2012-06-30(Sat)

これからのことを考える

昨日の官邸前はすごかった。
あまりにも多くの人が語ってるので、それ自体はここでは多くを語らない。
やはり、6月15日で日本の社会を覆っていた「くちびる寒し」の呪縛は、解き放たれはじめたのだろう。

私自身は、大阪の関西電力前で、菜園仲間など7~8名と一緒に再稼働反対の声を上げた。
人数は2200人ということだったが、熱気は1500人だった先週の倍くらいに感じた。


さて、ここからは書こうか書くまいか 昨夜からずっと悩んでいる。
しかし、感じたことはそのまま書くのがこのブログの主旨だから、やはり書いておこうと思う。
当然ながら、この紫陽花革命にケチを付けるような意味ではないことを、予め強く言っておきたい。

昨夜、関電前から帰ってきて以来、何かが私の心の中に引っかかっている。
多くのツイートやFacebookを読み、IWJの映像を確認し、あらためてスゴイことになったなあと感じ入り、また、あのシュプレヒコールを聞いて「すごい音だね」と抜かした野田にあきれかえりながら、何か大事なことを置き忘れているような、変な感覚から抜けることができなかった。

深夜に帰宅しても、なにかソワソワとして、朝生なんぞを眺めながら4時過ぎまで寝つくことができなかった。
ずっと考えてみて、どうやらその感覚は、これからのことなのだろうと見当を付けた。
官邸前と関電前のデモンストレーションは、当然のように来週もその次も続けられていくだろう。1回に大動員するのではなく、毎週毎週これでもかというくらいしつこくデモるのが、この運動の特徴であり、主催している人たちのすごいところだ。

昨日は、国会議事堂の南側の道が、総理官邸前交差点から財務省上交差点まで完全に人で埋まり、さらにそこから列が延びていた。
本当の総理官邸前まではデモが入れないように、交差点に機動隊の車両が並び阻止した。いわば、現場のキャパ一杯に人で埋まったという状況だ。

これは、規模は違うけれども関電前も似たような状況がある。関電前は、たまたま関電の敷地内に歩道のようになっているので、そこを使って抗議行動をしている。だから、道路交通法は適用されない。また、ここは建築基準法の公開空地らしく、関電は「出て行け」と言うことができない。

こういう絶好の場所があることが、これまで大きな混乱もなく抗議行動ができてきた一つの理由になっているのだが、昨日の2200人の状況を見ると、そろそろキャパ一杯になってきたなという感じがする。
主催者もツイートで、3000人が一杯か と言っている。

20120630-1.jpg それくらいたくさんの人が集まっている。
あの60年安保でさえ、最大規模のデモが33万人と言われている(右写真)のだから、今回の再稼働反対デモのすごさが分かる。そして、すごいところまできたが故に、考えてしまうのである。

このすごいデモがどんどん続いていったとき、何がおきるのか。
これが、私が昨夜からモンモンと考えていることの中身だ。


4つの可能性が考えられる。
先に言っておくと、デモ参加者が望んでいるとおりの結果は、まずアリエナイ。残念ながら、敵があっての闘いなのであり、そう簡単にはいくわけがない。

野田や仙谷が、はたと民意に心を開いて人間が変わったように再稼働を止める、ということは絶対にない。せめぎ合いの中で、相手に譲歩や妥協を引き出させる ということしかないし、より確実には、総選挙の中で民主党も自民党もエセ脱原発勢力も当選させずに、再稼働をさせない政権を選択することだ。
(もっと究極には、紫陽花革命の本家のジャスミン革命のように、本物の革命まで行き着くか、なのだが・・・・)

そこまでの道のりを、これからどうやって進んでいくべきなのか。
今の紫陽花革命は、どういう展開が考えられるのか。

可能性①

数十万人が集まっても、野田は完全に豚耳東風で聞き流す。

これは一番ありそうな可能性だ。いくらすごいデモとは言え、強制力はないから、野田が無視しようと思えばできる。何せ、あの声を「音」と言い放った男である。

だからといって、デモが無意味だと言っているのではない。それは、前の記事に書いたからここでは繰り返さないが、たとえ野田が完全に無視を決め込んでも、紫陽花革命の意味は絶大だ。

ただ、そうは言っても、このまま何十万人の人が無視され続けながら何ヶ月も毎週毎週デモを続けられるだろうか。
早い段階で解散総選挙になれば、また選挙戦という次の戦い方になるけれども、野田民主と自民公明の実質連立内閣がこのままズルズルと解散せずに続けていくならば、来年9月まで選挙にはならない。
いわば兵糧攻めのように、デモ参加者が疲れるのを待って、ダラダラダラダラと政権を続ける可能性はかなり大きい。

では、それで野田の完勝なのかと言えば、そんなことはない。10万のデモ隊の後には、数百万のシンパシーがあり、それをどちらかと言えば好意的に数千万の目が見守っている。
その数千万の目に、まったく誠意をしめさずに、私はこんなにヒドイ奴ですよ と1年以上の間宣伝し続けるのだから、次の選挙はダメかも知れない という覚悟がなかったら、いくら野田でもこの豚耳東風作戦はできない。

しかし、兵糧攻めは、市民運動にはかなり辛いことではある。主催者をはじめ、決意の固い人びとは、いまさら何をされても諦めはしないだろうが、一般の参加者の中には「やっぱり無理か」という空気も出てくるだろうし、逆にもっと直接行動しなくちゃダメだという強硬派も出てくるだろう。

出てくるというよりも、わざとそういう分裂を誘うのが、運動潰しの常套手段、と思っておいた方が良い。原発市民投票の時の、かなり口汚い罵詈雑言の類を思い出してもらえば分かるとおり、同じようなことが意図的に誘発される可能性は充分にある。
現時点でも、いわゆる新左翼系の参加に対して、かなり強い批判が流れていたりする。

現場での混乱を引き起こしたのであれば、どんな団体であっても非難されるべきだが、ただ参加しているだけならば、どんな団体であろうととやかく言うべきではない。
あえて、なになに派がどうした と言い出すのは、かなり意図的な情報流布である。

その意味では、私は小沢一郎氏に官邸前に出てきて欲しいと手紙を書いたけれども、もうすでに時期を逃したような気がしている。
もっともっと何でもありの運動の段階を想定していたのだが、今となっては小沢氏が出て行けば、情報神経戦の格好のターゲットになってしまう危険性を否定できない。


可能性②

あっと驚く、再稼働停止

かなり可能性は低いけれども、ゼロではない。
どういうことかというと、自民・公明が実質の連立をやめた場合、もしかしたらあるかもしれない。

自公が連立的な立場をやめれば、小沢グループが内閣不信任決議を出せば通る可能性が高い。そうなれば、総辞職か解散総選挙。野田民主は政権から追い落とされる。

その可能性が濃厚になったとき、何をすれば大逆転が可能か。
7月のある金曜の夜、大群衆の前に現れた野田はこう宣言する。
「みなさんの気持ちはよく分かりました。もう一度安全を確認し、みなさんが納得できるようになるまで原発は稼働させません。再起動した大飯原発は、可及的速やかに停止させます」

もちろんその場限りのゴマカシなのだが、今のところデモ参加者は善意の塊のようないい人が多い。(私のようなひねくれ者はちょっとしかいない) やったー! と大喜びし、熱狂的に「野田さん ありがとう」コールが響き渡る。

実は、被曝者はあいかわらずほったらかしで、原発輸出はジャンジャンやって、営業サービスで使用済み核燃料の引き受けまで言い出しかねず、増税もTPPも福祉切り捨ても、なにもかも野田は野田のまんまなのだけれども、一瞬だけ再起動を延期することで、一気に票をかき集める というストーリーだ。


可能性③

橋下新党へ流れる

橋下徹は、原発市民投票を否決し、大飯原発の再稼働に賛成したことで、エセ脱原発の本性が露呈してしまった。
また、日本の従米トップの座を射止める可能性も、野田がかなり露骨にアメリカにつきしたがうことに徹しているために、当分は無理になってきた。
一気に野田の後継を襲うつもりが、しぼみかけていた。

ところが、皮肉なことに、再稼働反対の紫陽花革命が盛り上がり、野田内閣がかなり追い込まれてきたことで、再び登場するチャンスを得た。
しかも、自称脱原発なのだから、ひょっとしたら紫陽花革命のヒーローになれるかも知れない。そう思っていてもおかしくはない。

原発市民投票を、公明党を抱き込んでまで否決させ、節電は5%でOKという関電の資料を隠して再稼働にOKした橋下が、どう転んでも脱原発のわけがないということは、ちょっと注意深く観察している人ならば、絶対の確信を持って理解できる。

しかし、世の中の人は忙しい。いちいち橋下の一挙手一投足をチェックしているわけにはいかない。
テレビで、関西電力の株主総会の様子など見せられると、やっぱ橋下さんがんばってるんだ と思ってしまうのである。

今のところは、再稼働反対デモに、再稼働OKした張本人が出て行くのは、さすがに無理だと判断しているのだろう。
野田の無理無体と、それに一体化する自民党の体たらくが、もっとハッキリしたところで、こいつらを痛烈に(口先だけ)批判することで、再稼働OKしたことなんて無かったかのように人びとの前に立ち現れるだろう。

もちろん、デモ参加者の中でも、もしかしたら主催者の中でも、「橋下さんがんばって」という多数派と、あれはニセモノだという少数派に真っ二つ。


可能性④

平和デモへの弾圧

今のところ、幸いにして紫陽花デモに関しては、警察は厳しい規制はかけていない。
おそらく、車道を占拠している状態は、道交法違反と言えば言えるのだろうが、きわめて平和的であることと、あまりの大群衆であることから、警察はほとんど手をこまねいている。
むしろ、現場の個々の警官レベルでは、かなり好意的な人もいるように、ツイートなどをみていると感じる。

ただ、警察には公安という機能もあることを忘れてはいけない。こちらさんは、オマワリさんとはひと味違うはずだ。

主催者も参加者も、まさか自分たちが公安警察の対象になるなんて、これっぽっちも考えていないだろう。
それはそうだ。今の紫陽花革命が、いくら革命という言葉を使っているからといって、公安マターになるとは、誰も思わない。

しかし、それはやっている方の主観であって、取り締まる側はあちらの都合で一方的に判断するのである。
実際、wikipediaをみても、公安総務課の捜査対象として 市民運動 と書いてある。

な~にバカなことを と思われる方は、「日本の公安警察」青木理著(講談社現代新書)を読んで見ることをお勧めする。

要は、野田政権や官僚機構が、このくらいのデモならば豚耳東風でやり過ごせる、と判断しているうちは、警察もオマワリさんでいてくれる。
もし、このデモはヤバイ と感じたら、その時は公安が出てくる ということだ。

なにも、テロや暴力革命を標榜するような団体にだけ公安は出張ってくるわけではない。
「こいつらは 放置できない」と敵が感じるかどうかにかかっているのだ。

だから、非常に逆説的になってしまうが、まるっきり平和的に何の弾圧もなく開催できている間は、敵はある程度の余裕がある。かなりブルってはいても、「大きな音だね」とか抜かしているのだ。
これが、今よりももっと巨大なデモになったり、同じ規模で何週間も続いたりすると、政治情勢とも絡みつつ、さすがにヤバイと思う。
その時、可能性②や③にならないとしたら、警察の何らかの弾圧は避けられないと、一応腹の中では思っておいた方が良い。

小沢一郎は、暴力革命とは対極の保守政治家だが、官僚機構にとって致命的にヤバイ存在になったが故に、大弾圧をくらった。
それが、他人事じゃない ということだ。


では どうしたらいいのか。

こうすれば絶対に大丈夫 なんていう秘策はない。
どの可能性も充分にあり得るし、特に②のようなアクロバットをやられると、手のうちようがない。

それでも、やった方が良い策はある。
政治との連携だ。

べつに、小沢グループをヨイショするために言っているのではなく、共産党も社民党も、再稼働に本気で反対の(妥協した前科のない)勢力の共同戦線をつくるのだ。
そして、この再稼働反対国民運動 が、議会の中と外で呼応しながら、疲弊しないように総選挙までの1年間をたたかい抜くのである。

実際上の問題は、共産党がいつものようにケツの穴の小さいことを言い出さないかどうか。
再稼働反対のシングルイシューなのだから、ウダウダ言う必要は無い。現に、紫陽花デモでは共産党の志位さんと小沢グループの議員が仲良く参加しているではないか。

国会議員には「自分たちがやっている」という、悪く言うと思い上がった意識があるし、長く市民運動している人には「議員なんて信用できない」という不信感があり、また一般の市民には「議員がやってくれる」という依存心がある。
その不幸な関係を、再稼働反対国民会議の中で、すこしでも解消できれば、かなりの成果だろう。

これが実現すれば、可能性の①③④に関しては、かなり危険性を軽減しながら、選挙による本格的な脱原発への道へとつないでいけるのではないか。


昨夜の大群衆を目の当たりにして、そんな困難な課題に直面していることを感じた。
もっと、素直に感動すればいいものを、つくづくひねくれた自分の性格がイヤになる・・・・

こんな私の狭い了見を、軽々と超えて運動が広がっていくことを、一番望んでいる。



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新しい紫陽花革命

昨日は仕事関連で人に会う予定があった.夜7時半頃別れ,阪急電車で帰りかけたのだが,やはり気になってタクシーで肥後橋の関電本社前までいった.着いたのは8時頃で大きな集会は終わっていたが,まだ500人ほど残り,唄い喋りしていた.あまり日頃見かけない人たちがここに

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明月です。一点だけ。赤旗を子どもの頃から呼んでいる割には、あるいはそのため、なのか分かりませんが、小沢一郎という政治家について、あまりにもマスメディアレベルのご理解なのでビックリです。
橋下に色目? 何新聞を見られたのでしょうねえ
少なくとも今現在では、日米安保マフィアから弾圧を受けているのは小沢一郎です。赤旗めがねでは見えないかも知れませんが、できることなら、このブログの小沢カテゴリーくらいは読んで見てください。
ちなみに、白波という人の罵詈雑言に同意しているのではないですよ。共産党とも政策で協調していくことは充分可能だと思っています。

ばかですが・・。

白波さま、

「一度でも共産党員と話したことあるのか?」って・・、

あります。がっかりさせて申し訳ないですが、
わたしの一族は、戦前、侵略戦争反対を言って特高に捕まった大叔父から始まって、党員多いです。友人にも多いです。とりあえず、私がなぜ「民主連合政府」とか「よりましな政府」とか、そんな党員しか知らないようなマイナーな話を知っているのか、良く考えて下さると嬉しいです。 「赤旗」、小学生の時から読んでます。^^;

個々の党員の考えと、党としての決定が、いつも一致するわけではないので、あんまり、党員の誰かと話した事があるかどうかは、大きい問題ではないと思います。党員はいっぱいいるし、党の最終決定には従うけれど、意見は色々あり得ます。

私が書きたかったのは、共産党のケツの穴は小さくない!と言うことでした。「よりましな政府」をめざす共闘を提案する政党ですよ?但し、原則を大事にする党なので、政権につけるのなら、大臣になれるのなら、幾らでも妥協する、すじを捻じ曲げる、と言う某民主党とか、国民新党とは違いますから、本当に「よりましな」政府にする為の、重要な政策面での一致というのは、吟味すると思います。それを、「ケツの穴が小さい」と評するなら、名誉ある誇り高き「ケツの穴の小ささ」です。

小沢さんが、反・対米従属、反・大資本本位の政治、反軍国主義で、国民の生活第一、と言うなら、それは、共産党がもう50年来主張してきた事と一致するので、連立政権をめざす事が簡単に可能なんですけど、ま、それは恐らく小沢さんが拒否するでしょう。もっと限定した再稼動反対、反消費税増税だけでも。共産党との連立政権なんてとんでもないって、感じでしょう。、無理だろうと言う結論は、私も白波さんと同じです。

ただ、内閣不信任案、脱原発、反消費税、反TPP、等、個々の法案での共闘は、充分可能でしょう。

ところで、良く知らないんですが、小沢さんて、反・対米従属ですか?自主・独立を主張してますか?脱原発も、対米従属のままだと、難しいと思うのですが。

この前小沢さんが。近ファシスト・口先だけ脱原発・橋下市長に色目を使ってた時点で、私的には「だめだ、こりゃ。」でした・・。新党も、数が揃えば中身はどうでも良いでは、民主党と同じ、第二の野田が出てきますよ。しっかり綱領を作って、それをきちんと理解した同志を党員にしなければ。質が大事です、小沢さん。最低でも、「官僚に簡単に取り込まれない」「政権を取るのは、シロアリ退治の為であり、シロアリの手先になる為ではない」等、しっかり頭に叩き込んだ人を入党させてね。(橋下さんは、もう経産省に取り込まれてます。)


「ばかか、こいつ」
まあ、私が思うに、ある意味、共産党員はみんなばかです。東大、京大、その他一流大学を出て、吉井さんみたいに例え国会議員になっても、大臣になる見込みはありません。(ホント、今の内閣のどの人よりも優秀だと思うけれど。) 一般党員も、出世なんて、まず見込めません。いつか、ホントに日本に「国民本位の政権を作る」、「金儲け第一ではなく、国民の命と生活を第一にする政府を作る」「一部の特権を得た者だけでなく、みんなが大事にされる国を作る」、そんな夢に私利私欲なくかけたばか達の集まりが、共産党です。

と言うわけで、反原発の皆さん、大飯町で一人再稼動反対票を投じた勇気と見識ある町議は、共産党員だった事を是非お忘れなく。こういう時に妥協しない、ビバ 「ケツの穴の小ささ」!!









>私は、共産党は・・、国民連合政府をめざすことに、やぶさかではないと思います

ばかかこいつ
一度でも共産党員と話したことあるのか?
私はあるね。
小沢と組むことはありえないと言っていた。
共産党は自民時代の小沢にされたことをいまだに恨んでいるから、共産党の現執行部が総退陣でもしない限り、ありえない。

別々の場所で、同時に、「原発反対」「消費税反対」と言うことはあるだろう。
同時であっても、彼らは自民公明みたいに示し合わせているわけではないから。

小沢はおそらく、層化婦人部の反原発勢力に秋波を送ってあわよくば協働しようとするだろう。
層化の中には相当数、反原発の人がいるようだ。
その協働のオプションを持つ限り、小沢としても共産党と協力なんて考えてないだろう。

ただ、意図せぬ形の共時効果はあるだろうし、あっていいのではないかと思う。

No title

今日、福島4号機使用済み燃料プールの冷却停止しているにも関わらず、何事も無かったように大飯原発は再稼働しようとしています。例え本当に10万人のデモが行われても、野田総理を始めとする民主党議員は気にもしていません。野田総理の「大きな音だね」発言は、そのことを端的に表しているのではないでしょうか? 既得権益にどっぷり浸かったメディアも、陸山会事件のように殺気立った報道しません。何故でしょうか? 仕事帰りや学校帰りの人達が、自分の余暇に集まってデモしているだけです。ある意味、平和的で良いことかも知れませんし、まだ国民の感情は沸点までは達してはないのでしょう。これから、デモ参加者、デモ賛同者の願いは叶わず、7月5日以降、福島原発がもう手に負えないようになっても、政府は原子力基本法の安全保障と言う言葉を盾に、大飯原発を始めとする原発再稼働の正当性を説くと思います。この運動は、これからだと思います。ようやく大人しい日本人が声を上げ始めたのです。そこには、必ず絶望感も味わうことになるでしょう。でも、そこから本当の民主主義が始まるのです。今は大飯原発再稼働のシングルイシューでの抗議運動ですが、遅かれ早かれ、他のイシューにも広がるではないかと思ってます。それは同時に我々国民の生活が苦境に立たされるということなので、望ましいことでは無いのですが...

再稼動反対国民政府・賛成

どこかで読んだ誰かのコメントで、「このまま野田政権が倒れて総選挙になったとしても、自民党か民主党かを選ぶなんて、うんこ味のカレーが、カレー味のうんこか、どっちかを選べと言われてるようなもの」と言うようなのがありました。あまりに同感して、大笑いで涙が出ました・・・。

デモに集まった人達は、右から左、ノンポリ、様々な人達でしょうから、「再稼動反対」では一致でも、消費税、TPP,安保、等々になると、多分バラバラですよね。この先を考えている岩上さんは、素晴らしいと思いますが、なかなか代わりの政権については難しそうです。広瀬さんも、野田内閣を倒せとは言われますが、その先の展望は示していません。

岩上さんお勧めの小沢グループは、脱原発に関してどんな態度なのか、私にはイマイチ定かではありません。とりあえず、消費税上げはシロアリ退治以前は反対、なのはわかりましたが。

でも、もし小沢グル-プが、日本の未来を考える最良の人達の声を聞く気があって、再稼動反対で一致出来る他の政党・団体・個人で作る国民連合に率先して参加し、その国民連合政府が出来たら、素晴らしいです。それが出来るほど、小沢一郎と言う人が太っ腹だったら、私は、初めて彼を評価します。本当に国民の為を思う政治家なのだと。

昔、「革新」と呼ばれた知事や市長がたくさん選ばれていた頃、共産党は「民主連合政府」というのを提案していました。細かい不一致は棚上げして、国政レベルで、「革新」的な政治をする為に共闘しよう、との提案でした。残念ながら、「ケツの穴が小さ」かったのは、その一部が今の民主党や社民党に流れた社会党でした。地方政治レベルで出来ることを、国政レベルではやろうとしなかったのです。残念ながら、いつも右往左往して立ち居地が定まらなかった社会党は、結局滅んでしまいました。

(話は変わりますが、小沢さん、新党を作るのはいいですが、党の綱領・規約は大事ですよ。全く民主的な手続きなしで、マニュフェスト違反の野田一派に党をのっとられるのも、党規約が曖昧だったからでしょう。)


私は、共産党は、反再稼動、反消費税値上げ、反TPPで一致出来れば、次の総選挙でどの政党・グループとも共闘して、国民連合政府をめざすことに、やぶさかではないと思います。共産党は、民主連合政府(反安保・対米従属、反大企業の為だけの政治、反軍国主義・ファシズム)が無理な場合でも、「よりましな政府」の為の連立政権というのも提案していました。反再稼動、反消費税値上げ、反TPPの3つと言うのは、私が勝手に予想した条件ですが、もしかした、反再稼動の一点だけでも合意するかもしれません。それだけ、野田政権がひどすぎる。日本の国土滅亡をめざして、驀進中・・・。

でも、民主連合政府の提案の時もそうだったように、他の政党、グループに、ケツの穴の小さいのが多いのではないか、と予想します。小沢さんのケツの穴も、デモにも参加しないことで、大体もう私的には予想はついてますが、岩上さんに敬意を表して、もう少し判断を下すのを待ちます。

もしそんな連合政府が出来たら、小沢さんが総理になりたかったらなってもいいですけど、ぜひ、吉井英勝さんを原発関連の担当大臣にしてほしいなー。(彼が、2010年に大臣だったら、福島の事故は起こってなかったでしょう。) と、ちょっと夢見てみる・・。


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