2007-05-31(Thu)

07年5月28日という日

ZARDの坂井泉水と松岡農相が同じ日に自殺(?)したことで、記憶に残る日となった5月28日。

■この日に、アメリカから10人の役人が帰って来たのに気が付いた人は少ない。

牛肉処理施設、米での査察終了
FujiSankei Business i. 2007/5/

 農水省は26日、厚生労働省と進めてきた米国の対日牛肉処理施設の査察が終了し、対象とした全28施設の出荷状況に大きな問題がなかったことを明らかにした。両省は今後、査察に関する検証作業を進め、6月上旬をめどに結果を公表する。これを踏まえ、「生後20カ月以下」としている米産牛肉の輸入条件の緩和に向けた日米協議が同月中にも始まる。

 ネブラスカ州など14州での現地査察は、両省職員計10人が3チームに分かれ、14日から実施。牛肉の月齢基準が守られているか、BSE(牛海綿状脳症)の原因物質がたまりやすい危険部位が除去されているかなどの確認作業を行った。職員は28日に帰国する

 日本政府による現地査察は昨年末に続き2度目。これにより、操業停止中の一施設を除く対日施設すべてを査察したことになる。


広いアメリカを、たった10人で視察して「問題ないし」と報告するはずの彼らを迎えたのは、松岡農相の遺体だった。


■その松岡農相が「首つり」を発見してから、死亡が確認されるまでの不可解な流れ

自殺の松岡農水相が遺書=パジャマ姿で部屋施錠-心肺蘇生かなわず・警視庁
5月28日20時0分 時事通信

 東京都港区赤坂の衆院赤坂議員宿舎1102号で28日正午すぎ、首をつっているのが見つかった松岡利勝農水相(62)の部屋から、遺書とみられるものが見つかったことが同日、警視庁赤坂署の調べで分かった。同農水相は発見時、パジャマを着たままの姿だったという。
 松岡農水相は午後2時、搬送先の慶応大学病院(新宿区)で死亡が確認された。死因は窒息死で、赤坂署は自殺とみて詳しい状況を調べている。
 調べなどによると、部屋に鍵が掛かっていたが、秘書は別の秘書に鍵を持ってこさせて開け、警護の警察官(SP)とともに入り、午後零時18分ごろに見つけた
 松岡農水相は居間の高さが2メートル以上あるドア内側の角に、ひもを引っ掛けて首をつっていたが、警察官が到着した際にはひもは外されていた。

 同病院によると、午後0時29分に119番があり、救急隊員が同42分に到着し、心肺停止を確認。人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生(そせい)術を開始した。 


発見が0時18分

11分間、救急車を呼ぶことなく、放置

29分に119番

議員会館であるのに、到着まで13分もかかる

42分に救急車到着

直近の虎ノ門病院ではなく 4キロほど離れた慶応病院へ搬送
この地図の中央矢印が宿舎、すぐ右に虎ノ門病院、左上に慶応)

顔まで白い布を掛けて、蘇生術

心肺停止で発見から1時間42分もたってから死亡を確認

現職大臣の不審死なのに、病院で死んだことにして司法解剖をせず


これが安倍内閣の闇。
2007-05-30(Wed)

松岡農相 林道整備 BSE

故松岡農相が、利権の限りを吸い尽くしてきたとの疑惑がもたれている緑資源機構。この前身は、森林開発公団という。
今日の朝、松岡を追って自殺した(?)山崎某は、この公団の元理事。

実は、私はこの分野にはちょっと五月蠅い。山の木で生業をたてている私としては、何にも知りません、というわけにはいかないのである。
ということで、随分前に読んだ本を何冊か、思い出して本棚から取り出してきた。

森林開発公団については、やや古い本だが「大規模林道はいらない」という本が出ている。

私はこの本を読んで初めて、道路を林野庁が造っているということを知った。
主に環境問題という観点から、森林開発公団の解体を主張している本であるが、いかに天下りが甘い汁を吸うだけの無駄遣いをしてきたか、詳しく知ることができる。
日本の山と川をボロボロにしたのは誰か、ということが、よ~くわかる。
そして、その利権をジュルジュルと吸い続けていたのが、安倍晋三内閣の農林水産大臣だった、ということになりそうだ。

また、「林野庁解体論」という本もある。

これまた初めて、ダムを林野庁が造っているということを、この本で知った。
砂防ダムという、山の中に忽然と現れる、やや小規模のダムだ。これは、国交省も予算をとっており、競争するかのように造っているのだという。

これらにどれほどの金が動いてきたのか。

直近の平成18年度予算を見ると、直接に林道とダムに限ってみても、
 林道建設  658億6300万円
 ダム建設  663億7900万円
    合計 1322億4200万円

この年の林野庁の総予算が4145億1900万円だから、実に32%が土木工事。
ちなみに、この年の国交省の砂防予算が2266億1300万円だから、林野庁の予算もけっしてバカにならない額なのだ。
ちなみにちなみに、ファシスト石原がふんぞり返っている、あの東京都庁の建物が1500億円余りだったから、毎年都庁を建てるくらいの予算を使っていることになる。

また、緑資源機構が直接ばらまいている林道の予算は、平成17年度で323億5700万円。それ以外に、農地整備と称して地面を掘り返す事業が250億円、借金の利息が100億円余り。
管理部門の人件費は4億6千万なのに、退職金の引き当てが3億3千万もある。いかに天下り天国かが分かる。

なお、林業に詳しい方のために付言すれば、この緑資源機構がつくる林道は、実際の林業に使うため作業道ではなく、スーパー林道のような大規模林道である。
このページに詳しい地図も出ている。


さて、こうしてオイシい思いをしてきた故松岡農相だが、政治思想となると、よく分からない。

松岡は、統一教会にも近かったようだ。
現職国会議員128人の「勝共連合・統一教会」関係度リスト(『週刊現代』99.2.27号から) 
 また、安倍晋三が事務局長をつとめる、神道政治連盟の国会議員懇談会にも、松岡利勝は名を連ねている。

しかし、いろいろな情報を探しても、金に汚いのはよく分かるのだが、政治思想の「せ」の字も出てこない。
結局、神道政治連盟も損得勘定で入っていたのではないかという感じがするし、統一教会から秘書を派遣してもらったのも、タダだからではないのか。
政治家なのに政治思想のせの字も遺っていないと言うのは、情けないようでもあるが、安倍晋三のように、極悪思想がてんこ盛りなのよりはよほどマシだ。

ただ、じっくりと色々な記事を見ていると、日本の農家を心配する気持ちは、どこかにあったのではないか、という感じもある。
BSEに関しても、ハンナンを巡る利権問題だけがピックアップされるが、基本的にアメリカ牛の輸入には消極的だった。

松岡農相自殺:農政通の政治家 一方で絶えぬ疑惑

「いいかげんな業者を認定した米政府のずさんさが問題だ」(06年2月)。米国産牛肉のBSE(牛海綿状脳症)問題では、自民党の調査団長として米国を視察。安易な輸入再開に反対した。
毎日新聞 2007年5月28日


米国産牛肉輸入:松岡農相とUSTR代表が意見交換

 松岡利勝農相は3日夜、米通商代表部(USTR)のシュワブ代表と電話協議し、米国産牛肉の輸入条件などについて意見交換した。シュワブ代表は「全面市場開放の予定を示してほしい」と、生後20カ月以下の月齢条件を早期に撤廃するよう要請した。松岡農相は「すぐにと言われても難しい。国内手続きの必要がある」と拒否した。
 米国は、牛海綿状脳症(BSE)の安全度について、5月の国際獣疫事務局(OIE)総会で月齢制限なしに輸出できる水準と認定される見込み。シュワブ代表はこれを根拠に「国際基準に従うと日本政府が国民に説明すればよい」と述べた。
 日本は、輸入条件を見直すかどうかの前に、米食肉処理施設の査察で現行の輸入条件が機能していることを確認する必要があるとの立場。このため、松岡農相は「査察が大前提だ」と強調したが、シュワブ代表は査察に応じるかどうか答えなかった。【位川一郎】 毎日新聞 2007年4月4日 
(もと記事なし)

かつては、コメの輸入自由化に反対して国会に座り込んだこともある松岡だが、しかし、アメリカの圧力には勝てず、

米産牛肉輸入条件、要請あれば見直し協議に応じる意向・松岡農相
 
 松岡利勝農相は23日、米産牛肉の輸入条件の見直し協議について、米国側から正式な要請があれば応じる意向を表明した。国際獣疫事務局(OIE)から米国が月齢条件にかかわらず牛肉を出荷できる国に認定されたためだ。米国内で実施している牛肉出荷施設の査察で問題がないことを確認した後、早ければ6月に協議を開始する。 2007年5月24日/日本経済新聞

米国産牛肉、輸入量急増へ――5月以降は倍に
 
 米国産牛肉の輸入が急増している。5月以降の輸入量は月間4000―5000トンとこれまでの2倍強となる見込み。 2007年5月26日/日本経済新聞

そして、この2日後に亡くなっている。

亡くなる前に、最後に接触したのは、秘書。 と言うことは、ひょっとして統一教会のかた?


以上のことをまとめると、こんな風に見えてくる。

狂牛肉の輸入に難色を示した農相が、数々のスキャンダルや不正をリークされ、それでもバックに着いている○○会のおかげで安倍晋三もかばい続けたけれど、(統一教会の?)秘書と話をした2時間後に、足の付く高さで首を吊って(?)自殺した。

さて、これをどう見るか。

2007-05-29(Tue)

緑資源機構の元理事が転落死(29日)

めっちゃ忙しいのに、ヤバすぎる事件が次々起きるので、気が気ではない。

コメントをいただいたので、とりあえず、速報のみ。

緑資源機構の前身の公団の山崎元理事が死亡 横浜のマンション 自殺か 05/29北海道新聞

 神奈川県警によると、緑資源機構の前身の公団元理事山崎進一氏が二十九日午前五時すぎ、横浜市内のマンションの駐車場で転落死しているのが見つかった。県警は自殺とみて調べている。
2007-05-29(Tue)

松岡農相の捜査予定を把握していた安倍晋三

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さんが書いているように、安倍晋三は、なぜか、捜査当局の「予定」まで把握していた。

「予定」を把握していたと言うことは、検察や警察の裏情報を知っていたと言うことではないのか。

上記記事にリンクされている毎日の記事は、この情報が見あたらない。ひょっとして、削除されたのか?

念のため、東京新聞と、朝日新聞の記事を、書き留めておく

農相の取り調べ『ない』 緑資源談合 首相、当局発言を紹介
2007年5月29日 東京新聞


 安倍晋三首相は二十八日夕、自殺した松岡利勝農相が緑資源機構の官製談合事件に絡み関連法人から献金を受け取っていた問題を指摘されていることに関し「本人の名誉のために言うが、緑資源機構に関しては、捜査当局から『松岡農相の取り調べを行っていた事実はないし、これから行う予定もない』という発言があったと承知している」と述べた。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。

 松岡農相の自殺原因が捜査と関係あるとの観測を打ち消す狙いがあったとみられるが、首相が事件の捜査に関する当局の発言を紹介するのは異例だ。



松岡農水相自殺での安倍首相の発言(要旨)
2007年05月28日 朝日新聞


 松岡農水相自殺を受けた28日の安倍首相と記者団の主なやり取りは次の通り。

 ◆1回目(午後3時半)

 ――今の気持ちは。

 大変残念です。慚愧(ざんき)に堪えない思いです。ご冥福を心からお祈り申し上げたいと思いますし、残された奥様はじめ、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げたいと思います。

 ――こうした事態になった理由は。

 いま、きょうの段階で何とも申し上げようがない。軽々に推測でものを申し上げるべきではないと思っています。

 ――遺書の内容を把握しているか。

 まったく存じ上げません。いまの段階でまったく知りません。

 ◆2回目(午後6時)

 ――(自殺が)政権に与える影響は。

 有能な農水相でした。それだけに当然、内閣へ、また政権への影響は大きいと思っています。

 ――松岡氏は「政治とカネ」の問題や緑資源機構との関連性を国会で追及されていた。

 ご本人の名誉のために申し上げるが、緑資源機構に関しては捜査当局から松岡大臣や関係者の取り調べを行っていた事実もないし、行う予定もないという発言があったと聞いている。光熱費、事務所費の問題等については松岡さん個人の問題に帰することなく、我々政治家が襟を正していかなければ。ルール作りをしっかりと行うことで責任を果たしていきたい。

 ――現職閣僚が自殺という手段を選んだことについてどう思うか。

 大変残念です。また私は総理として当然責任をもって任命を致しました。この任命責任者として責任の重さを改めてかみしめています。

 ――責任を感じているということか。

 私は任命権者ですから当然、総理として私の内閣の閣僚のとった行動に責任を感じています。

 ――その責任はどう果たすのか。

 今後、農林水産分野の改革を進め、また食の安全をしっかりと確保することによって果たしていきたい。

2007-05-28(Mon)

松岡農相は暴力団の借金で自殺か??

アエラの2006年11月27日号によると、安倍晋三内閣の農相、自殺した松岡利勝氏は、スキャンダルのもみ消しのために暴力団に金を払ったのだという。しかも、それを仲介したのも別の暴力団であり、その段取りをしたのは、あの牛肉偽装事件のハンナン浅田社長であったという。

さらに、アクセスジャーナル(2006.12.18)によれば、選挙資金をも暴力団から借金し、ふくらみ続ける利息に首が回らなかったとも言う。巨額の事務所費は、ここに流れていたのか?

松岡利勝ともあろう人物が、国会で追究されたくらいで自殺するとは思えない。そんな繊細な人物ならば、もう既に何度も死んでいてもおかしくない。

こうした、暴力団とのつながりを見ると、安倍晋三が、異常なくらい松岡農相をかばってきたことも納得できる。

これ以上かばうと選挙にマイナスだと切り捨てられたのか、本当に借金で首が回らなくなったのか、そもそも本当に自殺なのか、死して疑惑は深まるばかりだ。

まったくもって、安倍内閣の裏は闇。


追記

安倍晋三は、自殺のニュースを受けて「ざんきに堪えない」と言ったらしい。
たぶん立心偏に斬と鬼の「ざんき」だろうが、この言葉の意味は「自分の言動を反省して恥ずかしく思うこと。」
美しい日本語を知らない安倍晋三のことだから、意味も分からずに使っているだろうが、図らずも自分の責任であると認めている。

追記2

なんと 「遺体は病院内で検視しており、解剖はせずに家族に引き渡す」(東京新聞)
なんかの推理小説で、証拠を発見されないために何とか司法解剖されないように仕組む話を読んだことがあるが・・・

また同じ東京新聞によると「リビングのドア上部の金具に、犬の散歩用とみられる布製のひもをかけ」ということは、2mくらいのところにひもを掛けていたことになるから、ヒモの長さを考えると、足が着く高さではないのか??

また、10時に秘書と話した後なのに「パジャマ姿」だという。

追記3

松岡農水相 地元秘書?自殺 ゲンダイネット2007.5.22

2007-05-28(Mon)

年金問題の本質は組合つぶし

民主党も自民党も、年金問題でパフォーマンスを繰り広げている。安倍晋三に至っては、自らの政府の責任であるにもかかわらず、正義の味方かのように「退職金返納だ」とか言っている。

しかし、問題の本質は、年金制度の貧困さにあるのであって、そこをスルーして手続きの不備だけをあげつらうのは、本末転倒だ。しかも、この安倍のパフォーマンスの本当の意味は、ここにある。

「社会保険庁問題の根底は労働組合」 中川秀直幹事長

解体的出直し、というのは、国の責任を言っているのではなく、労働組合を解体する、という意味だったのだ。

思い出すまでもないが、三公社の民営化以来、国や行政の責任が大問題になったものは、すべて組合つぶしがその本質である。

国鉄   → JR  国労・動労

電電公社 → NTT 全電通

専売公社 → JT  全専売労組

郵政民営化   全逓

裏金問題など  自治労

教育「改革」  日教組

年金問題    国費評議会(自治労)

「針小棒大」と「自分のことは棚に上げる」を武器にして、組合つぶしの総仕上げにかかっているのが、安倍晋三の年金パフォーマンス。

そして、その組合つぶしが、「改憲」のためにこそあるのは自明の理。

まず、反対するものをつぶしておいて、後はこっそり、粛々と進めてしまおうという、長年にわたる国家戦略だ。



2007-05-27(Sun)

参院選候補者への質問を発送しました

いま、うちのFAXがプーとか言いながら、一所懸命送ってくれている。メールは既に送信済みで、エラーもいくつか返ってきた。

民主党も自民党も、2名ずつ連絡先の分からない人がいる。こんなんで選挙できるのか?? とも思いつつ、党本部宛に送ろうかと思案中である。

それにしても、民主党にはもうチョットがんばってもらいたい。ホームページを見ても、書いてあるのは「生活維新」「地域から生活を変えよう」としか書いていない。

憲法を争点にしないのは、それはそれで分かる。だが、であるならば、生活者の痛みがひしひしと伝わってくるような、取り組みはできないのだろうか。
確かに、鳩山さんのような大富豪に庶民の暮らしは想像もできないだろうけれども、もうこの際、ポーズでもいいから、この貧困なる日本を受け止めて語ってほしい。

自民党のホームページは、いかにもカルトらしい表情の安倍晋三が、「地域で活力。成長で活力。」と言っているが、その中身は全く書いていない。まして、憲法を争点にするとか言いながら、実は一言も書いていない。

そう、自民党のホームページのどこを探しても、憲法のケの字も書いていないのだ。

政策らしきことが書いてあるのは、拉致、組合つぶし、集団的自衛権。
普通に考えたら、選挙を戦えるようなテーマは何もない。
にもかかわらず、自民党に切迫感は見られない。なぜか。

そのトリックの一つは、実は「地域で活力」に隠されている。

地方税収、格差是正で一致・諮問会議が議論開始 日経新聞

なんでこれが、参院選のトリックなのか。
コイズミの三位一体「改革」で痛めつけられた地方自治体の惨状をみれば、分かる。

補助金を約4.7兆円、地方交付税を約5.1兆円減らされて、増えたのは税源移譲の約3兆円だけ。夕張市ならずとも、崖っぷちである。そこに、

自治体格差是正 補助金上乗せ案浮上 西日本新聞


奪うだけ奪っておいて、「欲しかったら言うことを聞け!」というわけだ。
そして、これの行き着く先は、

米軍再編推進法 露骨過ぎる「アメとムチ」 山陽新聞

これは、米軍だけの問題では終わらない。補助金というガチガチにひも付きの金で、地方を隷属させるために、あらゆる場面で同じ手法が使われるだろう。
まさに、札びらで頬をはる行為だ。

こうして、選挙戦の実体を担う、地方議員や地方の経済界などを、絶対に政府に楯突けないように、脅迫し、買収しているのである。

しかも、選挙期間を、わざと「検討中」の時期にすることで、安倍晋三は、あのニヤニヤ笑いを浮かべながら、「言うことを聞く子にしか挙げないよ!」と、帳簿をつける鉛筆をなめているのだ。何という卑劣な行為だろう。


以上が、安倍晋三の言う 「地方で活力」の中身だが、もう一つ、やけに選挙戦に余裕をかましている理由は、民主党の腰砕けだ。

ここで、もう一度「改憲は争点か」ということを確認したい。

安倍晋三は、本気で改憲を争点にはしない。これは、ホームページを見ても明らかだし、なにより、本当にやりたいことは、争点や議論にはしない。 ゴマカシと隠蔽をフル活用して、できるだけこっそりやってしまうのが、安倍晋三流である。だから、争点にしないからといって、改憲をしないと言うことではないし、改憲の危機は、切迫しているのだが、だからこそ、あべは改憲を争点にはしない。

そのうえで、では何故「改憲が争点」と、思い出したように言うのか。
その目的は、端的に言えば、平和票を民主から公明に流すこと。民主党は9条を守るとは、絶対に言わないのに対し、公明は加憲とか何とか言って、9条は守ると言う。当然、良く知らない人は民主より公明のほうが平和的なのかと思ってしまう。
こういう状況を作り出すために、安倍と太田はマッチポンプを演じているのだ。

しかも、改憲は民主党内で、もっとも意見の割れる部分だ。民主党のアキレス腱といってもいい。それを、ちょこちょこ突くことで、民主党の追究を鈍らせる、という、安倍にしてみれば一石二鳥の「改憲ちょい出し」なのである。

こうして迎える参議院選挙。
なんとか、民主党にはがんばって欲しいとは思う。党としては無理でも、改憲に反対な人は、はっきりと反対を打ち出してほしい。

また、党としては、苦しい人の苦しさを、しっかりと受け止めて、表現して欲しい。
格差是正というスカッとした言葉だけでなく、もっと深く受け止めてほしい。苦しさを共有できる気持ちが伝わらなければ、政治家のきれい事にしか見えない。
きれい事にしか見えないと、投票に行く人は減り、創価学会票の比率がイヤでも高くなる。

そんな、最悪の状況にしないために、この質問作戦が、チョットでもちからになればいいのだけれど。

6月5日に、一人でも多くの方から回答が寄せられることを期待したい。
2007-05-26(Sat)

9条改憲の賛否を問う質問・最終稿

賛同をいただいた方は、私を含めて87のブロガーです。何人かの方は、複数のブログをお持ちですが、表記するのは一つにさせていただきました。また、これ以外にブログ名を公表できない方、ブログをお持ちでない方からも賛同をいただきました。

ありがとうございました。


部分的な改憲はOKという方から、共産党支持者の方まで、いろいろな立場の方から賛同をいただいた。
政治ブログばかりでなく、ペットや株や、内容も多岐に渡っており、失礼ながらこれまでお見かけしたことの無かったブログも多い。

なお、質問の内容については、ご丁寧にメールでご示唆いただいた方もおられるが、よく考えた上で、このままにさせてもらった。

憲法に関する、私の基本的立場は、2冊の本に集約されている。どちらも、サイドに表示しているので、興味のある方はぜひ読んでみてほしい。

原理原則は、羽仁五郎「自伝的戦後史」。憲法とは、日本にとって何なのか、実に平易に、かつ厳しい歴史の視点から書かれている。

マガ9ブログに良い記事が

「9条は現実に即していない」という言説には、もっとも現実を目の当たりにした、伊勢崎賢治「武装解除 -紛争屋が見た世界」。
 PKOの最先頭にたった彼の言う、「敢えて言う。現在の日本国憲法の前文と第九条は、一句一文たりとも変えてはならない。」という言葉は、安全地帯からワンワン吠えている安倍晋三の言葉とは比較にならない。

「武装解除」伊勢崎賢治著

27日中には、自民党と民主党の候補者に発送をするつもりだが、ここで最終稿と、賛同いただいたブロガーの一覧を、確認の意味も含めて書いておきたい。

※なお、きっこさんの読者数だけでも大変な数なので、「数万人の読者」を「数十万」に訂正しました。

※ご指摘をいただき、候補者を候補予定者に訂正しました。

**********************************************************

参議員選挙候補予定者 各位

               質問へのご回答のお願い

 日頃は、私たち生活者の暮らしのためにご尽力いただき、感謝申し上げます。

 いよいよ参議院選挙が2ヶ月後に迫って参りました。 私たち、平和を願う国民は、固唾を飲む思いでこの選挙を迎えようとしております。

 去る5月14日には、国民投票法が強行採決され、改憲への日程が始まってしまいました。

 安倍首相は、改憲が参議院選の争点であると言い、その安倍首相の自民党の新憲法草案では、9条2項が削除されて交戦権を認める内容となり、次条において軍隊の保持が明記されています。

 こうした、9条の改変の動向について、候補者の方の賛否をお聞かせ下さい。

 ご回答いただいた結果は、末尾に列記した賛同ブログおよびその他のブログ等に掲載・転載され、少なくとも数十万人の読者にお知らせすることができると思います。

 それでは、よろしくお願いいたします。

質問1  あなたが当選した場合、その任期中に憲法9条を改変することに反対しますか。
(改変に反対する・改変に反対しない のどちらかで回答ください)



質問2  できましたら、その理由を、以下にお書きください。





期 限  恐れ入りますが、公示1ヶ月前の、6月5日までにご回答をお願いいたします。

回答先(発起人) 反戦な家づくり・明月
         (http://sensouhantai.blog25.fc2.com/)
            メール:info@mei-getsu.com
            FAX:06-6720-XXXX(実物には実在の番号を書きます)

賛同ブログ(順不同)

1.季節 http://pueblo.seesaa.net/

2.闘うリベラルのチャンネル(新宅) http://f-liberal.seesaa.net/

3. きっこの日記 http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

4.BLOG BLUES http://blogblues.exblog.jp/

5.今日の喜怒哀楽 http://2.suk2.tok2.com/user/mankiru/

6.ミクロネシアの小さな島・ヤップより http://suyap.exblog.jp/

7.すえっこブログ http://saq5123.cocolog-nifty.com/blog/

8.きらきら http://kirakiranet.cocolog-nifty.com/kirakira/

9.リーフチェッカーさめの日記 http://shark.ti-da.net/

10.教育の原点を考える http://pro.cocolog-tcom.com/edu/

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13.語も語る http://sunokataru.blog85.fc2.com/

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50.9条を世界に http://protect.9jou.info/

51.ファンキーブラボーな独り言 http://funkybravo.blog88.fc2.com/

52.ろくすけの手帳 http://blog.livedoor.jp/roku2005/

53.ぶうりんの希望の種まき新聞 http://blog.goo.ne.jp/boo0102_2005

54.ヘーゲル主義者の株日記 http://blogs.dion.ne.jp/phaenomenologie/

55.謙遜と謙譲の音楽 http://ch10670.kitaguni.tv/

56.PAGES D'ECRITURE http://ameblo.jp/cm23671881

57.嶋1971☆たしかな野党を応援し続ける勇気を! http://shima-spirits-jcp.cocolog-nifty.com/taiki/

58.風太郎の労働相談奮闘記 http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun

59.第7官界彷徨 http://plaza.rakuten.co.jp/articlenine/

60.「心の健康・社会の病い」 http://white.ap.teacup.com/nakayosi/

61.クリームな日々 http://plaza.rakuten.co.jp/cream3/

62.Be the Change http://plaza.rakuten.co.jp/bethechange/

63.ペット喜怒哀楽 http://plaza.rakuten.co.jp/pombo/

64.Happy Smile http://plaza.rakuten.co.jp/milkstyle/

65.広島瀬戸内新聞ブログ版 http://blogs.yahoo.co.jp/hiroseto2004/

66.ひまじんさろん http://plaza.rakuten.co.jp/msk222/

67.映画と出会う・世界が変わる http://plaza.rakuten.co.jp/cinemaopensaloon/

68.博士号取得大作戦! http://ameblo.jp/flowering/

69.練金術勝手連 http://blog.goo.ne.jp/nerikinjyutu/

70.「美しい国」幻想を捨てよう http://acomalu.blog100.fc2.com/

71.【くう特捜部】ログ http://blog.livedoor.jp/ku_u0/archives/54342608.html

72.vanacoralの日記 http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/

73.Some Kind of Wonderful http://jesus.9.dtiblog.com/

74.Dendrodium http://dendrodium.blog15.fc2.com/

75.Saudadeな日々 http://hartwarmingclub.seesaa.net/

76.改憲手続法案について http://m-st-jp.com/~free/users/ganbaru/

77.ダイアスパー http://daiaspar.seesaa.net/

78.憲法問題とキリスト教会 http://mtsept.jugem.jp/

79.教育基本法を読み学ぶ市民の会 in 滋賀 http://blog.so-net.ne.jp/kyoikushiminnokai_in_shiga/

80.自由教育が世界を変える http://kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com/

81.菅井良・日記 http://d.hatena.ne.jp/nobtotte/

82.ブナの森とふくろう http://blog.so-net.ne.jp/tamara06/

83.権力に迎合したマスコミ人を忘れるな! http://panta.tea-nifty.com/blog/
84.そいつは帽子だ! http://teagon.seesaa.net/

85.安倍は戦争を起こす http://ameblo.jp/wayakucha/

86.コロンブスの卵を産む http://blogs.yahoo.co.jp/hatukome6hana
                           以上
*************************************************************

2007-05-26(Sat)

アンケートの文面を一部改訂しました(明月)

よりシンプルにすることと、自民党草案の内容を盛り込むこと、アンケートを質問に変更、などの点を改訂しました。賛同いただいた方々には、大変お手数ですが、ご確認をお願いします。
本質的には、何も変わってはいないはずです。 (悩める明月)

2007-05-25(Fri)

【緊急】賛同ブロガー募集! 「自民党と民主党候補者に改憲の賛否を問うアンケート」

※多数の賛同コメントありがとうございました。25日24時で締め切らせていただきました。

憲法、なかでも9条が変えられることに
反対するブロガーの皆さん。


7月の参議院選挙で、改憲に反対する候補者を、ひとりでも多く当選させ、改憲に賛成する候補者を、ひとりでも多く落選させることが、日本を戦争のできる国にしないための、今できる最大のたたかいであると思います。
自分の選挙区で、「改憲に反対し、なおかつ当選する可能性のある候補者」を見極め、支援し、投票することです。何党が好きとか嫌いとか言っている場合ではありません。

改憲へと歩を進める自民・公明に反対する人々から、もっとも多くの期待が寄せられている民主党は、改憲については態度を明らかにしていません。それぞれの候補者が、改憲に反対なのかどうか、有権者は個別に判断しなければなりません。

そこで、自民党と民主党の候補者全員に、9条の改憲の賛否を聞き、判断材料になる資料を作成したいと思いたちました。

民主党を改憲論争に引きずり出すのは、利敵行為ではないかと言う意見も多いようです。

民主党が、政党政治の方法論から改憲を争点にしないことを、必ずしも否定するものではありませんし、徒に分裂を望むものでもありません。
ただ、改憲反対の無党派である私は、改憲に反対してくれる候補者が誰かを知りたいのです。そう思っている人は、多いのではないでしょうか。

一方で、公明党は、「加憲」「9条は変えない」と言っています。もちろん、文言を加えることで換骨奪胎することも「改憲」です。全くのゴマカシであると言わねばなりませんが、このまま行くと、「9条守ろう」という票が、雪崩をうって公明党に流れることにもなりかねません。

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theme : オークション
genre : ライフ

2007-05-23(Wed)

貧困とファシズム(フリーター問題)

フリーターとか、プレカリアートとか、現在の日本の貧困はとどまるところを知らない。
まともに働いても食っていけない。家族を養えない。病気でもしようものなら、餓死のおそれもある。

まさに、格差問題の典型である。そして、こうした格差と貧困が、ファシズムの温床になることも、見ておかねばならない。

「美しい国」幻想を捨てよう 76世代の精神風景(2)

ここでは、日本国内での格差しか取り上げられていないが、こうした衝動は、容易に他国、他民族へと向けられることは歴史をひもとくまでもない。

これを読んで感じたのは、ひとつは、今の若い世代に「反戦」だけを語っても、確かに入って行きにくいのかもしれない ということ。
民主党の言う、格差是正という切り口も、確かに必要だ。差し迫った問題をスルーしては、なかなかアタマが回転しにくいだろう。

しかし、まただからこそ、反戦を、平和を語らねばならない、ということ。格差是正を訴える人間こそが、率先して反戦と平和を語ることが、貧困をファシズムに流し込むことを食い止める、唯一の方法ではないか。
自分だけ笑いたいのか、世界中の子どもたちが笑いたいのか。

そう言うと、きれい事のようにも聞こえる。自分が食うや食わずで、人のことなど考えていられるか、という声もあるだろう。
だが、そのギリギリのきれい事を踏み越えてしまったら、エサを争う家畜になってしまうではないか。

そして、安倍晋三たちが今、あえてこの格差と貧困を作り出しているのは、そのためだ。

飢えた家畜のように、国民が肉骨粉(エサ)を奪いあうことを、安倍晋三は狙っている。そして、プライドを無くした国民の群れを、ファシズムと戦争に引き出そうというのだ。

そんな安倍晋三の狙い通りにならないためには、まず、気が付いたものから、プライドをもって反戦と平和を語ることだ。
「反戦」は、家畜にならないための、自分を守るための、ギリギリの心の砦なのだ。

だから、格差是正を訴えるものは、必ず傍らに「反戦」をたずさえてほしい。それのない、経済要求運動は、いとも容易にファシズムに転化される。そのことを、肝に銘じたい。
2007-05-20(Sun)

集団的自衛権「有識者」会議の意味=じつは公明党のため

何を知っているのか分からないが、安倍晋三につき従う者は「有識者」なのだそうだ。

「自分の家族や友人が攻撃されたときに助けないのか。助けるのが集団的自衛権だ」などという、教育再生会議と同レベル=どうしようもないレベルの議論しかできない連中を、有識者、と現代では言うらしい。

この、亀田も真っ青のできレース、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の意味は何なのか。
改憲を目指すと言いながら、改憲しなくても戦争できるようにするという、一見矛盾した動きにも見える。

しかし、これを見て、ピントきた。

一方、公明党の太田昭宏代表は同日、有識者会議に関し「集団的自衛権を認める志向性で論議されないようくぎを刺してきた」と指摘した。 西日本新聞2007年05月18日

実際、公明党は相当焦っているはずだ。党内、中でも末端の学会員には動揺があるに違いない。

それでも、公明党は、というか池田大作は、権力への願望を捨てない。自民党と公明党は、今や一蓮托生のところまできた。そこまで権力中枢に手が届き、自称「庶民の王様」になった池田が、権力を手放すことはあり得ない。

それを見透かした安倍の打った手が、この「集団的自衛権」懇談会なのではないか。

具体的には、二つの目的・段階が考えられる。

1.公明党が集団的自衛権に反対するポーズをとることで、参議院選での「平和」票を公明がかっさらう。

2.その上で、集団的自衛権だろうが9条の改変だろうが、権力に目がくらんだ公明に飲ませて、公明党から「平和」の残骸を一掃する。

だから、この問題で主敵とするべきは、実は、公明党なのではないか。

「釘を刺した」にもかかわらず、100%集団的自衛権を認める意見しか出なかったのだ。その責任を、どうとるのか。そこを、徹底的に付くべきだ。

公明党の「平和」ポーズが、いかにデタラメか。マヤカシか。そこを、徹底的に叩かなくてはならない。

アンケートのことも、それを念頭において、考えていただきたい。
公明党に「平和」票を取られるな!

これが、参院選挙でのテーマであると、私は思っている。
2007-05-19(Sat)

何のためのアンケートか(明月)

色んな意見が出てくるので、小心な私はオロオロしてしまう。で、何のために何をしようとしているのか、改めてまとめてみたい。

一番の目的は、参議院選で、少なくとも9条の改憲に反対な候補を応援したい、ということだった。また、民主党といえども、改憲派には投票したくない、ということであった。

疑念は色々出されている。

1.アンケートとしての公平性。(全候補者に同一条件で聞け)
2.共産党の民主党つぶしの宣伝に使われるだけ
3.回答がないだろう
4.公明党の言質を取らないのはおかしい。(公明党も一部は護憲)
5.改憲の内容まで問うべき

また、逆に

6.議席逆転のためには自公には聞かない方がいい

という意見もあった。


■まず、時代認識として、
「戦後型の政党政治は終わっている。すでにファシズムに片足つっこんでいる。」ということを言いたい。

なにより、安倍が改憲を争点にするということは、改憲に反対すれば除名だ、ということではないのか。郵政のときのように。

もはや、言質を取っているような、悠長な事態ではない。野田聖子が、大きな顔をしているのは何故だ。もはや、そういう、最低限の良識を前提にした時代は、終わってしまったのだ。
具体的に、ファイズムに反対するもの、改憲に反対する者とそうでない者を識別しなくてはならない。

これは、アンケートの良識についても言える。アンケートで悪ければ、質問状にしよう。(質問ならば、相手ごとに内容が変わっても当然だろう。)
目的は、候補者の識別である。識別の必要もない者に、質問する必要もない。

まして、公明党に9条を聞けば、全員が「変えない」と答えるのだ。それが、とんでもないマヤカシであることはこれまでに書いたとおりだが、回答結果だけみれば、公明党は護憲の党に見える。そんな宣伝してやるほうが、どうかしている。

そう、ファシズムを相手にして、公平である必要など、さらさら無い とういことだ。

■次に、安倍が改憲を争点にしたことの、本気さから逃げてはいけない、ということ。

人気凋落のヤケクソで言い出したわけではない。安倍は、「勝負をかけてきた」のである。

別の言い方をすれば、「国民に、あきらめさせる」ということ。

このまま民主が改憲から逃げ続ければ、国民の目には 「自公 VS 社共」と映る。これでは、ほとんどの人が「絶対に勝ち目はない」と考えても不思議ではない。悲しいかな、庶民の知恵は、勝ち目の無い戦いに、自分から無謀につっこんでいくようにはできていない。諦観の中で、流されて流されて、最後は強制されて無謀な戦いで死んでいく。

だから、「あきらめ」 VS 「可能性」 というのが、今、一番ギリギリの戦いなのだと思う。

「もしかしたら、逆転できる可能性があるかも・・・」と思える状況を、どう作るか。
これから、3~4年に渡る改憲との戦いの全過程は、徒手空拳に近い改憲反対派が、金と権力にあかした改憲派と戦うのである。普通に考えたら、勝ち目はない。

そこを、どうやって可能性の芽を考えていくのか。
私のような一建築家が考えることではない、とも言えるが、実はそうではない。政治家の常識は、もう通用しないのだ。いろんなことをしている「生活者」が、自分の発想で、あれこれ試してみるしかないではないか。

失敗もあるかもしれない。このプロジェクトも、民主だけに不利になるという指摘も、共産党の体質を考えると、あながち否定はしきれない。しかし、公明党の宣伝をしてやるよりはマシ、改憲派に投票するよりはマシ、と考えていくと、こういう方法しかないのだ。

もっといい方法があると思ったら、批判するより前に、それぞれ自分でやってみて欲しい。
つぶし合いをしているような余裕は、どこを探してもない。
安倍は、私たち改憲反対派よりも、はるかに真剣だ。

■そのうえで、選挙戦での活用について。

実際問題としては、自民党からは回答があるとは思えない。また、民主党の改憲派からも、回答はないだろう。民主党の改憲反対派の一部から、回答があるかもしれない。

いずれにしても、回答の活用は、「改憲反対派を周知する。応援する。」ということにしてもらいたい。
「改憲派をたたく」という方法論は、民主党たたきになるのは確かだ。今、民主党を分裂させるべきかどうかは、私には全く判断が付かない。
ただ言えることは、民主党が民主党である限り、党としては憲法からは逃げまくる。分裂のその日まで。

その意味で、設問も「9条の改憲に反対ですか?」とした。反対の人だけを抽出したかったからだ。民主党の場合、答えのない人は、あくまでも答えがないのであって、必ずしも改憲賛成ではない。自民党の場合、党是であるから、反対と言わない限り改憲賛成である。

共産党が、勝ち目のない自公候補との戦いをあきらめて、民主たたきの道具に使うのではないか、という危惧はたしかにある。共産党の場合、改憲反対派も含めて、十把一絡げで民主党を叩く道具にする可能性を否定できないのが辛いところだが、放っておいても彼らはするのだから、少々は仕方がないだろう。

私の思いは、各選挙区で、改憲に反対の候補に投票して欲しい。
この一言に尽きる。
2007-05-19(Sat)

自衛隊員の諸君

若き自衛隊員の諸君。君たちは、こんなことのために、命がけで自衛隊に入隊したのか。

アメリカの言うなりで、自国の民と自然を陵辱するのが、自衛隊の誇りなのか。

沖縄・辺野古の今は、日本中のふるさとの明日だ。

henoko.jpg
朝日新聞2007年05月18日
2007-05-18(Fri)

自民党にも出します

当ブログのリンクのトップである雑談日記さんからの警告を受けて、自民党にもこのアンケートを出すことにします
賛同してくれたブロガーで、自民党に出すのに反対、という方がおられたら、取り消しの連絡下さい。(いないとは思うけど)
数の上での1番と2番の政党に質問、ということです。

※自民党の名簿は できることからさんにお手伝いいただきました。ありがとうございました。
2007-05-18(Fri)

賛同コメントありがとうございます

「民主党候補者に改憲の賛否を問うアンケート」に、一晩で23人のブロガーと、5人の読者から賛同のコメントをいただいた。 ありがとうございます。 涙が出そうです。

15時すぎにエントリーして、すぐに(たぶん携帯から?)コメントを入れてくれた季節さんを皮切りに、なんときっこさんからも早々の賛同をいただき、あっという間に目標の20を突破。

教育3法の成立や、児童相談所が対応できずにミニバイクのヘルメット入れで亡くなった子どものことや、辺野古のことや、毎日毎日気分のへこむことばかりだけれども、こうして意を同じくする人たちの声を聞くと、なんとか前に進もうという気力が湧いてくる。


それにしても、マスコミにはたぶんに猟奇的に取り上げられている能勢の事件を見ていると、霊というものがあってもいいんじゃないかと思えてくる。

生きてるものは、すぐに成仏しろと言うが、たった1歳で、しかもミニバイクのヘルメット入れの暗闇で死んでしまった子どもにしたら、まだ成仏なんかしたくないだろう。せめて霊でもいいから、ハイハイしたりダッコされたりして、思いっきり遊んでから成仏させてあげたい。

安倍晋三の言うように、「赤ちゃんポストを利用せずに児童相談所に相談」した結果がこれだ。せめて、大阪にも「こうのとりのゆりかご」があれば、もしかしたら違った結果になっていたかもしれない。

一人の子どもが死んでもこんなに悲しいのに、みんなそろって死んでいくのが戦争だ。その戦争をするために、子どもたちを戦争にいかせるために、憲法が変えられようとしている。

言い過ぎかもしれないが、大人はどうなっても、自分にも責任がある。自民党や公明党に投票した大人がたくさんいたことは事実なのだから。また、その太鼓持ちをするマスコミも大人で、そんな胡散臭い報道を見抜けないのも大人だ。

しかし、子どもには、なんの責任もない。

昔から言われる標語ではあるけれども、子どもらを戦場に送るな!
この言葉が、胸に迫る。
2007-05-17(Thu)

民主党へのアンケート あきらめていません

SOBAさんと共同で進めていた、民主党へのアンケートは、単独でやることになりそうだ。これまでの経緯があるので、現在SOBAさんと調整中。

SOBAさんの言う、「短くても良いから一人一人の理想とか哲学を聞きたいです」という意見は、もっともだと思う。ただ、私の意図は、
「改憲への態度が分からない民主党より、一応9条を守るという公明党の方がいいかな」 という、恐るべき結果にならないように
少なくとも9条改憲に反対する民主党にはがんばってもらいたいのだ。

今のままでは、私自身も、たとえば、当選圏内の民主党と、やや難しい共産党候補がいる選挙区で、どちらに投票すべきか、判断が付きかねる。

その候補が改憲反対ならば、民主に入れるし、改憲派ならば、しかたないから共産にかける。そういう、判断材料がほしいのだ。

社民や共産も、候補者はいろいろだろう。ただ、今問題にしたいのは、この数年間、改憲に賛成しないかどうか、だ。

その意味では、あくまで選挙用のツールにすぎない。

新聞屋さんがもしやれば、自民党の望むような民主分裂をキャンペーンするようなやり方になるだろう。そうならないような、配慮をできるだけしつつ、なんとかアンケートは実施したいと思っている。

もうしばらく、お待ちを!
2007-05-16(Wed)

こうのとりのゆりかごが命を救った

3歳児が預けられたことで、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」が批判されている。

批判する前に、この子どもが生きていることを喜ぶことが先だろう。

仏教では、親子の情も執着のうちとされる。常人はそこまでクールにはなれないが、とまれ元気に生きながらえたことを、私は祝福したい。

ちなみに、「赤ちゃんポスト」という悪意のこもった名称は、、慈恵病院のホームページには、もちろん見あたらない。

みずからリスクをとってまでも、救える子どもの命を救おうというこの病院の取り組みはすばらしいと思う。

と同時に、これまでの行政の責任を棚に上げて、慈恵病院をなじる安倍晋三の感性は、子どもの命の対極にある。
まさに、子どもらを戦争に送ろうとするものの感性だ。
2007-05-15(Tue)

民主党へのアンケート 内容確認

呼びかけ文の、最終確認のためのエントリーです。

まだ、正式なものではないので、まだこの記事に賛同トラックバックやコメントを送らないで下さい。

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憲法、なかでも9条が変えられることに反対するブロガーの皆さん。

7月の参議院選挙で、改憲に反対する候補者を、ひとりでも多く当選させ、改憲に賛成する候補者を、ひとりでも多く落選させることが、日本を戦争のできる国にしないための、今できる最大のたたかいであると思います。

そのためには、政党にこだわらず、自分の選挙区で、「改憲に反対し、なおかつ当選する可能性のある候補者」を見極め、支援し、投票することです。何党が好きとか嫌いとか言っている場合ではありません。

そのための判断材料として、改憲に態度を明らかにしない民主党の候補者全員に、9条の改制の賛否を問わなくてはならないと考えます。

反戦な家づくり・明月と雑談日記・SOBAの2名が発起人になり、以下のとおり、ブロガー諸姉諸兄の賛同を求めます。

1.下記の質問状に「賛同ブログ」として名称とアドレスを記載します

2.回答の結果を、各ブログにて掲載してください

3.できるならば、多くのブログに賛同の呼びかけもしてほしい

+++++++++++++++++++ ここから質問状 +++++++++++++++++++++++++

民主党参院選各候補者様、および小沢一郎民主党代表、鳩山由紀夫民主党幹事長、菅直人民主党代表代行の党三役様

 日々国民のための政治活動にまい進されていることと心から感謝申し上げます。

 さて、昨14日には安倍自公連立政権によって国民投票法が強行採決されました。それまでにも、防衛省、改悪教育基本法の同じく強行採決、さらにまた共謀罪の新設をうかがう動き等、矢継ぎ早の自公の政治攻勢に平和と公正な国のあり方を願う国民は心を痛めております。

 そのような中で、参院選を迎えます。国民の関心も日増しに高まっており、民主党に対する国民の期待と関心も間違いなく高くなっているところです。

 しかし反面、民主党に対する、「ほんとうに平和を守ってくれるのか?」の懸念が国民の間にあることも事実です。

 そこでアンケートということでお尋ねします。

 悲惨な戦争という歴史をふまえて、現憲法には国民主権、そして立憲主義と平和主義という理念が高々と掲げられていると考えます。

質問:九条を改制することに反対ですか、賛成ですか。(○で囲んでください)

 もし反対の場合にはその理由、もし賛成の場合にはその理由を以下にお書きください。

(回答のスペース)

期限:○月○日までにご返答下さいますようお願い申し上げます。

※このアンケートは以下のブログ開設者によって賛同されております。アンケート結果については以下のブログにより公表されます。また連名していない多くのブログにも転載されることをご承知おきください。

 以下賛同ブログ(順番はアイウエオ順)

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


以上、賛同いただけるかたは、○○○○まで、名称・アドレスが分かるようにして賛同コメントを寄せて下さい。

賛同コメントの期限は、5月25日(金)24時とします。

1日に延べ数万人の読者がいるブロガーズの底力を見せようじゃないですか。

***************************************************************

こんな感じで呼びかけにしようと思いますが、いかがでしょうか。SOBAさん。
2007-05-15(Tue)

民主党の選挙区候補に改憲の賛否を聞こう

雑談日記のSOBAさんが、アンケートの素案を作ってくれるとのこと。

候補者の連絡先は、ホームページから既に収集済み。エクセルのファイルにまとめてあります。メールの分かる場合はメールで、無いひとにはFAXで。

アンケートは、できるだけ簡潔に、あれこれ言い訳の余地無く、9条の改憲に「信念として」賛成か反対か、を聞くものにしたい。私としては、その一点に絞った方がいいと思う。

質問者を一から募るのは時間がかかるので、

1.村野瀬玲奈さんと世界平和の野望さんの「レジームチェンジに反対する署名」に寄せられたブロガーに呼びかける。

2. UNDER THE SUN で呼びかける

3.もちろんABENDで呼びかける

の三点に絞ってはどうだろうか

特に、1.については、各ブロガーへの呼びかけを、村野瀬玲奈さんと世界平和の野望さんにお願いできないでしょうか

各ブロガーからは、差し支えのない範囲で、一日の平均アクセス数を寄せてもらい、合計して、延べ読者数として提示する。

その上で、回答は各ブログに掲載することを明記する。

こんなプログラムでいかがでしょうか、SOBAさん!


※「レジームチェンジに反対する署名」は、私のお願いを聞いていただいて、ダイジェスト版を作ってもらったので、「続きを読む」に転載。

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2007-05-15(Tue)

野党共闘の幻を追いかけるより 改憲反対の議員に投票しよう

はっきり言って、野党共闘は実現しない。あえて断言する。ファシストを目の前にしながら、共産党が社会党やアナキストと殺し合いをしていたドイツやスペインの歴史を見るまでもない。

石原というトンデモないヤツを勝たせるために分裂した都知事選を見ただけでもよ~くわかる。今この緊迫した時間の中で、野党共闘などという幻想に時間とエネルギーを費やすのは、あまりにももったいない。

いま大事なことは、参議院で改憲に賛成する議員を落とすこと。改憲に反対する議員をひとりでも多く当選させること。

その意味では、BLOG BLUESさんの言うとおり「比例区は共産党」かもしれない。とりあえず、改憲に賛成することはなさそうだからだ。ただその一点で、今回だけは共産党に投票しなければならないような気がする。

社民党には伸びてほしいが、あまりにも非力だ。院内政党としての殻を破って街に飛び出し、大衆政党をめざしてくれれば、社会党の残滓というだけでない、新しい生き方も生まれてこようが・・・

選挙区は、とにかく改憲に反対で、当選の可能性のある候補に投票することだ。

今の時点で問題は、民主党の候補だ。何とかして、「9条の改憲に賛成か反対か」の二者択一のアンケートをしてみたいものだ。他のコメントは一切要らない。賛成か反対か、どちらかだけで良い。

民主党の選挙区は公認が43名、推薦が5名。

私ひとりでアンケートしても無視されるのが関の山だろう。いい方法は無いだろうか。
2007-05-14(Mon)

無くして分かるありがたさ では遅すぎる!

60年という歳月は、そんなに長いのだろうか。

最初の10年は生きるのに精一杯だっただろう。
次の10年は立ち直りの中で、反省も生まれた。
その次の10年は、経済成長と反乱の時代だった。

問題はその次の10年 75年~85年だ。
反乱が鎮圧された虚ろな空気の中で、大転換は準備されていた。
そして、85年~95年には、反抗の芽がことごとく摘み取られていく。
それは、社会党の崩壊に象徴されている。

寄って立つモノの無くなった95年~05年は、不況と改革ファシズムが吹き荒れた。組合と教育とマスコミに集中的に重圧がかけられ、反対意見は分散し目に付かない。既成の勢力で、正面切って国民に呼びかけて反対を唱えるモノはいなくなった。(注1)


こうして迎えた今日この日に、改憲のための法案が強行採決された。

今残されているのは、口コミしかない。日本で残された手段は、口コミしかないのだ。

よーく目をこすって見てほしい

安倍首相は「自民党は新憲法草案をつくって改正の意思表示をし九条は変えると決めている」(沖縄タイムス5/12

なんの曖昧さもない。安倍は、9条は変えると決めているのだ。

それが、この7月の参議院選挙の争点だと言うのだ。
民主党は、絶対に勝てない。なぜなら

改憲発議 「全候補賛否表明を」 自民幹事長
中川氏は「参院選でもすべての党派、候補者が(参院の)6年間の任期中の新憲法制定発議に賛成か反対か態度を鮮明にすべきだ。」(西日本新聞5/12)

党内に改憲派が巣くっている民主党に、勝ち目はない。

しかしそれでも、私たちに残されている選択肢は、改憲反対の候補者を当選させることだけだ。もって自公を後退させることができなければ、9条の余命は3年と決まったようなものだ。

自民党の狙い通り、民主党は分裂してもらった方が、かえって良いかもしれない。前原などの改憲勢力とは、はっきり分裂して、国民の選択肢を鮮明にしてもらった方がいい。

改憲を争点にする、という安倍の挑戦から逃げていては、勝負にならない。改憲に反対する、戦争のできる憲法づくりに反対である、その1点が今の問題だ。

高齢化社会ということは、戦争を知っている人口が多いと言うことだ。戦争を知っている「高齢者」の方は、どんどん口を開いてほしい。
あなたが黙っていることで、子どもらは塗炭の苦しみに投げ込まれるのです。

叛乱の時代を知っている団塊の世代のかた。もうそろそろ定年で会社に気を使うこともない。長年ためてきたモノを、今はき出してほしい。どんなに恐ろしい時代か、実は私なんかよりもよく分かっているはずだ。

ものごころ付いたときには、平成不況だった若い皆さん。戦争で景気がよくなっても、あなたの財布に残るのは、出陣していく家族の写真だけ。オイシい思いができるのはほんの一握りのエリートで、一般庶民にできることは戦場での殺戮と戦死。

いくら目を背けても、現実は向こうからやってくる。本当に戦争が起きるかどうかなどと言う議論で時間を費やす前に、その可能性を無くすことが先決だ。

なんとしても、改憲に賛成する候補者を落選させよう。改憲に反対する候補者を当選させよう。何党でも何でも良い。他の主張も問わない。今は、その一点に私たちの命がかかっている。

※注1 共産党のように、閉鎖的な呼びかけしかしない団体は、むしろ安全弁として残されているような印象もあるが、この際、そんなことを云々するよりも、自分の選挙区で改憲に反対する議員は誰かを見極めよう。
2007-05-10(Thu)

伊藤市長の奥さんの悲痛な訴え

いまや誰でも知っているように、週刊朝日の広告見出しに対し、安倍晋三(の秘書)が5000万円近い損害賠償の訴えをした。

いったい、この国の総理大臣というのは、どんなにヒマなのだろう?と思う一方で、これは、重大な「事実隠し」であると思わざるを得ない。

というのは、この週刊朝日の記事は、既に「週刊ポスト」が報じたネタだからだ。なぜ、最初に報道した週刊ポストを訴えずに、週刊朝日を訴えるのか。

たしかに、広告の書き方は勇み足ではある。当ブログのエントリーは「安倍晋三と長崎事件の接点」と書いたが、朝日の広告は「射殺犯と安倍首相の関係」となっており、やはり一線を越えてしまった感はある。

しかし、それにしても、朝日を訴えて、ポストを訴えなかったと言うことは、ポストの内容は信憑性がある ということではないのか。

安倍晋三の元政策秘書・飯塚洋が、競艇場の舟券売り場の口利きで高級車を2台もらったという疑惑や、その口利きを、射殺犯が所属していた水心会に糾弾されていた、という報道は、訴えられていない。

このことは、よ~く記憶しておこう。

そしてもちろん、かの有名な工藤会へ渡した300万のことも。

これは、安倍晋三が被害者となる裁判で、被害者サイドの立場である検察が指摘しているのだ。安倍晋三の秘書・佐伯伸之(今はちゃっかり下関市議)が、山口組系工藤会に300万渡しているのである。


話は長崎に戻る。

地元の長崎新聞を見ると、やはり不可解なことが多いのがわかる。

凶行、依然謎多く 裁判念頭?弁護士、異例の会見
(2007年5月6日)
 「城尾の供述が一方的に垂れ流されている。こんなのは初めてだ」。県警幹部はいら立ちを隠さない。城尾容疑者の代理人である松尾千秋弁護士は、マスコミの求めに応じ接見のたびに会見。これまで二回開き、犯行動機や当日の行動、現在の心境など城尾容疑者の“言葉”を伝えている。

 二日の会見では「市長に告発文を渡すつもりだったが、前を通り過ぎた市長を見て(銃撃を)決意した」と説明。だが捜査本部の調べで、犯行時に城尾容疑者は告発文を所持していなかったことが判明。代理人が伝えた供述内容の事実確認に報道陣が走り、それを捜査本部が認めたり否定する形で報道合戦が熱を帯びている。


そう、松尾弁護士とは、安倍晋三も所属する大右翼連合=日本会議の幹部のあの弁護士だ。

事実と違う情報を、ドンドン垂れ流して、「真相」を闇に葬ることを画策している。


主犯の現場検証断念 警察施設内で再現
(2007年5月9日)
 長崎市の伊藤前市長射殺事件で、県警捜査本部は、殺人容疑などで逮捕、拘置中の指定暴力団六代目山口組水心会(解散)の会長代行、城尾哲彌容疑者(59)を立ち会わせた犯行現場での検証作業を断念し、代わりに警察施設内で犯行を再現する実況見分を済ませていたことが八日分かった。


警備上の理由とされているが、これほどの事件で現場検証を行わないとは・・・・

これまた、「真相」を明らかにしないための意向が濃厚に感じられる。

伊藤前長崎市長の妻十四子さんの手記
(2007年5月10日)

 遺族の気持

 今から四十年前、東京での学生時代政治家を志していた夫いとう一長は「開港400年の歴史と文化を持つ郷里長崎をなんとかしたい、ついて来てほしい」と、目を輝かせて私に語りました。夫は、その初心を忘れず、郷里長崎のため、市民と共に考え歩き走り続け市議から県議そして市長へと皆さまにお育て頂きました。郷里長崎のため、地道にこつこつ純粋に懸命に汗を流してきたその結果が「事実上の信任投票」と表現していただいた今回の四選を目指した選挙だったと思います。

 その選挙戦のさなか、夫は突然背後からの銃弾によって命を奪われました。

 「核と人間は共存できない」と世界に訴え続けた平和都市、被爆地であるこの長崎の地でなぜこんな事件が起きねばならなかったのでしょうか。民主主義を暴力によって倒そうとする卑劣極まる事件の背景に何があったのでしょう。事件は夫の命を絶っただけでなく夫の築き上げてきた流れをも絶ってしまったように思い本当に無念でなりません。

 いとうは、命を懸けて郷里長崎のため走り続けていたのです。もっともっとどうか、この夫の死を無駄にしないためにも、すべてを明らかにしてほしいと願っています。

 最後になりましたが、三十二年間いとう一長を支えて下さって、本当に有り難うございました。夫に代わり深く御礼申しあげます。
 二〇〇七年五月九日
   故いとう一長内


すべてを明らかにしない当局に対する、いらだちと抗議とはとれないだろうか。

伊藤市長が暗殺されても、怒りのひとかけらも見せなかった安倍晋三。

自分と水心会との接点に触れられたとたんに、激怒した安倍晋三。

奇しくも安倍たちが朝日を提訴したその日に発表された、「もっともっとどうか」という この悲痛な奥さんの言葉は、安倍晋三にこそ向けられているように感じるのは、私だけだろうか。
2007-05-09(Wed)

共謀罪があぶない

メルマガ 共謀罪を廃案に! 2007年5月2日 より

◆「強行採決」モード━━━━━━━━━━━━
 連休明け後
 共謀罪攻防は正念場に
 ─────────────────────

 政府・与党は、改憲手続き法案などの重要法案の強行採決路線を
突き進んでいます。
 4月12日、衆議院憲法調査特別委員会で改憲手続き法案、安全保
障委員会で米軍再編特措法案を強行採決した政府・与党は、更に18
日に衆議院法務委員会で少年法改悪案を、27日に更正保護法案を強
行採決しました。

◇強行採決モードの法務委員会─────

 国会は完全に、政府・与党の数を背景とする強行採決モードに転
換した──といっても過言ではありません。
 重要なことは、4月の4つの強行採決のうち2つが衆議院法務委員
会でおこなわれたということです。
 この結果、現在、衆議院法務委員会に付託されている法案は共謀
罪等新設法案と、民主党の2つの議員立法案だけになりました。こ
こまでくれば次の狙いが何かは明白です。

 与党法務委員の早川忠孝理事(自民党・衆院)ら共謀罪積極的推
進派は、連休後の参議院での改憲手続き法案の強行採決の動きなど
に連動しながら、共謀罪審議入りのタイミングをはかっているので
す。

◇与党法務共謀罪推進派の意図─────

 早川理事らは、衆議院法務委員会で世論の批判の強い共謀罪の審
議入り・採決を強行すれば、国会審議が全面的にストップしかねな
いことを自覚しています。
 国会審議をストップさせず、かつ共謀罪の審議入り・採決を実現
するために、早川理事らは強行採決に次ぐ強行採決をおこない、そ
の威嚇で野党を与党修正案を土台にした共謀罪の審議に引き込もう
としているのです。

◇威嚇に屈せず、共謀罪廃案へ!!─────

 共謀罪に反対する野党も市民も、与党の共謀罪推進派の底の見え
た脅しに屈することはありません。
 悪法・共謀罪を廃案に追い込むために、気を引き締め、連休明け
後のたたかいに立ち上がりましょう。

 5・13「これでもか!? 笑って読み解く大共謀集会」にご参加
ください。


発行:盗聴法(組織的犯罪対策法)に反対する市民連絡会
定期購読 http://www.mag2.com/m/0000207996.html

「166回戦争国会」に書いたとおり、あまりにも多くの戦争準備・生活者虐待法案が国会に出されているため、どこから反対していいのか分からなくなる。

けれども、やはり、一番アブナイのは共謀罪だろう。

悪法には反対する権利がある。憲法ですら「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」以外は、改正を求める権利はある。

(以外、というのは、憲法の99条にそう書かれているからだ。大臣や公務員はこの憲法を擁護する義務がある。安倍晋三は、改憲をしたいならば、議員辞職しなければならない。)

しかし、その反対自体を押しつぶす暗黒の悪法は、どうしようもない悪法だ。言論を全く排除したその世界は、虐げられて生きる(死ぬ)か、さもなくばテロリズムを生み出す土壌となるだろう。

日本をも、そんな泥沼にしたいのか。

大げさでも何でもない。かつて、日本が戦争を始めた1937年、ジャイアンツは優勝し、沢村栄治が大活躍した。数寄屋橋に巨大ビアホールのニュートーキョーが建築され、京都では祇園祭は盛大に行われた。

いきなり、焼け野原になったわけではないのだ。今と、大差ない世の中が続きながら、しかし、戦争は起きていく。今だって、日本軍(自衛隊とも言う)は、イラクで米軍とともに、戦争をしている。兵站も戦争行為なのは、あったりまえの話だ。

共謀罪は、その泥沼にむけて、一線を越えるということを意味する。
2007-05-08(Tue)

消えた75兆円

このところ、改憲だの集団的自衛権だのと、あまりに物騒なことを安倍晋三が並べ立てるので、経済の話がどっかに吹っ飛んでいるような気がする。

もちろん、一介の建築家である私に、経済の詳しいことは分からない。それでも、この流れの大元は、やはり経済にあるはずだから、なんとかして見ておく必要がある。

ここに、戦争の必然性もある。

たまたま原資料の関係で、1994年(平成6年)4月から2006年(平成8年)3月までの12年間の統計を調べてみた。

財務省のホームページを見ると、実に単純なダマシ絵が描かれている。すなわち、「膨大な国の借金は、増大する社会福祉関連費のせいなので、福祉切り捨てを我慢しろ」というものだ。
このページを見たら、本当にそんな気がしてくる。

しかし、詳細に数字を見れば、そのウソはすぐに分かる。

まず、借金(国債)の残高は、12年間で2.5倍にふくれあがり、額にして320兆円増えている。(2006年3月で530兆、本年度末で547兆円の見込み。)
新規の借金が490兆、返済が170兆という勘定だ。

そのうち、税収の減少分が、約28兆円ある。ずっと94年のままの税収だった場合と比べての、減少額の総額だ。
また、支出(歳出)の増加が、約109兆円。これも考え方は同じ。
従って、320-(28+109)=183兆円は、利払いに消えたワケだ。

490兆の借金をして、170兆は別の借金の返済に回し、183兆は利払いになり、137兆だけが本来の予算として使われた。まず、これ自体が、トンデモ無いということは、誰にでもわかる。社会保障だけに責任を転嫁するな と言いたくなる。

その上で、財務省の言い分が正しければ、この109兆円の歳出増加が、社会保障費のせいだということになる。
しかし、数字をよく見れば、社会保障費の12年間のトータル増加額は34兆円にすぎない。
もちろんこれは、高齢化社会という、何年も前から簡単に予測できる社会現象なのであって、これに責任をなすり付けるということは、為政者の無能と無責任を自らさらけ出しているようなものだが。

それにしても、109兆のうちの、34兆円なのだ。では、残りの75兆円はどこに消えたのだろう??

ここで、もう一つの指標を見てみる。

国内総生産
GDPというやつだ。生み出された付加価値の総額、という分かったような分からん指標なのだが、要するに、日本全国の会社の粗利の総額、と意訳しておこう。当たらずとも遠からずだ。

で、このGDPが12年でどれだけ増えたかというと、469兆から539兆へ、実質で約70兆円なのである。12年で15%経済成長しているとも言える。

こうしてみてくると、われわれ生活者には実感の無い、好景気とか企業の高収益というモノが、実は国の借金を企業に分け与えているのではないか、という姿が透けて見えてくる。

ドンドン借金して、その金を減税やら公的資金やらで、大企業に投入し、その結果の「好景気・高収益」にすぎない、ということだ。天から金が降ってくるようなものだ。そしてその金は、国の借金なのである。

これは、恐るべきことだ。詳細は別の機会にしたいと思うが、日本の経済は、国が借金してお金をくれてやらないと成り立たないところまで、ボロボロになっている、ということだからだ。そして、その借金が、高齢化社会と相まって、年収の12倍にまでふくらみ、どこまでも増え続けている。アコ○の借金を返すために武富○で借りるような、そんな雪だるまになっているのだ。

この究極の、日本にとって、もっとも恐ろしいのが円の暴落だ。なぜか。

この膨大な国債を、ついに禁じ手である、日銀引き受けに踏み込んでしまったからだ。2005年度には、新規発行分の実に67%、3分の2が日銀引き受けである。

日銀引き受けとは、お札を刷って国債を買う、つまり、お金が足りないからお札を刷るという、トンデモ無い方法である。「円」は、じゃぶじゃぶと大量に発行される。当然、ありあまる「円」は暴落の危機にある。

しかし、円が暴落し、円建ての国債が暴落すれば、金利は急騰し、国債による打ち出の小槌も、低金利策による銀行の暴利も吹っ飛び、日本経済は個人から企業から国に至るまで、奈落の底に落っこちる。

この恐怖におののいているのが、安倍政権の姿だ。そして、もっともおそれているのが、以前にも指摘したように、人民元なのである。

人民元が台頭し、アメリカが中国と組むことを考え出したら、瀕死の「円」は間違いなくご臨終である。

これが、安倍がアメリカにすり寄る、もっとも大きな原動力であろうし、中国に対抗できる戦争力を本気で準備しようとする理由だ。

だから、今後の展開は、「成長のための」とか「福祉のための」とか、耳障りの良い言葉で侵略への誘惑が喧伝されるだろう。前のエントリーで書いた「満蒙開拓」とか「王道楽土」と同じだ。

この毒ニンジンにかぶりついて戦争への道を選ぶのか、同じ苦労するなら戦争に反対する道を選ぶのか、
なかなか辛い選択がまっている。しかし、戦争に反対する道の向こうには、少なくともひとの未来がある。苦労してでも子どもらが成長し、生きていく希望がある。

私は、それを楽しみに、戦争反対を言い続けたい。
2007-05-07(Mon)

働いて食えれば誰も文句はない けれど

何も贅沢を言うつもりはない

働いて食えれば,老後も生きていければ,誰も文句はない
しかし,好景気だとか低失業率だとかいう割に,身に迫る不安は増すばかりだ。

低失業率という,ウソ800について,何より本家本元,総務省統計局のデータを見てみよう。
労 働 力 調 査 (速 報) 平成19年3月分

ぱっと見れば,失業率はドンドン低くなり,仕事をしているばかりか「雇用」されている人数も増えている,といいことずくめに見える。

しかし,3ページめの最後に,重要なポイントが隠されている。就業時間である。一番増えているのは,週に1時間~30時間未満のパートタイマーなのである。

逆に,残業をするような普通のサラリーマンの数は減っている。
パートで時給1000円以上もらっている人は少ないだろうから,月に多くても12万円と言うことになる。

これが,低失業率の中身だ。

もう一つ,2ページめの真ん中に,自営業・家族従業員が前年比19万人(2.3%)減少していることも書いてある。

規制緩和の亡霊に踊らされたベンチャーの破綻や,細々と続けてきた零細自営業が大手に踏みつぶされる構図が目に見える。
わずか1年で2.3%も減少しているのだ。

2.3%ということは,もしこの率が続けば,ほんの10年で自営業の4分の1がつぶれるということ。

まったくもって 明日は我が身だ。


それにしても,どうも納得がいかないことが多い。
商品を買う人間がいなければ,結局は経済は停滞し,さすがの大企業も尻すぼみなのは,わかっているはずだ。こんなに,生活者(企業から見たら消費者)を虐めまくったら,自分の足を自分で食っているようなものだ。

う~ん と思いながら,先日のエントリー 「第166回戦争国会」と併せてこの事態を眺めると,どうもこの「食えない社会」は半分は意図的になされているような気がする。

たしかに,経済の根本的な破綻という問題が大元にはあるけれども,ここまで極端に生活を破綻に追い込む社会になっていくのは,政策の失敗ではなく,わざと食えないようにして,社会不安を増大させ,不満を蓄積させ,それを一気に戦争というウップン晴らしに流し込もうという意図がミエミエである。

働いて食えれば,たしかに文句はない。けれども,満蒙開拓とか,王道楽土などという妄想に踊らされ,戦争に突入していったのは,わずか数十年前のことだ。

同じ轍を踏むのは,愚か者と言われても反論の余地がない。

目の前のニンジンにヤケクソでかじり付くのは,地獄の道の一里塚だと知るべきだ。
2007-05-05(Sat)

たくさんのコメントやTBありがとうございます

電話線も無い山奥に数日間滞在し、今朝早くに標高1600mから下界に降りてきた。といっても、車でだけど。

それにしても、数時間の運転でよろよろしながらPCにたどり着き、開くや否や、どっさりとコメント.TBが入っている。すわスパムかと思いきや、そんなことはない。うれしいコメントがたくさんある。

ひょっとして、と思ったら、やはりきっこさんが、第166回戦争国会を紹介してくれたようだ。これは、労作だったのでうれしい限り。

とても、一つ一つにお返事できませんが、コメント・TBいただいた皆さん、ありがとうございます。政治ブログばかりでなく、いつもとは違ったブロガーからの連携もあり、こうしたつながりを大事にしていきたいと思っています。今後もとよろしくお願いします。

とりあえず、今日はふらふらなので、ここまで。

最後に 共謀罪反対!
2007-05-02(Wed)

駐イラク航空自衛隊は関東軍となるか

数年先に改憲をすると公言している安倍晋三が、それまで待てずに集団的自衛権の「合憲」を画策しているのは、既に、イラクではそれが独断専行されているからに他ならない。

マスゴミは、クエートでの安倍についての報道で、

安倍首相が激励したのは、イラク復興支援法に基づいて、国連の人員や資材をイラクへ空輸している航空自衛隊員。(日テレNEWS24)

など言っているが、実は国連の人員物資はほんの少しで、運んでいるのはほとんど米軍だ。

アメリカ軍の輸送部隊に、すでに航空自衛隊はなっている。

これ自体、既に集団的自衛権に片足をつっこんでいるし、輸送中の米軍が攻撃を受けた(という口実)場合、どうするのかという問題が目の前にあるのだ。

一般にマスゴミでは自爆テロ、と言われるが、その方法の是非はともかく、何も自爆するために彼らは爆弾を背負ってくるわけではない。
侵略と虐殺をほしいままにする米軍を追い出すために、彼らなりに戦っているのだ。レジスタンスという言い方がふさわしいのではないだろうか。

そう思って見てみると、こういうサイトがあった。

イラク・レジスタンス・レポート 日本語版

マスゴミを通してみるのとは、全く違うイラク像が見えてくる。
特に、テロはスンニ派とシーア派の内戦という報道がされているが、このサイトの最新ニュースは、

南部で米・英ほかの占領軍にレジスタンスの攻撃/スンニとシーアのレジスタンス組織が共同戦線を形成

明らかに、テロと呼ばれるレジスタンスの標的は米軍であり、それに追随する英軍や日本「軍」である。

この現実を、日本国民にはウソ八百のマスゴミ報道で誤魔化すとしても、イラク現地での厳しさは消えるわけではない。

それが、安倍晋三による、今回の集団的自衛権の強行突破方針だ。

改めて、集団的自衛権は戦争だ、というリアルな現実から逃げていては、わが子をまもることはできない。

                          (しばらく下記のエントリーをリンクします)
                          第166回「戦争国会」

2007-05-01(Tue)

密告社会

                          (しばらく下記のエントリーをリンクします)
                          第166回「戦争国会」

北斗の拳に出てくるような、賞金稼ぎが出没するかどうかは分からないが、ついに日本で公的な賞金首の制度ができた。

最高300万円 警察が初の懸賞金
スポニチ5月1日

 新制度を導入することに警察内部にも慎重論があったが、一般市民の事件への関心を高め、新たな情報を掘り起こすことが狙い。今後も年に数回、公的懸賞金を出す事件を決め、順次追加したいとしている。

 刑法犯の検挙率は5年連続で上昇しているにもかかわらず、警察庁が“苦肉の策”の導入に踏み切った背景には、捜査環境の変化がある。希薄になっている人間関係や、大量生産により“ヒト”や“モノ”から容疑者を割り出す従来の捜査手法では、限界があるからだという。


というのだが、希薄になっている人間関係や、大量生産は今に始まったことではないし、いったいなぜ今、賞金なのだろう。

下記のグラフを見てみると、

kyouakuhan.jpg

(犯罪白書より)

どう見ても、凶悪犯罪は減っている。検挙件数はそれほど減っていないから、記事の通り、検挙率はUPしているのだ。

マスゴミが、いかにも凶悪犯罪が多発しているかのように騒ぎ立てるから、密告したら賞金を出すのも仕方がないか、と思いがちだが、本当の狙いはそんなところにはない。


日本にはかつて、隣組という制度があった
この隣組について、早稲田大学の水島朝穂氏が、このように総括している。

隣組は、地域の隅々まで、無数の細胞のように伝播し、上から命令を下さなくても、「自発的」に互いを牽制・監視しあう仕組みを完成させていった。(中略)
家族の悩みから「今日の夕飯」まですべてを知り合う関係とは「おせっかいの制度化」にとどまらない。「向こう三軒両隣」という最も近接した関係が、相互の親密な「助け合い」を生み出すのと裏腹に、「異質なもの」を素早くキャッチする感知器の役割を果たしたわけである。 
「隣組システム」こそ、日本の軍事的脆弱性を補完し、国民を戦争に動員していくまさに日本的装置だったのである。


人間関係の希薄化、とは、実はこうした相互監視体制の希薄化、のことだったのだ。異質なものをアブリ出す「隣組」という密告制度が機能しなくなってきたので、今度は金で買収しようというわけだ。


もっとも、隣組の復活に向けても、準備は進められている。

国民保護法という、何を守ってくれるんだかよく分からない法律が、3年前にできている。

このチラシを見ると、どういう法律かよく分かる。(クリックで拡大)
hogo11.jpg

hogo12.jpg

国民保護法ウォッチャーズより)

こうして、隣組型の密告と動員の組織作りも、いままさに戦争準備段階の日本においては、当然のように進められている。

これと、セットで、今回の「密告奨励金」制度はある。

近い将来、魔女狩りのように、社会(すなわち戦争体制)にそぐわないものをアブリ出し、血祭りに上げていく、相互監視体制に発展していくことは、間違いない。

今は、対象犯罪は5件で、金額も300万と言うことだが、今後は、1件あたりの金額は少額化し、どんな密告にも、警察の現場決済で賞金を支給できる、そんな方向にドンドン進んでいくだろう。


そして、密告といえば、共謀罪である。

連休明けにも強行審議の噂もある。密告したものは罪に問わない、というタレコミ奨励条項のがあるという共謀罪。わざとネタ振りしておいて密告すれば、どんな人間でも陥れることができる共謀罪。

こんなモノどもと、一連のモノとして、「密告奨励金」のニュースは見ておかねばならない。

一度密告に手を染めた人間は、それを警察に握られているから、二度と民衆の側に戻ってくることはできない。カムイ伝のシブタレのようなものだ。(彼は壮絶な最後を遂げたけれども)

一方で、巨悪を告発しても、1円にもならないどころか、かえって○○○の返り討ちにあって、放火されたり、暗殺されたりする。

これが、安倍晋三のめざす「うつくしい国」の姿だ。
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