2011-07-31(Sun)

大峯山に登拝(往路編)

昨日 大峯山に登ってきた。
大峯山は、登山ではなく登拝という。
そのわけは、登ってみると分かる。

2年ぶり2回目。前回は大人数で、ベテランに先導してもらったが、今回は一人である。

時前に家を出発し、8時半ごろに洞川の龍泉寺に到着。
本来は、ここの瀧か池で身を清めるのだけれども、池で手を洗うだけで勘弁してもらう。

そこから、さらに数キロ進むと、清浄大橋の駐車場に。
1000円也の駐車料金を払って、イザ出発。
時刻は8時50分。

登山道の入り口には、女人禁制の門が。
この山は日本で唯一、女人禁制を貫いている。

最初は、杉林、石ころだらけの道、急勾配 と3拍子揃って歩きにくい。
杉林は景色が単調だし、石ころだらけで捻挫しそうだし、勾配がきつくて息が上がる。

15分くらいで汗ばんでくるし、30分もしないうちにゼーゼー言い出す。
大丈夫だろうかと心配になりながら、それでもややハイペースで登り続ける。

最初の休憩所である一本松茶屋まで45分かかってしまった。
ここを過ぎると、杉林から雑木林になる。
景色が変わって、少し歩きやすい。勾配も少しまし。

1時間歩いて、標高1300。
もうすぐ お助け水があるはずだが、なかなかたどり着かない。

このあたりになると、汗が噴き出している。
汗がドッと出ると、体は少し楽になって、全身の無駄な力が抜けてくるような気がする。

最初はザックのベルトが痛かった肩も、気にならなくなっている。
不思議なモノだ。

そろそそ座って休憩したいなあと想う頃、尾根筋にある洞辻茶屋に着く。
ここで、吉野から大峯を縦走して熊野に抜ける、大峯奥駆け道に合流する。


茶屋の中はこんな感じ。
だれでも、自由に休憩できる。

しばらくヘタってお茶とチョコレートを補給。
しかし、すぐに汗が冷えてきたので、そこそこにして出発。
まだ足は動く。日頃の運動不足にしては、結構元気やな と自画自賛。

そこからは、尾根道なので、勾配はずいぶんと緩い。
ただし、安心してはいけない。

下は良い天気だったのに、尾根はガスっている。
しばらくは、こんな景色を見ながら歩きに歩く。










でました、そろそろ行場にさしかかる。
行場とは、修行場のこと。

ここ大峯山は、修験道の聖地。
昔々、役行者が修行をして、蔵王権現が示現したと言われている。

その修行を、すこしでも偲ぼうということで、少々怖いルートが設けられている。
この写真は、登って上から見たところ。

こういうところを何カ所か乗り越えていくと、岩場の集大成というべき、鐘掛岩がある。
ところが、ここで雨がザーと降り出した。






前回来たときも、ピーカン晴れだったのに、鐘掛岩にさしかかったときだけ雲が広がり風がビュービュー吹いて実に怖かった。

今回は、雨ザーザーなので、さすがにここはご辞退申し上げる。
つるっと行くと、本当に死んでしまいそうな場所だから。

回避ルートを通ってまたしばらく進む。
雨とともに視界もいよいよ悪い。
道に迷う心配は無いけれども、遠くの景色は何も見えない。
こんな感じ











ペガサスがいなないているみたい。

落雷や立ち枯れで、このあたりは、低山の風景とは随分違うようだ。
標高は、1650mくらい。
山頂までもうすこしだ。

足下は、つるつるの岩場が多い。
雨はやみかけてきたが、足下はよく滑る。

こんなところで捻挫したら、エライことになるので、慎重に慎重に進んでいくと、なにやら記憶にある光景が見えてきた。

西の覗き。
そう、大峯山と言えばこれ。
「親孝行するか~?」 のあれである。





写真は、勝手に撮らせてもらった。失礼。
この段階では、まだ頭が見えている。
後の先達(指導する人)が、まだまだ と言ってロープを伸ばす。


もう、背中も見えない。
体感的には、すでに空中だ。

これは、新客と言って、最初に登ったときにやる修行。
私も、2年前に体験。
この写真の人は、二人がかりで、なおかつロープの後をもう一人もっているのだけれども、私の時は先達一人だけ。
ホントに、もうアカンと思った。



人様の恐怖を見ながら、ちょっと元気になってもうしばらく歩くと、朝にお参りしてきた龍泉寺の宿坊がある。

ここは、暖かいお茶を振る舞ってくれて、自由に休憩できるありがたい場所。
ここで時間は11時すぎ。
お弁当にはまだちょっと早いので、休憩だけさせてもらって、そのまま山頂に向かう。

距離的には、もう目の前なのだが、ここに立ちはだかる階段がきつい。
最後の胸突き八丁である。
みな、フーフー言いながら登っている。







ようやく、山頂が見えてきた。
山頂にしては、大きな建物の影が。



完全に霧の中。



証拠写真

ここには、何と大きな大峯山寺が鎮座ましましている。
だから、登拝というのである。

当然ながらヘリコプターがない時代に、この大きな柱や梁を担いでここまで上がったのだ。
いやまったく、驚愕する。
こちらは、小さなリュック一つでヘロヘロなのに。

とにもかくにも、蔵王権現と神変大菩薩(役行者のこと)にお参りして、往路編はおしまい。
復路編につづく。。。。


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