2012-03-30(Fri)

「南相馬市のお母さんのお話を聞く会」のレポート

さる3月27日に、「南相馬市のお母さんのお話を聞く会」が、私の地元の吹田で開催された。

残念ながら、私自身は先約がありどうしても参加できなかったのだが、郊外楽園研究会の仲間が参加して、様子をレポートしてくれたので、ここに転載させていただく
レポートを送ってくださったのは、ペンネーム牛蒡野かおりさんという団塊世代の男性である。

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 一昨日の吹田市立男女共同参加センターでの「南相馬市の母親の話を聞く会」に参加して、その様子を文才なきため、とりとめないけれど報告いたします。
 
 会場では40人位の方が、 その内1割が男性の参加で、Uさんという看護士の資格をお持ちの、福島原発から25キロに住まいするお母さんが話をして下さいました。
 
 「原発事故が起こった直後、南相馬市や飯館村など北西部に高い放射能汚染の情報を東京電力や政府が隠蔽した。 色んな事情で県外へ移れない家族が残って、被爆を受けている。プルニュウムも検出された。桜井市長は、外向けにはいいことを言っているようだが、3月25日に復興マラソン大会を催すなど地元では地域住民との対話に欠け、評判 は決して芳しくない。」
  「一年たった今も、ガソリンやコンビニは使えるようになった以外は、何も変っていない。水は地下水は使えず、ペットボトル、野菜米は圏外から調達。
  東電は補償を少なくするため、避難解除の範囲を早めている。
  子供は外に出たがるが、学校の除染はおこなわれたが、側溝や山林など汚染濃度が高く安全ではない。
 一ヶ月間の放射能 の積算量を測定するガラスバッチと呼んでいる器具 を首から提げて(実際に開場に待ってこられていて手に取った)、福島県立医大へ届け、結果の報告を受けている。3~4割の子供に甲状腺にしこり(結束)が現れている。しかし、継続して検査をして見ましょうという程度の対応である。」
 
 (補償の実態は詳しく聞けなかった。色んな単位での放射能数値の話もあってけれど、数値に弱く覚えられなかった。)
 
  「勇気付けられることとして、医師看護士が不足している中、70歳代の産婦人科の医師が診療を続けていること、大山という市会議員の活躍、住民の声を代弁してくれる地元メディアが存在するのです。
  大阪でのキャンプに参加して、子供たちが帰ってくると生き生きしている様子が解かる。いつも緊張を強いられている子供たちの保養になり、感謝している。」
 
概略以上のことを語られている合間に、涙を流している場合ではなく、体調も優れないが、看護士の資格を生かして、働くつもりでいらっしゃる意思を話された。
 
 質疑応答の中では、善良な典型的インテリ風の女性が、福島からどんどん世界に向けて実態を発信なされてはどうですか、この様な話のことは、なにも福島だけに限ったことではない、ドイツでおこなわれているような何十万人ものデモがどうして起こらないのでしょう、憤懣に耐えないといった話が出ました。
 
 最後に、春休みに吹田市で子供たちをキャンプに迎える方の説明がありました。
 
 「私たちは、キャンプに3~4泊の短い期間でしか子供たちを迎えることが出来ない。けれど、丹波のような所でも同じように迎入れをしています。明日は子供たちを迎えに行きます。 この活動があちこちで拡がり、組織だったも のになればれば、政府や行政機関が横目で みてくれるかもしれない。行き絶え絶えのおばあちゃんだけれど、何とかやっています。 子供 たちの遊ぶキャ ンプを見に来てください。」
 
  以上で報告をおえますが、最後のキャンプを主催される方の話を聞いていて、お母さんが話されている間も、会場の後ろの壁際にシートを敷いて、五月蝿いぐらいワイワイ ガヤガヤ騒いでいた子供たちの晴れやかな笑顔が想像出来ました。 またキャンプに来れない子供たちはどうしてるのか・・・、悶々とした思いがつづきます。

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日本には、もやはモラルのカケラも残っていないのか。

何の罪も責任も無い人たちが、まして子どもたちが、こんな目にあわされているのに、その犯人どもは刑務所に入るどころか、高禄を食んでのうのうと暮らしている。理不尽なこの場面を、多くの日本人は他人事のように眺めている。

ぼんやりと「ああかわいそう」とか「大変だね」で済ませてしまえば、日本はむき出しの弱肉強食の社会になる。道理も法律も人情もない、ただただ強いものが幅をきかせる世の中になる。
今は、たまたま厄災が降りかかっていない人でも、明日は我が身だ。
(というか、放射能という厄災が降りかかっているのに、気がついていない人が圧倒的に多いのだが)

福島の現状を、どのように感じるか、とらえるか。これは、今生きている人たちを決して見捨てないことであると同時に、日本の明日の姿を決する問題だ。
福島の声、沖縄の声、生の声を聞くことが、まず重要な第一歩。

当ブログも、ささやかながらそのお手伝いをしてきたい。


☆☆☆ お知らせ  第4回政経フォーラム@関西 ☆☆☆

『 沖縄 ・ 基地と隣り合わせの生活を考える 』

4月22日(日) 14時~16時 エル大阪 6階大会議室

講師  玉城デニー衆議院議員

参加費  1,000円

申込 メール  nipponissin.kansai@gmail.com
    FAX   0744-32-5327

主催:政治と生活を考える会




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v-252ありがとうございます。
南相馬出身です。大山議員ひとりだけかんばってるようですね。私も彼のブログ見て知りました。

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