2020-02-29(Sat)

【新型コロナ】すでに日本は 感染率 致死率 ともに中国よりも高い

新型コロナをどのくらい怖がるべきなのか、数字を追いかけてみました。

AFP通信に出ていた2月11日現在の中国のデータだと、こんな感じです。

20200229-1.jpg

高齢者と同居している人は、じいちゃんばあちゃんに染してしまうことはかなり恐いでしょうけれども、ウチは私が一番高齢の部類で、もしかかると2%くらいの確率で死ぬかもしれないという感じです。

ただしこれは、初期の医療崩壊した武漢の数字が大半であり、中国でも湖北省以外の地域の致死率は1%未満のようです。
ジョンズ・ホプキンズ大学のホームページの数字を見ると、中国の湖北省以外では、感染者12914人 死亡108人で0.83%です。概算で考えるなら感染者の100人に1人です。
ちなみに、湖北省以外の中国の人口は約13億4千万人なので、感染率はおよそ10万人に1人ということになります。

まとめると、
湖北省以外の中国は、人口あたりの感染率は10万人に1人 致死率は1000万人に1人 

では、日本はどうでしょうか。
日本のデータはWHOにワイロ渡して、ダイヤモンドプリンセス号の分を別枠にしているので、分かりにくくなっています。
ジョンズ・ホプキンス大学のホームページでは DP号の数値は OTHERS という項目になっています。
これを足しあわせると 感染者939人 死亡11人で1.17%です。
日本の人口は1億2680万人くらいなので、人口あたりの感染率は13万人に1人 致死率は1150万人に1人です。

これもまとめると、
日本は、人口あたりの感染率は13万人に1人 致死率は1150万人に1人

あれれ! 中国のほとんど変わりませんよ!!

しかも、中国は徐々にですが新規の感染者は減ってきていますが、日本は逆に、これからがピークです。

さらにさらに、中国はスイス・ロシュ社から検査キットの無償提供を受けて、かなりの検査をしている模様ですが、日本ではご存じの通り、疑わしい症状があっても頑なに検査をしてくれません。
ロシュ社は日本にも検査キット販売しているのに。

新型肺炎 ロシュや栄研化学、迅速検査体制確立へ
2020年2月18日 化学工業日報


つまり、疑わしい症状の人の検査をすれば、おそらく、
すでに日本は 感染率 致死率 ともに中国よりも高い
と思われます。



なんでこんなことになってしまったのでしょうか。

専門ではないので正確なことはわかりませんが、少なくとも、感染者を野放しにしない という方針をとらなかったからでしょう。

インフルエンザは、潜伏期間は短いうえに、症状が出たらほとんどの人が簡易検査で識別され、インフルと診断されたら熱が下がっても2日間は自宅待機です。
そこまでやっても、毎年1千万人ほどの感染者が出てしまいます。

なのに、新型コロナは 潜伏期間が2週間もあり、その間や無症状でも人にうつる、症状が出てもほとんどの人が検査してもらえない、判別できないから無症状や軽症なら仕事や学校にいっちゃう。
なにせ8割の感染者は軽症なので、コロナだと診断されなければ、行きますよ。
2週間も仕事休んだら、正社員だって肩身が狭いし、非正規ならクビ、自営業ならいくつも仕事キャンセルで、へたすりゃ倒産です。

となれば、当然バカバカうつります。
検査したら、とんでもない数かも知れません。

なので、そんなにたくさん感染者「数」があると、経済は止まるし、オリンピックはできないし、こりゃもうできるだけ検査せず、「数」だけ押さえ込もう。重症化しちゃって死にそうな人だけ治療すればいいじゃん。というのが安倍官邸の方針です。

20200229-3.jpg
恐ろしいですね。
感染者を押さえるのではなくて、それを見付けることを押さえるというのですから。
目の前にゴジラがいても、目をつぶればいなくなる というわけです。

そのあげくに、コンサートもスポーツも、なんと学校まで「自主的に」中止しろと言うのです。

日本語おかしいでしょ。「自主的にやれ!」という命令。
ほぼ強制するけど、一切責任はとらないよ。自主的なんだから。
もう、これぞ安倍晋三! って感じがしますよね。

準備もなければ、リスク管理もない。もちろん科学的根拠など皆無。
まして、いきなり卒業になっちゃう6年生や3年生の気持ちや、受験直前の不安など、一顧だにしていません。
学校が無くなることで看護師が働けなくなって病院がダウンする、という本末転倒な事態もそこここで起きているようです。
働けなくなるのは看護師ばかりじゃありませんから、家計の影響も、経済の影響も甚大です。

そんなこと、安倍晋三や麻生太郎にとっては「つまらないこと」なんです。
彼らにとって関心があるのは、内閣支持率とオリンピックが中止にならないこと。
あとは、ど~~~でもいいわけです。

ほんとに怖いですね。
新型コロナで亡くなる人をせっせと増やしている上に、対応の無能さのために亡くなる人のほうがたくさん出てしまうかもしれません。
アホが権力を持つと、恐怖の大魔王です。
コロナウイルスも真っ青。

とにかく今は、できることはするけど、できないことはしない。
子どもだって、3週間も家の中でジッとしていたら、そのほうが身体も心も不健康です。
人混みは避けるにしても、少しは外に出なくては。
でもそうなると、小中学生が外を出歩いていたら警察が誰何する、なんて事態を本気で心配しています。

とにかく、「安倍晋三やら安倍内閣というのが、私たちの暮らしにとって何の関係があるのか」よくわからなかった人たちにも、どんなに無能で害悪かということが、身に染みてわかったと思います。

今私たちに必要なのは、とりあえず命と暮らしを最低限まもってくれる政治です。
救国内閣が必要です。

安倍晋三とその一派には早急に総辞職してもらい、自民党から野党まで横断した時限内閣を作るべきかと思います。
とりあえずは、政権交代は先延ばしにして、石破内閣に野党が期間限定で閣外協力する形でもいいでしょう。

コロナを終息させてから、与野党合意の下で解散総選挙を行い、あらためて政権をかけたガチンコの勝負をすればいいのです。

ということでみなさん 家に直行で帰っても、やること無いから飲み過ぎ、というパターンは免疫を下げるので気をつけましょうね。
(自戒を込めて)



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2020-02-22(Sat)

大阪5区!!

大阪5区に、れいわ新選組が大石あきこさんを擁立すると発表されました。

これを巡って、かなり炎上しています。なぜなら、 大阪5区は

・ 立憲の現職(比例復活)がいる
・ 共産党が2週間前に宮本たけしさんの擁立を発表している

からです。

まあ正直 頭痛いです。

私は大石さんも存じ上げていますし、わずかながらも情報提供もさせてもらったり、地元での街宣を手伝ったこともあります。
決して落下傘やぽっと出ではなく、淀川区(5区の中)で活動を続けていることも知っています。

一方で、宮本たけしさんは個人的には存じ上げませんが、昨年の大阪12区補選で、自らバッジを外し、共産党の看板も外し、野党統一候補を目指して立候補したことは記憶に新しいわけです。
当時は自由党として推薦をして、応援していました。森友でも先頭に立ってたたかい、消費税5%も問題なく掲げるだろうと思われます。

野党共闘で安倍政権を倒そう という共産党の本気度は、私もひしひしと感じています。志位さんの方向転換を勇気あることだとも思っています。
ただ、共産党が本当に野党共闘の一角を占めるためには、超えなければならない大問題があります。それは、部落解放運動です。

人の世に熱あれ 人間に光りあれ

私の座右の銘です。(反戦な家づくり 2007.11.6

部落解放運動の中に様々な問題があろうとも、水平社宣言を起草した西光万吉がファシストになってしまったことが事実としても、人間解放のためのたたかいが連綿とあったことは消すことはできません。
「貴族あるところ賤族あり」と喝破して、現人神であった天皇のまえでカニ歩きを決然と拒否した松本治一郎は、九州のやくざの親分でもありました。解放運動は、左翼やインテリの運動ではなかったし、決してお行儀のいい優等生ではありませんでした。
反戦な家づくり 2011.7.11

戦後の共産党は、部落解放運動に優等生を求め、部落解放同盟に対して徹底的に敵対してきました。
これは宮本たけしさんも例外ではありません。
あえてここでは、どちらが正論かという話はしませんが、私の目から見て、共産党のやりかたは、生身の人間に対してあまりに苛烈であったと思います。
ともかくも、共産党と部落解放同盟との間には、まさに憎しみ合いと言って過言ではない関係が、今日でも続いています。



先日の京都市長選挙にしても、野党共闘がきわめてギクシャクする理由の一つ(もちろん全部じゃないです)に、この共産党と解放同盟の激しい対立があることは、ある程度政治の世界を知っている人なら、だれでもわかっていることです。
一般的な反共やアカ狩りはまったく論外ですが、この問題だけは一方的にどちらが悪い、と決めつけて済むことじゃないのです。

大阪5区は、上田卓三、大賀正行といった人材を輩出した、戦後の解放運動の拠点のひとつと言えます。
そこに、あえて共産党が宮本たけしさんを擁立する意味は何なのか。私はふたつの可能性を考えました。

ひとつは、本気で野党共闘を目指すために、解放同盟との歴史的な和解、少なくとも休戦を意図している可能性。
もうひとつは、その真逆で、解放同盟を野党共闘から排除するため、という可能性。

今の段階では、判断はつきません。
一般的に言えば、可能性は後者のほうが格段に高いでしょう。5区の立憲の現職である長尾氏は解放同盟大阪府連の推薦を受けていますし、今現在も盛んに地元の駅立ちをしています。
そんな状態で、解放同盟が5区に共産党が出すことを容認する余地はないように思えます。

ただ、昨年の補選で宮本さんがあえて無所属になったことが、ずっと気になっています。もしかしてあの時も、なんらかの交渉があったのではないか と。
何かが引っかかる というだけなのですが。



候補者の擁立は、もちろん各政党の自由です。
野党共闘するにしても、最初は希望する人を立てて、それから交渉する、というのは正論ではあります。

しかし、候補者にとっても、有権者にとっても、そのやり方は決して好ましくはありません。
とくに、共産党のれいわ新選組のように、基本的に共闘すると思われている関係であり、かつ大阪における野党共闘のシンボルのように思われている宮本さんが相手では、大石さんにとってダメージが大きいと言わざるを得ません。

大石さん側にとっても、やむを得ない経緯はあったようです。

なので、今回は宮本さんにも必ずしも野党共闘の大義があるわけではないようです。

ただ、万に一つも、何らかの話がついていて宮本さんがあえて5区に出てくるのであれば、大石さんの出馬は厳しいと言わざるを得ません。むしろ、大石さんというか、れいわ新選組の立場に期待されるのは、薩長同盟の坂本龍馬ではないですが、仲介役なのではないでしょうか。

いずれにしても、私は当事者ではないですから、軽々にああしろとかこうしろとか、あれはダメこれはダメ、ということは言えません。

ただ、いくら原理原則は正しくとも、あまりに荒っぽい戦術をとってしまうと、れいわ新選組がどんどん孤立していくのではないか。残るのが、れいわ単独で政権交代ができると信じているような、いわゆる「信者」ばかりということになりはしないか、ということを危惧します。




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2020-02-15(Sat)

鯛は頭から腐る について

辻元清美さんの発言に対する、安倍晋三のヤジが、大変な騒動になっています。

安倍首相「意味のない質問だよ」発言に至った経緯は... 辻元清美氏の質問詳報
jcast_news 2020.2.13


そりゃそうです。国会での公式の発言に対して「意味の無い質問だよ」「罵詈雑言の連続」と決めつけたのですから。
まったく、首相としても国会議員としても、そして「人間としてどうなのか」と思いますよね。

国会に出席している安倍晋三は、国権の最高機関に行政府の長が呼び出されているのであって、国会の中のエラい人ではありません。
まして、本人が言っていたような「国会の長」では、断じてありません。小学校6年生の社会で習う話です。

安倍ポチの棚橋委員長も、アチャー!と思ったんでしょうね。さすがに「問題なし」とは言えないもんだから、真横にいたのに「聞こえなかった」なんて誤魔化していました。
何でもかんでも「問題ない」「あたらない」の菅官房長官も、庇うことができずに「コメントは差し控えたい」と逃げました。
でもって、17日の集中審議の冒頭で、安倍が謝罪するということらしいですが、ホントですかねえ。

立民 安住国対委員長「総理のおわび 確約もらった」
NHKニュース 2020.2.13


たぶん安倍は、「私の発言をきっかけとしてですね、予算委員会の審議が、いわゆるその、混乱してしまったことは、え、まあ、イカンということであります。しかしながらですね、野党のみなさんも、もっと意味のある質問をしていただきたいと思うのであります。」みたいなことを言い放つのではないでしょうか。

私は、安住さんがマンマとダマされてるんじゃないかと心配です。
あるいは、立憲はほんとは審議拒否したくないから、だまされたフリしてるのか・・・

こんなもの、コロナ対策を除いて、両院のすべての委員会で審議拒否するのが当然です。
口約束で納得しちゃうんじゃなくて、安倍の謝罪を聞いてから、審議再開するかどうか判断すべきなんです。



辻元さんの発言は、たしかに的を射ています。
安倍が腐ることで、政府も官僚も腐っていく。

新型コロナの対策がメチャクチャで、水際対策は完全スルー、もはや国内蔓延を否定できないことになってしまったのも、トップ(頭)が断固たる決断を下さなかったからです。
現場の官僚は何を気にしたか。オリンピックです。

安倍さんがマリオの格好までして、さんざんワイロをばらまいて獲得した東京オリンピックに、厚労省がドロを塗ったらエラいことだ。
だから、できるだけ患者数を増やすな。
最小限に見せるために、検査はするな。武漢に行っていない人は対象外だ。

ところが、他国はこうです

香港クルーズ船は全員下船 3600人、検疫終了
2020.2.10 日本経済新聞


新型コロナウイルス感染についての検疫が9日終了し、日本人数人を含む乗客乗員約3600人全員が下船した。
報道によると、衛生当局は乗員約1800人全員が感染していないことを確認した。同船は、1月のツアーの中国人乗客8人が下船後、感染を確認されていた。
乗客は2月2日からのツアーに参加しており、感染者と同じツアーに参加した人はいなかった。

(引用以上)

足かけ5日で、3600人の検疫と、1800人のウイルス検査が終わっているのです。
日本が、意図的に検査をせずに、インペイしようとしたことは明らかです。

そして、この時期にインペイする必然性は、オリンピックへの影響を忖度した以外に考えられません。
厚労省にしても、検疫官にしても、わざわざ水際をスルーさせることはしたくなかったはずです。
しかし、「できるだけ少なく見せる」という上からの圧力に逆らえなかったのだろうと思います。

結果としては、新型コロナの感染力が、安倍官邸の思惑をはるかに上回っていたということです。
本当にえらことになってしまいました。

頭が腐ることで、和泉首相補佐官と大坪審議官が公費で不倫旅行をするくらいなら、まだ可愛いものです。
新型ウイルス対策を、抜け穴だらけにしてしまうことは、1億2千万の命を危険にさらすことです。
いや、世界に対する脅威でもあります。

“日本はすでに感染拡大”WHO専門家
2020.2.14 日テレNEWS24


WHOの専門家は、他の国と違って、日本では感染者がでた場合、誰から感染したか感染経路が確認できない状態になっているとして、すでに感染が拡大しているという見方

ウイルスの撲滅は日本にかかっている

(引用以上)

中国以外で、「感染拡大」になってしまったのは、日本だけです。
他の国が必死の努力をしているときに、ボーッと役人仕事をやらかして、感染者を素通りさせてしまったのです。

政府の少々の無能は我慢します。
けど、今回のコロナ対策は、頭も胴体も腐った安倍晋三とその仲間たちには、無理です。
絶対に!



人の振り見て我が振り直せ と昔から言います。

その意味では、辻元さんの所属されている立憲民主党さんも、「腐った鯛の頭」がないかどうか、すこしばかり見渡したほうが良いとは思います。

胴体が腐る前に、頭はすげ替えたほうが良いですよ。
安倍政権と違って、まだまだ胴体には健全な部分がたくさん残っていますから。

腐った頭を切り落とすために包丁を持つべきなのが野党です。
野党の役割は、腐った頭を、「腐ってる!」と叫ぶだけではなくて、その手に包丁を持って切り落とさなければなりません。

しかし、辻元さんも枝野さんも福山さんも、かけ声はいいのですが、イザとなると包丁を手放してしまう。
腐った頭を切り落とすための包丁をせっかく握っても、ここぞというときに「手を離せ」という指令を発してしまう頭も、やはり腐っているとは言えないでしょうか?


そうそう 我が振り直せ でしたね。

安倍や立憲のことばかりじゃないです。
市民運動にしても、自分自身のことにしても、やっぱり腐ってしまってはあきませんね。

人間誰でも保身はあります。
せっかくここまで来たのだから、ダメにしたくない。そう思うのは人情です。
でも、やっぱ腐ったものは腐ってると言わないと、どんどん安倍政権と同じになってしまいます。

なにも清廉潔白の理想主義がいいと言っているんじゃないです。
でも、間違ったときは「そらアカンで」 「そやな ゴメン」 という関係が崩れてしまい、「まあ仕方ないか」「見なかったことにしておこ」ということになっていくと、もう頭の菌が胴体に回り始めている証拠で、もはや手遅れかもしれません。

仕事でもそうです。
すんばらしい、やりがい満載の仕事ばかりじゃありません。それはいいんです。
でも、こんな仕事していていいのかなあ と疑問しかないようなことを続けて 「でも仕方ないよな」と言っていると、やはり自分の全身に毒が回っていくような気がするのです。
かつて、この悪循環の果てにウツになり、苦しんだ時期がありました。

鯛は頭から腐る

よくよく肝に銘じようっと




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2020-02-10(Mon)

【政局あれこれ】枝野包囲網ができつつあるのかな?

 なんだか風向きがちょっと変わってきましたね。

 一昨日、土曜日の夜に共産党さんの勉強会に潜入(!)してきました。たつみコータローさんがリツイートしていたので、誰でも参加していいんだろうな、地元だし、と思ってチャリンコで出かけてきました。

「これが日本共産党の「成長戦略」だ!」
講師: たつみコータロー 前参院議員
日時:2月8日(土)18:30
主催:日本共産党淀川東淀川地区委員会・青年支部

思ったより規模は小さかったですが、こういう地元密着の小さな勉強会ができるところが共産党の強味です。
私としては、「何が日本共産党の「成長戦略」なんだろう」という興味津々で聞きに行ったわけですが、内容的にはそれほど新味があったわけではないです。
ものすごくザックリまとめると、最低賃金1500円、子育て・教育、年金、などに税金をまわして「安心してお金を使える」環境を作る。その原資は大企業や富裕層からの応分の負担で賄う。 ということです。
大原則としてはその通りだと思いますが、「成長戦略」と銘打つには弱い感じがします。

ただ、共産党の地区レベルで、こんなテーマの勉強会を始めたということが、実は画期的なのです。
たぶん、参加された方々は、行政の問題点を勉強することはたくさんしてこられたでしょうが、日本の経済をどうする、という「政権側に立った」立場で考えることは無かったのではないでしょうか。

時間の2/3は質疑応答にあてられましたが、このテーマで議論が充実して行くにはまだまだ時間がかかるのだろうなという印象は持ちました。事実、討論時間の後半は、全く別の話題に移っていき、維新政治の問題点になってしまいました。(内容はよくわかりましたが)
でも、繰り返すようですが、共産党さんが「成長戦略」なんていうテーマで、しかも地区レベルで勉強会を始めた、と言うことが画期的なんです。パチパチパチ
ぜひとも、これからも深めていっていただきたいと思います。

蛇足ながら、私はちゃんと「元自由党界隈のものです」と辰巳さんにも参加者のみなさんに名乗っておきましたので、スパイじゃないですからね。



この学習会の最後に、地区委員長から、この件についての発表がありました。

衆院大阪5区に元職宮本氏擁立 共産大阪府委
2020年2月8日 大阪日日新聞


共産党大阪府委員会は7日、次期衆院選の府内小選挙区の公認候補として、5区に元職、宮本岳志氏(60)を擁立すると発表した。
(引用以上)

ほお、大阪5区ですか。それで東淀川で学習会だったのですね。
自民が出さずに公明が議席をとっているいわゆる公明区です。
現職ではないですが立憲も予定候補を立てています。(結構たくさんポスターを見かけます)
あえてここで、いわば落下傘の宮本さんを出すと言うことの意味は何だろうなあと、考えてしまいました。

地区委員長の話では、強引に立てるということではなく、野党統一候補となるべく、これから野党各党と話し合いをしていく、ということでした。
立憲が何というのか。これまで共産党にはさんざん煮え湯を飲まされてきた解放同盟が何というのか。
これからの経緯を注目したいと思います。

少なくとも現象としてわかることは、立憲が地盤をもって予定候補を立てているところに、共産党がかなりの大物をぶつけてきたということです。



こんなニュースも数日前に流れました。

れいわとの連携に意欲 国民・玉木氏
2020.02.05 時事


 国民民主党の玉木雄一郎代表は5日の記者会見で、れいわ新選組(山本太郎代表)が活動方針で、次期衆院選での野党共闘の条件として消費税率5%への減税を掲げたことに関し、「私は消費減税は排除せずに議論すべきだと言ってきた。山本氏と腹を割って話してみたい」と述べ、連携に意欲を示した。
(引用以上)

以前から玉木さんは、太郎さんが提案する「消費税5%」について 「減税はありうると思う」と言っていましたから、驚くにはあたりませんが、立憲にけんもほろろの屈辱的な扱いをされた後ですから、なかなか重みのある発言です。




そして、ちょっと前なら考えられなかった、こんな名コンビが、、

志位氏、小沢氏の政治塾に登場 「一緒に政権奪おう」
2020年2月10日 朝日


20200210.jpg 志位氏は昨夏に打ち出した「野党連合政権」構想について、「政権をともにする政治的合意が大事だ。そろそろ我々と一緒に政権を奪っていく決断をしようではないか」と訴えた。

 小沢氏は志位氏の講演後、記者団に「共産党になんやかんや言う人もいるが、そんなことを言いながら、共産の票だけが欲しいというのはとんでもない」と述べ、志位氏と歩調を合わせた。小沢氏は10日は自ら講演し、「(新年度予算成立後の)4月以降はいつ衆院解散があってもおかしくない」と、早期の野党結集の必要性を強調した。

(引用以上)

この学習会に参加された人のレポートを少し聞きましたが、志位さん、小沢さんとも、政権交代への本気度がビンビン伝わってきます。
そして、政権交代に巧妙にブレーキをかけているのが、一番威勢のよさそうなことを言っている立憲民主党、なかでも枝野代表だと言うことは、事情をわかっている人にはよくわかっていることです。

新聞の見出ししか見ない人は誤魔化すことができても、一連の流れをウォッチしていれば、国民民主との合流話だって、枝野さんのマッチポンプだったことが明らかです。(自分で火をつけておいて、自分で火を消す)

【点描・永田町】立憲・国民“合流破談”の虚しさ
2020年02月09日 時事


「桜を見る会」や「IR汚職」で苦境に立つ首相は、「枝野氏に助けられた」と周辺に漏らしたとされる。
(引用以上)

こういうゴマカシのうえにゴマカシを乗せた状態に、枝野さんたち一部の人たちを除いて、「もういやだ!」ということになりつつあるのではないでしょうか。

これまではれいわ新選組だけが「悪者」になって、「100人立てるぞ」と立憲を脅し上げていましたが、いよいよ共産党も共同戦線を張ってきたようです。
小沢さんもついに穏便に説得路線をあきらめて、強行突破を図ることにしたのかもしれません。



ここから先は、立憲の現職や予定候補のみなさんが問われています。
れいわ新選組や共産党に候補をぶつけられて「なにすんの!」と反発するのではなく、「政権交代を阻む枝野体制を倒すから、自分を統一候補にしてほしい」と言い切ることです。

立憲だけが消費税5%に完全に後ろ向きなのは、政策や経済の問題ではありません。
消費増税を決めた当事者が執行部を占めているからです。
消費減税にするためには、自分たちが決めた増税について「ごめんなさい」と国民に謝罪しなければならない。それがイヤだから減税を頑なに拒否するのです。

つまり、旧民主党の執行部だった連中を、立憲民主党の執行部から一掃し、若手の優秀な面々を起用して生まれ変われば、柔軟で本気のリベラル政党になることができます。
当然、野党の協力、政権交代が、一気に指呼の間に見えてきます。

立憲民主党のみなさんに問われているのは、良い政策を言うことでもなく、立憲主義を云々と言うことでもなく、山のように積み上がった虚しい言葉ではなく、執行部ならぬ桎梏部となっている人たちを、追放することです。

それができなければ、イイコトを言えば言うほど、できもしないことを言うウソつきになってしまいます。

そのことを、ぜひとも心にとめてください。




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2020-02-06(Thu)

理念・目標・戦略・戦術 ~れいわ新選組を考える~

20200206-1.jpg政治を語る人よりも、ビジネスマンのほうが、「理念・目標・戦略・戦術」については理解しているんじゃないでしょうか。(右図は経営を学ぶというサイトからお借りしました)
政治界隈の方々は、ほとんどこの4つがごちゃごちゃになっているような気がします。
とくに、れいわ新選組のような「理念」がとても大きな比重を占める勢力の場合、理念が他の3つを圧倒してし吹き飛ばしている感じです。

政治だと分かりにくいので、カバディで考えてみましょう。
実は私もよく知らないのですが、「カバディカバディカバディ」と言いながら競技するあれです。
日本カバディ協会のHPには、「鬼ごっことドッジボールが融合したようなスポーツ」としたうえで、このように書いてあります

カバディは、インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジア諸国で数千年の歴史を持つ、伝統ある国技として親しまれてきたスポーツです。
紀元前、獣に対し武器を持たずに多彩なテクニックを用いて数人で囲み、声を掛けながら捕らえるという武器を持たずに戦う技術、獣の襲撃から身を守る方法が、やがてスポーツとして成熟し、カバディが生まれました。
「カバディ」という言葉自体に意味は無く、無心に発声することで平常心へと導き、体と心を一体にするマントラなのです。

(引用以上)

すごいです。マラソンなみの歴史です。
でも日本ではまだまだマイナーで、全国大会でも男子18チーム、女子4チームしか参加していません。
これまた協会のHPには「競技開始から数年で日本代表としてアジア大会出場のチャンスがあります」なんて書いてあります。
ご興味と体力のあるかたは ぜひ挑戦してみて下さい。



さて、ここから先は、まったくの創作です。
政治が元ネタなのでちょっと汚いこと書きますが、現実のカバディとは何の関係もありません。

アベジャーズというチームがあります。
キャプテンのシンゾーは、審判を買収し、カネに任せて選手を集め、大会の度に連戦連勝です。
選手にもごっつい年俸が支払われます。

タローズというチームもあります。
1人のスター選手以外は、レギュラーも決まっていないようなチームです。
なかなか試合には勝てないし、もちろん給料なんて出ません。
でも、キャプテンのタローには夢があります。

タローの夢は、タローズの優勝なんていうケチなものではありません。
タローズというチームを作る前から、ずっと考えていたのです。
「カバディをしていれば食っていける、そして、誰もがカバディをしていてよかった」と思えるカバディの競技環境を作りたいと。

 >>こんな世の中にしたい という思いが「理念」です。もっとも深いところの、動かしがたい原動力です。

そのためにはどうしたらいいか、タローは考えました。
まずは、アベジャーズを常勝軍団の地位から引きずり下ろすことだ。
そう決心したタローは、たった1人で大会にチャレンジしました。

 >>「政権交代」などの、理念に直結する大きなステップが「目標」です。上の図ではビジョンと言われてますね。これをコロコロと変更するようでは信用されません。

しかし、なにせ団体競技です。チーム無しでは試合に出ることすら ままなりません。
そこでタローは、イチローズというチームに、ダブルエースとして参加することにしました。

カバディ界の人たちはびっくりしました。
なにせイチローは昔はアベジャーズの有力選手だったからです。
でも、アベジャーズの腐敗を嘆いてチームを飛び出したイチローと、カバディ界を変えようとするタローは意気投合し、ニューイチローズとして活動を始めました。

1人の限界を知ったタローは、しばらくはベテランの下でカバディを学びながら、2位以下のチームで協力しながら機会をうかがおうと考えたのでした。

 >>目標までの長い道のりを、どのように進むのか が「戦略」です。これも頻繁に変更するものではありません。そこまで積み上げた成果が無駄になってしまうし、物事を判断する指針を失ってしまいます。

イチローズの一員としてチャンスをうかがうタローは、試合の度に様々な作戦を考えて全力で闘いましたが、はかばかしくありません。
イチローズも、力のある選手はいるのですが、レギュラーそろえるのがやっとの弱小チームだったからです。
アベジャーズの不正も一向に減らないどころか、どんどんエスカレートしていく始末です。

 >>選挙での闘い方とか、国会でどのような論戦をするのか など、具体的な闘い方は「戦術」です。戦略に矛盾しない限り、戦術は柔軟に発想して、うまくいかないときは大胆に変更していくべきです。

アベジャーズの酷さもさることながら、よく見ていると、2位につけているエダノンズの動きがおかしいのです。
不正行為には威勢よく文句は言うのですが、いざ試合になると「勝つ気あるの?」と思ってしまうようなやる気の無さ。
どうも2位でほどほどにやっているのが心地良いんじゃないか と疑ってしまいます。

このままイチローズで頑張っていても、2位のエダノンズがこの様では、永久にアベジャーズの天下は終わらないんじゃないか。
そう思い至ったタローは、イチかバチかの賭に出ることにしました。
エダノンズを2位のぬるま湯から引きずり出すためには、「勝つ気無いんだったら、とって代わるぞ」と脅かすしかない。
イチローは、さすがにそこまでやる気は無くて、なんとかエダノンにやる気を出してもらおうと説得していますが、タローはもうそんなまだるっこしいことでは無理だと思いました。

そして、イチローズは3位のミンミンズに合流することになり、タローは単身タローズを設立し、夏の大会に挑んだのです。
カバディカバディカバディ・・・



以上で、創作話は終わります。

問題は、昨年夏のタローズこと、れいわ新選組の立ち上げが、野党共闘という戦略の大転換とみるべきなのか、野党共闘という戦略の下での新たな戦術として見るべきなのか、です。 議論の分かれるところです。

れいわ新選組を熱烈に応援している方の多くが、戦略転換=れいわ新選組(と共産党)による、自力での政権交代をめざす、と理解しているように見えます。
しかし、私は、あくまでも野党共闘による政権交代という戦略は変わっておらず、それに前向きにならないエダノンズこと立憲民主党を引きずり出すための戦術だと理解しています。太郎さんが政治の世界に踏み込んだ頃から応援してきた人の多くは、そう考えているように、私の周りでは感じます。

「全国の選挙区で野党共闘を実現して、小選挙区を勝ち抜き、自民党と公明党を政権から引きずり下ろす」 というのが、安倍イヤだと言っている人の多くが考えている目標と戦略と言っていいでしょう。
でも、まったく別の考え方もありうるのです。

たとえば、「ロシア革命のように武装蜂起で永田町と霞ヶ関を占拠するのだ」、という考え方もあるし、「いっそのことアメリカの正式な州になったほうが、属国でいるよりずっとマシ」という考え方だってありえます。
正しいかどうかは別として、理念を実現するための道筋は、人によって、思想によって、幾通りも考えられるのです。

その中で、今のところスタンダードに受け入れられているのが、「選挙による」「政権交代」と言うことだと思います。
そして、野党乱立の現状から、「野党共闘」または「野党統合」による「選挙での政権交代」という考え方が一般的になっています。
私も、1回か2回の選挙で実現するという前提ならば、それしかないだろうとは思っています。

太郎さんがれいわ新選組を立ち上げたのも、当初はこの「野党共闘で選挙による政権交代」という戦略に沿っていたと、私は理解しています。
しかし、参院選で目標の300万票に届かず太郎さんが落選してしまったこと、エダノンズが(れいわ新選組と共産党への敵意はむき出しにするけれども)野党共闘には一向にやる気を示さないこと、熱烈な支持者が妥協を許さないこと、などから、「野党共闘」の戦略は無理なのか、考えざるを得なくなってきたのでしょう。

京都市長選挙でのれいわ新選組の動き方を見ても、どうやられいわ新選組の戦略は、本気で独自路線に変わってしまったのかと感じます。
小沢さんが言うように、消費税5%という文言にこだわらずに、景気条項をいれることで実質的に5%を実現するという方法もあるのですが、今のれいわ新選組が、そのような柔軟な対応が取れるのかどうか、私にはわかりません。

しかし、京都市長選挙はまさに、そんなれいわ新選組の独自路線を、もう一度見直すきっかけになったはずです。
福山和人さんが一番得票した京都2区で、仮にれいわ新選組の候補者を立てたとしても・・・・

20200206.jpg

2017年の前原の得票率と、2019年の民主系の得票率を見て下さい。
前原は、民主系のなんと倍以上の得票を、選挙の度に確保しているのです。
彼は、何党になろうが無所属になろうが、絶対に勝てる圧倒的な強さです。

前原のおこぼれを自民党が拾って、4万票前後を固めています。
れいわ新選組がもし立てても、どこに勝機を見いだしていいのか、まったくわかりません。

しかも、共産党が全面的に応援してくれる保証はありません。
長い信頼関係を築いていればともかくも、ポット出で全力応援してくれるほど共産党も甘い組織じゃないです。

私が感じたのは、昨年の大阪12区の補選でした。
共産党の宮本たけしさんが、無所属で出るという英断をしたときです。
前回の共産党は2万3千近くとっていたのに、なんとあの宮本たけしさんが1万4千しか取れなかったのです。
まあなんと冷たいものやなあ と思いました。

とにかく、唯一信じられる理念をもって決起したれいわ新選組ですから、道を見誤って谷底に転落してもらっては困るのです。
選挙はカネがかかりますから、一度大コケすると、かつての自由党(選挙のときは未来の党)のように、そう簡単に浮上できなくなってしまいます。
もう一度原点に戻って、戦略を見直すべきではないか 私はそう思います。



さいごに、カバディのスーパープレイをどうぞ
いや、面白いですね、カバディ。
鬼ごっこどころか、ボールを持ってないラグビーみたいです






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2020-02-04(Tue)

れいわ新選組が出過ぎたから負けたのか? #京都市長選挙

ちょっとビックリするツイートを見かけました

私は電話かけしかしていないので、街宣は見ていません。
もし、これが常態化していたのなら、かなり問題だと言わざるを得ません。

知らない人がいると誤解があるから書いておきますが、このツイートをしている「ちだい」さんは、山本太郎さんの知人であり、ずっと応援していた人で、今でも心配して書いてわけで、立憲信者やネトウヨがれいわをディスっているのとは別物です。

私も、誰にも忖度しないと決めたのではっきり言わせてもらいますが、ピンクの人たちの目的は何だったのでしょうか。
やっている人はそのつもりではなくても、「福山さんに便乗してれいわ新選組の宣伝してるのか?」と言われても反論できません。

電話かけも、若干微妙なところはありました。
まず名乗るのが、福山和人じゃなくて、れいわ新選組山本太郎のボランティア だったのです。
たしかに、太郎さんの知名度を考えると、まずツカミで名乗るのもアリかなとは思ったので、まあ許容範囲だとは思います。
実際、名乗ると「ああ」と言って話を聞いてくれる反応が多いように感じましたし。
ただ、上のような写真を見てしまうと、あの電話作戦もちょっと考えてしまいます。

これまた誤解なきように原則を確認しますが、私は共闘を無償奉仕にすべきとは思いません。
れいわ新選組が共産党を支援することで、れいわ新選組にとっても有利なことを確保しようとするのは、ある意味で当然です。
ただし、それが候補者の邪魔をしない限りで ということです。



では、今回の京都市長選挙で、ちだいさんが言うように「れいわが前に出たから負けた」のでしょうか。
正直に言って、私はわかりません。
少なくとも数字で見る限りでは、どちらでもない と思います。
よく言えば、とくに障害になっていなかったということですし、悪く見れば、それほど大きな影響力を発揮できなかったということです。

20200203.jpg

ここ数回の推移、とくに2018年の府知事選との比較を見れば、明らかです。
一部のれいわ新選組関係の人が言っているような「れいわ票の上乗せ」も「無党派層の票を増やす」も、目立った現象としてはおきていません。 

2012年から支持率1%に満たない自由党(党名はいろいろでしたが)の応援をしてきた経験から推測するに、支持率1~2%のれいわ新選組の影響力というのは、まだまだそのくらいのものだ ということです。
なにも悲観的に言っているのではなく、その現実を見据えて 「ではどうするか」 を考えるのが政治だと思うのです。
政(まつりごと)にお祭りは欠かせないかもしれませんが、お祭りだけで政はできません。

いろんな党の支持率を見ていると、たぶん5%あたりが一つ目の分水嶺なんじゃないかと思います。
そこまで行くと、得票率で10%が見えてきます。
今の公明と立憲の中間くらいの規模ですね。

議員数や政党助成金もそれなりの数字になり、メディアも無視はできなくなるので、次のステップを考えることができるようになります。
やる気のない他の野党に対しても、強く働きかけることができます。

私は、そのステップに行くまでは、れいわ新選組はとにかく知名度を上げることに専念すべきだと思ってきました。去年の参院選の直後から。
ポスター活動の意義はよく理解しているつもりですが、とりあえずスタートダッシュの段階は、全国で100台くらい街宣車を走らせて党の知名度アップにつとめ、太郎さん個人の知名度とのギャップを埋めていけば、瞬間的であれ支持率5%付近までは夢ではない。
その熱が満ちたタイミングでポスター依頼に回り、カンパ募集をすれば、次のステップに上がっていける と考えたのです。

しかし、自由党の看板をれいわ新選組のシートに張り替えて選挙中は近畿一円を走りまわった街宣車は、そのままの運行はまかり成らんということになり、冬眠させざるを得なくなりました。
そうこうしている内に、選挙の熱は冷め、支持率は1%台で停滞するようになってしまいました。
去年のように怒濤のカンパ集めを再現することは、かなりの努力が必要でしょう。

だんだん まとまりがなくなってきました。

要するに、れいわ新選組を応援するからこそ書くのですが、現実をちゃんと見据えるべきです。
支持率1%台の政党として、何をすべきなのか。
それは有権者に対しても、やる気のない他の野党に対しても、です。

立憲は、支持率は1%でも組織と資金は潤沢にある国民民主に対してすら、1mmも妥協せずに傲慢な殿様商売をおしつけて、合併話を(たぶん意図的に)流してしまいました。
まして、れいわにおいてをや。
いくら「独自候補を立てるぞ」と脅しても、現状では立憲に対してほとんど効果はないようです。
残念!

そんなわけで、今回の京都市長選挙、れいわのせいで負けた、と言ってしまうのは誇大広告だと思いますが、でもこれまで考えてきた戦略を少々見直す必要はあると思います。
現実を見ない「前向き」は実は後ろ向きであり、ネガに見えても今の現実に立脚することが前向きなのだと、私は信じています。




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2020-02-03(Mon)

【政局あれこれ】京都市長選挙の客観的な数字をまとめておきます

昨日投開票だった京都市長選挙、残念な結果に終わりました。

自民、公明、立民、国民、社民 という大政翼賛会の門川現職にたいし、共産とれいわ新選組が推薦の福山和人さんが挑みましたが、結果は以下の通りです。

門川氏が初当選する前の回である 2004年からの結果をまとめましたので、冷静に推移を分析してみて下さい。

20200203.jpg


共産党支持の固定票が13万くらいで、最大19万という推移なので、今回の16万という数字はちょど中央ということになります。

また、2年前の府知事選での福山さんの票と比べると、約8千票減らしています。
投票率は8%上がっている(前回比では26%UP)にもかかわらず減らしているので、残念ながら新たな浮動票はほとんど取り込めなかったということになります。

自公民の大政翼賛勢力は、2018から1万5千増やしているので、これまた残念なことに、立民、国民、社民の「リベラル」勢力の引きはがしも、成果がでているとは言えません。
(出口調査では立憲の45%は造反して福山さんに投票したみたいですが、2018との比較では増えていないようです。)

なぜなのか、については私は詳しくは論じることはできません。
一度手伝いには行きましたが、ただのボランティアですから、現地の事情はわかりません。

一つだけ実感として言えるのは、電話かけの感触は、10軒に1~2軒が応援してくれてる感じだったのですが、これは投票率40%x得票率35%=14%にほぼ合致するということです。

以下は想像ですが、共産-れいわ連合にたいして、大政翼賛会側の指導部も支持者も、かなり危機意識は持ったのかもしれないですね。
あの下劣な新聞広告など、門川氏の当選のためにはまったく不要であるのに、あえて出したのは、支持者の締め付けだったのではないかと私は思っています。
そして、立憲民主、国民民主、社民の「リベラル」のみなさんは、大政翼賛会に与する罪意識と、共産党に与する反発心との板挟みになり、結果として後者を選択したということなのでしょう。

いずれにしても今回の結果は、共産-れいわ連合で、「口ばかりで政権交代する気のない野党」に渇を入れる、という目的もあまり果たせたとは言えないようです。

パラリンピック後にもあるかと言われている解散総選挙にむけて、今一度戦略を練り直す必要があるでしょう。

とりあえず、今日はここまで。



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