2012-05-31(Thu)

政治と生活を考える会の政経フォーラム(6/3)の呼びかけをする理由

政治と生活を考える会の政経フォーラムが近づいてきた。代表の森田さんが精力的に、次々にフォーラムを企画してくださるので、ブログで紹介する前に期日のほうが先にやってきてしまう。

詳細は最後に転記するのでそちらを見ていただくとして、陸山会事件を取り上げる今回のフォーラムに少々期待と注文を書いておきたい。
というのは、先週出かけてきた堺でのシンポジウムの内容が、隔靴掻痒の思いがあったからだ。

26日に堺市のホールで辻恵議員事務所が主催して行われたシンポジウムは、辻議員の他、鳥越俊太郎氏、江川紹子氏という有名人を迎えて、かなりたくさんの人が集まっていた。
その時の私の感想ツイートを再掲

辻議員、無罪判決の解説
鳥越氏、2009年1月西松外為事件から検審起訴に至る全体像を提示
江川氏、名張事件の話からお上の中のお上である裁判所を諸悪の根源と指摘

それぞれの話しは面白かった。ただ、司法・検察の問題の詳細に深入りしすぎの感はあった
直面しているのは司法検察を含む既存権力との全面対決、闘いであり、生半可な改革ができるような対象ではない という覚悟が今ひとつ伝わらなかったとも言える


たしかに、鳥越氏の全体像提示は良かったと思う。どれほどの「国家」意志として小沢氏弾圧が行われているのかということが、ヒシヒシと伝わってきた。
しかし、問題はすでに「司法改革」というレベルのことではない。

何らかの形で改革を受け入れるためには、権力は檻に入れられている必要がある。オリとは、すなわち「法」だ。
法治国家とは、国家権力を法のオリに閉じ込めて調教することで、脱走して流血の大惨事にならないようになっていることだ。

しかし、小沢氏は司法制度改革という国家権力への調教をやろうとして、猛獣の反撃にあった。しかも、権力という猛獣は「法」というオリを脱獄し、小沢一郎という調教師を噛み殺そうとした。
もはや、権力は調教する対象ではない。撃ち殺すか、少なくとも麻酔銃で打ち倒さなくては、中途半端な対応は徒に流血の犠牲を増やすだけである。

そのくらい深刻な、根本的な事態なのだという認識と覚悟が、あまり感じられなかった。その深刻さを、小沢氏本人以外に、どのくらい感じている人がいるか、ちょっと心配だなあ というのがツイートで書いたことの意味だった。

10日の控訴以降でも、野田内閣の悪鬼のような所業は止まることを知らない。

もはや、小沢氏への弾圧は、少なくとも日本で暮らすすべての人の暮らしに直結している。そのことが、ちょっと説明すれば、誰にでもわかるようになってきた。このブログの読者の方には説明も要らないことだろうが、いままでワイドショーしか見ていなかった人にも、あれれ と分かるようになってきた。

だから、鳥越さんや江川さんのような著名人には、そういうことをこそ、多くの人に対して語って欲しかった。

あえて言えば、陸山会事件は司法の問題じゃない。司法権力という猛獣を使った、権力総体、悪政全体がなるかならないか、という問題だ。
そういう意識を、強く持って、ぜひとも3日の政経フォーラムは開かれて欲しいと思う。

大飯原発の再稼働も、めっちゃくちゃな理屈にもならない理屈で決められようとしている。
脱原発ですらない人でも、これはイカンだろうという意見が大きい。しかし、野田内閣の面々は、ゾンビのような目をして再稼働へ再稼働へと進んでいる。

福島とその周辺で、本来ならば放射線管理区域になる場所で何十万人もの人びとが放置されている。放射線とその恐怖感と我が子に対する罪悪感と相互監視的なストレスに苛まれながら、日々の暮らしに追われつつどうしようもなく過ごしている。
この一点をもってしても、野田とそれに連なる者たちは万死に値する。

野田の頭にあるのは、被曝者に払うカネを一円でも少なくすることと、米国の要請で拠出するカネを一円でも多く確保すること、そして自衛隊を米軍麾下でアジア太平洋に展開すること(動的防衛力)だ。

これを止める可能性は、世論以上の目に見える圧力と、小沢グループによる権力奪取しかない。
その融合が一番いい。

今は、小沢グループは新政研で勉強会と議会内抵抗、集会やデモは市民団体が散発的に、ということになっている。
しかし、バラバラにやっている場合ではないと思う。新政研として直接国民に呼びかけて、国民が呼応して集まるという形にならないかぎり、日本の春はやってこない。

議会内の動きだけでは、絶対に限界がある。しかし、民衆の盛り上がりで「こんなことを言ったら次は落ちる」という危機感や恐怖感を与えられれば、中間派ばかりではなく、自民党の中でも違った判断をする議員は多いはずだ。

いろんなリスクはあるけれども、これしか私は希望を持てない。
そんな道へ、もしかしたら、ひょっとしたら繋がっていく、一つのキッカケになるのかもしれない、という得手勝手な思い込みと期待で、政経フォーラムへの参加を呼びかけたい。

以下、政治と生活を考える会のブログより引用

「政治と生活を考える会」主催
 『第5回 政経フォーラム』のご案内


 『陸山会事件・裁判・判決・控訴を徹底分析する!』

小沢弁護団をサポートし、裁判を傍聴し続けた、たった二人の弁護士議員、辻 恵代議士 と 階 猛代議士が、裁判の舞台裏を語る!

第二部では、コーディネーターとして、元・法務大臣政務官、中村哲治議員をお招きし、三人のスペシャリストが陸山会事件を徹底分析いたします!

 日 時  :  6 月 3 日(日)  17時 受付スタート                   
                   17時30分 ~ 19時45分
 会 場  :  OMMビル(大阪マーチャンダイズ・マート) 2階 Fホール
        京阪電車「天満橋」駅 東口、  地下鉄谷町線「天満橋」駅 北口改札口 
        からOMM地下2階に連絡
 司 会  :  馬場 慶次郎氏(衆議院議員 小沢一郎秘書)
 第一部  :  講演   辻 恵代議士  
          講演   階 猛代議士
 第二部  :  パネルディスカッション
         辻 恵代議士、 階 猛代議士
        コーディネーター  中村哲治議員
 第三部  :  質疑応答

定 員  :  200名 (定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費  :  お一人様 1000円
         (学生の方は、500円、 当日受付にて学生証のご提示をお願い致します)
         ※ 当日受付にて、徴収致します
申込方法 :  ◆ お名前(複数でお申込の場合は、全員のお名前) 学生の方はそれを明記 ◆ ご住所  ◆ 連絡可能な電話番号 を明記の上、下記のアドレスにメールにてお申込下さい。
         宛先    nipponissin.kansai@gmail.com    
         ※ 受付完了の方にはこちらから返信させていただきます。

お問合せ  :  090-4270-3660(森田)まで


(引用以上)



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6/1: 大連立が一番-民主・仙谷氏 酷い談合!『政治とカネ』で権力買い、度し難し

引用「護憲+」ブログ: 「護憲+」第九期スタート   (笹井明子) 「護憲+」ブログ: 憲法の理念も現実も米海兵隊の国外撤退を指し示している  (笹井明子)

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皇室や糸屋ゆかりの大根焚と粕汁

94年から松戸市などの新聞販売店の協力で第2・4(日)に発刊し
柏市教育委員会の後援の下に月一回の活動を新聞頒布地域限定で
行って来た=森の講座=は開講から家族連添って参加される方が多く

東京水産試験場の加藤氏や自然環境研究センターの千石氏と
博士山ブナを守る会々長の菅家氏に由る記念講座と
企画委員会事務局長の糸屋の特別講座を
省庁に都と皇宮や赤旗・聖教・リビングの代表も受講され

96年晩秋頃には3万6千部に成っていました。
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