2019-12-29(Sun)

「異論があるからやめろ」? 組織って何やろ

安冨歩さんのこちらのツイートが燃えているようです。
やりとりを含めて、少し長くなりますが引用させてもらいます。
うまく重複を省けなかったので煩雑ですが、ご容赦ください。



























これが、ひとつの流れです。

そして、この流れから派生したものが





かなり衝撃的な発言で、炎上してます。

ただし、安冨さんの政治家としての活動は終了するものの、



と言っておられます。




安冨さんの意図を私が忖度することはできないので、彼女の問題提起をきっかけにして私の感じたことを書いてみます。

少し前の私ならば、どちらかというと、「れいわ新選組🐾ファシズムじゃない方」氏のような考え方をしたかもしれません。この方の過去のツイートを見ると、決してファナティックな方ではなく、いわゆる信者タイプではありません。安冨さんとのやりとりでも、外野は暴言を吐きまくる中で、彼は冷静に発言しています。

それでも、もう忖度することをやめた私には、この方の発言の暴力性がわかる気がします。

候補者だろうが政治家だろうが、やってはいけないこと、言ってはいけないこと以外は、やったり言ったりする自由があるのです。それはその人の良心に従って判断すればいいことです。
言葉にすれば当たり前すぎることが、実際の現場ではなかなか通用しません。

差別すること、約束を破ること、政治家ならば公約を破ること、そうしたこと以外は、何を言っても提案しても、当然ながら自由です。
猫タウンの提案は、楽しげな話であって、公約違反でもなく、何ら糾弾されるべき話ではありません。党の公約にするという話ですらなく、個人の提案です。
それを、党のためにならないから言うな、というのは、立憲民主党の幹部が「消費税廃止なんて言うな」と候補者に言うのと構造は変わりません。彼らは彼らなりに「言わない方が党にとってメリットがある」と思って圧力をかけたのですから。

猫タウンの是非を議論してはいけないという意味では、もちろんありません。
議論はどんどんすればいいのです。それぞれが、「自分の考え」をぶつけ合い、議論を戦わせればいいのですが、「みんなが言うから」という匿名の笠を着て発言するのは、何も生まないし、面白くないし、卑怯です。
私もついついこういう言い方をしているような気がするので、自省を込めて言っておきます。



次に「支持してやってるんだから、言うことを聞け、というのは、利権目当てと全く変わりません。この暴力が、この社会を蝕んでいる。」という指摘についてです。
これは実は難しい問題を含んでいます。

もとより、「聞け」と命令される謂われはない、ということは前項で言ったとおりです。これはたしかに暴力です。
では、「聞いてほしい」というお願いだったらどうなのでしょうか。

今回の安冨さんと支持者とのやりとりは、れいわ新選組の支持者であって、もともと安冨さんの支援者ではない様子だっったので、ちょっとこのケースとは離れて考えてみます。
政治家Aさんが、Aさんの支援者Bさんからお願いされる場合です。

これはピンからキリまで いろいろなケースがあり得ます。
秋山司と500ドットコムの関係もあれば、地元集会で丁寧に要望を聞く政治家というケースだってあります。

要は、「支援と引き替えに」かどうか、が問題なのだと思います。
応援している政治家にだって、「ここはちょっとなあ」と思うことは必ずあります。「なんでこの問題を言ってくれないの?」ということだってあるでしょう。
だから、機会があればひとこと言いたいのは当然です。ただそのとき 「こうしてほしいけど、Aさんはどう思うか」 と言うのと 「応援してるんだから、こうしてほしい」という越後屋とは、確かに違います。
政治家サイドから言えば、「誰の話であれ、いい話は聞く」のか「支援してくれてるから聞く」のか の違いです。

少し話は脱線しますが、まじめに政策を実現しようとしている政治家にも、二つのタイプがあるように思います。
「この指とまれ型」と「御用聞き型」です。
基本理念が同じだったとしても、自分でやりたいことを全部決めて、「これに賛同する人ついてこい」というタイプと、あれこれ意見を聞き回って政策を決めていき、その過程で出会った人を支援者にするタイプ。
どちらも一長一短あるけれど、間違ってるわけではないです。

安冨さんが試みたのは第3のタイプで、「議論ふっかけ型」なのかなと思いました。
関心のある人たちに、ちょっと突飛なアイディアをぶつけて議論を活性化させることで、政策を生み出していく、みたいな。
猫タウンのアイディアも、考えてみればそれほどびっくりする話ではなくて、言わば「朱鷺タウン」とも言うべき豊岡の事例などがあるわけです。
なぜ朱鷺はよくて猫はだめなの?とか、いろいろ議論は広がっていくことができたんじゃないかと。

日本で政治家を応援する人は、ほとんどが「お任せ定食」か「越後屋」のどちらかという現状を、「自分たちの政治」にするための、とても面白い試みだと思います。



その上で、私は、これから選挙に出て、支援を求める人に一つだけ要求したいことがあります。

「勝利を目指す」ということです。

もし今回はほとんど勝ち目がなくても、「次回に向けてこういう風に布石にする」とか、「自分は捨て石だけど、これだけ比例票集めて○人復活させる」とか、具体的に選挙に出る意味を明確にしてほしいです。

なぜなら、れいわ新選組は、「10年後の明るい未来もいいけれど、まずは切羽詰まった明日の暮らしをなんとかしたい」「そのためには、一刻も早く政権交代だ」、ということが結党の理念だと私は理解しているからです。

今では「新しい政治」「自分たちの政治」を作り出す場としての可能性も見えていますが、それはあくまで車の両輪であって、本来の「一刻も早く政権交代」をないがしろにしてはいけないと思うからです。
「勝つ」、あるいはせめて「勝ちに貢献する」ことを曖昧にしてもらいたくありません。
(「勝ちにこだわる」と「勝つためには何をしてもいい」とは、当然ながら別物ですが。)

「勝つためのたたかい」の中で、議論を喚起させる新しい政治、新しい選挙にチャレンジするなんていうのは、ワクワクしますよね。
でも、考えてみれば、大阪維新の都構想なんて言うのは、このやり方に近いんです。
「大阪をなくす」というトンデモナイことをぶち上げて耳目を奪い、一色に染めてしまいました。
違うのは、活発な議論を喚起させずに、最後は旧来の政治のやりかたで自説を垂れ流してクロージングしましたけれど。

2009年の子ども手当もこれに近い。
バラマキ批判と、大歓迎に国論が二分されました。
でも、このときも議論の場を用意することはされませんでした。

れいわ新選組の唱える、消費税をまずは5%、やがて廃止、についても、もっと国論が二分するような議論を巻き起こす必要があります。
支援者集会ばかりやるのではなく、住民のタウンミーティングとか、立憲や国民民主の(かくれ)増税派議員とのガチのパネルディスカッションを地域でやるとか、減税署名運動をするとか。

日本に初めて憲法ができるとき、日本中で喧々がくがくの議論が巻き起こったそうです。有名な五日市憲法を始め、自分たちの案も数多く作られました。
日本には地域に根ざした自由民権運動という、板垣や後藤の金看板とは違う、土の民権運動の歴史があるのです。

民権が藩閥政治に敗れ潰えたまま、ついに今日に至る日本。
民権が再びよみがえるためには、民権運動の再興と、選挙での勝利をめざすことです。

早ければ来年1月20日にも解散があり得る情勢ですから、そろそろ、れいわ新選組の予定候補が決まり始める時期なのではないでしょうか。
悔いのない2020にしましょう。




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2019-12-28(Sat)

自民党カジノ汚職の摘発から見えてくるもの

いやはや、3日前から食あたりでへばっています。
昼飯の旨いラーメンのせいなのか、それとも一年の疲労が腸に溜まっていたのか・・・
クリスマスの夜から調子がおかしくなり、翌日は絶食で直った感じだったのでポストクリスマスケーキを買って帰ったら、夕方からまたしてもグルグル・・・
ケ、ケーキがぁ

体は動くのですが、まともに食べてないので昨日くらいから頭の回転が異常に遅くなっています。
文章を書いていても、すぐ何を書くのか忘れてしまいます。
てな感じなので、支離滅裂はご容赦を。



まず、桜疑獄、カジノ汚職と続く、安倍政権に対するハンマーパンチは、トランプに対する弾劾の動きと軌を一にしているということです。

安倍政権がなぜ倒れないかという議論はいろいろされていますが、皆さん、一番大事なことが抜けています。
安倍晋三の権力の源泉は、トランプです。
世界各国のトップの中で、一番はじめにトランプにすり寄った人間であり、どんなにコケにされても、パシリのように耐えながらワンワンと言い続け、何兆円でも貢ぐことで庇護してもらってきたのが、安倍晋三の権力の源泉です。

もちろんそれ以外に、小選挙区による党本部の強大化とか、官僚人事権による官邸の権力とか、内閣調査室によって抵抗勢力の弱みをつかんでおくような裏の力とか、大口支持者には大口補助金を湯水のごとく注いできたとか、小口の支持者は小口の税金で接待漬けにしていたとか、たぶん他にもいろいろあるのでしょう。

でも、戦後の日本における最高権力とは、イコールアメリカです。
アメリカの意向には絶対に逆らえない。
白井聡さん言うところの、戦前の天皇制は、戦後のアメリカに引き継がれた、ということです。

その意味では、アメリカでのトランプの勝利は、革命ともいえる変化だったわけです。
今までは、すべて知日派といわれるアメリカ人脈で話がつきましたが、トランプには通用しません。
ちなみに、知日派とは、日米安保マフィアとも、ジャパンハンドラーズとも言われていますね。
日米の主従関係に群がり、アメリカの権威を笠に着て利権をむさぼる人たちです。

この人たちが仕えていたのは、軍産複合体や、多国籍の金融資本、イスラエルロビーなどをベースにした、アメリカの主流派権力です。
これまでは、民主党であろうが共和党であろうが、基本的にみなこの流れです。
イスラエルの核開発に反対なんて愚かなことを考えると、ケネディのように暗殺されてきました。

ですから、トランプという異分子が当選したとき、だれもが対応に苦慮し、迷ったのですが、世界でただ一人、安倍晋三は黄金のゴルフクラブを持ってまだ就任もしていないトランプの自宅に押しかけました。
一か八かの賭けたったと思いますよ。でも、勝ってしまったんですね。

本当は、野党がやるべきだったんです。
絶対権力者の流れが変わったのですから、当然日本にも変革の影響が来る。だから、まず渡りをつけておこう。
こういう見識を持っていれば、野党こそがトランプにご挨拶に行くべきだったんです。
ところが、旧民主党の幹部連中は、何のことはないジャパンハンドラーズとズブズブの方がほとんどですから、そんなこと思いもよらなかったわけです。
あーあ。

トランプはかなり巧妙に3年間を乗り切ってきました。軍産や金融資本などの巨大勢力と正面から対立はせずに、ロシアゲートを粘り強く退けました。
しかし、来年の大統領選に向けて民主党も必死です。そこで、何の罪かよくわからない(たぶん、説明できる日本人はほとんどいない)ウクライナゲート事件なるもので、弾劾裁判を始めました。
もちろん、上院は共和党多数ですから、弾劾は成立はしません。
でも、この機に乗じて勢力を盛り返そうと動き始めたのが、ジャパンハンドラーズの皆様です。

なぜそう考えるのか。
まず、桜を見る会問題では、NHKや読売がそれなりに厳し批判記事を出していたといことです。
それまで独立路線だった枝野クンが、急に統一会派だの統合だのと言い始めたのも、同じ時期です。
(立憲民主党の綱領には国連より先に「日米同盟を軸」と書いてあります。安保ですらなく同盟です)
そして、カジノ賄賂ではついに東京地検特捜部が動きました。東京地検特捜部はそもそもGHQが作った直轄組織です。
カジノはトランプの資金源でもあります。



日本にとって幸か不幸かわかりませんが、トランプはおそらく何事もなかったように復活するでしょう。
経済が絶好調で、これに米中貿易摩擦が、劇的な解決を見たりすると、来年の再選はほぼ間違いないのではないでしょうか。
また、戦争をほとんどしていないですから、軍のトップ官僚以外の、指揮官から兵士まで、かなり評判がいいという記事もありました。

とはいえ、大統領選挙がある11月3日までは、日本の中も流動化するかもしれません。
トランプが、弾劾と選挙で日本のことなどに構っていられないとなると、安部一強も終わりが近いのかもしれません。
しかしそれが、単なるトランプ派から従来の従米派へのすげ替えだったとしたら、どの程度喜んでいいのか、戸惑います。

もちろん、安倍晋三の度を超えた腐敗や独裁にストップがかかることは、誰に変わるにしても少しはマシになると思います。
(次の首班指名で自民党から造反が出た場合、安倍派は維新を取り込む可能性があり、万が一にも橋下首相なんてのになると、もっとひどいことになりますが。)

逆に言うと、11月までに総選挙があって、政権交代か、せめて自民党の過半数割れくらいに追い込まないことには、安倍晋三はまたしても絶対権力を取り戻し、どんな悪逆非道でも、無かったことにしてしまうということを続けていくでしょう。
ここまでの悪事に良心が痛まない貴重な政治家は、なかなか見つかりませんから、四選の可能性も十分あります。そうなったら、2024年まで、恐怖の安倍政権が続きます。

雰囲気的には、アラブの春ならぬ、日本の春が起きるような気はします。
あ、これあまりいい話じゃないですよ。アラブの春というのは、コントロールしにくい独裁者を、米国の言うことを聞く「民主的」な政権にすげ替えた「運動」ですから。エジプトの経緯を見ていたらわかりますよね。ムスリム同胞団のの政権ができてしまったら、秒殺で倒されてしまいました。

では、日本の春をどのように乗り切ったらいいのでしょうか。
エジプトのムルシーのように秒殺されることなく、しかし、歴代の自民党や民主党(管・野田)のように唯々諾々と従属しない政権を、どうやって手に入れるべきなのでしょうか。

こちらが、しっかりとネゴシエイトする気力があれば、トランプは実は与しやすい相手だと私は思います。
ものすごくハードネゴシエーターですが、しかし、最終的な落としどころが必要だと言うことをわかっています。
ぶちこわして戦争だ! という連中とは違うということです。
ビビったら全部失いますが、HUAWEIのように粘りに粘れば、徐々に着地点が見えてきます。



「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」というNHK特集の再放送をやっています。
日本や日本軍の指導者が、どんだけ卑怯者の大集団だったか、描いています。(今につなげていないのが問題ですが)
日本の備蓄していた財産や食料の70%を、軍や官僚が隠匿したり横流ししたせいで、国民は飢え、餓死者が多発しました。
無理矢理戦場に送り込まれ、命からがら帰ってきたら、飢えて死ねというのですから、なんという「美しい国」なんでしょう。

そのあげく、鬼畜米英と叫んで、「お国のために死ね」と若者を戦場に送った奴らが、真っ先にGHQのスパイに志願していったのです。
(そのトップが、昭和天皇なわけですが。)
戦後の大金持ちや権力者は、ほとんどこうした超絶卑怯者の流れであり、安倍晋三はまさにその直系です。

アメリカは、そんな卑怯者たちをうまく利用し、形ばかりの公職追放も解除して、恥も外聞も無くアメリカに媚びへつらう国を作っていきます。
74年後の今日に至るまで、何も変わっていません。

そんな国ですから、何かが一気に変わると言うことはありえません。
粘り強く、少しずつ、米国からも卑怯者たちからも独立していかなくてはなりません。

れいわ新選組のスローガンは、心をとらえます。私も心から支持したいと思います。
けれども、それを「どう実現していくか」は、また別の問題です。
チラシにかいてあるように、政権交代したらすぐできるかのように支持者が思い込んでしまったら、変革の道は頓挫してしまいます。
もっともっと、真の独立の道は厳しいものです。安易に考えては危険です。
公約は「やるべき政策」「原理的にはできる政策」であり、「現実的にすぐできる政策」ではありません。

来年は、本当に政権交代のチャンスがあるかもしれません。
だからこそ、なかま内で浮かれた夢想を語り合うのではなく、緻密な議論をするときです。




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2019-12-20(Fri)

【政局あれこれ】焦っているのは枝野さん

立憲民主、国民民主、野田G、社民 の合流話は、案の定すんなりとはいかないようです。

立憲と国民の合流、遠いワンチームへの道のり
東洋経済オンライン 2019.12.19


主役となる立憲民主、国民民主両党は合流方式をめぐって吸収か対等かでせめぎ合っている。政党としての主導権争いや政党助成金への思惑も複雑に絡み、年内はもちろん、年明けの通常国会召集前の合流・新党結成も極めて不透明になっている。
(引用以上)

立憲と野田Gは、増税派どおしうまくいっている感じですが、あとはなかなか。

支持率はおおざっぱに見ると、立憲8%、国民1%、社民0.5%という感じ。
立憲が圧倒しているように見えますが、実際の実力=得票+資金+マンパワー ではそんな差はありません。
参院比例の得票数の比は 立憲8 国民3.5 社民1 くらいです。
マンパワーを地方議員数で見ると、立憲724 国民613 社民281 (wikipediaによる)
ただし、国民は労組がついている候補が多く、社民は一般の党員が1万人以上いますが、立憲の党員は議員と予定候補だけです。

そして資金。2018年の党本部だけの数字を収支報告書から拾うと、
立憲 収入43億8千万 繰り越し18億4千万
国民 収入155億4千万 繰り越し108億4千万
社民 収入17億1千万 繰り越し10億9千万

国民民主の圧勝です。
立憲は、おそらく今年の参院選は自前の資金では不足だったのではないでしょうか。
社民は所帯が小さいので、ある意味10億あれば動けますね。

こうやって見ると、支持率や国会議員数だけで見る実力と、本当の実力はかなり違うことがわかります。

枝野さんは、「立憲民主党に合流せよ」 と強気(傲慢ともいいますが)な姿勢を崩していませんが、内実はそんな余裕はないはずです。
まあ交渉ごとですから、最初はハードルを上げるのは当然としても、年末が近づくにつれて、様子は変わってくるでしょう。
立憲は年内に合流させれば、国民民主の1月1日の政党交付金は立憲の金庫に流れ込みますが、年が明ければその分も国民民主の持参金になり、発言権が増すということです。

まあ、どちらも実は切羽詰まってますから、どこかで妥協はするでしょうね。



社民党はまたちょっと事情が違います。
なにせ、地方組織があります。

国会議員団は合流に前のめりかもしれませんが、地方によっては立憲や国民よりも活発な地方組織もあり、易々と丸呑みにされることはないように思えます。

最終決定は2月の党大会ということらしいので、むしろ時間切れになって、合流できなくなるのを待っているのではないか、とも見えます。

政策的にはれいわ新選組と、いちばん親和性があるはずなので共闘できればいいのですが、体質は正反対というか、、、、 こちらはこちらで難しそうです。



解散については、こんなニュースが流れていました

衆院解散 東京オリ・パラ後か 自民 竹下元総務会長
NHKニュース 2019.12.18


自民党の竹下元総務会長は派閥の会合後、記者団に、衆議院の解散について「今のところまだ、においもしない」と述べました。
一方で「東京オリンピック・パラリンピックが終わったら、いろいろと動きがあるのではないか。オリンピックのあとは何があっても不思議ではなく、衆議院議員には心して過ごしてもらいたい」と指摘しました。

(引用以上)

これは、かなりきな臭いというか、怪しい話だと思います。

幹事長ではなく下っ端でもない、総務会長という中途半端な役職の人が、あえてこんなにはっきり「年明け解散はなさそう」と言うことが、怪しい。
これは、安部官邸が、あえてデマを流しているのではないかと疑いたくなります。

一番よくわかるのは、皆さんの地元の公明党のポスターです。
増えたり、新しくなったりしていませんか。
注意して見てみようと思います。

わたしは、前の記事でも書いたとおり、1月20日の通常国会の冒頭解散が一番可能性が高いと踏んでいます。

ということで、今日はこのへんで。。


2019-12-19(Thu)

消費税を5%に! の効用 & 解散の時期は

20191219.png
10月1日以来、めっきりミキタニってます。1000円以下の買い物はほとんどエディで、ネット決済は楽天カード、せこくがめつくポイントをためつつ、少しでも消費増税の出費を少なくするようにしています。
そんなこんなで、日常の買い物しかしない一般消費者の増税感は、今のところさほど大きくないかもしれません。

しかし一方で、住宅のような大きな買い物は、今年の3月に駆け込みでプラス10%になった後は、毎月毎月マイナスで、4~10月の平均でマイナス5.4%。
わたしのような建築家稼業には、けっこうつらい数字です。

こんな調査結果もあります

飲食店の49%が消費増税の影響で「客足減った」。「外食離れ」浮き彫りに
Foodist Media by 飲食店.COM


帝国データバンクではこんなアンケートも

駆け込み需要と反動減に関する企業の意識調査
 駆け込み需要、企業の 26.5%にとどまる
 小売業においては、半数以上の企業で反動減が発生


これをいろいろ読み合わせてみると、現時点ではマイナスも出ているが、軽減策もあってまだ限定的(※注1)。本格的な落ち込みは、ポイント還元の切れる来年6月から。ということのようです。

ここから、解散総選挙の時期を推測することができます。
少なくとも来年の6月をこえることはありえない、ということです。

安倍晋三の安倍官邸の狡猾さを考えると、ニンジンをぶら下げて票集めをするでしょうから、考えられるシナリオは、こうです。
年末年始の多くの人がテレビを見る期間に、補正予算や来年度予算で「こんな美味しいことしますよ」と、ガンガン報道する。
そして、1月20日の通常国会冒頭に 「この美味しい予算を通させてください」と言って解散。
準備の間に合わなかった野党を尻目に、またまた安倍自民の圧勝。

反緊縮の旗を、安倍晋三が振りかざす の図です。
これについては、すでに中村てつじさんが書いています。

アベノミクス第二幕 - 中村てつじ「日本再構築」ブログ

ほんまにヤバいですよ これは。

20191219-4.png
※注1 影響は限定的と書きましたが、限定的でも前回の2014年よりも大きく、小売業で前月比マイナス14.2%、商業全体でも前月比9.5%です。駆け込みもあまりなかったので、消費者の痛税感はまだそれほどでもない反面、商業者の影響は大きそうです。なおさら、早期解散が濃厚と見ました。
 商業動態統計月報2019年10月 経産省 (23頁にこの表があります)



このタイミングで解散となった場合、山本太郎さんが提案している「消費税を5%に!で野党共闘」という作戦は、功を奏するのでしょうか。

はっきり言って、5%ではインパクトが弱すぎる というのが私の印象です。
増税感がのしかかってきた来年の秋以降であれば注目されますが、年明けにやられるとつらい。
というか、そのために、安倍官邸は年明けの解散をうってくるのではないか、という話です。

では、消費税5%という呼びかけは、失敗なのでしょうか。
いえ、そう決めつけるのは早計です。
私は、「5%」には裏テーマがあると思っています。それは、「消費増税を決めたヤツらに謝罪させる」ということです。

20191219-2.jpg
なぜ、立憲も国民も、かたくなに5%を拒むのか。それは、「自分たちが決めた増税が間違っていました」と認めることになるからです。
8%であれば、上げたこと自体は間違いじゃなかったと言えるけれども、5%まで戻すと言うことは、そもそも民主党が決めた増税がまるっきり間違いでした、という話です。
管直人も野田佳彦も枝野幸男も福山哲郎も平野博文も、当時の民主党の幹部だった連中は、一度だって「私たちが悪うございました」とは言いません。間違いを認めるくらいなら日本が沈没しても構わない、ということなのでしょう。

だから、野党は勝てないんです。
バラバラとかまとまるとか、技術的には重要ですが、本質的には、民主党の裏切り者たちが、ほんの片言も謝罪しない、過ちを認めない。だから、また同じ裏切りをするだろう。そう思われているから、野党は勝てないんです。

そこで「消費税5%」です。
これは、立憲と国民の幹部のほとんどを占めている旧民主党の幹部連中に、「過ちを認めろ」と迫っているということなのです。
だから、絶対にこの旗は降ろしてはいけません。

戦術的に党の合流に参加するのは、前回書いたように、私はやむを得ないと思っています。
しかし、その党の中に入ったとしても、腐敗した執行部にたいして有権者の怒りを代弁するための「消費税5%」の旗は掲げ続けなければなりません。

その旗を掲げた候補が、れいわ新選組系はもちろん、心ある立憲系や国民系の候補にも旗を掲げてもらって、一人でも多く勝利することです。
そして、今は枝野独裁になっている代表職について、選挙を行って党を改めていくことです。



そうした意味で、「消費税5%」は絶対的に重要なわけですが、しかし、最初に書いたとおり、増税感がまだ浸透していない段階であることと、安倍官邸が「反緊縮」のニンジンを盛大にぶら下げてくるだろうことから、勝つためのスローガンは何か別に必要です。

20191219-3.jpg私的には、ふたたび「子ども手当」で良いと思っています。
小沢さんが最初に考えたとおり、一人3万円を18歳まで。
さらには、給付型奨学金と、これまでの奨学金徳政令。

もちろん、税金はあるところから取る、とか、第一次産業の問題とか、年金制度とか、労働法制とか、小泉・竹中以来この20年間であまりにも日本は壊されすぎたので、課題は超山積ですが、目玉は「子ども手当」で。
なんと言っても、実現したときの暮らしの変化が、すぐに想像できますから。

山本太郎さんやブレーンのアルルさんがどう考えているのかはわかりませんが、彼らの感覚と頭脳をもってすれば、ぐっとくるメインディッシュは用意できるはずです。



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2019-12-17(Tue)

【訂正あり】れいわ新選組は本当にカルトなのか??

 このところ、れいわ新選組にたいするかなり厳しい批判がネット上でも見られます。「カルト」とか「ファシズム」とか、かなりボロかすに言われています。
 これが、ネトウヨさんたちから投げかけられているのならば、あまり気にすることもないのですが、多くは「「リベラル」とか、中にはれいわ新選組を応援している(た)人からも聞かれるので、無視できないなあと思った次第です。

 批判が増えたきっかけは、野党再編の動きがある一方で、れいわ新選組は独自路線でいくらしいことが見えてきたことと関連しています。
 山本太郎さんは、以前から「消費税を5%にする」を旗印にした野党共闘を呼びかけていましたが、現在進行形の立憲民主+国民民主+社民の統合話は、むしろ党内の増税派が後押ししているように見えます。
増税同盟(当面は8%同盟)が成立か?

20191217.jpg
 このまま行けば、れいわ新選組は野党共闘せずに独自で総選挙に臨むことになりそうです。12月12日の宇都宮の街頭記者会見では、全国の選挙区に100~131人の候補者を立てると、各ブロックごとの人数まで明らかにしました。かなりリアルです。
 当然ながら、これまでも「れいわ新選組は野党共闘を壊すのか!!」とおかんむりだった「リベラル」諸氏は、怒り心頭ですので、カルトだファシストだという罵詈雑言に火がついたのも、わからなくはないです。
 でも、私は「リベラル」には特に価値をおいていません。ラディカルかどうかが大事なので、「リベラル」さんたちがどう言おうが、意見は拝聴しますが、それを鵜呑みにするつもりはありません。

 問題は、これまでどちらかというと 太郎さん対しては親和的な人たちから、疑問の声が増えてきたことです。まあ、熱烈な支持者から見たら、当ブログもそのように見えるのかもしれません。
 


そのような諸々の発言も聞きながら、私自身が危惧することを書いておこうと思います。

第1に、支持層の固定化です。
大阪街宣の記事でも書きましたが、熱烈な支持者はつよく固まっていますが、選挙で勝つための裾野が広がっていません。
共同通信は一貫してれいわ新選組の支持率が高く出ますが、各社平均すれば2%未満であり、選挙後の傾向は決して上向いていません。

この状態では、太郎さんだけはどこから出ても通るかもしれませんが、ほかのブロックは全滅の危機です。
近畿ブロックはおよぞ35万票で比例1人ですが、前回の参院選のときの近畿ブロック内の票の合計は15万6千票くらいです。1人通すためには2.5倍にしなければなりません。 

この部分、私のカウントミスです。すみませんでした!!正しくは下記の表の通り29万7千票でした。
20191217-3.png
  5万票の上積みですから、1人当選の可能性は近くなりましたが、厳しい闘いであることは変わりません。

野党共闘をあきらめて、れいわ新選組単独でこれを集めるためには、近畿で予定されているらしい17人の候補者が、自己犠牲的に頑張って2万票ずつかき集めるしかありません。(以前の共産党方式みたいですけど、共産党はほぼ全区に出していましたから、たった17人でこれをやるのがどんだけ大変かってことです)

ちなみに、参院選の全国比例の太郎さん以外では、知名度のある蓮池徹さんと固定客のある大西つねきさんが約2万票を集めましたが、ほかの方は数千票です。一人2万票を集めるのは、並大抵ではありません。

第2に、そうした危機感が支持層の中で薄く、異様な楽観論がまかり通っているということです。
当ブログへのコメントでも見られますが、とくに数多あるフェイスブックの○○○応援する会的なグループでの発言を聞いていると、夢と現の区別がついていないのかなあ という発言が多く見られます。
本気でれいわ新選組を勝たせたいのならば、こんなのんきな発言できないでしょうに・・・ 結局、れいわ新選組が勝つことよりも、ご自分の心の平安を求めることを優先してしまっているとしか思えません。

心配の第3は、こうした支持層の固定化と、異様な楽観論を、れいわ新選組の運動方針が認めているように見えることです。
以前の街頭記者会見は、事前告知をほとんどしませんでした。固定客で埋まってしまって、通りがかりの人に聞いてもらえないからという理由でした。
ところが、選挙後の街宣はかなり告知をしているので、通りがかりの人は人垣の後ろの方から眺めることしかできません。

今日17日も太郎さんは大阪で出版記念のトークイベントをされるようですが、これも新刊の『#あなたを幸せにしたいんだ 山本太郎とれいわ 新撰組』を購入した人限定。どっぷりファンクラブの様相です。
出版社の営業戦略もあるのかもしれませんが、なんか「以前と違うなあ」と感じることしきりです。

れいわ新選組から支持者へのオフィシャルな運動方針はただ一つ、ポスターボランティアです。
ポスターを持って、見知らぬ家を一軒一軒ピンポンして、ポスターを貼らせてくださいとお願いして回ります。
これは確かに、ものすごく重要な活動ではあります。私も何回か出かけて参加しましたので、実感としてわかります。
一般の人の生の声や反応を聞けること。そして、少々のことではめげない強靱な精神を鍛えること。この2点は、ほかには代えがたいものがあります。
実際に回ってみれば、世論調査の支持率は外れていないことが肌身でわかりますし、それを踏まえた上で前を向こうという気骨をもった運動部隊を育てることができます。

ただし、そのハードルの高さから、多くの支持者は二の足を踏んでいるのが現状であり、せっかくのマンパワーを生かし切れていないという気はします。
また、一人が一日でお願いできる数はせいぜい2~30軒。仮に1000人が週に1回ったとしても、1年で訪問できるのは150万軒。そのうち5%に貼らせてもらえたとしても75000軒くらいです。
実際はそこまでの人数は動いていないと思われるうえに、遅くとも来年秋には解散が濃厚なので、多くても1万軒というところでしょうか。
これはおそらく、自民党と公明党の一つの小選挙区のポスター数といい勝負でしょう。

運動戦略の一環としてのポスター貼りの重要性はよくわかるのですが、広報戦略の柱にする意味が私には理解できません。
自民党に対抗するための広報戦略にはなり得ない方針を、支持者に唯一あたえているのがなぜなのか。れいわ新選組の方針には疑問を感じてしまいます。

心配の第4は、「#あなたを幸せにしたいんだ」という標語です。
選挙で中心となったこのスローガンには、私は選挙中からずっと違和感を感じています。
以前の太郎さんならば「あなたに幸せになってもらいたいんだ」と言ったんじゃないかなあ、と。

こんなことを言ったら太郎さんに失礼かもしれませんが、なんか「義務感に縛られている」ように見えるんです。
れいわ新選組を立ち上げるというときには、いよいよ好きなようにやるんやなと思って見ていましたが、始まってみると、どんどん苦しげな太郎さんの姿があり、やりたいことをやっているのか、やらねばならないことをやっているのか、見分けがつかなくなりました。

こんなことを言うと、あっちからもこっちからも総スカンを食うかもしれませんが、あえて言いますけど、太郎さんが本当にやりたいこととズレがあるのならば、れいわ新選組は一度おいといて、もう一回出直しても良いんじゃないかと、私は思います。
山本太郎という希有な政治家を潰さないことを、私は優先したいのです。



れいわ新選組はカルトか? というのが今日のテーマでしたね。
20191217-2.png
そもそもカルトってなんでしょう。
元々は、新興の宗教で、まだ市民権を得られていないもののことであり、良いとか悪いとかの価値基準は含まれていなかったようです。それがだんだん、狂信的な新興宗教を指すようになったと同時に、既成勢力が新興勢力を潰すためのレッテル貼りにも使われるようになりました。
ですから、現代のカルトという言葉には、二面性があるわけです。

リベラルさんがれいわ新選組を「カルト」と呼ばわるときには、明らかに後者の意味合いがあります。
しかし、どんな新興勢力でもカルト呼ばわりされるかというとそんなことはありません。やはりある傾向が見られる場合です。その傾向とは、カリスマと、カリスマに救いを求める大衆の存在です。
この点では、れいわ新選組は条件に合致します。良い悪いはともかくとして。

太郎さんの訴えるメインテーマは、消費税をなくし、効果的な財政出動をバンバンやって、まずは食えない状態を解消しようという経済政策のはずです。大阪街宣でも、最後はそのことをこと細かに話していました。
しかし、れいわ新選組としての熱量の源は「生きづらい人たちの自己解放」のエネルギーが圧倒的です。

経済政策で当面の命の危機を回避するという現実的な政策よりも、まだ政策という形にはならない人間解放の根源的なエネルギーが勝っており、そのことを、やすとみ歩さんは「カオス」と表現されたのかもしれません。
もちろんこれも山本太郎さんの人柄のなせる技であり、参院選に選定された候補者のもつ力でもあります。

とは言え、理想や夢を語ることと、現実の政治とは目的が違います。
れいわ新選組に救いを感じる人たちは、幸か不幸か日本の中で多数派ではありません。生きづらさを抱えている人は圧倒的に多いでしょうが、それを外化(自分の外に原因や解決を求める)していない人がほとんどです。
せいぜい目の前の関係性しか見ておらず、それが社会構造のせいだとか、政治で解決できるなんて、ぜんぜん思っていません。

ですから、今の人間解放のエネルギーでは、れいわ新選組は選挙には勝てません。支援者がいくら熱くなっても、支持率は一向に上がらないことがその証拠です。
生きづらい人が、その原因や解決策を探すために外に目を向けるには、ステップが必要です。
そのステップこそが、消費減税や財政出動などの大胆な経済政策なのです。

最初は目先の利害で選択してみたら、「あれ、政治でこんなに変わるんだ」と実感できる。それが、太郎さんの描く戦略なのだと、私は理解してきました。
ところが、現在のれいわ新選組は、そのステップをすっ飛ばして、一足飛びに人間解放を希求する集団になりつつあります。
そんな姿を、悪意を持って見ると、カルトと言うことになるのでしょう。



しかし、私は少なくとも現状はカルトではない と考えます。
まず、教組(?)である太郎さん自身がそんなつもりはないだろうからです。
最近は直接話も意思疎通もありませんので、本当のところ何を考えておられるのかはわかりませんが、漏れ聞くところでは「消費減税で政権交代」という基本路線はぶれていないようです。

さらには、現状は固定されたものではなく、支援者が「れいわ新選組はもっともリアルな政党である」ことを思い出し、勝つためにどうしたらいいのかを、シビアに考えれば、カルトとはほど遠い政党として機能する可能性が十分にあるからです。

自由党時代も、「小沢さんなら何とかしてくれる」と根拠レスに考えてしまう通称オザシンの方々が一定数おられましたが、れいわ新選組の支持者も、「太郎さんなら何とかしてくれる」とワケも無く考えちゃう人がいるような気がします。
そこまででなくとも、「ボクたちは正しいんだから勝てる」みたいな、良く言えば純粋、悪く言えばあまりに幼稚な考えも、散見する気がします。

初めて政治に関わった人も多く、様々な心情が渦巻いているのは、当然と言えば当然です。
しかし、いつまでもその場にたたずんでいては、太郎さんの描いた道筋は一歩も前に進みません。
ここで大事なのは、れいわ新選組という党が、「みんな 勝つために頑張ろう」と大号令をかけることです。ポスターボランティアも含む、効果的で有機的な作戦を打ち出し、全国で有機的な行動を起こしていくことです。

参院選直後に「秋にはボランティアセンターを作る」と聞いていましたが、真冬になっても影も形も見えません。
各地で勝手連が勝手に活動することを、自発的ですばらしいと評価することもできますが、今はもう次の段階に進まなければなりません。その理由は、これまで書いてきた通りです。

太郎さんの戦略を実現するための、具体的な行動方針を、党本部が立てることができるのかどうか、そこにかかっていると、私は感じています。



その上で、きわめて現実的な私の考えも書いておきます。

私は、れいわ新選組も「新民主党(?)」に参加すべきだと思います。
ただし、二つ条件があります。
ひとつ、各候補者が「消費税をなくそう」と訴える自由。党の方針は8%でもいいので、各候補者には自由裁量をあたえること。
ふたつ、党議拘束をしないこと。アホな民主党の二の舞をせず、国会での採決は各議員の良心に基づくこと。

この二つを条件につけて、私は新党に合流でいいと思っています。
党内派閥として、公然とれいわグループを名乗るのもOKです。
それしか現実的な道はないと思います。

<追記>本当はもう一つ、代表選をやること。絶対に。
 民主党政権が裏切った時の首脳陣はすべて役を降りるべきです。議員辞職まではいいませんが、ヒラ議員になるべきです。
 それが民主的に執行されることを期待します。

<追記2>さらに一つ、これはれいわ新選組も同じなんだけど、主権者が党員になれない党って何だ?ってことで、明文化した規定をつくって、条件をクリアすれば党員になれるようにすること。

しかし、今のれいわ新選組の状態では、もし太郎さんが「合流」と言ったら、とたんに支援者が冷めてしまう可能性があります。
「まず勝って、命の危機を回避する」ことよりも、ご自分の心の平安を優先する人が多いからです。
あるいは、夢を見るばかりで、現実の勝負の厳しさを実感していない人が多いからです。

そのためにも、まずはれいわ新選組が単独で、現実的運動のステップを一歩進めることが、どうしても必要です。
党として、そのような判断をできるのか、あるいは現状の固定客を固める路線でとどまってしまうのか、見極めていきたいと思います。

その方向性次第では、最悪の場合にはカルトに陥ってしまう可能性も、ゼロではないと肝に銘じつつ。


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2019-12-12(Thu)

【政局あれこれ】増税同盟(当面は8%同盟)が成立か?

 先週の金曜日に、立憲民主党の枝野さんが、突如として野党の(一部の)合流を呼びかけました。

立民 枝野代表 国民・社民に合流に向けた協議呼びかけ
2019年12月6日 NHK


 ただし、これは対等な合流ではなく、国民民主と社民は、立憲に加入せよ というもので、実はこれまで枝野さんがエラそうに言ってきたことと何も変わっていません。

野党の合流「理念や政策の堅持が前提」立民 枝野代表
2019年12月8日 NHK


 さすがに国民民主は意見が割れているようです。人数はほぼ互角で、資金と下部組織は国民民主のほうが潤沢です。無いのは、支持率だけ・・・・

国民民主「対等合併」主張 立憲との合流、ずれ鮮明
2019年12月09日 時事


 旧民進党時代には200億とも言われた資金が、いまいくらになっているのかは知りませんが、要するにこれの争奪戦でしょう。

一方で、こんな動きもあります。

野党結集目指す議員グループ 立民と国民などに合流を要請
2019年12月4日 NHK


これは、立憲や無所属の会の中堅・若手が立民と国民に申し入れを行ったものです。中心は無所属の重徳和彦議員だそうです。

国民民主の中堅若手 立憲民主などとの早期合流を幹事長に要請
2019年12月5日 NHK


こちらは、国民民主の中堅・若手の動きです。中心は津村啓介議員。

時系列では、4日と5日のこの申し入れがあって、6日に枝野さんが呼びかけた、という感じですね。

ただ、注意すべきは、中心人物が二人とも、欧米帰りの増税派だ、ということです。
重徳さんはコロンビア大学、津村さんはオックスフォード大学。
重徳さんは2016年の消費増税の延期に文句を言っていましたし 、津村さんは消費税15%を唱えているようです。

消費税5%!で野党共闘を訴えるれいわ新選組にシンパシーを持つ立憲や国民の議員も多いようで、「このままでは減税に引っ張られるかもしれない」という、立憲と国民の中の増税派の焦りがあったものと推測されます。
そうした動揺を押さえ込んで、増税同盟(当面は8%同盟)としての野党再編を図っているということのようです。

逆に言えば、この再編が成立した場合、れいわ新選組が呼びかけている「消費税5%!で野党共闘」の可能性はほぼ潰えたと言えるでしょう。

残念なのは、社民党までが、この流れに乗ってしまったことです。

社民、立民との合流協議入り決定 又市党首「理念、政策詰める」
12/12 共同


社民党は実はけっこう地方組織は残っていて、地域によっては社民党が立憲の選挙を支えているようなケースもあります。
いくら政党要件ギリギリでも、総降りで降参する必要はないはずです。
が、文面からは全面降伏の気配が漂っています。。。

最後に、三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト @miraisyakai さんがまとめている政党支持率です





街頭記者会見が如何に盛り上がろうと、れいわ新選組の支持率は上がっていません。

ほんま、考えましょう。

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2019-12-09(Mon)

山本太郎一座の大阪街宣を少し冷静に振り返ってみる

すでに多くの方がSNSなどでレポートしているように、先週金曜日に太郎さんの大阪街宣がありました。
ざっと1000人くらいの人がJR大阪駅北口を埋め尽くし、凍えるような寒さの中で、なんと3時間のロングラン該当記者会見に耳を傾けました。

IMG_20191205_182438.jpg

詳細は、最後に動画を掲載しますので、行かれなかった方はぜひ見てみてください。
とくに、会場から虐待サバイバーの方の発言と、それに呼応して安富歩さんの紹介でセーラー服歌人・鳥居さんが登壇したあたりから、れいわ新選組ワールドが全開になり、数多くの街頭記者会見の中でも神回との評判が聞こえてきます。

そうしたレポートは多くの方が書かれているので、私は別の視点から書いてみたいと思います。
この日わたしは、ボランティアのひとりとして交通整理にあたっていました。JR北口の8割くらいの人が通行する地下鉄との連絡通路側にいつも渋滞が発生するので、その辺にはりついていました。

実は、7月の選挙の時の太郎さんの街宣でも、私は同じところを見ていました。街宣車チームだったのですが、ロープも張られてなくて通行できなくなっていたので、ほとんどこの場所で交通整理をしていました。
なので、この5ヶ月をはさんだ2回の街宣の雰囲気の違いを実感しました。

まず今回の特徴は、開始1時間前の17時頃から続々と聴衆が集まってきたことです。15分くらい前には規制ロープを張らなければならないほどでした。
平日の17時ですから、フルタイムで働いている人はたどり着けません。それでもこの状態です。ピーク時の人数も、7月よりも明らかに多かったです。3割くらいは多い感じがしました。
寒風の中ですから、よくまあみんなじっと聞いてるなあと思ってしまいました。

IMG_20191205_192945.jpg

ただ、交通整理をしていて感じたのは、ほとんど渋滞は起きなかったということです。
これは「聞きに来た人は多かったけれども、たまたま通った人が立ち止まる数は前回と比べると必ずしも多くはなかっ」たということでもあります。
もちろん、「あっ山本太郎や!」と言って写真を撮っていく人は少なくなかったですが、前回と比べると減っている感じがしました。
今回はロープ規制をしたこともあったのでしょうが、感覚として「たまたま」の人はちょっと減ってる感じです。

人数が多かったことについては、事前告知の違いもありました。
前回は、直前まで告知をせずに、あえて支持者やファンで埋まらないようにしていまいました。
しかし今回は、SNSや太郎Sネットワークのメールでしっかり事前告知されていました。
この寒さの中でほとんど帰る人がいなかったのも、支持者やファンが多かったということでしょう。

要するに、熱い支持者ががっちり固まっている一方で、一般の人の関心は必ずしも高まっていない。
れいわ新選組についての情勢は、そんな感じなのかなあと感じた夜でした。



もちろん、支持者が固まることは、最初のステップとしてはいいことです。
あとは、支持者の熱意をどうやって行動に結びつけるか、より広い支持の拡大に結びつけるかです。

その点では、今のれいわ新選組の戦略は、ポスターボランティアとカンパしかありません。
圧倒的に多くの支持者が、為す術なく放置されているように、私には見えます。

5日当日のボランティアの指揮も、あるような無いような・・・
最終の片付けは23時20分くらいまでかかったのですが、「おつかれさま」も「解散します」もなく、だらだらと雑談が続いていたので、私は軽くキレてしまって帰ってきました。
余計な気遣いなど、しないし求めない、というありかたは割り切ってしまえば合理的です。が、こういうカオスの運動には、ぼちぼち還暦が見えてきた私は馴染めそうにありません。

2013年以来、太郎さんの大阪街宣はほとんど参加したり段取りしたりしてきました。
最初は数十人だった聴衆が、だんだん増えていき、2016年の憲法フェスでは1000人の規模になりました。
でも、その後の趨勢を見ると、頭打ちになっているような印象を受けるのです。

それ以上に心配なのは、太郎さんがちゃんと「言いたいこと言えてるのか」ということです。
自由党時代は、小沢さんの取り巻きとの皆さんとの軋轢があったとか小耳に挟んでいます。
が、小沢さん本人や、森ゆうこさんたちとは信頼関係をつくり、結構言いたいことを言えているように見えました。

ところが、今年4月にれいわ新選組を旗揚げしてからの太郎さんを見ていると、「ねばらならない」に縛られているように見えてしかたありません。
ネガティブに表現すると、安富さん言うところの「立場主義」というか・・・
強烈な責任感のなせる技なのだろうとは思うのですが。

それでもやはり、なんか、どうしても何かが違うという気になってしまいます。
いろんなものを背負って一人で呻吟するばかりでなく、ご自分を解放することを忘れないでほしいなと思います。
気楽なことを言いやがって と思われるかもしれませんが、運動にとっては実はすごく大事なことのはずです。

圧倒的多数の期待を、たった一人で背負うのではなく、媒体として周囲へ投げかけていくリーダーというものアリだと思います。
かえって今までは太郎さん頼みだった人たちが、「なんとかしなくちゃ」と思い始めるかもしれません。
そのときに、方向と方法を示してあげるのも、リーダーのあり方です。

とにもかくにも、太郎さん 体と心を大切に

20191205.jpg

左から安富歩さん、Oさん、変な人、太郎さん、セーラー服歌人・鳥居さん。
鳥居さんについてはこの記事が

「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌
セーラー服の歌人・鳥居に共感が集まる理由
東洋経済 2017/09/25 肥沼 和之

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2019-12-02(Mon)

れいわ新選組・渡辺てる子さんのお話し会に参加してきました

先週の土曜日、てる子さんのお話し会が、ウチの事務所の直ぐ近くで開かれるということで、参加してきました。

20191203.jpgてる子さんと言っても、朝ドラのてる子さん(→)ではありません。
れいわ新選組の最後の候補者として参院選を戦った、てるちゃん こと渡辺てる子さんです。

50人ほどの席は満員で、ほとんどの方はまったく存じ上げない顔ばかり。

初めの1時間は、てるちゃんの波瀾万丈の人生や、公示前日にいきなり立候補しろと言われたいきさつなど、彼女のバックボーンを話されました。ここまでは、だいたい想定内です。

すごかったのはこの後でした。
後半の1時間半ほどはリレートークです。
まさに「当事者」が次から次にバトンを渡すように登場し、短い時間ではありましたが、てるちゃんとトークを繰り広げました。

ただ生きるということが本当に困難な人、困難を通り越して苦行となってしまった人。
あるいは、政治に無関心だったビジネスマンなどなど。
革新系の集会の質問コーナーで見られるような、持論の長演説はありません。
どの人の話も、息をのむような当事者感があり、先日のブログで書いたところの「ラディカル」な提言が続きました。

ああ、これが れいわ新選組なんやな と実感した次第です。
私のように、習性的に政治的な切り口からものを見てしまう人間には、決して発することのできない言葉でした。



とはいえ、選挙です。

選挙という旧態依然たる土俵の上で、どうやってこのラディカルな人たちの力を開花させることができるのでしょうか。

わかりません。

てるちゃんと共に、れいわ新選組の候補者として戦った やすとみ歩さんが、面白い提言を書いておられます。
少しだけ抜粋させていただきますが、誤解があるといけないので、必ずリンク先の全文を読んでくださいね。

れいわ新選組の組織論
2019年12月1日


街頭記者会見が終了したあとに、会場で、女性の方から、資料を渡されて見てほしいと言われた。それは「れいわ新選組の政党組織についての提言」と題されており、(略)
そのなかで、れいわ新選組のあり方について、以下の問題がある、と指摘している。
(略)
そしてこれを解決するためのいくつかの提言がなされている。

なぜこのような「問題点」がが見えるかは、私の上記の議論をお読みいただければ明らかであろう。そして、これらの問題点を改善してしまえば、れいわ新選組のカオス的運動は、停止する。もちろん、そんなカオスで政権が取れるのか、と聞かれたら、私も、そりゃ普通は無理でしょうね、とお答えするしかない。

しかしこのカオスであればこそ、ここまで来たのであり、今も全速力で山本太郎はカオス的に突き進んでいる。それを止めてしまえば、元も子もない。

こういったことはもちろん、そのうちカオス的運動が停止し始めて、構造化するようになれば、必要になる時が来るかもしれない。それゆえ、研究猫とも氏が、このように構想を練って提言されることには大きな意義がある。そもそも、私がこの記事を書く気になったのは、この提言を読んだからであった。そのようなコミュニケーションの連鎖こそが、何よりも大切だと思う。

(以上、抜粋引用)

やすとみさんに渡された提言の内容も、やすとみさんのブログに全文転記されています。
大筋において私も同感です。
こんなに理路整然と学術的な裏付けもふくめて提案することは、私にはできませんが、方向性はほとんと同様に考えていました。

つまり、私もカオス運動を止めてしまう側の人間です。あきらかに。
てるちゃんのお話し会で感じた通りです。

とはいえ・・・・・

さてさて、私は何をしたらいいのでしょうねえ・・・

いろんなシガラミから自由になって、ひとりの人間として、考えてみます。

20191203-2.jpg
最後に、てるちゃんの笑顔を一枚。
(となりのねずみ男のような顔は無視してください)












■山本太郎一座の関西巡業(12/3以降)

大阪は12月5日18時から ヨドバシ梅田向かい(JR大阪駅北口) です

ボランティが可能な方は 16時から17時の間に来てほしいそうです。

12/3(火)兵庫
18:00街頭記者会見
@神戸・三宮神戸マルイ前

12/5(木)大阪
18:00街頭記者会見
@大阪・JR大阪駅御堂筋北口前 (ヨドバシ梅田前)

12/6(金)京都
18:00街頭記者会見
@京都・三条大橋下 三条河原

街宣ボランティアは街宣開始2時間前集合
開始1時間前にはボランティアミーティング

ポスター貼り活動もあわせて行われますので
詳しくは、ホームページをご覧下さい




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