2017-02-20(Mon)

そもそも「安倍晋三記念小学校」なるものは法律違反である

おそらくは共産党の影響を排除せんがために昭和29年につくられた、「義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法」という法律がある。

その第3条はこうだ

(特定の政党を支持させる等の教育の教唆及びせん動の禁止)
第三条  何人も、教育を利用し、特定の政党その他の政治的団体(以下「特定の政党等」という。)の政治的勢力の伸長又は減退に資する目的をもつて、学校教育法 に規定する学校の職員を主たる構成員とする団体(その団体を主たる構成員とする団体を含む。)の組織又は活動を利用し、義務教育諸学校に勤務する教育職員に対し、これらの者が、義務教育諸学校の児童又は生徒に対して、特定の政党等を支持させ、又はこれに反対させる教育を行うことを教唆し、又はせん動してはならない。
(引用以上)

よって、現役の政治家の、しかも政党の代表の名前を冠した小学校というのは、法律違反である。

さすがに今は 瑞穂の國小學院という名前になっているが、安倍晋三記念小学校の名で寄付を集めたことは事実であり、名誉校長の安倍昭恵についても、単なる個人であれば別人格と言い逃れもできようが、堂々と「安倍晋三 内閣総理大臣夫人」と、安倍晋三の個人名がかかれ、ファーストレディーの称号が現在でも掲載されている。

しかもその下には、現役衆議院議員の平沼赳夫のメッセージまで。
これは、教唆にあたらないのか。

20170220-1.png

この法律の趣旨が正しいかどうかはともかく、触法小学校であることは間違いなさそうだ。

もしも、こんな小学校があったらどうなるか、考えてみよう。小沢一郎記念小学校とか、志位和夫記念小学校なんて名前で寄付を集めていたことが発覚し、学校のホームページに吉良よし子や山本太郎がメッセージを書いていたらどうなるか。
もう、全マスコミが総がかりで大騒ぎして、知事や文科省も学校認可取り消しを検討し始めるだろう。

もうこの法律は効力がなくて、そんな学校だってあってもいい、というのなら安倍晋三記念小学校だってあってもいいが、片方だけダメで、安倍晋三記念小学校はOK という話は通らない。

このまま開校という運びになれば、宿泊研修で国会にも行くらしいので、そこでどんな解説をする気なのか、籠池総裁が本当に「政治的中立」なんてものを守る気があるのかどうか、議員さんは同行してチェックしていただきたい。

さて、そろそろ地元ネタばかりではなく、世界の話にも目を向けたいのだけれども、今日はここまで。



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2017-02-19(Sun)

安倍晋三記念小学校の総裁のご子息と豊中市長のお写真

今日はスペシャル忙しいので、このお写真だけ

豊中市で安倍晋三記念小学校こと瑞穂の國小學院をお作りになる籠池総裁のご子息と、その豊中市の浅利敬一郎市長様のツーショット写真

20170219-1.jpg

これはご子息、籠池照明様のブログから拝借いたしました。
念のため、照明様の略歴もスクショいたします

20170219-2.png

これがどうした? と思われる方は、私めの一個前の記事をご覧ください。
うっひょー と思っていただけると存じます。

安倍晋三記念小学校(瑞穂の國小學院)は国有地を勝手に使用していたらしい件

ちなみに、照明様は、安倍晋三記念小学校のファミリーでいらっしゃるばかりか、あの!秘書給与ふみたおしで有名な、維新の足立やすし議員の秘書もなさっていたとは!!

やはり、同じ穴のムジナ様なんですねえ。

では、本日はこのへんで。



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2017-02-18(Sat)

安倍晋三記念小学校(瑞穂の國小學院)は国有地を勝手に使用していたらしい件

やっとマスコミも取り上げ始めた昭恵の学校=瑞穂の國小學院について、まだまだ闇は深そうだ。
実質タダ問題以外にも、もっと根が深いことを発見した。

この問題をものすごく詳しくまとめているブログに、こんなことが書いてあった。
 → 森友学園(大阪市淀川区)と大阪・豊中の国有地 情報集約 (よどきかく)

2014年11月6日  建築計画の看板設置

実際に、写真をみても、最初の掲示日は 平成26年11月6日 と読める

20170217.png
(2016年6月撮影のグーグルマップだが、看板の下の方に掲載日が書いてある)

ちょっとまて、昭恵の学校が近畿財務局と定期借地契約を結ぶのは、半年以上後だ。

この時点では、まったくの他人の土地。国民みんなの土地だったのに、なんでこの極右学校の建築計画の看板が掲げられているんだ??



この看板は、豊中市の条例で、看板を出してからこんな感じで2ヶ月くらい手続きがある

20170217-2.jpg

これが終わってから次は、開発申請をすることになる。

開発行為というのは、建築を目的として敷地の区画を変更したり、土を削ったり盛ったりすることなんだけど、普通は開発行為「等」と、テロ行為等と同じ「等」がついている。

実態は、「等」のほうがはるかに規制の範囲が広い。これもテロ行為等 と同じ。
なにが「等」かというと、敷地面積500平方メートル以上の敷地に建築物を建てる場合。
つまり、建物を建てる時に、敷地が500平方メートルを超えていたら、わずかな例外を除いてみな「開発行為等」 にひっかかる。

当然、8770平方メートルもある昭恵の学校=瑞穂の國小學院の建築についても、「豊中市土地利用の調整に関する条例」という条例がかかることになる。

ところが、先ほどまで私が仕事でバタバタしている間に、大変な情報がツイッターで流れてきた。


定年父さん @seniormiisuke

山岸飛鳥 絶対反戦&日本独立!への返信

@sensouhantai 3/18のブログ拝見しました。先日豊中市の開発審査課に確認したところ、土地の区画形質の変更は無しとの事で開発許可は不要とした様です。現地の状況がどうなのか分りませんが、神社の設置箇所でも50cmの盛土は無いのでしょうか?

Twitter Web Client

2017年02月18日(土) 10:20:33



この「不要」が、「開発等」の申請を意味しているのだとしたら、由々しき事態である。
豊中市が、自ら決めた条例を、自ら破ったことになる。何らかの圧力があったのかなかったのか。あるいは、当時は「安倍晋三記念小学校」という名前だったはずで、その名前に忖度したのか。

まあ、現段階ではどこまでを「不要」としたのかはわからないので、この件については疑惑はあるけれども判断保留。



話を、契約も何もしていない国有地に、勝手に建築計画の看板を掲示していた問題に戻そう。

私は10数年前にあるお客さんに頼まれて、住宅の確認申請を出したところ、突然裁判所から呼び出しが来たことがある。
ビックリして飛んでいったら、実はその土地はその客の土地じゃなくて、持ち主が訴えたのである。確認申請の設計者が私だったので呼び出しがかかったわけ。事情を言ったら無罪放免になったけれども、あやうく被告になるところだった。

普通はそういうこと。
なのに、安倍晋三記念小学校は別格だ。堂々と国有地に勝手に建築の申請を出しても、お咎め無しどころか、破格の扱いを受けた挙げ句に、タダ同然でその土地をもらえるのだから。

では、なんで安倍晋三小学校は、そんな無理筋の手続きをやったのだろうか。
まず、普通の手続きを考えてみる。

通常の場合、看板を設置してから
中高層申請 2ヶ月
開発等許可 2ヶ月
と、すんなり行っても ここまでで4ヶ月はかかる。

で、ここからやっと建築確認申請になる。
小学校の教室の天井は、高さ3m以上と決まっているので、3階建てでも普通の3階よりも背が高くなる。そのため、構造計算の審査にすんごく時間がかかる。(適合性判定というやつ)
例の耐震偽装事件の影響で、こういうのが義務化されたのだ。

最近は少し早くなっているらしいが、それでもこの建物の規模と適合性判定があるので、確認申請も2ヶ月でおりたら万々歳であろう。

よって、普通の建築であれば、看板を設置してから確認申請がおりる=着工可能になるまで めちゃめちゃラッキーでも6ヶ月はかかることになる。
たいがいは、途中で図面を直したり、アーだコーダと協議が長引いたりして、2~3ヶ月はよけいにかかる。

次に、昭恵の学校の、当初のスケジュールを見てみよう。

2014年(H26)11月6日 看板設置
                            ←3ヶ月
2015年(H27)2月10日 近畿財務局の審議会で定期借地にOK
                            ←3ヶ月
2015年(H27)5月くらい 定期借地契約
                            ←10ヶ月
2016年(平成28年) 4月開校の予定(当初)

普通の人間は、契約をしてから設計をして申請をして工事をする。
しかし、申請だけでも6ヶ月以上かかるのに、どうやって10ヶ月で設計&申請&工事をするつもりだったのか。

では、せめて審議会でOKになってからではどうか。3ヶ月のびる。
それでもとうてい無理。1750坪の工事は、7ヶ月では終わらない。

では、看板設置からではどうか。合計16ヶ月、これでなんとかギリギリの日程だ。
というわけで、むりやり開校日程にあわせるために、学校認可も土地の審議会もOKになっていない、もちろん借地契約なんて全然していない2014年11月6日から、申請手続きは始まっていたのである。

ここで問題になるのは、これを受理した豊中市だ。
純然たる国有地であることは、豊中市が知らないわけがない。
そんな土地への申請を、なんで受理したのか???
どんな裏の流れがあったのか???

裏と言えば、おっと、籠池総裁が大阪支部長を務める日本会議のブログに すごいものを発見

安倍首相夫人・アッキーも感涙…園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園 「卒園後、子供たちが潰される」と小学校も運営へ
by 日本会議地方議員連盟 2015/01/09


新設する小学校は木造2階(一部3階)建て。敷地面積は約8700平方メートルで、教室にはそれぞれ6・6平方メートルの畳敷きのバルコニーを設ける。
(引用以上)

念のためスクショ
20170218-4.png

20170218-3.png

注目してほしいのは、日付だ。 2015年(H27)1月9日

まだ土地取得に関する審議会の1ヶ月も前だ。学校認可の答申も出ていない。
でも、すでに、設計ができあがっていて、認可も土地取得も既定路線だったことがわかる。



2014年11月には中高層申請がなされ、2015年(H27)1月9日には日本会議のブログでも自慢げに書いてあるのだから、この時期には設計ができあがっていたことは間違いない。しかし、設計はタダじゃない。
建築費がおよそ15億円とすると、3%としても4千5百万円だ。

この段階では基本設計だけだとしても、1千万円は確実に使っている。
あるいは、設計事務所のキアラ建築研究機関が、後払いOKにしていたか。

しかし、設計をしていたであろう2014年(H26)の後半は、土地取得の目処も、学校認可の目処も、まったく立っていなかった。(学校認可の答申は2015.1.30)
こんな状態で、何千万もの先行投資をできるのか??
あるいは、後払いOKでただ働きできるのか??

よほど強力なコネクションで、「絶対に土地は手に入る」 「絶対に学校は認可される」という確信がなければ、1千万円の先行投資はできるものではない。

「土地が実質タダ」もたしかに大問題だけれども、土地も学校認可もまったく白紙の状態で1千万円も先行投資したことの、背景にあったコネクションこそが、この問題の核心だろうと思う。
そのコネクションがあったからこそ、豊中市も 国有地への建築計画を受理したのだろう。 さらに、開発「等」の申請を免除してやった可能性もある。

これを暴くのは簡単ではないが、常識ではできないことを押し通すコネクションがあった、ということは間違いない。

籠池総裁が口を割るわけはないが、無理筋の申請を受理してしまった「豊中市都市計画推進部」からせめるのがよさそうだ。




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2017-02-16(Thu)

昭恵の学校=瑞穂の國記念小學院 やっぱ出来レースか

もやは広く知れ渡り始めた 安倍昭恵が名誉校長を勤める「瑞穂の國記念小學院」だが、これまで言われてきた9割引の買い取りだけでなく、さらに驚きの事実が明らかになっている。

昨日の衆議院で、共産党の宮本議員が以下の追及をした

こんな不明朗 許されぬ  国有地 実質タダで払い下げ
衆院委 宮本岳志氏が追及
2017.2.16 しんぶん赤旗


さらに、一貫して事件を追及している豊中市議の木村真氏のFBから一部を引用する。

木村氏のFB 2017.2.16

基準値を超える鉛とヒ素が検出されており、その撤去・処理費用として、森友学園は国から1.3億円余りを受領しています。受領したのは昨年4月、その時点ですでに撤去作業は完了しており、売買契約はその後です。

(引用以上)

この二つの記事と私の知見を総合すると、以下の流れになる

平成21年頃      国(大阪航空局)は廃棄物が埋まっていることを把握

平成27年2月10日 国有財産近畿地方審議会

      日付不明 定期借地契約 (←契約条件不明

      9月4日 国交省の補助金認可(木質化)

     12月18日 建築確認 (直後に着工)

平成28年1~3月 基礎工事と廃棄物撤去作業 (←このタイミングで撤去は終わっている

      3月24日 定借から売却への変更希望 (ゴミ撤去が終わってから)

      4月6日  廃棄物撤去費用=1億3千万円を大阪航空局から受領
              (深さ3mまでのゴミ撤去費用8600万と、鉛やヒ素の処分費 の合計らしい)

      4月ごろ  深さ3.8mまで廃棄物があると学校側が主張 (すでに作業は終わっている)

      日付不明 撤去費用を8億1900万円と近畿財務局が算出(プラス80センチで費用10倍!
             (作業が終わっているのに、実費ではなく見積もりなのはなぜ?

      6月20日 1億3千万円で売買契約( 実質タダ!

つまり 学校側から見たらこういうことだ。

まず、無理筋の定期借地で工事を始めてしまう。
           ↓
廃棄物があるのは最初からわかっていたので、その費用で1.3億もらえるのは織込み済み。
           ↓
とりあえず撤去して基礎を作ってしまう。
           ↓
地中が見えなくなって証拠隠滅。
           ↓
おもむろに、「借地ではなくて購入します」と希望。
           ↓
それと同時に、「実はもっと深くまでゴミありました」と財務局に報告。
           ↓
財務局は撤去した実費精算をすればいいのに、なぜか「見積もり」。
           ↓
深さ3mで8600万が、3.8mで8億1900万円 の「見積もり」作成。
わずか80センチで約10倍!
           ↓
めでたく 1.3億で 購入
航空局から1.3億もらってるので、実質タダ! 万歳!!

ここからは憶測だが、普通の感覚ならば、こう考えるだろう。

「最初に定期借地を申し込んだ時から、すべてストーリーはできあがっていた。」

こうなると、結果的に全ての秘密を握っているのは、ゼネコンということになる。
工事の伝票や支払いの流れを調べれば、8億1900万円 の「見積もり」が妥当なのかどうか、一発でわかってしまうからだ。

・産業廃棄物処理のマニフェスト
・ゼネコンから廃棄業者への支払い

さらに、3m以上掘り下げるためには、土留めなどの工事が必要であり、そうした施工計画書や業者への発注や支払いもあるはずだ。

この工事を担当しているゼネコンは以下の通りだ。

藤原工業株式会社
代表取締役 藤原浩一
〒564-0036 大阪府吹田市寿町2-26-9
TEL.06-6381-5000
FAX.06-6381-5150

不思議なのは、ホームページには直近のメインの現場の作業写真が出ているのだが、こんな大きな工事の話題が出ていない。
なにかご事情があるのだろうか。。

また、設計監理をしている者も、ゼネコンほどではないが現場を定期的に見ているはずなので、かなり事情はわかるはずだ。
悪巧みを知らずに仕事をしている可能性も充分にあり、もしかすると正直な話が聞けるかもしれない。

有限会社キアラ建築研究機関
取締役 松本 正
〒604-8127 京都市中京区堺町通錦小路上ル菊屋町530冨美屋ビル2F
tel.075-213-7316
fax.075-213-7317



ここまででも大概凄まじい「昭恵の学校=瑞穂の國小學院」だが、まだある。
これも宮本議員の追及だが、こちらの記事に出ている。

森友学園「国有地9割引」疑惑
  首相夫人が名誉校長の神道小学校の土地取引に次々と浮かぶ疑問点
2017/02/16 BuzzFeed News


頭金は2700万円あまり。残りの1億円あまりは「10年間分割払い」であり、支払い契約は「毎年1100万円、延納利息1%」となっているという。
(引用以上)

ぬあんと、9割引にしてもらっただけでなく、残りの1割も 10年分割 その金利もたった1% !!!

結局、審査会でも問題になっていたように、資金の目処がないのに無理矢理つくった学校だということ。
9割引の犯罪的な土地買い取りですら支払いができない。
あの膨大な木の外壁。個人的に日本の木は使ってもらいたいけれども、あれだけの外壁を塗り直すのに、いったいいくらかかるのか。 木の保護塗料は10年ももたないのに。

しかも、初年度は1,2年だけの募集であり、定員いっぱいになったとしても収入は1/3しかない。
で、本当に定員いっぱいになるのか という疑念もある。
同じ森友学園の経営する、もちろん同じ運営方針の昭恵の幼稚園=塚本幼稚園は、昨年5月の段階で、定員の半分しか園児がいなかった。

塚本幼稚園の園児数は、今年の5月時点で定員の半分を少し超えている(2016年版)
2016-07-12 ライプティヒの夏


塚本幼稚園は、315人の定員のうち、158人の園児数ですので、まさに半数を文字通りぎりぎり超えているというところです。この表に入っている幼稚園だけでも、ほかにも半数くらいしか入っていない幼稚園は複数ありますので、必ずしも塚本幼稚園がとびぬけて入園児数が足りていないというわけでもありませんが、お世辞にもうまく経営ができているとは思えませんね。

(引用以上)

この学校、ほんとに大丈夫なのか?



さらに気になることがある

先ほどゼネコンは藤原工業 と書いたのだが、実は以前は別の会社に決まっていた。

施工者は中道組/16年3月下旬の完成めざす/森友学園[2015年07月14日]

一度決めた会社をやめたことも気になるが、それ以上にこの日付である。

7月14日に入札の結果を出そうとするならば、いくらなんでも6月中旬には設計が終わっていなければならない。
土地の審議会は同じH27年2月10日だ。
つまり、その間わずか4ヶ月。

5795平方メートル、つまり1750坪という大きな建築の設計を、わずか4ヶ月でできるのか?
しかも、この設計は「15年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)プロジェクト」という国交省の補助金事業に採択されており、設計にはかなり手がかかったはずだ。
所員10人ほどの設計事務所が、他の物件もやりながら、4ヶ月で全てを仕上げるというのは、とうてい考えられない。

何が言いたいかというと、

平成27年2月10日の審議会でOKが出る前に、設計を発注していたのではないか

審議会を通ってからでないと土地の利用は確定しないのだから、普通は、費用の発生する設計の発注はできない。それをしていたと言うことは、すなわち

審議会からこちらの流れは、すべて事前に決まっていた結論に沿って、官民一体となった出来レースで進められてきたのではないか

すべては状況証拠でしかないが、建築の仕事を知っている人間ならば、そう感じるはずだ。

安倍晋三・安倍昭恵・日本会議 これらの名前の圧力は、「秘密裏の規制緩和」を実現するに充分だった。そう受け取られてもしかたがないだろう。

森友学園と近畿財務局の罪はもちろんだが、名実ともに(名ばかりではない)名誉校長の安倍昭恵は、この不正に関する自らの立場を明らかにする義務がある。

<当ブログの関連記事>
国有地を激安で取得した安倍昭恵の小学校を見てきた 2/10
昭恵の学校=瑞穂の國記念小學院の不正土地取得疑惑について 2/11
8億1900万円のゴミとは ~昭恵の学校について~ 2/12




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2017-02-11(Sat)

昭恵の学校=瑞穂の國記念小學院の不正土地取得疑惑について

昨日 現地を見てきた昭恵の学校 こと 瑞穂の國記念小學院であるが、ネット上でもかなり調査がすすでおり、私ももう少しつっこんで調べてみた。

まず、いちばん重大なのは

■ 売却について諮問委員会で審議されていない

国有地を払い下げする時は、各地方の財務局(財務省)が諮問委員会を開いて、問題がないかどうか討議することになっている。
昭恵の学校についても、平成27年(2015年)2月10日の「123回 国有財産近畿地方審議会」で討議はされている。

ところが、その内容を見てびっくり。
売却ではなく、10年間の事業用定期借地ということで諮問されているのだ。

20170211-1.png

そもそも、学校を作るのにたった10年の定借というのは異例中の異例で、甲南大学が50年の定借でも許可されなかった例などを出して異論を唱える委員もいた。
少子化なんだし、10年後に時価で買い取りといっても、そんなうまくいくんですか みたいな真っ当な意見も出ていた。

けれども、学校の経営がうまくいくかどうかは土地の売却の分野ではなく、学校の認可をした「大阪府私立学校審議会」のほうの責任だから、という方向に議論が誘導されているのが、この後のほうを読むとわかる。

全文は、下記のリンクからPDFをダウンロードできる
→ 国有財産近畿地方審議会の開催結果

とにかく、ここで重要なことは、審議会では「10年間の定期借地&その後に時価で売却」 ということが承認されたのであって、今すぐ売却については議論もされていないし、まして、時価の1/10で売却してもいいかなんてことは、ひとっっことも出ていない。

今すぐ売却については、この審議会の1年後、平成28年(2016年)3月に昭恵の学校から財務省に申し出があったらしい。そして、その変更については審議会にかけずに、隠密の内に役人と学校だけで進めてしまったのである。

国有地売却額、一転公表 「ごみ処理費8億円控除」
2017.2.11 朝日新聞

一時は定期借地契約などが締結されたが、森友学園が16年3月に近畿財務局に「借地ではなく買いたい」と伝えてきた。
(引用以上)

審議会では定借と言っておくことで、売却の不当操作を隠しておき、あとでこっそり1/10にして売り払うという姑息な戦術をとったわけだ。通常は、売却された時は、次の審議会で価格を含めて結果が報告されているが、この件は案の定、報告もされていない。

日本会議大阪支部長と、安倍昭恵の威光には、財務省の地方の役人では逆らうことはできなかったのだろうか。

■ 値引きの理由は地中のゴミ処分代だというデタラメ

上記で引用した朝日の記事には、さらに深刻なデタラメな言い訳が書いてある。

財務局から依頼された不動産鑑定士が更地価格を9億5600万円と算出。財務局は地下の廃材、生活ごみの撤去・処理費8億1900万円と撤去で事業が長期化する損失を差し引いた1億3400万円で、同年6月に公共随意契約で同学園へ売ったという。
(引用以上)

ゴミ処理代が8億1900万円だというのだ。
敷地面積が8770平方メートルだから、1平方メートルあたり約9万円ということになる。
ちょっと待ってくれ。これはいくらなんでも法外だろう。

あの豊洲市場の土壌汚染対策でも、1平方メートルあたり約14万円程度だ。
ゴミ処理どころではない、これだけのことをやって。

20170211-2.jpg

一体全体、どんな凄まじいゴミを埋めていたんだ?

ちなみに、東隣の豊中市がちゃんと時価で買って公園にした土地はゴミは埋まっておらず、わずかに基準を超える鉛が出てきて公園の完成が遅れる ということが 平成23年3月3日117回審議会で報告されている。

さらに、上記の朝日は決定的なことを伝えている。

11年にこの国有地の取得希望を国に伝えていた別の学校法人は朝日新聞の取材に対し、撤去費を約2億5千万円と見積もっていたと答えた。12年4月に国交省から「大量の埋設物がある」と知らされ、見積もりをゼネコンに頼んだ。撤去費をふまえ、7億~8億円だった購入希望額を約5億8千万円に下げたが財務局から低いと指摘され、断念したという。
(引用以上)

・別の学校法人がゴミ処理費用を見積もった時は 8億1900万ではなく、2億5千万だった
・なので、差し引き5億8千万で売って欲しいといったら、財務省が「安すぎる」と断った

この件について、2011年の審議会議事録には出てこないので、財務省の役人の判断で断ったものと思われる。
この時点で、昭恵の学校が唾をつけていたから断ったのか、本当に安すぎるとして断ったのかは定かではないが、とにかく、昭恵の学校への1/10での売却が、完全に不当不法であることは、この一事で明らかである。

■ 契約手続きのデタラメ

ゴミ処分代が異常に高すぎることの言い訳も朝日は書いている

8億円を超える撤去費になったことについて、近畿財務局は取材に「森友学園による基礎工事中、さらに大量の埋設物が地下にあることが分かった」と説明している。
(引用以上)

というのだが、この言い訳が、むしろいかにやりたい放題かと言うことを証明している。
経緯を時系列で見ると

平成27年2月10日 審議会

      日付不明 定期借地契約

      9月4日 国交省の補助金認可(木質化)

     12月18日 建築確認 (直後に着工)

平成28年3月ごろ 定借から売却への変更希望

      6月20日 坪5万円で売買契約

ということになる。
H27年12月には着工しているはずなので、審議会から着工までの間に、定期借地での契約を一度しているはずなのだが、まさか工事中に契約を変更するとは誰も思わない裏をかいて、このゴマカシ契約変更をやらかしたわけだ。

H28年3月と言えば、ちょうど基礎工事をやっている頃だから、「掘ってみたら5億円分も予想外のゴミが出てきちゃいました」という言い訳を使えるタイミングを待っていたのだろう。

■ 不正をあばく方法

この時系列を見ていて、不正を暴く方法を思いついた

その借地料の金額を見れば、最初に想定していたゴミ処理代金は判断できるのだが、すでに削除されており、近畿財務局のHPをみても出ていない。
これを情報公開で調べることができれば、不当値引きがどの時点でおきたのかがわかる。

次に、建築工事でのゴミ処理には「マニフェスト」という制度がある。
発生した工事現場から、最終処分場まで、量や内容を追跡できる伝票が義務づけられているのだ。
これを公表させることができれば、本当に出たゴミの量がわかり、処分代が推定できる。

マニフェストは排出業者(ゼネコンなど)に5年間の保存義務があるので、昨年初めの基礎工事の頃のものは残っているはずだ。
ただし、こちらは民間業者が相手で、制度的には公表義務はないので、監督責任のある大阪府を動かすか、裁判をしないと難しいかもしれない。

ただ、一般的にはゼネコンは施主の味方をするけれども、金払いでもめると逆ギレする場合もある。
かなり厳しい予算でやってることが予想されるし、遠目にはキレイな木の外壁も、近くで見ると塗装がムラだらけだったりして、けっこう苦しそうな様子がうかがえた。もしかすると、スキはあるかもしれない。

これらで決定的な証拠が挙がれば、昭恵の学校と近畿財務局の不正は明らかになる。

議員さんでもマスコミでも、突っ込んでくれないだろうか



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2017-02-10(Fri)

国有地を激安で取得した安倍昭恵の小学校を見てきた

昭恵の学校 こと 「学校法人森友学園 瑞穂の國記念小學院」 の建設現場を見てきた。

IMG_4547.jpg

なにせ、うちの事務所から自転車で10分足らず。たまに仕事をさぼってい行くスーパー銭湯へ道の途中にある。

この昭恵の学校について、最初にひととおりおさらいしておく。

名称 瑞穂の國記念小學院
運営 学校法人森友学園
名誉校長 安倍昭恵

所在地 大阪府豊中市野田10 (下に地図)
敷地面積 約8770平方メートル (元国有地)
建築物の延床面積 5795平方メートル
設計 有限会社キアラ建築研究機関
施工 藤原工業株式会社



何が問題になっているかというと、どうやら国有地がこの学校法人に相場の1/10で売却されたらしい ということが発覚した。
地元豊中市の木村市議が追及している。

“国有地売却代金公開を”提訴
02月08日 NHK(関西)


隣接する国有地9492平方メートルは、約14億2300万円で豊中市に売却され公園になっている。坪あたり約50万円であり、相場だと言える。
ところが、瑞穂の國記念小學院は、8770平方メートルを1億3400万円であり、坪あたり5万円である。坪5万円というのは、大阪中心まで電車で1時間のうえバスで20分くらいかかる千早赤阪村や能勢町などの土地値であって、大阪駅まで電車で10分の豊中では考えられない。

20170210-2.jpg
(玉木雄一郎氏のツイートより)

しかも、売却価格が1/10であることを、財務省に公表するなと命じていたのである。
命じたのが森友学園なのか安倍昭恵なのかは知らないが、国有地の払い下げ価格が非公開などと言うことは聞いたことがない。
非公開じたいも異常だし、非公開にさせていることで、「悪いことしました」と白状しているようなものだ。

そして、この不当な払い下げを受けた学校の名誉校長が、安倍総理夫人の安倍昭恵である。

20170210-3.png

また、総裁・校長(肩書きも怖い)の籠池泰典氏は、教育勅語幼稚園として有名になった塚本幼稚園の園長にして、日本会議の大阪支部長なのである。

園児に教育勅語唱えさせる幼稚園 園長は日本会議の大阪支部長
2016年12月15日 ニュースウィーク日本版




以上のまとめを頭にいれておいて、以下現地の様子を見てみる。

寒風に耐えて自転車を走らせると、遠方に赤い建物が見えてきた。たぶんあれだ。
手前は大きなマンションが建ちならび、道路もキレイに整備されている。辺鄙でもなければ猥雑でもない。不動産的にとても条件の良い場所だ。

20170210-4

ちなみに、後ろを振り返ると、大阪音楽大学のオペラハウスが見える。う~ん 文化的!
(もち、こちらはまったく別の学校)

IMG_4514.jpg

さて、南側からの全景をパノラマにしてみよう

20170210.jpg

左側が学校、右側の黄色いトラックの向こうが公園。
かと思ったら、実はちょっと違った。上の玉木氏の土地図面を見ると、学校用地は逆L型になっていて、一部欠けている。この欠けている部分も、なんと公園なのだ。野田中央第2公園として整備中。ぱっと見には一つの現場みたいだが、この写真の角のあたりは、豊中市の公園工事、その奥の逆Lの敷地が学校の工事。

20170210-5.jpg

ちょっと分かりにくいけど、赤い線の左手前は豊中市が相場で買った公園。その外側は森友学園が1/10で買った小学校。
しかも、これだけ隣接しているわけで、なかば小学校のために公園を整備してあげているような感じもする。

私も最初は別の工事だと気が付かなくて、ガードマンのおっちゃんに教えてもらった。

設計と施工は、以下の通り

20170210-6.jpg

キアラ建築研究機関というのは、アトリエ系の設計事務所で、HPを拝見する限りこんなに大きな施設は初めてなのかもしれない。

施工の藤原工業は吹田市寿町の会社で、年間の施工が20億くらいの工務店で、この規模の工事にはちょっと釣り合いがとれない。
面積から考えて、工事規模は15億前後になると思われるからだ。

では次は、東隣の豊中市によって整備済みの公園から眺めてみよう

20170210-7.jpg

間に道路は通っているけれども、一体感があってすばらしい。
手前の公園が 坪50万 奥の学校が坪5万 という格差はあるけれども。

この敷地の唯一の難点は騒音だろう。北側に名神高速が走り、上空には飛行機がかなり低空で飛んでくる。

20170210-8.jpg

もっとも、それは隣の土地も条件は同じだし、学校には防音工事やエアコンなどの補助金も出るはずだ。

さ、帰りは学校の西側を通っていこう。

20170210-9.jpg

左側の白い建物は、隣接している大阪音楽大学の建物。奥の方のフェンスが見えているのが、昭恵の学校の敷地だ。右側は閑静な住宅街。

いやはや、どう考えても、こんな条件の良い土地が 坪5万円というのは アリエナイ。

日本会議に入って安倍昭恵を名誉なんたらに据えておけば、こんな超絶好条件で国有地を払い下げてもらえるのなら、みんな揃って日本会議に入っちゃおうか!

まあそれにしても現地を見てみて、「安倍昭恵と日本会議の闇権力はすごい」 ということが実感できた。


■■「家づくり」のほうのお知らせ■■

2月19日(日) 木の家完成見学会

場所:堺市北区東浅香山 (地下鉄北花田から徒歩15分)
開始時間: ①11時  ②14時30分

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2013-03-18(Mon)

考える力

算数の苦手な我が子のために、参考書を探しに行った。
大きな本屋で片っ端からそれらしいテキストやドリルを手に取ってみた。

8割は中身がほとんど同じ。
教科書に沿って、おそらくは指導要領の引き写しの内容。
単元分けから説明の方法まで同じ。

学校の指導がつまらなくて落ちこぼれている子どもに、学校の教え方を何回も何回も反復させるというのは、形をかえたイジメである。
8割が(うちの子にとっては)イジメの書だということに驚きつつ、別のを見ると、1割くらいがパズル系だ。
ちょっと難しいパズルを解かせることで、数や量の概念や理論思考をさせようという狙い。

なるほど、これは面白そうではある。
だが、勉強が好きな子はこれでいいのだろうが、うちの子が取り組むにはかなりハードルが高い。
それと、じっくりとした思考力よりは直感力のほうが鍛えられていきそうだ。
何よりも、これは母親が納得しない。

実は、子どもの参考書を選ぶのに、一番高いハードルは母親の目だ。
毎日子どもの勉強を見てやり、持って帰ってくるテストを見せられている母親としては、とりあえず点が取れるようにならないとかわいそうだ と言って譲らない。
いくら、目先の点数にこだわると考える力が付かないと言っても、「でも・・・」という頑強な壁が立ちはだかる。

点を取るための勉強をするとどうなるか。
概念を理解せずに、直感的に問題の解き方を憶えてしまう。
上の子が3年生の時にそれに気がついた。複雑な文章問題が、まったく解けなかったのだ。

そんなことがあったので、下の子には同じ轍を踏ませたくないのだが、幸か不幸か上の子ほど要領が良くないので、「分からないと解けない」。よって点数があまりとれない。で、母親は、かわいそうだからドリルをやらせよう ということになってしまう。

教科書準拠とドリル系以外には、わずかながら文章問題を解かせるという系統がある。
ただ、これもよく見ると、自分で考えるべき「絵」があらかじめ書いてあったりして、パターンで解かせようという意図が見える。
文章題を解くのは、文章問題で点を取るのが目的なのではなく、論理思考や抽象思考の訓練をするため。だから、あまり過保護なテキストはむしろ意味がない。

何やかんやと時間を取ったあげくに、あまり納得できないままに、とりあえず文章題系のものを一冊購入した次第。

■■
こうして、今の子どもたちの環境を眺めてみると、「考えない人間」をどうやって育てているかがよく分かる。

もちろん、学校でこうやっているからといって、全部の子どもが考えない子になっているわけではない。人間はそこまで単純じゃないだろう。
しかし、「パターン認識と反復訓練だけで答えを当てる」、 こんな教育がはびこっていれば、総体的に考える力が衰滅していくのは当然と言えば当然だ。

余談の余談になるが、分数の割り算について。

1/5 ÷ 2/3 = 1/5 x 3/2  というやつ

なぜひっくり返してかけるのか。この小学生の問題を説明できる人がどれだけいるだろうか。
私もこれを子どもに説明するのに、何日も調べ物をしなくてはならなかった。

ひっくり返してかける と憶えてそれで終わりにするのか、なぜ? と思うのか。そこが教育と調教の違いだと思うのだが。

なぜ? と疑問を感じて、自分なりに論理的な思考をしてみる習慣。
目の前の光景を、いちど抽象化してみる習慣。
抽象化とは、ある物事が誰にでも当てはまるかもしれない と考えることだ。

その二つの力を、これからの子どもたちに身につけさせてやること。
これが、せめて親にできることのはずだ。

政治的にはあまりに無力な今このとき、こうやって一つ一つできることを探していこう。
なにか、ヒントが見つかるかもしれない。


■■■■ お知らせ

古民家再生 完成見学会

日時 3月31日(日)11:00~16:30
    説明できる人間が私一人なので、いずれかの時間に来ていただけると助かります
    ①11:00 ②14:00 ③15:30

場所 奈良県宇陀市 (近鉄大阪線 榛原駅 徒歩10分)

申込 info@mei-getsu.com まで お名前、ご住所、電話番号、来訪予定時間 を
    申込みいただいた方には、詳しい行き方などをお知らせします

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2012-07-13(Fri)

いわゆる「いじめ」問題についてのメモ

大津市の中学校の件について、連日マスメディアの報道は過熱している。

私が気になる、というか非常に嫌な印象をうけるのは、この事件が、特殊な教育委員会と特殊な教師と特殊な生徒による異常な事件であるかのように、報道されることだ。
テレビを見て「けしからん」とか言ってるあなたは、自分の地域の学校のことを分かっているのか?と言いたくなる。

悲しいことに、この国は毎日100人が自殺している。未成年が1日に2人、中高生に限っても毎日1人に近い。また、学校問題が原因とハッキリしているだけでも5日に1人。
大津市のようなことは、この国のいたるところにゴロゴロしているということだ。
しかも、今に始まったことじゃない。ここ何十年も、毎日毎日一人ずつ中高生は自殺し続けている。

20120713-1.jpg

問題は、なぜこのような袋だたき的な報道がなされるのか、ということと、じゃあどうするんだ ということ。
答えなどサラサラとでるわけないが、思いついたことをメモしておきたい。

もちろん、教育委員会も教師も生徒も、叩かれるに値することはやっていたのだろうと思う。
しかし、なぜここに集中するのか、いわば無関係の全国民がこぞってバッシングを続けるのか。どうにも腑に落ちない。

すくなくとも、この事件の余波は、全国の学校の管理強化と道徳教育の「充実」ということになっていくだろう。
問題を起こした(発覚させた)教師は、厳しく評定される。問題を起こしそうな生徒は(加害被害を問わず)早急に退学させる。万が一事件が起きたときは、ためらわずに警察に通報する。

その一方で、道徳の時間を増やして御為ごかしを並べる。もちろん、何かやってますよというアリバイ作りのために。
だいたい、エラそうなヤツほど中身は腐っているのであって、道徳教育など腐った中身を隠すラップに過ぎない。

学校の総元締めの文科省は何をやったか。
SPEEDIの速報を隠蔽し、何十万人、何百万人に防げるはずの被曝を強要した。この、究極の自己保身と隠蔽の組織が、道徳教育など片腹痛い。

隠せる限りは徹底的に隠す。隠しきれないときは、ばっさり退学させる。
万が一の時はすぐに警察をよんで、個人の問題にする。

今、全国の学校では、生き残りをかけて、発生(実は発覚)防止策を練っているだろう。シュレッダーゴミの量はハンパ無いはずだ。

こうした流れの中で、それでも学校で生き続けなければならない子どもたちは、いよいよ追い詰められていく。
じゃあどうしたらいいのか。

学校にまだ何か期待をするべきなのか。
あるいは、そういう幻想は捨てて現実的に危機的な子どもを保護することに専念するべきなのか。

夜回り先生こと水谷修さんは、この事件に関しては後者の立場で発言している。

(以下引用)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00226921.html

実はいじめの問題って非常に難しくて、僕は、学校や教育委員会は、この例を見てもわかる通り、もう分析もできなければ、反省もできない、対処もできないですよ。
だって当事者じゃないですか、学校自体も。当事者が当事者を裁いたりとか、正確な判断はできない。
例えば原子力発電所の事故に関しても、第3者機関をきちっと設立する、それを作ればいいんだけど、作らなくても実はあるんです。
いじめというのは、すでに法務省が人権侵害として認定しています。
人権侵害に関しては、人権擁護局というものが動きまして、すべての全国のこの中学校の学区にも、何人かの人権相談員の方がおられて、そこが客観的に判断をして、いじめの事実がどういうものだったか。そこには、例えば刑法犯的な要素があれば、警察に介入していただいたり、速やかにこれ、教育委員会じゃなくて、人権擁護局の方に、人権侵害事案として、きちっと第3者に判断してもらわなければ、何の解決にもならないと思います。


(引用以上)

目の前の問題に関しては、こうした手法をとらなくては、ぼやぼやしているうちに命が尽きてしまうということは、切実であり説得力がある。

しかし、それは親がかなりサポートできる場合に限られるし、毎日毎日をすごす学校はどんどん殺伐とした場所になっていく。
子どもの自傷や自殺全般の問題では、親が一番の「加害者」であるという可能性もあったりする。

話の通じない親で、隠蔽体質の標準的な学校に通っている子どもが、ひとたび何かトラブルになると、もうホントに逃げ場がない。

一人一人の救済という意味では、水谷さんの言うような策をとらなくてはならないだろうが、少しでも子どもの行き場(生き場)を作ったり、イジメの連鎖を減らしたりするのは、やはり政治のテーマだ。

政治も教育と同様に、絶望とあきらめでしか語られないから、政治で何とかしようという話は冷笑をもって迎えられそうだ。
しかし、そのあきらめが、実は諸相の根源なのだ。

押し寄せる洪水には避難する必要があるが、洪水を少なくしたり水のでない場所での都市計画なども、当然ながら必要だ。
その都市計画が、いま東北で行われているような大資本や外資主導の儲け話になってしまうのか、住民主体の計画ができるのか、これはやはり政治のテーマだ。

教育だってそう。政治で全てが解決できないし、目の前の子どもを救うことはできないが、これから生まれ生きていく子どもたちのためには、あきらめてはいけない。

先日結党された「国民の生活が第一(KSD)」を、私は色んな意味で応援したいとは思っているが、来週発表される政策のなかで、教育や子育てに関してどのような見識をもって望むのか、先入観無く注目し評価したいと思う。


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2011-07-15(Fri)

子どもは少子化対策の道具じゃない!

ウチの子どもはまだ小さくて、下の子は保育園でお世話になっている。

のびのびと遊ばせてくれる保育園で、上の子のときからもう結構な年月を保育園とおつき合いしている。

子どもに朝メシを食べさせて、保育園に連れて行くのは私の役目なので、毎日様子を見ている。同じクラスの子どもたちも、赤ちゃんの時からずっと見ているので、他人とは思えない。

子どもたちもまた、本気でケリを入れてくるし、遠慮も何もあったもんじゃない。

こんな毎朝の子どもたちとのふれあいは、寝不足でよれよれの私の活力源なのである。 (写真は記事とは直接関係ありません)

そんな保育園だから、とりまく環境にもずっと目を配ってきた。
このブログではあまり書いていないが、園の中では毎年細々と学習会やったりしてきた。

今日は、衝撃的なニュースが流れたので、ちょっとこの話題を書いてみたい。

■■
保育所:面積基準を緩和へ 待機児童解消で用地確保容易に
2011年7月15日 毎日


保育園に縁のない人のために、少しだけ解説を。

保育所には、認可保育所と、無認可(認可外)保育所がある。
あ、ちなみに、保育園と保育所は同じこと。法律などでは、保育所と書いてあるけれど、なんだか収容所みたいな印象だから、私は保育園と言うようにしている。

で、認可保育所は、市町村が認可している公立や私立の保育園で、園児一人あたりの部屋の広さとか、保育士の人数とか、給食室が必要だとか、何やかんやと最低基準が決まっている。

児童福祉施設最低基準 32条

よく見て欲しいのは、この法律ができた年。
昭和23年(1948年)12月にできて以来、一度も基準は変わっていない。

昭和23年と言えば、GNPが2兆6千万円ほど。
まだ、食糧は配給制で、食うや食わずの時代が、少しづつましになるかな という時代。
朝ドラの「おひさま」で、毎日ぞうすいをすすっている、あの時代だ。

当然ながら戦争未亡人や孤児も多かった。
そんな時代に、とにかく、なんとかして子どもたちを育てなくてはならないということで、作られたのが「児童福祉施設最低基準」だった。

その後、住宅事情は大きく変わった。
昭和23年には、住宅の数が1400万戸しかなかった。
人口は現在の半分強なのに、家の数は1/4しかなかった。

多くの人が、こういうバラックに住んでいた。
中には、1軒を何家族かでシェアしていることもめずらしくなかったという。

そんな時代に作られた保育園の基準が、一度もレベルアップされずに今日まで続いてきたと言うことが、驚きだ。

実は、2008年に厚労省の委託をうけて全国社会福祉協議会が 「機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究」というのを発表している。

機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業

ここでは、「諸外国と比較して日本の最低基準は低い」 「専用の食事室が必要」 「部屋の面積は2割以上広くすべき」などなど、最低基準をレベルアップさせるべきだという報告がされている。

■■
こうした古いけれども、とにもかくにも最低基準がある認可保育所に対して、そうした基準に達しておらず、市町村から認可を受けられない保育所のことを、無認可とか認可外保育所 という。

よく死亡事故をおこして問題になっているあれだ。

保育施設における死亡事例について

平成16年から21年の約5年間で、全国の保育所で52人の子どもが事故で亡くなっている。
そのうち、認可保育所が19名。無認可が33名。
一見すると2倍弱に思えるが、全体の児童数が全然違う。

認可の児童は200万人。無認可は22万人。
だから、死亡事故率にすると、0.00095% : 0.015% であり、実に15倍も無認可のほうが死亡事故が多いのである。

さらに、こんなデータもある

認可外保育は死亡事故20倍、事実上罰則なし 乳児うつぶせ死
2011.5.17 産経


狭苦しいところに詰め込んで、保育士の数が少なければ、事故が多いなんて、誰でも分かることだ。
そして、それは、数字で証明されている。歴然と。

ところが、それでも基準を下げるんだ と全国に先駆けて頑張っちゃった知事がいる。
そう、あの都痴爺こと、石原慎太郎だ。

無認可保育所の中に、ある程度の基準をつくって、「認証保育園」という制度を作った。
部屋の広さで言うと、認可の3/4。 保育士の資格者は、職員の6割でOK。
全部ではないかもしれないが、実体はこんな感じらしい

子どもの詰め込みにNO!

複数の園を経営する会社が多いので、職員の掛け持ちなどが問題になった。
また、給食がものすごいことになっているところも

保育園児に36円の食事をさせる石原都知事

■■
このように、タダでさえ世界で比較するとショボイ保育所最低基準を、さらに引き下げようという厚労省の動きは、自公政権時代の2007年頃から続けられてきた。

例によって御用学者などを集めて審議会を行い、都合の悪い報告はなかったことにしながら、どんどん基準緩和(低下)の準備をしていた。
先にあげた、全国社会福祉協議会のレポートも、この審議会からの要請で作られたのだが、厚労省の意図と逆の結果が出たので、完全に黙殺された。

ところが、2009年に政権交代があり、2010年に入ったところで、審議会は立ち枯れ。
中途半端に終わったまま、招集されなくなった。
代わって登場したのが、内閣府の少子化担当部局による、新しい審議会。

こちらは、少しばかり目先を変えるつもりなのか、幼保一元化を目玉にしている。
幼稚園と保育園を合体させて、認定こども園 ていうものにしようという話。

これについては、今日は時間がないから割愛する。

一つだけ指摘しておくと、保育園に入れない待機児童の85%は2歳以下の子ども。
幼保一元化で変わるのは、幼稚園に入れる3歳以上。
だから、幼保一元化は待機児童解決には、ほとんど効果がない。

とにかく、今は厚労省じゃなくて、内閣府で審議会が行われて、悪巧みを進めているということ。

ところが、この4月28日に突如として伏兵が現れ、あれほど喧々がくがくと議論してきた最低基準のついて、「各自治体に任せる」と国会で決まってしまったのである。

その伏兵とは、地域主権改革法。

これまた内閣府の中の地域主権戦略会議が、あっという間に法案を提出し、あっという間に国会を通ってしまった。
で、4月28日に目出度く国による保育所の最低基準は、有名無実ということになった。

ただし、地方自治外が思い思いに最低基準を決めるに当たっては、国が定める基準を「斟酌」しろ と書いてある。
斟酌=心情をくみ取ることだから、どうとでも解釈できるのだが、それでも国の基準があると、地方自治体は思いっきり基準を下げにくい。

石原や橋下徹みたいなのばっかりだったら、屁とも思わずに基準低下に突き進むだろうが、まあもうちょっと繊細な首長もいる。

そこで、国の定める基準自体を下げておきましょう、というのが、冒頭のニュースの意味。

食糧配給時代の昭和23年の基準を、さらに下げるというのだから、なにをか言わんや。

当面は、国の基準が下がるのは、

<東京都>中央区、港区、文京区、墨田区、江東区、大田区、世田谷区、中野区、豊島区、北区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、立川市、三鷹市、府中市、調布市、小平市、東村山市、東久留米市、多摩市、西東京市  <神奈川県>横浜市、川崎市、藤沢市、茅ケ崎市、大和市  <埼玉県>さいたま市、川口市  <千葉県>市川市  <京都府>京都市  <大阪府>大阪市  <兵庫県>西宮市

だけれども、他の自治体も時間の問題だ。
まして、橋下ヒトラーに占領された大阪府下、とくに橋下派に市長をとられた我が吹田市などは、虎視眈々と準備されていることだろう。


保育所の面積基準の緩和について(橋本知事のメッセージ)

ここで橋下は、ちょっとくらいなら良いじゃないか というようなバカなことを書いている。
ちょっとくらいのワケがない。大量の待機児童を減らすくらいの緩和なのだから。

大事な子どもたちを、橋下らに殺されないように、親は心して守ってやらなくちゃならない。
保育士も味方になってもらうようにしつつ、しかし、最後は親が守ってやらなくちゃ。

■■
子どもを粗末にする政治は、どんなお題目があろうが、言い訳が並んでいようが、絶対に悪政だ。
もう、内容をイチイチ見るまでもない。

子どもをないがしろにする政治は、無条件で悪政だ。
子どもに被曝を強制し、死亡事故が増えることが分かっていながら保育所の基準を低下させ、そんなことばっかりしている政治は、とっとと退場してもらいたい。

子どものいる人もいない人も、子どもたちを守ろう





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2010-05-20(Thu)

順番と序列

ウチの小学生を見ていて思うことがある。

目に見えない序列があるんだろうな と。

順番をつけることには、今の学校は神経質なほど気を使う。

運動会で順位をつけないなんて話もあるくらい。
ウチのとこの学校はそこまではしないが、いかにも保護者に気を使っているのは伝わってくる。
毎月のように参観日があるし。

でも、順番と序列はちがう。

順番は、その場限り、その分野限り。
人間の ある一面を切り取っているだけ。

でも、序列は人の立ち位置の高低を決めてしまう。
立ち位置という客観的なものですらないかもしれない。
もっと、根源的な、その人間そのもの。

しかも、目に見えない。
見えにくい。

順番は、あっけらかんとしている。
一等賞からビリまで、明白そのもの。

序列は、もっとジメッとして陰湿。
証拠を残さないように、でも確実に高低を決める。

そういう序列の中に置かれた子どもは、自覚できない不安感にさいなまれる。
小学生の十人に一人が鬱病というショッキングなニュースも肯ける。

せめて、親くらいはマトモに向き合ってやろうと、最近あまり話をする時間がないのを、ちょっと反省した。


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