2012-05-14(Mon)

日本の原発の近未来を想像する

日本の原発や、その関連がこの先どうなっていくのか

ハッキリした根拠はないが、まぶたの裏にさかんに浮かぶ光景があるので、記しておきたい
(以下は、私の「妄想」であるから、読みたくない人はここで画面を閉じていただきたい)

まず、原発そのものはどうなるのか
たぶん、大きく数をへらしつつ、稼働は続けるという方向が打ち出されるだろう。

操業から15年以内の原子炉は15基ある。(島根3号を入れると16基)
たとえば、そのくらいを再稼働させ、残りは廃炉にするような話で、「脱原発依存」を達成!というこじつけ。
中途半端な脱原発派は、よくやったねと自画自賛。

同時に、原発については国家管理にするということになるだろう。
東電に限らず、原発は税金で高額買い取り、廃炉にかかる費用もぜんぶ国民負担。
電力会社はリスクから解放され、利権だけ温存

15基の原発は、実は原発輸出のための「モデルハウス」
原発産業の主力は、仮に震災がなくても輸出がメインマーケット
福島の惨状をほったらかしにして、国&メーカーは今現在でもせっせと売り込みを続けている
原発輸出を可能にするヨルダン、ベトナム、韓国、ロシアとの原子力協定が、昨年12月に国会で締結された

原子力協定承認へ 事故の検証こそ先では(中国新聞)


ヨルダン、原発発注先候補に三菱重・仏アレバ連合とロシア社を選定(朝日新聞)


まったく正気の沙汰ではないが、メーカーにしてみれば、国内の原発が全停止では商売がやりにくくてしょうがないだろう
だからこその、強引な再稼働だ
やれ電気が足りないの、燃料代が高くつくだのと、ウソ八百をならべて、地元合意も必要ないとまで抜かして、何が何でも再稼働したがっているのは、ただひたすら「モデルハウス」を営業再開したいからに他ならない。

モデルハウスならば、別に50基全部を動かす必要はない。
54基にたかって蠢いていた原発村の利権集団は、輸出先にもれなく付録にしてつけてやるから心配ない。
それよりも、老朽原発の廃炉費用を、国(税金)が全部負担してくれた方がメリットはでかい

そして何より、さすがに限界にきている使用済み核燃料を、この機に解決してしまいたいだろう
「せっかく」ふくいちが爆発したのだから、あの辺にオンカロ(核の墓場)を建設しよう、という話が、もうすでに業界の合意になっていると、私は確信している

細野が他の何よりも熱心に勧めているのが、双葉郡への「中間」貯蔵施設の建設だ。
原発を推進してきた深い反省から、決然と反対する井戸川・双葉町長が決然と反対しているせいで何とか食い止めているものの、井戸川町長へのプレッシャーは想像を絶するものだと思われる





原発推進派のみならず、脱原発の陣営からも「どうせ汚染されている」とか、「これまで補償もらったんだから」と言って、「中間」貯蔵施設をつくれと迫られている
言うまでもないが、「中間」で30年というのは何の保証もなく、ほぼ間違いなくなし崩しで最終処分場になることは間違いない。
しかも、当初は事故による汚染物質の貯蔵だが、始まってしまえば、全国の原発のプールから、2万トン近い使用済み核燃料が押し寄せてくる
「どうせ汚染されてるのだから」と言って

全国ならまだしも、全世界という可能性も・・・

先延ばしは許されない(日経ビジネス)

もっと言うならば、ふくいちの事故とそれによる事故現場のオンカロ化は、原発を作り始めたころから想定されてきたのだ と私は考えている
それは ナンボ何でもウソだろう、と思われる方は以前の記事を見ていただきたい

原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか(2011.4.1)

賛否含めてかなり反響があったけれども、未だに論理的な反論にはお目にかかっていない

国にとっても、原発村にとっても、双葉郡を核の墓場にするという計画は非常にやりやすい。
なぜなら、地元は反対しようにも避難中でバラバラ。多くの首長はもともとイイナリ君を据えてきたので、それなりに悩んではいるのだろうが、井戸側町長のように正面から反対する人は少ない。
そして、全国の原発反対派からも反対されないどころか、むしろ賛成してもらえる。

下手をすると、原発を輸出する際に、「使用済み燃料は当方で引き取らせていただきます」なんていう密約をセットにしているかも知れない。
フィンランドのオルキルオトは、自国内の7基の原子炉の耐用年数分だけ埋められるように作るらしいが、中間と称してつくろとしている福島の処分場は、どのような規模を想定しているのか

最終核燃料保存施設オンカロのプロジェクト


もし万が一、福島に処分場なんていう話がまかり通ってしまったら、日本のモラルは終わりだ。
どうしても作らなくてはならない処分場は、責任の重い順に負担するのが当然。

東電本社や関連施設、経産省、文科省、そのた膨大な関連官庁、天下り組織。東大やら何やらの御用学者の巣窟。
東芝、三菱、日立などのメーカー。そして、都市の「象徴」としての江戸城。
そうした場所をフル活用すれば、充分に「安全」な処分場を作ることができるだろう

もちろん、関電の分は関電本社や大阪城や、そのた都市部でまかなうべきだ。
当然ながら、こんなことを強制しなければならない原因を作った原発推進の輩は、生きている限りは引退していようと全員逮捕監禁して、ふくいちの現場で死ぬまで強制労働だ。
少なく見積もっても、現在ふくいちで頑張っている労働者よりも、遙かにたくさんの人員が確保できる。
しかも、被爆限度は「直ちに影響がない」ギリギリでいい

近々予想される、きれい事のエセ脱原発という儀式は、福島処分場と原発輸出という真の狙いを隠しながら、粛々と進められるだろう。
騙されてはいけない

妙に綺麗な話は、絶対に裏があると思って警戒しよう
見た目は美味しそうなのに、闇夜になると不気味に光り、口に入れると七転八倒するツキヨダケのような話が多すぎる

どうもおかしいな と思ったら、これはツキヨダケでは? と思い出そう




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