2012-04-26(Thu)

小沢氏無罪について思うこと

午前10時。車を止めて、ワンセグテレビに見入っていた。

無罪が当然とは言え、かなりの確率で微罪有罪にしてくるのではないかと思っていただけに、無罪判決の瞬間は私も車中で手を叩いてよろこんだ。が、少し冷静になり、判決の詳細を読むにつれて、とても気にかかることが生まれてきた。

① 共謀の証拠はないけれども「犯罪」はあったとする判決

なにせ、検察役の指定弁護士が、「なんでこれで無罪・・・」と絶句するほど、何もかも指定弁護士側の言うとおりの判決だった。違うのは、最後の最後で「共謀したかもしれないけど証拠はない」と言って無罪にした点だけだ。
しかも、読み終わった後に、「共謀の証拠がないから無罪です。わかりましたか。」と小沢氏に念押ししている。
要するに、無罪だけれども無実じゃないぞ と言いたいのだ。

無罪だ無罪だと、手放して喜んでいる場合じゃないことを確認する意味で、あらためて判決内容の無理無体さを見ておきたい。

■ 4億円

4億円の不記載も、期ズレの記載も、どちらも虚偽記載だと決めつけ、小沢氏の共謀についても、あるかもしれないがその証拠はない と言う、なんともまあひどい判決内容だ。

4億円も、期ズレも、たしかに良くある取引とは違う状況があったのは確かだ。
しかし、それが違法なのか、ましてや起訴されるほどの犯罪なのか ということとは別問題だ。

4億円の問題は、通常取引と違う点はひとつだけだ。
つまり、陸山会名義の定期預金を担保にして小沢氏個人が借り入れしたということ。
社長個人の資産を担保に会社が借金するという逆のパターンはよくあるが、このケースでは反対になってしまったことで事務処理が分かりにくくなった。

しかし、ここで行われたことは、陸山会が預かった小沢氏個人の金を担保に、小沢氏個人が借り入れを起こしているのであって、収支報告書に書く義務もなければ、まして犯罪ではありえない。

そして、小沢氏がりそなから借り入れた4億円を、陸山会に転貸している。この4億はちゃんと収支報告書に記載されている。
もちろん、何の問題も無い。

もう一つ、これは仕方のないことなのだが、分かりにくくなっているのは、小沢氏個人がりそなから借りた4億の返済を、あたかも陸山会が立て替え払いしているようになっていることだ。
小沢氏個人から預かった金である定期預金をそのまま返済に充てていれば、小沢個人の金で小沢個人の借金を返済という形になったはずだ。
ところが、定期預金は担保であるために取り崩すことが出来ず、その結果、陸山会の会計から立て替え払いしているような見かけになった。

ということは、小沢氏個人からの預かり金であった定期預金は、陸山会が小沢氏個人の借金を立て替え払いした金額だけ相殺されて、陸山会のものになっていったということだ。
当然ながら、返済が完了した時点で、定期預金は完全に陸山会のものになる。

惜しむらくは、証言した石川氏自身が、この内容を正確に理解していなかったことだ。
簿記の知識があれば、そう複雑な話ではないのだけれども、この点だけは証言が分かりにくかったように思う。
なんとかグレー判決に持ち込みたい裁判長にとっては、絶好のツッコミどころになったようだが、以上のように、何の違法性も犯罪性も存在しない。

些細な間違いだとか、みんなやってる、とか言うコメントも多いが、それすら間違い。
まったく、100%何の問題も無い。

あえて言えば、個人からの預かり金を陸山会名義の預金に預けたことが、オカシイと言われるかもしれないが、これは当事者同士の話であって、小沢氏が「俺の個人の金を、団体口座に預けやがってけしからん」と言わないかぎりは、預かり金をどこに置いておこうが違法ではない。
そもそも、陸山会は法人でないから、いくら陸山会名義の口座と言っても、陸山会小沢一郎とかいうような、法的には小沢氏個人の別口座ということになるはずだ。

まあ、常識的には不注意と言えるかもしれないが、違法とか犯罪とかいうことではない。

■ 期ズレ

期ズレについては、何を持って所有権の移転とするかという見解の相違に過ぎない。

・土地代相当の金はH14.10.29に全額支払われている
・H14.10.29には「所有権移転請求権仮登記」しかしていない
・H15.1.7に「所有権移転登記」完了

100%払ったのだから所有権移転だと言われるともっともにきこえるが、実はちがう。

この「請求権仮登記」というのは、不動産登記法第105条第2号にあるもので、「権利変動は生じていないが、将来権利変動を生じさせる請求権がすでに存在していて、それを保全しようとする場合」の手続きだという。

WIKIBOOKS 不動産登記法第105条

では、何で仮登記なのかというと、この土地の契約書を見る限りでは、特約事項6 にその原因があると考えられる。


(画像クリックで、阿闍梨さんのアップした元データへリンク)

要は、売り主が農地転用の手続きをして、その受理通知書を取得することが、白紙条件として書いてある。
よくある住宅ローン特約を思い出していただければ分かりやすい。
農地転用の手続きが終わるまでは、白紙に戻すことができますよ という契約書なのである。
これは、農地法で農家以外は農地を買えない以上、当然の特約だ。

確かに、市街地なので農地転用の手続きは、その気になれば1~2週間でできる。
だが、いつまでにするべし、と定めがあるわけでもなく、遅れたからといって、何か問題になることは無い。
まして、逮捕されたり強制起訴されることは、まったくアリエナイ。

実際のところ、いつ農地転用が終わったのかは分からないが、少なくとも契約日のH14.10.5の時点で、このような特約がついており、その流れで10.29に仮登記がされている以上、所有権が移転したと言うことはまずありえない。
翌年の1月7日までの間に農地転用が終わって、それから登記した。だから、登記した日を所有権移転とした。
いったい、これのどこに問題があるのか。

ここまで明々白々で、しかも証拠が全滅であり、検察の犯罪まで明らかになっている中で、なんでこのような無理な「犯罪認定」をしたのか。
そして、「犯罪認定」をしながら、同時に無罪判決を出したのか。

ここには、この判決の政治的な臭いがプンプンするのである。

② 小沢氏を飼い殺しにする意図

ここまで無茶苦茶な推認をしておきながら、なぜ登石判決と同じように推認有罪としなかったのか。

いろんな要素は考えられる。わき上がる世論に、大善他の裁判官が耐えられなかったということもあるだろう。控訴してとにかく時間を稼ぐという裏があるのかもしれない。
だが、一番考えられるのは、小沢氏の角を矯めるという意図である。

押さえれば押さえるほど、検察オカシイという世論は盛り上がり、そればかりか小沢の支持率まで上がっていく気配に、敵は焦ると共に作戦を考えたのだろう。
もっとも黒に近いグレーの判決にすることで、復権は出来るけれども四面楚歌 という状況を作り出し、人事も政策も見せかけの融和を図りながら、その実は何もさせない。
どうも、そんな方針のもとで、今回の無罪判決は出されたのではないだろうか。

もちろん、仙谷や前原などは、そんなつもりは毛頭無く、一気呵成に小沢潰しを狙っていただろうから、内容はともかくも無罪だったことはたいそうショックだろう。
だが、まさに彼らこそが「終わっている」政治家なのである。

仙谷は自らの基盤を確かなものにするために、もっとも古い体質である経団連や官僚組織を筆頭とする既得利権集団と手を握った。チーム仙谷とか言われて絶頂期にあるかに見える。
が、日本の基調を握っているのは、なんと言っても宗主国アメリカだ。そのアメリカも、1枚岩ではない。海兵隊のグアム移転をめぐるペンタゴンと議会の軋轢を見ても分かるとおり、既存利権にしがみつく勢力と、財政再建をめざすオバマや議会とはかなり乖離している。
他国の犠牲の上に という点では共通しているとは言え、アメリカも大きく見て二つの勢力があると言えるだろう。そして、仙谷はその古い利権体質の中で絶頂を極めている。

前原は、そのアメリカの二つの勢力が拮抗していく中で、無能さをさらけ出して棄てられたのではないかと、私は見ている。
もともとアメリカにおんぶにだっこで、仙谷ほどの自力基盤もないようだから、より早く沈んでいくだろう。

今、オバマやアメリカ議会が求めているのは、安保利権に巣くうシロアリではなく、もっとストレートに自分たちの言うことを聞く有能なキャラクターだ。
そのキャラクターとは、他でもない、橋下徹だ。
橋下の表面的なパフォーマンスだけ見ていると、アメリカの手先というのが突飛に聞こえるかもしれないが、人脈をみれば納得する。

橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは(アルルの男・ヒロシこと中田安彦氏)


ジャパンハンドラーズのなかでも、一定のゴタゴタを起こしながら、しかし最終的にはこの男に奴隷頭を任せていくことになるだろう。
その流れの中に、小沢氏と小沢グループを取り込んでいく。
どうも、それが今回の無罪判決の狙いのような気がしてならない。

ツイッターやりまくりの橋下が、昨日からまったくツイートしていない。
今日の判決後の会見も、存在感ゼロの松井知事だけで、本人は出てこない。
記者たちはコメント取ろうと血眼だろうから、あえて避けているのは間違いない。

無罪という判決に対して、どうコメントすべきなのか、元マッキンゼーの顧問団と協議中なのだろう。
ここで間違うわけにいかないから、ご主人様の念入りなレクチャーを受けているのかもしれない。

③ 小沢氏に期待すること

小沢一郎のなにが優れているかというと、時代認識とその方向性だ。

現役の政治家で、革命と戦争のリアリティをひしひしと感じているのは、小沢一郎だけではないのか。
放っておけば、戦争やファシズムになるか革命の動乱になるかどちらしかない。それを防ぐための、戦略が国民の生活が第一。
要は、そこそこ働いてそこそこ食える社会じゃなくちゃダメだ ということ。
そして、そのためには米国と官僚という2匹の寄生虫から独立しなくちゃ無理だ ということ。

そんな程度じゃなくて、もっと根本的に不平等をただす革命が必要だ、という考えからは物足りないというか、むしろ小沢一郎は阻害物になるかもしれないが、そのような現実的な勢力は存在しないどころか、小沢の考える程度の食える社会を本気で作ろうとする勢力すら絶無なのである。

そこに、小沢氏と橋下の、最大の違いがある。
橋下の役人叩きは、食えないものの溜飲を下げるためのガス抜きに過ぎない。
が、小沢の脱官僚は、富の再配分をやりなおして食えるようにするのが目的だ。

だから、小沢氏が橋下に取り込まれるということは無いと信じるが、しかし、小沢グループの全員が分かっているかというと、これはかなり怪しい。
グループがすっかり取り込まれてしまったとき、小沢本人がどのような決断をするのか、これは予断を許さない。
もし、小沢一郎が、維新の会に首根っこを押さえられて身動きできないようなことになれば、最悪の事態と言える。
有罪判決よりも、ずっとたちが悪い。

小沢氏の何が頼りないかというと、グループの人たちにも「自分で考えろ」とばかりに、具体的に指示を出したりしている様子が見られないことだ。
しかし、今は合戦のまっただ中。大将が指揮せずしては、勝利はない。
麾下の軍勢が、アッチコッチにバラバラに走り回り、挙げ句の果てに橋下のまたの下などに潜り込んだりしないように、がっしりと指揮をとってもらいたい。

たぶん、そういうのは苦手なのだろうけれども、巡り来た天命はぜひとも受け取っていただきたい。

④ もの食う一人の人間として

とは言え、小沢氏に何もかも期待して、無罪ばんざーい。オザワガンバレーと叫ぶだけでは、情けない。
自分たちで判断し、自分たちで出来ることをやる、ということは基本だろう。

そのなかの一つとして、サポーター登録ということもある。
今現在の民主党をサポートする気はぜんぜん無いけれども、9月の代表選の可能性がある以上、念のための備えは必要だ。

1年間2000円。お母ちゃんと2人でも4000円。
万が一のことがあって、無駄になっても、まあちょっと泣けばあきらめはつく。保険のつもりで、登録しておいた方が良いだろう。

私のように自分の選挙区が応援できない人の場合、小沢事務所で受け付けている
(何せうちとこは藤村カンボー長官なもので)

小沢一郎ウェブサイト

9月の代表選で投票しようと思ったら、5月中に登録完了してなくてはならない。
いそがなくちゃ

とにもかくにも、万歳万歳と喜んでいる場合じゃない。
もの食う一人の人間(自立した市民でもいいけど)として、毎日の状況をよく観察して、百家争鳴でもなんでもいいから、自分の頭で考えて行動するように、よりいっそう気をつけたいと思う



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2012-04-23(Mon)

今だからこそ沖縄の話 玉城デニーさんの講演

昨日、政治と生活を考える会 政経フォーラムで、玉城デニーさんの話を聞かせてもらった
題して「沖縄 ・ 基地と隣り合わせの生活を考える」

何のお手伝いもしていないのに、あつかましくスタッフの名札を着けて、写真を撮ったりメモをタイプさせてもらったりしたので、ザックリとレポートをしておきたい。
ただし、これはテープ起こしではなくて、私の断片的な聞き書きである。私の私見は交えていないが、文責はすべて私個人にある。もし、引用される方はその点は必ず付記していただきたい。

<題1部> 玉城デニー議員の講演

本名は 康裕。親父が海兵隊員だった
母親はアメリカ行く期待で最初デニーと名付けたが、小4のときに渡米をあきらめて日本名に変えた

2002年沖縄市市議会議員になった
沖縄は保守と革新という色分けがはっきり
今も社民党強い。県知事も保守、革新という色分け

いちばんの原因は基地問題
保守は基地との共存、交付金、公共事業
革新は先祖伝来の土地返してほしいと抵抗
去る大戦で親族なくされた傷跡が癒えていない
基地問題にどういうスタンスかで、保守と革新に色分けされる

自分は当初、どちらかというと革新
ところが、革新陣営の中ではなぜか憲法、日の丸君が代について議論しない
議会に入ってから議論しないことに抵抗感があった
なぜ国旗とか国家とか形にこだわる?



それで革新の会派から出る。そうしたら色んな世界が見えた。
その頃に小沢先生の本読む機会があり、この人しかいないと思った。
自分のポジション決めた。
それまでは一般の小沢一郎像だった。

小沢先生の話はわかりやすい。
庶民から見て、わかりにくい政治が多すぎる 
なんでこういう方向になるのか。
2009マニフェストは明確でわかりやすい

上智大学の社会福祉専門学校に、仕事しながら夜間通った。
その後、沖縄中部地区の老人福祉センター協議会で事務職を2年間
母は、美ら海水族館からフェリーで30分の伊江島の出身で、本島に出てきてそのまま親戚の家で育った

自分が与那城村で生まれたときは復帰前
復帰した72年当時、半年間はドルと円両方使っていた
小さい店のおばあちゃんは円の計算できない(人もいた)

祖国復帰運動は、教職員組合中心に復帰協という組織があった。
(復帰の年の)5月梅雨入り前に行進団
復帰運動では、手作りで日の丸作って振っていた

72年本土復帰
本土復帰で、自衛隊と日の丸反対イデオロギーが入ってきたと言われている
基地なくなって土地帰ってくると期待していた。子どもも大人も。だから日の丸振っていた
ところが帰ってこない。それで社会党の運動が強くなった

自分は今は保守でもあり革新でもある
辺野古移設反対、消費税反対、TPP反対だから民主党の中の革新
故郷愛し、日本の歴史愛しているのが保守の理由

自分と同年代のハーフは(沖縄では)いじめの対象だった
自分の中でのアイデンティティ葛藤があった
痛いと感じると生きていると感じるので手のひらをナイフで切ったりした
なんでいじめられるのか 誰も答えてくれないので自分で探すしかなかった

少年時代、サイパンで捕虜になって帰ってきた知花さんという「おっかあ」に預けられていた
おっかあが「容姿は皮一枚」と明確に答えてくれた。皮一枚はいだら何の違いがあるか ということ。
当時、同世代のハーフは、前向きに明るく生きていくか、やくざみたいになるかしかなかった。
父親おらず貧しかった。
父親いれば学費の高いアメリカンスクールに通ってバイリンガルになっていたが、自分たちは普通に地元の学校へ通った

米軍基地は今よりも多く、基地の周りを米兵が闊歩していた。隣近所に住んでいた。
ただし、基地のない南部の人は経験していない
(南部、那覇、中部、北部の説明)
基地は中部と那覇に集中している

(以下、玉城氏の作成した小年表を見ながら)

今の米軍基地だけ見ていると、基地のおかげで潤っているとか、共存しているととらえがち
しかし、沖縄はKEYSTONE OF THE PACIFIC  太平洋の要石だ

年表のP1~P2
沖縄の人間は昭和平成に換算すること難しいので西暦で書いた
ニミッツ元帥やマッカーサー司令官は、占領前から沖縄基地化を唱えていた
1945年4月に読谷から北谷にかけて米軍は無血上陸
北へ逃げた人は多く助かった
南部は日本軍が首里で迎え撃つ作戦だった(ので激戦になった)

日本軍はガマ(洞窟)に隠れて攻撃したので、米軍は火炎放射器でガマの中を直接焼き討ち
ひめゆり部隊 一般の女学生 前線にかり出される
ガマに2段ベッド
6月23日 日本軍司令官自決で戦闘が終了

行政機関である沖縄諮諄会は、いちばん大きな捕虜収容所だった石川に設置
捕虜になった人は一度ぜんぶ収容所に集められた
その間に基地が準備され、土地は接収された。

その後、収容所から地域ごとに分遣隊が故郷を見に行ったが、「私の故郷は金網の向こう」
しかたがないので、フェンスにへばりつくようにあばらやを建てて住んだ
やがて、米軍の支給で住宅を建てた
いらなくなった基地は返還されたが、それでも多く残っている

(「米軍基地観光案内」よりスライド。 ※以下はごく部分的な聞き取りメモ)

首里城の地下は司令部の壕だった
慶良間諸島 米軍の艦船集結し北谷へ 
那覇市内は木造瓦葺きが多かったが、すべて焼かれた
捕虜収容所は集落ごと、小字ごとだったので連絡とれた

日本分割統治の計画あったが → 天皇を中心にした間接統治に変更
内灘 砂川 米軍拡張反対闘争があった
そこで、北富士演習場 岐阜演習場 拡張計画になったが、これも反対運動
そして → キャンプシュワブ 等々
本土から移転してきた海兵隊が居座っているのであって、もともと沖縄にいたのではない

訓練空域 訓練するときは立ち入り禁止
沖縄は囲まれている
管制空域 高さ6000m 半径80km
民間機は那覇空港に近づくと低空飛行強いられるのは、嘉手納基地があるから

米軍施設 県土の10.2% 演習場広大
日本にいる米軍の68.4%
日本にいる海兵隊の9割 14958人
ちなみに自衛隊基地は県土面積の0.3%、6400人

観光収入上がっているが、基地収入はあがっていない。
4兆円の県民総所得の5%にすぎない

辺野古のV字型滑走路は、キャンプシュワブで現在建設中の建物を壊して作る計画

<第2部> 質疑応答

Q1
アメリカが守るのでなければ 日本は今後どうするべきか。自衛隊が守る?自主防衛する?どういった方向?

A(玉城議員)
独立国として深い問題。
沖縄側からあえて言わせてもらう。自衛隊の基地に(沖縄では)抵抗がある。戦争の経緯で軍隊は住民
を守らなかった、ということと二重写しになる。
物理的にこれ以上アメリカに頼るわけに行かない。普天間切り離して、具体的に動いてきている。日本が具体的に動かないと、(返還が)遅れていく。
日本の防衛費は少し伸ばした方がいい。情報、人間の情報能力、他国から情報収集するインテリジェンスという、他と異なる防衛能力が必要
日本ができる独自の努力を、予算掛けてしっかりやる。(そうしたことを)議論すべき。

Q2
沖縄では本土返還をよろこんでいるのか。返還はよかったのか
沖縄の人は独立を考えないのか

A(玉城議員)
大正区など県人会あり、関西と沖縄は縁がある
通い船という民謡で歌われている港は堺のこと (ちょっと謳ってみせる)
今年の5月15日で本土返還40年なので、新聞社などがアンケートを沢山やるだろう
今の現状ではおそらく、よかった:独立など=7:3 くらいではないか
パスポート無しで行きたいところ行ける、食べたいもの食べる、読みたいもの読む これはよかったと思っている。
独立ということでは、県議、県庁、大学先生などが道州制懇話会という1国2制度、全県沖縄観光特区を考えている。自分たちで課税権。真剣に議論している
防衛、教育は日本で、経済と生活は沖縄らしさそうした考えの人は、3割くらいいるのでは
迷いながらも期待している

Q3
小沢氏の判決が迫る今の時期に、なぜフォーラムのテーマが沖縄なのかと知人に聞かれた

A(玉城議員)
小沢先生の件に関心ない人はいない。私自身も沖縄テーマでよかったのかと思わないでもない。
沖縄の問題がここまで解決できなかったのは「カネだけやっていれば沖縄が解決するよ」という考え。
鳩山さんの「最低でも県外」 あれがなかったら日本人は今でも「普天間って何?」だったろう。
「核抜き本土並み」が復帰合い言葉だった。しかし、戦後はそれからも続けれらた。これは政治の責任
教科書に沖縄の記載が何行あるか。対馬丸のことが教科書に2行しかないので(かえって)沖縄のことを気にするようになった、という高校生がいた
無意識という環境が危ない。

Q4
沖縄の未来像。日本に対するアメリカ等の邪魔がなければ、まずこれをする。こんな沖縄をつくると思い描くことは?

A(玉城議員)
一切の邪魔がなければ 自分たちで決めて自分たちで実行する。
八重山の教科書問題。どの教科書渡していいのか自分たちで決めることができない。
制度が未熟ならば、補完するのは地域であり沖縄。
海洋面積や人口に応じてこれだけの予算渡すから、あとは自分たちで考えてね、でいい。
沖縄の領土、領海、人権を守るという、最低にして最大の問題だけを国の責任。
沖縄はバイオエタノール最適の環境。
地方分権は統治の改革だ。

Q5
鳩山政権の失敗についてどう思うか

A(玉城議員)
本音で言うと、鳩山政権に任命された閣僚が悪い
岡田外務大臣、北沢防衛大臣、残念ながら平野さんも仕事できなかった
「最低でも県外」は2009年玉城議員のパーティーで発言
怒りを込めて言いたい。できない議員を閣僚にしてはいけない
官僚はアメリカとつながっている。ウィキリークスで明らか。
鳩山さんは自分の意志で語る方だが、知事の前では官僚の用意したペーパーを顔を上げずに読んだ

<番外編>打ち上げ

※終了後、玉城議員、渡邊議員らを囲んで、スタッフの方々の簡単な食事会があった。なんと厚かましくも私も押しかけてしまった。色々お話しをお聞きした中で、泡瀬干潟の埋め立て問題について、お聞きしたことをメモしておく。これも私の考えは交えていないけれども、聞いたことを私なりにまとめているので、玉城議員の言葉そのままではない。

沖縄市議の時は、埋め立て計画には大反対した。埋め立て範囲も広すぎるし、リゾートがうまく行くわけ無いし、経営計画もずさんだった。
衆議院時代に埋め立て反対だった東門市長は、市長としては市民と話しあって決める と言った。そして、そのようなプロセスを経て、計画を縮小し、内容も変更した。その手続きは正当であり、自分としては、それを支持する。目付役のように、見守っていく。
コザはもともと海が無く、陸地は基地に取られ、沖縄市になってからも、土地利用するには海に出て行くしかない。
辺野古の計画とセットのように言われることがあるが、それはまったく根拠がない。

概ね、そのようなことだった。
正直に言って、泡瀬干潟の問題自体は、私は勉強不足であまりよく知らない。ただ、おそらくはこうした開発計画というのは、後悔する結果になるのだろうという直感はある。自然環境については、これはもう破壊されないわけがない。
仮にそうだとしても、本当に地元で熟議されて、これまでの公共事業のプロセスを覆すような話し合いが行われたのであれば、どこまで私があれこれ言えるのかは分からない。なにせ、東京湾や大阪湾の埋め立てには、何の文句の一つも言ってこなかったのに、沖縄だけは一切まかり成らぬと言えるのか、という疑問は残るからだ。
ただし、それはかなり画期的な手続きが踏まれた場合であって、形式的な検討会議をやりました というだけではこれまでの政治と何ら変わらない。
いっそのこと、市長発議で住民投票をするくらいのことがあってもいいのではないか。
そうした、地元の動きが私にはまったく見えないので、私自身の判断は、ここでは控えたい。

玉城議員との会話の中では、最後のほうはかなりズケズケと質問したのだが、イヤな顔一つせずに丁寧に答えていただいた。
何もかも同じ意見の人なんて、そうそういるものではない。それでも、丁寧な関係を築いて、大事なところでは力をあわせる、という成熟した民主主義のためには、意見を戦わせても、感情の対立にしない ということは、とても大事なことだと思った。

<最後に>
本題の、基地問題については、実に多くの気づきを与えてもらった。
私の考えはまた改めて書きたいと思うが、何点かだけ反復になるけれどもピックアップしておきたい

①捕虜収容所に囚われている間に土地を基地に奪われた

②海兵隊の基地は本土で反対されて沖縄にやってきた

③復帰すれば本土並と思ったのに土地は帰らず基地はそのまま

④独立に、迷いながら期待している人が3割

⑤他と異なる防衛能力が必要

全体を通して、紋切り型ではない、言外の葛藤ものぞかせながらのお話しに、とても説得力があった。
「党内野党」のデニーさんには、ぜひとも頑張っていただきたい。



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2012-04-21(Sat)

自然農・天の恵みの家・政経フォーラム

とりあえず、今日から明日にかけてのスケジュールを並べただけの表題である。

今日は昼から少しだけ六甲菜園で作業。
本当は、深呼吸して寝転んでから帰ってくるつもりだったのだが、草の勢いがすごくなってきたのと、やっぱり土を見るとさわりたくなるので、1時間ほど作業。
1週間ちょっと前にやってしまった肉離れがまだ本調子じゃないので、無理のない程度にしておいた。(と言い訳)

今シーズンは、六甲菜園は自然農にチャレンジしている。
耕さず、有機肥料もやらず、もちろん薬も撒かないし、基本的に水まきもしない。
草は、勢いを見ながら刈り取って、そのまま作物の周りに寝かす。根っこからは抜かない。


これでも、草刈り後(畝のところ)

本では読んでいたけれども、ほんとうにこれで育つのか、興味津々で1ヶ月ほど前から始めてみた。
ところが、さすがに普通の状態とは勝手が違う。
まず、なかなか芽が出てこない。2週間目でホウレンソウだけ発芽を確認。
1ヶ月目(今日)で、ネギとラディッシュの葉を確認したが、ホウレンソウは草に負けたようで消え去っていた。

やはり自然農は放置農ではないので、草と作物のバランスを見て、ちょくちょく刈り取ってやらないと育たないようだ。
たまにしか行けない菜園では、難しいのだろうか。。。
とにかく、始めたばかりなので、ワンシーズンやってみようと思う。

菜園ブログ

■■
明日の午前中は、堺市で「天の恵みを使う家」の完成見学会である。

うれしい・・・ことに 豪雨らしい・・・・・

続きを読む(一番下のmore・・・) に見学会のレジュメを貼り付けておくので、参考にするかたはドンドン真似していただければ結構かと。
天の恵みをつかう といっても、特別な技術開発をしたわけでも、特殊な材料を使ったわけでもない。

ちょっとアンテナを伸ばしていれば見付けられる市販の技術を組み合わせているだけ。
天然資源の利用は、「分散(その場で使う)、ローテク、手間無し」 に尽きると思う。
メガは自然破壊を生むし、ハイテクは利権につながるし、手間のかかるものは活用されない。

その意味で、太陽光発電はあまりお勧めではない。
採算取れない現状を、メガとハイテクで乗り越えようとしているが、たぶんうまく行かないだろう。
太陽は、もっとプリミディブに活用すればいいと思う。



29日にも見学会をするので、興味のあるかたは左サイドメニューのメールボックスからご連絡を

■■
見学会を12時きっちりに切り上げて、その足で政治と生活を考える会の「第4回政経フォーラム」に駆けつける予定。

第4回 政経フォーラムのご案内
『 沖縄 ・ 基地と隣り合わせの生活を考える 』

4月22日(日)  14時~16時
会場 : エル大阪 6階大会議室

事前申込制だけれども、たぶん直接行っても「ダメ」言われないだろう(想像)。
申し込んでないけど行きたい方は、代表の森田さんに電話してみてはいかが
090-4270-3660

20120421-1.jpg
(普天間飛行場)

ちなみに、小沢氏への判決直前なのに、なんで裁判の話じゃなくて沖縄問題なんだ という疑問もあると思う。
わたしも、それはちょっと考えた。

けれども、小沢氏を応援すると言うことは、「オザワガンバレー」と叫ぶことではなく、私たちが彼の言う「自立した個人」になることなんじゃないかと思う。
小沢一郎個人を応援するのではなく、官僚の国から国民の国へという彼の理念を応援することが大事なのだし、それをきっと彼自身も望んでいるのではないかと思う。

それは、先日の岩上安身さんによる小沢氏へのインタビューでも感じたし、アルル氏こと中田安彦氏の「日本再占領」を読んで思いを新たにした。

(「日本再占領」より引用)
小沢が国民に求めるのはまず第一に「自立した個人であれ」ということだ。その意味では小沢は、「オザワ待望論」を街頭デモで訴える”他力本願”の支持層たちをも乗り越えている。ここで小沢は、無数の個人に呼びかけていた。そのメッセージは「僕に頼るのではなく、自分たち一人ひとりが出来ることをやりなさい」というものだったろう
(引用以上)

中田氏の親分である副島隆彦氏が「放射能怖くない」と叫び続けるものだから、中田氏も敬遠される傾向があるかもしれないが、この本は脱原発の人にこそ呼んでもらいたい一冊だ。
私たちはアイマスクと、ノイズを出しっぱなしのイアフォンをつけて車道を歩いているようなもの。そのときに隙間からただキョロキョロするのではなく、地図や車の流れを頭に入れておいた方が良い。「日本再占領」はそんな手引きの書になる

そんな腹構えを据えてかかると、いまこの時に沖縄の基地を考えるのは、とてもとても意味がある。
なにせ、小沢一郎への猛攻撃が始まった、そもそものキッカケは あの「第7艦隊」発言からだ。
そして、一見民主主義のように見えて、じつは官僚の国である日本の、その秘密は日米安保であり、その実体としての沖縄基地だ。

前にも書いたけれども、民主と平和の戦後日本は、左手に9条、右手に天皇、そして足の下に沖縄を踏んづけている。
それが、本当は官僚国家である日本の姿だ。

これを打破するのが、本当の「国民の生活が第一」なのだ。
だから、小沢裁判が目前に迫ったこの時にこそ、私たちが一体何と対峙し、何と闘うのか、ちゃんと見据えておくことは何よりも大切なことだ。

裁判は敵の手のひらの上にある。
普通に考えたら、無罪判決は出してこないだろう。どんなに微罪でも「有罪」というレッテルを貼ってくるに決まっている。

いや、その意図は分かりすぎるほど分かっていても、やはり「無実なものは無罪」と言い続けなくては、裁判官たちに冤罪を生む余裕を与えてしまう。

そのうえで、どんな事態になったとしても、それで絶望するのではなく、それをも糧にして生き抜いていくために、政治と生活を考える市民の会というのはあるのだと思う。

ということで、一人でも多くの方の参加を、ギリギリになったけれども 呼びかけたい



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2012-04-17(Tue)

原発村が一番ほしがっているのは原発輸出と核の墓場

図面書きに追われているので、ツイートのまとめだけ


原発村の連中が、3.11以前の姿にそのまま後戻りしたがっているイメージだけもっていると足下をすくわれる。そういう連中もいるけれども、主流はおそらく向いている方向が違う。国内の原発よりは、原発輸出と核廃棄物処理(オンカロ)。
そのためには「脱原発」もいとわないかもしれない。

国内の原発が事故ばかりしていては輸出の邪魔になる。だから数を絞ってモデルハウス的に稼働させるつもりかもしれない
枝野がボロボロの安全確認を言い、橋下が民主党政権打倒を言った。見え透いた猿芝居だ。橋下は原発村の「脱原発」を請け負っていると考えれば、筋書きは見えてくる。

3.11以前は原発村では禁句だった使用済み核燃料の問題も、表だって語られるようになっている。 これまた橋下が中間貯蔵施設で住民投票などと言っている
住民投票を怖がる人びとは橋下が大阪に貯蔵施設を作るつもりだと言うが、住民投票で貯蔵施設が賛成されるわけがない。

大阪の住民投票で可決されるくらいならば、今ごろ日本にもオンカロが何カ所もできている。橋下の狙いは、住民投票で否決させて「それなら福島に作るしかない」と誘導するところにある。「自分のところで受け入れないのに文句言う資格ないでしょ」という橋下の声が聞こえるようだ 

普天間県外移設の時と同じで、福島に核の墓場を作るなと言うなら自分で受け入れろ。いやなら文句言うな! というのが橋下が白々しく住民投票と言い始めた目的。
たしかに再稼働は許すまじ。 だが、それだけに目を取られていてはいけない。
原発村が一番欲しいのは原発輸出と核の墓場だ。



■■■■ 以下お知らせ

「天の恵を使う家」の完成見学会
興味のある方は家の立てる予定のある人もない人も、どうぞ見に来て下さい。
同業者の方も歓迎します。

① 4月22日(日) 10:30
② 4月29日(日) 11:00
③  〃       13:30

いずれかの時間におこし下さい。所要時間は毎回1~1.5時間程度です。
なお、22日は若干工事中の部分が残っていると思います。

申込は、左サイドのメールボックス「明月社へのご連絡」からお願いします。
詳しい場所などをお送りします。




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2012-04-16(Mon)

一緒にお米作りしませんか

郊外楽園プロジェクトの仲間に誘われて、奈良県の大和郡山に行ってきた。
お城のある市街地から南へ4キロほど行った治道(はるみち)地区。そこにある治道小学校のグランドで菜の花フェスタ行われた。



菜の花畑の向こうに見えるテントが会場。
まあ地域の交流会くらいの規模なのだが、市長もやって来るし、地元メディアも取材に来ている。
実は、この地域は過疎化と高齢化が深刻。
この小学校も全校生徒80人。今年の2年生は一人だけとか。

そこで地域をもり立てるために、こうした菜の花を植えたプロジェクトをやったり、フェスタをやったりしている。
写真の菜の花畑は1000坪の耕作放棄地を活用しておられる。

この菜種から油を絞って、菜の花の天ぷら





もうめちゃくちゃ美味い
油がいいから ころもが美味い

こんな美味しいものをタダで振る舞ってもらい、さらにはつきたての草餅をほおばって腹がふくれたところで、畑と田んぼの見学。
菜の花フェスタの仕掛け人でもあり、菜の花畑の管理をしているのは、はるみち農園さん

http://kitanouen.jimdo.com/

貸し農園をふくめた畑が1500坪、菜の花畑が1000坪、完全有機栽培のゴマ畑が1000坪、それに田んぼが400坪。
この田んぼで、コメ作りオーナーを募集している

はるみち農園さんは、このほかに本業のコメ作りもしているが、こちらは慣行農法。通常は田植えのときに1回だけ除草剤を撒くという。
でも、400坪の田んぼでは、なんとか完全有機栽培をやりたいけれども、いかんせん研究はしているもののまだ未経験。お一人では有機栽培でやりきる自信がないということで、郊外楽園研究会の面々もちょっとずつお手伝いをして、有機栽培に挑戦してもらうことになった。

フェスタには、大阪市の原発市民投票で活躍された4人組のグループも来ておられて、彼らもコメ作り参戦を決意。
そんなこんなで、草ひき隊は現在10数名。
それでも、400坪の真夏の草引きには少々マンパワー不足の感は否めない。
田んぼを眺めながら想像すると、ちょっと腰が痛くなってきた。


(これが400坪の田んぼ)

そこで、当ブログとしても、一緒にコメ作りに参加してくれる仲間を募集することにしました

条件は、
会費10500円で、玄米30kg保証
(ただし、万が一不作の場合は慣行農法のお米になる場合もあり)
夏の草ひき2回 (最低1回 7月中旬)
秋の稲刈り後の はざ掛け作業 1日

オーナー制度への申し込みは、上記のはるみち農園のHPに連絡先が書いてありますが、農作業などの日程は郊外楽園研究会から流しますので、
当方にご連絡下さい → info@mei-getsu.com (山岸)

また、はるみち農園では、ゴマのオーナー制度もやっているそうです
5250円で金ゴマ1キロ保証
5月末の種まきと9月中旬の収穫作業


なにやらこれも美味そうなので、私も試してみたい
とは言え、1kgもどうやって食べようかと思っていたら、こんな機械もあるらしい



家庭用搾油機 その名もSHiBORO
ゴマでも菜種でもアーモンドでも、どんどん絞れるらしい
ただし、お値段は126,000円也。かなり決心覚悟しないと手は出ない。。。。


畑の体験は庭でもできるし、けっこう市民農園もあるからやろうと思えばできるけれども、有機栽培のコメ作りを体験というのは、なかなかできるものではない。
それができて、なおかつ格安に有機米が食べられるという、まさに美味しい話だ。

そして、一定の人数が確保できて、有機米が確保できたら、福島にも呼びかけようと思っている。
安全安心の主食を、福島にとどけるためにも、ぜひとも、同志の参加を期待したい。

最後に、わたしの渾身の1枚を



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2012-04-09(Mon)

鳩山由紀夫のイラン訪問から見えてくるもの

鳩山元首相がイランを訪問している。

アハマディネジャド大統領と会談し、各国との対話を通じた核問題の解決を呼びかけた、と報道されている。

もちろんこれは野田政権の意向とは関係なく、玄葉外相が顔色を変えて制止するのを振り切っての訪問である。
あの内閣不信任騒動のとき以来、鳩山には獅子身中の虫ではないかと疑いを持っている私ではあるが、今回の行動はかなり勇気のいる行動だったと評価したい。

玄葉の制止などどうでもいいが、イランと戦争したくて仕方ないのはイスラエルだ。大国アメリカをテロとマネーで揺さぶるイスラエルに対して、ここまでハッキリと邪魔立てすることは、場合によったら命がけになる。
まして、お粗末な最後であったとは言え元首相であり、仮にも政権党の外交担当最高顧問である。

訪問時期も、13日からイランVS安保理常任理事国+ドイツの7カ国協議が始まる直前だ。
普天間の問題を、あんな形でなげうった鳩山が、どうして今度はこれほどの勇気ある行動に出たのか。

考えられることは、鳩山はアメリカの代理でイランに行った、ということだ。
アメリカとひとことで言っても、いわゆるジャパンハンドラーズではなく、オバマ政権の意向と考えた方がいい。

アメリカにも、オバマが進めているように軍縮してウチにこもり、日本のようなオイしい植民地だけを確保して生き延びようという考え方と、産軍複合体など旧来のように軍拡して戦争の利権をむさぼり、経済を浮揚させようという考え方がある。
前者は、イランとの戦争は望んでいない。せっかく、イラクを放り出して撤退させ、アフガンからも早いこと引き上げようと焦っているのに、ここでイランと戦火を開いてしまったら元も子もない。しかも、イランはイラクやアフガンとは比べものにならないくらい強敵だ。

国そのものが軍隊というかテロ組織になっているようなイスラエルは、そのような底なしのイラン戦争は望むところだろうが、少なくともオバマにとってはトンデモない選択肢である。
かといって、自分が直接イランとの対話路線を強力に打ち出すと、イスラエルロビーが黙っていないし、命の危険があることはアメリカの歴史が証明している。

そこで担ぎ出されたのが、鳩山元首相ということなのだろう。

鳩山がオバマ政権の意向をかなり忠実にトレースしていると考えると、彼の奇行とも思える行動の数々が理解できる。
普天間を最低でも県外と言ったのは、そのようにオバマサイドから聞いていたからだろう。ところが、その後アメリカ内部で産軍複合体の巻き返しがあり、オバマとしても簡単に沖縄を撤退できなくなり、結果として鳩山は退陣することになった。

その後にできた菅政権は、オバマ政権に忠誠を誓ってできた政権であったと思われる。御しがたい小沢一郎に主導権を渡さずに、菅直人に引き継ぐということを、鳩山は退陣にあたってやって見せた。

そして、あの内閣不信任騒動である。
何が何だかわからないほど、奇っ怪な茶番劇の主役となった鳩山と菅。あんな無茶苦茶がまかり通ったのは、やはりオバマ政権が菅直人を延命させようとし、それを鳩山が請け負ったということだ。
それ以外に説明が付かない。

ところが、あの震災が起き、軍拡勢力につらなる日米安保マフィアが復興利権に触手を伸ばしてきた。
こうなると、オバマに忠実な菅ですら邪魔な存在に。そこで登場したのが、野田政権ということになる。
オバマ政権と日米安保マフィアの妥協の産物とでも言うべきか。

したがって、野田政権にはいかなる合理性もない。
ただただ、目先の利権や指令に右往左往しながらこなすだけの、恐るべき政権となっている。

野田が異常に増税を言い続けるのは、陰の総理とも言われる財務省の意向に沿ったものであると同時に、なにか「政策」があるかのようにカモフラージュしているのである。
実は、野田に政策も理念もビジョンもない。ただ、あっちの陣営から言われればウロウロ、こっちの陣営から指令されればフラフラ、場当たりの決定を繰り返しているだけだ。

鳩山のイラン訪問という「奇行」は、そうした日米の構図を明らかにしている。
ちなみに、訪問そのものは、やはり開戦は回避すべきだという意味で、評価すべきものだと考えている。
今後、鳩山元首相の身になにか異常事態が出来すれば、ウラにイスラエルや日米安保マフィアの陰がないかどうか、疑ってみた方がいい。

■■■■ 以下お知らせ

大阪の堺市で工事中の「天の恵を使う家」がまもなく竣工します。
ついては、完成見学会を行いますので、興味のある方は家の立てる予定のある人もない人も、どうぞ見に来て下さい。
同業者の方も歓迎します。

① 4月22日(日) 10:30
② 4月29日(日) 11:00
③  〃       13:30

いずれかの時間におこし下さい。所要時間は毎回1~1.5時間程度です。
なお、22日は若干工事中の部分が残っていると思います。

申込は、左サイドのメールボックス「明月社へのご連絡」からお願いします。
詳しい場所などをお送りします。




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2012-04-07(Sat)

天の恵みを使う家

今日は家の話

先日からチラチラと書いていたように、大阪の堺市で工事中の「天の恵を使う家」がまもなく竣工します。
ついては、完成見学会を行いますので、興味のある方は家の立てる予定のある人もない人も、どうぞ見に来て下さい。同業者の方も歓迎します。

4月22日(日) 10:30
4月29日(日) 11:00
  〃       13:30

いずれかの時間におこし下さい。所要時間は毎回1~1.5時間程度です。
なお、22日は若干工事中の部分が残っていると思います。

申込は、左サイドのメールボックス「明月社へのご連絡」からお願いします。
詳しい場所などをお送りします。

■■

さて、一体何が「天の恵み」なのか、少し書いておきたい。

天から降りてくるものと言えば、やはりお日様と雨だ。
それに、空そのもの。

それらを、できるだけ効率的に、人様に迷惑かけずに活用しようという試み。
この家は、住まれる方がこうしたことにとても積極的に関心を持っておられたので、いろいろと提案して採用していただいた。


まずはお日様から。
最初に言っておくと、この家に太陽光発電は ない。

理由はハッキリしていて、太陽光発電はまだペイできるレベルに達していないから。
巨額の税金と太陽光発電促進付加金というほぼ全国民から強制徴収したオカネを投入して、どうにか採算がとれるようにしているのであって、太陽光発電だけではまったくの贅沢品である。

詳しくは以前の記事に書いたので、「太陽光発電を使わないとはけしからん!」と思われる方は、ぜひ読んでみていただきたい

太陽光発電の怪

脱原発の家づくり 太陽光発電は救世主か?

太陽光発電は1/6のコストになるか

とは言え、太陽光発電を取り付けてはいけないのかといえば、そこまで言うつもりはないが、同じ太陽光の装置をつけるのであれば、だんぜん太陽熱温水のほうをお勧めする。
DSC06401 (Small)
少し前に○○ソーラーという会社が強引な営業をやらかして、いたく不評を買ってしまったソーラー温水だが、これはその会社が悪いのであって技術が悪いのではない。むしろ、この技術を貶めるために、ことさらに○○ソーラーの悪行がクローズアップされたような形跡もある。

とにかく、この装置はエネルギー効率が断然いい。太陽光の50%くらいを熱エネルギーとして活用できる。太陽光発電は変換効率が半分以下である上に、電気を熱に変換する際にまた大きな無駄が出るから、まったく比較にならない。

各部屋に光が入るようにして、かつ照明をできるだけLEDにする。暖房は太陽熱温水床暖房。大型テレビは置かない。もちろん、IHクッキングヒーターなんて使わない。真冬以外は暖房便座をオフにする。
できるだけ電気使用を減らし、太陽熱温水で足りない分だけをガスで補う。

薪ストーブも良い選択肢だけれども、こちらの家の場合は施主さんの生活パターンが薪ストーブには合わなかったので採用していない。

■■

太陽の次は雨である。

雨水タンクは安価でもあり、最近設計した家にはほとんど取り付けている。
タンクの下の方に蛇口が付いていて、じょうろに汲んで庭や菜園の散水に利用している。

この家にもその機能はついているが、実はもっとパワーアップしている。
タンクの横に小さなポンプをつけて、トイレと屋上に送っている。
屋上庭園の芝生に自動灌水するのと、トイレを流すのに雨水を使ってるのである。

水道代がもったいないということもあるけれども、水が豊富なように見える日本でも、実は真水は貴重なのだと言うことを意識できるというメリットもある。
水問題は大きな問題で、砂漠化はオンダンカなどよりも急激で深刻な問題になっている。日本だって、食料という形で実は膨大な水を輸入しており、水の自給なんてぜんぜんできていない。
砂漠化については

私が国産の木材を使う理由


もっとも、小さいとは言え電動ポンプを使っているので、停電や故障するとトイレが使えなくなってしまう。これは困るので、そんなときは便器に座ったままでも上水に切り替えができるようになっている。

■■

もうひとつ、この家の目玉とも言える雨水利用装置が付いている。
それが、壁面冷房

と言うと大層だが、じつは外壁面に雨水をポチポチ垂らして、気化熱で冷やすという仕組み。
壁面打ち水といった方が正確かも知れない。

西日の当たる大きな壁面の一番上に特殊なホースが付いていて、そこから雨水をタラタラと落とすのである。さて、どのくらいの効果が出るかは、この夏にデータを取らせてもらおうと思っている。
気化熱はびっくりするぐらい大きなエネルギーなので、一定の効果は確実にあるはずだ。

気化熱がどのくらい大きいかというと、仮に完全断熱された6畳の部屋があるとすると、その中で10ccの水が蒸発すると、部屋の気温が約1℃下がるという計算になる。

この外壁冷房は、壁面に水を染みこませるのがミソなので、全然染みこまないサイディングなどの今時の壁では効き目が弱い。また、染みこみすぎるモルタル壁では多用するとメンテナンス上の問題があるかも知れない。
それに、水の染みた範囲と染みてない範囲では色が少し変わるので、見た目をあまり気にする方には向かない。
そんなことよりも、天の恵みを使っていることに喜びを感じる人にお勧めしたい。

■■

天の恵みの太陽と雨の両方を使うのが、屋上庭園。
屋根の半分を平らな屋上にして、芝生を貼っている。今時は屋上庭園の技術も進んでおり、安心して使うことができるようになった。

屋上緑化も、きわめて断熱効果が大きく、気化熱による冷却効果も期待できる。
これも、緑化している下の部屋と、通常の屋根の下の部屋でデータ取りをさせてもらうつもり。
(通常屋根の下は、天井を高くして熱気を少しでも遠ざけるようにしているが)

屋上庭園は、こうした熱環境だけでなく、空そのものを楽しむという余録もついてくる。
とにかく、気持ちいい。
適度な手摺り高さにすることで、近隣との相互のプライバシーも守られ、望遠鏡を据えれば夜の空も楽しむことができる。

ちなみに、補助金はなくてもやる価値のある屋上緑化だが、堺市の場合は施工費の50%が補助された。やってみたい方は、自治体に問い合わせてみるといいと思う。

■■

と、自然エネルギーのことばかり書いたけれども、家そのものも吉野杉をふんだんに使った、なかなか見応えのある家に仕上がったと思っている。
工務店も大工さんや職人さんたちも、良いものにしようという気持ちを持って取り組んでくれたので、現場に行くと「良い気」が満ちている。

ぜひとも、見学会に来てみて下さい

申し込みは、このブログの左サイドにあるメールボックス「明月社へのご連絡」からお願いします。
また、明月社については、右サイドのバナーからHPへリンクしています

日程は
4月22日(日) 10:30 (若干工事中の部分あり)
4月29日(日) 11:00
  〃       13:30

原発のない社会にむけた小さい実践として、賛否両論に評価していただければ幸いです




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2012-04-05(Thu)

第一の敵

私が大学に入ったばかりの頃、どこかのサークルが「第一の敵」という映画の上映会をやっていた。
その時は見ていないはずなのに、なぜかネーミングがずっと心に残って、30年以上経ったいまごろになって思い出した。

ボリビアのホルヘ・サンヒネスという監督が、軍事クーデターを逃れて亡命中に作った映画だそうだ。
詳しくは、こちらのサイトに色々と書いてある。

映画制作集団ウカマウ

で、何でこの題名がずっと記憶に残っていたかというと、この上映会をやっていた先輩から、粗筋を聞いていたからだと思う。
粗筋も、上記のサイトの中にある。(第一の敵

横暴な農場主に抗議した農民が首をはねられる。
それに怒った農民たちが農場主をとらえて判事に突き出す。
ところが、判事は農場主をかばって、逆に農民たちを逮捕してしまう。
そこへゲリラが現れて、農場主をとらえ人民裁判にかけて処刑する。
ゲリラは去っていくが、農民たちには軍隊の弾圧が襲いかかる。
軍隊を指導しているのはアメリカの軍事顧問団である。

いきなり生首をおとされはしないにしても、構図は今の日本と同じだ。
第一の敵が誰なのか、分かっているかいないかで、同じ腹を立てるにしても意味がぜんぜん違ってしまうのである。

現在の日本で、ボリビアの軍事政権におけるアメリカ顧問団に相当する連中を、「日米安保マフィア」と呼ぶようだ。
ジャパンハンドラーズと言われるアメリカ人の軍事・政治の要人と、それに従うことが使命だと信じている日本の官僚。
その基軸に、さらに政商、政治家などが加わった、名前のない組織体である。

米国側の要人については、最近はだいぶ明らかになってきている。
一番有名なのが、リチャード・アーミテージ元国務副長官。最近よく名前をきくのが、マイケル・グリーン元大統領特別補佐官やらジョセフ・ナイ元国務次官補などなど。挙げればいくらでも出てくる。
代替共通しているのが「元」ということ。要職を歴任した後、シンクタンクなどに籍を置きながら、日本の官僚に絶大な影響を及ぼしながらハンドリングしているらしい。

シンクタンクとしては、 米戦略国際問題研究所(CSIS)がなんと言っても有名どころで、この名前をウォッチしておけば、日本でのジャパンハンドラーズの動きを(表沙汰の部分は)追いかけることができるようだ。
最近では、カタカナの「トモダチ」という名前を使うことも多いので注意。

日本側は、外務省、防衛省を中心に、官僚組織の奥深くに根を張っているようで、なかなか目立った個人名として表に出てこない。
ただ、役所の動き方を見れば、外務省と防衛省は、もうほとんど米国務省と米国防省の下部組織になっていることは明らかだ。

しかし、官僚組織のトップである財務省との関係は、いま一つハッキリしない。
還ってくる見込みの無い米国債をとことん買い支えるという意味では、120%対米従属ではあるけれども、いわゆるジャパンハンドラーズとの接点が見えにくいのと、竹中平蔵のような外様を投入したり、その弟子である高橋洋一が排除されたりと、ちょっと分かりにくい。

ジャパンハンドラーズについては、研究の第一人者である
中田安彦さんの著書などで詳しいことは勉強していただきたいのだが、私がここで言いたいことは、今日本で(政治が原因で)苦しんでいる人たちの、第一の敵は、やっぱりジャパンハンドラーズの連中ではないのか ということ。
少なくとも、悪の権化と言われ国民の財をむしばむシロアリと言われる官僚組織の、その上位にたって操っているものがいるということは、押さえておかなくてはならない。

最近では、米国側も決して一枚岩ではなく、たとえば普天間問題に見られるように、議会側は早期撤退を強硬に主張するのに対し、国防相が頑強に抵抗して沖縄にへばりついているという事態もある。
日米安保マフィアも、旧来の利権にしがみつく連中と、震災利権も含めて、もっと根こそぎ日本を食い尽くそうという動きに分化・対立の様相がある。
それが、端的に表れているのが、原発の分野だ。

ガレキ問題の本質を考えてみる
 
操り人形の人選も、それにつれて変化がある。
かつては、前原誠司が自他共に認める(?)アメポチ政治家であったけれども、あまりの無能ぶりにどうやら愛想を尽かされたようである。

 代わって「契約」を結んだのがマイケル・グリーンも絶賛する橋下徹だ。
20120405-2.jpg
維新の会のブレーンを調べていけば、橋下のバックがアメリカであることは明らか。
自ら飼い慣らしてきた官僚組織の腐敗があまりにも進行してしまい、みずからコントロール不能になり、一度独裁政権によってリセットする必要がある、とアメリカは判断したのだろう。


ちなみに、原発村の構図は、まったくこの縮図になっている。
自ら洗脳されてしまったマッドサイエンティストを、一度粛正しなくては原子力産業は成り立たない、というところまで、日本の原子力村は腐りきっている。
橋下徹が「脱原発」なんて言ってみせるのは、よりグローバルな原子力産業の要請によるものだ。

そういう、第一の敵がまた分裂・対立している、という複雑な事態も見つめながら、しかし、全体像を睨むという姿勢だけは失わないようにしたい。
一つ一つの、単一テーマですべてのことを判断しない、ということでもある。

例えば、先の記事で私は、玉城デニー議員と泡瀬干潟埋め立てのことを書いた。
これ自体は、どうしたって賛成しかねる。埋め立て反対運動を続けてきた人たちが、玉城議員を信用できないのも当然だ。

けれども、私は4月22日の政経フォーラムで、玉城議員を追及しようとか責め立てようとはサラサラ思わない。
玉城デニーさんが、基地と米軍の問題について、本気の本気であるならば、その問題では共に歩むべきだと思うからだ。
(泡瀬についての玉城さんの考えは是非聞いておきたいが)

曖昧だとかいい加減だとか批判されるかもしれないが、わたしはこれが正しいと信じている。
それは、小沢一郎を支持するということにもつながる。

関西・日本一新の会がリニューアル 「政治と生活を考える会」に

あえて言うならば、仮に国内の様々な利権に結びついていたとしても、第一の敵と対峙する覚悟のある人とはケンカするべきじゃない。と、私は思うのだ。
少なくとも、今は。

逆に、脱原発とか脱官僚とか耳障りの良いことを口にしても、
じつは第一の敵の手先になっているものとは、ぜったに妥協したくない。
そう思うのである。





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2012-04-02(Mon)

消費税というトンデモない目くらまし & 玉城デニー議員と泡瀬干潟のこと

国会もニュースも 消費税一色だ。

今消費税を上げることそのものがトンデモなのは当然として、とにかく消費税のことだけに全ての勢力が手足を取られていることに呆れかえってしまう。

未だに35万人近くの人々が避難生活を余儀なくされ、数千万人の人々に放射能が浴びせられているときに、政治が他のことにうつつを抜かすことが信じられない。まして、消費税なんぞに命をかける馬鹿がいること、それがこともあろうに日本の首相であるという悲劇は、あの戦争に引きずり込まれて以来の日本史を画するカタストロフィである。

野田政権の真のトップが財務省の勝次官であることはつとに知られている。野田が消費税に命までかけるというのは、勝次官に脅されおだてられてのことだと、かなり多くの人は気がついている。
それは、その通りなのだろう。

ただ、どうも腑に落ちないのは、財務省の希望は、税収増と優良な天下り先の確保のはずだ。
野田や安住のようなレベルの連中はともかく、財務省のトップは、今消費税を上げたら税収は減るということは分かっているはずだ。しかも、景気までがた落ちになれば、天下りだって厳しくなるはず。

もちろん、官僚の貯金箱である特別会計に手を突っ込まれないために、消費税を上げるという理由もあるだろう。が、強引な消費税増税は、これまで民主党政権を手なずけて隠してきた特別会計の問題を、かえってクローズアップさせているとも言える。

結局、消費税を無理矢理あげて得をするのは、戻り税で下請けが払った分まで猫ばばできる大手の輸出企業くらいではないのか。
これだけでは、どうも野田政権の異常な消費税熱を説明するには、動機が弱すぎるような気がしてならない。

ただ、一歩引いて政治シーンを俯瞰してみると、野田が口をひらけば消費税しか言わない理由が見えてくる。
消費税騒ぎは、巨大な目くらましなのである。

今、日本が抱える最大の問題は、言うまでもなく福島原発だ。
大量の核燃料をかかえた3つの原子炉と1つのプールの行方次第で、すでに国土の多くが失われ、国民に放射能が降り注ぎ、場合によったら首都機能も喪失するかも知れないというのが、目の前にある現実だ。

津波被害をはじめ、他のことを過小に言うつもりはないし、被災者一人一人にとってはことの大小は関係ないとも言える。それは承知の上で、あえてここではマクロ的に見るならば、やはり福島原発の問題は、規模が桁違いだ。

冷温停止「状態」が、ぜんぜん冷温停止じゃないということも、多くの人は知っている。警戒区域を解除する一方で、放射線は福島やその周辺で人々の細胞を蝕み続けているということも知っている。
いくら、マスメディアが非道いと言っても、全てを隠しきれるものではない。

しかし、大多数の人々は、できることなら見て見ぬふりをしたい。無かったことにして、目の前の平和な日常に没頭したい。
野田政権を批判するにしても、あまりにも恐ろしい原発や放射能のことではなく、他のことで文句を言う方が気が楽というものだ。

そこに、ぽんと投げ入れられた毛針が、消費税増税 という話なのだ。

マスメディアは、深夜帯はともかく、ゴールデンタイムのニュースは消費税でもちきりだ。
国会議員も、原発が大変だから、消費税はスルーして法案通します と言うわけにはいかないので、結局ほとんどのエネルギーを消費税に奪われてふらふらになる。

ついには、政府内部で原発問題に取り組んできた森ゆうこ文部科学副大臣などが辞任してしまった。
そして、恐るべきことに、彼らが辞任したとたんに、自民党と公明党が増税法案に反対と言い始めたのである。

小沢Gと自公が反対すれば、いかに野田が命をかけたところで法案は通らない。
本当に財務省が本気で増税するつもりだったのならば、こんなタイミングで自公が反対に回るのはオカシイ。

結局、消費税騒ぎは、福島原発問題、放射能問題、福島の被爆問題からの目くらましであり、政府内から小沢Gを完全に排除することが、最大の目的だったのではないか。

今国会は、ずーと消費税消費税で引き延ばして、他のことを見えなくする。
そんな出来レースを、民主党執行部と自公はやろうとしている。

ちなみに、私がこうした消費税にウラを感じたのは、竹中平蔵が増税反対を言っていたからだ。アメリカの忠実な僕である竹中は、増税ではなく規制緩和を と言っている。つまり、消費税よりもTPPをやれという意味だ。

もちろん、消費税増税には大反対だが、こうしたウラも疑いながら、原発のこと、福島のことを忘れてはならない。
国民の目を、福島からそらしてはならない。


■■■■

政治と生活を考える会の「政経フォーラム」のお知らせを、先日からしている。

4月22日(日) 14時~16時 エル大阪 6階大会議室
講師  玉城デニー衆議院議員

ところで、講師の玉城デニー議員について、「泡瀬干潟埋め立てを推進している」というコメントをいただいた。調べてみると、たしかにその通りだった。

朝日新聞 09年8月20日

元社民党の東門沖縄市長と、地元の玉城デニー議員が、民主党や社民党の方針に反して埋め立て推進の立場をとっている。
上記の記事以外にも、いくらでも裏がとれるので、まず間違いないと思われる。

泡瀬干潟埋め立ては、環境破壊、経済性のなさ、辺野古基地建設の代償 ということが指摘されており、私としても反対だと言わざるを得ない。
詳しくは、検索してもらえば多くの情報が提供されている。

2009年には高裁で埋め立て事業への公金支出が差し止められ、上告も断念されていることから、法的には決着が付いているはずなのに、計画をやや縮小して継続するというのが、東門市長と玉城議員の立場のようだ。

これについては、講演のなかでも説明をしてほしい旨、できれば事前に申し入れしたいと思っている。むりならば、質疑応答で聞いてみたい。

ただ、一点押さえておきたいのは、これまで広大な海を埋め立て、かつては綺麗だった海を汚しまくって経済発展してきた本土の我々が、「綺麗な海を壊すな」と言って沖縄の開発に反対するのは、ちょっと考えてしまうものがある ということ。

もちろん、今時こんな埋め立てをしても経済発展は見込めないと思われるので、同じ予算を沖縄に使うのであれば、別のことに使った方が経済的にもずっといいのだろう。
だが、そうした丁寧な検証もなく、自らは自然を壊しまくってきた反省もなく、ただ「沖縄の海を守れ」と言うだけではダメなんじゃないかということ。

その点では、軍事基地であり、地元も県民も意志がハッキリしている辺野古の問題とはまったく同列には考えにくい。

とは言え、やはり、裁判での判決が確定していることでもあるし、地元での反対も非常に根強い問題であり、なによりこんな開発は、ごく一部のゼネコンと工事中の雇用以外は経済的な恩恵はないだろうと言うことは、関空のおかげで破産寸前の泉佐野市を見るまでもなく、歴史が証明している。

■■■■

実は、4月22日は、私の設計した家の完成見学会でもある。
ダブルブッキングしてしまって困っているのだが、なんとか時間を調整して両立できるようにしたい

この家は、天の恵みを最大限に利用する。

・太陽熱温水
・太陽熱による床暖房
・雨水利用
・屋上庭園(雨水での灌水)
・雨水トイレ
・雨水冷房(壁面散水)

最大限利用するために、あえて太陽光発電は使わない。
補助金がなくては成り立たないような技術は、信用できないので。
(住宅レベルであれば、使って悪いわけではないが)

もちろん、吉野杉をはじめ自然素材で作った家。
火山灰の外壁、和紙や漆喰の内壁 などなど

4月22日(日) 10:30~12:00 JR阪和線 鳳駅 徒歩15分

参加希望の方は info@mei-getsu.com (@を小文字に) までご連絡を
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