2006-11-29(Wed)

12/6 ヒューマン・チェーン(第3波)

(共謀罪を廃案に! メルマガ9号より)
12/6 ヒューマン・チェーン(第3波)──────
 教育基本法改悪反対!
  ―少年法改悪反対、防衛「省」反対、
      改憲手続き法と共謀罪の新設反対―
 「ヒューマン・チェーン」(人間の鎖)
 ───────────────────────
とき:12月6日(水)16:00~18:30
ところ:参議院議員面会所周辺集合
○東京メトロ有楽町線南北線永田町駅・千代田線丸の内線国会議事
 堂前駅
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
◇スケジュール
 16:00~17:00 参議院議員面会所集会
 17:00~18:30 ヒューマン・チェーン

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2006-11-28(Tue)

教育基本法「改悪」反対の原点

恵泉女学園という学校がある。新渡戸稲造の薫陶を受けた河井道というクリスチャンが世界恐慌の年,1929年に,設立した学校だそうだ。現在は東京多摩市にあり,「14才の母」という日テレのドラマの舞台になっているらしい。

この世間的に言うところのお嬢様学校なのだろうが,この学園が教育基本法の改悪に対して,キッパリと反対している。
同学園のホームページより,転載させていただいた。(クリックすると拡大)
keisenseimei.jpg

また,同大学の学長も,学長便りの中で次のように述べている

(前略)現在のわたくしたちにとっての緊急の課題の一つとしての「教育基本法」の改正問題について深く考えさせられました。それは、第二次大戦後の平和憲法の精神に則った新しい民主主義的な教育への「決意を示した」教育基本法の精神が失われることへの大きな危惧があるからです。
 私たちの恵泉女学園の創設者・河井道先生は、戦後の日本における教育の大きな改革の担い手として「教育基本法」の策定にあたり、教育刷新委員会・第一特別委員会のたった一人の女性委員として尽力しました。その委員会で、河井先生は次のように発言されておられます。「やはり新憲法と読みあわせまして、初めに私は平和ということを出していただきたいと思います」。
 今、この個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期し、普遍的で個性豊かな文化の創造をめざす「教育基本法」の条項が、大きく変えられようとする重大な危機に直面しています。私は、教育基本法改正に反対する恵泉女学園大学教職員有志を代表し、石井摩耶子・前学長、及び湊晶子・東京女子大学学長などの先生方とともに先週11月14日に永田町の衆議院議員会館で共同記者会見を行い、改正反対を訴えました。全国の22の大学の519人が改正反対の署名をしましたが、16日午後には衆議院本会議で野党議員の欠席のまま改正案が採決されました。更に一層の審議の必要性があるのに、それが全く無視されたのは本当に残念なことです。
 平和と人権と国際正義をまもるための現代日本社会の根幹にある教育基本法が改正されることにより、世界、アジア、日本の多くの人々のいのちの犠牲の上にたった「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(憲法97条)である基本的人権が脅かされることのないようにと心から願いつつ、真の平和教育の実践をめざして河井道先生の後に従って行く決意を新たにしたいと思います。


これが,教育基本法を考えるときの,原点だ。イジメや未履修やなんやということは,基本法の問題とは別次元の話。この原点を,マスゴミは一向に語ろうとしない。

日本新聞協会が,この間の社説をまとめている。読売・サンケイのごときは論外としても,改悪反対の論陣においてすら,この「平和」という原点は全く登場しない。

教育基本法は,平和の問題,すなわち戦争の問題なのだということを,ハッキリさせなくてはいけない。恵泉の主張に学ぶべきだ。

恵泉以外にも,東京女子大学など多くの大学も反対している。こちらを見てほしい。

また,公立小中学校の校長の66%が改悪に反対しているのだ。(高知新聞

あちらでもこちらでも,大反対の声が上がっているのに,これを結集できないことが問題だ。日教組は,本当に命がかかっているという自覚があるのか。各政党は,自分たちだけのアリバイ作りに走っていないか。

社民党は,強行採択が濃厚な12月7日に自分たちだけで集会をするらしい。(ホームページ

福島さん,保坂さん,なんでそんなしみったれた考えになるんですか。
国会前に数万人を集めることはできませんか。大学,教員,組合,政党,日弁連,宗教団体,ネットで検索するだけでも反対の声は天下に響いているではないですか。マスコミに乗らないからといって,声がないわけではありません。

小沢さん。必要とあらば共産党とも手を組むと言ったではないですか。沖縄での戦いは,貴重な一歩でした。今ここで逃げてしまっては,民主党は第二自民党になるだけです。
馬淵さん。「強行に採決を急ぐ与党をあぶりだす意味においても物理的抵抗もあったのかもしれない。」と言われていました。議会の中だけでなく,外からも呼応して与党の暴挙をあぶり出しましょう。

時間は,あと10日間。子どもらの寝顔を見るたびに,心が震える。
2006-11-26(Sun)

全体主義教育を公然と主張する国 「日本」

ほんの数年前まで,「全体主義」という言葉は,左右を問わず悪い意味にしか使われなかった。しかし,この日本という国は,文部科学大臣が国会の公式発言で,全体主義教育をするのだ! と公言してはばからない。

確かに,その狙いは誰の目にも明らかだ。そのためにこそ,教育基本法を破壊しようとしている。

しかし,それを国会で公然と発言するのは,すでに別次元の段階に突入していると言わねばならない。

穴に向かって叫ぶ」より

上記の記事では「不当な支配」とは「国会で決められた法律と違うことを、特定のグループ、団体が行う場合」だとイブキは言っているが、別の答弁機会には以下のようにも言っている。


国民全体の意思でないグループ、あるいは国民全体の意思でない思想によって教育を行うという場合、これは当然それ(不当な支配)にあたる。」

これだけ読んだらオウム真理教のことなんぞを思い浮かべ、ついうなづいてしまうかもしれない。しかし忘れてはいけないのが改悪案第十三条だ。

第十三条 学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

つまり、団体やグループではない家庭において、親が個人的価値観(思想)―キリスト教、仏教などの各宗教、または最近はやりのシュタイナー教育やモンテッソーリ教育などの特定の教育観(つまり思想)―に基づいて行う教育も「ダメ」となる可能性がある、ということだ。今後決まる法律、政令、大臣告示とその「個人の価値観」が矛盾することがあれば、それら法律などと「矛盾しない限りにおいて」しか子どもに教えたり、実践してはいけないことになるかもしれない。

実はこれは敗戦前に国民に押し付けられていたことのソックリな繰り返しである。例えば戦前にも信教の自由は「あった」。ところがその「自由」とは、天皇崇拝の国家神道に違背しない限りにおいて、というありがた~い条件がつけられたものだった。


「全体の意志である思想」以外は,不当な支配として排除されるのだ。

言うまでもないが,全体の意志である思想などあるわけがない。もしあったら,金正日も真っ青である。1億人いれば,1億の思想があって当たり前。
だからこそ,全体主義というのはファシズムと同義に使われ,悪の象徴になっていたはずだ。

それを,あろうことか文部科学大臣が全体主義教育を国会で公言するとは!

ここまで来たからには,猶予はない。もし今国会で教育基本法が葬り去られてしまったら,数ヶ月後の来年度から,学校に嵐が吹き荒れる。
教科書選定や指導要領などは再来年かもしれないが,教師への弾圧はすぐに発動される。

子どもの心を大切に思う教師は,呼び出され恐喝され,屈しなければ処分される。ああ,一体何人の良心的な教師が心を病み,命を絶ち,色を離れていくことになるだろうか。

まさに,きっこの日記で紹介されていた「恵さんの遺書」の光景が,そこかしこで公然と繰り広げられるのだ。

教師ばかりではない。今戦慄しない親は,我が子を亡くしてから気が付くのかもしれない。でも,それでは遅すぎるではないか。

jisatusibouritu2.gif
(クリックで拡大)
これは,厚生労働書が発表している自殺死亡率だ。人口10万人あたりの自殺者数を表す。

昭和初年から15年までの推移を注目しほしい。
自殺に限らない総死亡率がどんどん下がっているのに,自殺率は増えている。

その後,昭和20年にかけては,戦争のために自殺すらできなかった。
そして,昭和30年から35年にかけて,総死亡率は激減するのに反し,自殺率は激増する。

極論ではあるが,これが,全体主義教育に殺された「自殺者」の実体だ。ファシズムに突き進んでいく時期と,信じ込まされた全体主義がウソだったと思い知った時期。このとき,若者が突出して自殺していく。

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厚生労働書ホームページ

心を守って命を亡くすか,命を惜しんで心を亡くすか,いずれにしても嬉しくない未来が,もうすぐそこまで来ている。
世の中のお父さんお母さん! 血の涙を流す前に,声を上げよう。
2006-11-24(Fri)

怒れ! 133万人の日教組・自治労

一体全体,自分たちが「悪性腫瘍」と罵倒されて怒りにふるえない人間がいるのだろうか。

ヒデーほうの中川も大概困ったモンだが,ショウもないほうの中川が,核だ核だと騒いだ勢いで,なんと,日教組と自治労を「悪性腫瘍」呼ばわりした。

 自民党の中川昭一政調会長は(略)「最近は非核三原則に加えて『語らせず』という四原則がある。私はそれは認めない。議論してはいけないという人は、さらに『非核五原則』、『考えてはいけない』と言い出すのではないか」と反論した。
 一方、安倍政権が力を入れている教育改革や社会保険庁改革についても触れ、「悪性腫瘍(しゅよう)が王様になっているような教育現場がある。社会保険庁も一部の悪性腫瘍が存在している。組合員が自治労。この実態をまず退治しないといけない」と非難した。

 2006年11月23日朝日

日教組32万,自治労101万人の組合員の方々に言いたい。「悪性腫瘍」と面罵されても,怖ず怖ずと引き下がるのか。
強面には逆らわず,弱いところへ矛盾を集中させるのが,いまの「いじめ」の構図ではないか。
この中川昭一のごときに,「おまえこそ日本のガンだ」と言い返すことが,いじめ社会を克服する第一歩ではないのか。

133万人の,せめて10人に一人でも,ハッキリと声を上げれば,日本の風は変わる。安倍晋三のような,自分ではなにも責任をかぶれないような卑怯者には,10万,20万のハッキリした声を突き破るだけの力はない。

ヒデー中川やショウもない中川に踊らせておいて,形勢不利になれば尻尾を切って逃げだそうという魂胆が見え見えだ。こんな根性無しは,100万もいらない。10万の姿ある声があれば,尻尾をまいてキャンと言うに違いにない。

怒りを封印していけない。封印された怒りは,毒となって体内を巡り,陰湿ないじめとなって現れるか,鬱や病となって自らを冒す。もはや,保身のために沈黙する時間は過ぎ去った。声を上げよう。

小さな声でも,100人集まれば町内に響き渡る。1000人集まれば何事かと誰もが振り向く。1万人集まれば安倍晋三もビビリ出す。10万人集まれば,流れは変わる。

「中川昭一,安倍晋三をこそ,まず退治しないといけない」

※悪性腫瘍という例えは,がんと闘病している方にとっては,また別の意味の侮辱であるとおもう。ガンが一方的に悪いという価値観だけでなく,一定の共生を試みている方もおられるし,ガンであること自体を否定するような言い方になっている。本稿ではそこまでの言及はできなかったし,ややそれを助長するような言い回しになっているかもしれない。その点はお詫びしたい。
2006-11-23(Thu)

日本版NSC(国家安全保障会議)の恐ろしさ

小池百合子が主導して進めている日本版NSC(国家安全保障会議)が,いよいよ具体化しつつある。

日本版NSC、有識者会議が初会合(日経)

本家,アメリカのNSCがどんなところかと言うのがよく分かる本がある。

「戦争バカ」アメリカの狂気 マイケル コジマ ぶんか社

NSCの情報機関であるCIAの工作員であった,コジマ氏のレポート。イラン・コントラ事件などに関わっている。NSCというのが,完全に非合法組織であることがよくわかる。

と同時に,こんなNSCを作ろうという安倍晋三の正体がわかる。

日本版NSCについては,東京新聞が,これ以上ないくらい良い記事を書いている。必読。


日本版NSC 究極の狙いは
 教育基本法改正に続く安倍政権の改革の目玉ともいえるのが米国のホワイトハウスを見習った日本版国家安全保障会議(NSC)の創設。その枠組みを論議する「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」(議長・安倍首相)が二十二日、あわただしく発足した。近い将来にNSCが誕生すれば、安倍首相はかねての宣言通りに「集団的自衛権行使」の研究を本格的に始めるとの見方が強い。また、この国の大きな曲がり角がやってくる。

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2006-11-23(Thu)

教育基本法改悪反対の集会 報告

超時間がないので,報告のみ

先のエントリーで紹介した集会に顔を出してきた。

定刻には100人ちょっとでどうしようかと思ったが,次第に増えてでも出発時には見たところ400人くらい。デモ参加が300人以上と発表されていた。

061122.jpg


とにかく,何でも良いからこうした機会を多く持って,心の中で「おかしいなあ」と思っている人に,ハッキリ反対している人もいるんだということを知ってもらいたい。

そんな思いで,扇町公園から梅田まで歩いた。
ただ,集会の発言の中でもあったけれども,こちらの危機意識よりも,敵さんの危機意識のほうがまだまだ強いなあという感じは持ってしまう。

デモ中もペチャクチャ隣どおしてしゃべっているオッチャンが多かった。せっかくデモしているのに,シュプレヒコールもせんとクッチャベッテいるとは・・・
そんな,呑気な気分で良いの? と言いたかった。

ほとんどが労組関係の参加者で,私のようにたまたまアッテンボローさんのブログで知って個人参加,というひとはあまり見かけなかった。ブログでも,集会情報をできるだけ流しあって,大阪でも5000にん集まるようになればすごいのだけれど。
2006-11-21(Tue)

教育基本法を破壊する中心勢力=日本会議

昨年の9月以降,一気に右傾化が進んでいると思っている人は,それほど政治に関心のない人でも多いのではないだろうか。このブログを見てくれている人も,耐震偽装の問題から見に来てくれた方も多く,教育基本法とか安倍内閣がどうしたとか言うことには,それほど大きな関心を持っていない人もいるかもしれない。

そこで,この急激な右傾化,中でも教育基本法を,何が何でも葬り去りたいと暗躍している,本体を紹介しておきたい。

日本会議という,政治・財界・学者・宗教が寄り集まった日本最大にして最強の右翼団体だ。

右翼団体というと,カーキ色のバスに大音量でがなり立てるオッチャンらを想像するかもしれないが,その超親玉であり,そうそうたる人物が名を連ねている。

もちろん,われらが安倍晋三もその一人だ。

どんな団体かをざっと見渡すには,ここを見てほしい。役員一覧だ。こういう人たちのロビー活動で,今の日本の政治は動いている。

この日本会議の国会議員懇談会というのがある。

会長 麻生太郎 外務大臣
会長代理 中川昭一 政調会長
幹事長 平沼赳夫 復党予定議員
歴史・教育・家庭問題座長 高市早苗 大臣
防衛・外交・領土問題座長 安倍晋三 総理大臣
憲法・皇室・靖国問題座長 元大臣
俵義文氏のホームページ参照)

これ以外もまだまだいるらしいが,さすがに知られたくないようで名簿は公表されていない。

そのほか,このページによれば,

塩崎泰久 官房長官
小池百合子 首相補佐官
根本匠氏 首相補佐官
山谷えり子 首相補佐官
世耕弘成氏 首相補佐官

さらに,

伊吹文明 文科相
下村博文 官房副長官
遠藤利明 文科副大臣
小渕優子 文科大臣政務官
水落敏栄 文科大臣政務官
稲田朋美 教育基本法に関する特別委員会
島村宜伸 教育基本法に関する特別委員会

と,上記山谷を加えて教育基本法を破壊する,直接の下手人がそろっている。

結局,18人の安倍内閣のうち,11人までが日本会議議連だという。

この日本会議の実質的な主導者は何なのか,ハッキリは分からないが,ほぼ間違いない大勢力は,新興宗教「生長の家」とカルト統一教会だ。

理事長  戸澤眞 明治神宮権宮司,勝共連合(=統一教会)元顧問※
事務総長 椛島有三 日本青年協議会(=生長の家)代表

 ※http://www.tokakushin.org/undou/no_net_uyoku/net_uyoku.htmより

この勢力に乗り遅れると,かつての大弾圧の再来かと恐れおののき,創価学会がすり寄っているのが,現在の安倍政権だと言える。

いやはや キリストも八百万の神も仏陀も,みんなため息をついているにちがいない。

これまで,あまり政治の裏側には興味のなかった方々も,ぜひ頭に入れて,現在進行中の教育「改革」が,いかに恐ろしいことか考えてみていただきたい。
2006-11-21(Tue)

藤田東吾氏の戦いに思う

先日の記事がきっこ氏に紹介されて,数万件のアクセスをいただいた。その中で,藤田氏の告発,並びにそれを肯定的に紹介する発言に対する,批判が寄せられた。

主に,住民1,住民2の2人の方からであった。それぞれにニュアンスや内容は違うが,いずれの方も,本当にアパや藤光のマンション住民であるのかどうかは,確かめようがない。また,デベロッパー側の人間であるかどうかも,確認のしようがない。

また,別のエントリーにコメントいただいた横浜市民というかたからも,藤田氏のアポは非常識という発言もあった。

どちらの方にも,相当きつい対応をさせていただいた。もしも,見当はずれであったならば,申し訳ありませんでした。

ただ,ここで強調したいのは,私のような微々たるブログであっても,常に監視と攻撃を受けている,ということ。きっこのブログなどでコメント受付したら,削除するだけできっこ氏の人生を使い果たすくらい,大変なことになると思う。

では,放置すればいいのでは,と言う意見もある。しかし,数十行のエントリーに,差別的,あるいは偽善的なコメントが何百行もぶら下がっている,いわゆる炎上ブログというのを見れば,放置するわけにいかないのは一目瞭然だ。

要するに,炎上したブログは読者に読む気を起こさせないのだ。胡散臭くて,遠慮したくなってしまうのだ。それが荒らしのねらいなのである。

最近の荒らしの傾向を見ると,差別的・攻撃的なものよりは,偽善的なものが増えている。一見すると,記事に賛成したり,良識派ですというポーズを取りつつ,核心部分だけを「常識」ぶって否定する,と言うパターンだ。

私のように,差別的なコメントは一瞬で削除する管理者に対しては,とくにそういうパターンが多いのかもしれない。そして,このパターンの「常識」ぶった核心部の否定は,必ず「第三者に迷惑をかけるな」という言い方になる。

権力犯罪を知ったものに対する圧力は,常に「人に迷惑をかけるな」なのである。

談合に関わっている人間は多い。建設業界にいる人間には,談合など日常茶飯事だ。告発しようと思えばいくらでもできる。にもかかわらず,こんなに摘発される事例が少ないのはなぜか。

「関係ない社員に迷惑をかけるな」「業界全体に迷惑をかけるな」という圧力である。
「告発したことで,もし会社が潰れたら,路頭に迷うのは無関係な社員なんだぞ」
そう言われると,誰もが黙ってしまう。

耐震偽装にしても然りだ。基準耐力の15%しかないマンションなど,関係した誰もが「おかしいなあ」くらいは,感じていたはずだ。たぶん,現場の鉄筋工だって変に思っただろう。

にもかかわらず,誰からも,どこからも「おかしい」という声が挙がらなかった。「他人に迷惑をかけるな」という,告発者を悪者にする「常識」の前に,だれもがダンマリを決め込んだのだ。

俺は言われたとおりにしているだけだ という言い訳を心の中でつぶやきながら。

そのなかで,唯一声を上げたのが藤田東吾社長だった。彼がいなければ,今回の一連の耐震偽装問題は日の目を見ることなく,ヒューザーのマンションに住む人らも,「なんだかひび割れが多いなあ」とか思いながら,地震が来るまでは平然と暮らしていただろう。

だから,私は藤田氏を支持する。そして,その告発によって生じる多くの副作用もについても,必然的なものだと考える。

「住民」氏らがいう,偽装が証明されていないアパや藤光のマンションの住民が,「資産価値を不当に下げられている」という主張は一見正しいように見える。

では,ヒューザーのマンションに住んでいる人が,同じことを言ったとしたらどう聞こえるだろうか。たぶん,「何を言っているんだ。そんなことより早く構造のチェックをしたほうがいいぞ」と誰もが感じるだろう。

つまり,アパや藤光は偽装をしていない,という前提で資産価値云々の発言を聞くから正しそうに見えるのであって,きわめて怪しいという前提に立てば,「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」ということになる。

そして,本当の住民であれば,一時の風評被害よりも実際の安全の方がより大事なのだから,まず安全性の確認を行うだろう。そして,その確認を邪魔しようとする川崎市にたいし,情報開示を迫る藤田氏のほうを責めるなんてことは,安全第一に考える住民ならばするはずがない,と私は思う。

と言うわけで,コメント欄での藤田氏に対する難癖は,不当な圧力とたたかうときに共通して生じてくる問題だと思ったので,書きとめておく。
2006-11-20(Mon)

糸数慶子さんの「進む道」宣言

girigiri.jpg
(ギリギリKの会ブログ)

「負けたけど、進む道は決まっているので、それに向って進んでいきましょう」

と,残念会で糸数慶子さんは言った。何が進む道なのかは書いていない。けれども,4年後の当選なんてことではなくて,きっと「平和」なのだと,私は理解している。

沖縄にとってもこれからの日本にとっても,平和というのは「何もない,何もしない」ことではない。戦争にしないこと,不当な強制を拒否すること,が平和なのだ。

糸数さんが,その平和へ進もうと宣言したのならば,私もいつまでも落ち込んでいるわけにいかない。まずは,今後に向けての自分なりの考えをまとめてみたい。

■これはもしかしたら,チャンスなのかもしれない

糸数さんにはもちろん勝ってほしかった。こんなに速報に貼り付いて見ていた選挙は他にない。

しかし,当選して沖縄県知事になることだけが,糸数さんの戦いではないのかもしれない。知事というのは,青島幸男に始まって,橋本大二郎にしても,田中康夫にしても,嘉田由紀子にしても,役人と県議会の壁を越えるだけで全勢力を使い果たしてしまうようなところがある。本来の政策に至る前にボロボロになってしまう。

沖縄は大田知事の流れがあるから少しは違うのかもしれないが,それでも,そんな消耗戦に,今,糸数さんのエネルギーを消費されるのは実にもったいない話だ。

その意味では,むしろ,この落選を奇貨とするべきかもしれない。

今の日本を眺め渡して,これほど明白に平和を語って選挙戦を戦った人がいるだろうか。あまたいる野党議員・候補の全てを知っているわけではないが,これほどスッキリと平和を語る候補者を私は見たことがない。

社民党や共産党にしても,どこか恐る恐る平和問題を語っているような空気を感じる。社会党が党名を変え,共産党が共に産みだす党などと言い訳するような,脆弱さだ。

だから,今の日本の平和運動の中心になれるのは,糸数慶子さんしかないのではないか,と私は思うのだ。

■糸数さんに冷たい風を浴びせてはいけない

これからの季節は,いかに沖縄でも結構寒い日があるだろう。任期の残る参議院を辞めて知事選に臨んだ糸数さんに,冷たい風を当ててはいけない。
ブロガー,読者の皆さん。落選した今だからこそ,激励を届けよう。

糸数さんのブログ うみないび ではコメントもTBも受け付けている。
ぜひ,期待する熱い声を聞いてもらおう。

■他力本願ではいかんよなあ

糸数さんに頼ってばかりでは,沖縄選と同じことの繰り返しだ。私たち生活者が,生活破綻せずに関わっていける,そして,組織が一人歩きする愚を犯さずに,一人一人が参加できる,そんな運動はできないのだろうか。

その支柱として,糸数さんに立ってもらえれば,どんな組織が参画していても,一色に染まることなく安心して個人が参加できる,と思う。

沖縄県民だけに期待を託すのではなく,私たち一人一人にすぎない者が,動いていく。そのための「ガイド」をぜひお願いしたい。
そんな思いをあらためてまとめてようと思いつつ,少し元気になって今日はとりあえずここまで。


アッテンボローの雑記帳より転記します

<三悪法を廃案へ! 11.22大阪緊急行動>
 ●民主主義の枯葉剤:共謀罪を廃案にしよう!
 ●教育を国家のものにする教育基本法改悪反対!
 ●憲法改悪のための国民投票法を廃案にしよう!
 ●海外派兵のための防衛省法案反対!

◆日時:06年11月22日(水)午後6:00~ ※集会後、デモ行進
◆場所:扇町公園(JR天満駅・地下鉄扇町駅下車すぐ)

●呼びかけ
 子どもたちに渡すな危ない教科書・大阪の会(06-6562-7740)/大阪労働者弁護団(06-6364-8620)/とめよう改憲!おおさかネットワーク(06-6364-0123)/おおさかユニオンネットワーク(06-6355-3101)/大阪社会文化法律センター(06-6365-1565)
●協賛:大阪平和人権センター(06-6351-0793)

2006-11-19(Sun)

糸数さん残念

しばらく言葉を発したくない
あしたまで休止
明日の日が昇ったら,また次の歩みを始めよう

22.38 仲井真に当確
2006-11-19(Sun)

沖縄選 開票速報はこちら

NHK沖縄放送局で,開票速報を見ることができる

http://www.nhk.or.jp/okinawa/

20時42分現在で,開票率3%
糸数慶子  10,986
仲井真弘多 11,109

まだ3%なので,何とも言えない。見たからと言って結果は変わらないのだが,せめて注目していたい。

※琉球放送の方が情報が早いし,自動更新してくれる

http://www.rbc-ryukyu.co.jp/temp/senkyo/index.html

 22:06現在 開票率 42.8%
 糸数慶子  143,401
 仲井真弘多 141,333

 琉球放送の出口調査では,糸数51% 仲井真43%だそうだが・・・



話は変わるが,前のエントリーに住民(148.233.159.24)さんから,米兵が負傷しているのに不謹慎とか言うコメントがあった。語るに落ちるとはこのことだ。

藤田氏の発言の解説の時から,住民(148.233.159.24)さんのほうは,どうも「現場事務所の住人」のような雰囲気があったのだが,このコメントで馬脚を現したということだろうか。

もちろん現場事務所の住人=建設側の人間と断定はできないが,このような一方的な感性をお持ちの方だということはよく分かる。

米兵が今何をしているのか,知った上で言っているのか。不謹慎なのは,世界中にしゃしゃり出て,戦争をばらまいている米兵こそ不謹慎きわまりない。

続いての横浜市民のコメントも,「国と国の取り決めの中で赴任されているわけで」などと言う。もちろん,決めたヤツが一番悪いが(A級戦犯),国が決めたことならば実行者には責任はないのか?

では聞きたいが,イラクで大量の民間人を殺戮している米兵も,国の取り決めの中で赴任しているのではないのか?
もっと言うならば,拉致実行犯や大韓航空機爆破も国の取り決めの中で赴任していたのではないのか?
キム・ミョンスク氏や金賢姫氏を,正々堂々と擁護するのならば,少しは筋の通った意見といえるだろう。

米軍の責任をスルーして米兵の負傷を気遣う,自国が大量に拉致したことを棚に上げて拉致問題のみを大騒ぎする,大量の耐震偽装疑惑を曖昧にして「中傷」のみを指摘する。これらは全て,共通のメンタリティを有しているように思う。

すなわち「ひとり殺せば殺人だが、100万人殺せば英雄だ」というところへつながっていく,メンタリティに他ならないと思う。

今後,このようなコメントは,噴飯ものとして無条件削除することもあり得るので,ご了解いただきたい。
2006-11-19(Sun)

沖縄の風

沖縄に風が吹いた。

18日午後、沖縄県名護市で竜巻とみられる突風が発生し、3人が負傷するなどの被害がありました。
 竜巻とみられる突風は18日午後1時頃に沖縄県名護市辺野古の海岸付近で発生し、アメリカ軍キャンプ・シュワブ内を通過しました。この際、アメリカ軍人3人が負傷したほか、基地内の売店駐車場に停めてあった車両2台が横転し、大破するなど、合わせて19台に被害が出ました。
 一方、民間地域では漁港近くのテントが飛ばされたものの、これまでにけが人など大きな被害の報告はありません。
(TBS)
tatumaki.jpg
(サンスポより)

北海道では悲惨な被害をもたらしたが,今回は照準ピッタリで基地を襲ったらしい。

これはやはり,基地撤去の天の声と思いたい。無理矢理にでも。

糸数慶子さんが,この風に乗ってくれることを期待する。
平和の風,沖縄の風を止ませることなく。
2006-11-19(Sun)

偽装疑惑デベロッパーのマンション住民の意見

藤光かアパかは分からないけれども,耐震偽装を藤田氏から告発されているマンションのデベロッパーの,別のマンションに住んでいると言う「住民」氏の意見と,それに対する反論が,本文よりず~と長いコメントになっているので,こちらへ移動した。

とりあえず,ココまでの分はこういう処置にしたけれども,前にも書いたとおり,長文の主張は,ご自分の表現手段の中で行っていただきたい。他人の書斎に上がって,自説を延々と述べ続けるのは,内容に関わらず如何なものかと思う。

ご自分のブログからTBしてもらうか,HPがあるのであれば,ご紹介もしたいと思う。コメント欄だけでもこれだけ書くことがあるのですから,ご自分のブログでドンドン発言していただきたい。

私の経験上は,このFC2より,ココログの方が初心者向けなので参考までに。

しかし,これ以上の長文コメントは,一種の荒らしと判断して,削除させていただく場合もあるので,悪しからずご了承願いたい。
これは,私のブログ観だ。きっこ氏にはきっこ氏の考え方が,また他の方には他の方の考え方があるだろうが,私は,主として私の意見を発表する場としてとらえているから,それを妨げるような事象は,内容がいかに良いものでも,荒らしととらえる。

長くて読みにくいということは,それだけで訴求力を失う。どんなに良いことを言っていても だ。私のブログを,そういうブログにしてもらいたくない,ということ。

実はこれは,藤田氏のメールにも言えること。一度,そのまま転載して,しまったと思った。長すぎて,まるで私のブログでは無くなってしまったのだ。それもあって,今回の要約を思い立ったということもある。

なお,住民氏はお二人いるらしい。読むだけでも,明らかに分かるけれども。

内容は続きを読むに

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2006-11-18(Sat)

藤田社長と川崎市の攻防を解説してみる

藤田氏の話は,ものすごいことを言っているのだが,残念ながら理解するのに時間と予備知識が必要だ。

まずは川崎の件に絞って,きっこのブログにも紹介されている川崎市への情報開示請求と,それが拒否されたことの意味を,あらためて確認したい。

情報源は,主にきっこのブログ頑張れ藤田東吾に掲載された藤田氏の文章,藤光建設のHP,新聞記事などで,以下の文責は私明月に帰する。

■要するに

エグゼプリュート大師駅前(藤光建設) というマンションが,耐震偽装のまま建てられており,川崎市もそれを承知で隠蔽しているという告発。

■その根拠は

05年10月17日 工事開始
05年12月16日 構造計算が間違っていたと変更申請
06年 1月26日 変更申請に対し,川崎市が確認下ろす
          同日 川崎市が現場の中間検査
06年 1月30日 川崎市が中間検査の合格証を交付

どんなに善意に見ても,2ヶ月後と3ヶ月後に間違いに気が付いたのだから,それまで進行した2階までの部分は間違った構造のはず。

■なぜ,間違いではなく「偽装」なのか

アパの物件もこの川崎の物件も,いずれも構造計算を担当したのは株式会社田村水落。

田村水落は,アパの物件については「未完のままデータを差し替えた構造計算書を提出した」と偽装を白状した。

また,コンクリートの重さや鉄筋量の算定などに、標準と異なる手法が使用され,その根拠を求められても,示すことができない。

さらに,12月に訂正したはずの変更申請でも,まだ偽装があり,川崎市の基準より30%下回る(調査したイーホームズのスタッフによる)

■申請は偽装でも,工事は正しく行われたのでは?

もしそうならば,実際に工事に使われた施工図や工事中の写真を公開すればいいのに,川崎市も藤光建設も,隠している。

公表すれば堂々とマンションを販売できるのに,それをしないのは,見られては困ることがあるからだ。

■川崎市は悪いのか?

12月に計画変更を受理した段階で,すでに工事された2階部分までが正しく施工されたか,疑問を持たなかったのか。

さらに,変更したものも偽装があると指摘されているのに,資料を隠して放置している。

よく言っても,市民の安全を守るという意識が無い。
悪く考えれば,藤光建設とグル。

■どうすればいいのか

エグゼプリュート大師駅前を契約してしまった人は,直ちに川崎市に対し

1.当初の構造計算書と図面
2.計画変更した構造計算書と図面
3.中間検査の時の写真などの資料

を情報開示請求するべきだ。当事者であるから,当然の権利だ。

そして,藤田氏の持つ「変更分も偽装あり」という資料とともに,専門家の検証をする。

藤田氏は 東工大の和田教授を高く評価している。
それ以外にも,我こそはという構造設計者はきっといると思う。

ブログネットで呼びかけてはどうだろうか。

■馬淵議員 お願いします

グランドステージ川崎大師のすぐ近くで,またしても耐震偽装マンションができてしまうかもしれません。

19日の沖縄選が終わり次第,ぜひともエグゼプリュート大師駅前の契約者の方に呼びかけて,情報開示を進めてください。

もちろん,誰が契約者かは当の藤光建設しか知りませんが,記者会見によるマスコミへの働きかけや,きっこのブログなどが動けば,契約者の方は固唾をのんで注目しているはずです。

■それにつけても 糸数さん必勝!

どれもこれも,結局は安倍晋三のような選民意識とコンプレックスの固まりが,私らのような一般細民を馬鹿にしているから生じてくることだ。

70年安保の時代から,30数年間後退し続けてきた生活者の力を,巻き返していく転換点として,糸数さんの勝利を願いたい。

糸数さん 頑張れ!!


※きっこ氏に紹介いただいて史上空前のアクセスを更新中。そのせいか,不思議なコメントが来るようになったので,追記する。

エグゼプリュート大師駅前の住民を名乗るコメント。

住民ですか はて? もう住んでるんですかね?? 現場事務所だったりして。

投資で買っている人では と言う意見もあるが,本当に藤光建設の社員という可能性もある。

それは兎も角,この種のコメントの要旨は,
「耐震偽装の可能性があっても,資産価値が下がるから告発するな」
ということ

この論理がまかり通るならば,ヒューザーマンションの住民も「知らない方が幸せだったのに」という理屈になる。

危険と隣り合わせの,本当の住民に対する暴言である。

※住民さんは,名前の挙がっていないアパか藤光のマンションに住んでいるらしい。

”住民”さんは「被害」なのかどうか検証しましたか? 本当に偽装されていたら,「被害」は別のとことにあります。 なぜ,その可能性は最初から排除されるのでしょうか??

「いじめ」を告発することで,その学校のイメージが悪くなって,進学や就職に不利になったからといって,告発者を悪者にすることはできません。一部かもしれませんが,いじめをしたものと,それを生み出した土壌を問うべきです。

その部分を飛ばして,いきなり告発者を責めるのは,なにか「特別な理由」があるのでしょうか??

なお,あまり長いコメントは,当方のブログ上では限度があります。ご自分の言論は,ご自分でブログを開設し,TBという手段で意見交換するべきではないでしょうか。
ブログというのは,それぞれ運営者の書斎の中のようなものですから。
2006-11-17(Fri)

教育基本法「改正」反対の抗議メールはこちらが便利

飛語宇理日記さんのところに紹介されていた,兵庫県高等学校教職員組合のページが,忙しい人向けの抗議メール・サイバーアクションに便利にできている。
憲法・教育基本法改悪反対! 抗議・要請メール

参議院の委員は現在登録中ということで,登録されたら,再度抗議メールを送りたい。

sangiin.jpg
(与党と荒井広幸だけの参議院。こんな状態で教育の憲法を決めてしまおうとしている!)

さっそく以下の文章を送った。

***************************************

反戦な家づくりというブログを運営する明月と申します。この度の教育基本法を破壊する強行採決は,歴史に残る汚点となるでしょう。
宝物のような子どもたちの心を土足で踏み荒らすことは許されません。また,そのような行為を強要される教育者の方にとっては,心の死を意味します。教師の自殺はますます激増でしょう。
愛されるように自ら努力するのではく,恥じることもなく「我を愛せよ」と強制する安倍首相に,私たちの未来を託することはできません。
参議院での議事を止めてください。マスコミは,ヒューマンチェーンなどの国民的反対の声を報道してください。野党議員の方は,国会前に合流し国民にアピールしてください。
ぜひともお願いいたします。
2006.11.17 明月(http://sensouhantai.blog25.fc2.com/)
2006-11-17(Fri)

教育基本法を破壊する意味は

多くのブログで指摘されているように,愛国心の強要と,格差社会の定着ということが,もちろん大きな問題だが,もう一つ,運動論的には大きなテーマがある。

日教組の解体である。郵政民営化が,巨額資金をアメリカに引き渡すという意味と同時に,旧全逓を解体するという意味があったのと同じだ。

国鉄分割で国労・動労が,NTT化によって全電通が,郵政民営化によって全逓が,次々と弱体化されてきた。
ただでさえ,希薄化している労働組合の,再生の芽をもつみ取ってしまおうということだ。

そして今,いじめキャンペーンに乗っかって進められる教育基本法の破壊は,日教組の解体に他ならない。

それに対して,日教組をはじめとする先生方の反応は,もっと鋭くても良いのではないか。もちろん,心の中まで干渉される子どもたちも可哀相だが,それをやらされる先生こそ,心の死を強要されるだろう。

そうなってみなければ分からない,なんて呑気なことをいっていると,教師の自殺が今以上に激増すること間違いなしだ。

逆に言うと,それくらい,実は良心的な先生は多くいるはず。ぜひぜひ,もっともっと声を上げてほしい。


それと,思うのは,審議拒否をしている国会議員の皆さんは,その間どこにいるのだろう。ぜひ,国会前でピケをはるなり,座り込むなり,ハンガーストライキをするなりして,国民にアピールを送ってほしい。

1116-02.jpg

レイバーネットによれば,ヒューマンチェーンは5000人が集まったとのこと。そして,例によってマスゴミは一切報道しない。
嗚呼,東京行きたい!
2006-11-17(Fri)

造反組の惨めな姿を反面教師にしよう(沖縄選に向けて)

造反組そろって教基法賛成

 自民党への復党が検討されている「郵政造反組」の平沼赳夫元経済産業相ら12人が16日の衆院本会議で、教育基本法改正案にそろって賛成票を投じた。本会議前に自民党の中川秀直幹事長が、復党問題で窓口役を務める平沼氏に会い、12人を賛成でとりまとめるよう要請したのに応えたもので、「復党への環境整備になる」との見方も出ている。
(中略)
 造反組で12人とともに無所属で当選した野呂田芳成元防衛庁長官は16日の衆院本会議を欠席した。
2006年11月16日日刊スポーツ

弱い立場に立たされた人間は,反面教師としてよく見ておかねばならない。毒エサを食らった人間が,どういう末路を辿るのか。

私のように,権力も金もないものは,普通は権力にすり寄る機会すらないから,幸いこうした惨めな姿をさらすこともない。けれども,たとえば仕事の受注や家族の人間関係など,ひょっとしたきっかけで巻き込まれることがないとは言えない。

そんなときは,この連中のおぞましくも惨めな姿を思い出して,踏みとどまるようにしよう。媚を売って,偽りの忠誠を誓って,そんなことで金や権力を手に入れても,楽しくない。ウハウハ喜ぶかもしれないが,心の中は楽しくない。

そんな楽しくない人生に,貴重な生の時間を奪われたくない。

それは,沖縄の人々にも,ぜひ考えてみてほしいことだ。もちろん,仕事もお金も大事だ。しかし,これまで意図的に基地を押しつけ,差別的な経済格差を作り出してきた張本人は自民党ではないか。
その自民党が,「経済大発展」をエサにするというのは,なんとも侮辱的なことではないか。
政権にパイプがあるだけで経済発展できるのなら,もっと早くからやれ! と言うことだ。

これまでさんざん,ほったらかしにしておいて,選挙のときだけ根拠のない「経済発展」を鼻先にぶら下げるなど,馬鹿にするにもほどがある。
こんな,疑似餌に毒を塗ったようなものに食らいついたら,沖縄はいつまででも自民党の食い物にされる。

困っているときこそ,本当に必要なもの,本当に役に立つものを選択するべきだ。
あの造反組の姿を見ながら,目先の毒エサに惑わさないように,19日には判断を下していただきたい。

沖縄県民の皆さん。とくに民主党支持者の皆さん。ぜひぜひお願いします。沖縄と日本とアジアの近い未来がかかっています。

糸数さん,あと2日,頑張ってください!

※教育基本法については,西日本新聞の社説が秀逸

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2006-11-15(Wed)

大量殺人を行った森山真弓は教育も破壊するのか

法務大臣時代に,死刑執行に無上の喜びを感じていたのかどうかはしらないが,大量殺人(執行)を行った森山真弓は,それに飽きたらず,子どもまでその毒牙にかけるつもりらしい。

森山真弓は,教育基本法を破壊したという行為によっって,歴史にその汚点を残すだろう。「やらせ」「いじめ」「隠蔽」という手法で,教育を「改革」とは,なんたる言いぐさか。

しかも,肝心の法律についての議論などまともにされていない。

moriyama.jpg

徳島新聞の社説がすべて言い尽くしているので,全文転載

教育基本法改正   論議はまだ不十分だ

 政府与党が重要法案と位置付け、今国会での成立を目指す教育基本法改正案の衆院審議が最大のヤマ場を迎えている。

 会期末を十二月十五日に控え、参院審議に一カ月を要するとみられることから、与党側が「今月十六日の衆院本会議採決は譲れない」として、十五日の衆院教育基本法特別委員会での強行採決も辞さない構えを見せているためだ。

 「教育は百年の大計」といわれる。その根幹をなす教育基本法の改正は、極めて重大な問題である。国民的な論議が深まっているとは言えない現状であり、与党は採決を強行すべきではない。

 「愛国心」や「家庭教育」などを盛り込んだ改正案は先の国会に提出されて継続審議となり、今国会に引き継がれた。

 与党側は、これまでの国会審議に約八十時間が費やされたことから、「審議は十分に尽くした」として採決の正当性を主張している。

 しかし、いじめによる児童生徒の自殺や、高校の必修科目未履修などへの対応に審議の大半が集中していたのが実情である。「審議十分」とする政府与党の主張に説得力はない。

 さらに、新たな問題が浮上した。教育基本法改正をめぐって開かれた教育改革タウンミーティングで、内閣府が同法改正に賛成の立場から質問するよう出席者に依頼していたことが発覚したのだ。

 九月の青森県八戸市でのケースでは、文部科学省が作成した発言内容を例示する文書を内閣府がそのまま同市教委に送付。市教委は三人の発言候補者に改正賛成の発言をするよう依頼した。このうち二人が実際に賛成の発言をしている。

 また「せりふの棒読みは避け、あくまでも自分の意見を言っているという感じで」などと、具体的な発言上の注意まで指示していたという。

 内閣府によると、同様の依頼が行われていたのは、これまでに開かれた八カ所での教育改革タウンミーティングのうち五カ所に上る。

 タウンミーティングの狙いは、国民の生の声を率直に聞き、その意見を政策に反映させることだ。それを政府が都合のいいように操作したのでは、国民を愚弄(ぐろう)しているとしか言いようがない。

 こうした問題を通して明らかになったのは、むしろ文科省や教育委員会、学校の無責任さである。

 一方、「愛国心」などもともと改正案をめぐる議論の焦点となっていた問題についての論議は、依然として深まっていない。

 愛国心をめぐっては、学校の式典で「日の丸」掲揚時の起立や「君が代」斉唱を強制したり、学習指導要領に盛り込まれた愛国心を通知表で評価するという事態まで起き、教育現場が混乱した。

 君が代斉唱などに従わない教師を懲戒処分にした東京都と教師側が争った東京地裁での訴訟では都側が敗れ、司法の判断も固まっていない。

 また家庭教育についても、国家が家庭の中にまで踏み込むことへの批判は根強くある。

 「教育の機会均等」などをうたい国民に浸透している現行法を、今どうしても変えなければならない必然性についても、政府は十分な説明をしていない。

 いずれも、国民的な合意を必要とする問題である。与党は議論を深めなければならない。


今朝の朝日新聞に出ている,夜回り先生・水谷修氏の記事も良い。

詳しく書いている時間はないが,バウチャー制度への批判と,教育現場から「もっと人と時間をよこせ」と叫べと書いている。忙しい現状を諦めていることが,子どもを死へ追い込んでいるのだ,と。

教師を追い込む教育「改革」にたいする,鋭い批判である。
2006-11-14(Tue)

沖縄選 糸数氏の命運は民主党支持者にある

沖縄タイムス

 情勢では、仲井真氏が自民支持層の約八割、公明支持層の九割以上を固め、民主支持層の四割を取り込んでいる。無党派層は四割台の支持。地域別では、最も人口が多い県都・那覇市を含め南部では、組織力を生かした豊富な運動量で浸透。保守地盤の北部は名護市などで強みを発揮し、先行する。中部でも、企業グループや商工会など産業界を動員した運動で支持を拡大。宮古・八重山の先島地域で県政与党の県議や市町村議員が票の掘り起こしを展開する。

 一方、糸数氏は、社民、社大、共産支持層の大部分を固め、民主支持層の六割に浸透。無党派層で五割台の支持を得ている。地域別には宮古・八重山の先島地域で知名度を生かした戦いが奏功。大票田の那覇市を含む南部では革新支持層の票を固め、遊説活動などで無党派層や保守層への浸透を図っている。革新地盤の中部は、運動の実動部隊になる労組を中心にした運動で支持拡大。北部は、名護市を重点的に「新基地建設反対」を訴え、追い上げている。


なんと! 民主党支持者の4割が自公の候補を支持しているという。

経済的にも阻害され続け,政権党にすり寄ってしまいたい気持ちは,少なからぬ人にあるだろう。しかし,今の自公にすり寄って得られるのは,教育勅語と核兵器くらいだということを,肝に銘じるべきだ。

せめてこの民主党の4割が2割になれば,大接戦故に,勝利は近づくのではないか。ここに命運があるように思う。

早速,民主党の幹部にメールを送った

********************************************

民主党の皆様

反戦な家づくりというブログを運営している明月と申します。

貴党が推薦しておられる糸数慶子さんの応援に,より一層のご努力をお願いしたく,一筆啓上いたします。

本日,沖縄タイムスにて報道されたところでは,
「仲井真氏が自民支持層の約八割、公明支持層の九割以上を固め、民主支持層の四割を取り込んでいる。」とあります。

なんと,民主党支持者の半数近くが自公推薦候補を支持しているのです。
最後の最後まで大接戦になるであろうこの戦いで,まさに民主党支持者の動向が帰趨を決すると言えるでしょう。

私などが言うまでもなく,この闘いに,教育基本法や防衛省の問題も含めて,日本の未来がかかっています。

まず,民主党支持者にこそ糸数氏の支持を広げてください。
二大政党,政権交代による沖縄の発展と,そして何より,戦争のない日本の姿は,糸数氏勝利の向こうにしかないことを,民主党支持者に理解いただいてください。

もし自公候補が勝利したあとに待っている沖縄の運命は,これまで払ってきた犠牲を上回るものだということを,貴党支持者に理解いただいてください。

時間はありません。ぜひともこの点にご留意いただいて,戦い抜いていただきたいと思います。微力ながら,応援させていただきます。

頑張ってください!

              2006年11月14日 反戦な家づくり・明月


同文ではあるが,スパムではなく一人ずつ,以下の方々に送らせていただいた。

民主党本部  info@dpj.or.jp
代表・小沢一郎 https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8.php3
幹事長・鳩山由紀夫 yuai@hatoyama.gr.jp
代表代行・菅直人 kan-naoto@nifty.com
最高顧問・羽田孜 t-hata@nifty.com
副代表・岡田克也 webmaster@katsuya.net
選挙対策委員長・鉢呂吉雄 info@tsukuru.org

※鳩山氏のアドレスはHPどおりなのだが,エラーになった
2006-11-14(Tue)

「やらせ」といえば安倍晋三

以下,消滅しないうちに転記しておく

「やらせ」タウンミーティング 税金使い世論誘導 総裁選に安倍氏も利用
  2006/11/13 北海道新聞
 政府主催の教育改革のタウンミーティング(対話集会)で「やらせ質問」が発覚した問題は、安倍晋三首相が官房長官時代に出席した札幌での「再チャレンジ」をはじめ、道内の三件の集会で内閣府が道に質問依頼していたことが明らかになるなど、広がりを見せてきた。二○○一年の小泉純一郎政権発足と同時に「閣僚と国民の直接対話」を掲げて始まったタウンミーティングだが、一連の問題は世論を一つの方向に誘導しかねない「小泉型劇場政治」に潜む落とし穴でもあった。(東京政経部 小倉敦)

 小泉前首相は二○○一年の就任後初の所信表明演説で「積極的な国民との対話を通じて、新しい社会、新しい未来を創造していく」とタウンミーティングの開催を表明。閣僚が一般市民と直接政策を語り合う形式は小泉人気と相まって国民の関心を呼び、前首相自身も全百七十四回のうち六回に出席。○四年三月のメールマガジンで「出席者の感想をうかがうたびに、真剣に日本や世界のことを考えていることがわかり、心強く、励まされる」と意義を強調した。

 しかし、やらせ質問や事前の質問依頼などが行われていたことで、開催の方式次第では、政府が税金を使って政策を都合よくPRする場にもなりかねない実態が浮かび上がった。

 特に五月に札幌で開かれた「再チャレンジ」は、安倍氏が閣僚として出席した初の集会だったが、当時すでに総裁選の出馬準備を進めていた安倍氏が、総裁選の看板政策に事実上掲げていたテーマだった。実際、札幌での集会の直後に自民党内には安倍氏支持の「再チャレンジ支援議連」も結成され、総裁選で安倍氏優位の流れを決定づけた。

 安倍氏は当時、「北海道で初めて生の声を聞き、大変参考になった」と語ったが、総裁選へ向けた世論喚起にタウンミーティングを利用した面は否定できない。

 塩崎恭久官房長官は十三日の記者会見で、札幌で判明した道への質問依頼について「問題はない」との認識を示したが、地方自治体の道を「下請け」のように使って事前に適当な発言者を推薦してもらう方式は、結果的に集会を政府の意向に沿う流れに向かわせる要因となる。

 政府は今後、民間有識者の意見を取り入れ、新たなタウンミーティングのあり方を検討するとしている。しかし、「出来レース」からの脱却と議論の活性化との両立や、タウンミーティングでの意見をどう政策に反映させるかなど、解決すべき課題は数多い。


2006-11-13(Mon)

福島の敗北に安倍ションボリ 次は沖縄!

49万vs39万

実に20%の差をつけられて自公は敗北した。

「残念な結果」と首相 福島知事選敗北で
 安倍晋三首相は13日昼の政府与党連絡会議で、福島県知事選で自民、公明両党推薦の森雅子氏が敗れたことについて「残念な結果になった」と述べるとともに、「沖縄県知事選などもあり、よく与党が一致団結していかなければならない」と結束を求めた。(東京新聞


自民党内での安倍の孤立感が漂う。

青木参院会長の発言は聞いてない、衆院解散は考えず=首相
 安倍晋三首相は、自民党の青木幹雄参院議員会長が講演で、来年夏の参院選で与党が過半数を割った場合には「安倍内閣も自民党も完全に死に体だ。衆院を解散して民意を問えということになる」と述べたことについて聞かれ、「その発言はまだ聞いていないので、何ともコメントのしようがない」と答えた。また、解散については「今まったく考えていない」と否定した。(朝日


ブッシュが死に体になった今,自らも「使い捨て」にされる危機感が安倍を駆り立てている。

沖縄知事選への団結を呼びかけているのは,二重の意味がある。つまり,沖縄で負けたら致命的だということと,仲井真陣営が核武装まで云々する自民党中央を呼びたがらないことへの圧力である。まさにブッシュの負け戦を彷彿とさせる。

ここは一つ,安倍晋三のワガママぶりを遺憾なく発揮してもらって,中川昭一を仲井真候補の応援団長で送り込んでもらいたいものだ。安倍晋三本人が,尊敬するおじいちゃんのお面でも付けて登場する,なんて言うのも良いかもしれない。

要するに,安倍晋三一派は,こういうポジションになっているということだ。

それだけに,焦る安倍はしゃにむに教育基本法をぶちこわそうとしている。

民主党が何とか踏ん張って採決をとどめているが,保坂氏が明らかにしたとおり,「やらせ」どころか公聴会の「偽装」が発覚したのに,テンとして恥じることなく強行採決を狙っている。
もちろんマスゴミは,「偽装」をガンガン報道するよりは,いじめ問題ばかりを取り上げて,安倍の側面援助をしている。

そうそう,勘違いしてはいけないのは,いじめ問題で文科省の責任を問うポーズは,そのまま現行の教育基本法に責任転嫁される,基本法破壊工作の一貫だと言うこと。

この情勢下で,やはり一番の力は,沖縄選だ。

民主、国会運営で対決姿勢・沖縄知事選焦点に
 福島県知事選で民主、社民推薦候補が勝利したことで、民主党は国会運営で一段と対決姿勢を強める。与党は「知事選は国政選挙とは違う」(自民党幹部)と表向き冷静に受け止めるが、来夏の参院選に向けて戦略の練り直しを迫られる可能性もある。19日には与野党が全面対決する沖縄県知事選を控える。今国会会期が残り1カ月余りとなるなか、与野党の攻防が激しさを増しそうだ。(日経


自民の内紛を呼び,公明の日和見を引き出し,民主の背中を押す(蹴飛ばす とも言う)

沖縄選の翌日には,和歌山の知事選が公示される。あらゆる,動きへの決定的に重要な一打,それが沖縄知事選。

「どんな政策も平和がなければ実現できない。憲法を守り、教育基本法の改悪を許さない。沖縄だけの選挙ではなく、国民や世界が見ている。沖縄を平和の発信地にするため、私を知事にしてください」

これだけ明確な宣言をできる政治家は,じつは数少ないと思う。糸数さんは,本当に貴重な人材だと思う。

もっともっと,注目しよう。
応援しよう。

糸数さんがんばれ

「『命どぅ宝』の沖縄が勝つか、国に命を投げ出せと言う安倍内閣が勝つか。ここで勝てば、(教育基本法改正などの)4悪法案を止められる」(福島瑞穂)
2006-11-13(Mon)

福島・熊本などで自公は連敗!

福島県知事,熊本市長は,ともに自公が敗北した。

福島の佐藤さんも,熊本の幸山さんもどんな方かは知らないけれども,対立候補が自公であったことだけは間違いない。

熊本市長の幸山さんは,現職であるけれども,前回の選挙時に全くの無党派,しかも当時37歳ということで,相当注目を集めたということだ。

また,こんな記事も出てきた

 熊本市の朝鮮総連関連施設を巡る固定資産税の減免問題で、幸山政史
市長は 「施設には公共性があり、減免には問題がない」 として、市監査委員会の減免措置取り消し勧告を拒否し、減免を継続することを決めた。
 監査委員会の勧告には法的拘束力はないが、首長の拒否は全国でも異例。
 「救う会熊本」は市の判断を不服とし、幸山市長を相手に減免取り消しを求める行政訴訟に踏み切った。(國民新聞)


kouyama.jpg

なかなか骨のある市長のようだ。熊本というところは,保守的な地盤というイメージが強かったが,反骨精神が強いのかもしれない。

福島県は,多くの報道がされているので,言うまでもない。

やや曖昧ではあるが,新潟市長も,自公の思い通りにはいかなかったようだ。当選した現職の篠田昭氏は,前回はボランティア選挙で自民を破って当選している。もともと新聞記者で,公害問題や田中角栄を取材していたようだ。

この新潟では,明確な対立候補すら立てられなかったようである。「巣食う会」じゃなくて「救う会」の本拠地にしてこれである。


安倍晋三は,この結果を思い知るべきだ。そう,知るだけでなく,「思い」知るべきだ。自分が進めている道が,どのように見られているのか,今後のあらゆる選挙で問われてくる。先日の衆院補選は,安倍就任からの日が浅すぎた。これからが,安倍の評価である。

そして何よりも,来週の沖縄県知事選だ。
糸数さん がんばれ!

民主党も,本気の本気で取り組んで欲しい。

喜八ログさんのTBで,平野貞夫氏の本が紹介されていた。前にも書いたけれども,平野さんには何度かお会いしたことがある。彼自身は議員を引退したことで,かえって自由に活動しているのだと思う。

平野さんは,小沢一郎とともに歩んでいるけれども,小沢がここ一番で先頭に立たないことを嘆いていた。たぶん,こうした本を書いて,引くに引けないところに小沢一郎を追い込んでいるのではないだろうか。

そう,もう引くに引けないのは,誰の目にも明らか。一歩引いた時点で民主党の政治生命は終わる。歴史的に終演だ。空中分解という青木幹雄の言葉も,あながちウソではない。(今日の喜怒哀楽さん参照)

そして,誰よりも引くに引けないのは,私たち生活者だ。教育,共謀罪,放送命令,核武装・・・・ 今おきているあらゆる事態を打開するためにも,今は一つ一つの選挙に注目し,自公を落とすために大騒ぎすることだ。
自公候補が一人落ちるたびに,私たちの未来に一筋づつ光が戻ってくる。そんな気がしている
2006-11-12(Sun)

糸数さん 大接戦の模様

itokazu-kina.jpg

maxi's_pageさんより 全ての武器を楽器にピースコンサート

共同通信も読売も,大接戦ということだ。那覇では自公が強く,北部中部では糸数さんが優勢とのこと。

東京新聞

またスゴイのは,「必ず投票にいく」76% 「できるだけ」も合わせると96%(読売

明治23年に行われた,第1回の衆議院議員総選挙の投票率が93.9%で,国政選挙では史上最高だそうだから,沖縄ではまさに歴史を画する選挙が行われようとしていると言える。

沖縄県民はそういう緊張感の中にあるけれども,本土にいる私らのもとには,情報がほとんど届かない。今日投票の福島県も注目だけれども,何といっても歴史的なエポックとなるのは沖縄県知事選だ。

大接戦であればあるほど,小心な安倍晋三は追いつめられ,その結果,暴力装置がうごめき出す可能性は高い。

沖縄のブロガーの皆さん。どんどん情報発信してください。マスゴミが報道しないからこそ,ブログ連鎖で多くの目を沖縄に集中しましょう。


2006-11-09(Thu)

沖縄知事選 不審火相次ぐ!!

こんなところで書くしかないのがもどかしいが,せめて頑張れと何回も書こう。

糸数さんがんばれ

photo_12.jpg


ところで,気になるニュースがある。

民家火災1日で5件/県注意呼び掛け
放火疑い2件発生 乾燥重なり続発

(沖縄タイムズ 2006年11月9日)

八日夜、那覇市内で二件の民家火災が発生、午前中の火事を合わせると同日だけで沖縄本島の三市町で計五棟の民家が燃えた。本島地方では七日から乾燥注意報が発令されており、火災が起きやすい状況が続いている。六日に浦添市、七日にうるま市で、民家火災でいずれも住人一人が死亡しているほか、沖縄本島南部ではサトウキビ畑や原野での不審火が続発。県防災危機管理課によると、十一月は火災の多い時期で、警戒を呼び掛けている。(中略)

同日午前には読谷村と那覇市でも民家火災が発生、いずれも放火の疑いで、県警が住人を逮捕している。南風原町宮平では民家の二階部分が全焼し、男性(36)が全身やけどの重傷を負った。

 沖縄本島南部では八月からこれまでに糸満市を中心にサトウキビ畑などで少なくとも計三十一件の不審火が相次いでいる。


確かに火災が起きやすい季節とは言っても,なんだか気になる。そう,加藤紘一の実家のことを思い出すからだ。

先のエントリーにも書いたとおり,今回の県知事選は,日本政府ばかりでなく,米軍と暴力団を敵に回した選挙だ。
「もうこれよりすごいの暴力装置はこの世にはありません」というくらい,強力な暴力を大向こうに回しての戦いだ。何事も起こらない方が不思議なくらいだ。

全国で現地で奮闘している皆さんは,たぶん肌身に感じておられると思うけれども,全国で注目し応援している方も,ぜひそういう観点でもニュースをよく見ておいた方がいいのではないだろうか。

沖縄の方も,ぜひブログ等で生の選挙戦の様子を伝えて欲しい。ネット上のニュースでは,どちらが有利とも不利とも書いていないので,たぶん良い戦いをしているのだろうと想像はしているのだけれども。

いろいろ検索していたら,良いブログを発見

沖縄・辺野古海上基地の問題を中心に maxi's_page

okinawa_maxi さん! ぜひ,現地の空気を教えてください。
それと,安倍END(ABend)に参加してください。

2006-11-06(Mon)

糸数慶子さん がんばれ!

個人的には全く存じ上げないが,糸数慶子さんには盛大なエールを送りたい。

沖縄県知事選には,基地問題のみならず,防衛「省」の問題もかかっている。
(週刊東洋経済 ふじすえ教授のやさしい政経塾) 

防衛庁の省昇格法案は19日の沖縄県知事選後の採決をにらむ。
と,日経にも書いてある

また,糸数氏は カジノ問題を考える女たちの会共同代表 でもある
『沖縄にカジノは必要か』という本も書いておられるようだ

これは,例のHS証券・野口英昭氏の事件も思い起こされ,一筋縄ではいかないことが予見される。カジノに反対する知事を,一番いやがるのは誰か,と考えるとこれは大変な戦いだ。

安倍晋三の姿とともに,ぎらぎらした集団がうごめいているのだろう。

book_PeacefulWind615.gif

大阪からできることは限られているが,HPにはカンパのお願いが書いてある

《郵便振替》
口座番号: 01730-8-56552
口座名: 「がんばれけいこ」

一口1000円で,何口でもOKだそうだ

明日外出したときにでも,郵便局に寄ってこよう

photo_12.jpg
雑談日記さんより

***************************************************************

相互リンクしていただいているブログ,いつも見せていただいているブログ,などなど。ようやくリンクを作らせてもらいました。

いつも設定操作でまごまごして,同じFC2でも美爾依さんやヘンリー・オーツさんのようにはいきませんが。

ご迷惑な方,また逆に「うちもリンク貼っているよ!」という方,お手数ですがご連絡下さい。
2006-11-05(Sun)

金正日の批判に安倍晋三はどう応える?

時間がないので一言だけ

昨日の新聞に,6カ国協議に関して北朝鮮の,「日本はアメリカの州だから,地方代表が出てくることはない」と言う発言が書いてあった。

いくら北朝鮮の発言でも,あまりハマッテいるので,妙に納得してしまった。

さて,安倍晋三はこの批判にどう応えるのか。

6者協議「日本不参加を」 北朝鮮外務省
2006年11月04日朝日

 北朝鮮の外務省報道官は4日、米中朝が再開で合意した6者協議について「日本が6者協議に参加しないならこの上なくよいことであり、参加人数が少なくなることは協議の効率を高めるうえで決して悪くない」と述べ、日本の不参加を促した。朝鮮中央通信が伝えた。6者協議の再開にあわせて日本人拉致問題の早期解決を改めて訴え、核実験強行に対する圧力を強める日本を牽制(けんせい)する狙いだ。

 同通信によると、報道官は北朝鮮の協議復帰決定を国際社会が歓迎、評価しているとしたうえで「日本の首相や外相らが『核保有国との前提で北朝鮮を6者協議に受け入れる考えはない』と身の程知らずの言動をしている」と批判した。

 さらに「我々は一度も日本に6者協議への参加を要請したことはない。米国の一つの州に他ならない日本があえて地方代表として協議に参加する必要はない。米国から協議結果でも聞かせてもらえばいい」と述べた。


アメリカ,中国が,どういう反応をしてくるか。これによって,3者会談の情報すらもらえなかった安倍晋三が,本当につまはじきにされているのかどうか,判断できるだろう。
2006-11-04(Sat)

夜回り先生と教育「改革」

実を言うと,リストカットは覚えがある。リストではないが,手の甲にカッターで十字を切るのだ。文字通り切るのだけれど,私の場合は根性無しだったから,血は出るけれども皮膚の裂けないギリギリで止めていた。高校の頃だった。

だから,水谷氏の言う「リストカットは自殺未遂ではない。生きるために切るんだ。」という言葉は,何の抵抗もなく理解できる。

昨夜,夜回り先生こと水谷修氏のドキュメンタリーがNHKで再放送された。今日こそは早く寝ようと思っていた私の目論見は崩れ去り,3時まで見入ってしまった。

mizutani.jpg

水谷氏については,私がここであれこれ言うまでもない。リンパ腫で幾ばくもない命を,子どもたちと生きようとしている。

もちろん以前から水谷氏のことは,テレビなどで知っていたが,あまりにも整いすぎた語り口に,むしろ違和感を感じていた。しかし,あらためて3時間の番組を見て,その誤解を悔いることになった。

番組を見ていて,一番感じたのは,常に子供の方を向いている,ということだ。体は常に子供に向いて,親や教師については,必要に応じて首だけ回しているという感じ。

当たり前のように聞こえるが,今のマスゴミの「イジメ」報道や,教育基本法を壊そうとしているものたちの姿勢と,比べてみて欲しい。

彼らが言うことは,教師の責任,親の責任,云々ばかりだ。今苦しんでいる子どもらのことなど,眼中にない。むしろ,死んでいった子どもらまでをネタにして,現場の教師に手枷足枷をはめ,文科省の責任という名目で国の権限を拡大し,親の責任という名目で家庭教育まで干渉する。

水谷氏は,家庭教育を重視する流れについて,大反対しているという。家庭ばかりに教育をおしつけたら,家庭に恵まれない子は一生幸せになれない。という。

現場で子どもらと生きている水谷氏ならではの,教育「改革」批判だ。もっとも彼は,声高に政治批判はしない。常に目は子供を向いている。この,現場,というか修羅場から発言する姿勢は,PKOという戦場から改憲反対を言う伊勢崎賢治氏とも共通する。

水谷氏の記事を書こうと思ったもう一つの理由は,彼は「水谷教」にならないように細心の注意をしているということ。そこまで,読んで行動していると言うことに,すごさを感じた。後追い自殺防止もそうだし,組織を作らず,ネット上での追随者にも注意を払っている。

「想いは、語るものではありません。そっと置くもの。そっと生きるもの。」と言って,ネット上で言葉だけの連鎖がおきることも極力避けている。

ここまでの心配りを見て,私は自分の誤解を悟り,「語るものではない」ということに矛盾するようだが,あえて自分の言葉で記事を書こうと思った。そして,私の思いは,教育基本法を壊すものたちに向けられる。

「教育再生会議」やら「教育基本法に関する特別委員会」など,教育基本法を壊そうとしている方々は,せめてこのDVDを百万遍見てから出直しては如何か。


水谷氏という人は,たぶん,こういう生き方しかできなかった人なのだろう。私も,きっと,こういうふうにしか生きられないという何かがある。

そして,誰にでもそれはきっとあるのだろう。だから,悩み,依存し,リストカットする。
それを,頭ごなしに押さえつけ,「こうしろ」「ああしろ」「国を愛せよ」と心を強制するのが,安倍晋三の進める教育「改革」であり教育基本法の破壊に他ならない。

この蛮行がまかり通ってしまったら,水谷氏も指摘するように,これから中高生の自傷,自死は増え続けるだろう。

自らは苦労知らずの3代目が,現場の苦悩を何も見ることなく子どもらを自死に追いやる。年に数万人が自殺するわが国で,安倍晋三のこの行為は,比喩ではなく万死に値する。
2006-11-02(Thu)

やっとアパの記事&藤田社長からのメール

反戦でググルと6番目,家づくりでも32番目に,当ブログが出てくる。これも一重に読者の皆さんのおかげ。感謝します。

一部では,胸の悪くなるような差別的なブログで取り上げられたりもしているけれども,おかげで検索順位が上がり,見ていただける人が一人でも増えれば言うことはない。

てなことを書くためにキーボードに向かったのではない。やっとアパグループの記事が出た。

巨大マンション建設中断 構造計算の検証できず
2006年11月1日朝日

 首都圏で建設中の大規模マンションの構造計算書に数値の不整合が見つかった問題で、埼玉、千葉両県内の分譲マンション2物件の検証作業が難航し、工事が半年以上中断している。複雑な構造計算の考え方をめぐり、構造設計を手がけた富山市の1級建築士と検査側の見解の相違が大きく、溝が埋まらないためだ。建築・販売主のアパグループ(金沢市)は両物件の契約者に対し、手付金の倍返しなどの条件で契約解除を申し出た。
 工事が中断しているのは埼玉県鶴ケ島市のアップルガーデン若葉駅前(369戸、15階建て)と千葉県成田市のアパガーデンパレス成田(130戸、12階建て)。若葉駅前は3分の1程度、成田は8割方、工事が進んでいる。
 構造計算書はいずれも富山市の1級建築士が作ったが、いったん建築確認した検査機関イーホームズ=5月に指定取り消し=による再調査で、一貫性のない点が見つかった。同社が2月末~3月に埼玉、千葉両県に連絡し、両県は工事中断を指導。若葉駅前97戸、成田64戸が契約済みだったが、アパグループはその後の販売を自粛した。
 建築士は、6月初めに朝日新聞がこの問題を報じた時点で、若葉駅前について「時間の制約があり、未完のままデータを差し替えた構造計算書を提出した。計画変更で是正するつもりだった」と認めたが、成田は「誤記」と説明。両物件とも「耐力(強度)には問題はない」と強調した。
 その後、国土交通省はこの建築士が手がけた全国42物件の抽出調査を開始。検証が終わった21件の構造計算に問題はなく、耐震強度も十分と確認された。

 ところが、若葉駅前と成田の2物件は、構造計算をめぐる検証作業が、一向に終わらない。
 5月にイーホームズから、「さいたま住宅検査センター」と千葉県がそれぞれ審査を引き継ぎ、一から実際の建物と、不整合部分を修正した構造計算書の点検を始めた。
 作業は、工事が進んでいる成田が優先。千葉県建築指導課によると、成田の5棟のうち4棟は安全性が確認されたが、1棟は検討が続いている。一方、埼玉県建築指導課によると、若葉駅前の6棟のうち2棟は問題なく、2棟はほぼ検証済みだが、残りの2棟は検討が進んでいない。
 両県によると、コンクリートの重さや梁(はり)の鉄筋量の算定などに、標準と異なる手法が多用されているのが遅れの一因。根拠を示すように求めているが、建築士は正当性を主張し、平行線が続いている。第三者機関から助言を受ける調整が進んでおり、決着にはさらに時間がかかる見通しだ。
 建築士は「建物の安全性をごまかすようなことは一切していない」と説明する。
 アパグループは、契約解除について国交省などに報告し、契約者に通知、送金する一方、事業継続を強調。同グループの元谷外志雄代表は「指摘された問題は解明に向け、最善の努力をしている。契約者に迷惑をかけないよう、誠実に対応していく」と話している。


やっと出た記事なので,全文掲載。
要するに,変わった計算手法を取っているので,計算根拠を示せと求めているのだが,田村水落は根拠を示すことができない,ということだ。

根拠さえ示せば,さっさと売ることができるのに,払い戻しまでしているのは,「根拠がない」ということに他ならない。

不整合や誤記ではなく,偽装である。


さて,この記事でも,この問題を世に知らしめた肝心の藤田社長のことは無視している。
藤田社長から,2通目のメールが来ているので,この機会に転載する。

ただし,ものすご~く長いので,後半は<続き>に。

念のために書いておくと,藤田氏からのメールは,もちろん身元確認などはしていない。ただ,書いている内容と,独特の文章から,まずご本人のものに間違いなかろうと私が判断して転載している。

それと,私は藤田氏の思想信条に全面的に賛同するものではない。総理大臣を国の父とも思わないし,海軍的理念が尊いとも思わない。
しかし,そんなこととは関係なく,偽装による権力中枢を揺るがす不正を糾して立ち上がった彼の姿勢には共感する。

惜しむらくは,ややエキセントリックに聞こえてしまうきらいがあり,その部分ばかりをマスゴミにデカ写しにされてしまっている。そうした藤田氏のアジやクセは,周辺の我々ができるだけ噛み砕いて,少しでも多くの人に伝えていきたい。

本当は,このメールも,要点をかいつまんで記したいのだが,残念ながら時間が足りない。

共謀罪,教育基本法の挟み撃ち,まさに政治テロとも言うべき安倍晋三のやり口に,この耐震偽装から何とかして反撃したいのだが。


**************************************************************
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
(以下略)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<1>川崎市長と市役所職員全ての審判の日は近い

川崎の公式見解の「曖昧さと嘘」を論破いたします。
http://www.city.kawasaki.jp/50/50kesins/home/kekouzou/kisya/kisyahapyou-daisi.pdf

1.大師駅前の、問題の核心は、確認申請図書において、構造計算書が偽装(改ざん、若しくは不整合、いずれも結果的に、偽装という点では同じ)されていたことです。

2.そして、この確認申請図書のままで工事が進行していることが一般的には推測できます。(建築業界の常識です。)
だから、川崎市が自らの主張を明かす為には、施工写真(施工途中の鉄筋本数、スパン、太さ、材質等の仕様明細書も添付)と施工図と計画変更図面の一致を、直ちに、購入予定者の方に公開して証明するべきです。川崎市の言うことが本当なら、是非そうして頂きたいと思います。

3.この物件の工事着手は10月17日となっています。そして、藤光から川崎市に、計画変更申請が出されたのは、12月16日です(計画変更の内容も日時も当方には不知です)。つまり、工事着手後2ヶ月を経ってから計画変更をしたわけです。
既に2ヶ月間工事が進行した部分は、当初の申請図書のままだったはずです。(建築業界の常識)

4.一般に、この段階で、計画変更が行なわれる場合、その内容は、構造的な主要部分についてではなく、意匠的な、上層階の間取り変更や、部屋数の変更などが主で
す。

5.すなわち、構造部分の計画変更、特に、耐震性能を低減するという偽装された構造計算図書の変更は、通常では考えられないのです。大幅な設計変更となるので、本来であれば、既確認申請図書を取り消して、再度、新たに確認申請を出すのが筋です。

6.このケースは、私どもとヒューザー社との間で、去年の10月27日に議論となった、「グランドステージ北千住」のケースと全く同じです。北千住の物件も、工事着手後、2ヶ月ほどが過ぎた頃に、10月27日の会議となりました。皆様、ご存知の通り、ヒューザーサイドも設計者も、「計画変更」を願い出ました。しかし、工事は既に2ヶ月も経過しているのですから、図面だけ正しいものにしても、実際の工事が確認申請図書のまま進展してるなら、それは絵に描いたもちであって、計画変更を受け入れることはできない。というのが、イーホームズの結論でした。

7.川崎市役所は市長から職員全てまで、今、試されています。これほどの大事件の渦中において、住民の命と財産に影響を与える大問題に対して、公式見解としてリ
リースを発表していますが、誰が書いたものかの記名がありません。まさしく、卑怯な大人です。誰がこのリリースに責任を持つのでしょう。当然に、川崎市の建築主事と川崎市長は責任から逃れることは出来ません。誰が書いたものか、責任を持つ大人として、名前を明らかにするべきです。

8.ところで、ある方からの情報で、現在、大師駅前のマンション工事現場は、依然として、工事が進行している状況だと聞きました。本当でしょうか?藤光は、今回の問題が生じた時に、「販売を中止して十分に調査する」というリリースを出して、調査結果がわかるまで工事を中止したとの発表をした記憶があります。であれば、嘘をついたことになります。

9.そして、これに合わせて、全く根拠も責任の所在も明らかでない、川崎市の公式見解という、全く解き明かされていないこの文章が出ましたが、まさか、これを根拠に、藤光サイドは工事を続行し、販売を再開するのでしょうか?

僕は、藤光サイドは意図したかもしれないが、結果的に被害者だと思います。公正中立な公僕でなければならない、川崎市の職員が、不公正で不中立な業者の僕(しも
べ)となり果てて、もたらした被害です。

もし、藤光さんが、国家賠償法で川崎市及び国家に損害賠償請求を行なうなら、私が生き証人として、手弁当で出廷します。是非に、国家に巣食う詐欺師同然の公務員の輩を、21世紀の日本社会から追い出しましょう。
とは言え、公務員は、一般的に、徒党を組むと強いですが、一人放り出されると、大抵の人が、弱虫ですから、海外ではとても生き延びることは出来ないものと推測できます。

その際には、是非に、藤光さんが率先垂範して、もっともっと沢山の公務員によって隠蔽されてきた、数百万棟に及ぶ「日本耐震偽装隠蔽建築物」の改修と補強工事等を推し進めていただき、役立たずかとは思いますが、これらの公務員を罷免した後には、現場で「半人工」になるか否かも分りませんが、建築の厳しさをご教授お願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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2006-11-02(Thu)

教育基本法を壊すものたちへ

教育基本法を壊そうとするものたちへ,次の言葉を贈る

************************************************************

反戦な家づくりというブログを運営する明月と申します。

教育基本法に関する特別委員会の方々にご意見を申し上げます。


惚れた相手に,「俺を好きになれ!」と命令する馬鹿者がどこにいるでしょうか。

子供に「お父さんを好きになりなさい」と説教する情けない親がいるでしょうか。

そんな光景を目にすれば,何と愚かなものかと,笑ってしまうでしょう。それが,少しでも人の心を知るものの常でしょう。

しかし,この国は違います。「この国を愛しなさい」といきなり命令するのです。何と愚かなことでしょうか。

黙っていれば,山川草木,いずれ美しいこの国を愛することもできるかもしれません。しかし,このような愚かなことを口にする国を,どうして愛することができましょうか。

愛されたければ,愛されるように自ら努力するのです。愛せよと命令するのではありません。そんなことも分からない人々が,教育を語ることは,この世の終わりまであってはならないことです。

教育基本法を壊した後に,出来する教育の形が「我を愛せよ」では,これからの子どもたちがあまりにも哀れです。教育の荒廃,人心の荒廃,国家の腐敗,ファシズムへの流れは,この愚かなる教育改革をもって,ますます劇的に進行してゆくでしょう。

自らを省みる強さを持たない弱きものたちは,権力へと寄りかかり,より弱いものへと襲いかかるのです。この「我を愛せよ」という身勝手がまかり通る教育は,そうした弱きものたちを排出し続けるでしょう。

今,教育基本法を壊そうとしている貴方は,その未来に直接に責任を負うのです。歴史に名を刻まれるのです。

ぜひ,教育基本法を破壊することはやめてください。私たちの未来を,ひ弱で愚かな精神で破壊することは,断じてやめてください。

************************************************************

以上の文章を,衆議院 教育基本法に関する特別委員会の自民公明の議員に送った。

webmaster@mayumi.gr.jp,g03339@shugiin.go.jp,g06088@shugiin.go.jp,info@iwanaga.gr.jp,g01410@shugiin.go.jp,info@machimura.net,info@tsunesan.net,info@kenshirou.com,info@yaruki-genki-iwaki.com,g00574@shugiin.go.jp,office@ueno-k.net,info@morry.jp,g01205@shugiin.go.jp,momotaro@seigo.info,g02110@shugiin.go.jp,saito@toshitsugu.com,utsukushimafukushima@satotatsuo.jp,info@shimamura-yoshinobu.com,g06064@shugiin.go.jp,atushi@r7.dion.ne.jp

以上,あんち・アンチエイジング・メロディさんより辿ったページから拾えるだけのメールアドレス。
超特急でメールする場合は,このままアドレス欄に貼り付けても送信できる。
他数名,HPからの直接送信あり。

この連中が得意とするやらせの証拠は,<続き>に転載しておく



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2006-11-01(Wed)

六者協議 人民元 安倍晋三

「米国、北朝鮮、中国は三十一日、北京で非公式協議を行い、近く六カ国協議を再開することで合意した。」らしい。わざわざテレビにテロップが流れるほどで,朝刊のトップだから,ほとんどの人が知っているだろう。

さて,興味深いのは,ブッシュがわざわざ

「合意は喜ばしい。中国が協議再開に向けた交渉を進めてくれたことに感謝する」と,中国にスペシャルサンクスを送っていることだ。

そこで,私が以前から主張していたように,人民元の動きを見てみた。

米ドルに対する人民元の基準値が、過去最高値を更新し続けている。10月30日は1米ドル=7.8781人民元と、切り上げ後の最高値となり、3日連続の更新となった。
10月31日付信報によると、第3四半期の米国の国内総生産(GDP)伸び率が予想を下回るとの見通しを受けて米ドルが弱含んだことが背景にあるもよう。ただしそうした米ドル安要因を除いても、中国政府は人民元の上昇ペースを速めようとの狙いも透けて見えるとの見方も強い。
JPモルガンチェースの中国主席アナリストによると、最近の人民元相場の上昇は明らかに、米国との貿易格差拡大を懸念する中央政府による思惑が反映したものという。同アナリストは、今年末には米ドルとペッグ制でリンクしている香港ドルの上限レートと同水準である同7.75元水準まで上昇するとみている。さらに来年には、同7.00元まで上がると予想している。<香港>(NNA 06.11.1)


長い引用になったが,中国当局が対米貿易を配慮して人民元を上げているのが分かる。

では,これをアメリカサイドはどう見ているか

人民元は上昇加速しているが、ペースは依然遅すぎ=IMF幹部
2006年11月01日 [ワシントン 31日 ロイター]
 国際通貨基金(IMF)の中国調査団の団長を務めるスティーブ・ダナウェイ氏は31日の記者会見で、人民元相場について、上昇ペースは加速したとはいえ、依然として遅すぎる、との見解を示した。
 中国が行政措置によって上手く景気を抑制できるか疑問視する姿勢を示した。
 同氏によると、IMFは2006年の中国の経済成長率を9月予想の10%から10.5%超に上方修正する公算。
 来年にかけての貿易黒字、経常黒字の予想も引き上げる可能性が大きいという。
 同氏は、人民銀行(中央銀行)の政策決定にもっと自由な裁量度が必要、と指摘した。


要するに,評価するけれども,まだまだ,ということだ。

通貨だけではない

中国人民銀行(中央銀行)はこのほど発表した2006年中国金融安定報告の中で、金融分野の対外開放をさらに進める姿勢を明確に示した。
(中略)
金融サービス分野で外資の出資比率規制を適度に緩めるとしたほか、業務の範囲や投資元の規制も緩和するとしている。10月31日付京華時報によると、人民銀が公式な文書の形で、金融分野に対する外資の出資比率緩和の方針を明言したのは、数年来では初めてという。
(NNA 06.11.1)


こうした中国の対米「配慮」が,六者協議再開の条件であったのではないか。

ここで,面白いのは,大騒ぎをしていた日本は,完全に蚊帳の外だったということだ。

テレビにテロップを流すほどのニュースに対し,安倍晋三はすぐにコメントも出せない

外務省関係者によると31日昼過ぎに、米中朝の3カ国代表が6者協議再開の調整を始めたという連絡を受けたという。
昼過ぎに連絡を受けて,夜9時前にはニュースが流れたのだから,安倍晋三は,な~んにも知らないうちに決まってしまったわけだ。これは格好悪くて出てこれないだろう。記者に囲まれても,一言も発することなく車に逃げ込む姿は,いかにも安倍晋三らしいとは言える。

※このページはすぐに削除されるだろうから,だれかyotube使える人は,投稿しておいて欲しい

米中を巡る北朝鮮の騒動をみて,この機に乗じて改憲だ核武装だと調子に乗っている安倍晋三らは,単なる駒にすぎない,今となってはアメリカからも邪魔者扱いだ。

それ故にますますヒステリックに,改憲を叫ぶ安倍晋三を認めるのかどうか,日本に暮らす私たちに問われている。
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