2012-08-24(Fri)

8/31未来をつくるフォーラム~原発事故避難者と私たち 実行委員会の風景から

このところずっと告知しているとおり、8月31日に「未来をつくるフォーラム~原発事故避難者と私たち」というイベントを行う。

私もなんやらかんやら言っているうちに、実行委員会の一人としてバタバタと動き回っている。
一昨日の夜も実行委員会があり、大阪市内某所に不穏分子(?)が集まった。

集合した9人のうち、避難者が2人。ひとりは、共同代表の増山麗奈さん。(会のブログに思いを書いておられる。)
もう一人は、イベント当日に健康相談を担当して下さる医師の兼高先生。実行委員ではないが、事前の打ち合わせのために参加していただいた。

先生は埼玉におられて、子どもさんたちが鼻血出したり、話に聞いているまんまの様子になってしまい、食事に気をつけているだけでは追いつかないと判断され、ご実家のある関西に避難してこられたとのこと。

さて、会議では色々な事項の中で、「大阪府に対するヨウ素剤の配備の申し入れ」の話になった。共同代表の黒河内さんからの提案。
これに関しては、異論が噴出した。もちろん内容には何も文句はない。が、この会として今その話題で申し入れをするのはどうか、という話だ。

話はそれるが、この会の大きな特徴は、みな言いたいことを口々に言うので、すぐに収拾が付かなくなるということ。別の言い方をすれば、たとえ代表からの提案であっても、ギッチリ納得がいくまで議論する。
上意下達の対極であり、それだけに議論に時間はかかるが、日を追ってメンバーのやる気が上昇していくのが実感できる。

話を戻す。ヨウ素剤の配備について議論している中で、メンバーのNさんが発言した。Nさんの田舎は南相馬市で、親戚がたくさんいるという。
彼曰く、実際に被曝した人にとって、ヨウ素剤の問題は本質的な問題である。避けられたはずのリスクを、ヨウ素剤を飲まなかったばかりに負ってしまったという思いは、避難者にとって極めて深刻なことだ。と

一般的な予防的な配備の問題としかとらえていなかった私には、衝撃的な言葉だった。
つづけて、兼高先生が「みなさん、ヨウ素剤を持っていますか?」と質問された。
避難者の増山さんは、即座に「持ってます」
その他の関西在住のメンバーは、誰一人常備・携帯していなかった。

兼高先生「もう二度とゴメンですから。一粒5円ですよ。副作用もありませんし、フツウに薬局で売ってます。危ないと思ったら、ためらわずに直ぐ飲んで下さい。」

二度とゴメンだというその言葉に、万感がこもっていた。
わずか5円の粒を飲まなかったばかりに取り込んでしまった放射性ヨウ素。
漠然とした知識だけで、実は何も知らなかった私は言葉を失った。

この会に出ていると、こういう瞬間がしばしばある。
長くネットの住人であったわたしが、リアルの世界にはみ出した今回、頭をゆすられっぱなしである。
実行委員なんてガラじゃないと思いながらも、やってよかったと思う。

とは言え、とにもかくにも、8月31日にたくさんの人に来てもらわないと、どうもこうもならない。
ぜひとも、このブログを読んでいただいた方にもご参加をお願いしたい。

平日の昼なのでどうしても無理、という方も、今後の実行委員会=避難者と未来をつくる会の活動にご協力を!



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コメントについて

※ この記事に対して、本日8月25日昼頃に「通りがけ」なる人物からコメントが付きました。既に削除済みですが、きわめて悪質な差別的心情に彩られたコメントでした。この人物からの執拗なコメントには困惑していたのですが、なかにはなるほどと思うこともあり、あまり長文でないかぎり削除せずにおいていましたが、今後は一切ブロックします。
 これまでのコメント文もできるかぎり削除しますが、なにせ数が多いので残ってしまうものもあるかもしれません。万が一、問題のあるコメント分が残っているようでしたらお知らせ下さい。 他のブロガーのみなさんも、通りがけなる人物からのコメントにはご注意下さい。

 私の意図するところではないとは言え、不注意によって数時間にわたって悪質な言説を公開してしまったことをお詫びします。

> 兼高先生「もう二度とゴメンですから。一粒5円ですよ。副作用もありませんし、フツウに薬局で売ってます。危ないと思ったら、ためらわずに直ぐ飲んで下さい。」

チェルノブイリ原発事故が起きたとき、東欧のある国では直ちに全国の子供たちにヨウ素剤を飲ませたそうで、当時はまだ子供だった知り合いもその一人だったが、「awful liquid (Lugol’s iodine)だった!」と言っていた。
今や飲み易いものがフツーに手に入るなら、なおさら常備しておいた方がいい。
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