2012-09-02(Sun)
御礼 などなど
8月31日の未来を作るフォーラムは、読者の皆さんにもかなり参加いただき、つつがなく終了しました。
ありがとうございました。
もともと借りた会場が大きすぎて、せっかく9時前のNHKニュースにも写ったけれども、かなりガラガラの映像になってしまったようです。でも、実際はスタッフやらブースの方々やら含めると150人近い方々が集まってくれました。
夏休み最後、月末、金曜、昼間、という最悪の条件にしては、かなりの人数だね、と、こういう運動経験のある方からは言ってもらえました。
わずか1ヶ月あまりの準備期間にしては、(自画自賛で恐縮ですが)大成功だったと思います。
逆に言うと、それだけ被曝や避難の問題は深刻だと言うことです。
そのことを実感した1日でもありました。
健康相談に訪れた方と、うちらの会の代表が、ボロボロ泣きながら立ち話している光景が目に焼き付いています。
すでに健康被害の話は、続々と届いています。
ネットを窓口にして健康被害の情報を整理している みんなのカルテ(@FRCSRJP)などのサイトを見れば、一目瞭然です。
http://www.frcsrus.org/japan
すでに被曝してしまった(とくに初期のヨウ素で)人々のできるだけ発症しないための措置、日々被曝している汚染地域の人々への対応、食べ物を通しての深刻な内部被曝を自覚できていない多くの人たちへの周知。
郊外楽園プロジェクトの仲間が、先日、石巻へボランティアに出かけました。そこで家屋復旧のボランティアをしている若者のズボンを計ってみたそうです。
8μSv
あまり汚染が酷くないと言われている宮城県石巻市で、作業している人のズボンが8マイクロあるのです。
あとは、推して知るべし です。
苦しいけど、悲しいけど、今は避難するしかないのです。
火山や津波は目に見える。けど、放射能は目に見えない。
だから避難は余計に苦しい。
でも、子どもたちの未来をつくるためには、今は避難するしかない。
避難することが、未来をつくること。
逃げるってかっこいい。
その思いを胸にイベントを行いました。
どれだけ表現できたかは分かりません。
私自身は、会場のスイーパーとして滞りなく終わるための何でも屋をやっていました。
こういう縁の下が得意なのです。
ただ、終わってみた思うのは、これだけでいいのかな、ということ。
私の得意領域が、こういう事務局作業だということは、かなり確信がある。でも、それだけでいいのかな。
4半世紀前から、私は表現者でありたいと思ってきました。なにが表現者なのかはわからなくても、自分が自分を表現できているという実感がないと、生きていられないのです。
7年前にこのブログを始めたのも、それが理由です。書かなくては心が死んでしまいそうだった。
どうもこの数年間、色んな意味で表現者と言うよりは調整役に徹してきたような気がする。
それが一番いいとおもったから。
でも、振りかえるとそれはあまりいい結果にはなっていないのです。
なにか、大事なものを置き忘れている。
今夜はかなり酒飲んで書いています。
すみません。
だんだんとりとめが無くなってきたので、ここらで終了。
明日は明日の風が吹く。ケセラセラ
※一夜明けて
昨夜は金麦と激安ワインのカクテルという恐ろしげなものをサンザン飲んでしまった。
シラフになってみると、いくらなんでも言葉が足りないと思われるので、ひと言だけ追加。
イベントの結果で「表現者」云々を考えたのではありません。このところ、色んな局面で、これでいいのかな、と思っていたことが、イベントという大きな出来事でクローズアップされたというだけ。
どちらかというと、建築家というありかたや生き方の話。
どっちみち、単なる愚痴です。
以上
ありがとうございました。
もともと借りた会場が大きすぎて、せっかく9時前のNHKニュースにも写ったけれども、かなりガラガラの映像になってしまったようです。でも、実際はスタッフやらブースの方々やら含めると150人近い方々が集まってくれました。
夏休み最後、月末、金曜、昼間、という最悪の条件にしては、かなりの人数だね、と、こういう運動経験のある方からは言ってもらえました。
わずか1ヶ月あまりの準備期間にしては、(自画自賛で恐縮ですが)大成功だったと思います。
逆に言うと、それだけ被曝や避難の問題は深刻だと言うことです。
そのことを実感した1日でもありました。
健康相談に訪れた方と、うちらの会の代表が、ボロボロ泣きながら立ち話している光景が目に焼き付いています。
すでに健康被害の話は、続々と届いています。
ネットを窓口にして健康被害の情報を整理している みんなのカルテ(@FRCSRJP)などのサイトを見れば、一目瞭然です。
http://www.frcsrus.org/japan
すでに被曝してしまった(とくに初期のヨウ素で)人々のできるだけ発症しないための措置、日々被曝している汚染地域の人々への対応、食べ物を通しての深刻な内部被曝を自覚できていない多くの人たちへの周知。
郊外楽園プロジェクトの仲間が、先日、石巻へボランティアに出かけました。そこで家屋復旧のボランティアをしている若者のズボンを計ってみたそうです。
8μSv
あまり汚染が酷くないと言われている宮城県石巻市で、作業している人のズボンが8マイクロあるのです。
あとは、推して知るべし です。
苦しいけど、悲しいけど、今は避難するしかないのです。
火山や津波は目に見える。けど、放射能は目に見えない。
だから避難は余計に苦しい。
でも、子どもたちの未来をつくるためには、今は避難するしかない。
避難することが、未来をつくること。
逃げるってかっこいい。
その思いを胸にイベントを行いました。
どれだけ表現できたかは分かりません。
私自身は、会場のスイーパーとして滞りなく終わるための何でも屋をやっていました。
こういう縁の下が得意なのです。
ただ、終わってみた思うのは、これだけでいいのかな、ということ。
私の得意領域が、こういう事務局作業だということは、かなり確信がある。でも、それだけでいいのかな。
4半世紀前から、私は表現者でありたいと思ってきました。なにが表現者なのかはわからなくても、自分が自分を表現できているという実感がないと、生きていられないのです。
7年前にこのブログを始めたのも、それが理由です。書かなくては心が死んでしまいそうだった。
どうもこの数年間、色んな意味で表現者と言うよりは調整役に徹してきたような気がする。
それが一番いいとおもったから。
でも、振りかえるとそれはあまりいい結果にはなっていないのです。
なにか、大事なものを置き忘れている。
今夜はかなり酒飲んで書いています。
すみません。
だんだんとりとめが無くなってきたので、ここらで終了。
明日は明日の風が吹く。ケセラセラ
※一夜明けて
昨夜は金麦と激安ワインのカクテルという恐ろしげなものをサンザン飲んでしまった。
シラフになってみると、いくらなんでも言葉が足りないと思われるので、ひと言だけ追加。
イベントの結果で「表現者」云々を考えたのではありません。このところ、色んな局面で、これでいいのかな、と思っていたことが、イベントという大きな出来事でクローズアップされたというだけ。
どちらかというと、建築家というありかたや生き方の話。
どっちみち、単なる愚痴です。
以上
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