2020-02-04(Tue)

れいわ新選組が出過ぎたから負けたのか? #京都市長選挙

ちょっとビックリするツイートを見かけました

私は電話かけしかしていないので、街宣は見ていません。
もし、これが常態化していたのなら、かなり問題だと言わざるを得ません。

知らない人がいると誤解があるから書いておきますが、このツイートをしている「ちだい」さんは、山本太郎さんの知人であり、ずっと応援していた人で、今でも心配して書いてわけで、立憲信者やネトウヨがれいわをディスっているのとは別物です。

私も、誰にも忖度しないと決めたのではっきり言わせてもらいますが、ピンクの人たちの目的は何だったのでしょうか。
やっている人はそのつもりではなくても、「福山さんに便乗してれいわ新選組の宣伝してるのか?」と言われても反論できません。

電話かけも、若干微妙なところはありました。
まず名乗るのが、福山和人じゃなくて、れいわ新選組山本太郎のボランティア だったのです。
たしかに、太郎さんの知名度を考えると、まずツカミで名乗るのもアリかなとは思ったので、まあ許容範囲だとは思います。
実際、名乗ると「ああ」と言って話を聞いてくれる反応が多いように感じましたし。
ただ、上のような写真を見てしまうと、あの電話作戦もちょっと考えてしまいます。

これまた誤解なきように原則を確認しますが、私は共闘を無償奉仕にすべきとは思いません。
れいわ新選組が共産党を支援することで、れいわ新選組にとっても有利なことを確保しようとするのは、ある意味で当然です。
ただし、それが候補者の邪魔をしない限りで ということです。



では、今回の京都市長選挙で、ちだいさんが言うように「れいわが前に出たから負けた」のでしょうか。
正直に言って、私はわかりません。
少なくとも数字で見る限りでは、どちらでもない と思います。
よく言えば、とくに障害になっていなかったということですし、悪く見れば、それほど大きな影響力を発揮できなかったということです。

20200203.jpg

ここ数回の推移、とくに2018年の府知事選との比較を見れば、明らかです。
一部のれいわ新選組関係の人が言っているような「れいわ票の上乗せ」も「無党派層の票を増やす」も、目立った現象としてはおきていません。 

2012年から支持率1%に満たない自由党(党名はいろいろでしたが)の応援をしてきた経験から推測するに、支持率1~2%のれいわ新選組の影響力というのは、まだまだそのくらいのものだ ということです。
なにも悲観的に言っているのではなく、その現実を見据えて 「ではどうするか」 を考えるのが政治だと思うのです。
政(まつりごと)にお祭りは欠かせないかもしれませんが、お祭りだけで政はできません。

いろんな党の支持率を見ていると、たぶん5%あたりが一つ目の分水嶺なんじゃないかと思います。
そこまで行くと、得票率で10%が見えてきます。
今の公明と立憲の中間くらいの規模ですね。

議員数や政党助成金もそれなりの数字になり、メディアも無視はできなくなるので、次のステップを考えることができるようになります。
やる気のない他の野党に対しても、強く働きかけることができます。

私は、そのステップに行くまでは、れいわ新選組はとにかく知名度を上げることに専念すべきだと思ってきました。去年の参院選の直後から。
ポスター活動の意義はよく理解しているつもりですが、とりあえずスタートダッシュの段階は、全国で100台くらい街宣車を走らせて党の知名度アップにつとめ、太郎さん個人の知名度とのギャップを埋めていけば、瞬間的であれ支持率5%付近までは夢ではない。
その熱が満ちたタイミングでポスター依頼に回り、カンパ募集をすれば、次のステップに上がっていける と考えたのです。

しかし、自由党の看板をれいわ新選組のシートに張り替えて選挙中は近畿一円を走りまわった街宣車は、そのままの運行はまかり成らんということになり、冬眠させざるを得なくなりました。
そうこうしている内に、選挙の熱は冷め、支持率は1%台で停滞するようになってしまいました。
去年のように怒濤のカンパ集めを再現することは、かなりの努力が必要でしょう。

だんだん まとまりがなくなってきました。

要するに、れいわ新選組を応援するからこそ書くのですが、現実をちゃんと見据えるべきです。
支持率1%台の政党として、何をすべきなのか。
それは有権者に対しても、やる気のない他の野党に対しても、です。

立憲は、支持率は1%でも組織と資金は潤沢にある国民民主に対してすら、1mmも妥協せずに傲慢な殿様商売をおしつけて、合併話を(たぶん意図的に)流してしまいました。
まして、れいわにおいてをや。
いくら「独自候補を立てるぞ」と脅しても、現状では立憲に対してほとんど効果はないようです。
残念!

そんなわけで、今回の京都市長選挙、れいわのせいで負けた、と言ってしまうのは誇大広告だと思いますが、でもこれまで考えてきた戦略を少々見直す必要はあると思います。
現実を見ない「前向き」は実は後ろ向きであり、ネガに見えても今の現実に立脚することが前向きなのだと、私は信じています。




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