2010-03-31(Wed)

問題は愛国心ではなく「反省」する気がないこと 教科書検定

ファシストになりそこなった安倍晋三の亡霊が、文科省に徘徊している。

教科書検定 愛国心、色濃く 「国境線、竹島の西に」と意見
毎日新聞 2010年3月31日

 日本の国土について学ぶページで、竹島付近に国境線を入れずに申請した2社の社会科教科書の地図に「理解しがたい」「不正確」との検定意見が付いた。2社は竹島の西側に国境線を記入して修正し、検定に合格した。こうした検定意見が付くのは初めて。
(略)
 教育基本法は06年12月、当時の安倍晋三首相の強い意向で改正され「郷土愛」の文言が入った。08年3月告示の小学校指導要領総則には「伝統文化の尊重」や「愛国心」が盛り込まれた。今回の検定はそうした流れに沿い、社会科では国旗に関する記述も目立つ。日章旗を掲げた軍艦「咸臨(かんりん)丸」の絵を添えた教育出版(6年下)などだ。


これは2011年度からの教科書についての話と思われるが、せっかく自公政権を破って新政権を誕生させたのに、やっていることは安倍晋三の思うままではないか。

なんで、こんなヒドイことに、とおもったら、こういう仕掛けがある。

教科書調査官、検定意見に強い影響力 89%がそのまま

2010年3月31日 朝日

 今回、初めて公開された教科書検定の調査意見書。大学の准教授や高校教員らから採用された文科省の常勤職員、教科書調査官が作成するものだ。教科書検定では、これを踏まえて教科用図書検定調査審議会が教科書会社に検定意見を示す仕組みだが、今回検定審が出した検定意見のうち、89%までが調査意見書と同じだった。
(略)
 調査意見書と、それを引き写した検定審の検定意見は抽象的な表現が多く、詳しくは教科書調査官が口頭で伝えるケースが多い。「外国人の権利」を削除した社は、調査官から「かねて言われていることで、『新しい人権』という枠組みに入れるのはそぐわない」と言われたという。

 教科書検定をめぐっては、2006年度の高校日本史で沖縄戦の集団自決について「日本軍の強制」という記述が軒並み削らされたことが問題化。調査意見書の公開は、検定の透明性を高める方法の一つとして決まった。今回は検定審の部会ごとの議事概要も初めて公表されたが、意見の結論が2~3行で個条書きにしてあるだけで、どんな議論があったのかは全くわからない内容だった。


で、この絶大な権力を持つ学者官僚=調査官とはどんな顔ぶれかと見てみると

教科書調査官一覧

ここに、日本史担当の 照沼康孝 と 村瀬信一 という名前が見える
この二人は、曰く因縁付きの人物である。

教科書調査官・照沼康孝氏は「新しい歴史教科書をつくる会」の伊藤隆氏の紹介

“靖国史観”教科書の人脈 検定に強い影響力
2007.10.25 しんぶん赤旗

2007102501_02_0b.jpg


沖縄戦での集団自決を軍の強制じゃなかったと言い張って、沖縄中どころか日本中から非難の的になって、今頃どこかで隠遁しているのかと思ったら、なんと今でも現役の調査官を続けていたのである。

こやつらを子どもたちの教科書を左右する調査官のままにしておくなんて、鳩山政権の大失策だ。
まったく、こういうヤカラほど、教育上よろしくない存在はない。

竹島の一件は、少々勉強してみたことがあるが、どっちもどっちという印象しか残らなかった。
まるで、骨董品の鑑定のような記述が延々と続くのであるが、要するに、固有の領土 というときの固有が何時の時点か ですべてが変わってしまう。
骨董品ならば、いずれ作られた時点があるわけだが、土地や島は人間よりも昔から存在しているのだから、いくら鑑定したって来歴では証明しきれない。

それぞれの国が、それぞれに主張しているのだから、少なくともその事実を記述するのが最低限のことだろう。
そうした知識を持っておいた上で、大人になるにつれて自分で考えていけばいい。

だいたい、「政府見解と同じことを教えなくてはならない」という検定自体が、とんでもないことだ。それも、確信犯が文科省の官僚になって(しかも縁故で)、独裁的にひきまわしているのである。中国に自由がないなんて文句を言うのも結構だが、日本の自由もこんなことになっているということを知るべき。

と、ここで思い出した。文科副大臣が誰なのか。

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超右翼・日本会議メンバーと目され、日本教育再興連盟なるオドロオドロシイNPOの発起人である鈴木寛。
”子どもの脳みそを小さい升の中に閉じ込めることを生き甲斐とする日の当たらない山の先生”を看板にして、少なくともうちの子からはもっとも遠ざけておきたい連中がズラズラっと顔を並べている。
それは、右翼だからどうという意味ではなく、言動を見るに人品卑しいお顔が多すぎる。

この顔ぶれを見ていて、ハタと気がついた。そう、愛国心が悪いのではない。やってしまったことを反省する態度も気持ちも持ち合わせていないことが問題なんだ。
副島隆彦さんなんかは、愛国者であると宣言しているが、やってしまった戦争はちゃんと反省して謝罪すべしと主張している。

こういう愛国心ならば、あまり愛国心に縁がない私でも抵抗なく受け取ることができる。
がしかし、やってしまったことを、「だって○○が△△だったんだもん」と子どものようなことを言い続け、挙げ句の果てには、自分より相手の方が悪いんだと言い始める。
まったく、子どもにはその影さえも見せたくない醜態だ。

そういう連中の一人であるこの鈴木寛もまた、渡部恒三や前原誠司とともに、とっとと消えてほしい顔である。


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2010-03-30(Tue)

久しぶりにブログを更新してみる

この数日、軽いうつ状態みたいだ。なんだか、自分の無力さが情けなくて、ブログの更新も滞っている。

そんなこんな言っている内に、普天間問題の政府案がしぼられつつある。と、言われている。実際には、本当にしぼるつもりなのかどうかはわからない。

昨年9月から半年間で、何がおきたのか。
はっきりしていることは、沖縄が「反対」でまとまったということ。
辺野古沖を推進していた勢力が、いつの間にか県外移設派になってしまった。

辺野古「推進」看板下ろす シュワブ陸上案に地元反発強まる
2010.3.29 沖縄タイムス

米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古沿岸部とする現行案を条件付きで容認してきた普天間代替施設推進協議会(名護市辺野古、宮城安秀会長)は28日、現政府が検討しているキャンプ・シュワブ陸上への移設案に反対する姿勢を示し、事務所の看板を外した。

辺野古案を推進していたはずの仲井真知事など、すっかり反対派の先頭にたっているかのようだ。

「基地のない沖縄」明記 県振興推進委、21世紀ビジョン初策定
2010 年3月30日 琉球新報

県3役と部局長でつくる県振興推進委員会(委員長・仲井真弘多知事)は29日、県庁で会合を開き、2030年の将来像を描く県として初の長期構想「沖縄21世紀ビジョン」を策定した。米軍基地の在り方については、県議会の決議を尊重し、答申で「整理・縮小」にとどめていた文言を、「基地のない平和で豊かな沖縄」と修正し、“基地のない沖縄”を県民が望む将来の姿として明記した。

そして、アメリカも態度を変え、落としどころを探る段階に入っている。

普天間移設、米が地元の合意不可欠と指摘

2010.3.30 読売

岡田外相は29日午前(日本時間29日午後)、ワシントン郊外の米国防総省でゲーツ米国防長官と、29日夜(日本時間30日午前)には、カナダ・ガティノーでクリントン米国務長官とそれぞれ会談した。
 外相は沖縄県の米軍普天間飛行場移設に関し、現行計画の実施は難しいとする意向を示し、日本政府の新たな案を説明して「5月末」の決着を目指す方針を正式に伝えた。
 これに対し、ゲーツ長官は、移設には地元の合意が不可欠だとする見解を表明し、現行案が最善だとする米側の姿勢を暗に示した
 岡田外相は一連の会談で、「米国が現行案を最善とすることは承知しているが、現状では実現に移すには様々な困難がある。我々の考え方を検討してもらいたい」と要請した。


注意したいのは、赤字で示した部分は、読売が勝手に解釈しているということ。
他紙を見ても、ゲーツの発言は 「沖縄の海兵隊は日米同盟にとって極めて重要だ」 というもので、それを日本の新聞社が、自分たちの願望を込めて「辺野古沖しかない」「県外移設はだめ」と解釈しているに過ぎない。

だから、ロイターになると少し論調が違っていて

米国防総省は普天間基地めぐる日本の要請を「尊重」、代替案検討は約束せず
2010.3.30 ロイター

米政府当局者らによると、米政府側は合意済みの現行案を進めるというこれまでの方針を変える意向はないもよう。
 ある米政府当局者は会談終了後、「基本的に、今回の会談ではこれまでの協議からの変更はなかった」と語り、日本側がクリントン長官との会談で代替案の詳細を示さなかったことを明らかにした。 
 国防総省の声明によると、ゲーツ長官は岡田外相との会談で「沖縄の海兵隊は日米同盟にとって重要」との見解を強調。米国側は日本政府に対し、「軍事作戦上、かつ政治的にも(海兵隊の)駐留を確実に維持可能にするための支援」を期待するとした。


となっていて、要は具体的な代替案を示していないので、現行案からの変更はない ということ。
また、ゲーツの発言は、沖縄が全島あげて反米軍になってしまったことへの焦りともとれる。

自民党時代は、アメとムチでいやいやながらでも、米軍受け入れ派があったのに、この半年でどこを向いても
「出て行け」の声が充ち満ちている。
こんな環境で、駐留できるもんか! なんとかしろ! という悲鳴である。

なにせ、自民党を母体とするはずの知事までが「基地のない沖縄」を語りはじめてしまったのである。
話は普天間問題をこえて、在沖縄米軍全体にかかわることになってしまった。
僕(しもべ)であるはずの日本の大臣に対して、恫喝したくなる気持ちもわからないでもない。

かように、小沢-鳩山ラインのしかけた「迷走」戦略は功を奏してきたとは言える。
今や、自民党ですら辺野古沖を埋め立てろ とは公言できなくなっている。
むしろ、鳩山首相に、現行案のままになったら退陣しろ と迫っているくらいで、現行案を進めるなと行言っているに等しい。

こんな日本中が米軍出て行けという声ある声や声なき声に包まれているときに、のうのうと「辺野古沖を埋め立てろ」と言っているジイさんがいる。

小沢氏は首相にお仕えせよ
ハトよタカになれ! 渡部恒三・元衆院副議長

2009.12.14 JBPRESS

日米安保にも色々と問題はあるが、米国は自民党と日米安保を結んだのではなく、日本国と約束したわけだ。
 政権が代わったからといって、外交の基軸は動かせない。それは鳩山君もちゃんと承知している。私はこの問題に口出しはしていないが、行くべき所は決まり切っている。
(中略)
 ━━ 自民党政権時代の日米合意通り、年明けには辺野古への移設を軸に決着するということか。
そういうことだ。1~2カ月遅れたからといって、(日米同盟関係が)駄目になるという性格のものではない。


実は小心者とおぼしきこのジイさんは、年明けになっても辺野古を軸に決着する気配もないどころか、名護市長選挙で反対派の稲嶺氏が勝利するに至り、自民党と同じような「解決できなければ鳩山退陣」てなことばかり言っているが、まあ、はっきりしているのは、もともと辺野古移転を決めた自民党以上に辺野古移転に執着していることだ。

米軍は、移転費用をガッポリふんだくれば、最終的には手打ちになるだろうが、その前にこうした辺野古の利権に絡んだ一部の勢力を押さえ込まなくてはならない。
もちろん、移転費用の「ガッポリ」を一ドルでも一円でも少なく済ませる駆け引きもしなければならない。

鳩山政権に課せられた5月までの課題とは、そういうものなのだと思う。


自分が無力なんてことは、脱力の原因じゃないな。
そんなこと、ずっと前からわかっている。
なんていうんだろう。積み上げていくモノの脆さ とでも言うのだろうか・・・


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2010-03-25(Thu)

生きながら人骨燃やす発電所

原発で燃やしているのは、ウランやプルトニウムだけじゃない。
1971年以来40年間にわたり、数十万人の労働者の骨を燃やしてきた。

放射能に侵された労働者の骨髄は、白血病やガンに冒され、どれだけの命が失われたか・・・
寄せ場から日雇いで連れて行かれた彼らの多くは、めいっぱい放射線を浴び、原発を解雇される。
その後の足取りは分からない。

100歩譲って、原発が安全だとしよう。
10000万歩譲って、原発には大地震がこないとしよう。
それでもなお、原発は毎年、数千人の命を削り、一体誰が何人死んだのかも分からない地獄。

1年に50ミリシーベルト。
それが安全だというのならば、鳩山さん、一度あなたも試してみたらいい。

最先端の安全管理をしているのならば、森詳介さん、炉の中に入ってみることをおすすめする。
髪が抜け、歯茎や耳から血を流しながら、「原発は発電時にCO2を出しません。環境にやさしいクリーンなエネルギーです。」と社長挨拶をしてほしい。


調査報告/原子力発電所における秘密
日本の原発奴隷


安全神話の闇に葬られる原発被曝労働者

よくわかる原子力 原発で働く人々

隠された被爆労働 日本の原発労働者 (BBC放送の映像)


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2010-03-24(Wed)

自分で言っていることを振り返るという作法

自分でもできているとは言いがたいが、極力書いたモノは読み返すようにしている。
2~3日してから。

頭がさめてから読むと、ちょっとなあ と思うこともある。
よほどのことがない限り、アップした記事は下げないけれども。

なんでそんなことを思ったかというと、最近わけのわからない論説(くだまき)が多すぎるように思うからだ。
ネットウヨの連中は、そもそもそういう思考構造をしているから仕方ないとして、政権交代まではその方向で発言していた人たちの中でも、どうもクダマキが多いような気がしてならない。

最近さかんに言われるのが、鳩山首相のリーダーシップの欠如。
そして、もう一つは、小沢幹事長の独裁。

言葉は違うけれども、一人の人が組織を引っ張ることを、よく言えばリーダーシップ、悪く言えば独裁だ。

鳩山はリーダーシップがないし、小沢は独裁だから、民主党はダメだ、と言っている人は、自分の言っていることがわかっているのだろうか。
おそらく、自分で吐いた言葉に対するリーディング能力が欠如しており、なおかつ言いたいことは言わなきゃ気が済まないという独善なのだろう。
こういう欠如と独善は、同居できるようだ。

何かと言えば、ドクサイドクサイと騒ぐ人たちは、是非とも海外に目を向けて、アウンサン・スーチーさんとか、ダライラマ14世なんかに、「独裁だ!」なんて言ってみてはどうだろうか。
彼らの配下にあるもので、その意向を「忖度」せずに行動している人はいないはずだ。

そんな意味のないことで、民主党の陰口をたたいて自分の人格を汚しているヒマがあったら、民主党の中でも、原子力の推進とか、官僚の御輿に完全に乗せられちゃったお大臣とか、そういう本当に害のある部分を徹底的に責めていただきたい。


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2010-03-23(Tue)

強請りたかりの米政府

普天間基地の海兵隊について、アメリカは日本にあと30億ドル出せと、言っている。

支援不足に怒り、環境影響懸念=在沖海兵隊移転のグアム-米紙
2010.3.23 時事

 22日付のワシントン・ポスト紙は、在沖縄海兵隊の移転先のグアムで、基地機能増強に伴うインフラ整備の見通しが立たず、米政府の支援不足に対する怒りや、環境への影響を懸念する声が広がっていると報じた。
 現行計画では、2014年までに在沖海兵隊約8000人とその家族約9000人が移転する。米環境保護局(EPA)は、人口18万人のグアムにピーク時には労働者を含め7万9000人が流入すると予測。しかし、米軍は2万3000人が必要とするインフラ整備しか負担しない。
 グアム政府は、道路や港湾、上下水道などのインフラ整備に30億ドル(約2700億円)が必要と試算。ホワイトハウス当局者は、オバマ大統領も支援する計画があるとしているが、グアム当局者は「連邦政府から何の保証もされていない」と不満を漏らしているという。
 同紙は、EPAの報告書が「水不足や下水処理能力不足は、グアムの公衆衛生に重大な影響を与える恐れがある」としていることや、グアムのカマチョ知事の移転期限延期要請も紹介した。


ワシントンポストは、「日本人が米国の外交担当者に向かって、公の場でこのような形で明確に反論するようなことは前代未聞だ。」なんていうコメントを平気で載せたり(注1)、9.11事件の公式発表に疑義を呈した民主党の藤田幸久議員を名指して罵倒するような社説を書いたり(注2)している。
日本はアメリカの属国であるということに、1ミリも疑問を感じていない新聞だ。

また、この新聞の記事については、昨年末に私はこのようなことを書いた

普天間についてのワシントンポストの記事は、日本マスコミと全然違う

要するに、普天間問題でアメリカはひたすら移転費用を出せと言っており、辺野古以外は認めないなんてことは全然言っていないという話。

このワシントンポストが、こんな記事を書いているということは、海兵隊の移設費用だけでなく、グアムのインフラ整備費用まで日本に負担させよう魂胆だろう。
3月23日に日本が閣僚会議をするという、その前日であることも怪しい。

記事では30億ドルなんて書いてあるが、一度堰が切れれば、あれもこれもとカサにかかって便乗してくるのは目に見えている。
すでに60億ドル以上を出させられるのに、それに加えて30億ドル以上を出せ というのが、おそらくアメリカ側の要求だ。

もし仮に、それで普天間代替基地の問題の話が付くのならば、それはそれであり得る落としどころかもしれない。
日本としては、属国というのはこういう扱いをされるんだ、ということを目に焼き付けて、怒りの炎をもって受け入れるしかない。

サブプライムショック以降、何兆円という単位の話が平気で流れるから、なんだか感覚が麻痺しているが、何千億円というカネを無償でアメリカにくれてやるなんて、なんてばかげた話か。
これだけのカネがあれば、国内の問題をどれだけ解決できるかわからない。
もし国外で使うのであれば、飢餓にあえぐ国々の食料や水や医薬品にすれば、どれだけの命が助かることか。
(根本的な解決にはならないかもしれないが、目の前の命は救える)

日本の税金を、こうやってむしり取られるという、その現場を、ライブで実感しながら、私たちは次に進む道を考えなくてはならない。


(注1) Global News-Watch世界が見える、日本が見える
(注2) 藤田幸久Blog 


※(追記)
時事通信は、アメリカ側のリークを流す役割をしているようだ。

米、長期戦の構え=「普天間」見直し拒否、継続使用伝達へ

2010.3.23 時事

【ワシントン時事】沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、米政府が長期戦の構えに入った。キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画見直しは拒否し、決着まで同飛行場を継続使用せざるを得ないとの考えを伝達。こう着状態に入れば、日本側の情勢を見極めつつ協議再開のタイミングを探る方針だ。

ちょっと注意して読めば、この文章に主語無いことに気がつく。
小沢氏の秘書をめぐる検察リークと同様で、正体不明の「風を吹かす」うわさ話を、あたかも真実のように報道している。

実はこの記事の中ですら論理矛盾があり、上記に続いて

米政府は普天間代替施設に関し、(1)有事の作戦や平時の訓練に十分対応できるか(2)周辺住民との関係で基地の安定使用が可能か(3)実際に施設を建設できるか-の3条件を重視、既に日本側へ内々に伝えた。

と言うのである。辺野古の埋め立てなどは(2)に関しては(米軍にとって)最悪の条件だ。14年間も反対の座り込みが続いている上に、名護市も沖縄県も、全面的に反対しているのだから。
どうやらこの記事は、「30億ドルの圧力」のために作り上げられたようだ。

時事通信ワシントン支局からのニュースは、そういう意味で面白く読ませてもらう。

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2010-03-23(Tue)

MS-GENPATSUの恐怖

やがて原発立地は平等になるかもしれない。
いや、東京や大阪などの人口密集地域にできる可能性はない。さらには、海の近くにしかできないので、平等というのはあたらないか・・・
けれども、現在いくつかの地域が集中的に負担している原発が、全国の漁師町に侵出していく可能性がでてきた。

東芝、ゲイツ氏と次世代原発開発へ 維持コスト管理を低減
2010.3.23 産経

 米マイクロソフトの創業者で会長のビル・ゲイツ氏が関与する米ベンチャー企業と東芝が、次世代原子炉の開発に向けて技術情報の交換を始めたことが23日、わかった。ゲイツ氏は数千億円の私財を投じる姿勢といい、維持管理などのコストを大幅に低減できる次世代炉の開発が一気に進む可能性がでてきた。

 共同開発を目指すのは、米原子力ベンチャー「テラパワー」が基本設計を進めている「TWR」と呼ばれる高速炉。国内外の一般的な原子力発電所では軽水炉が濃縮ウランを使うのに対し、TWRは劣化ウランを燃料に使用。軽水炉の場合は数年おきに燃料交換が必要だが、TWRの場合は最長100年間も燃料交換が不要で、出力も10万~100万キロワットと、軽水炉並みの出力が見込める。

 一方、東芝では出力が1万キロワットと小さい一方で、燃料交換が30年不要な高速炉「4S」を開発済み。僻(へき)地(ち)での発電など、維持管理が困難な場所での利用に適しており、米国の規制当局の認証が得られれば、2014年にも米国内で着工する。


あのビル・ゲイツが原発の開発をしていたということも知らなかったし、東芝が小型原発を開発済みだったことも知らなかった。
慢性核兵器とも言うべき劣化ウラン弾という恐ろしい兵器を作ったくらいでは「消費」しきれない劣化ウランを、100年間もひとつの原子炉に入れっぱなしにして燃やすというのである。

ここでまず気になるのは、今書いたように、100年も使う ということ。
実際、ビル・ゲイツにとってまだ解決できていない問題は、100年ももつ素材がない ということらしい。
普通の状態でも100年持つというのは難しい。それが、地獄のような原子炉である。
メンテナンスと言っても、前に紹介した平井氏の文章にもあったように、放射能を浴びまくりながらの作業になる。
何十年かして「やっぱり原子炉の肉厚が減ってきました!」なんてことになったら、どうなるのか。
考えたくもない。

もうひとつ気になるのは、東芝の4Sが小型であって、「僻地での発電に適している」ということ。
電気の地産地消だとか、これぞエコエネルギーだとか、無茶苦茶なことを言って、全国の小さな漁村や松原を侵していくのではないか。
この東芝4Sの恐怖は、ビル・ゲイツのTWRとはまた別に、日本中にとって脅威だ。

理論上は100年もつ原子炉が日本中の海岸線を埋めていく光景!
これが、CO2を25%削減するということなのか?
鳩山さんの言う、命を守る政治なのか?

MS-GANPATSUが完成するまでには、まだ10年くらいかかりそうだという報道もある。
この数年が、原発をどうするんだという山場だろう。

子どもたちに、巨額の借金と、添加物だらけの食べものと、永続的に居座る占領軍を残すだけでも、私たちの世代の罪は深い。
でも、まだしもこれは処理のしようが、出直しのしようがあるかもしれない。その可能性はある。

けれども、原発は、あとで「しまった」と言っても、どうしようもない。
大量の核燃料と、モウレツに放射能に汚染された施設を抱えて、私たちに怨嗟の声をあげる子どもたちの眼差し。
ああもう、想像したくない。

建築を始めるずっと以前、エコロジー(生態学)を学びたいと思ったこともある私にとって、原発の問題は30年くらい頭から離れない問題だ。
でも、自民党政権で原発が進められていた時は、政治で解決できるかもしれない、つまり政権が変われば方向を変えられるかもしれない、という一抹の希望があった。

それが、どうだ。政権交代したことで、原発推進に拍車がかかっている。
社民党までが、ずるずると後退を続けている。
この流れが続くのでは、夢も希望もないじゃないか。

米軍基地の問題も、大問題だ。
普天間の代替施設(新基地)が、沖縄県内に作られるとしたら、それは鳩山政権の裏切りであることは間違いない。
しかし、もしも、確実に米軍を撤退させる疑いのない戦略があるならば、賛成はできないけれども、どこまで妥協するべきなのか、考え込んでしまう私も存在するだろう。
(もっとも、最近の鳩山政権はその戦略性も怪しいけれど)

原発はそうはならない。
一切の妥協の余地はない。

仮に、原発がないことで電気が不足するならば、使わなければいい。
自分の町に原発や核廃棄物処理場ができることと、電気の使用量を半分にすることと、どちらを選ぶか?
そのことを、もっともっと真剣に考えたい。

※MS-GANPATSUについての報道をまとめておく

ゲイツ、原発挑戦の真相
2010/3/23 日経

「ビル・ゲイツ氏、東芝と次世代原発開発」の報道
2010.3.23 ITmedia(もと記事はロイター)

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2010-03-18(Thu)

お台場に原発を!

鳩山さん、もし天地天命に誓って原発が安全で日本のため地球のためになるのならば、是非ともお台場に原発を作ってください。

豊洲でもいいけど。

442万㎡の臨海副都心のうち、どれだけ埋まってるのか知りませんが、相当空地が多いことは周知のこと。
3割を使えば、福島第2原発(440万kw)くらいのものは作れます。

東京都は、毎年1000億円もの借金を、この無謀な埋め立ての負債として支払わなくてはならないとか。
ここはひとつ、ドル箱の原発を誘致するというのはどうですか 石原さん。

もちろん、もれなくプルサーマルが付いてきます。
何がおきるか分からない、ドキドキハラハラのスリルに、お台場は超人気スポットに輪をかけること間違いなし。
その勢いで、残った空地も一気にテナントが押し寄せます。


えっ 首都圏は地価が高くて原発はムリですか?

じゃあなんて火力発電所は大丈夫なんですか?

横須賀から川崎、品川を経て千葉に至る海岸線に、900万㎡くらいの敷地に12箇所の火力発電所が存在しています。
出力にして3700万キロワットあまり。
実に、東電の原発である福島第1、第2、柏崎刈羽の総出力(フル稼働)が1730万キロワットですから、その2倍以上です。

火力発電にできて、”クリーン”な原子力発電にできないわけがない。

えっ 原発は広大な敷地が必要だからムリ?

そうですか?
火力発電は上記の平均では、だいたい1万キロワットあたり2500㎡の敷地です。
福島第2原発は、1万キロワットあたり3400㎡です。

そんなに違いますか?

ね できそうでしょ

ぜひぜひ、東京湾に原発を作りましょう!

鳩山さんと石原さんが乗り気になれば、ぜったいにあの男も言い出します。
「伊丹空港の300万㎡は、エネルギー補給基地にする。私の言うことは2万%正しい」って。

お台場と伊丹空港に仲良く原発を作れば、平等ってモンでしょ。


もし、万が一、何かの間違いでそれができないのならば、自分でできないことを過疎地に押しつけるのは止めてくださいね。
それって、人間として最低でしょ。

基地も原発も、欲しい人が自分で引き受けましょうね。

これ、最低限のマナーです。
委員会に5分くらい遅刻するのはぜんぜん構わないけれど、自分のイヤなことを人に押しつけるのは、サイテイ。
このくらいのことは、いくら長年自民党に騙され続けた日本人だって分かっています。

甘く見たらあきまへんで。

※そうそう 書き忘れてた。

電気は電線で送るときに損失します。(送配電損失)
いろんな発電所のをまとめて、だいたい5%くらいがロス。

で、東京電力さんは、250km離れた柏崎刈羽原発からの遠距離送電ロスを2.5%と言っている。

遠距離送電に関する送電ロス他に係るご質問への回答について


ということは、合計7~8%くらいは原発の電気は熱なんかになって空中に消えている。
50万ボルトというとんでもない高圧で、電磁波をまき散らしながら送電しても、これくらい無くなってしまう。

まして、550kmはなれた東通原発なんて、おそらく1割以上が消えて無くなる。

だからやっぱり、お台場ですよ 鳩山さん。


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2010-03-16(Tue)

前原誠司とCSIS

鳩山邦夫氏の意味不明(?)な離党騒ぎで、マスゴミは埋め尽くされている。

ラターシュに魅せられてさん曰く、「誠司主導」が混乱に拍車をかけているということなのだが、今回は「邦夫騒動」まず自爆してしまったようだ。

とは言え、これまでの「誠司主導」の「実績」を考えると、当分は「誠司」の動向から目が離せない。

そんななか、だいぶ以前の話だけれども、記憶しておいたほういい話を発見したので書き留めておく。
高野孟氏の論考から引用。

INSIDER No.344《CHINA》
“中国脅威論”の横行を嗤う!――政治家はもうちょっと勉強しないと…


 政界で「中国は軍事的脅威か?」の議論が行き交っている。火付け役は前原誠司=民主党代表で、彼は昨年12月8日、ワシントンのジョージタウン大学戦略国際問題研究所(CSIS)での講演で、中国が毎年10%以上の軍事費拡大を続けていることへの懸念を表明、軍事力増強を「現実的脅威」と指摘、さらにシーレーン(海上交通路)防衛のために、集団的自衛権を行使できるよう憲法改正を検討すべきだとの考えを示した。講演の中国に関する部分は次の通りである。なお全文は、CSISのこのサイトを参照のこと。

http://www.csis.org/media/csis/events/051208_maeha


(以下略 引用以上)

この文章を読むと、前原誠司という人の本性がよく分かる。

それはさておき、ここで問題にしたいのは、4年前のこの前原発言が、アメリカCSISでの講演だったということだ。
CSIS、そう、渡部恒三や長島昭久の親分であるマイケルグリーンが日本部長を務める、あのCSISである。

当時、コイズミが靖国参拝で意図的に中国との関係を悪化させていた時期に、中国を「現実的な脅威」と叫んで、中国からはもちろん、結局は自民党からも総スカンを食ったという事件だ。

アメリカに言わされたのか、それとも、アメリカの歓心を買おうとして舞い上がって言ってみたのか、その辺は分からないが、いずれにしても国内の発言ではなく、わざわざアメリカに行ってCSISで「現実的な脅威」と叫んだ事実は重要だ。

講演内容を事前にチェックしない訳がないから、少なくともCSISはその発言を知った上で言わせたことは間違いない。

と、「誠司主導」は、こういう関係の上に行われているということを、日本国民はよく知っておくべきだろう。

今回の「邦夫騒動」の真意は、今のところよく分からない。
ただ、与謝野、桝添らの酷薄な対応が際だっていることと、民主党内の渡部、前原らの動きが全く報じられないということに、かえって不気味さを感じる。

しばらく、注意してウォッチングを続けたい。


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2010-03-14(Sun)

社民党は自信をもて! (亀井静香のくそ度胸を見習うべし)

社民党の福島瑞穂党首が、実にかっこわるいことになってしまっている。

揶揄するマスゴミの書き方も問題だが、それ以上に、決心覚悟のほどを問われるその答弁に問題があると言わざるを得ない。

自衛隊の違憲合憲をめぐるこの件については、天木直人氏がブログに感動的な提言をしている。

情けないぞ社民党

(前略)
福島大臣は佐藤議員をこう一喝すべきだったのだ。

「そんなおろかな質問をするものではない。あなたは日本の戦後史を知らないのか。 憲法9条が出来た時は自衛隊など想定されていなかった。もちろんその時は違憲だ。なにしろ吉田茂総理さえも、憲法9条は自衛のための戦争まで禁ずると答弁したくらいだ。
 
 しかし朝鮮動乱が起きて米国が自衛隊を作らせた。冷戦が本格化して米国が自衛隊を強化しろと命じた。

 そんな自衛隊であったが、その後半世紀をへて、災害救助などで活躍する自衛隊を国民は受け入れた。日本を守ってくれる自衛隊であると信じて自衛隊を尊敬している。 そのような自衛隊の存在を私は否定しない。

 しかし、今の自衛隊は違憲状態にある。一昨年4月の名古屋高裁の判決でも、バクダッド空輸は明白な違憲だと断じた。それよりも何よりも、今の自衛隊は米国の戦争に加担させられ、その手駒として使われている。

 情けないとは思わないのか。日本を守るはずの専守防衛の自衛隊が、米国のために命がけで戦地に赴く。あなたはそんな事でいいと本気で思っているのか。国民を裏切っていると思わないのか。

 ところで、あなたは、サマワに派遣された時に「駆けつけ警護」をするつもりだったとかつてテレビで発言した。あえて巻き込まれなければ正当防衛にならないからそうするのだ、と話した。その思いは今も変わらないのか。この国会の場で国民に向かってもう一度答えるがいい。

 憲法99条に基づく国会議員の憲法遵守義務を知らないような者に、合憲かどうかの質問を私にする資格はない。いや、あなたは国会議員を続ける資格はない」


(後略 引用にあたって、改行を変更しました)

天木氏に社民党の党首をやってもらいたいくらいだ。
(こんな他力本願はしかられるだろうけど)

もちろん、福島氏も、権力に恋々とする党というモノを背負っていなければ、天木氏に負けないくらいのことは言える人ではあるのだろう。
が、それは言い訳にはなるまい。

そもそも、自衛隊にしても原発にしても、民主党とは見解が180°違うことはお互いにわかって連立を組んでいるはずだ。
だから、反対の見解を述べても、何の問題も無い。
少なくとも、民主党は表だって文句は言いようがない。

にもかかわらず、福島氏があのような醜態をさらしてしまうのは、「民主党に逆らったら、連立からはずされる」という社民党内部の負け犬根性が大きいからだ。
しかし、民主党の中で、社民党を政権からはずしたいと思っているのは、渡部恒三グループのようなアメリカべったりの連中だ。

逆に、小沢幹事長などの、アメリカ隷属をなんとかしたいと思っている人たちからすれば、社民党は自分たちが言い出しにくいことを先頭きって言ってくれる存在である。
というか、最初からその狙いで連立に社民党を入れているのだろう。

だから、現実的に今、社民党に問われているのは、渡部恒三らのアメリカべったりに与するのか、小沢一郎氏らの無血革命をともに進めるのか、ということなのである。

社民党が、あるいは福島氏が、主観的にどう考えようが、その結果がもたらすものを無視して評価するわけにはいかない。
とくに、政治家なのだから、それは当然だ。

その意味では、福島氏の「自衛隊合憲」発言は、じつは鳩山政権にとって、非常にダメージが大きい。
無血市民革命をすすめていくためには、こんなところで、社民党が骨抜きになってしまっては困るのだ。

それは、私が困るというのではなく、おそらく小沢氏も鳩山氏も困るはずだ。
鳩山政権が、あるいは小沢一郎が自衛隊を合憲としていることとは、ぜんぜん関係ない。

いやむしろ、民主党としては、自衛隊のことも含めて本質的に保守政党であるから、民衆革命のなかの、ある一定の層しかカバーできない。
それでは無血革命が成就しない。
だから、民主党とは意見の違う社民党は、鳩山政権にとっても必須の存在なのだ。

その運動のダイナミズムを全く理解しない民主党の一部議員からは、参議院の数だけを見て、もう連立はいらない、なんて発言が出ているが、おのれの無能さ告白しているようなものだ。

いずれは、無血革命が進行して、日本が自立してモノを考えられるようになったとき、その時は社民党と民主党の違いは、真剣に議論されることになる。
そうなれば、たしかに連立どころじゃないだろう。

それは使い捨てではなく、まっとうな論争だ。
社民党は、その日のために見識と理論を磨いておかなくてはならないということ。

でも、今は、まだそんな段階にはほど遠い。
社民党は社民党としてのものの見方を、堂々と開陳しながら、遠慮無く閣僚に居座ったらいいのである。

社民党がいなければ、鳩山氏も「普天間はゼロベースで」なんて言い続けられない。
社民党は社民党であるが故に、鳩山政権の防波堤になっている。
そのことに、確信を持って、堂々と胸をはっていただきたい。
亀井静香氏の、あのくそ度胸を見習うべし。

繰り返すけれども、今この時点で、社民党をはずそうなんて考えるのは、モノをわかっていない愚か者か、渡部恒三らアメリカべったりの確信犯だということ。
その圧力に屈して、社民党が社民党でなくなっていくことは、この連中を喜ばすだけのことであり、しかも、この連中は妥協を重ねてボロボロになった社民党を、一顧だにせず使い捨てるだろう。

あんな体たらくでは、そういう暗い未来が迫ってくる。


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2010-03-13(Sat)

原発はなんであんなに事故るのか?

素朴な疑問 ていうのは大事なモンだ。

いつも気になるのが、なんで原発というのは あんなに故障が多いのか ということ。
原発の危険性とか核開発の問題とか、いろいろあるけれども、それとは別に、技術者として とても不思議な気がする。

というのは、これだけ批判の的になり、良くも悪しくも注目を浴びている原発。しかも、潤沢な資金が注ぎ込まれ、思い切り研究開発している原発。
その原発にして、なんでこれほどに故障やミスが多いのだろう。

柏崎刈羽原発でも、いったい何回火事を起こしたことか。
中越沖地震の次の日(2007.7.17)から今年の1月まで、なんと40件もの「事象」を起こしている。

そう事象 だ。誤字じゃない。
この業界では、事故のことを事象というらしい。なんという姑息な・・・

それはともかく、なんで40件という数字がわかったのかというと、原発はナンチャラ機構という類が星の数ほどあって、その中の一つが検索サイトを作っているから。

原子力施設情報公開ライブラリー ニューシア 

左側の「情報検索」で調べることができる。
もちろん、公式発表された内容だけなのは言うまでもない。

地震直後は、「事象」が多くても仕方ないかもしれないという意見もあるだろうから、直近の1年間だけをみても、
なんと12件もある。
月刊事象 なんて雑誌ができそうだ。

日本でもっとも注目された原発にしてこれである。

では、日本中の原発ではどうなのかというと、最近の10年間で1463件の事象を起こしている。
10年間に稼働していた原子炉は55基。(ふげん、泊3、実験炉含まず)
原子炉ひとつに付き、年2.7回の「事象」がおきている計算だ。

何度も言うけれども、これは公表されているものだけ。
あれだけ事故隠しが問題になったことを思い出せば、これですべてとは思えない。
ちなみに、1990年代の10年間では600件の事象しか報告されていない。

と疑惑は尽きないが、それもこの際おいといて、原子炉一つについて年に3回近い異常事態がおきるということの異常さだ。

たとえば、徹底的に整備点検をしている自動車で、平均して年に3回も不具合が起きるだろうか。
平均だから、たまたま当たりが悪かったとかではない。

暴走や炎上というほどのものじゃなくて、ウィンカーがつかないとか、ミラーが格納できないという程度のことでも、びっしり整備点検しているのに年に3回もおきるなんて考えられない。
それが、おきているのが原発というヤツだ。

高圧の蒸気がどうのこうのとか、複雑系がどうのこうのとか、いろんな言い訳はあるかもしれない。
が、そんなのはナンセンス。素人の戯言だ。
スポーツカーのブレーキが故障して、「この車はスピードが出るせいだ」と言い訳するようなもの。

電力会社だってそんな墓穴を掘るような言い訳はしないだろう。
だって、それは「原発は危険です」と認めてしまうことになるから。

いかに高圧の蒸気でも、いかに複雑なシステムでも、それに見あった安全対策を設計しているというのが建前のはずだ。
それなのに それなのに、なんでこんなに事故るのか?

■■
実は、ずっと気になっていたこの疑問のこたえを、最近になっていくつか発見した。

ひとつは、ある業種で柏崎刈羽原発の現場に出入りしていた友人の話だ。

彼は原子炉の中まで入る仕事ではなかったが、現場の職長のような立場だった。
東電から元請けに指示があり、元請けから下請けの彼のところに指示が降りてくる。

ところが、その指示が朝令暮改、ウサギの目 なのだという。
やれと言われてやりかけると、すぐに中止になり、あっちをやれといわれてやりかけると、やっぱりこっちをやれと言われる。
そんな調子なので、「事故ばかり起きるのはあたりまえや」と言うのである。

おそらくは、責任のなすりあいなのだろう。
指示をするということは、その結果に責任を負うということ。
だから、官僚的な体質になるほど、また、重大な問題になるほど、明確な指示を出せないようになる。
私は友人の話を聞いて、そんなことを想像した。


ところが、それどころじゃない、というスゴイ証言を見付けてしまった。

原発がどんなものか知ってほしい


平井憲夫さんという、原発の現場で技師として働いていた方の証言。
平井さんは被爆によって体を壊し、1997年に亡くなっている。

もう、コメントするまでもないので、まだ読んだことのない人は、必ず 必ず目を通していただきたい。
目を通すなんてものじゃなくて、見開いた目から目玉が落ちそうになる。

この証言は、原発震災を防ごう! というホームページにある。

原発震災を防ごう!

証言の部分は長文であり、ホームページ上では少々読みにくいので、勝手ながらPDFにさせてもらった。

原発がどんなものか知ってほしい(PDF版289kb)


これを読んで、なんで原発に事故が多いのか、完全に納得した。
納得した=原発は危険 ということだ。

設計(理屈)では安全に作られていても、実際はその通りにはできていない ということ。
それは、放射線の中で作業をせざるをえない以上、どうしてもそうなってしまう。
しかも、それを検査し指導すべき役人が、素人ばかり。
(3ヶ月までお米の検査をしていた人とか)


■■
放射性廃棄物の問題、核兵器開発の問題、などなど、とんでもない問題をとりあえず横においておいても、やはり原子力は扱ってはいけない技術なんだという確信をもった。

理屈で可能 ということと、人間が扱える ということは別。
どんなにハイテクでも、どんなに注意しても、人間がする以上はエラーがある。
その限界というものが、必ずある。

その限界の内側でしか、技術は実用化できない。
してはいけない。

いや、もっと実態に即して言うと、その限界を超えて、あまたの事故を起こしながら技術というのは進化してきた、と言えるだろう。
けれども、原子力は絶対にそれが許されない。

このへんは、バイオテクノロジーなんかも同じ問題があるように思うが、事故ったときのオオゴトさでは、やはり原子力技術が魔王といえるだろう。


鳩山、小沢両氏を初めとした、民主党の議員さん達は、この原発の実態を知っているのだろうか。
「原発推進」なんてことを軽々しく口にする前に、原発労働者の声なき声を、しっかりと耳に入れてもらいたい。

もちろん、現役の労働者は仕事を失いたくないから、悪いことは絶対に口にしない。
その裏の、声なき声、それに耳を貸さないようでは、庶民の支持は得られない。
庶民の支持をえられなければ、第二自民党へと転落していくことは、小沢氏にはわかっているはずだ。

「原発推進」は、民主党の自縄自縛となる。

今すぐに取り下げるべきだ。


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2010-03-11(Thu)

保育園 増やせばいいってモンじゃない!

小さい子どもがいる人や、いないけれども子どもたちのことが心配な人は、今日の記事はぜひ読んでいただきい。

自民党時代から続いている、厚労省の審議会がある。

厚生労働省社会保障審議会少子化対策特別部会保育第一専門部会

なが!

第一があるからには第二もあるし、専門のつかない、特別部会本体もある。

ごく簡単に言うと、本体では大枠の制度設計と学童保育のこと、第一は保育園の制度や基準、第二は保育ママと病後児保育など通常の保育園以外のこと、という分担をしているようだ。
詳しくは、厚労省のホームページにある

このページ の一番下のほう


■■
このなかで、一番問題になることは「第一」で話し合われている。

まず、制度について話し合われているのは、保育園の申込み方法だ。
今は、保育園に入りたいときは、希望する園をいくつか書いて市などの自治体に申し込む。
すると、面談ののち、市から可否が告げられる。
契約も市とするし、保育料も市へ払い込む。

これは、認可園であれば、公立でも私立でも同じ。
保育料も、親の収入によって決まるのであって、公立や私立の違いはない。
利用する保育時間にも左右されない。

こうして、現在200万人をこえる子どもたちが保育園で生活している。

これは、認可保育園の話。
つまり国の基準を満たしていて、自治体に認可されている園のこと。

これ以外に、無認可園というのがあるのだけれども、話の流れがはずれるので、それは後回し。
今は、申込み方法のこと。

で、厚労省のナンタラカンタラ特別部会で話し合われているのは、この申込み制度を変えようということ。
どう変えるのかというと、

①申込みや契約を、市町村ではなく、それぞれの保育園にする。


・子どもを預けたいと思うと、まず市町村に行って、預ける資格があるかどうか審査を受ける。
・そこで、あなたは○○時間の利用ができます、という証明をもらって、今度は預けたい保育園に直接申し込みに行く。
・定員オーバーなどで断られると、また次の保育園に申し込みに行く。
・またまた断られると、またまた次の保育園に・・・・・・・
と、入れるまで自分の足で、子どもを抱えながらあっちこっち回ることになる。

②資格認定の段階で、利用時間を切られる

・子どもたちは集団生活のなかで、時間がバラバラになる。
・行事やお散歩なんかをしたくても、一日中、子どもが出たり入ったりということになる。
・遠足に参加させたければ、追加料金をはらわなくてはならない、なんていう子どもも出てくる。

ようは、集団生活の場ではなく、預けるだけの託児所になってしまう。

③株式会社の経営を認める

・経営効率を優先する
・親は顧客、子どもは商材ということか・・・

などなど、なんのこっちゃ分からんことが、延々と30回も会合を開いて話し合われてきた。

この「改革」の狙いは、ズバリ、「保育業界へ競争原理を」 ということだ。

直接申込みにすることで、保育園毎に特色、といえば聞こえは良いが、親を呼び込むための売り物を考えなさいよ、ということ。
保育園も経営努力をしろ、ということが言いたいわけだ。

ただし、昨年9月を境に、会合の空気は大きく変わっているようだ。
それまでは、規制緩和と効率優先ばかりが幅をきかせてきたが、9月以降は、勢いが無くなった。
それでも、直接契約制度は、この審議会の目玉なので、そのまま残っている。

こんなものが導入されると、保育の現場も、預けたい親も、なにより子ども達がエライことになる。


■■
次に、保育園の基準のこと。

基準というのは、施設の基準と保育士の人数。

施設の基準についても、広さの基準と、こんな施設は必要だということがある。

これについては、9月以前と以降で、まったく反対になっている。
以前は、規制緩和で自由化、つまり、狭くしてもいいし、給食室なんて無くてもいい、という感じだったのに、12月に出ているまとめでは、

今の最低基準では図れない子どもの育ちを保障するためには、より科学的根拠に基づいた、もっと広い空間あるいは育ちを保障してあげる生活空間というものが必要。

最低基準は子どもの育ちを保障していくための空間・環境であり、今以上に最低基準を高めていくことにもっていくことこそ、子どもたちの生活を保障していくことである。

保育の質の向上を目指す必要があり、定数、広さにしても、まだまだ乏しいものがたくさんある。

現在の面積基準が、国際的にもかなり低い状態であることは確認されているので、他の国に比べてどういう状況なのかデータをもって見せてほしい。


なんてことが書いてある。

実は、この審議会が外部に委託して行った研究結果があり、今の基準では狭すぎる、という結論が出ていたのだが、9月までは実質的にシカトされてきたのである。

機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業

全文は35Mbあるが、このページからダウンロードできる

政権交代のおかげで、この研究も日の目を見るのか と思いきや、厚労省以外の部局から、基準をゆるめろと言う声が上がっている。

しかし、それがとんでもないことは、実証されている。
どこで、実証されているかというと、かの有名な都痴爺がいらっしゃる某自治体。

保育園児に36円の食事をさせる石原都知事

「待機児童ゼロ作戦」の正体

その他、赤旗にはこんなことが、

都内の認証保育所では「階段が急で、転落事故が発生」「食器が100円均一の塩ビ製で熱湯消毒できない」(荒川区・じゃんぐる保育園)、「職員が足りず異年齢児を合同保育しているときに、0歳児が、大きいクラスのおもちゃを誤飲」(世田谷区・小田急ムック成城園)、「経営難から突然、閉鎖」(首都圏で展開していたハッピースマイル)などの事態が起きています。

もっと詳しいレポートも発見

認証保育所における不正の疑惑と驚くべき実態について

とまあ、こんな実態があるにもかかわらず、都痴爺の子分は、こんなことを言っている。

猪瀬直樹の「眼からウロコ」
動きが鈍い「1丁目1番地」の地域主権改革
規制緩和と都独自の工夫で約4400人の待機児童が解消できる

2010年3月9日 BPnet

認可保育所の基準については、大きくわけて施設基準と職員配置基準の2つがある。
施設基準は、調理室を置かなければいけない、とか、乳児がハイハイするための「ほふく室」は児童1人あたり3.3平方メートルなければいけない、というものだ。
なぜ3.3平方メートルかというと、ちょうど「1坪」だから、ということにすぎず、科学的な根拠があるわけではない。これでは、地価が高い東京では、用地の確保が難しく、定員を増やしにくい。


おのれは、厚労省のホームページくらい見てからものを言え!
自民党政権下の研究結果ですら、「1坪」でも狭い という結果が出ているんじゃ!

イノブタ氏はさらに続けて言う

職員配置基準は、保育士の資格を持つ職員が1~2才児ならば児童6人に対して1人いなければならない、とか、3才児以上なら20人に1人いなければいけない、というものである。
保育士の確保は一朝一夕にはいかないから、定員を増やす足かせになっている。


もう、子どもの安全なんて、この男の頭の中にはこれっぽっちもありはしない。
3歳児20人を、一人でみるというのが、どんなメチャクチャなことか、現場を見ればすぐに分かることだ。
まして、それを減らすなんて・・・

さらに、その後

民主党政権は、昨年12月15日の地方分権推進計画で、「保育所にあっては、東京等の一部の区域に限り、待機児童解消までの一時的措置として、居室の面積に関する基準に係る規定は、『標準』とする」と決めた。
「標準とする」とは、一定の水準は示されるが、地域の実情に応じて都や市町村が決めてよい、ということだ。


と、なななんと、鳩山政権はイノブタ氏に褒められてしまっているのである。
こんな、都痴爺の子分をうれしがられるようなことを言っているから、民主党は支持率が下がるんだ。

子どもの生活と安全を犠牲にして、保育の定員だけを無理やり増やすことが、どんな酷いことか、大臣や役人にはわからないのだろう。
というか、わかっても、「ま 子どもことだから いいか!」 くらいに思っているに違いない。

子どもは声をあげられないかもしれない。
その場にいない親は、その実態になかなか気がつかないかもしれない。

だからこそ、この問題には、多くの大人に注目してもらいたい。
窒息死などの事故はもちろん論外だが、そこまで目立たなくても、保育の質が下がることによって、子どものもっている力は大きく削がれてしまう。
極端な言い方かもしれないが、家畜扱いされて育つ子どもがいてはいけない。

保育園に預けている両親家族、その予備軍は、実に数百万人はいる。
子どもだけでも200万人なのだから。大勢力だ。

来年度は、この保育をめぐる制度に、結論が出る年になる。

きっちりとフォローしつつ、声をあげていきたい。


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2010-03-09(Tue)

民主党の支持率が下がる理由 それは・・・

それは、前原さん あなたのせいです

と いきなり言いたいところだけれども、そう単純でもない。

いくら世論調査が誘導があろうとも、支持率が下がっていることは間違いない。
支持率自体は、単純な設問だからだ。

それに比べると、小沢氏についての質問は、非常に回りくどい。
たとえば、日本テレビ

「民主党の小沢幹事長の政治資金問題をめぐり、元秘書ら3人が起訴され、小沢氏自身は「不起訴」となりました。あなたは、これは検察庁が、公正、公平な捜査を行った結果だと思いますか、思いませんか?」

と、まるで小沢氏が不起訴になったのは、検察と裏で話をつけたかのような印象付けをして、その上で

「小沢幹事長は記者会見で、「検察の公正、公平な捜査の結論として、不正なカネは受け取っていない、不正なことはしていないと主張してきたことが、明白になった」と述べています。あなたは、小沢幹事長の説明に納得しますか、しませんか?」

と、記者会見のホンの一部だけを恣意的に抜き出して、納得しますかと答えを求める。
こんな調子の質問が、延々と続くのである。

岩上安身さんも言っているように、会見の様子をマトモに伝えることをせずに(わざと)、それでいて「納得しますか?」と聞き続ける異常さ。

こんな質問に対して、「納得する」と答えるのは、とても勇気がいる。
まるで、教室でのイジメ問題と一緒だ。
叩かれているモノをかばうと、自分まで叩かれるような恐怖感に襲われて、判断停止してしまうのである。

しかも、質問全体のなかで、小沢氏の関連の質問がメチャクチャ多い。
だから、結果を見た人は、それについての印象ばかりが強く残る という仕組みになっている。


日テレの世論調査というのは、そういうでたらめなモノだけれども、それにしても、だ。
民主党と鳩山政権の支持が落ちていること自体は、やはり間違いない。

見方によっては、これほど検察とマスゴミに攻撃されても、まだ40%前後の支持があるとも言えるが、しかし、落ちてることには違いない。


こうなると、がぜんわが意を得たりと踊り出すのが、この男だ。
メール問題で、一度は民主党を瓦解寸前まで追いやって、小沢氏に助けてもらいながら、1ミリも恩義を感じていないこの男は、民主党が危機になると、水を得た魚のように嬉々としてはしゃぎ出す。

前原氏「歴史的使命感で判断を」=小沢氏進退、支持率続落で閣僚発言
2010.3.9 時事通信

前原誠司国土交通相は「政治とカネの問題に厳しい姿勢を示さなければ下落に歯止めは掛けられない」と述べるとともに、小沢一郎民主党幹事長の進退問題については「歴史的使命感に立って当事者がどう判断するかだ」と強調、自発的辞任を重ねて求めた。
前原氏は、民主党が主導する企業・団体献金禁止のための政治資金規正法改正は必要としながらも、小沢氏の「政治とカネ」の問題を引き合いに「あくまで政治家の倫理観の問題で、法律を厳しくすれば直るというものではない。そこと違うところで対処すれば、支持率が上がるものではない」と述べた。


ちなみに、この記事のタイトルもオカシイ。
まるで、閣僚が口をそろえて「小沢辞めろ」と発言したかのようなだが、前原以外はそんなことは言っていない。

それはともかく、前原誠司は、支持率下落の原因として「政治とカネの問題が一番大きい」(毎日新聞)と言うのだが、本当にそうなのか?
マスゴミが、騒いでいることと、有権者のホンネとは、同じではない。

非常に特徴的なのは、読売の世論調査だ。


内閣不支持50%、「政治とカネ」響く

2010.3.8 読売

と、前原の頭の中を代弁しているかのようだが、読売の調査の質問事項をみても、「支持率下落の原因」についての設問はない。
自浄能力とか北教組のこととか、それぞれ聞いているが、「なんで支持しなくなったのか」ということは、聞いていない。

じつは、他社の調査もほぼ同じなのである。
一番、肝心のことを聞いていない。

そのなかで、一つだけ、TBSの調査が、その質問をしている。

Q. 鳩山政権への期待度は変化した?

政権交代後まもなく半年になります。
鳩山政権への期待度は政権発足当初から変化しましたか?
次のうちからひとつだけ選んで下さい。

前も今も期待している 19%
前は期待したが、今は失望している 48%
前は期待しなかったが、今は期待している 4%
前も今も期待していない 27%
(答えない・わからない) 2%

Q. 失望した最大の理由は?
(前の問で「前は期待したが、今は失望している」と答えた人に)

失望した最大の理由は何ですか?
次のうちからひとつだけ選んで下さい。

鳩山総理に不満 10%
政策がよくない 12%
政権担当能力に不満  27%
政治とカネの問題 40%
特に理由はない 3%
その他 6%
(答えない・わからない) 3%


なるほど、「政治とカネの問題」が一番多い40%を占めている。
が、ここで疑問が。

・自民党と変わらないから
・景気が良くならないから


この二つの設問がなんで無いんだろう??

政策が良くない とか 政権担当能力がどうのこうの 抽象的なことを電話口で言われても、そう簡単に答えられるモノじゃない。
そうなれば、回答は「政治とカネ」に集中するのは目に見えている。

けれども、毎日身にしみて実感している「景気」のことや、直感的に感じる自民党時代との違いとか、そういうことだったら、答えられたはずだ。

実際に、YAHOO!みんなの政治 では、こんな結果が出ている。

あなたがいま最も気になる政治テーマは?(単一回答)

外交/防衛問題 4.8%
環境対策 1.9%
教育改革 4.1%
景気/雇用対策 43.3%
憲法改正 0.8%
行政改革 2.9%
財政再建 6.7%
少子化対策 4.7%
所得などの格差問題 7.2%
政治とカネの問題 6.2%
年金や医療など社会保障制度改革 12.8%
農林水産振興 0.3%
その他 2.1% 2.5%
わからない/答えたくない 2.2%


インターネットで1000人に聞いたもの。
少しばかり30代に偏っていることと、男性のほうがやや多いのは気になるが、それにしても、政治に何を期待しているのか、あるいは失望しているのか、よく分かる。

政治とカネのことなんかよりも、景気と雇用、年金と医療 こうした日々の暮らし、命に関わることに注目している。
とするならば、「国民の生活が第一」という自民党時代との違いを見せられないことが、支持率下落の最大の原因なのは、あきらか。

それなのに ああそれなのに、こうしたテーマをほったらかして、「政治とカネが最大の原因」などと言う前原誠司の態度こそが、まさに支持率下落の元凶。
自民党(小泉たち)と同じ感性をもっている前原誠司や渡部恒三なんかが幅をきかせているからこそ、支持率が下がるんだ。

官僚とのせめぎ合いは、熾烈なモノがあると思う。
それを、国民の前にあきらかにして、どんな困難があり、どうやって対処しているのか、時々刻々生中継してくれれば、仮に成果がすぐに出なくても、国民はある程度理解できる。
マスゴミは協力なんてしないのだから、独自のメディアを作ってでも、鳩山政権はそれをしなくてはならない。

ところが、国交省は、副大臣の馬淵氏はオープン会見に前向きなのに、前原お大臣様はやろうとしない。

八ツ場ダムの問題は、注目の的だったのに、いっこうに工事を止める気配もない。

普天間は最低でも県外移設と言ってきたのに、平気でアメをちらつかせて県内をせまる卑劣さ。

どれをとっても、鳩山政権のイメージダウンを図っているとしか思えないその所行を棚に上げて、「政治とカネ」が原因だとは、ちゃんちゃらおかしい。
セイジが違うだろう。

と、ここで時間切れなので、続きはまたの機会に。


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2010-03-07(Sun)

ついに自民との合併を言い出した渡部恒三

民主党の獅子身中の虫にして、史上初の民選政権の裏切り者、渡部恒三が、ついに<自民党と民主党の合併>を公言した。

渡部恒三・前民主党最高顧問インタビュー
「政権交代だけでは変わらない。民主と自民の垣根を超え、新たな“第一極”を目指せ」

2010.3.4 ダイアモンドオンライン
(前後略)
あくまで気持ちの上でのことだが、どうせなら第三極などという小さなものではなく、民主党と自民党を合併して「新たな第一極」を作るくらいの意気込みでやりたい。

これが、先日の麻生太郎との秘密会談の真意である。

気持ちのうえなんて言い訳をしているが、政権党である民主党と崩壊寸前の自民党を合併しなければならない理由など、政権の側にはない。
崩壊した自民党から、改心して民主党に入りたいという人間がいれば、検討すればいいだけのこと。
<合併>なんて、どっからそんな発想が出てくるのか??

自民党を救うため、自民党に代表される利権集団を守るため、息子(恒雄)のボスであるマイケル・グリーンの命令により、自民と民主の悪質なものたちを糾合して多数派工作をしている、ということだろう。

かつて小沢氏が大連立に乗りかけて、大ヒンシュクをかった。
たしかに、あれは良くなかった。
が、それでもあのときは民主党は野党だった。

今回の渡部恒三の<民主・自民合併工作>は、政権党の側からやっているうえに、連立ではなく<合併>だというのだから、そのヒドさはメーター振り切り状態だ。

麻生と秘密会談をしたことと、この<合併>宣言をもって、除名処分にするくらいの気概を、小沢氏も鳩山氏も示してほしい。
せめて、最高顧問なんていうエラそうな肩書きは、今すぐ引っぺがすべきだ。

今の政権は、自民党への昔年の恨み辛みが積もり積もって、それが「民主党たのむよ」という票になったんじゃないのか。
それを、いけしゃあしゃあと、自民党と合併するなどと、どの口の言っているのか。
こんな男を最高顧問にしているだけで、民主党は価値が暴落する。


ダイアモンドの記事には、これ以外にも、なんじゃこりゃ という発言が満載なので、すこしだけ引用しておく。

小沢君や羽田君らと共に新生党を立ち上げ、自民党を離党した。
その後細川・羽田内閣を作り、紆余曲折を経ながらも、昨年やっと民主党政権を作り上げた。


って、まるで自分が主役だったかのような言い方。
おいしそうなところに付いていっただけじゃあないのか。

【単刀直言】「渡部恒三さんが“反小沢”を助長」平野貞夫元参院議員
2010.2.18 産経新聞

民主党だけでなく、与野党含め親小沢か反小沢かというレベルのことが対立軸になっているのは、日本の政治にとって深刻な問題です。それを助長させているのは渡部恒三さんですよ。
その影響を受けた民主党の反小沢グループが、渡部さんの実態を知らないのがまた問題です。渡部さんは自民党田中派時代からトラブルメーカーでしたが、言葉巧みにいろんな人に取り入り生き延びてきました。
渡部さんは「小沢さんとは友達だ」と言いながら、意図的に小沢さんの評判を落とそうとしている。そのことに民主党議員も国民も気づいてほしい。


ダイアモンド誌上での渡部恒三のトンデモ発言はつづく。

自民党にも、志のある政治家はたくさんいる。それに、むしろ自民党の方が付き合いが深い古参議員が多い。
立場が変わっても、変わらぬ姿勢で彼らと付き合い、協力し合ってきたからこそ、40年間一度も落選することなく、国会議員を続けてこられたと思っている。


自民党となれ合ってきたおかげで、当選できたのだと公言している。

周囲から見れば、確かに民主党のナンバー1は小沢君で、ナンバー2は自分だろう。

なんで、このおっちゃんがナンバー2なんだ?
だれが決めたんだ?

とまあ、いかに自分がえらいのかということを延々としゃべっている。

渡部恒三が(自称)ナンバー2にふんぞり返っていることと、きっこさんも書いている原発推進
この二つだけは、いかに民主党といえども、許せない。

鳩山さん、小沢さん、国民の生活が第一。
ぶれたら負けますよ。参院選。


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2010-03-05(Fri)

裏切り者・渡部恒三が麻生太郎と密会

子どもに朝ご飯を食べさせながらNHKを見ていたら、「自民麻生氏と民主渡部氏 会談」というニュースが。
えっ ここまでやるか。もうなりふり構っていられないんだ。

自民麻生氏と民主渡部氏 会談
3月5日 6時47分 NHK

自民党の麻生前総理大臣と民主党の渡部元衆議院副議長が4日夜、会談し、民主党の小沢幹事長の動向が夏の参議院選挙の結果に影響するという認識で一致しました。
4日夜の会談は、麻生前総理大臣の呼びかけで行われたもので、小沢幹事長の政治資金をめぐる事件の影響など、今後の政局や民主党の党内情勢をめぐって意見を交わしました。この中で、麻生氏は沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、政府が移設先を決めるとしている5月が政局の一つの節目になり、夏の参議院選挙の結果によっては政局が流動化する可能性があるという見方を示しました。また、両氏は、小沢氏の動向が参議院選挙の結果に影響するという認識で一致しました。


要するに、「小沢おろし」のために手を携えてがんばりましょう。参院選の前に民主党を分裂させて、自民党と合体して政権を奪いましょう。ということだ。

マイケル・グリーン(CSIS日本部長)と、その子分である渡部恒雄(恒三の息子)のラインは、どうやら本気で民主党を分裂させる気のようだ。それも、参議院選の前に。

そんなにうまくいくかどうかはともかく、そこまでの極端とも言える決意を敵はもっている、ということは頭に入れておかねば。

NHKのニュースをそんなに真に受けて良いの? という疑問もあるだろう。
わたしも、最初は意図的な情報リークだと思った。

ところが、この記事を書こうとネットで検索すると、このネタがまったく出てこない。
googleでもYahooでも。
念のため、新聞社のHPを見ても、今の時点では見あたらない。

NHKニュースのHPの片隅に小さく出ているだけ。
主要ニュースにすら入っていない。
ネット全体でも、今のところ阿修羅に投稿があるくらい。

どうやら、NHKが喜んで報道してしまったものの、慌ててもみ消しが入ったと見るべきではないか。
ニュースのなかの麻生と渡部の表情を見てみると、麻生はテレビカメラを見ても動じた様子はないが、渡部はあきらかに動揺している。
料亭の玄関を間違えて、反対方向へ歩き出し、秘書に引っ張られている。

報道の内容についても、NHKが現場にいたことで勘違いした秘書あたりがしゃべったのではないか。
いずれにしても、こんな政局ネタが、大きく報道されないのはおかしい。
もしこのまま、夕方のニュースにならずに終わるならば、この朝のNHKの報道は大注目すべきだ。

渡部恒三、長島昭久(防衛政務官)は、マイケル親分の言いつけ通り分裂を仕掛けてくるだろう。
前原(国交大臣)は風向きをみながら、勝ち組に乗ってくるだろうから、むしろ、針のムシロにのせて追い出すことだ。国交大臣は馬淵氏にやってもらいたい。

裏切り者たちは本気だ。
検察や自民党という「外」からの攻撃には耐えても、「中」からの攻撃は怖い。
なにより、国民の目から見て、非常に汚く、つまらない。嫌気がさす。
そこが敵の狙いだ。

だから、先手必勝。
渡部と長島はとっとと斬る。
前原は追い込んで、あっちに追いやる。

これっきゃない。


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2010-03-02(Tue)

渡部グループの裏切りが進行している(追記あり)

副島隆彦氏の指摘する、マイケル・グリーン、渡辺恒雄(恒三)、長島昭久というクーデターグループのことを前回書いた。
すると、どういうもんか、次々とそれらしい情報が流れていることに気がついた。

まず、親玉から、

ダイアモンドオンライン 2010.3.2

日米同盟を破壊する2つの最悪シナリオ
元大統領補佐官が普天間基地問題で警告!
マイケル・グリーン 米戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長に聞く

 米国側はもちろん、多くの沖縄住民の支持を得ることの大切さは認識している。しかし、それと鳩山政権が普天間問題を解決するために政治的な実行力を示すことは別問題である。移設案をいろいろ検討するだけで何の決定も行わないまま時間だけが過ぎていけば、取り返しのつかない事態になりかねない。

(以下、本文最後の<more...>に引用転載)

要するに、辺野古移設に反対すると、海兵隊はグアムに行かずに沖縄に居座るぞ、と凄んで見せて、それにも文句を言うならば、在日米軍は日本から引き揚げるが良いのか? と恫喝している。

渡部恒三と長島昭久は、こうした恫喝を民主党の日和見議員に対して、連日連夜くり返しているものと思われる。
その現場と思われる会合が。

渡部氏、7奉行と会合=参院選「情勢厳しい」
2010.3.1 時事通信 
民主党の渡部恒三元衆院副議長と、岡田克也外相、前原誠司国土交通相、枝野幸男行政刷新担当相ら「7奉行」と称される同党議員が1日夜、都内の日本料理店で会合を開いた。
 夏の参院選について「情勢は厳しい」との認識で一致。「国民にアピールする政策を打たなければならない」との意見が出た。会合後、渡部氏は「今までの公約から懸け離れた希望ある政策(が必要だ)」と記者団に語った。
 会合には、仙谷由人国家戦略担当相、野田佳彦財務副大臣、玄葉光一郎衆院財務金融委員長も出席した。


これは、直感の域を出ないが、渡部恒三は、岡田と枝野を取り込むために必死になっているのではないか。
というのは、岡田は小さな原則論にとらわれる傾向と小心さのせいで右往左往しているが、意図的に政権転覆の意志を持つまでには至っていないように見える。というか、良くも悪しくもそこまでの度量に欠ける。

枝野は、反小沢に関しては旗幟鮮明だが、これも政権転覆というようなことではなくて、政治家としての視野の狭さによるところが大きいような気がする。

とは言え、この二人は鳩山政権のキーマンであるから、渡部としてはなんとかして、自分の陣営に確実に取り込みたい。

普天間移設:環境影響評価やり直しも オスプレイ配備言及
毎日新聞 2010年3月1日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、政府内に浮上しているキャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上部への移設案を巡り1日、米海兵隊ヘリの後継機となる垂直離着陸機MV22オスプレイの配備に言及する発言が防衛省幹部から相次いだ。同機の配備は現行計画に明示されておらず、現在進められている環境影響評価(アセスメント)のやり直しにつながる可能性もあり、新たな難題を抱えたと言えそうだ。

 陸上案の滑走路の長さを巡っては、首相官邸内では500メートル前後が、防衛省内では1500メートル前後が検討されている。北沢俊美防衛相は1日の衆院予算委員会分科会で「滑走路が500メートルや1500メートルという議論は将来的なオスプレイの配備が念頭にあっての議論かなと推測する」と述べた。長島昭久防衛政務官は同日、東京都内の会合で「オスプレイは12年10月から24機、沖縄に随時導入されることになっている」と明言。その上で「現行案と決めてもオスプレイの話が一切入っていない」と指摘し、環境影響評価をやり直す必要性があると言及した。

 官邸内で検討されている500メートル案は県外への訓練移転などがセットだが、防衛省幹部は「オスプレイを使う場合500メートルでは短い」と指摘。前原誠司国土交通相も2月26日の記者会見で「滑走路は1300メートルから1500メートルくらいはいる」と指摘しており、オスプレイの配備に関して米側との調整が難航することも予想される。

(引用以上)

鳩山氏は、環境調査を先延ばししたことで、辺野古への既成事実化を防いだのだが、それを逆手にとって、これまで防衛省が「ない」と明言してきたオスプレイの配備を、あたかもアタリマエのことのように言い出した。
その顔ぶれも、長島、北沢、前原、とクーデターグループである。

日米合意にもなければ、これまでの自民党政権時代の説明にもなかったオスプレイ。
(これについては、保坂展人さんがどこどこ日記に詳しく書かれている。)

口裏をあわせて、急にオスプレイの配備を言い出していることから、これがマイケル親分傘下のクーデターグループだということが、透けて見える。

鳩山氏は、箇所付け問題を使って、前原の処分を明言して牽制しているが、こんなものでは生ぬるすぎる。
ゼロからの検討を指示しているにもかかわらず、勝手にあれこれ言う連中は罷免、更迭すべきだ。

それで、10人やそこら離党しても、今ならばまだ大丈夫だ。
清和会の別動部隊(別名みんなの党)や、桝添なんかと一緒に歴史のゴミ箱に収まる。

北沢、長島、前原は、即刻更迭し、仙谷、野田は恫喝しておとなしくさせ、岡田、枝野は引き留めておくべきだ。


☆追記(3/2昼)☆

早速、マイケルの子分、長島昭久が、まったく親分と同じことを言っている。

「米国は逃げ足速い」 防衛政務官が県外・国外移設派を牽制
2010.3.1 産経

 防衛省の長島昭久政務官は1日、都内で講演し、米軍普天間飛行場の移設問題に関し、「米国は意外と逃げ足が速い。沖縄の皆さんが(米軍の駐留に)反対し、政府も出ていってほしいということなれば、恐らく簡単に出ていく可能性がある」と語った。
 さらに「沖縄に海兵隊が駐留し続けることが、日本の安全保障の根幹にかかわる」と述べ、県外・国外移設案を牽制した。


まったく、恥も外聞もない。
親分の言うがままである。

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more...

2010-03-01(Mon)

敵は獅子身中の虫

東京地検特捜部を突撃隊とした、現政権へのクーデター。
この裏にいるのが何なのか。
漠然とCIA-自民党 というような従来の構図を想像していたけれども、どうやら勘違いしていたようだ。

自民党はすでに終わっていると見て良い。
しばらくはゾンビかキョンシーとして生き(?)ながらえるとしても、ことを構えるだけの力はもうないだろう。
それは、自民党の力の源泉であった財界や諸団体が、雪崩を打って逃げ出していることからもうかがえる。

また、長年にわたって自民党を支えてきた裏社会の面々も、金の切れ目が縁の切れ目になるのは明らか。
表と裏の支えを失った自民党なんて、新陳代謝の終わった老廃物質=垢のようなもんだ。

そんなものに、超エリート意識の塊のような検察が操られているというのは、どうもおかしい。
裏の裏にはアメリカの一定の勢力がいるのは間違いないとしても、それを日本で代行しているのは、もはや自民党ではない。
そんな気がする。

そう思うと、ずっと気になっているのが、副島隆彦さんが明かしていた「米国側で攻撃を行っているもの達の素顔」だ。
( 今日のぼやき

CSIS (戦略国際問題研究所)のマイケル・グリーンを筆頭に、100人ほどが日本で暗躍しているという。その日本側の子分が、暴政政務官である長島昭久と、渡部恒三の息子の渡部恒雄であるという。
どちらも、政権内部側の人間であることは言うまでもない。

渡部恒雄氏は、2005年までCSISの上級研究員として、日本の政党政治と外交政策、アジアの安全保障、日米関係全般についての分析・研究をしていた。現在も非常勤研究員。
現職は、笹川良一氏の流れをくむ東京財団の政策研究部ディレクターである。

watanabetuneo.jpg

「米軍再編後の米国の戦略」なんていうものも書いており、親父の恒三が、普天間飛行場の問題について、

「政権交代をしても安全保障や外交の問題など変わってはならないことがある。日本は(米国との)約束をきちっと守ると鳩山由紀夫首相にいずれかの時期に決断してもらう」時事通信 2009.12.20

なんて言っていることと、ぴったり符合する。

ここがクーデターの火元だとすると、恒三が長老然とした顔で「小沢君も云々」などとのたまっているのは、自作自演ということになる。
自分で仕掛けておいて、まるで他人事のように文句を言うのだから、悪質である。

watanabekozo.jpg

マイケル-渡部-長島ラインがクーデターを起こしたのを見て、日和見していた仙谷やら前原なんかが乗っかったというところか。
現在の状況というのはおそらく、民主党内で、どちらに付くのかという内乱的な二者択一が迫られているのではないか。

特に閣僚に対しては、官僚が束になってそれを行っているのだろう。
脅したりすかしたり、たいへんな圧力がかかっているはずだ。

その「成果」が、次々と現れている。
以前の記事でも書いたし、きっこさんも「活断層の上の鳩山政権」で取り上げている、小沢環境相の原発積極推進もそうだ。
北沢防衛相と平野官房長官が進める、辺野古内陸案ももちろんだ。

全く期待はずれの千葉法相については詳細なレポートが、おなじみラターシュに魅せられてさんに書かれている。
なるほと、こうやって屈服させられて行くのか、ということがよく分かる。

それ以外でも、「国民の生活が第一」なのか、「官僚の栄達が第一」なのか、ようわからんことがボロボロと出始めている。
これは、クーデターに乗っかることで、官僚に妥協して楽をできる、という政権内の裏切り行為である。

マイケル-渡部-長島のクーデター勢力は、参院選で民主党に過半数を取らせないことを目標にして、選挙後に民主党の分裂、政界再編という形でクーデターを成就させようとしているのだろう。
そして、このまま行くと、それは現実になるかもしれない。

なぜか。
小沢一郎氏のカネの問題なんかじゃない。
そんなことで、民主党が負けるのならば、昨年の総選挙であそこまでボロ勝ちできるわけがない。
政治とカネのことなんかよりも、「生活が第一」という切実な思いで、政権交代に一票を託したのである。

その「生活が第一」という思いを裏切るようなことが、次々に出てくるから、国民は裏切られたと思い始めているのだ。
まさに、きっこさんが書いているとおりに。

民主党の支持率を下げ、参院選に黄色信号を点している主原因は、小沢氏ではなく、それどころかマスゴミの垂れ流し報道ですらなく、政権内の国民への裏切り行為なのである。

主犯は、渡部恒三(恒雄)、長島昭久。
共犯は、仙谷、前原、北沢、平野、小沢鋭仁、千葉。政権にとって、つまり国民にとってマイナスであることを自覚して動いている。
犯意はないかもしれないが、結果的に同調しているのが、岡田と枝野というところか。

敵は、いまや自民党などではない。
渡部恒三(恒雄)、長島昭久、それに、仙谷、前原、北沢、平野、小沢鋭仁、千葉。
これらの動きを、しっかりとチェックすべし。

彼らの失政は、間違いや力不足ではない。
政権沈没を狙った、意図的な国民への攻撃であると心得るべきだ。

ここで、短気をおこして、本当に民主党を過半数割れにしてしまうと、敵の思うつぼだ。
参院選は、選挙という方法で国民が生活を守る最初で最後の機会になるかもしれない。

ここで民意の力を主張できなければ、最低限の受け皿である民主党は崩壊する。
全面賛成ではなくても、小沢-鳩山ラインに票を下駄を預けることしか、当面の方法はない。

もしも、それで過半数をとっても、さらに裏切られたら、もう選挙というものが何の役にも立たないということを意味する。
そこから先は、圧政と暴発の歴史へ足を踏み入れることになるだろう。

そうならないことを祈りつつ、もう一度だけ、小沢一郎の「国民の生活が第一」に賭けてみよう。
そしてそのためにも、主敵は獅子身中の虫であることを、しっかりと見抜いて、鳩山政権とか民主党という十把一絡げの評価ではなく、身中の虫の裏切りについては、徹底的に断罪しよう。

そう思っている。


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