2010-05-30(Sun)

もう手遅れみたいだけど再度言う 「社民党は連立離脱してはいけない」

物事を決めるのには、二つのやり方がある。

一つは、過去-現在-未来 という順番に考えて決めるやり方。

この方法では、社民党のとる道は、連立離脱しかない。

しかし、もう一つの方法がある。

未来-現在-過去 という順番にものを考えるやりかた。

つまり、未来をシミュレートし、離脱したら何ができ何ができないのか、政権にとどまると何ができ何ができないのか、そこから判断する。

いま、社民党に求められているのは、こちらの方法だ。

福島さんの無念は良く分かるけれども、政治である以上、もっと冷徹に判断が必要だ。

冷静に考えれば、ぎりぎりまで厚かましく政権に居残って、言うべきことを言い続けることのほうが、圧倒的に国民のためになることは明らか。
感情論や筋論で、離脱を決めるのは、安易な方法と言わざるを得ない。

ただし、こういう存在になるのならば、離脱して野党になっても意味がある というイメージがある。

何党に関わらず、反戦平和を自らの矜持とする政治家は存在する。自民党にだっていることはいる。
そうした、反戦平和勢力の、まとめ役、調整役。
これは、次のステージに向けて、とても大事な存在になりうる。

糸数慶子さんと協力して、反戦平和の超党派勢力をつないでいく役割を担ってくれるのであれば、連立どうのこうのという当面の政局を超えた意味がある。

普天間の問題をめぐっても、今は沖縄と平和の「ミカタ」だと思っている勢力の中から、国粋的なファシズムが台頭する可能性を否定できない。
反米軍のはずが、一気に日本の軍拡や徴兵なんかに盛り上がってしまう危険性は、結構あり得る。

そうなったとき、現在の政党の枠組みは意味をなさない。
自民(もどき含む)も民主も国民新党も、ばっさりと割れてファシズムVS反ファシズムの
構図になる。

その時、全く役に立たないのが共産党だ。
歴史的に、こういう場面で彼らは「反ファシズム」勢力を背後から攻撃してきた。
自らの主導権のほうが、ファシズムと戦うことそのものよりも大事なのである。

ちなみに、小沢一郎への検察の不当弾圧への態度でも、こ共産党の体質は余すところなく発揮された。

だから、反ファシズムの、つまり反戦平和の大きな結束を作るための存在は、現在の政治家を眺めれば、福島さんと糸数さんしかない、と思う。

あくまでも、連立に残るのが上策だとは思うけれども、どうしても離脱するのであれば、そうした反戦平和・反ファシズムの超党派連合を、一方で華々しく、一方でジワジワと進めていただきたい。

もしも、それすらできずに野党に降りるときは、歴史の舞台からも降りることになりかねないという、深刻な現実が待っているだろう。

ついに燃え上がった沖縄の怒りと、すこしづつそれに目を覚まされている日本人。
社民党は、安易な判断で、この流れを見捨ててはいけない。


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2010-05-29(Sat)

社民党は今こそ図々しくあれ!  追記:ハトは関係閣僚を全て罷免せよ!

福島党首が罷免されたことは、予想されたこととは言え、やはりショックではあった。

しかし、裏工作をしたり、自分からすごすごと逃げ出したり、主張を曲げて媚びたりせずに、ダメなものはダメで通した福島さんの態度は、立場をこえて共感を呼んでいる。

問題は、これからどうするか だ。

普通は連立離脱へ と言うことになるのだろうが、私は ちょっと待てと言いたい。

これも、大臣の問題と一緒。決めるのはあちら だ。

しぶとく連立に残って、言いたいことを言いまくればいい。
大臣は罷免できるが、連立は内閣改造をしなくては、民主の側から連立解消はできない。

だから、連立にはしぶとく、図々しく 厚かましく居残って、しかも言いたいことを言えばいい。
連立合意を破ったのはハトなのだから、社民党はあくまで正論を吐き続ければいい。
そのために、連立を離脱する必要は無い。

社民党の一番悪いところは、負け犬根性だ。
しかし、昨日の福島さんの態度は、堂々として しおれた負け犬のようなところは微塵もなかった。

この姿勢を、これからも貫くべきだ。
もとの負け犬に戻ってはいけない。

沖縄と沖縄の怒りを感じる人たちの寄る辺は、社民党しかなくなってしまったのだから。
川内議員たちの努力もあるが、民主党の人たちは、「将来」に逃げ込もうとしている。
だから、社民党はとことん、図々しく主張を貫いてほしい。

ガンバレ


追記: 鳩山首相は 関係閣僚をすべて罷免すべし!

「日本があぶない」さんが、ウェブに出ていない東京新聞の貴重な記事を紹介している。

北澤が鳩山を恫喝!大臣たちが潰した首相の思い

想像していたとおり、総理大臣よりも官僚とアメリカに仕える閣僚に、鳩山首相は追い込まれていったようだ。
北澤なんぞは、首相に対して机を叩いて恫喝したという。

福島さんを罷免するのであれば、この連中も等しくクビをぶった切るべきだ。

総理の指令を実行しなかった、岡田、北澤、前原、平野 は、辺野古明記の引き替えにもならないけれども、せめてぶった切れ!

鈴木宗男氏も、福島さんの罷免は「賢明な判断」という記事を書かれたようだが、それに続けて官房長官を初めとした周辺への批判も書かれている。
後の方は、漠然としていて迫力がないけれども。

国外・県外をともに主張していた鳩山氏と福島氏が相打ちになり、最初からノウノウと県内・辺野古でサボタージュを続けてきた、岡田、北澤、前原、平野 が、無傷でヘラヘラしている図など、まったくもって虫ずが走る。


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2010-05-28(Fri)

海兵隊は「アメリカに対する」抑止力

またまた ひと言だけ

海兵隊が北朝鮮や中国への抑止力だという、笑えないボケをかますヤツらがいる。
着ぐるみでも着て、いかにもアホですという格好で言うのならばスベッても罪はないが、エラそうな顔で最もらしく言うから始末が悪い。

一説では、海兵隊を含めて日米安保は、日本の再軍備への抑止力だという話もある。
これまた、もっともらしいが、それにしては自衛隊という名の日本軍が、ずいぶんりっぱなものになっているのは、どうしたわけだ。

世界で7番目の軍事費を誇る日本が、再軍備していることは、小学生でも知っている。
ただ、在日米軍は、日本軍の鼻先をつかんでいる、ということ。
限りなく 在日米軍の日本人部隊にしたい。

その在日米軍に対して、鳩山首相という個人も含めて、まったく歯が立たないという悲惨な現実を目の前にしている。
辺野古水域と明記したばかりか、1600メートルだった滑走路に200メートルもおまけをつけてあげる始末。
1800メートルという長さは、嘉手納の非常時の代替にするためだという話もある。

「両政府は,オーバーランを含み,護岸を除いて1800mの長さの滑走路を持つ代替の施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する意図を確認した。」
外務省ホームページ <仮訳>共同発表 日米安全保障協議委員会

それにしても、いわゆる2+2というこの形は、首相や大統領の名前もなく、もちろん国会で議論も了承もなく、決められていく。
だからさすがに、言い回しは 「決意した」とか「意図を確認した」 てな言い方になっている。

つまり、少なくとも形式上は、担当大臣が 「こういうつもりです」と確認したにすぎないのである。
だから、これも少なくとも形式上は、共同声明に「辺野古」と書いてあり、閣議決定に書いてなかったら、書いていない閣議決定の方が優先される。

2+2は担当大臣の「つもり」にすぎないからだ。

とは言え、現実は、選挙でえらんだ国会や閣僚よりも、秘密裏に官僚と担当大臣が決めた「つもり」のほうが優先される。
これが、属国である日本の現実だ。

もし、海兵隊をすべてテニアンにお引き取りください と正面から提案していたら、アメリカはどういう手に出ていたのだろうか。
最低でも鳩山由紀夫の老後は悲惨なものになっていく。田中角栄のように。

その程度で済めばいいが。
断末魔のアメリカは、何をするかわからない恐ろしさがある。
その凶暴さは、北朝鮮なんて目じゃない。
オバマなんて所詮操り人形だということ。

このアメリカの暴発を押さえるための「抑止力」が、沖縄の海兵隊への至れり尽くせりのおもてなしというわけなのだろう。

沖縄は、またしてもこの屈辱的な接待役を押しつけられることになる。
橋下徹は、蚊帳の外から「大阪府民は安全をただ乗りしている」なんて正義仮面をかぶっているけれども、実態はちがう。
安全をただ乗りしているのではなく、ご主人様への過剰接待を沖縄に押しつけているのだ。

危険なのは、北朝鮮よりも中国よりも、まずは暴君であるアメリカなのだから。

ハトは、敗れ去ることで、この現実を表に出すことに少しは成功したと言えるだろう。
せめてもの功績だ。

沖縄の怒りを、少しは理解できる人が増えたこと。増やしていくこと。
これが、これから向かうべき方向だろう。


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2010-05-28(Fri)

総論賛成各論反対の橋下徹

今晩も、短く書いておく。

全国知事会のあと、仲井真知事がいみじくも「総論賛成各論反対というところもみられる」と漏らした。

この総論賛成各論反対の 代表が大阪府知事・橋下徹だ。

報道では、橋下がひとりだけ鳩山首相の提案に賛同したように書かれているが、橋下の狡さを分かっていない。
これまた石原痴爺が漏らしたように、今回の知事会では具体的な要請は出ていない。
だから、橋下は格好良く「大阪府民はただ乗りしている云々」などと抜かしているのである。
これが、具体的に関空を米軍基地にしてくれという話になれば、2万%の男の面目躍如、ころっと態度を翻す。

実際に、読売が5月19日におこなった全国知事へのアンケートでも、「第二のロードマップが作られればテーブルにつく」などともっともらしいことをいっているが、その意味は「現在のロードマップでは交渉に乗らない」ということだ。つまり、結論は他の知事と全く同じなのである。

また、人の良い大阪府民は「橋下さんエライわあ」と騙されるのかも知れないが、卑怯者丸出しの神奈川県知事とか東京都痴爺とかのほうが、まだしも正直なだけマシ。
橋下徹という人間の、ずる賢さをまざまざと見せられてしまった。

これからの日本の行く末を案ずるに、もっとも注意すべき、警戒すべき人間は橋下徹だ。
正真正銘のファシストになる可能性を、満々とたたえている。

自民党政治に絶望し、民主党までがまったく希望を持てないようなことになると、その先にはファシストが熱狂的に熱望される最悪の状況になる。
そのとき、最悪のファシストとして立ち現れるのは、たぶん橋下徹だ。

相当ものが見えているはずの人まで、今回の普天間をめぐる橋下の発言に騙されている。

しかし、狡い人間は焼かれるまで狡いんだということを、よくよく肝に銘じるべきだ。

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2010-05-26(Wed)

「罷免されても反対」は正しい

連立離脱するかしないか と社民党がワイワイ言っているように報じられているが、福島党首の「(大臣を罷免されても)サインはいたしません。」という判断が、一番正しい。

賛否を言う機会を奪われているというのならば、連立離脱という選択肢もアリだけれども、あくまでも署名を前提とするとハトさんは言っているのだから、今の時点で離脱は下策だ。

離脱して反対するのと、大臣として反対するのでは、後者の方が強力なのに決まっている。
そして、もし本当に福島大臣を罷免することがあれば、これは本物のハトの裏切りが確定するわけで、その段階で決然と絶縁状をたたきつければいい。

社会党を最終的にぶっ壊した村山富市は、政権にしがみついたから悪かったのではなく、政権にしがみつくために妥協に妥協を重ねたから、というか社会党の存在意義を全部捨ててしまったから、ああいうことになった。
政権にあること自体が悪いのではない。
政権にあるために、曲げてはいけない主張を曲げることがいけないのである。


日々忙しすぎて、長くかけないが、福島さんの粘りを期待したい。

辺野古を口にしたら支持率が上がったなんていう世論調査ごときに惑わされてはいけない。

朝日新聞の編集委員であり世論調査の責任者である峰久和哲氏による、「世論調査は信用できるのか」についての講演の内容が、The Journal にレポートされている

たかが世論調査、されど世論調査


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2010-05-24(Mon)

呑気に失望したり沈黙したりしている時じゃない 普天間攻防

鳩山首相は、ついに沖縄で「辺野古周辺」と口にした。
これは、沖縄タイムスの会談全文にもあるので、前後の脈絡から考えても間違いない。

鳩山首相と仲井真知事の会談録
2010.5.23 沖縄タイムス

これまで、マスゴミ報道では色々な話が垂れ流されてきたが、政府や首相がはっきり口にしたのは初めて。
日米利権どろどろ官僚の言うなりになってしまった格好だ。

この国の主権者が誰なのか、いやでも見せつけられてしまう。
これまでの自民党の首相に比べれば、格段に抵抗を試みた鳩山氏でも、結局こうなってしまうのか・・・
本来は最高権力者である首相に対して官僚が抵抗するのならば、まだ話は分かるけれど、最高権力者の官僚に対して選挙で選ばれた首相が抵抗する という時点でもう本末転倒だ。

そう思うと、選挙なんて意味があるのか という無力感にすら襲われる。

しかし

こんな無力感に身をゆだねるような贅沢ができるのは、沖縄から遠く離れた大阪にいるからだ。

同じく沖縄タイムスの記事からちょっと長いけれども、一部引用

県民への挑戦だ 普天間代替自衛隊共用 市民「差別」と抗議
2010.5.23 沖縄タイムス
(略)
元海兵隊員も撤退訴え 高梨公利さん
狭すぎて危険な訓練場

 「民間地域と米軍基地の境目が分からないほど基地が集中する沖縄は異常だ」―。日本人として初めて米海兵隊に入隊し名護市のキャンプ・シュワブにも駐留した高梨公利(きみとし)さん(38)は、自身の経験から「沖縄の訓練場は狭すぎて危険」と指摘、「世界一気前がよく米軍に寛大な日本政府のせいで、米軍基地が残り続けている」と米軍の撤退を訴えている。

 広島県出身の高梨さんは自衛隊に勤務後、米国人と結婚した叔母を頼って渡米。20歳から米国の高校に通い永住権を取得。23歳で米海兵隊に入隊、4年間務めた。「世界最強」の海兵隊へのあこがれから入隊時、右腕に英語で「皆殺し」と彫った。

 キャンプレジューン(ノースカロライナ州)所属の重火器中隊の歩兵となり、1995年、半年間、シュワブに駐留した。韓国滞在時は、かまぼこ型のコンセットで寝袋生活をしたが、シュワブの兵舎では外出時もエアコンがついたまま。「家賃も光熱費もただなら出て行く借り手がいないのと一緒で、米軍基地が減らない理由は日本政府の思いやり予算だ」と語る。

 キャンプ・ハンセンで、火災を引き起こしやすいえい光弾を使った実弾射撃訓練をしているときに山火事が起きた。「まずは銃を発射した後、えい光弾で軌道を確認してから銃の向きを整えた。民間地と隣り合わせで基地から銃弾が飛び出る危険性があった」。米本国の広い演習場では考えられない危険を感じた。

 沖縄にいるころ、米兵による暴行事件が起きた。日本人として、海兵隊員として複雑な気持ちになったが「基地の中でもたくさん事件は起きていて、周囲では『事件の一つ』としかとらえない空気があった」。

 アフリカなどでも任務にあたるうちに、米軍の役割に疑問がわいてきた。「かって支援したイラクやアフガニスタンがアメリカの敵になった。抑止力というが、だんだん横暴になった米軍の存在がかえって地域を不安定にしていないか」


(引用以上)

 この沖縄の日常をよそ事にして、失望したり幻滅したりしている訳にいかない。
もともと鳩山政権が憎くてしょうがないマスゴミその他の連中は、鬼の首を取ったように政治責任がどうしたこうしたと言い立てる一方で、兎にも角にもハトさんにはがんばってもらいたいと思っていた人々(私も含む)は、意気消沈して沈黙しているように見受けられる。

でも、今は沈黙している時じゃない。
ハトは、官僚がしくんだ辺野古案に対する怒りと批判を、全部自分がかぶる覚悟で沖縄へ行った。
顔の見えない、鵺(ぬえ)のような官僚相手では、怒りをどこへぶつけて良いのか分からないが、弓矢を引いたその真っ正面に顔をさらしてハトさんは登場した。
ここで射ることをためらうわけにいかない。

ただし、今このときでも、私は鳩山政権に倒れて欲しいとは思っていない。
沖縄の人には怒られるかもしれないが、こと沖縄のことに関しても、裏切りには違いないが、他の誰が首相になるよりも、まだマシであることは、残念ながら現実だ。
もし糸数慶子さんが首相になれる可能性があるのならば、もちろん、今すぐハトさんには討ち果ててもらいたいが、現実はそうなっていない。
もしハト墜落後に首相になる可能性のあるどの顔を思い浮かべても、ハトさんより良い結果が出るとは、絶対に思えない。

それが分かっているから、多くの人が今日の鳩山発言に沈黙してしまっている。
が、しかし、きっとたぶんおそらくもしかしたら、それはハトさん自身の思惑からもはずれている。

ここは、ハトの心臓の左数㎝をねらって矢を放つべきなのだ と思う。
本当に狙って串刺しにしたいのは、ハトの向こう側に身を潜めている、日米利権どろどろ官僚であることは言うまでもない。

政権交代をし、仮にも最高権力を付託された総理大臣をして、ここまで追い詰められる日米関係ってなんなのか。
日米のドロドロの官僚は、なんでここまで強大な暗黒権力を持っているのか。
そのブラックパワーの源泉はなんなのか。
疑問はつきない。

ただ、これまで全く表に出ることがなかった、このブラック名連中が、表にあぶり出されてはきた。
外務省・冨田浩司北米局参事官、防衛省・黒江哲郎防衛政策局次長、米国務省・ドノバン筆頭次官補代理、国防総省・シファー次官補代理。さらにハトさんの周辺からは、元経産省の佐野忠克首相秘書官、米民主党系シンクタンクにいたことのある須川清司(民主党代表室職員)。さらに、長島昭久防衛政務官。

これらも、氷山の一角だろうが、すくなくとも、今回の「辺野古周辺」という発言に鳩山首相を追い込んでいった当事者である。
これまでは、政治家はこういう連中の言うことを棒読みにしているだけだったから、ゴーストライターが誰なのかなんてことは問題にならなかった。
今回、はじめて当事者は誰か、本当に沖縄に基地を作りたがっているのはだれか、ということが浮き彫りにされてきた。

くしくも、軍事オタクで有名な石破くんが、こんな発言をしてる。

「名護市長選前に現行案を基本にやるということだったら自民は協力するといってきたが、首相は応えず、その結果、(反対の)民意が示された。(首相は)民意を軽んじていないか」(産経

これを理論的に読めば、民意を軽んじているのはそもそも自民党だと、自分で言っていることに気がつかない石破オタクもたいがいだけれども、一面では言いたいことも分からないでもない。

石破は選挙を経た政治家だから、まだ少しは民意というものを認識している。とくに、政権転落した今はそうだろう。ところが、この期におよんで「辺野古」と言わせた官僚どもは、民意なんて隣の家の屁くらいにしか思っていない。そこで、石破君は、沖縄に火が付く前ならばこれまでの自民党のやり方で無理矢理地元合意をとれたけれども、もう今更できるわけないだろ アホか と言いたい訳だ。

その意味では、全くその通りだ。
強大なブラックパワーで首相すら動かす影の日米利権ドロドログループに、死角があるとしたらそこだ。
やつらは、いままで余りにも自分たちのやりたいようにやってきたから、反対意見なんて本当に蚊に刺された程度にも思っていないはずだ。
沖縄の次元を超えた怒りと、それに触発されてやっと目が覚めてきた日本中の気持ちの変化を全く読めていない。

自分たちの利権を守るための妄動が、もっと根本的なことに火を付けてしまったことに気がついていない。

なごなぐ雑記の宮城さんの言葉を最後に引用させてもらう

OKINAWA:COLD WAR ISLAND より

沖縄は、裏庭ではない。はからずも、この国のまちがったありかたを変える玄関である。まちがったありかたで抑えつけられている現状の変革はそのようにしてしか成らない。

そんなふうに思えてならない。


(引用以上)


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2010-05-22(Sat)

クリントン発言の変化

クリントン国務長官は、4ヶ月前にはなんと言っていたか。

「われわれの考えは変わっていない。現行計画が最善の道だ。お互いの前政府で結ばれた国際約束であり、さまざまな側面を真剣に検討した結果だ。」

「何回か言ったが、ロードマップが前進させるベストの道だ。」

(2010年1月12日 ハワイでの日米外相会談の後の共同会見  産経新聞より

そして、昨日、5月21日。まだ詳報が出ていないので、部分的な報道によれば、

「運用上有効で、政治的に持続可能な解決を両政府は追求している」

「基地のある地域社会へのインパクト(影響)を最小限にとどめたい」

朝日新聞より

昨日の発言に対しては、解釈はいかようにでもできる。が、注目すべきは「現行案」と「ロードマップ」という言葉が出てこなかったこと。
この変化は やはり大きい。

なにせ、鳩山首相の発言などは、「むやみ」というひと言で大騒ぎになり、「やはり埋め立ての方向」などと報じられ、平野官房長官も要望書を受け取るときに「承りました」と言っただけで「受け入れ7条件すべてのむ」なんて報道される。

日米利権にまみれた官僚が必死になってリークする情報の方向へ、ちょっとでも引っかかる言葉があれば、これ幸いと大騒ぎだ。

こんな「むやみ」とか「承りました」なんかにくらべたら、「現行案」も「ロードマップ」も出てこなくなったというクリントン発言の変化は非常に大きく、かつ明白だ。
にもかかわらず、日米利権ドロドロの官僚どもの希望とは反対なので、全然クローズアップされない。

ちなみに、今回のクリントン来日は、グアム・テニアン移転にむけての巨額請求書を運んでくるのかと、当初は思っていたが、どうやらちょっと違ったらしい。
むしろ、天安沈没事件の後始末が、最大の課題だったようで。

田中宇さんが言うように、米軍潜水艦との不幸な同士討ちだった可能性が高いとすれば、クリントンは「北朝鮮に責任をなすりつけ、なおかつ最悪の事態にならないようにする」という、離れ技をやらなくてはならない。

韓国軍艦「天安」沈没の深層


米韓は北朝鮮を非難して見せて韓国内のガス抜きをしつつ、中国に仲裁してもらう。その時に、日本が調子に乗って大騒ぎしないように、釘を刺しに立ち寄った というところか。


普天間については、23日に最終的に沖縄から拒否され、27日に全国知事会で受け入れゼロを確認し、28日に政府案と日米共同声明の発表となる。

何度でも繰り返すけれど

沖縄に 日本に 基地はいらない!

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2010-05-21(Fri)

【陸山会】世田谷の土地の登記簿は?

小沢氏は 当然ながら不起訴になるようだ。

そりゃそうだろう。石川氏だって、期ズレどころか完全なえん罪の可能性が大なのに。

ネットで流れている情報が正しいならば、すべては世田谷の土地の登記簿を見れば明らかになる。
つまり、10月時点で地目が農地であり、小沢氏の名義については「所有権移転請求権」であること。翌年1月に農地転換が完了し、地目が宅地になった時点で小沢氏名義の本登記が完了したこと。

これが明らかになると、石川氏には何のミスもないことが明らかになる。
つまり、「所有権移転請求権」は債権であり、乙区に記載されるものらしいからだ。
甲区の所有者は、前の所有者のままということ。

平たく言えば、前金を払って購入を予約したようなもの。
万が一 農転できなければカネを返してもらって、請求権を抹消すれば済む。
所有権の行ったり来たりは発生しない。

実際には、1月に農転が完了したので、その時点で所有権を移転し、本登記した。
つまり、売買の行為が完了した。

となれば、10月は予約金を払っただけであり、土地の購入は翌1月だったと言うこと。
石川氏が書いた収支報告書は、一切何の間違いもない。

と、そういうことが分かるはずの登記簿が、ぜんぜん公開されていないのが不思議。
少々手間とお金をかければ、登記事項証明は誰でも手に入る。

ところが、少なくともネット上では、小沢氏の沖縄の土地やどっかのマンションの登記簿の画像はわんさか出てくるのに、問題の世田谷の分の実物画像が出てこない。悪意にみちみちている連中が、なんで世田谷については画像をアップしないのか、まったく不思議だ。

小沢氏は、この登記簿を公開し、分かりやすい解説をつければ、これ以上の「説明」はない。
ぜひ、実施して欲しい。

それでも検察審査会が「起訴相当」を再議決したならば、それはもう検察審査会がオウム並のマインドコントロールを受けているということであり、検察審査会審査会を設ける必要がある。

※司法書士さんなどで、手軽に登記事項証明をとれる方がいたら、ぜひ実物画像をアップしてアドレスを教えてください。
 地番は 世田谷区世田谷区深沢8丁目28番5(274㎡)と28番19(201㎡) らしい。

※コメント欄にあるように、読者の方がお知り合いの行政書士さんに意見を求めてくださった。
 
 今この時&あの日あの時 「小沢捜査は検察の大チョンボ?」


 登記事項証明を見たわけではないがもし事実だとすれば、という前提で専門家としての見解を書いておられるので、ぜひともご一読を


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2010-05-20(Thu)

順番と序列

ウチの小学生を見ていて思うことがある。

目に見えない序列があるんだろうな と。

順番をつけることには、今の学校は神経質なほど気を使う。

運動会で順位をつけないなんて話もあるくらい。
ウチのとこの学校はそこまではしないが、いかにも保護者に気を使っているのは伝わってくる。
毎月のように参観日があるし。

でも、順番と序列はちがう。

順番は、その場限り、その分野限り。
人間の ある一面を切り取っているだけ。

でも、序列は人の立ち位置の高低を決めてしまう。
立ち位置という客観的なものですらないかもしれない。
もっと、根源的な、その人間そのもの。

しかも、目に見えない。
見えにくい。

順番は、あっけらかんとしている。
一等賞からビリまで、明白そのもの。

序列は、もっとジメッとして陰湿。
証拠を残さないように、でも確実に高低を決める。

そういう序列の中に置かれた子どもは、自覚できない不安感にさいなまれる。
小学生の十人に一人が鬱病というショッキングなニュースも肯ける。

せめて、親くらいはマトモに向き合ってやろうと、最近あまり話をする時間がないのを、ちょっと反省した。


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2010-05-18(Tue)

テニアン情報なら青梅市トライアスロン協会

なんだか、ワケの分からない表題になってしまった。
が、この「青梅市トライアスロン協会」ことKFCのホームページを見れば、そのワケが分かってもらえると思う。

私はKFCとは何の関係もなく、「テニアンてどんなところだろうなあ」と思って検索しているときに見つけたページだった。

KFC 青梅市トライアスロン協会 

最初は景色の写真でも見るつもりで開いていくと、意外や意外、非常にインナーで面白い情報が満載。ぜひぜひ、必見。

本一冊分くらいの情報量があるので、全部は読み切れていないけれど、自然環境から歴史から、現下の米軍の問題や、現市長をはじめとしたテニアンの有力者の生の情報など、とにかくスゴイ。

普天間基地の移設先としての可能性についても、たとえば こんな記事がある。

北マリアナ諸島ローカル情報満載ファイルより 以下引用)

■テニアン、普天間受入れの可能性

北マリアナ諸島のテニアン島市長デラクルズが沖縄の普天間飛行場の受入れを表明したのは先月中頃こと。 昨日(2010年2月10日)、NHKニュースや共同通信で、また、今日(11日)の朝日新聞でもこのニュースが報じられていた。

そして、昨日、日本政府の 沖縄基地問題検討委員会がマリアナを訪れ、テニアン市長デラクルズとマリアナ(サイパン)知事フィテルと会談している。

日本政府がこの話をうまく進めるためには知事との話はさらっと流し、デラクルズ市長との話をしっかりしておくことが大切だ。サイパンと テニアンは同じ国だが、テニアン島民のサイパンに対するライバル心は強く、テニアンの案件をサイパンが主導して決めることを「良し」としない考えが 昔から非常に強い。

知事と市長の関係にあるといっても、テニアン島に関することはテニアン市長が全権を握っており、知事の影響力はほとんどない。先月、新市長に 就任したばかりのデラクルズ市長は、今まさに選挙に勝利したという余韻の中にあり、テニアン島内では絶大な力を持っている。

そのデラクルズが「受け入れる」と表明しているのだから、あとは日本と米国が協議することで、テニアン側には何の問題もない。反して、 フィテル知事は、今、グアムへの中国人密入国に関係した大きなスキャンダルを抱えており、問題が多い。

ハード(住民)とソフト(敷地)の面でテニアン島ほど米軍基地受入の条件が揃っている場所は他にはない。米国さえ承諾すれば、実現の可能性は高い。

因みに、デラクルズ市長は頭の回転が非常に速い。チャモロ人(島民のこと)の中では非常に優秀な人物だ。複雑な話もできる人物だ。趣味はポーカー。 そして、カーボーイハットとブーツが好きな、ちょおと洒落な男だ。市長になってからは、忙しいが充実していると話していた。頑張って欲しいものだ。


(引用以上)

そのデラクルズ市長についても、このような記事が

テニアン島の仲間たちより 以下引用)

レーモン・デラクルス(テニアン島市長)Delacruz.jpg


テニアン・ダイナスティ・ホテルとの関係が深い、というより、ポーカーゲームとゴルフが趣味。 北マリアナ連邦上院議員の経験を持ち、次期テニアン市長の最有力候補だった。02年の第3回大会から KFCイベントの現地大会事務局長を努めるようになった。

それ以来、ローカルのパーティに招待してくれるようになり、テニアン島でのKFCのBBQ所の一つに なった。 デブの多いチャモロ人の中ではとてもスリムな体型をしており、いつもカーボーイハットを被っている。 ちょっとお洒落なチャモロ人である。頭の回転は速いが、早口でしゃべるのが癖。

彼の欠点は「ファック・ユー」「マザー・ファッカー」「ランニャ」だどの使ってはいけない言葉の トップ3がオンパレードがバンバン飛び出すことである。

・昨年末の総選挙で彼の属する政党が敗れたため、現在(2006年)は、 市役所を退職して自分のファーム(農場)で働いている。

・2009年11月の選挙に勝って、2010年1月から念願の市長(メイヤー)の座に就いた。忙しいが、毎日が充実しており、 市長の仕事は楽しいと言う。今、テニアン島の置かれている財政状態はいつになく厳しい。頑張って好転させて欲しいものだ。


(引用以上)

日本でテニアンにこれほどのパイプをもっている人は、なかなかいないのじゃないだろうか。
しかも、歴史や基地の問題にも関心が高く、情報をまとめる能力にも長けている。

ホームページには、ちゃんと連絡先も書いてあるので、川内議員や社民党の方は、連絡をとってみてはいかがなものだろうか。
(勝手にこんなこと書いて、KFCさんにご迷惑だったらごめんなさい。)


そうそう もうひとつ。
参議院比例区にむけて奮闘中の保坂のぶとさんが紹介していた、この記事も


32年間、米軍基地を待っている島 ―サイパン・テニアン視察報告―


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2010-05-15(Sat)

なんと! 普天間の代替施設は義務じゃない

驚きの事実が、白昼堂々、国会で発表されていた。

はたともこさんが、ツイートしていたので確認してみると、確かに当時の外務大臣である中曽根(息子)が、このように明言している。

「普天間飛行場の代替施設の建設に係る法的義務を日本国政府に課しているものではございません」

マスゴミ各社は、目の玉をよ~く洗って、国会議事録を読み直すべし。

第171回国会 外務委員会 第8号
平成二十一年四月十日(金曜日)


(以下引用)

○鉢呂委員 それから、当委員会に出された政府見解でありますけれども、普天間移設ができなかった場合に協定違反と在沖縄のアメリカ総領事メアさんが当委員会の調査団に対して述べたという形に対して、法的義務を日本政府に課しているものではないということで、「普天間飛行場の代替施設を建設しない場合であっても、本協定第三条第二文に違反しない。」というふうに文書で御提示をいただきました。大変これは重い形であろうと思っております。

 そこで、六日月曜日にアメリカ政府にも改めて確認したということでありますが、アメリカ政府のどの段階と確認をしたのか、それが一点。それから、グアム移転施設が完成した場合、普天間代替施設が仮に完成がされていなかった場合は、いわゆる完成が条件となって、グアム海兵隊八千人の移転というのはなされないのかどうか、端的にお答えをいただきたいと思います。

○中曽根国務大臣 最初の、どの段階で米国政府に確認したのかというお尋ねでございますが、私自身、詳細を承知しておりません。(略)

 それから、二番目の御質問が、普天間の建設が実現しない場合、これは協定違反になる、そういう総領事の御発言についての見解という御質問でよろしゅうございましたでしょうか。(鉢呂委員「はい」と呼ぶ)

 これは、提出させていただきました文書にも記してございますけれども、この協定の第三条の第二文は、日本国政府といたしまして、ロードマップに記載されました普天間飛行場の代替施設を完成するという、ロードマップで既に表明されてきました政治的意思を改めて表明する趣旨のものでございまして、普天間飛行場の代替施設の建設に係る法的義務を日本国政府に課しているものではございません。このことは、この協定に係る米国との交渉の経緯とか、また交渉結果を踏まえて、第三条の第二文が「意図を有する。」、英語ですとインテンズ・ツー、そういうような表現となっていることからも明らかなところでございます。

 したがいまして、仮に日本国政府が普天間飛行場の代替施設を建設しない、そういう場合でありましても、第三条第二文に違反をすることはないわけでございますし、また、第三条第二文が日本国政府に対して法的義務を課していないということにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、念のため、六日、米側にも改めて確認をしているところでございますし、米国政府も同様の見解でございます。


(引用以上)

代替施設を日本が作らないと、海兵隊はグアムに移転せずに普天間が固定化される というのは、最近のマスゴミがもっぱら喧伝している話だ。

これが、真っ赤なウソだということを、誰あろう、中曽根息子が大臣として国会で明言しているのである。

もちろん、外務省や防衛省の官僚は、よくよく分かっているはずだ。
それを、シラッとして、辺野古は国際公約だ みたいなことを言い続けてきたのだから、これは本当の確信犯だ。

このように、「義務」ではなく「政治的な意志」に過ぎない代替施設(新基地建設)なのに、この期に及んでもジャパンハンドラーズは、傲慢な脅迫を繰り返している。

2010.5.13 時事通信 より引用

マイケル・グリーン元米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長らは12日、難航する米軍普天間飛行場移設問題に関する論文を発表、(略)

 グリーン氏らはまた、移設問題の今後の展望に関し、(1)米議会が今年夏から秋にかけての予算審議で、普天間移設の見通しが立たないことを理由に沖縄駐留海兵隊グアム移転費を承認しない(2)11月にも行われる沖縄県知事選で県内移設反対の候補が勝利する-事態を指摘。その場合、「(日米両政府は)協議の中断を余儀なくされ、再開の機運は生じない」との見解を示した。


(引用以上)

と、なんと沖縄県知事選への干渉までおこなっている。

これが、日本をエサ場としているジャパンハンドラーズのむき出しの、目を血走らせたわめき声である。

こういう連中に頭を押さえつけられ、イエスマンとしての習性をたたき込まれているのが、外務省や防衛省の官僚なのであろう。

その一方で、先日の記事にも書いたチャルマーズ・ジョンソンのような、「米軍基地は縮小して、沖縄の負担を軽減すべき」という意見も、アメリカの意見なのである。

言うまでもないが、チャルマーズは日本のためを思って言っているのではなく、そのほうがアメリカにとってメリットがあるからそういっているのだ。

日本の食い物にする利権屋的な連中と組むのか、より大局的にアメリカのナショナリズムに立つ勢力と組むのか、どちらにしても日本は大きな負担は背負わされるけれども、どっちがマシなのか。
どちらが、交渉の余地があるのか。

答えは自ずから落ち着くところへ落ち着くしかない。
そして、そのためにも、いっそうの声を上げる必要がある。

沖縄に、日本に基地はいらない!


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※ここ数日、ツイッターがダウンしてつながらないことが多い。
 なんとなく きな臭いものを感じてしまう。


2010-05-14(Fri)

昨年9月以降 自殺者が減っている

世の中の指標で、一番大事なのは自殺者数だと思っている。
GDPとか失業率とか、いろいろあるけれども、やっぱり最悪なのは自殺したくなる人が多いことだろう。

日本で自殺してしまった人の数は1998年(平成10年)に激増して、それ以降3万人以上の水準をキープしてしまっている。

感覚的にはバブル崩壊で自殺が増えたのではないかとおもいがちだけれども、実はそうではない。
むしろ、バブル崩壊直後は減っている。
それが、1998年に一気に35%くらい増えているのである。

98年は、前年9月に第2次橋本内閣ができ、11月には拓銀と山一証券が破綻した次の年と言うことになる
同時に、独禁法や大店法、そして私にも関係の深い建築基準法などが、アメリカの要請で変えられていった時期でもある。
アメリカの要請で日本の仕組みが変えられることを、「規制緩和」と言った。

98年以前が、膨らんだバブルが崩壊して元に戻っていく過程だったとすれば、98年以降は、残存していた富が吸い上げられマイナスに転じていく過程だったといえる。

そして、その路線を完全に定着させた小泉内閣のときに自殺者数はピークの34,427人になる。(2003年)
その後は増えたり減ったりしながら、毎年3万2千人余りの人が自殺してしまった。

自殺者の内訳を見ると、自営業、主婦、失業者、年金生活者がそれぞれ6~10%を占めて多いのだが、ダントツに多いのは「その他の無職者」だ。

主婦でも失業者でも年金生活者でもない「無職者」とは?
消去法で考えると、ハローワークに求職を出していない失業者ということだろう。
この人たちが、全自殺者の1/4を占める。
つまり、年に8千人。

こうしたことから見えてくるのは、一番追い詰められるのは、苦しいことよりも諦めること。
あるいは、原因が見えなくて真綿でクビを絞められること。

原因が見えていて、苦しさが自覚できるときは、がんばることもできる。
が、見えない力に吸い取られたり、少しでも良くなるという希望を持てない時が、一番追い詰められ自殺が増える。

そういう意味では、やはり政権交代は、わずかでも効果はあったのだろう。
昨年9月から今年の4月まで、連続して前年同月の自殺者を下回っている。

平成20年
平成21年
平成22年(速報)

期待はずれとか迷走とか、マスゴミは自分の責任を全部棚に上げて言いたい放題だが、少なくとも、選挙ということに意味があるんだと言うことを、現役の有権者は初めて実感した。
簡単ではないし、すぐに効果もないけれども、もしかしたら何かできるかもしれない、そのほのかな希望は、こんな形で結果を残している。

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2010-05-10(Mon)

普天間をめぐる重大情報(追記あり)

もうそろそろ帰ろうと思って、最後にツイッターを開いたら、すごい発言がシンクロして並んでいたので、帰るに帰れなくなってしまった。

松田光世さんと岩上安身さんという ともにツイッター界の有名人なので、当ブログの読者はすでに見ているかもしれないが、非常に重要な発言なので、記録の意味でまとめて引用させていただく。

どらえもん こと 松田光世さんのツイッターから

(以下引用)

さて、週明け首相官邸では、普天間基地問題をめぐる関係閣僚会議が開かれている。それを束ねる役割の平野官房長官には、民主党沖縄県連からも公然と更迭論が。5月末の期限を延長して粘り強く県外・国外移設を米側と交渉せよというのが沖縄の総意。県内移設案をまとめた平野長官は更迭でけじめをと。

4日に那覇空港で鳩山首相と会った民主党の沖縄県連幹部は、平野官房長官を更迭し、後任にKさんを充てるように直訴したとか。「トロイカ体制を再構築し、民主党の総力を挙げて、この問題を打開すべし」と喜納昌吉県連会長。地元から不信任された官房長官。鳩山首相の内閣改造決断時期が迫ってきた。

民主党最強の防衛族は、小沢さん。前原は自社さ政権で防衛政策調整会議の座長はやったが、まだまだ防衛通の域を出ていない。自衛隊に基地の日米共同使用を認めさせるには、剛腕大臣が必要。自由党時代、自衛隊の「隊友会」は、自由党支持だった。野党になった自民党から隊友会をはがすには・・・。

5月3日夜、ホテルニューオータニの「なだ万」で鳩山首相と小沢幹事長が密談。双方が会談自体を否定しているということは、相当重要な政局観のすり合わせが行われたということ。明日の党役員会で参院選の最終公認を決定するのがひとつの節目になる。

連休明けに「ミニ政局」という情報を発信した時点で、鳩山首相と小沢幹事長が密談する日程を調整中という情報は入っていたが、関係者に迷惑がかかるので、それ以上はツイートしてこなかった。会談をセットした関係者は、3日の鳩山・小沢会談の事実は認めている。

普天間基地の「実員」が約1万2000人で、定員の1万8000人より大幅に少ないこと。そのうち6000 人以上が現在、アフガンに「遠征」していることなどを、日米実務者協議でようやく米側が認めた。マスコミは、なぜ報道しないのだろう? あまりにも情報力とセンスがなさすぎる。

日米ロードマップ合意では約8600人の海兵隊員とその家族9000人がグアムに移転することになっている。その移転人員を増やすように交渉していることを、なぜマスコミは報じないのだろう。残るのは、抑止力とは言えない緊急派遣部隊と基地管理部隊だけにできる。訓練は、別の場所でも可能。

鳩山首相が「5月末決着」にこだわる重要な理由をマスコミは報じていない。それは、自公政権が続けてきたグアム移転費用肩代わり分の継続問題だ。今年度予算には計上されていないために、昨年11月のオバマ大統領来日前にルース駐日大使が岡田外相に抗議するなど、ひと悶着あった。

鳩山首相は、約4600億円とされる今年度分のグアム移転費用肩代わり分は、1兆円の「景気対策予備費」の内数で見込んでいる。米側が5月末までに移転人員増を飲めば、日本側の負担を増額できるようにそういう予算措置をとった。「トラスト・ミー」と。米側にとっても交渉期限延長は不都合を生じる。

日米双方にとって、普天間問題は、5月末に「一定の結論」を出すしかない課題なのだ。にもかかわらず、米側は「辺野古埋め立て案が最善」というもはや誰が考えても実現不可能なポジショントークに終始し、実質協議を先送りにしてきた。これに腹を立てた小沢さんは、連休中に予定していた訪米を中止。

転機になったのは、皮肉にもキャンベルの「loopy」発言だった。ワシントン・ポスト紙の報道を読売などが「誤訳」(キャンベル自身の言い訳による)し、キャンベルが連休前に急きょ来日して、自分の発言の意図は決して鳩山首相を交渉相手と認めない趣旨ではないと弁明して回った。おわび行脚だ。

キャンベルは、ジョセフ・ナイ教授ら日米関係を仕切る外交評議会の重鎮たちから「交渉に入る前から一国の首相を馬鹿にするとは、外交官失格だ。日米関係を壊すつもりか」と叱責されて、ほうほうの体で日本に来て、連休中の4日からの日米実務者協議入りに「無条件で」応じ、鳩山首相は沖縄入りを決断。

このキャンベルのおわび行脚については、「loopy発言」を誤訳した新聞・テレビは、なぜか報じていない。連休中に、NYから福山外務副大臣が、「その通りです」とツイート返ししてきたのは、この「お詫び行脚」と日米実務者協議がスタートした経緯についてだと福山氏が認めたことも報告しておく。

日米実務者協議はまだこれから佳境に入るところ。それなのに、マスコミは、その詳細な経過を伝えずに、結論を勝手に予想してその後の政局ばかり論じている。どこまで劣化すれば気が済むのだろう。マスコミの仕事は、予想屋ではないはずだ。

ナパバレーのいいワインをルース大使からごちそうになったが、政治向きの話はなかったと、小沢幹事長が会見で毎日の報道を全面否定。「二元外交はやらない」という小沢原則通りの答え。米側が、交渉の場に小沢さんをつけたい様子は、伝わってくる。


(引用以上)
(11日朝のぶんを追加引用)

月刊文春のジャパンハンドラーズに偏向したオバマ政権、鳩山政権相手にせずという作り話は、月刊誌の悲しさで発売日には完全に陳腐化してしまった。4日から日本側が提案した「現行案を白紙にしたSACO合意改定交渉」を米側も受け入れ、実務者協議が始まったからだ。すでに辺野古埋め立て案は消滅。

「ゼロベースでの協議」という鳩山提案に米側が乗った以上、日米双方で努力をして出口を探すのは、当然のこと。「おわび行脚」をしたことで、交渉当事者としてキャンベルは首の皮一枚つながったが、米側の意思決定の中枢は、ハンドラーズの本拠地である国務省・ペンタゴンからホワイトハウスに移った。


(松田氏の引用以上)


つぎに、サイパン・テニアンに行ってきた川内議員の会見の様子を、岩上安身さんのツイッターから

(以下引用)

今、川内議員ら、議員懇談会のメンバー、サイパン・テニアン視察の帰国報告会見、始まる。カマチョ知事、ベニグモ知事、デラクルーズ市長と会い、鳩山総理への親書を手渡された。

三首長に、来日を要請。今月中にも実現のみこみ。瑞慶覧議員「沖縄はどこももう移設の見込みはない。無駄なエネルギーを使わず、実現可能な道を探るべき」。

社民党が以前、視察に訪れた際、現地の首長にキャパの点で問題がある、と言われた点について。各首長は、電気、上下水道などのインフラが未整備な点をあげ、整備が進めば、受け入れは十分可能、広さも問題がないと話した。

各首長は、米軍の幹部が頻繁に来島していることも明らかにした。一般的に考えれば、今から政府案を覆すのは困難に思えるが、川内議員らは、沖縄へも徳之島へも、移設は地元の反対で困難だと民意は示された、政府案なるものは実現不可能と。

各首長らが、ホワイトハウスに呼ばれている、という話も。テニアンにはヘリ部隊も移設可能か、という問いには、当然だ、との返事。

鳩山総理の責任を追及するのか、との問いには、「県外、国外、と言ってきたのは、鳩山総理。鳩山さんを信じ、支える」と。他方、平野、岡田、北澤、前原の関係四閣僚は、昨年のうちから、早くから、県内移設に決めて、鳩山総理を追い込んでいった。

この四人組の責任はどうするのか、会って説得をするのか、そもそも岡田外相は会いもしなかったが、と私が質問すると、川内議員は苦笑いしながら、「できる限り会って説明をする。岡田外相には、面会を申し込んだところ、武正副大臣に会ってくれ、と確かに言われたが、副大臣を通じて大臣にも伝わっていると思う」と。

また、これまでの合意案では、どの部隊がどれだけ移設するかについて、情報が明らかにされなかった。そうした情報の開示に向けて働きかける、という。この点について、過去に外務省に情報開示を求めた川内氏は、岡田外相らが、開示を差止めたことを明らかにした。

岡田外相が情報を開示しなかったのは、岩国のヘリ部隊についての情報だが、この点を私自身が岡田外相に問いただしたところ、「そんな事実はない」との返事。しかし、私の手元にも、開示できないと通告した外務省の文書がある。川内議員も、岡田外相が事実ではないことを会見で答えたと指摘した。

官僚にのみこまれた、四閣僚の更迭、あるいは内閣の改造を求めるのか、という私の質問には、さすがに、ストレートには、イエスとは答えず。結局のところ、最大の抵抗勢力は外務省、防衛省?という私の質問には、笑いながら、「できるわけがないという思いこみだと思う」と。


(引用以上)

読めばわかる。
解説の必要なし。

こういう状況で、「5月末決着を断念」などと言ってるどっかの国の官房長官って何なの?

こうしたことを報道せずに、傍観長官の戯言しか流さないマスゴミって何なの?

沖縄県内移設の芽を潰し、国内移設の可能性もほぼ潰した。
いわば、ここまでは外堀を埋めた。

ここから5月末までが「交渉」になる。
アメリカも、目の前にぶら下がっている50億ドルのニンジンを、食わずにガマンすることは出来ないはず。

※ 川内議員の会見の様子をYouTubeにアップされている

はたともこ@テレビ ①~⑧


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2010-05-09(Sun)

そもそも何で日本の首相が海兵隊の行き先を決めなくちゃならないの?

まったく、洗脳とは恐ろしいもので、日本の首相である鳩山さんが、米軍の海兵隊の行き先を探してオロオロしていることに、違和感を感じない人が多い。

けど、オカシイでしょ。
なんで鳩山さんが、米軍の行き先を考えなくちゃならないの?

辺野古に作っても良いとか悪いとか その決定は確かに日本の側がすることだ。
「わるいね。政権が変わったし、地元も大反対だから、新しい基地の話は無かったことにしてね。」と通告するのは、これはハトさんの役目。

それに加えて、「普天間のような危険な軍事空港は、安全保障どころか危険保証だから、○年以内に閉鎖してよ。」というのも、日本の首相の役目。
えっ そんな自分勝手なことは言えないって??
誰だ そんな洗脳なことを言うのは。

もともと米軍が強制的に土地を奪って作り上げた普天間基地を 返せと言うことが何で自分勝手なのか。
講和条約までならばまだしも、その後も沖縄を占領し続けたのは たしかに日本の天皇の希望だったのだから、その意味では「自分で希望したくせに」と言われるかもしれない。
でも、それを言われるのは、保身のために沖縄を売った天皇やその当時の支配者の皆々様だ。

土地を奪われた当事者である沖縄の人が「返せ」と言うことは、自分勝手なんてとんでもない、ささやかな希望に過ぎない。
その意を受けて、今の日本の首相が無条件の返還を希望することは、あったり前田のなんとかだ。

この、基本中の基本を忘れて、自民党の橋本政権が、(大きな犠牲のうえに)やっと普天間の返還が実現するというときに、奴隷根性で「代わりに辺野古に新基地を作って差し上げます。」なんて言いやがったことが すべての間違いの根源。
その自民党が、自らの奴隷的な過ちを棚に上げて、ハトさんがオロオロするのを揶揄するなど、まったくもって盗っ人猛々しい。

しかも、ボロボロになりながら、なんとかしようともがいているハトさんを、安全地帯から罵倒する自民党やマスゴミはお気楽だが、当事者の沖縄はそんなわけにいかない。
いくらハトが頼りなくても、いくら「ゴメンなさい」とか言って寝返ったように見えても、それでも これまでの自民党よりはマシ なわけで、なんとか期待を掛けざるを得ない。

そりゃそうだ。
自民党は、辺野古に反対する人たちに、暴力的に襲いかかり、平良夏芽牧師さんを溺死させようとしたり、自衛隊を出動させて威嚇したりしてきたんだから。
それに比べれば、はんぶん涙目でゴメンチャイと言っているハトさんのほうが、よほどマシなのは間違いない。


ところで、昨日、ダイヤモンドオンラインからこんな記事が配信された。

元CIA顧問の大物政治学者が緊急提言
「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!
日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」
独占インタビュー チャルマーズ・ジョンソン 日本政策研究所(JPRI)所長


詳細は読んでもらうとして、5月7日というタイミングで発表された意味を考えたい。
そして、そのなかで目をひくのは、

 米国政府はグアム住民の生活や環境などへの影響を十分に調査せず、海兵隊の移転計画を発表した。そのため、グアムの住民はいま暴動を起こしかねないぐらい怒っている。グアムには8千人の海兵隊とその家族を受け入れる能力はなく、最初から実行可能な計画ではなかったのだ。

これは驚きの発言。
グアム移転は、ハナから無理な計画だったというのだ。
辺野古の空港を勝手に決めた自民党もいい加減だが、グアム移転を決めたアメリカも、たいがいいい加減だったという話。

つまり、辺野古沖に空港をつくるなんて、今の情勢ではどう考えたって無理に決まっているのに、それに米軍がコダワルのは、もし「代替施設」が出来てしまって本格的にグアムに移転しなくてはならなくなったら、二進も三進もいかないからだ ということになる。
実際はできもしないグアム移転を先延ばしにするために、実現不可能な計画にこだわって見せている ということ。
チャルマーズさんの言うことが本当ならば。

このチャルマーズさんという人は、サンフランシスコ大学の日本政策研究所の所長。
海兵隊出身で、かつてはCIAの顧問まで務めた、自称「冷戦の戦士」。
しかし、冷戦が終わったのに、巨大化した軍需産業のために軍拡が進められていくこと、そしてその戦費がアメリカを破産させようとしてることに危機感を持っている。
反体制ではなく、アメリカを守るためには不必要な軍事は縮小すべきだという考え。

で、こういう人がダイアモンドという経済誌の目玉に登場した。
ハトさんが沖縄に行った直後に。
言っているのは、「グアムは海兵隊を受け入れる能力がない」「普天間の無条件閉鎖を求めよ」

これは、アメリカの中の非産軍複合体の勢力が、本音を伝えようとしているのではないだろうか。
なんやかんや言って、アメリカが一番困っているのは、グアムへの移転計画そのものなんだということ。
計画がずさんで、実際には、とんでもない予算がかかる ということ。
それを出さないと、グアムでも暴動が起きかねないが、アメリカはすっかんぴんだということ。

なんとかしてよ と日本に頼んでいるのである。
2008年の段階で、当初100億ドルと言われていた移転費用が、さらに47億ド追加(1.5倍)とかいうニュースが。

グアム移転費47億ドル増 米太平洋海兵軍
2008年9月24日 琉球新報

さらに1年後、2009年には こんな記事も

グアム新基地建設/日米合意額の2倍以上/日本負担のインフラ整備費
2009年08月04日 しんぶん赤旗

そして、今年になってからは

グアムはインフラ不足 海兵隊移転で米紙
2010.3.23 産経

要するに、あと100億ドル出せ ということではないのか。
もとから、奴隷の自民党が「61億ドルは差し上げます」 と約束していたから、併せて160億ドル、1兆5000億円。
アメリカ(非産軍複合体)の要求は、これだ。 たぶん。

たしかに、今の日本に1兆円の追加出費、しかも日本には何の関係も無い、米軍がアメリカ領で暮らすための費用を出すのは、痛い。痛すぎる。
痛い以前に、バカらしい。バカらしいばかりでなく、腹立たしい。

けど、もうこの際、覚悟せなアカンのちゃう。
アメリカの中でも、産軍複合体の側は、何が何でも基地作れ だろう。
だから、普天間を返還させ、これ以上沖縄に基地を作らないためには、非産軍複合体の勢力と結んで、落としどころを作るしかない。
現実的には、そういうことになる。

これは、60数年間、自民党が奴隷を続けてきて、奴隷頭の甘い汁を吸い続けてきたことのツケなんだと、覚悟を決めるしかない。
全力で交渉して、どうしてもあと1兆円必要なら、国民一人あたり1万円が必要だというのなら、臨時徴収してでも払うしかないだろう。

ハトさんは、根本的な責任がどこにあるのか、つまりは自民党のお陰だということは明らかにした上で、国民に頭を下げて拠出をお願いするしかない。
まずは、法人個人を問わず、自主的な拠出を募るべきだ。
それで足りない分は、消費税を数ヶ月だけ1%上げるとか、国民がみんなで痛い思いをする。

税金というのは、いつの間にか取られていることが多いが、これについては、「取られてる」と、ギシギシ意識するように取る。
なにせ、アメリカから日本が強奪されているのだから、その痛みを感じながら払う。
しかし、同時に、その痛みを、いままでは(今でも)全部沖縄に押しつけているのだから、少なくとも基地の無い地域の人間は、コンチクショ-と思いながら払う。

ハトさんは、アホな閣僚をとっとと更迭して身辺整理をした上で、捨て身の交渉をアメリカとやらかしていただきたい。
ゆめゆめ相手を間違えないように。
交渉相手の段取りを外務省や防衛省の官僚などにやらせると、とんでもない悲劇が待っているはずだ。

そして、これ以上は無理だという線がはっきりしたら、正面から国民に向かって説明してほしい。
なんでこういうことになったのか。
これからどう進みたいのか。
そして、いま、どれだけの負担があるのか。

オープン会見で、夜通しでも語ってほしい。
岩上さんやフリーの人たちが、生中継してくれるはず。
そうそう、全然しられていないけれけど、民主党もネット生放送をやっているし。

とにもかくにも、私らの言うべきことはひとつ

沖縄に基地はいらない
日本に基地はいらない


※追記

保坂展人さんが どこどこ日記で「 沖縄の『米軍等の事件・事故』は年間1000件の衝撃」 という記事を発表している。なにせ、その数字と内容をみたアメリカの高官が絶句したというのだから 凄まじい。

more・・・ に主だった事件の部分を引用させていただく



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more...

2010-05-05(Wed)

ハトを刺して米を突く

山から下りてきたら、案の定、ハトが針のむしろに突っ込んで のたうっていた。

本土の新聞各紙の社説から虚飾をはぎ取って結論だけにすると

産経  「早いこと辺野古を埋め立てろ」

日経  「安全保障のために沖縄に全部押しつけろ」


読売  「もっと早く沖縄に押しつければ良かったのに もう遅い」

毎日  「県内移設は無理」(社としての主張は逃げてる)

朝日  「海兵隊が一番大事」 (by船橋洋一主筆)

判断停止の読売と逃げの一手の毎日は問題外として、産経、日経、朝日(船橋)の主張の微妙な違いには注意しておきたい。

産経は単純そのもの。彼らの言う「現行計画」、すなわち辺野古沖を埋め立てて新基地を建設することが5月末までに決着できる唯一の答えだという。
なんと言うか、アホか と言っておこう。

日経は、むしろ鳩山首相の背中を押すような論調で、もっともっと抑止力やら安全保障やらというご託を並べて、何が何でも沖縄に負担を押しつけろ と言う。
おそらくは、中央官僚の考えと心情を代表していると思われる。
もちろん、詭弁が満載なのは言うまでもないが、尊大きわまりない官僚の意見として見ておく。

朝日の場合は、ちょっと複雑だ。何せ、一つの紙面の中に三つの主張が混ざっている。
社説は毎日と同じで、自社の主張を避けて逃げている。
天声人語では、「命がけと言うなら、沖縄と徳之島の子どもたちのためにかけてほしい。ゆめゆめ米国の代理人として、あてもなく南の島を訪ね歩くことなかれ。」と、やけに真っ当なことを書いている。
そして、そのコラムのすぐ隣に、まごう事なき米国の代理人=船橋洋一が「拝啓 鳩山由紀夫首相」という問題のコラムを書いているのである。

ちなみに、朝日系列ではスーパーモーニングが実質的に「県内移設」反対の報道をしていた。
よろよろと起き出してきて後半だけ見たのだけれども、伊波市長が中継で登場していたし、海兵隊が攻撃に特化した部隊であり、世界を転戦していることや、結果的にトラブルを多く起こしていることなどなど、非常にわかりやすく解説していた。なんで今まで黙っていやがって、という気もするけれども、内容は悪くないものだった。

しかし、いや、だからこそ、唐突とも言える形で、船橋コラムが紙面を占拠した。
船橋は主筆なのだから、かのコラムは朝日系列に対する指令でもあるわけだ。

船橋コラムはネットに出ていないようだが、こちらのサイトで詳しく論じておられる。

植草事件の真相掲示板 「5月5日、朝日新聞の論調、戦術転換か?」


詳しくは実物を読むか、上記のサイトを見てもらうとして、特記すべき点のみ書いておく。

第一は、日米安保条約は絶対だ! ということを ゴリゴリと書いている点だ。
中でも、基地提供の目的は、日本を守るだけでなく、「極東における国際の平和及び安全の維持に寄与」することだ、と確認している。
つまり、海兵隊の「抑止力」は、日本の安全には何の関係も無いけれども、安保条約があるのだから日本は基地を提供しなくてはならない と、産経や読売でも誤魔化していることを、堂々と明記している。

第二に これは冒頭に書いているのだけれども、「ワシントンに来ています。」という文句だ。
つまり、これから書くことは ワシントンの意向(命令)だ ということを最初に宣言しているのである。
そうしておいて、日本は、日本の安全とは関係なく海兵隊に奉仕せよ という指令を下しているのだ。

第三には、(原本を家に置いてきてしまったので、正確に確認できないが、私の記憶では)、このコラムで「現行計画が最善」という米軍の決まり文句が出てこなかった。船橋の言葉でなくとも、現地ではこういう声が強い、というような紹介も無かった。(と思う)

普通に読めば、船橋の主張は「やっぱり辺野古を埋め立てるしかない」ということになりそうだ。
じっさい、上記の掲示板でもそう解説されている。
しかしながら、そうであるならば、「現行計画がベスト」という いつもの決まり文句がガンガン紹介されても良いはずだ。

このコラムの結論は、鳩山首相に「孤独に決断」しろ と迫っている。
「孤独」が何を意味するのか。

沖縄や全国の「基地はいらない」という声に対する「孤独」なのか?
政府や党内での同志を得られない孤独なのか?
はたまた、官僚に総スカンを食う孤独なのか?

ここで考えられる「孤独な決断」とは、アメリカに白旗を揚げろ ということではないのか。
自ら負ける決断は、決して誰も責任を取らない、トップしか出来ない決断に違いない。

ホールドアップして 「わかりました 言うことを聞きます」と言え というのが、船橋の筆を通してワシントンから送られた指令なのではないか。


船橋のコラムがこのようなものだからと言って、今回のハト紀行を擁護する気はない。
と言うよりも、ハトさんがここまで身を捨てて飛び込んだ以上、私たちに出来ることは、徹底的に叩いてあげることだ。

ハトさんは、どうしたって近々にワシントンに出頭して「如何しましょうか ご主人様」と言わされる。
属国の代表として、ここまで逆らってきた以上、それなりの仕打ちをされるのは、間違いない。

その時に、アメリカの目から見て 「どう考えても日本国内に新基地を作るなんて無理だ」と思わせるくらい、ハトの「変節」を叩くしかない。
叩いて叩きまくることが、そのまま、日本の民意の力になる。

民意の力なしに、ハト首相がホールドアップしたら、それこそケツの毛までむしられる。
軽々しい揚げ足取りや、アメリカには絶対に矛先を向けない退陣論などは、なんの力にもならない。

飛び込んだハトの覚悟に見あった決意でハトを刺す。
その刃でアメリカを串刺しにする。
鳩山首相の姿を見ると、どうもこんな最終手段しか残されていないのかと思わざるを得ない。

ズタズタになったハトさんが、命脈を保つのか、政治的ご臨終をむかえるのか、今はわからない。
ただ、昨日の沖縄での惨めな姿をあえて全国に公開した鳩山氏の姿は、自らの口を開くことのできない属国の将の悲しい姿であったと思っている。
ああなることは、行く前から100%わかりきっていたのだから、見せたくなければそういう日程も組めたはずだ。
それを、あえて徹底的に曝したと言うことは、ボロボロに叩かれた自分の姿こそが、自らは言葉にできない「言葉」であると覚悟を決めたのだ と私は理解した。

不穏当かもしれないが、敢えて言えば、普天間問題のみが鳩山政権の解決しなければならない問題ではない。
だから、今ここで倒れてもらっては困る。
あまりにも、手を付けていないことが多すぎるうえに、現時点では余人をもって代え難い。

しかしそれでも、ここまで踏み込んでしまった以上、もう後戻りは出来ない。
「変節」の代償を全身に刻んで、ズタズタのままワシントンへと行ってもらうしかない。
そして虫の息で報告する。
「仰せの通り『抑止力』と口にしたとたんに こんなことになりました・・・」



沖縄に基地はいらない

日本に基地はいらない

グアム移転には六〇億ドル以上出せない

これ以上出すなら日本が持っている1兆ドルの米国債で拠出せよ

ハトは民意の矢を背中に刺してアメリカへ飛べ


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※このエントリーには、何故そこまで擁護するのかという いつもの下らないコメントが付くだろうが、極めて気分が悪いので削除する と書いておこうかと思うまもなく、そういう類のコメントがやって来た。もちすぐ削済。
ここまで真っ正面からアメリカの圧力をごり押しされて、そのせいでせっかくの政権交代がガタガタになりかけている。
こんなに、露骨にやられているのに、なんだか自分たちが悪いことをしているような気分でいる日本人。ふだん愛国とか何とか言っているヤツらほど、しおらしい。
この趨勢に、私はすこぶる気分が悪い。
親分の前では借りてきた猫が、振り返ると虎の威を借る狐になって、ケンケンわめくのは ウザイ。
いつもなら放置する下劣コメントでも、この度は(気分的には)ギタギタに削除する。

2010-05-01(Sat)

ちょっと休憩

ふだん働き過ぎなので、しばらく休憩します

2~3日 良い空気を吸って 体力を回復させようと思っています

そう言いながらも、4日にはハトさんが沖縄に行くとか、いろいろ気になることもあるけれども、健康あっての物種だから、ちょっとお休み。

虎雄さんのところへ行ったのも、沖縄に行くのも、おおっぴらに断られるためのセレモニー。
ただし、沖縄へ行ってこれをするということは、いよいよ大詰めだということではある。


検察審査会のことは、どうやら補助弁護士の暴走だったようだ。
コメント欄で教えてもらったYouTubeを見ると、大沢某というヤメ検弁護士が「補助員(弁護士)が入っている。彼らが書いている。」と言わずもがなのことを、力みまくって言っていた。

小沢一郎という人は、ある意味スゴイと思う。
小沢憎しのためならば、どんな醜態をさらしても、それに気がつかない。
生方やこの大沢某なんていうのは、良い例だ。

正体不明の市民団体も、自分たちが正体を隠しているのではなく、あまりにオドロオドロしくて、さすがのマスゴミも正体を書けなかったというのが真相のようだ。

名前を書くのも嫌なので、知りたい方は前記事のコメント欄を見てください。

こういう、最低の差別主義者に嫌われるだけでも、小沢氏の株が上がるというもんだ。

いずれにしても、正義の味方のつもりで起訴相当の議決をした12人(米澤弁護士含む)は、予想外の世論の風当たりに面食らっているだろう。

さて、お休みの間はコメントもTBも承認制にして保留しますので、あしからずご了承ください。

ではでは

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