことだからむしろ国民民主を沖縄3区に引き込む戦術なのではないかと思います。
これも下世話な評論家が書いていますが、国民民主にはカネがあります。そして、政党の方向として「地位協定の改定」に非常に積極的です。
デニーさんの後釜として、屋良朝博氏をしっかり押し上げるために、風や空気に左右されない地道で大きな運動をするために国民民主の力を活用する戦術なのだろうと私は理解しています。

原発についてはたしかに難しいです。
即時廃止の自由党に対して、なんとか2030年代にゼロまでこぎ着けた国民民主ですから、あまりにも隔たりは大きいと言わざるを得ません。
これについては希望的観測ですが、党議拘束をしないというのが、もっとも現実的な方法だろうと思います。
最低限は2030年代にゼロ。でも、即時ゼロを主張する議員もいる。議決でも拘束しない。
昔の自民党はそうでしたし、欧米の政党はみなそんな感じです。

アメリカの民主党だって、ヒラリーとサンダースがいるんですよ。
イギリスの労働党には、ブレアとコービンがいるんです。
政策なんて一致するわけがないけど、大きくまとまって政権交代をしているんです。

党議拘束さえしなければ、自由党から合流する太郎さんたちは、「即時ゼロ」を主張できます。
党内で話し合い、電力総連や連合依存100%ではない議員を、少しずつ引きはがすことも不可能ではありません。
かつての民主党の最大の害は、党議拘束と党内議論の封殺でした。玉木さんや国民民主の幹部がそれを反省できていれば、道はあります。

まずは、4月21日の沖縄3区補選に勝つこと。
それが、小沢さんの戦略であり、今後の流れを決めるくらいの大きなポイントであろうと思います。

そのためにも、県民投票の行方には目が離せません。
デニー知事や県議が、「どちらでもない」の三択にしたことに、様々な批判があるようです。原則論としては「民主主義を曲げた」という意見は正しいと思いますが、私はやはりそうした批判を一緒になって口にする気にはなれません。

目取真俊さんの非常に厳格な意見を傾聴したいと思います。

海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより
埋め立て工事の進行と県民投票キックオフ集会
2019年1月27日


 今回、保守系首長や自民党は県民投票に風穴を開けて失敗させることで、裁判で県にとってマイナスの材料になるよう仕掛けてきた。3択にすることで玉城知事は、肉を切らせて骨を断つ形で、どうにかその攻撃をかわした。自民党県連も国政選挙への影響を考えれば、「やむを得ない」という選択肢を入れることはできなかった。だが、これですべてがおさまるわけではない。

 県民投票が全県実施となれば、自民党、公明党も本腰を入れて取り組むだろう。それを日本政府がバックアップしたとき、公職選挙法が適用されない住民投票で何が起こるか、警戒しすぎてもし足りない。仮に宜野湾市と名護市で集中的に政府が力を入れた時、ここ最近の市長選選挙や議員選挙の結果を見れば、反対が多数になるとは限らない。私も投票できる、と喜んでいる場合ではないのだ。

(引用以上)

ここにはごく一部を引用させていただいたけれども、全文を読まれることをお勧めします。

やはり、この厳しい情勢を見据えての、ギリギリの選択としての国民民主との合流であると、思わざるを得ません。
自由党が単独では、あまりにも無力なのは、私自身が痛感しているところです。自公は全国の総力をあげて沖縄に乗りこんでくるのに対して、こちらは結集するにも結集するものがほとんどない・・・
立民がどうしても腰を上げない以上、まずは国民民主と力を合わせるしかない。これは至極当たり前の話だと思うのです。

きれい事言って10%の支持をえて一定数の議員を確保すること が目的の政治家は要りません。
目の前にある危機に、どんな妥協をしようが、ガッチリと組み合う政治家が必要です。

いつか正義を実現するために、それまでは我慢してね と平気で言える人は政治家には向きません。
目の前の不正を食い止めるために、何をどうすべきなのかに汗を流す人にこそ 政治家になってもらいたい。

もちろん、立憲民主党を敵視するものではありません。
できる限りの協力をお互いに呼びかけていきたいです。
でも、これまでのように「立憲民主党」頼みの姿勢は、もう決別すべきだと思います。

そんなわけで、2月16日(土)に 小沢さんの話を聞きます。
ぜひともお集まりください。

■自由党 小沢代表を囲む会

日時:2月16日(土)
会場:天満橋・大阪キャッスルホテル
    http://www.osaka-castle.co.jp/access/
(第一部)小沢一郎代表 講演会 12:30~(受付12:00)
     会費:無 料
    *参加資格:自由党大阪府連所属の党員・サポーター
          生活フォーラム関西 会員
          第二部の入場券の持参者
     (尚、他都道府県連所属の党員・サポーターは事前登録が必須)
      共催:生活フォーラム関西、自由党大阪府総支部連合会
(第二部)小沢一郎代表を囲んでの懇親会 14:00~(受付 13:30)
     会場:大阪キャッスルホテル3F・錦城閣大広間
     会費:1万円(*政治資金パーティーとして開催)
     主催:自由党 大阪府総支部連合会

要予約です。
下記のフォームから申し込みできます。
折り返し、振込先などの分かる参加券をお送りします。



政治資金パーティーの資金は 「国民の生活が第一」の政治グループのために使われます。

では、お待ちしております!!!!




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2019-01-23(Wed)

自由党が消滅? 2月16日小沢さんが大阪に

衝撃のニュースが流れてきました。

ただし、これはリークに踊らされた先走りだという説もありますので、そのつもりで見てください。

自由党と国民民主党が合流へ 小沢氏と玉木氏が大筋合意
朝日新聞 寺本大蔵  2019年1月22日


 国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表が22日、両党を合流させる方針で大筋合意した。両党議員が全員合流すれば、参院では野党第1会派となる。夏の参院選に向け、28日召集の通常国会で発信力を高めていく狙いだ。

 玉木氏と小沢氏はこの日夕、都内のホテルで約40分間会談。玉木氏は会談後、朝日新聞などの取材に「(自由党と)これまで以上に連携を強化していこうと一致した」と説明。小沢氏も「野党が全部大同団結、結集して国会も選挙戦も臨む。安倍内閣を打倒し、国民のための野党の政権を作る」と強調した。

 関係者によると、両氏は自由が解党する形で国民に合流する方向で党内調整を進めていく方針を確認した。玉木氏は党内に持ち帰り、通常国会開会前までに党内の了承を得たい考え。だが、自由との合流には党内の反発も予想され、調整は難航する可能性もある。

(引用以上)

もちろん原発大推進の電力総連が威張っている国民民主と、原発ゼロの自由党がどう折り合いをつけるのか、簡単ではありません。
でも、小沢さんという人は、ここぞと言うときはどこまでも妥協する人です。
政権交代という大目標のためには、一つ二つの政策はいくらでも保留するでしょう。原発推進に転向はしないけれども、政策の看板からは下ろすことは十分あり得ます。

私は、党議拘束をしなければ、それで良いと思っています。
党としては原発についてはノーコメント。議員やグループによって、推進もいれば即時ゼロもいる。昔の自民党の派閥のようなやりかたで、良いはずです。
今回の合流がもし本当ならば、党議拘束があるかないか がポイントです。

※ちなみに国民民主も2030年代に原発ゼロとかは言い出してたようですね。

以上は、あくまで原則論です。
実際は多くの人たちとのシガラミや印象の中で物事は動いています。

一番影響を受けるのは、沖縄3区の衆院補選でしょう。
玉城デニーさんが知事になった後釜に、屋良朝博さんをオール沖縄で推すことが決まっているのに。
もちろん国民民主も辺野古ははっきり反対ですから、政策的に矛盾はありません。
でも、やはり人の心が集まるのが選挙です。国民民主公認では、人々の熱がどうなっちゃうんだろと心配です。
2016年に希望の党は、沖縄防衛施設局長だった井上一徳を近畿ブロック単独2位という優遇をして当選させたという記憶は、沖縄県民から消えていないはずです。

大阪でも、非常に大きな反発が予想されます。
というか、すでに声を聞き始めています。
なぜ大阪で国民民主が蛇蝎のごとく嫌われるかというと、こちらも2016年の選挙で、当時の希望の党が維新と手を結んだからです。
いくら希望と国民民主は違うと言ったって、一度付いた印象は消えません。

これまで野党共闘に積極的だった左派リベラルの立ち位置の人たちが、雪崩を打って去って行くのではないかという予感が脳裏をよぎりまくっています。



そんなわけで、もしホントに自由党が解党して国民民主に合流ってことになると、原則論としては理解はできるけど、実際問題としてはエライことになるなあ というのが私の実感です。

というタイミングで、話題の張本人=小沢一郎さんが大阪にやってきます。
少々値は張りますが、小沢さんの狙いを聞き、直接質問できるチャンスです。
値が張るだけに、そんなに大人数ではありません。たぶん。

もはや立憲を見限って、別軸を作るつもりなのか。はたまた、あくまで立憲を取り込む狙いなのか。
それとも・・・・

とにかく、ご本人に聞かなくては真相はわかりません。
ぜひとも お越しください

日時:2月16日(土)
会場:天満橋・大阪キャッスルホテル
    http://www.osaka-castle.co.jp/access/
(第一部)小沢一郎代表 講演会 12:30~(受付12:00)
     会費:無 料
    *参加資格:自由党大阪府連所属の党員・サポーター
          生活フォーラム関西 会員
          第二部の入場券の持参者
     (尚、他都道府県連所属の党員・サポーターは事前登録が必須)
      共催:生活フォーラム関西、自由党大阪府総支部連合会
(第二部)小沢一郎代表を囲んでの懇親会 14:00~(受付 13:30)
     会場:大阪キャッスルホテル3F・錦城閣大広間
     会費:1万円(*政治資金パーティーとして開催)
     主催:自由党 大阪府総支部連合会

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名称や主催者名は変更の可能性ありますが、実施は確実です。

政治資金パーティーですが、資金を国民民主党に上納することはないはずです。
「国民の生活が第一」の政治グループのために使われます。

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