2009-03-25(Wed)

裏献金の二階はどーなった??

なにが問題なのか。

それを考えずに、目先の利害だけで動く人間の多いことよ・・・
とくに、政治家という連中に。

自分の当選しか頭にないやつらは、官憲に弾圧される自分の党の代表を切り捨てようとする。
コイズミ一派にすり寄りたい前原や、自分のイメージだけを守りたい小宮山など、いろんな思惑があるだろうか、どれもこれも自分のことしか考えていないという点では一緒。

二階を捕まえない検察。それをほとんど攻めない野党。
二階のことなど、忘れたかのように報道しないマスコミ。
「二階 裏献金」とニュース検索しても、最近の報道はまったくない。

3月7日には毎日新聞がこう報じていた。

04~06年の収支報告書によると、西松建設のダミーとされる二つの政治団体「新政治問題研究会」「未来産業研究会」は、二階派の政治団体「新しい波」のパーティー券計838万円分を購入しているが、パーティー券以外の献金の記載はない。「新しい波」の関係者は「収支報告書に記載している通りだ」としているが、複数の西松建設幹部は「2団体を介した献金やパーティー券購入は、実際には西松の金と相手先に伝えていた」と特捜部に供述しているとされる。

 特捜部はパーティー券の購入が多額である上、収支報告書に記載されていない現金の授受があった可能性もあることから、二階氏が関係する政治団体についても、解明する必要があると判断。政治資金規正法違反の疑いで、資金管理の責任者らの事情聴取に踏み切るとみられる。

 また特捜部は、西松側から献金を受けたほかの与野党議員の関係者からも任意で事情を聴く方針。04~06年の収支報告書によると、西松関連2団体から資金管理団体への献金が多いのは、尾身幸次元財務相(400万円)▽森喜朗元首相(300万円)▽山岡賢次民主党国対委員長(200万円)▽山口俊一首相補佐官(同)--など。


同じ日のスポニチには

五十歩百歩?二階議員側に6千万円裏献金か

 西松建設の巨額献金事件に絡み、同社関係者が東京地検特捜部の調べに対し「二階俊博経済産業相側に、10年以上にわたり総額6000万円前後の現金を渡していた」という内容の供述をしていることが7日までに関係者の話で分かった。原資は同社が捻出した裏金で「(経産相側の政治団体などの)収支報告書には記載されていない」とも供述したとされる。


ところが、ここ数日でこの問題に触れているのは、日刊ゲンダイくらいだ

二階経産相 おとがめなしの不公平
2009年03月24日

結局、小沢代表だけを狙い撃ちにして終わりそうな西松献金事件。現職大臣・二階経産相の裏金疑惑は“おとがめなし”の雲行きだ。逮捕された西松建設の前社長が取り調べで「盆と暮れに300万円ずつ、10年以上渡した。合計6000万円になる」とペラペラしゃべったという。その見返りは何だったのか。二階大臣の地元・和歌山で西松建設は6年間で78億円の公共工事を受注している。闇に葬るにはデカすぎる裏金疑惑。こんな不公平が許されていいのか。


そもそも、思い出してほしいのは、西松の元副社長が逮捕された理由だ。
金7000万円を海外から持ち込んだという、外為法違反なのである。
このときの報道では、金は10億円にのぼるといわれている。

単純に考えれば、献金が10億円、どっかの政治家に流れているのだ。
小沢氏の場合のような収支報告書に記載される、オモテの献金ではない。
二階俊博がもらったといわれているような、献金だ。

この本命の裏献金をほったらかしにして、しかも二階俊博という現職大臣が目の前にいながら、なんで検察は指をくわえて黙っているのか。

こんなにわかりやすい、だれでもがオカシイと感じることを、なぜ野党は徹底追究しないのか。

理由は、想像が付く。
びびっている。

小沢一郎をこんなふうに強権的に弾圧した検察に対して、ほとんどの政治家はびびりあがっている。
自民党、民主党はもちろんだが、献金をもらっていない議員でも、びびっているのは同じだ。

企業献金ではない、労働組合からのカンパですら弾圧の口実になる

戸田・門真市議失職へ 最高裁が上告棄却
2009.3.11 産経

労組から計450万円の違法な献金を受けたとして、政治資金規正法違反罪に問われた大阪府門真市議、戸田久和(ひさよし)被告(53)の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は、戸田被告の上告を棄却する決定をした。

もちろん、戸田さんはまったくびびっていないけれども、重箱の隅をつついたら、だれだって言いがかりになるモノは何か出てくる。
その意味では、これだけ捜査されて何も出てこなかった小沢一郎はたいしたモンだ。
脇が甘いという人もいるが、むしろ鉄壁だったと言える。

しかし、ほとんどの政治家は、なんか出てくる。
法解釈とマスコミの扇動にかかったら、ちょっとした不注意や親切心だって極悪人に仕立てることができる。

だから、今回の小沢氏だけを、わざと見え見えで標的にした検察のやり口に、ほとんどの議員はゾゾゾッと肝を冷やしているのだ。
それくらい、今回の検察の突出はすさまじい。

小沢代表の説明がどうのとか、納得できるとかナントカのたまっている連中に申し上げたい。

現職大臣の裏献金疑惑をほったらかしにすることのほうが、何百倍も納得できないとは思わないのか?
自民党には事情聴取すらしないことに、検察は説明責任がないというのか?

マスゴミに騙されている人は仕方がないとして、仮にも議員ならば、検察がオカシイのは分かっているはずだ。
分かっていながら、びびりまくって何も言えない。
それが、野党を含めた日本の政治家のありさまのようだ。

今回の件は、いざというときにナンボか力になりそうな政治家と、びびって逃げ出しそうな政治家をあぶり出すリトマス試験紙になったとも言える。
そういう目で、しっかりと記憶しておきたい。


※この二階の記事をアップしたら、ウヨ系のコメントが続々と入り始めた。
 こういう流れの時は読まずに捨てているが、それにしても正直な反応で面白い。

 やはり「二階から攻めよ」だ。
 ブロガーの皆さん、ターゲットは二階にあり!


2009-03-24(Tue)

ちょこっと宣伝を

案の定、小沢一郎の秘書は、政治資金規正法でしか起訴されなかった。
マスコミ報道では、いかにも汚職をしていたかのように流しまくったけれども、実態はなかったということを検察は逆証明してしまったわけだ。

そうは言っても、起訴しないと検察の大失態になるので、しょうがないから起訴したということだろう。
この件は、なんとか民主党内を押さえきった小沢代表と現執行部のお手柄。


てな話とは全然関係ないのだけれども、ちょこっと宣伝です。
先日の記事でもこっそり書いた、木の家の完成見学会。
詳しくは、こちらをどうぞ

天の木ネット

べつに、家を建てる人でなくてもOKなので、見てみたい人はご連絡を。
ただし、お施主さんのプライバシーの関係で、連絡先を知らせていただいてから、詳しい場所などは返送します。
リンク先から、連絡できるようになっています。


まあ、それにしても、住宅や建設の冷え込みはものすごいものがある。
今年一年で、どれだけの設計事務所や工務店やデベロッパーが倒産するやら、考えたくもないほど、目の前に迫ってくる。

たしかに、今にも倒れてくるよな家でもない限り、ここまで先行きが暗いときに家を建てる人は珍しい。
その心情は痛いほど分かるだけに、この先どうしたらいいのかな という思いは深い。

さしあたり民主党つぶしが失敗して、仮に政権交代したからといって、一気に景気が良くなったり、皆が食っていけるようになったりするなんて幻想は持っていない。
むしろ、官僚や財界のサボタージュで、状況は悪化するかもしれない。


そんなことをグダグダと考えながら、ふと目についた本を読んでいる。
今や知る人ぞ知る葉っぱ長者、徳島県上勝町の話。
立役者である横石さんというひとが、なぜ葉っぱが年間何億も売れるのか、書いている。

要するに、パラダイムシフトというか、何を商品と考えるか というところが違う。
それにプラスして、この横石さんという人の何十年にもわたる奮闘がある。
もう、体はボロボロだそうだ。

なるほどなあ、という思いと、でも誰でもできるものじゃないな という思いが交錯する。
だれでもができないから、葉っぱが何億もの金になる。

たしかに、実働部隊は普通の山間の村のおばあちゃんたちだ。
そのばあちゃんたちが、パソコンを操り、市況を読んで稼いでいく姿は感動的ですらある。
だから、マスコミでもさんざん取り上げられて、日本中に知れ渡った。

でも、ご自身も書いているとおり、これは横石さんの(たぶん)寿命と家族を犠牲にしてできた業績だ。
第3者が無責任に、中山間地域の救世主のように言うことはできない。

私の関わっている、建築業界も、中山間地域も、どちらも虫の息だ。
なんとかして生き延びていくことを考えなくてはならない。
そのためには、確かに横石さんの言うことはものすごく役に立つ。

と同時に、やはり、そこまでしなくても、とりあえず生きていけるのがホントなんじゃないの とも思う。
「文句ばかり言っていても仕方ない」けれども、「でもやっぱ文句も言いたい」。

そんなこんなで、手足をバタバタもがく日々は当分続きそうだ。
今日は、なんだかとりとめがなくなってきた。

そうそう、宣伝してたんだった。
家見に来てくださいね。


2009-03-21(Sat)

世界を動かしているのは 金持ちアメリカ人の高額ボーナスなのか

AIGの高額ボーナスには、アメリカ人ならずとも呆れてものが言えない。
日本ならば、こっそりとやるところを、アメリカは堂々と支給して、それを規制するものには恫喝を加えるのだから、まったく凄いものだ。

AIG高額賞与に90%課税へ 米下院が法案を可決2009.3.20 産経

(略)財務省には金融機関が今後の公的資本注入をためらうなど、金融システムの安定化に与える悪影響を懸念する声もあがっている。(略)
また、パタキ元ニューヨーク州知事は、米紙ウォールストリート・ジャーナルに対し、「もし法案が成立すれば、ニューヨークが金融センターとしての地位を失う可能性すらある」と語っている。


会社が潰れようが何しようが、幹部の気の遠くなるような高額ボーナスだけは手放さない。ボーナスがないのならば働かないぞ、ウォール街が潰れても良いのか、と脅しているのだ。

寂しいふとことから税金を取られる国民に対して、俺たちにたんまりボーナスをよこせ、よこさなければ世界経済をめちゃくちゃにしてやる、と迫っているのである。

日本的な感覚からは、ちょっと信じられないような傲慢さだ。
日本だったら、こっそりと裏金かなんかで懐にいれるところを、アメリカのセレブは堂々と「税金から俺のボーナスをよこせ」と来る。

こうした、ビックリするような傲慢さを見ると、世界中の戦争や貧困が、ここにつながっているんだなという実感がある。
イラクやアフガンやイスラエルのように、直接的にアメリカセレブの懐に直結しているのもあれば、わざと紛争地域にされているソマリアのようなこともある。

ソマリアの和平を壊す米軍の「戦場探し」
2001年12月24日   田中宇の国際ニュース解説

また、海賊に関しては田中さんの記事にこんなことも

イスラエルの諜報機関は、ソマリア沖の海賊をこっそり支援していると、サウジアラビアのメディアで指摘されている。イスラエルは、ソマリア沖の海賊を跋扈させることで、紅海の安全保障を「国際化」することを狙っている。紅海はサウジアラビア前面の海であるが、同時にイスラエルからインド洋に抜ける唯一の海上ルートでもある。
 紅海の「国際化」とはすなわち、米英イスラエルが紅海に自由に出入りする権限を持つことで、サウジアラビアに対する威嚇となる。最近のイスラエル政府自身は、中東和平の一環としてサウジとの和解を希望しており、諜報機関(右派)によるサウジ威嚇戦略とは矛盾している。(2008年12月2日)


こうして紅海に跳梁跋扈する海賊対策と称して、なんと専守防衛の自衛隊が進撃していった。
これを可能にしたのは、日本検察とマスコミの民主党攻撃だ。

結局、ぜーんぶ一握りのアメリカセレブの巨額ボーナスのために振り回されている。
日本の政治がめちゃくちゃになろうが、世界中で何十万、何百万の人が死のうがお構いなしだ。

そんなセレブを筆頭に、おこぼれを拝借する序列がある。
この序列のことを別名グローバルスタンダードとか国際社会とか言う。
麻生太郎などは、さしずめ序列の末席あたりに座らされている。
小沢一郎は、自分の腹一つで、その一つ上くらいに座ることもできれば、反対側に立つこともできる。
そして、彼は反対側に立つことを選択した。

「国際社会」の反対側がすべて正義というものでもないが、すくなくとも現代の悲劇の主原因とは流れを異にするということだ。
それを、日本という国の政権を取ろうかという人間が自覚し、発言するということは、やはり大きなことだ。
過小評価すべきではない。

その人間を、土着の利権と結託していたとしても、違法でないものを違法であるかのように攻撃するのは、「革新」政党の名折れだ。

AIGの高額ボーナスに怒りを覚えるならば、それとは違う流れを選択しなくてはならない。
それが、麻生なのか、小泉や前原のようなアメリカに隷従する連中なのか、小沢一郎なのか、現実的に選択しなくてはならない。
もちろん、プラス社民とか、プラス共産とか、プラス国民新党とか、重しをつけることも大事だけれども、次の一歩は確実に選択しなくてはならない。

小沢一郎が手を引いたら、民主党は間違いなく解体され、アメリカ好みのグローバルスタンダードに再編される。
半数は小泉一派に吸収され、残りは四分五裂する。
裏と表の権力に守られた清和会と、早いことおこぼれにあずかりたい前原一派が合体して新自民党になり、麻生や二階などは自民党の垢として切り捨てられる。

政治を注意してみている人は、うすうすこんなシナリオがあることを感じているのではないだろうか。
問われているのは、これを許すのか、拒否するのか ということだ。




2009-03-18(Wed)

竹中平蔵が国会の参考人から逃亡 でもニュースにならない

コメントやトラックバックなどで、いわゆるネットウヨの類が反応するタイミングを見ていると、ちょっと面白い現象がある。しょうもないモンが増えるときは、なにかコソコソとした動きがあるときだ。

昨日から、くだらないコメントやTBが増えている。
で、昨日は何があった日かというと、竹中平蔵が国会の参考人招致から逃亡した日だ。

出席要請もほとんど報じられなかったようだが、卑劣にも、というか、竹中平蔵らしく逃亡を決め込んだニュースは、検索では全く出てこない。
私は植草さんのブログで始めて知った。

衆院委、竹中氏へ出席要請
2009.3.10 日経新聞
 衆院総務委員会は10日の理事懇談会で、郵政民営化の検証のため、元郵政民営化担当相の竹中平蔵日本経済研究センター特別顧問に、参考人として出席を求める方針を決めた。同氏が応じれば17日にも質疑する。「かんぽの宿」の譲渡問題などについて聞くため、野党が出席を求めていた。

遠吠えだけの竹中平蔵氏とかんぽの宿新疑惑発覚
2009.3.17 知られざる真実
3月17日の総務委員会の最大の焦点は、参考人として招致した竹中平蔵氏が出席して、疑惑に正々堂々と答えるかどうかであった。
しかし、竹中平蔵氏は総務委員会に出席しなかった。出来レースのテレビメディアや一方的に詭弁を書き連ねることのできる媒体に、数多く登場しているが、国会での説明は拒否するとの考えであるのか。
「犬の遠吠え」と批判されることは免れない。竹中氏は疑惑の核心に対して、何も答えていない。反論があるのなら、出来レースの場ではなく、国会で正々堂々と説明するべきである。


やはり、一連の騒動は、ここに根っこがあったのか。
小沢秘書逮捕はもちろん、北朝鮮の衛星騒ぎだって怪しいモノだ。
日本の米奴隷が危なくなると、北朝鮮はなぜかミサイル騒ぎをおこして目を引きたがる。


かんぽの宿問題は、なにせ言い出したのが鳩山弟だから、どうにも信用ならない。
何かウラがあるはずだ、という思いは今も変わらない。
だから、安易にこの問題には触れたくないのだが、こうなってくると、やはり目を向けないわけにはいかない。

なぜ、鳩山弟がスタンドプレートも言える張り切り方をしているのか。
本気でやったら、今頃は小沢ではなく鳩山弟の秘書が逮捕されていただろう。
未だに無傷でいるところを見ると、どう考えても、ウラがある。

考えられるのは、肉を切らせて骨を「守る」作戦ではないか ということ。
本気で突っ込まれると、竹中もコイズミも相当ヤバイ爆弾が埋まっているのではないか。
その爆弾を守って、西川の詰め腹と、オリックスをちょっと叩くくらいで問題を収拾しておこう、ということではないのか。

東京や大阪の中央郵便局の保存問題なども、目くらましの疑い濃厚。
11日に安藤忠雄が講演してるのもタイミングが良すぎる。

「大阪中郵は重要な建物」 建築家・安藤忠雄さん講演
2009.3.12 産経関西

かんぽの宿の800億とかという資産は、郵政の全体から見れば、ほんの一部だ。
宿舎関係だけでも2兆円という話もあるし、預金や保険の本体はもちろん桁違いだ。

「ここに手をつけるな」 という恫喝が、まさに小沢代表への一連の攻撃なのではないか。
そう考えると、いっそう恐ろしい想像に行き着く。
検察が主導してこうした恫喝に手を染めていると言うことは、検察はデカイ裏の事情を知っているということだ。
そして、それが明らかにされると、検察としては捕まえざると得なくなる。
そうならないように、自らフタをしている。。。


北朝鮮とコイズミの盟友関係は今更言うまでもないので、これは繰り返さない。
ただ、衛星騒ぎで露呈してしまったのは、やっぱり米国は守ってなんかくれない ということだ。
押し売りされた迎撃システムは、実験でも3回に1回くらいしか当たらないのだから、実際には使えるわけがない。
もしハズしたときの責任を誰がとるのか。しかも、外れる確率のほうが高いのだ。
本当に日本に向けて飛んでくるならいさ知らず、今回のようなケースで、迎撃システムのボタンを押せる人間は絶対にいないだろう。


さて、このネタに踏み込むと、くだらんコメント類が増えるだろうか。
一応言っておくけれども、このブログでは、あまりに品性下劣と判断したもの、内容に関わらず長すぎるものは、無条件で削除するので、張り切らない方がいい。


2009-03-16(Mon)

政治献金は本当に「悪」?

今朝のNHK御用放送では、いよいよ小沢代表側の違法性を証明できなくなったと見て、民主党そのものへの八つ当たりを「解説」していた。
あたかも、市民の良識のような顔をして。

かつて企業からの献金の全面禁止を主張した民主党なのだから、「政党支部で受領すれば問題ない」では納得できない。と言う。
つまり、自民党が企業献金をもらうのはOKだが、民主党がもらうのは納得できない、というのがNHK御用放送解説委員のご見識だそうだ。


はっきり言って、わたしは企業献金はもらって良いと思う。
ただし、有権者にはっきりとそれを見せることだ。
そうすれば、借金に追われている人は、サラ金から献金を受けている人には投票しないだろう。
市民の良識が、本当にNHK解説委員のように「企業献金は悪」と思っているのならば、献金をもらっていない政治家は、収支報告書自体が宣伝になる。
お金をかけてチラシやポスターを刷らなくても、総務省が全国民にわかりやすく政治資金収支報告書を開示すれば、それ自体が選挙活動だ。

現状のように、一般市民には中身がさっぱり分からないようになっっている収支報告書では意味がない。
候補者名をピッと検索したら、金額順に献金者とその所属がザッと出てくるようにすること。
コンピュータを使わない人も多いのだから、希望者には印刷物を郵送すること。
市役所に専用端末があって、職員が使い方を教えてくれる、なんていう方法もある。
対立候補の献金状況を、わざと宣伝してやるというものいい。

そういう前提で、企業からの献金は、私は禁止すべきではない と言いたい。
禁止すれば、裏社会が栄えるだけだ。
そして、その実態は有権者の視界から完全に消え去る。


献金OKという、もう一つの理由は、政治は戦いだ ということ。
先の御用解説委員のように、自民党はOKだが民主党はNGという類は論外だが、なんやかんや言っても、金はかかる。
ポスターひとつ見ても、いかに自民党の公明党が多いか、誰でもが実感するだろう。
ウチの周りでも、例の杉並区長と不倫したあげく吹田に落下傘降下してきた渡嘉敷某のポスターが、これでもかというほど張り巡らされている。
気持ちいい朝だな、と思いながら自転車のペダルを漕いでいると、いきなりこの顔が飛び出してくるから、ほんと不快千万。

けれども、これだけ貼ってあれば落下傘にもかかわらず、知名度は他候補とは雲泥の差だ。
社民党のポスターに至っては、私の行動半径の中では、1枚しか見たことがない。
それも、予定候補の写真ではなく福島党首の顔だけ。

個人だろうが企業だろうが、詰まるところ自分に有利になる候補を応援する。
社民党が本当に庶民の生活のために戦う気があるのならば、大カンパ作戦をやったらいかがか。
100円x100万人運動とか。

その1億円でとりあえずポスターを貼りまくる。
顔だけじゃなくて、主張も入れて。
金は汚いとか、政治に金を使ったらいけないとか、きれい事を言いながら自然消滅を待つよりも、庶民なりの金の出し方を提案してほしい。
国境なき医師団にならって、1日50円運動なんていうのもありだ。10円でも良い。
それでも、企業献金にはとても敵わないけれども、さっきも言った献金リストの大公開とあわせれば、結構力になるはずだ。


さらに、企業献金OKの理由はある。
献金を本当に禁止しようと思ったら、革命を起こす覚悟がいるということ。
善し悪しは別にして、資本主義の世の中だということを忘れてはいけない。
ちょっと乱暴な言い方だけれども、資本が最高の地位にいるから、資本主義だ。
資本のために他のものは手段化するのが資本主義だ。

その体制の中にいる以上、資本が政治を左右させるための献金は、絶対になくすことはできない。
表向き禁止すれば、先も言ったように裏の仕組みができあがり、それに関わる裏社会がウハウハになるだけだ。
よく言われる禁酒法とアル・カポネのように。

所詮、この世にあるものは儲けるための手段なのである。
民主党が政権を取ってもそれは同じ。
ただ、その儲けの配分がちょっと変わるかな、といことに過ぎない。

仮に共産党が政権を取ることになっても、彼らが革命を遂行する覚悟がない限り同じ。
そして、資本主義であり民主主義である限り、儲けられない政治は崩壊する。
儲けられなくても崩壊しないのは、現状では北朝鮮のような独裁国家くらいしかない。


だから、献金は禁止するのではなく公開すべき、という小沢代表の意見に、観点は違うかもしれないが賛成だ。
公共工事を受注している企業から献金を受けている候補はKマークとか、だれでも分かるようにして投票すればいい。
そういう仕組みを作ることくらいは、民主党政権に期待できるのではないか。

表面のきれいごとよりも、有権者が自分で判断できることのほうが、ずっと重要だと思う。






2009-03-14(Sat)

建築士という仕事

昔からよく言う話。
「一級建築士とかけて足の裏についたご飯粒と解く」
その心は
「とらなくちゃ気持ち悪いが、とっても食えない」

このご時世で、一層実感がこもってきた。
高度経済成長の名残がある頃は、名義貸しなどが公然と行われて、結構な実入りになっていたという。
しかし、今や名義貸しなんかしたら命取りだ。

2007年に建築基準法と建築士法が変わった。
官僚のイイワケ作りのために、建築業界は大混乱した。
倒産した会社もたくさんあったはずだ。
そして、役人が投げ捨てた責任は、すべて建築士に押しつけられた。

建築業界の古い体質については、なんやかんやと話題になる。
が、その最たるものが建築確認だということはあまり指摘されない。

普通の人は建築許可だと思っているけれども、ほとんどの建築は許可はいらない。
「許可」ではなく「自己責任」なのである。

「許可」してしまうと、その内容に役所が責任を取らなくてはならない。
だから「許可」はしない。あくまで、何が起ころうと自己責任だ。

そのくせ、ほとんど許可と変わらないくらいの規制はされる。
それも、以前は「何がダメ」とか「こうした方が良い」とか内容を指摘していたのが、法改定後は原則として内容の指摘もしない。
自主的に規制内容に合致させよ ということ。
合致していなければ見ない。差し戻し。
却下ですらない。却下という責任すら取らない。

これが、「確認申請」といわれる代物。
許可ではなく確認。
「確認しただけ。見ただけ。あとで何かあってもそれは申請した建築士の責任。」
「法規だけでなく、役人が勝手に決めた内規にも合致していなければ確認しない。見ないから持って帰れ。」

2007年以降、役所の免責を徹底させた裏で、一級建築士の免許取消や営業停止の処分は激増した。

2006年にはゼロだったものが、2007年21件、2008年31件。
もちろん、悪質なものもあるし、処分されて当然の連中も多数いることは承知している。
が、役所、デベロッパー、工務店、建築士 という業界関係者の中で、いちばん立場が弱く金もなく責任だけがたくさんある建築士に、全部責任を押しつけようという意図がありありなのである。

まるで、東京地検が、自民党は無視して、民主党だけに手を下すように、実権を持っている連中を野放しにして、正論を吐いたらオマンマ食い上げになる設計事務所を狙い撃ちにしている。

重ねて言うが、設計事務所の不正を正当化するわけではない。
言いたいのは、一番実権をもっているデベロッパーやゼネコンを、あるいは不動産金融セクションを放置しておいて、末端の設計事務所に悪役を押しつけることの不当さだ。


同業の友人が設計料を時給に換算してみたところ、1500円だったという。
これを高いと見るか安いと見るか、意見はあるだろう。
コンスタントに設計依頼があったとしても、週40時間で6万円、月に25万足らず。
(実際は、食っていくためには不眠不休で時間を稼がなくてはならない。)
これで、家一軒の構造、使い勝手、健康、デザインなどなど、全般にわたって責任を問われる。

先日たまたま友人の依頼で図面作成のちょい仕事をした。
他人の考えたプランを、図面に落とすだけの単純作業だから、「仕事くれた人には申し訳ないけれども、つまらないだろうな」と思いながら手を付けた。

ところが、意外な感情に自分でびっくりした。結構楽しいのである。
やってみて気がついたのは、ものすごく気楽なのだ。
もちろん、正確に書かなくてはならないという緊張はあるけれども、自分で設計するときの緊張感とは比べものにならない。
その気楽さが、ここ数年ずっと緊張し続けてきた心に、ちょっとした解放感をあたえたらしい。


駆け出しの頃はマンションや学校の設計にも携わったし、一時期は店舗デザインばかりしていたこともある。
設計ばかりでなく、夜に設計した図面を、昼は自分で現場監督していたこともある。
いろいろやってみた中でも、住宅の設計は本当におもしろい。
天職かな と思うときもある。

お施主さんも十人十色だけれども、ありがたいことに、とてもいい人たちと出会うことができている。
こんなに恵まれていていいのかな、と思うときもある。

その一方で、責任の広さに戸惑うことも多い。
住宅は生活の場、人の容れ物だけに、ありとあらゆることが関わってくる。
しかし、こちとら生身の人間に過ぎない。そのギャップにクラクラしながらも、なんとか対応しようともがいてきた。

業界をちょっと知っている人ならば分かる話だが、ゼネラリストの建築家なんて売れない。
一点突破こそが、メジャーへの一里塚。
デザイン、構造、間取り、断熱、素材(健康)、耐久性、環境、価格。ちょっと考えただけでも、住宅の要素はたくさんある。
どれかに飛び抜けている人はたくさんいるが、このすべてにこだわってつくっている人を、私は寡聞にして知らない。
そんな、非効率な営業戦略をとる人は滅多にいないし、また、一人の人間の限界を超えている。

では、チームでやればいいのかというと、やはり統括する人間がいないとチグハグな家になってしまう。
しかも、一芸に秀でた人は既に名をなしているので、他のプロデューサーの下で働くことを望まない。
結局、トータルにいい家を供給する体制は、今の日本には、無いかもしれない。

自分でやってきた仕事を振り返って、正直言って「これは凄い!」と飛び上がって叫ぶようなことは何もない。
デザインはシンプルにして「はずさない」ということをガイドラインにしてきた。店舗デザインをしていた頃は、壁の角をどう見せるかで一晩も二晩も悩んだりした。神は細部に宿る なんて言う言葉も承知はしているけれども、今そんなことをしていたら他のことを考えられない。
それは、結局家をダメにしてしまう。

構造は、いろんな要素の中ではこだわってきた。
なにせ、2階建ての木造住宅は構造計算をせずに建てる。普通は。
それで良いのかな という思いが高じて、自分で構造計算をするようになり、一通りのことはできるようになった。
また、木造の場合、計算に出てこない様々な要素が強度に影響する。
構造面では、神は細部に宿る を実践しているかもしれない。

間取りも、相当時間をかける。間取りは人間の生活そのものだから。
視線と動線をコントロールすることが、人と家の関係の基本。
それに、空間を切り取ることは、家の内観デザインでもある。

断熱は最近はやりだけれども、ほどほどにしている。
気をつけているのは3点。
湿気を調節することと、蓄熱すること、それに体に悪くないこと。
湿度の温度のバンパーになるということなんだけれども、詳細はここでは省く。

素材の力は、健康に影響するだけでなく、空間の質を決めてしまう。
日進月歩でいろんなものが登場するが、全部試してみることはできないので、体験的にいいものを使い続けている。
木、紙、土、石。組み合わせを間違えなければ、ディティールの甘さを補ってあまりある空間を構成してくれる。

耐久性で一番の問題は基礎のコンクリート、ということに住宅屋さんは無頓着だ。

環境を売りにする業者は星の数ほどいる。
杉花粉をまき散らす日本の山と、どう関係するのか。
山を美化するのも嘘。山のおいしいとこだけ持って行くのは詐欺。

コスト。生来の貧乏性が、吉と出るか凶と出るか。
とにかく、あまり高いものは使わない。
有名建築家のように、施主の金で芸術作品をつくろうという算段はしていない。

それぞれの分野で、もっとこうすれば、もっとああすれば、思うことはたくさんあるけれども、一つにこだわりすぎで大きな穴が開かないようにしてきたつもりだ。

そのことを問われる家が、この3月と4月に竣工する。
2軒とも、私が設計した中では大きい家。ややお金もかかっているし、デザインの遊びもちょっとある。
その一方で、スタンダードにしてきた要素の真価も問われる。

このさい、ちょっと宣伝をしておくと、3月29日と4月19日に、これら家の完成見学会をするので、興味のある人は、メールなどで問い合わせてください。


てなことも言いつつ、この大不況を生き抜くためには、こうした少々お金をかけた家ばかりではいけないとも思っている。
家賃並みのローンを60歳まで払えば完済できる程度のローンで、職場まで通勤できて、構造と健康の安全は確保されていて、おまけに庭で食糧自給できる。

こんな「大不況に生き抜く家」の供給。これは、一人ではできないので、友人の不動産屋と共同で取り組んでいる。
工夫すれば、結構いろんな可能性がある。

大不況は、狙い違わず建築業界を直撃している。
相当深刻な近未来が迫ってきている。
大不況を生き抜くのは、他人事ではない。

この苦しくて希薄な空気の中に私は、なぜかうっすらと生き甲斐を感じてしまう。




2009-03-10(Tue)

与謝野馨の場合

きっこさんは、献金と言わずにぜ~んぶワイロと言ったらと提案しているが、たしかにそうかもしれない。

形式論をとっぱらって言うならば、どこの会社が見返りを期待せずに政治献金などするものか。
そういう意味では、献金はぜんぶワイロといってもいい。
小沢一郎に限らず、もうほとんどの議員、とくに与党大物議員はこぞってワイロ漬けということになる。

たとえば、経済関連大臣を3つも兼任して、日本の経済を一手に握っている与謝野馨。
じつは、こんなワイロ(献金)をもらっているという。

与謝野馨氏からみていくと、まず、1位の「曾木高男」氏は、かつて兜町で名を馳せた“株投機集団”のトップで、いまから20年以上前に「6億円の所得を隠して裏金化」して社会問題となり、当時、国会でも取り上げられていたことがわかった。

2位の「日本医師連盟」は医者の政治団体で、これは「自民党最大のスポンサー」。

3位の「政経政策研究会」は、先物取引業者「オリエント貿易(現エイチ・エス・フューチャーズ)」本社に事務所を置く商品先物取引業界の政治団体。他に6位の「エース交易」など、先物業界から3年間でトータル542万円の金が与謝野氏に流れている。しかも、その多くが業務停止命令を受けた先物業者であることが判明した。他にも「浅沼組」や「日本基礎技術」などの談合ゼネコンの献金も多い。

また、「全日本トラック協会」の政治団体「道路運送経営研究会」120万円、タクシーの業界団体「東京乗用旅客自動車協会」120万円、「電通」60万円、パチンコ大手「三共」144万円などの献金があった。
My news Japan 2009.3.2 )

小沢一郎が、西松系の団体からの献金を、西松そのものからの献金と知っていたハズ、というならば、与謝野馨も、まさに知っていたハズだ。
自分に献金しているのが、6億円の所得隠しをした投機集団であり、業務停止命令を受けた先物取引業者であることを。

かりに、名義が個人であろうが、政治団体であろうが、ちょっと「詮索」すれば、そのくらいのことはすぐに分かる。
西松の件が迂回献金なら、これを、迂回献金と言わずしてなんと言う。

だいたい、政治資金収支報告書をみれば、非常に多くの「会社社長」が個人献金している。
会社を代表するものがしている個人献金など、そのほとんどが迂回献金ではないか。
お手盛りでいくらでも補填できるし。

ま、それにしても、与謝野の献金はたいがいすごい。
いくら西松建設がダーティーなイメージで通っていたとは言え、6億円の所得隠しをした投機集団にはかなわない。

それでも、とりあえず形式的に「個人」であったり「団体」であるから、違法にはなっていない。
与謝野馨の秘書は逮捕されないし、与謝野も事情聴取されない。

それどころか、マスコミで問題にすらならない。
先のMy news Japanの記事は、まさに献金はワイロだという認識で書かれているが、しかし現実の建前はそうでないから、与謝野は平然と3つの経済大臣を兼任しているのである。

あくまでも、知っているハズ、どう見てもワイロだ、というだけでは何の犯罪にもならないということ。
経済大臣に、投機集団や先物業者が献金しても、形式的に個人や団体になっていれば、犯罪にはならないのだ。

きっこさんの言うとおり、実態は献金=ワイロだろうと、だれもが思っているけれども、法的には、そうではない。
そうではないのに、なぜ小沢一郎だけが挙げられたのか。

民主党は、全国会議員の献金の実態を調べ上げて、実証的に反論していくべきだ。
そうすることで、いかに小沢秘書逮捕が、異常なことがということが浮かび上がる。
法律的に「違法」ではないことを、よく見える形で広報すべきだ。

なにせ政治資金収支報告書は、公開されているとは言え非常に敷居が高い。
まず、プラグインをダウンロードしなくてはならない。これはIEとネスケしか使えない。しかもVISTAは不可。

さらに、やっと画面が開いても、お目当ての政治家の資金管理団体の名前が分からない。
資金管理団体の50音順になっているから、膨大な数のファイルを片っ端から見ていかなくてはならない。
実質的には、一般ピープルには手に負える代物ではない。
だから、ここは民主党に頑張って解明し、わかりやすい資料にまとめてほしい。

そしてその上で、献金=ワイロという、正しい庶民感覚にも対応してもらいたい。
できうるならば、今後は献金はもらいません、なんて言うのが格好いいんだろうけれども、今そんなことしたら干あがってしまうだろう。
とりあえずは、献金=ワイロという観点からも「納得」できる、受け取り方の基準を示してはどうか。

闇雲に「納得できない」という声に惑わされず、その声の意味するところを、ちゃんと理解して対応してほしい。
内部攪乱グループが,本格的にうごめき出す前に、ぜひお願いしたい。


※ほぼ同様の文章で、民主党のHPから提案メールを送ってみました。
 読んでくれるのかな。。

※日経ビジネスオンラインに、元検事の郷原信郎氏の記事がアップされた。
  東京地検特捜部を経て、長崎県連事件なども手がけた人。
  私の今日の記事と、ほとんど同じ主旨にして、論理明快。
  必読!

  代表秘書逮捕、検察強制捜査への疑問
  民主党は率直に反省し、政治資金透明化の好機とせよ

立場上、国策操作はありえないと書いているが、読めば国策操作としか思えない そういう文章。


2009-03-09(Mon)

世論調査に愕然とする麻生太郎

新聞各社の世論調査をみて、麻生太郎は言葉を失い、やけ酒がまた増えるにちがいない。

各社とも「麻生と小沢のどちらが首相にふさわしいか」といった設問をしており、その結果は

毎日  小沢 13% (-12%)  麻生 10% (+2%)

共同  小沢 33.6% (-12.8%)  麻生 25.6% (+5.2%)

読売  小沢 35% (-10%)  麻生 26% (+2%)

朝日  小沢 32% (-12%)  麻生 22% (+3%)

これだけスキャンダラスに「関係者」の情報を流し続けても、なお10%も小沢支持のほうが多い。
これだけやっても、麻生は小沢に勝てない。
社説では、やはり世論は厳しかった などと書いているが、この数字はむしろ逆だろう。

冷静に見れば、小沢の支持が12%ほど下がり、そのうちの2%が麻生に流れ、10%は行方不明ということだ。
ここ数日の翼賛報道のすさまじさから考えると、信じられないほど下がっていない。

また、こうして比較してみると、毎日新聞の怪しさが分かる。
当初から、今回の事件に関して毎日はオカシイ。
市民的で両成敗的なスタンスをとりながら、言葉巧みに民主党へ圧力をかけている。
毎日の役割は、民主党中間層へ、「市民の声代表」のふりをして揺さぶりをかけることのようだ。

比例代表での投票先は

毎日  民主 28% (-8%)  自民 20% (-2%)  


共同  民主 33・9%   自民 26・7%

読売  民主 34% (-6%)  自民 24% (-2%)


朝日  民主 36% (-6%)  自民 24% (-2%)


と、やはり10%のリードを保っている。
冷血コイズミを8割もの人が支持してしまったことを、多くの人が反省している表れか。
非常に、冷静な結果が出ている。

今後の展開は、まずは毎日新聞的な手法で、民主党の中間派を動揺させ、反小沢に向かわせることに集中していくだろう。
誰かも書いていたけれども、小沢でない民主党は、自民党と交代してもあまり変わりがないし、もたない。
馬渕さんのような人もいるのはいるが、党をひっぱっていく人ではない。
馬渕方式でいくのならば、民主党の議員がそろって、彼と同様の活動をしなくては力にならない。
しかし、馬渕さんのメルマガを読んでいて思うけれども、そうそう真似のできるものじゃない。

鳩山(兄)と菅直人は、役割分担をしているような感じだ。
鳩山は小沢と運命共同体で補佐し、管は万が一の場合に備えて温存しておく、ということではないか。
しかし、菅直人では、自民党をねじふせる迫力がない。
年金未納くらいで頭をそってお遍路さんになってしまうようでは、イイヒト過ぎるのだ。

理想論ではなく、現実の次の一歩を踏み出せるのは、やはり小沢一郎しかいない。
適法であっても企業献金はよくない、という議論もあるが、企業献金だろうがなんだろうが、集められるだけ集めることでここまで攻め上ってきたのも事実だろう。
それはたぶん、民主党員がいちばんわかっている。わかっているから、簡単には小沢おろしに走れない。
おろしたところで、誰も責任をとれないからだ。

そう考えると、今のマスゴミ報道は、代表の座をねらうものに「イイワケ」を用意してやっているのかもしれない。
もし小沢を辞任に追い込んで、誰が代表になろうとも、その時は民主党は負ける。
「あんたが代表になれば、勝たしてやるよ」という甘い誘惑をかけておいて、いざ小沢が辞任したら嵐のような「それみたことか」の大合唱になる。
そして、某新代表は、なにも悪くないのに連日連夜、謝罪を求められ、その映像ばかりが全国にくまなく行き渡る。

いったい、「ごめんなさ、ごめんなさい」と言っているやつに、だれが投票するだろうか。
しかも、なにが悪かったのか、よ~く考えたら分からない ときているのだ。
分からないからこそ、「納得できない」と言われ、またまた「ごめんなさい」と這いつくばる。

万が一小沢が辞任したら、こんなばかげたことになるだろう。

民主党の候補者の人は、よくよく考えて行動されることだ。
甘い誘惑ほど、すぐに裏切られるものはない。
ちょっと冷静になれば、分かるんじゃないですか。


※コメント欄で情報をいただいたので、ここに掲載します

毎日が迂闊にも残していた昨年11月の記事
さて、話題になったら速攻で削除されるかどうか見物。

漂う暗雲、麻生内閣 「選挙仕様」に限界
2008年11月16日 毎日新聞 東京朝刊

 ◇調整役不在、給付金で顕在化
 麻生政権が打って出るはずの経済政策で混迷を深めている。定額給付金騒動は、麻生太郎首相が「決着」を強調しても、支給対象などをめぐりなお混乱が続く。「選挙に勝って初めて天命を果たす」。首相がこう宣言して船出した政権は「選挙仕様」。それが最大の使命の衆院選を先送りし、選挙後に取り組むはずの課題に手をつけたことで、矛盾が噴き出し、限界があらわになっている。
(略)

 給付金問題は選挙にらみがうかがえるもう一つの人事も影響した。漆間巌氏の事務官房副長官への起用だ。

 警察庁出身は32年ぶり。情報収集・分析力が強く、警備・公安畑が長く、北朝鮮問題も詳しい。政権浮揚のため(1)民主党のスキャンダル探し(2)拉致問題進展--を担うとも指摘される。自民党内では「マルチ業者との癒着が問題になった前田雄吉衆院議員(民主党を離党)の件も漆間さんの仕事では」との見方も飛ぶ。

 事務副長官は本来、「省庁の調整役」だが、政策調整経験に乏しく、前記のような役割を担っているためか、給付金問題では動きは見られなかった。危機感を強めた財務省などの幹部は園田博之政調会長代理らが陣取る自民党本部6階に頻繁に通った。首相官邸3階の玄関はひっそり静まり返ったままだった。
(後略)


2009-03-08(Sun)

西松献金事件の真相を考えてみる

「いったいどーなってるの」という時に、必ず目を通すようにしているのは、田中宇さんと副島隆彦さんの記事だ。

田中宇の国際ニュース解説

副島隆彦の学問道場 重たい気持ちで書く掲示
(今回の件は投稿1201)

それにプラスして、天木直人さんと植草一秀さんのブログも拝見する。

天木直人のブログ

植草一秀の『知られざる真実』

それから、毎度 きっこさんのブログと。

田中さんと副島さんは分析は、希望的観測で事実を曲げることをしないので、非常に役に立つ。
天木さんと植草さんは、いわば存在自体が内部告発であり、貴重な情報をもらえる。
きっこさんの情報は、いつもながらタイムリーだ。

今回の西松建設事件でも、新聞各社の垂れ流し記事がどのように変化していくかという点とともに、5氏の記事を参考にさせてもらいながら、自分なりにいろいろ考えていた。

まず、最初に気になったのは、新聞各社、特に産経と読売の論調の変化だ。
小沢秘書逮捕の当日は、産経がかさにかかって責め立て、読売はやや引き気味だった。
ところが、翌日の小沢の記者会見から、反転する。読売の感情的なボルテージが上がり、産経はヒステリックな叫び声をちょっとトーンダウンさせた。

毎日新聞の冷静なようでいて執拗な小沢攻撃も気になった。
朝日は、いつもながら、ちょっと良心的なスタンスを取りながら小沢辞任へと誘導している。

それと、AFPやロイターでは結構大きく取り上げていたのに、CNNではまったく記事になっていない。

私は当初、これはクリントン系のアメリカさんからの指令によるものかと思っていたが、どうも、ちょっと違うような気がしてきた。

日本にかまっていられないアメリカの事情と、対米従属をやめたい小沢一郎とは決定的な衝突とはなっていない、という田中宇さんの分析はもっともだと思う。

むしろ、今、小沢の存在を一番疎ましく思い、アメリカが離れていくことを心底恐れているのは、二つの勢力に絞られる。代表的な名前で言うならば、小泉純一郎(小池百合子)と前原誠司だ。

党こそ違えども、新自由主義という名前で、日本の富をアメリカに捧げることを生き甲斐にしているという点では、同じグループとも言える。

この連中からすると、小沢が権力を握り、しかも意外や意外クリントンと小沢が意気投合しているなどという状況は、耐え難いものに違いない。
ブッシュのかけたハシゴで屋根に登って、クリントンに外されたようなものだ。
さっさと引退するコイズミはまだ良いとして、小池や前原はおさき真っ暗だ。

さてここ数日、高橋嘉信という人がクローズアップされてきた。
20年間小沢一郎の秘書を務め、第2次小泉内閣となり自衛隊がイラク侵略に手を染めたころ、小沢に反旗を翻し自民党に寝返った。

こりゃもう、小沢を沈めたいと思う連中には引っ張りダコになること間違いなしだ。
案の定、次期衆院選では、岩手4区の自民党候補だとか。
(あわれなやつ)
なにせ、西松献金システムを作った当時の当事者だというのだから、このへんが、情報源になっていることは、ほぼ間違いないだろう。


話を、元に戻して、今回の騒動を主導したのは誰か、ということだ。
政府筋とアメリカが一致して始めた国策捜査ならば、大手新聞はあんなブレ方をしないはずだ。
しかも、自民党へのブーメラン効果がでかすぎる。

だから、私はアメリカ主導の動きではないかと踏んだのだが、それにしては、詰めが甘すぎる。
ロッキード事件のあの徹底的なやり口と比較しても、まるで茶番。学芸会レベルだ。
どうも、アメリカさんにしてはお粗末すぎる。

そうしてみると、どうやらあり得るのは、前原グループと小泉グループが、民主党小沢派と自民党旧利権派を一挙に追い落として、小池内閣を目指すというケチなクーデターであった可能性が高い。
そこに、公明党がのっていたかもしれないし、共産党が噛んでいた可能性も100%は否定できない。

以下の記事は、焙り出し記録として保存しておきたい。

小泉氏ら勉強会 「国家戦略を考える会」 立ち上げへ会合、顧問に
2009年3月3日 東京新聞

 自民党の小泉純一郎元首相や深谷隆司元通産相、伊藤公介元国土庁長官らが二日夜、都内で会談し、新たな政策勉強会として「国家戦略を考える会」(仮称)を設けることで一致した。
 座長は深谷氏、事務局長は伊藤氏がそれぞれ務め、小泉氏は顧問に就く。
 会合には塩崎恭久元官房長官や下村博文、平沢勝栄両氏ら衆院議員計十一人が出席。

小泉純一郎 深谷隆司元 伊藤公介(おお、耐震偽装事件で有名になったハム介さん) 塩崎恭久 下村博文 平沢勝栄。
ちなみに、この国家戦略を考える会にかんしては、この記事以外は完全に消え失せている。

小沢氏問題「説明違えば大ごと」、民主若手から不満
2009年3月7日 読売新聞

民主党の浅尾慶一郎・防衛担当は7日朝のTBS番組でこう指摘した。「一番のポイントは(西松建設からの献金と)知っていたかどうかだ。知っていたとすればアウトだ」とも述べた。
渡辺周副幹事長も読売テレビの番組で、「私たちは多額の献金をもらったら『どういう人か』と注意している。ちょっと我々と違うのかなという思いだ」と述べ、献金元は関知しないとする小沢氏を暗に批判した。

前原の他にも、浅尾慶一郎、渡辺周など。

この名前を覚えておこう。


2009-03-06(Fri)

ダイワハウスと積水ハウスから1億5千万円もらった上野公成(自民)

ゼネコン、政治団体 で検索していたら、スゴイ記事を発見。

「闇」に光を!積水ハウス・大和ハウス、政治資金提供報道について 
2008年12月14日 Net IB 九州企業特報

 今年秋、総務省における07年分の政治資金収支報告書公開日のこと。上野公成元官房副長官の関連政治団体を調べるうち、これまで見たこともないような事実関係が浮かび上がった。1年3ヶ月で1億5,000万円超。たったの2社で1人の政治家に提供する政治資金としては、けた外れの額が判明した。しかも、いくつもの団体を使い分け、通常では考えられない回数の政治資金パーティを開催している。政治資金規正法上の問題も散見される。「何かある!」疑問は疑惑へと変わった。積水ハウス(大阪)、大和ハウス工業(大阪)。住宅メーカーの中では、図抜けた存在である2社による巨額政治資金提供の全容が判明した瞬間でもあった。

このサイトでは、「積水・大和特集」として、この問題について26本の記事を取材している。

「積水・大和特集」

上野公成というのは、建設省の住宅建設課長をつとめたあと、自民党から参議院に当選し、森・小泉の時代に内閣官房副長官をしていた超エリートだ。uenokousei.jpg

この男が、1年3ヶ月の間に、住宅メーカーのトップ2社から1億5千万円をかき集めたのだ。
ちなみに、小沢一郎が3億もらったと騒がれているが、あれは10数年間でのことだから、一桁ちがう。

それはともかく、この上野公成と積水・ダイワの関係はなかなかの見物だ。
ぜひとも、上記の特集をじっくりと読んでみていただきたい。
1万8千円の経費で「パーティー」を開いて320万円の金を集めたり、一つのパーティーの控え室でもう一つのパーティーを同時開催したり、それはもうスゴイことになっている。

この上野公成と積水ハウスやダイワハウスがのうのうとしているのに、小沢一郎は献金の金の出所を詮索しなかったことをもってなぜか罪に問われている。

上野のホームページを見ると、一番トップに 「わたしは住宅取得にかかる消費税は非課税・ゼロ税率にして」云々と書いてある。

住宅非課税は私としても結構なことだけれども、そんな意味じゃなくて、積水とダイワから金をもらって、住宅非課税を進めるのは何の問題もないのか?
上野は今は浪人中だから何を書いても結構だが、議員であった当時にも同じような働きをしていたのではないのか。

少なくとも直接は何の関係もない胆沢ダムに関する収賄容疑で脅されている小沢の場合と比較しても、利権関係が明白ではないか。

だいたい、ここまで金額が大きくなくても、政治資金収支報告書は公開されているのだから、類似の事例は腐るほどあるはずだ。
興味のある人は、実物をどうぞ。
政治資金収支報告書及び政党交付金使途等報告書

マスゴミも、小沢たたきの「命令」を断れないのならば、せめて片っ端から類似事例を引っ張り出して、全部逮捕したら国会が空っぽになるくらいのことをやってみたらどうだ。

ま、私としては、積水とダイワが飛んでくれれば一番嬉しいんだけどねえ。
なんて、のんきなことを言ってる場合じゃないか


PS 民主党と小沢氏にひとつ提案。

東京地検の事情聴取を、公開でやったらどうだろう
テレビも全局入れて、全国に「小沢VS検察」の映像を流す

国民は正確に知ることができるし、テレビ局も間違いなく数字をとれる。
検察だって、自分たちが正しいというのならば コソコソする必要はない。

任意の事情聴取なのだから、そういう条件をつけてやってみたらどうだろう。


2009-03-06(Fri)

弾圧されて男を上げた小沢一郎

ロイターのアンケートから

東京地検は政治資金規正法違反で民主党の小沢代表の公設第1秘書らを逮捕。
道義的責任は免れない。即刻辞任すべき。 (1315 票, 51%)
捜査中なので現時点で辞める必要はない。 (1275 票, 49%)


世論調査.netでも、2chなどであおっているにもかかわらず、議員辞職が50%、代表辞任が10%程度だ。

ニコニコ動画の調査では、http://www.nicovideo.jp/static/enquete/o/20090304.html 自民党支持35%、民主党支持14%という母数の構成ながら、
「ただちに辞任」は43.6%で、「民主党幹部の陰謀発言に理解」が20.4%ある。

マスコミのすべてが検察の広報機関に成り下がっているこの状況だから、80%くらいは「辞任」とか「議員辞職」とかいう回答なのかと思ったら,そうではなかった。
むしろ、東京地検には抗議が殺到しているらしい。


昨日の、徹底抗戦の宣言は、まったく正しい決断だったと思う。
なんやかんや言っても、やはり半信半疑で小沢一郎という人を見ていたけれども、あの会見をする決心は、並大抵のものではない。
何がスゴイかというと、本当に差し違える覚悟をしていなくては言えない内容だからだ。

逆に言うと、ここでおとなしくしていれば許してもらえるだろう、なんて甘い期待はしていないということだ。

私の予想は、近日中に国会は解散。そして、その不逮捕特権のなくなったその瞬間に小沢逮捕。
もちろん、私の勝手な想像だけれども、決して突飛な考えではない。

小沢一郎は、「米国と対等」を主張して、いよいよ権力を握ろうかという段階なのだから、暗殺されてもぜんぜんおかしくない。
今回のデッチアゲがなかったら、むしろ、命が危なかったかもしれない。
ただ、暗殺されてしまうと、総選挙は弔い合戦になって民主党が大勝する。
だから、暗殺ではなくデッチアゲという方法をとったのだろう。

そんな背景が透けて見える事象をいくつか並べよう。

献金捜査、自民に波及せずと高官 異例の言及
2009/03/05 19:39 共同通信

 政府高官は5日、西松建設の巨額献金事件の捜査について「自民党議員に波及する可能性はないと思う」との認識を示した。政府高官が政治家の絡む事件で捜査の見通しに言及するのは異例。捜査の中立、公正を確保する観点から批判も予想され、波紋を広げそうだ。

 西松建設側の献金やパーティー券購入など資金提供先には、自民党の森喜朗元首相や二階俊博経済産業相、加納時男国土交通副大臣、山口俊一首相補佐官らが含まれている。高官は「あの金額で違法性の認識を出すのは難しい。請求書でもあれば傍証の1つになるが、それだけで立件はないと思う」と述べた。


なんとも情けない自民党の姿よ。
仕掛けたケンカにびびってしまい、言わなくていいことを口走る。


小沢氏側が西松建設に献金請求書…「企業献金」認識か
2009年3月4日 読売新聞

 小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、同会が準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)のOBを代表とする二つの政治団体から献金を受ける際、同社に請求書を出していたことが、同社関係者の話でわかった。
(略)


小沢サイドにとっては通常の献金だが、西松にすれば海外でローンダリングしてきた金だ。そんなものに関する請求書を、後生大事に置いてあったのか?

ところが、この請求書がデッチアゲ かつ検察の意図的なリークではという疑惑が。
以下は、Googleのニュース検索から、

「逮捕の秘書が直接、献金を要求か」 News i - TBSの動画ニュースサイト
2009年3月5日 ... 普通献金の場合は、『請求書』が出たりしないので」(西松建設・石橋直現社長) 関係者によりますと、小沢事務所側は、10年 ... TBSの動画ニュースサイト News i. ナビゲーションへジャンプ ナビゲーションを飛ばして本文へジャンプ ...
news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4076545.html - 11時間前 - 関連ページ

逮捕の秘書が直接、献金を要求か(TBS系) - Yahoo!ニュース
普通献金の場合は、『請求書』が出たりしないので」(西松建設・石橋直現社長) 関係者によりますと、小沢事務所側は、10年 ... ていて、小沢代表本人の事情聴取が必要かどうかなど慎重に検討しています。(05日11:26). [5日18時13分更新]. TBS NEWSi ...
headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090305/20090305-00000037-jnn-soci.html - 11時間前 - 関連ページ


どちらも出所はTBSのようだが、なんと1時間以内にキャッシュまで消し去られている。
(どなたか、コピー取った方や動画落とした方はいませんか。)

こうした弾圧とたたかうかぎりにおいて、私は小沢一郎を断然応援したい。

献金の問題など、<企業からの献金ならば党支部で受け取ればいいから、ウソをつく必要がない>という一点で、完全な説明である。
それ以上、何を言えというのだろう。

そんなときに、ギリギリでたたかう小沢にむかって、反対側からぶん殴ろうとするやつらがいる。

辞任せずに安堵-民主 国会で追及-共産
2009/03/04 12:26 共同通信

共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者会見し「小沢氏の言い分は検察と食い違っている。記者会見の説明だけでは国民は納得できない。国会の場で真実を明らかにしていく」と強調、政治倫理審査会の開催などを求める考えを表明した。


おいおい、検察と食い違っている って 当たり前だろ。
食い違っていなかったら、検察のデッチアゲを認めたことになるのだから。
共産党は、いつから権力の応援団になったのか。
(ずっと前から という声なきにしもあらず)

社民や国民新党のフニャフニャも情けないけれども、共産党のように、権力に叩かれるものを後ろから襲いかかることはしていないだけマシ。

そして、お約束の前原君。

検察批判を“自粛”=強気の小沢氏と一線も-民主 
2009/03/05 時事通信

同党内で5日、露骨な検察批判は控えるべきだとの声が広がった。西松建設からの献金との認識はなかったとする小沢氏の主張が破綻(はたん)する事態になれば、党としての責任を問われ、ダメージが計り知れないからだ。執行部内からも強硬姿勢の小沢氏と一線を画す動きも出始めた。
「検察のあり方に疑義を抱かせるような物言いは、一般論としてすべきでない」。前原誠司副代表は5日、記者団にこう指摘。幹部の1人は「『国策捜査』とはもう言わない」と検察批判を控える考えを示した。


自分とこの党首が検察に襲撃されて、党としても露骨な選挙妨害を受けているのに、検察のあり方に何の疑念も抱かないんか 君は。
前原のような確信犯は、中途半端な民主党議員を動揺させることに、全勢力を傾けてくるだろう。
不安をあおり、小沢の足を引っぱり、対米従属&軍事拡張の民主党へと引きずり込もうとしている。


こんな連中を見るから、なおさらのこと、小沢一郎を応援したくなる。
万が一私の想像通り、解散=逮捕てなことになったら、獄中から立候補して岩手4区でトップ当選、と願いたい。

政治思想も感性も、ほとんど私とは重なることのない人ではあるが、否応なく生活防衛戦線の最前線に立っている。そして、それ故に権力の襲撃に曝されている。

そのことが、一番大事なことだろう。
<潔癖な正義>という尻尾を振る権力の犬にはなりたくない。

2009-03-03(Tue)

負けるな小沢一郎

こうなったからには、公然と小沢一郎を応援しようと思う。

陰謀に負けるな! 小沢一郎がんばれ!


ところで、今回の逮捕はどういう容疑か、大騒ぎしているひとでも実は分かっていない。
政治資金規正法 なんていっても、よく分からない。
まるで、ワイロをもらってみたいだけれども、実はだいぶ違う。

ポイントを、総務省のHPから見てみる

sikinkisei1.jpg
(クリックで拡大  米印はすべて私が書き足したもの)

ここにあるとおり、西松系だろうが何系だろうが、政治団体から陸山会が献金を受け取るのは、年間5000万円以内ならば、まったく違法ではない。

では、いったい何の容疑で小沢の秘書や西松建設の前社長は逮捕されたのか。

sikinkisei2.jpg

この図で見るとおり、企業から政治団体への献金は違法とされている。
これは、西松から西松系の未来ナントカ研究会への献金もダメだし、西松から陸山会の献金もダメ ということ。
ただし、灰色の私の書いた矢印は、前の図で見たように「適法」だ。

言うまでもないけれど、本質的には西松から陸山会への献金であったことは、ミエミエではある。
ミエミエではあるが、しかし、「違法」というからには、明確な証拠が無くてはならない。
「ミエミエ」なんていう理由で逮捕されてはたまらない。 

札束に西松建設ののし紙が付いていたとか、もともと西松建設が拠出したカネであることをハッキリと聞いていたとか、明確な証拠が無くては、逮捕までする理由にはならない。

しかも、この程度は、政治の世界では日常茶飯事だ。

立件見送りがほとんど 疑惑相次ぐ迂回献金
2009.3.3 中国新聞

なぜ、小沢の秘書だけが逮捕されたのか。今回の事件でも、他の自民党議員もずらっと名を連ねているのだ。

逮捕まで踏み切ったからには、西松側の人間を恫喝して証言させる段取りが付いたということだろうから、話は簡単ではないだろう。
しかし、いくら証人が出てこようとも、簡単に信じてはいけない。

この逮捕劇の裏舞台は、誰の目にも明らかだからだ。

自民党のこの体たらく。
矢野 絢也を使った公明党への攻め込み。
そして何より、米国との対等を、繰り返し唱えたこと。

軽くあしらわれたクリントンは、ほとんどぶち切れかけていた。そこに、あの第7艦隊発言だ。

最後の引き金は、おそらく公明党のよろめきだろう。
矢野の参考人招致の脅しがきいたのと、自公敗北必至の情勢から、民主のほうへよろよろっと行きかけた。

もう、時間いっぱい。何をしてでも、小沢を潰せ!
この指令が太平洋を渡って昨日の夜、飛んできたにちがいない。


いやはや、私の生涯で「小沢一郎がんばれ」なんて、叫ぶことがあるとは思わなかった。
しかし、事態はここまで来てしまったということだ。
潔癖のフリをして権力に尻尾を振るよりも、少々ドロが付いていても生活を守るつもりのある政治家のほうを応援する。

この先、仮に小沢本人が逮捕されるようなjことがあっても、私は小沢を支持する。


※1月半前にこの事態を予測した記事なので、もし読んでいない人は、こちらの記事も必ず目を通していただきたい。


西松建設の裏金は現代のロッキード事件になるか(2009.1.21)




2009-03-03(Tue)

小沢の第7艦隊発言で問われているのは社民党の真価だろう

自民党が何を言おうが、言えば言うほど米国さまにへつらう無様な姿が浮き彫りになる。
これは、小沢一郎の狙い通りと言える。

だが、小沢の期待ほどの迫力がないのが、社民党だ。

社民党:民主との連立に反対意見相次ぐ
2009.3.1 毎日新聞

たしかに、小沢一郎の政治的な本籍を考えたならば、自衛隊の増強につながるのではと警戒する気持ちは分かる。
しかし、小沢の今回の発言の、社民党に向けた真意は、もっと違うところにあったように、私には思える。

もとより、民主党内が護憲から改憲まで取りそろえているのは、周知の通り。
その寄り合い所帯を、まとめていくために、国民新党と社民党を必要としている。
国民新党と社民党を左右のつっかえ棒にする。
おそらくは、小沢はそういう考えなのでないか。

民主党大会の小沢の代表挨拶を読むと、非常に原則的なことが書いてある。
どういう社会にするのか というビジョンがある。

(民主党が)国民の苦しみや悩みに対する想像力さえ失ってしまい、政権の獲得・維持そのものが目的化すると、自公政権と大差のないものになってしまいます。


という言葉にすべてが語られている。
つまり、政治的には自民党と実は大差ないということと、しかし、国民の苦しみや悩みに対する想像力という一点にその違いがある、ということ。
それが、率直に語られている。

そして、小沢一郎が本気だということが伝わってくる。

もうひとつ、小沢が本気だなとおもわせるものは、

民主党、「政治と宗教」問題を国会論戦の争点へ
2009年03月02日 クリスチャントゥデイ

いよいよ、公明党の本丸に切り込むのか。
矢野絢也の参考人招致が実現すれば、いかに報道を押さえたとしても、押さえきれるものではない。
つまり、これは小沢が公明党を自民党から引きはがそうという企みだ。

私としては、自民公明もろともに日本海溝の底でメタンハイドレートと仲良く沈殿してほしいと願っているけれども、勝つということに執念を燃やす小沢は、自民と公明の分裂を画策している。
勝負である以上、これもなるほどと思う。

そんな本気な小沢が、ただの勇み足で「第7艦隊だけで充分」なんて言わないはずだ。
あきらかに、狙いがあった。

政権を取ったら、ソマリアやアフガンについて、すぐにでも判断を問われる。
選挙公約でも、無視するわけに行かない。

しかし、民主党の生活が一番という公約を実現するには、巨額な軍事費は負担できない。
そうなれば、全方位外交で、うまく立ち回って生き延びていくしかない。
そんなときに、政権をとった勢いで前原グループが跳ね上がったら、内部崩壊した細川政権と同じような道をたどりかねない。

だから、今の内から落としどころを求めて議論を始めているのではないか。
そして、その時一番問われているのが、社民党の本気度だ。

米軍がいなくなればいいなあ ではなく、どうやって追い出すのか、追い出した後どうするのか、本気で考えなくてはならない。政策にしなくてはならない。
それをできるのは、社会党しかいない。
(共産党は政権には参加しないだろうから)

政権参加するという,明確な意識のなかから、米軍を退去させるにはどうするか、という政策を民主党にもぶつけ、統一戦線として取り組める落としどころを探っていくべきなのだ。

おそらく、小沢もそのような役割を、社民党に期待している。

なのに、この体たらくは情けない。

「民主党右派とは決定的に平和への考え方が違う」
「決して連立するとは言わないで」


だからこそ、キャスティングボートを握ることができる今、政権を取るべきじゃないのか。
考え方が違うのは、ずっとまえから誰もが分かっていることじゃないのか。
政権が目の前に来たその瞬間に、なにを今更びびっているのか。

頼むから、お願いだから
「俺がやらなきゃ 誰がやる」
という気概をもって、胸を張って渡り合って欲しい。

「せいぜい閣外協力。下手をすると、今度は党がなくなる」
なんて言っていたら、まちがいなく春の雪だるまだ。



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