2006-07-06(Thu)

北朝鮮の民衆を奈落の底に突き落とす金正日と安倍晋三

奇しくもコイズミが言うように、北朝鮮にとって何の利益もないテポドンを、なんで今発射したのか。

発射しなければまだしも外交カードにもなったであろうに、あんな惨めな空中分解まで衆人環視にさらして、なんで発射したのか。発射すれば、いかに魔のトライアングルの安倍晋三でも経済制裁を発動するだろう。そうなれば、タダでさえ食料に困っている北朝鮮の民衆は、飢えて死ぬかもしれない。それをわかって発射した金正日は、まさに暗愚な独裁者だ。

それにしても、である。いくら暗愚とはいえ、あまりにも利が無さ過ぎる。ここまで利のないテポドン発射を何故に強行したのかと考えるとき、やはり、安倍晋三-文鮮明-金正日の魔のトライアングルを考えざるを得ない。

つまり、金正日にとって一番都合のいい状態は何かと言えば、表向き日本と対立関係を続けながら、裏では日本から身分保障されているという状態だ。対立関係をテコに国内を支配し、身分保障をバックに程良い日本の仮想敵国を演じるのだ。韓国とも日本とも融和ムードになってしまったら、たぶん金正日の国内支配は保たないのだろう。

これは、日本の安倍晋三にもそのまま当てはまる。統一協会・文鮮明との盟友関係を暴かれ、文鮮明をとおした金正日との同盟関係を暴かれ、おそらくは拉致被害者からも疑惑の目で見られつつあった安倍晋三は、起死回生の策としてテポドンを利用した。そう考えても、全く矛盾がない。安倍晋三の、記者会見でのあの妙にうれしそうな表情は、どうしてもその想像をかきたてる。

ちなみに、今日は日帰りで東京へ出張したが、東京の街は静かだった。右翼が暴れ回っているかと思ったら、皇居や御苑のあたりでも全く見かけなかった。それぐらい、民衆の目はまだしっかりしている、と言うことだろう。民の目が宙を泳いでオロオロしたとき、右翼は一気に街頭に躍り出て、民衆を一瞬にして黙らせるだろう。しかし、今は民衆の目が勝っている。マスゴミのバカ騒ぎにもかかわらず、テポドンを冷静に受け止めている。

付言すれば、沖縄では生活してる真上を、砲弾が飛び交っている。同じ演習でも、テポドンよりよっぽど危ない。米軍が打った砲弾にはひと言も言えず、北朝鮮が打ったミサイルには、まるで宣戦布告のように騒ぐマスゴミ。

こんな茶番に引っかかってなるもんか。

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