2008-03-31(Mon)

右翼の暴力が支配する国 日本

日教組の集会に続き、映画「YASUKUNI」も、右翼の暴力に屈した映画館によって上映が中止された。

東京での「靖国」上映中止 
2008.3.31 デイリースポーツ

 靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」について、東京都内の映画館三館と大阪市内の一館が、四月十二日に予定していた上映を取りやめたことが三十一日、分かった。これで東京での上映予定はすべて中止となった。

 上映を中止した銀座シネパトス(東京都中央区)を運営するヒューマックスシネマは「近隣の商業施設に迷惑を掛ける恐れがあるため」と説明している。
 ほかに取りやめた映画館は、シネマート六本木(東京都港区)、Q-AXシネマ(同渋谷区)、シネマート心斎橋(大阪市中央区)。

 同映画をめぐっては、自民党の一部議員が、文化庁の所管法人から助成金が出ていることを理由に「政治的に中立かどうか疑問がある」として、事前の試写会を要求。全国会議員向けの異例の試写会が開かれた。

 関係者によると、その後一部の政治団体が上映中止を働き掛ける動きを見せていたという。

 靖国は、日本在住の中国人李纓監督が、軍刀「靖国刀」を打ち続ける刀匠の思いや、終戦記念日の靖国神社の情景、戦時の映像を交えて構成。今年の香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。


「近隣商業施設に迷惑が及ぶ」ような右翼の暴力的な行為は、この国では取り締まりの対象にならないらしい。

表題では東京の上映と書いてあるが、日本全国、一カ所も上映されない。
今後、根性あるホールかなにかが出てこない限り、上映不可能状態。

これからも、<右翼が恫喝し、表現者は率先してそれに屈する>という構図で、わずかに残った「ものを言う自由」は吹き飛んでしまうのだろう。
もちろんブログのサーバーも例外ではない。

今回の実質的な「上映禁止」措置は、あまりのド右翼弁護士ぶりに安倍晋三が惚れ込んだ ド右翼議員・稲田朋美が、検閲を迫ったことに端を発している。


結局、国会議員対象の試写会という形になったわけだが、国際映画祭で最優秀賞をとった作品に、国会議員が雁首揃えて検閲し、ド右翼が映画館を恫喝しまくって中止に追い込むって・・・  この国はものすごいことになっている。

「反日」がどうしたとか書かれているが、「日本」という国がこういう国でしかありえないのならば、私はよろこんで反日であると言いたい。


※今日の朝からアクセス解析がダウンしている。ひょっとしてと思って きっこさんのところを見に行ったら、昨日の記事を紹介してくれていた。きっこさん サンキューです。

2008-03-30(Sun)

FM大阪にて創価学会の洗脳番組が流された

半徹状態につき、メモのみ

本日3月30日20時から1時間、FM大阪にて創価学会の洗脳番組が流れた。

アグネス・チャンが、池田大作を誉め讃え、池田が作詞し自ら作曲したケッタイな歌を紹介し、「この歌を聴いたおかげで、病気の時も平常心で手術できました。」「手術から1ヶ月で、中国の大会堂でコンサートをしました」と、創価学会の大宣伝活動をブチあげていた。

ちなみに、池田大作は山本伸一というペンネームで作詩らしきことをしているらしい。
番組の会話では、1分に1回くらい「やまもとしんいちさん」という名前が登場し、いったいどこの作詞家だろうと思っていたら、最後の創価ソングが流れる直前に、アナウンサーらしき男が「山本伸一さんて池田大作さんのことですよね」と、わざわざカミングアウト。
すかさずアグネスチャンが「私34年前にもお会いしたことがあるんです。云々」と、池田大作への熱い思いを吐露。

いやあ、最近FM放送のコマーシャルに、やたらと聖教新聞が増えたと思ってはいたが、1時間まるまる特別番組で創価学会の洗脳をやらかすとは・・・

ちなみに、私は差別的に創価学会にケチをつける輩とはちがい、個人としての学会員にとやかく言うつもりはない。
知り合いや仕事関係で、学会員の人はいるし、しっかりしたひとも多い。

しかし、今まさに戦争を遂行している自公政権を支える創価学会・池田大作が、こともあろうに「ピースフルワールド 平和への歌声」などという番組をでっち上げ、公共電波にて洗脳にこれ勤しむことは、ありうべからざることだと思う。

今の勢いで聖教新聞のCMが増え続けると、今回のようなあからさまな創価放送はどんどん増えてくるだろう。
要注意。


2008-03-28(Fri)

ファシズムの扉を開けた文部科学省

いくら悪法でも、いくら強引でも、いちおう多数決や手続きの体裁を整えて進めるのが「民主主義」ではなかったか。

戦後最悪の悪法である今の教育基本法も、自民公明の数の暴力で強行されたものとは言え、それでも一応多数決で採決したものだ。

しかし、文部科学省は、その体裁すらもかなぐり捨てた。

新学習指導要領:総則に「国と郷土愛する」、異例の修正--きょう告示 
2008.3.28 毎日jp

文部科学省は28日、2月に公表した小中学校の新学習指導要領改定案の総則に「国と郷土を愛する日本人を育成する」という文言を新たに盛り込み告示する。改定案公表後に総則という基本的な考え方を修正するのは極めて異例。

愛国心、さらに強調し修正 改定学習指導要領を告示 
2008年3月28日 東京新聞

文科省は「パブリックコメント(意見公募)のほか改正教育基本法の趣旨や国会審議、与党とのやりとりを踏まえた修正。特に重要な修正部分はない」と説明。しかし、長期にわたる中教審の公開審議を踏まえた改定案公表の後になって、国民の間で賛否が分かれる愛国心教育に関する修正を多く加えた不透明な手続きは批判を呼びそうだ。

中教審にしても、ろくなもんじゃないけれども、それにしても、その中教審の審議・答申すら無視して、文科省の独断でこんなことを決めてしまうとは、もはや日本は形式的にも「民主主義」ではなくなったということになる。

学習指導要領 愛国心教育、強調し修正 君が代「歌えるように」 
2008.3.28 北海道新聞

「改定案公表後、国民へのパブリックコメント(意見公募)と与党からいろんな意見があった」とするが、どういう意見が修正につながったかは明らかにしていない。

中身を公表しないパブリックコメントが唯一の「理由」とされている。
公表もせずに「理由」とはこれまた暗黒政治そのものだ。
しかも、伝えられている限りで、どんな意見が出されていたのかというと、

小中新学習指導要領告示=改定案を一部修正 
2008.3.28 内外教育研究会

2月15日の改定案公表後、1カ月間実施した意見募集では、5679件の意見が寄せられた。主婦と会社員が合わせて全体の4割強を占め、保護者世代の関心の高さをうかがわせた。教職員は1割。年代別では60代が2割で最多だった。

と、非常に多くの意見が寄せられており、

学習指導要領 疑念ぬぐえぬ道徳強化 
2008年3月28日 中日新聞

告示された新学習指導要領は原案よりも「道徳」が強化された。あってよい環境教育面の充実はみられず、慎重意見も多い武道の必修化はそのままだ。修正の仕方にバランスを欠いてはいないか。

 修正個所をみると、道徳にかかわる記述が目立つ。小、中学校とも「総則」の「伝統と文化を継承し、発展させ」が「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し」などと変更された。

 小学校の音楽で「君が代」は各学年で「指導する」となっていたが「歌えるよう指導する」と加筆された。「外国語活動及び道徳」が「道徳及び外国語活動」に変わるといったこまやかな文言入れ替えもある。

 「総則」は学校の教育活動全体について方針を示す指導要領の根幹部分だ。改定案が修正、加筆されるのは異例といえる。同省は修正について「与党や一般からの意見などを総合的に判断した」と説明する。

 同省がまとめた一般意見の概要では「『国を愛する心』を総則に明記し、社会科以外でも教えるべきだ」との主張がある一方で「愛国心などの徳目を子供に押しつけるのは問題だ」という意見もあり、道徳の強化は必ずしも賛成ばかりではない。

 修正は、一般意見を反映させたというより一部与党議員の意見に従った、との疑念がぬぐえない。

 総則には「環境の保全」という言葉も加わったが、各教科での加筆はみられない。子供にとって環境教育は重要な課題だ。道徳並みに補強しないのはなぜか。

 一般意見からは中学での武道の必修化に「施設の整備が必要」「指導者確保に疑問」といった声が出ていたが、ほとんど黙殺されている。

 国民の意見聴取を名分に、与党の意を酌んで原案を変えるようなことがもしあるとするならば、「我が国を愛する」教育につながるとは、とても思えない。


と、実はパブリックコメントの「一部」の意見に従ったということが明らかだ。

では、その「一部」とは誰なのか。

指導要領、異例の修正 「愛国心」など追加 
2008年03月28日 朝日新聞

改訂案に対しては、自民党内から「改訂案が教育基本法の改正を反映していない」と早くから不満が上がっていた。八木秀次・高崎経済大教授が理事長の日本教育再生機構 も同様の立場で、文科省に意見を送るひな型となる「参照用コメント」を公表していた。

「日本教育再生機構」とは、あのワタミのオッサンがやっている教育再生会議とはぜんぜん別物で、かの「新しい歴史教科書をつくる会」が分裂してできたものだ。そうそうたる、右翼人士が名を連ねている。

八木秀次、西尾幹二、藤岡信勝らの、どろどろの分裂劇は、それ自体「おまえらが教育を語るな」と言いたくなるけれども、どっこい八木は安倍晋三のブレーンとして勢力を強め、一介の右翼学者から国の中央に直接圧力をかける存在になったというわけだ。

国民の多くの意見は無視抹殺し、国会で審議することもなく、中教審すらスルーして、右翼学者・八木秀次らの意見だけに従って、独断専行で教育の根幹たる学習指導要領を決めてしまう文科省。

こんなことが、白昼堂々とまかり通る国は、民主主義でも法治国家でもない。
北朝鮮の専制やチベットでの弾圧と同類ではないか。

いや、厳密に言うと、ちょっと違う。
北朝鮮や中国の蛮行は、外から見たときには責任が明確だ。金正日であり中国共産党である。
しかし、日本のこの無法行為は、責任がアイマイにされている。そしてその実体は、何の権限もない右翼学者や官僚が独断で進めている。

これは、ものすごくアブナイ。
コイズミ以降、こうした傾向が強まってきたが、ここに至っていよいよファシズムの扉を開いたといえるだろう。

「賄賂を受け取っても返せば良い」という道徳観をもつ文部科学大臣、渡海紀三朗は、この無法行為の責任をとるべきだ。

子どもたちに、心の自由を!


2008-03-27(Thu)

にげろ!

子どもたちに贈る言葉

ガンバレとかシッカリとかゲンキダセとか

そんな空言葉を連ね連ねても

足下の砂がサラサラと

墜ちていく音は止められない

やがてポッカリと姿を現すその穴に

堕ちないように生きることを願うその言葉は

にげろ!

むやみに頑張らず、あまりシッカリせず、から元気を振りまかず

少しでも足の着くところまで、逃げて逃げて逃げまくれ

そんな言葉しかかけることのできない自分に

かける言葉はない

2008.3.27
2008-03-24(Mon)

小泉チルドレン秘書 高校生に暴行

われらが吹田市の誇り(埃),渡嘉敷奈緒美クン(衆議院)の公設秘書が,高校生に暴行を加えた。

衆院議員の公設秘書ら逮捕・酔って高校生ける 
2008.3.23 日経新聞

 大阪府警吹田署は22日夜、男子高校生をけって軽傷を負わせたとして、自民党の渡嘉敷奈緒美衆院議員(45)=大阪7区=の公設秘書、大槻正人(35)、同党の井上哲也大阪府議(51)の秘書、家城大心(42)の両容疑者を、傷害の現行犯で逮捕した。

 調べによると、大槻容疑者らは22日午後11時ごろ、吹田市朝日町の路上で、高校3年の男子生徒(18)に「何見てるんや」と言われたことに立腹。生徒を羽交い締めにして頭や腰を数回けり、全治約1週間の軽傷を負わせた疑い。


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(井上クンと渡嘉敷クン)

さらに驚いたことに,

 大槻容疑者らは「酔った勢いでかっとなってしまい、申し訳ないことをした」と容疑を認め、23日午後、釈放された。 (読売新聞)

吹田署管内では,無抵抗の高校生を羽交い締めにしてボコボコに蹴り倒しても,一晩留置されるだけで無罪放免になるらしい。

これが,逆だったらどんなことになっていたか。議員秘書を羽交い締めにして蹴りを入れる勇気のある方は,実験してみてほしい。一泊二日で釈放されたら,お祝いのケーキでもおごらせていただこう。


ちにみに,渡嘉敷奈緒美クンは,かつて杉並区議だった。
当初は,杉並病という環境問題に取り組む市民派として頑張っていたらしい。

ところが,例の「つくる会」教科書を採用したファシスト区長・山田宏クンとドロドロの不倫騒動をおこし,東京にいられなくなって大阪にパラシュート降下したという,もっぱらの噂である。

ある小泉チルドレン
Alternative Media 2006.12.2 より抜粋

 肝心なスキャンダルの内容だが、それは渡嘉敷氏が杉並区議会議員時代、山田区長との間の不倫騒動、それも、渡嘉敷区議(当時)、山田区長、渡嘉敷氏のご主人K氏(その後、両者は離婚)の3人の間で信じられない泥沼そしてドロドロの騒動があったからだ。

区長は、K氏と、K氏の代理人として交渉にあたっていた友人の二人をこともあろうか恐喝未遂で警察に告訴してしまったのである。その結果、2002年6月、K氏とその友人は逮捕、拘留された。

 2006年5月19日、ひとずてにK氏が山田区長と渡嘉敷前妻を名誉毀損で訴えていた上記の民事裁判が和解となったことを聞いた。
 (1)K氏側がメールを偽造した事実はない
 (2)K氏側を恐喝未遂の犯人呼ばわりしたことを謝罪する
 その上で山田区長は、K氏らに計500万円の慰謝料を支払うことになったのだそうだ。

 ここで誰でも疑問を感ずるだろう。
 もし、本当に山田区長と渡嘉敷前杉並区議が不倫などをしていなければ、500万円の慰謝料(和解金)など支払う必要はないからだ。


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(つくる会教書を中学生に押しつけた山田クン)


もう一人,大阪府議の井上哲也クンは何をしている人かとHPを拝見すると,これも何というか・・・

「行事」と「活動報告」くらいしか,活動内容について見るべき項目がないのだが,行事には,新年会とカニツアーとゴルフとボーリングと・・・延々と続いている。

活動報告はどうかというと,
11月4日から11日まで、自由民主党府議団としてアメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコとロサンゼルスを中心とした行政視察を行いました。
と,8日間の日程表が堂々と掲載されている。

よく見れば,ほとんどが観光であることがわかる。
1日に1箇所ほど役所を訪問して,あとは観光地の視察か自由時間だ。


ま,そんなことはさておき,肝心のこの事件について,渡嘉敷クンも井上クンも,HPでもブログでも何も書いていない。(24日2時時点)
うやむやにして,吹田市民が忘れるのを待っておこうという魂胆か。

この仲良しの議員さんたちの秘書がまた仲良く,高校生に暴行したことは,吹田市民の皆さんはしっかりと記憶しておいてほしい。

渡嘉敷クンは,黙っていても自民党にポイ捨てされるようにも言われているが,なにせ「つくる会」の教科書を杉並区の中学校で採用した山田宏区長がバックについているのだから,そう簡単には自民党も切ることができないだろう。

先にリンクで紹介した記事にも,こんなことが書いてある

今回の採択までの四年間、区長はあらゆる手段をつくし「つくる会」教科書採択の条件を整えてきました。
 最も大きい変化は、「つくる会」に反対票を投じた教育長が昨年交代させられたことでした。新しい教育長は、区長に忠実で、区長と女性議員の不倫が問題になったとき「火消し役として区長に評価された」といわれる人物です。

月刊『日本の進路』2005年9月号より

次の総選挙に,渡嘉敷クンが,またぞろ吹田から立候補したときには,

市民派・環境派から寝返り
ファシスト山田区長とドロドロの不倫を繰り広げ
慰謝料を求めた夫を恐喝未遂で逮捕させ(by山田宏)
挙げ句の果てに,自分の方が500万の慰謝料を払って謝罪し(by山田宏)
東京都議に立候補して惨敗したけれども,
ファシスト山田宏区長の後ろ盾で小泉チルドレンに滑り込み
東京では恥ずかしくて顔をさらせないので吹田にやってきたあげく
公設秘書が通りすがりの高校生をボコボコに蹴り倒した


そういうお人だということを,思いだそう。


2008-03-23(Sun)

ラサに平和を

ラサに平和を というメッセージを書いたブログを拝見した。

ここ数日,マスコミやネットを騒がしている論調に比べ,はるかに内容の深いものだ。

「なぜこの時期に」という疑問に答えてくれている。(あくまで推論としてことわってはいるけれども)

【私見】大国の思惑に翻弄されるチベット~ラサに平和を!~  
旅のゆらゆら帯

普段は,旅日記を掲載されているブログである。
とてもいい写真があり,眺めていても楽しい。

そのなかで,特別編とも言えるこのエントリーは,チベットへの愛情と同時に,台湾総統選挙も含めた現実的な情勢分析がなされている。

そして,中国共産党,アメリカ(CIA),イギリス,インド,台湾などの思惑と事情から,チベットが翻弄される筋書きが浮き上がってくる。

もちろん,日本もその思惑の中に入ってくることは言うまでもないが,いま日本で中国のチベット弾圧について騒いでいる人々の,どれほどが本気でチベットのことを思っているのか。

このブログが2chなどで,チベットについて書いていない ということが掲載されただけで,1日に何千人もの批判的アクセスがあったけれども,では,チベット情報について詳しいサイトはどうだったか。

アムネスティ日本チベットチーム のホームページは,4年半で7800あまりのアクセスしかない。
当ブログの3日分くらいだ。

また,昨日のデモの主催者でもある久保隆氏らのグループKIKUのホームページは,4年間で3万足らず。
そこで,「日本で一番チベットに詳しいサイト」と紹介されていた I Love Tibbet というサイトでも,12年間で100万足らずのアクセス。

ウチのブログに殺到するようなヒマがあったら,こうした詳しいサイトでちゃんと勉強すればいいのに,そんなことすらしないと言うことは,にわかチベット支援はほとんど真面目にチベットのことなど考えていないということが,推定される。


台湾総統選挙は,チベット問題を「追い風」にしようとした独立派の民進党が敗れ,対中国融和の国民党が勝利した。「中国が攻めてくる」という恐怖が国民党の勝因だったと,勝利宣言のなかで述べている。
中国共産党の,これ見よがしなチベット弾圧はこのためだったのか,と見えてくる。

逆に言えば,アメリカと台湾独立派は,チベットに犠牲を強いながら敗北したということになり,チベット人は,まさに代理戦争の犠牲となったということだろう。


中国・アメリカ(&日本)の覇権主義が対抗と妥協を繰り返すたびに,チベットや台湾や北朝鮮やイラクやアフガニスタンや・・・,多くの国の民衆が犠牲になる。

この理不尽な世界に,小さな小さな一石を投じるためには,私には何ができるのか。
答えは出ないけれども,少なくとも,この覇権主義の重大な一角をなす日本という国に,わずかでも手枷足枷をはめていくことが,ここに生きている者の道なのだろうと,漠然と考えている。







2008-03-20(Thu)

まず自国の非道に抗すべし の意味

先日の記事で、「まず自らの国の非道に抗すべし」てなことを書いたら、ネットウヨ君たちが大喜びしているようだ。

ネットウヨ君だけならば、放っておけば良いことなのだけれども、ひょっとすると普通に誤解している人もいるかもしれないと思い、少し追加しておくことにした。

ウヨ君たちのご意見に共通しているのは、「自国に抗する」 ということと 「自ら襟を正す」 ということを、同じだと思っていることだ。
国という権威に寄りかかって、寄らば大樹の陰でなくては生きていけない人らは、そう感じて当然なのかもしれない。

しかし、国という幻想に自分の姿を投影することで、偽りの心の平安にすがりついている哀れな人以外は、しっかりと間違えずに見てほしい。

「自国」と「自分」は別物だ。
そればかりか、「自国」は「自分」が、一番最初にぶつかる壁であり、もっとも鋭く対立せざるを得ない権力だ。
また、選挙権があり、ここに暮らす限り、せざるを得ないだけでなく、非を糾す責任がある。

その責任をスッポリ忘れたウヨ君たちは、自らも国という権力に使い捨てにされるだけの存在であることを実は思い知っているが故に、そこ絶望感から逃れようとして、中国と朝鮮を責めていれば「国」が特別扱いしてくれるという幻想のなかに溺れている。

たとえば、
フセインが独裁者であったことは、間違いないだろう。
しかし、自国や「同盟国」が、戦争を始める時には、フセインがどうのこうのよりも、自国が戦争をすることの是非を考えなくてはならない。

それを、すっ飛ばして戦争をおっぱじめてしまったアメリカは、今になって2/3の人が戦争をしていることを後悔している。
バカヤロー と言いたくもなるが、考えてみれば日本だって同盟国なのであり、参戦国なのである。

そのことを忘れて、アメリカをバカヤロー呼ばわりしても、間抜けなだけだ。
イの一番にブッシュの味方を表明したコイズミのごときが、凋落するどころか再登板論がでるくらいデカイ顔をしている。


特に、日本なんて国に住んでいると、世界中のいろんな問題の根っこが、実は自分の国につながっていたりする。
そのことを、できるだけ見つめながら、世界のことも見ていきたいと思う。


2008-03-18(Tue)

保育園児に36円の食事をさせる石原都知事

昨日まで最悪だった体調が,ようやく戻ってきた。
天気もいいし,懸案になっていた子どもの保育園のボランティアに行ってきた。

ちょこっとだけ大工仕事をしたらちょうど昼休みだったので,給食の残りをご馳走になった。

ウマいかと聞かれるとどう答えて良いか分からないが,決してマズくはないし,栄養のバランスも考えているように見えた。ご飯がもう少し良い米だったら言うことないかな,という感じ。

そんなことがあって,ふとネットを見ると,憧れの風さんにこんな驚愕の記事が紹介されていた。

石原都政でまたデタラメ発覚 認証保育所、36円で給食づくり (ゲンダイネット)

普通の保育園は「認可」というのだが,東京都は基準をユルユルにして「認証」保育所というものをつくった。その結果がこれだ。

36円は極端かもしれないが,他の園でも酷いものだ。

赤旗の報道によれば,「認可」保育所の昼食費が300円超なのに対し,「認証」保育所の昼食+おやつ代が109円とか167円とかである。

tamyレポートさんには,さらに詳しい記載がある。たどっていくと,

都議会の議事録より大山とも子議員の発言

その給食が非常にないがしろにされている企業立の認証保育所があるんです。定員が二十八人の認証保育所A型で、株式会社が経営しています。勤めている人が余りにもおかしいと思って食費の一覧表をコピーしていただいています。

 これは二〇〇五年十月ですけれども、一カ月の食材費の合計が二万二千三百円です。この月は日曜祭日を除きますと二十五日間で、子どもはそのとき二十五人程度でした。ですから、子ども一人当たり一日分の食材費は何と約三十六円なんです。こんな食材費で給食をつくろうとするとどうなるのかということなんです。

 例えばこの認証保育所の食費一覧を見ますと、卵、Lサイズで十個入りの一パックを九十八円で買っています。東京都が発行している東京の物価で同じ時期を見ますと、十個入りLサイズ、約二百円です。
 ブロッコリーは冷凍で九十四円。食費一覧表の備考欄には買ったお店がメモしてあります。ほとんどが激安を売り物にしたスーパーです。私も行ってみました。これは冷凍ブロッコリー五百グラム入り、九十七円です。原産地、中国です。

 元職員の方からお手紙をいただきましたが、一つ一つの食材にも不安を感じていました、百グラム十円の鳥肉、十円のもやし、見切り品の野菜。魚などほとんど食材に入っていませんでした、激安スーパーでの買い物がほとんどでしたと驚くべき実態を訴えています。

 手紙はさらに続きます。食費を少なくするために、子どもたちに対して量も考えていませんでした、午前のおやつも乾パン、タマゴボーロ三から五粒、牛乳は五〇cc弱、ヨーグルトも大さじ一杯、余りにも食事がお粗末な上、年齢の大きい子にはおかわりすらありませんでしたというのです。


tamyレポートさんの示唆に従って検索してみると,墨田区にある定員28名の認証保育所は,ここしかない。

こすもす保育園

経営は,株式会社日本健康福祉総合研究所 

保育料は52000~56000円と,高額だ。

これが,民営化の実態。
子どもたちにこんな仕打ちをする連中には,メタミドホスでも一服盛ってやりたくなる。

(共謀罪ができたら,こんなこと書いただけでもタイホ!かも)



2008-03-18(Tue)

住宅カシタンポリコウ法というもの

昨年の6月は、突如として建築基準法が変わり、大混乱の中で皆が右往左往していた。

その陰で、ひっそりとこんな法律ができていた。 法律は、作ったらちゃんと周知してくれないと、無いのと一緒。 施行されてから10ヶ月も経って、やっと広報が始まったようだ。

「住宅瑕疵担保履行法」よくわかる新法解説ガイド

中身の整備が終わるのは、来年の10月だと言うから、これまた建築基準法のときと同様の泥縄式だ。

ようするに、品確法で10年間の保障を義務づけたけれども、それを工務店が実施しなければ意味がない、ということで、保障の実施のための法律 ということらしい。

kasitanporikou.jpg

耳ざわりは良いけれども、実際は大変な法律だ。 おそらく、これで倒産する中小工務店がまたまた多数出るに違いない。

なにせ、過去10年間に引き渡した住宅戸数に応じて、供託金を納めなくてはならない。 年間10戸程度の工務店が、10年で100戸を少し超えるようだと、1億円あまりの供託金になる。

こんな余裕資金をもった工務店があるのだろうか??

大手以外はほとんど無理だろう。 そうなると、保険に入ることが義務づけられる。補償額2000万円で 保険料が約10万円程度だそうだ。 仮に、1800万円の家でも、最低2000万円加入が義務。

もちろん、施主の希望によって加入することは良いことだとは思う。 しかし、全ての家に義務づけるのはいかがなモノか。 保険が出るからちょっとくらいクレームになっても構わない、という横着なことを考える連中が増えるのは、目に見えている。

しかも、全戸にかける保険料は、なんと年間1000億円を超える。 保険業界だけはウハウハだ。

■■
本来、建築というのは技術の世界なのだから、まずは技術の向上を図ることが、瑕疵をなくす一番の方法だ。

そして、技術はあるけれども資金がない、という中小工務店には、資金的な援助をして業界の底上げをしていくのが、本当ではないか。
しかるに、この法律は、技術面は見向きもせずに、とりあえず金を持っている会社が生き残っていけるというものになっている。

国産の木材を使ったり、大工さんの技を残したりしながら、良いものを作ろうとコツコツ働いている全国の工務店は、いよいよ苦しい時代になる。

2008-03-17(Mon)

お知らせ

「電波な空間」とか言うサイトから来た人たちにお知らせです。

チベット問題には関心がないわけではないが、関係のないエントリーに次から次にコメントを付けているヒマがあったら、自分でブログでも書いて発表すべし。

それとも、米軍の気象兵器と、チベット問題はリンクしているのかな?

いずれにしても、人の褌で相撲をとるべからず。

理由や経緯の詳細は分からないけれども、デモに対して弾圧した中国がロクでもないことは言うまでもないが、しかし、こうも言っておこう。

まず、自らの国の非道に抗すべし。

次に、「同盟国」の非道を暴くべし。

しかる後に、他国の非道を糾すべし。


なお、念のため繰り返しますが、ネットウヨのコメントは、当方の一方的な判断で削除するので、無駄な行いはしないように。
(紛らわしいモノも含む。)

※コメントはしばらく承認制にします

2008-03-13(Thu)

「気象兵器」の記事を書いたらスパム激増

先日、 「気象兵器」HAARPについて記事に書いた直後から、英文のスパムTBが激増した。
1日に5~60件は来る。

偶然かもしれないが、怪しい。

いずれにしても、いちいち対応していられないので、落ち着くまでTBを閉鎖するしかなさそうだ。
いつもTBくださる皆さんには申し訳ないけれども、ご了承願いたい。

※言及リンクのみ + 承認後 にしました

2008-03-12(Wed)

大事なのは 日銀総裁に「両院同意」が必要なワケ

なんとかして小沢を悪者に仕立てようとして、自公が悪あがきをしている。
その浅ましい姿ばかりが目について、そもそも、なんのために日銀総裁が「両院の同意」なのか、忘れられているのではないだろうか。

■■
そもそも、日銀=日本の中央銀行の最大のお仕事は、お金を印刷することだ。
お札を刷って、普通の銀行に貸し出す。それを元手に、銀行は企業や個人を相手に、お金を貸したり、預金を集めたりする。

勘違いしやすいのは、日本銀行だから、刷ったお金がそのまま国のものになるのではないか、と思いがち。
これは、もちろん、トンでもない話で、これをやってしまうと超インフレになり、国が破産するか戦争でも始めるしかなくなってしまう。

だから、日本銀行が国債を買う、というタコが自分の足を食うような真似はしてはいけないのだ、と昔々学校で習った。

日本銀行における国債の引受けは、財政法第5条によって原則として禁止されています。

これは、中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛らなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがあるからです。そうなると、その国の通貨や経済運営そのものに対する国内外からの信頼も失われてしまいます。

これは長い歴史から得られた貴重な経験であり、わが国だけでなく先進各国で中央銀行による国債引受けが制度的に禁止されているのもこのためです。


と、日銀のホームページにも書いてある。

ところが、

ただし、金融調節の結果として保有している国債のうち、償還期限が到来したものについては、「財政法」(第5条ただし書き)の規定に基づいて、国会の議決を経た金額の範囲内に限って、国による借換えに応じています。

という抜け道を作り、タコはせっせと自分の足を食っている。

日本銀行が買い入れた国債残高は、1996年には、20兆円ほど。
それが、10年ほどで、70兆円ほどに。
要するに、全国債の1割は日銀が買っているのである。

さらに、国債を担保にお金を貸すという裏技もやっており、これだけでも 37兆円もあり、しめて100兆円以上もタコは自分の足を食ってしまったのだ。ちなみに、タコの1年間の予算は80兆円ほどであることは言うまでもない。

こうして、日銀自ら「長い歴史から得られた貴重な経験」と認める国債の引き受け禁止を、あっさりと破り捨てているのが実情だ。


■■
さて、本題に戻る。
なぜ日銀総裁は「両院の同意」が必要か。

そう、日銀自身の言うとおり、あまりにも現政権の言いなりでは、「その国の政府の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛らなくなり、悪性のインフレーションを引き起こすおそれがあるから」 に他ならない。

反対意見も多いときは、政権側の意見に流されては危険だ。 悪性インフレは絶対に避けなくてはならない。 ということだ。


で、今回の武藤という総裁候補は、この日銀の国債引き受けという禁じ手について、どう考えているのか。

mutoh.jpg

武藤事務次官記者会見の概要 平成14年3月4日 

(日銀が、塩川財務大臣の言うとおり、買い切りオペを 8,000億から1兆円に引き上げたことについて問われて)

当面あれだけの長期国債の買いオペをされるということは、私どもとしては大変評価している政策だということであります。
これ以外にも潤沢な資金供給というものを、10兆から15兆ですか、そういう潤沢な資金供給というものを年度末に向けて、そこは十分また弾力的に対応していくということもおっしゃっているわけなので、とりあえずは、今回の対応策は十分評価されるべき政策であるというふうに考えております。


と、諸手をあげて賛成している。
ちなみに、買い切りオペとは、市中銀行が持っている国債を日銀が買うことで、日銀から国への迂回融資のようなモノ。


ニチギンソウサイがどうのこうのと、ニュースはやかましいけれども、本質はここにあることを、よ~く見ておかないと、恐るべき地雷を踏むことになる。





2008-03-11(Tue)

『気象兵器』 と 温暖化

まずは、前振り、ドル暴落の話から。

円高が話題になっているが、円が高くなっているのではなく、ドルが暴落している結果、円が上がっているように見えているのである。

2月中旬以降、ドルは、円に対してもユーロに対しても、ほぼ一本調子で下げ続けている。
人民元に対しては、長らく下げっぱなし。
一方で、円対ユーロはあがったり下がったりだし、人民元は円に対しても上がりっぱなしだ。

とするならば、これは素人目に見ても「円が上がった」と言うよりも、「ドルが下がった」というほうが正しいだろうと言うことがわかる。


他国から(ほとんど中国と日本)からお金を借りて、モノを輸入しまくり、ふくらませてきたアメリカ経済のバブルが破綻したのは周知の通り。

きっかけはサブプライム問題であったが、理屈で考えれば早晩こうなることは目に見えていた。

詳しくは他で勉強していただくとして、要するにアメリカの強さはドルにあった。ドルが世界貿易のための通貨だから、ドルを用意すれば何でも買うことができた。

ドル暴落と地球温暖化サギ

ドルが基軸通貨でなくなれば、アメリカは軍隊と借金ばかり巨大化した国にすぎない。

だから、ドルが暴落を始めたら、もう一方の手=軍隊でそれを止めにかかるしか方法がない。
ドル暴落は、新たな戦争のゴングになる可能性が高い。
これは、以前も指摘したとおり。

株安・ドル安の何が怖いのか) 

とは言うものの、今のアメリカには、イラクとアフガンに火を付けたまま、他に手出しをする余裕なんてあるのか。という疑問もある。


■■
さて、ここで大問題が。

長くなるが、抜粋引用させていただく。


米軍の気象戦争

北沢洋子の国際情報 2008年1月3日 より

 今日、気候変動(地球の温暖化)についての議論が盛んに行われている。しかし、その議論の中で、米軍がひそかに開発している気象戦争について言及されることはほとんどない。
 これは「高頻度のアクティブなオーロラ研究プログラム(HAARP)」と呼ばれ、「戦略的防御イニシアティブ」、別名スター・ウォーズの一部になっている。

その内容は、要約すれば、高精度な次世代電子磁気兵器でもって、地球の気象を操作する軍事技術である。そして気象を軍事目的で操作する技術は、これまで米国とともにロシアも開発してきた。
 しかし、米国が、この技術開発の開発を始めたのは半世紀以上もまえのことである。米国防総省の顧問である数学者のJohn von Neumannが通称「気象戦争」と呼ばれる「気象操作の研究」を始めたのは、冷戦が始まった1940年代末であった。

HAARPは、大気圏外で用いられる大量破壊兵器であり、世界中の農業とエコ・システムを破壊することが出来る。

洪水、ハリケーン、旱魃、地震などの誘発も入っている。この武器は、攻撃、防御、あるいは、抑止力として使える、という。

1977年秋の国連総会では「広範囲に、長期間にわって深刻な影響を与える環境変動技術の敵対的使用を禁止する国際条約」が批准された。

この1977年条約の内容は、1992年、リオの地球サミットにおいて署名された「気候変動に関する国連枠組み条約(UNFCCC)」に盛り込まれた。だが、それ以降、軍事目的での気象操作についての議論はタブーになっている。

HAARPプログラムは1992年に始まっている。この基地はアラスカ州ゴコナに置かれている。そこには、132機の高圧力のアンテナが林立しており、高頻度のラジオ波を発して電離層(成層圏の上部)に大量のエネルギーを送っている。

「公共保健を憂慮する国際研究所のRosalie Bertell会長は、「HAARPは巨大なヒーターであり、それによって電離層に大きな亀裂を起こす。これは単に一時的に穴を開けるというのではなく、地球に爆弾のように降り注ぐ死の放射能を防いでいる層に長期にわたる切り目を作るものだ」と語った。

米空軍が出している軍事分析書は、恐るべきことが書いてある。
「地球的規模での戦争の武器として気象パターン、通信、送電線を秘密裏に操作する能力をもつことによって、米国が世界を制覇できる。気象操作こそは真の意味での先制攻撃兵器である。感知されることなくして、敵、あるいは友好国に向けて、経済、エコ・システム、農業を破壊させルことが出来る。金融・商品市場を混乱に陥れることも出来る。農業を不作にすれば、食糧の輸入依存度を高め、必然的に米国に主食を依存しなければならなくなる」

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は気候変動に関する科学的、技術的、社会的、経済的情報を調査する権限を与えられている。この権限の中には、環境戦争も含まれているはずだ。しかし IPCCの何千ページに及ぶ報告書には、全く触れられていない。



ぜひ、北沢氏のサイトで全文を読んでいただきたい。


■■
私が言いたいことは、言うまでもなく、この気象兵器こそが、異常気象の張本人であり、それを誤魔化すための隠れ蓑がCO2による温暖化説だということ。

あまりにもトンデモない話なので、どう形容していいか分からないのだけれども、要するに、CIAと米軍が、HAARPという気象兵器を開発し、その実験でおきた異常気象を誤魔化すためにCO2を悪者に仕立てたストーリーをでっち上げた、という筋書きだ。

kion1.jpg

1950年ごろから、急激に気温が上昇しているというこのグラフも、ぜんぜん違った意味が見えてくる。


あまりにも大がかりなCO2温暖化説に、どうしても違和感を持っていたのが、これで納得した。
原発推進も、CO2取引市場も、ある意味では副産物だったのである。

CO2温暖化説の出所がアメリカであるにもかかわらず、条約の批准をしないという矛盾も、これで理解できる。
アメリカは、この気象兵器の実験段階を終了するまでは、説は流布しながらも、条約を批准するわけにいかなかった。


この北沢氏の情報は、ぜひとも、一人でも多くの方に広めていただきたい。


<詳しいことを書いている記事の紹介>
HAARPによる気象操作 (4つの目で世の中を考える) 
人には見せられない世界最大規模の科学実験施設(Technobahn)


※一つ付け加えると、兵器としての完成度は未知数だ。実験で気候をかき回したあげく、成功したのかどうかは、分からない。
わざとらしい中途半端な秘密主義が、ブラフの臭いも漂わせている。

がしかし、温暖化サギとの関連は、非常に濃い。


※追記
HAARPの本家では、Q&Aコーナーでわざわざ、「気候に影響がありますか」とか「軍事目的に使いますか」などという設問をして、ご丁寧に否定しているけれども、「送信するスケジュールを公表しますか」という設問には、まわりくどく「公表しない」と回答している。

軍事目的でもないのに、スケジュールを機密にし、見学も許さず、グーグルアースも検閲するとは、語るに落ちるというモノだ。



2008-03-08(Sat)

遺族の「回しげり」事件を考える

「回しげり」の遺族を告発 大阪地裁、暴行容疑で 
2008年3月7日 中日新聞

たぶん、蹴りを入れた遺族への同情キャンペーンがあるだろうから、一つ確認しておきたい。

法律が何のためにあるのか、ということ。

本来、法律というのは、絶対王政で王様は「なんでもあり」だったのに、最低限の縛りをかけるためにできた。
ルイ14世だったかが言ったという 「朕は法なり」にたいして、「朕も法に従え」というのが、法律のそもそもの成り立ちだ。

そして、それをもう少し広げて考えると、腕力や金力のあるものが幅を利かす ということにたいして、最低限の制約をするということでもある。

もちろん、現実には法律は弱者の味方にならないことは多い。
むしろ、反対であることが圧倒的かもしれない。

だからと言って、法律に無効宣言をしてしまったら、私たちは”北斗の拳”のようなむき出しの弱肉強食の世界を生きて行かなくてはならない。

回しげりした遺族のいとこの方は、おそらくは犯人が憎いという純粋な気持ちから行動に及んだのだとは思う。
私も、同じような状況であれば、同じようなことをしたかもしれない。
だから、個別この人の行為に関しては、部外者の私はあれこれコメントはしない。

しかし、「私刑(リンチ)」を禁じるということは、個別の事例で考えるとまちがってしまう。
一つの同情すべきリンチを許すことによって、数多くの弱いものイジメのリンチをも正当化してしまうのである。

むしろ、そうした法律無視のリンチ的な行為をのさばらせるために、一部の同情すべき行為や主張をクローズアップさせるのである。
その代表が、光市事件での橋下徹の行為であったことは言うまでもない。

だから、、この回しげり事件に 「もっとやれ!」「なんでアカンの」というような無責任なコメントを垂れ流すであろう人々に対しては、いい加減にしろ と言いたい。
特に、「知識人」とか「文化人」とか言われている連中に。


関連
光市事件と拉致事件 リンチ礼賛運動
「正義」を主張するものたち 虐殺の論理
あらためて光市事件について



2008-03-06(Thu)

公明党に利用される吉清さん家族

数日前、こんな記事があった。

吉清さんの家族、小沢氏に手紙「石破防衛相の辞任望まぬ」
2008.3.3 産経

 イージス艦衝突事故で行方不明になっている吉清治夫さん親子の家族からの手紙が3日、民主党の小沢一郎代表に届けられた。仲介を依頼された公明党の富田茂之衆院議員が、民主党の山岡賢次国対委員長に手渡した。

 富田氏によると、家族は当初、石破茂防衛相の責任追及より再発防止対策の議論を求める思いを伝えたいと、福田康夫首相や小沢氏との面会を希望。2日に首相と面会した際に手紙を手渡し、小沢氏にも届けるよう富田氏に要請した。手紙の内容は、首相への手紙と同趣旨と聞いているという。

 家族からは3日、公明党の太田昭宏代表にも手紙が届けられた。富田氏によると「家族は石破氏の引責辞任を望んでいるのではなく、同じ事故が起きないようにしてほしい」との趣旨で、親族26人の署名が添えられていたという。


小沢一郎にあてた手紙を、なぜ公明党が届けるのか?

しかも、その手紙の内容、

福田首相は2日、首相官邸で記者団に石破氏続投を改めて強調。イージス艦衝突事故で行方不明になっている吉清(きちせい)治夫さん、哲大(てつひろ)さんの家族からの手紙に「石破氏にしっかりと事故が起こらない体制を作ってほしい。決して辞めればいいというものではない」と書かれていたことも明らかにした。
2008.3.3 毎日より 

と、シッポ切りでシャンシャン手打ちにするな、と言っているのであって、石破を擁護する主旨ではないと思われるのだが、産経の見出しだけ見れば、そのように見えてしまう。


一言だけ触れておくと、なぜ、これほどまでに石破を守ろうとするのか。
それは、自衛隊を「戦争のできる軍隊」にできる担当者が、石破くらいしか見あたらないからだ、と思う。

今回のイージス艦事件は、態度だけはデカイけれども命令系統も何も滅茶苦茶な自衛隊の姿をさらけ出したという面がある。
こんなものは、いざ戦争となったらものの役に立たない、という危機意識が、自公政権の一部で強烈に吹き出しているだろう。
それは、アメリカからの圧力も含めて だ。

だから、軍事オタクとも言われる石破をして、自衛隊から軍隊への変身を遂げる。だからこそ、石破を辞めさせるわけにはいかない。

こういう事情で、吉清さんの家族は、自公に都合のいいように利用されている。



2008-03-03(Mon)

吉清さんに言い放った福田康夫の「ああそう」

昨夜のニュースでは、福田康夫がイージス艦に撃沈された吉清さん宅に行ったことが盛んに報道されていた。

緊張の面持ちで福田首相-不明父子宅訪問・イージス艦衝突 
2008/03/02 時事通信より

面会に同席した治夫さんのいとこ中ノ谷義敬さんによると、首相は家族らに「これからの人生があるのにこのままなしになって申し訳ない」と謝罪。中ノ谷さんが「2度とこういうことのないようにしてほしい」と伝えると、「2度とないよう頑張りますから」と再発防止を誓った。
中ノ谷さんは首相の訪問について「ありがたい」と感謝。石破茂防衛相についても「大変だろうが、自衛隊を一つにまとめてほしい」と話した。
ただ、中ノ谷さん以外の親族は、首相との面会中、何も話さなかったという。
帰り際に、中ノ谷さんから「家族の気持ちを全部書いてあります。目を通して下さい」と白い封筒を渡された首相は「分かりました」と答え、家族らに一礼した後、公用車で走り去った。


福田首相、吉清さん方を訪問…謝罪し涙ぐむ 
2008年3月3日 読売新聞より

親族との面会は約30分間に及び、首相は吉清さん親子の写真の前で手を合わせて涙ぐんだ。
面会後の玄関前で、中ノ谷さんは家族の思いをつづった手紙を首相に手渡した。さらに、「防衛相は絶対に負けずに一生懸命やってもらいたい。艦長もこういうことがあったのを胸に畳んで、下の人間に指導してもらいたい」と述べ、防衛相や艦長を辞任させず、原因究明や再発防止に取り組ませるよう強く求めた。首相は「わかりました。しっかり伝えます」とこたえた。
中ノ谷さんはこの後、記者団に、「『一日も早く来たかったが、スケジュールの関係で来られなかった』と言われた。首相の気持ちが伝わり、きれいさっぱり納得した」と語った。


テレビで映っていたのは、玄関前で「家族の気持ちを全部書いてあります。」手紙を渡されたところ。
手渡された福田が言った言葉がはっきりと流れていた。

「ああ そう」

最低限でも 「ああ そうですか」 と言うべきだろう。人間の常識では。
その後も、親族一同が平身低頭し、福田は頭一つ下げることなく去っていった。
まるで、時代劇を見ているのかと思うほどの、逆転現象。

中ノ谷さんといういとこの方がどういう思いでおれるのかは分からない。読売新聞はさすがに、防衛省と福田に都合のいいところだけピックアップしているけれども、「中ノ谷さん以外の親族は、首相との面会中、何も話さなかった」というから、家族のかたが皆同じはないのだろう。

にもかかわらず、公僕たる総理大臣ごときに、被害者家族が平身低頭しなければならないこの光景に、日本の基層を見てしまったようで、本当に悲しい映像だった。

ちなみに、行方不明の人の写真のまで、普通「手を合わせる」か?
しょこたんこと中川翔子は、善意からとは言え「死ななくてすんだはず」と言って、直後に謝罪している。

もし「早く見つかるように祈った」とか言い訳するのならば、横田めぐみさんの写真のまえで手を合わせるかい? 福田さん。


こんな話もある。

福田総理・その夜は酒の席で上機嫌だった



週刊現代3月8日号によると 事故のあった当日の夜、福田は新聞社幹部との会食でご機嫌だったという。

「まあいろいろありましたけどね。日本酒を出してくれ。」

これが、福田が新聞社の幹部に言った言葉。


忘れまい。



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