2012-12-26(Wed)

10日が経った。小沢さんが出てこない

16日の結果は結果として、とりあえず受け止める。

少なくとも350万人の同志が、固い一票を投じたと言うことは間違いのない事実だ。
そして、9人の議員が未来の党から衆議院に送り出された。

たぶん1000人を遙かに超えるボランティアが、今回の選挙では初めて動き出した。
人間関係ではなく、政策実現のために、自立した市民が動き出したのである。
この一事をもっても、私はなかなかに感動的だと思うのである。

私たちの政治市民プロジェクトでも、多くの方々が動き、情報交流をし、また来夏の参院選に向けて頑張ろうと、決意を新たにしている。
全国で、同じような人たちが、党の総括と方針を心待ちにしている。

ところが、選挙が終わっても小沢さんが出てこない。

未来の党でも小沢一郎WEBサイトでもIWJでも、小沢さんの顔も声も出てこない。
例の有料動画サイトでも、選挙後は更新されていないという。
昨日の両院議員総会にも出席していない。

350万人が固唾をのんで待っているこの時に、小沢さんはいったい何で出てこないのだろう。
私なりに想像してみた。

① 若い党員を鍛えるために出てこない
 同志にも国民にも、常に自立を求めて一歩引いてきた小沢さんのやり方を見ていると、今回もそういうことなのかなという気もしないでもない。
 しかし、この危急存亡の時に、それだけの理由で出てこないのだろうか? それでは、小沢さんの言葉を信じてきた政治家と、支持してきた国民に対していくら何でも無責任なのではないだろうか。

② 金策に奔走している
 理想を語るのは簡単だが、何をするにもカネはいる。未来の党は、無一文のはずだ。政党助成金もわずかしか入らない。目の前の問題だけでも、大量の落選した候補を救済するために頭を抱えていることは想像に難くない。
 しかし、だからと言って何も言えないわけではないだろうし、どこにいても会見はできるし声明は発表できるはずだ。

③ 嘉田代表に遠慮している
 任せた以上は、途中で口は出さない、という考えは成り立たなくはない。
 しかし、16日の重大な結果が出てしまった以上、いくら道半ばとは言え途中と言うことはできない。明確な総括が必要な段階だ。

④ 声を出せない状況におかれている
 拘束されたり健康悪化でないことは、福島健一郎さんが面会したというツイートから明らかだ。が、なにかをヒトジチに取られて口を封じられているという可能性は全くないとは言えない。

 鳩山政権の時に、党から政府へのパイプを封じたのが小沢さん本人かのように言われていたが、実は幹事長だった小沢さんを座敷牢に閉じ込めるための策略だったことが、後になって判明している。小沢さんは民主党を分裂させないために、じっと黙っていた。
 今回も、それと似たような状況がないとは言えない。

⑤ 次の枠組みを作っている
 残念ながら、これはかなり現実的になってきた。
 嘉田代表から、落選した候補も全国の支持者もすっ飛ばして、マスコミに流された「声明」というものが話題になっている。私は当初、謀略ではないかと疑ったし、田中龍作さんからも「怪文書だ」という報道があったのだが、今朝になって未来の党の副代表である森ゆうこさんから「本人のものです。余りにも酷い内容なので抗議声明を準備中。」とのツイートがあり、事態は決定的になってしまった。

 この声明が本当に嘉田さんが書いたものであり、党員よりも先にマスマディアに流されたのだとすると、もう修復はむすかしい。同志という範疇をはるかに踏み越えてしまった。

 実は、このブログは昨日から書き始めたのだが、嘉田さんの声明と森さんのツイートで、ほとんど意味がなくなってしまった。
 もちろん、ちゃんと出てきて話をしない小沢さんにも非はあるが、この声明の酷さはそうした経緯を問題にする以前のレベルだ。

 以下は、この「声明」がマスメディアで報じられているとおりのものであり、本当に嘉田さん本人が書いたものであるという前提で書く私の想像である。もし、その前提が違っていたら、全て抹消するのでそのつもりで読んでいただきたい。

まず、今回の未来の党の結成について。

 11月の後半には私の耳にも「サプライズがある」という話は聞こえていたし、作成にそれなりに時間のかかりそうな「卒原発カリキュラム」がすぐに出てきたところを見ても、1~2ヶ月前から準備されていたと見られる。 では、何で結党が公示の一週間前までずれ込んだのだろうか。やはり、一番考えられるのは「小沢さんの無役」だろう。冷静に考えて、小沢氏が無役というのはおかしい。支持者が納得しない、候補者も心の中では納得できない。しかも、無役にしたくらいで「小沢グループ」というイメージが消えるものでもない。

 嘉田さんとの合流は、たしかに反原発市民グループとの距離間という意味で、かなりメリットはあった。しかし、そこで小沢さんを無役にすることは、何一つメリットがない。なんでそんなことをしたのか。

 これまで私はこの手の話は努めて書かないようにしてきたが、やはり多くの人が指摘するように、嘉田さんサイドからの条件だったのではないか。そして、その点が折り合いが付かずに、1週間前までずれ込んでしまったのではないか。

 小沢氏を無役にすることの士気低下はあきらかであり、嘉田代表、小沢幹事長という線で交渉が進められたのではないか。結局、それを了としない嘉田さんに対して、小沢さんのほうが折れたのだろう。
 民由合併の時も、菅の側から言い出した合併話でも、そのほうが情勢にとって良いと判断すれば小沢氏は相手の条件を丸呑みした。

 おそらく今回も、これ以上遅らせるわけにはいかないし、嘉田さんと合流する場合としない場合のプラスマイナスを考えて、自分を無役にするという条件を飲んだのだろう。
 嘉田さんの側は、公示までに話がまとまらなくても痛くもかゆくもないから、まったく妥協することはなかったと思われる。

(以下、延々と書いた文章が、FC2の不調で消滅。再現する時間も気力もないので、要点のみ)

・小沢さんが嘉田さんと飯田さんの看板を掲げたのは、もともとは維新との選挙区調整をするためだったのではないか。(選挙区調整と共闘はまったく別もの)

・現在の維新は竹中平蔵プロデュースの小沢潰し部隊であり、選挙区調整はできるはずなかった。

・嘉田さんを顔にしたこと自体は、間違いではなかったが、小沢さんの無役にこだわりすぎたためにおかしくなってしまった。

・小沢さんは誰か(嘉田さん本人ではないだろう)から、「表に出てきたら未来の党は解党する」と脅されていたのではないか。出て行けば解党、出て行かなければ同志は暴発。その股さきの中で沈黙を守ったのではないか。

・戦略的に、未来の党自体も、嘉田代表も残すべきだと、小沢さんは判断しているだろう。参議院選まで半年しかないことと、民主党を分裂させて統合する戦略もありうる。

・現実的には滋賀県議会の決議が通り、嘉田代表続投は困難だろう。いちから戦略の作り直しになる。

・嘉田さんとの分裂を喜ぶ自称小沢支持者がたくさんいるようだが、少々無責任ではないか。

・不正選挙について。充分にあり得る。藤島さんの裁判にも期待したい

・そのうえで、民主主義は最初からハンディがある。民衆は4倍くらい力を持たなくては勝てない。一目瞭然、どっから見ても圧勝と言うくらいの情勢を作らなくては勝てない。

・ちなみに、民主主義だから4倍ですむのであって、軍事独裁ならば10倍でも政権交代できない。まだしもラッキー



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No title

あまりに、あんまりな記事ですね。これではネトウヨに馬鹿にされるのもあたりまえです。
権力欲乞食の未来の党が直ぐに分解するのは予見されていた事。
日本共産党以外に信頼できる反原発の党はあり
ません。

この記事を消さないとバカと思われますよ。

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