2013-02-15(Fri)

「放射性物質汚染対処特措法」というわかりにくい法律のウラで全国に流通する放射性肥料

東電がばらまいた福島第一原発の放射能。

これをどうするのか という法律が「放射性物質汚染対処特措法」なのだが、管轄する環境省のHPはこんな感じ
→ http://www.env.go.jp/jishin/rmp.html

何が何だかわからない
まだしも分かりそうな「概要」というのをみても こんな感じ

→ http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/law_h23-110b.pdf

やっぱり何が何だか分からない
まったく環境汚染省のやることらしい

ところが、この複雑怪奇な法律を、実に分かりやすく解説してくれているサイトがある

(株)リーテムという産廃処理などをやっている会社のHPのコラム
→ 読み解く!放射性物質汚染対処特措法(1)

これを見ると、一般の下水処理場で発生する8000ベクレル/kg以下の汚泥も、「特定一般廃棄物」として特別処理をしなくてはならないことがわかる。

特別処理と言っても「バグフィルターをつけて焼却」というのもあるので、まったくひどいものだが、それでも一応規制はされている。

ところが、特別処理をしなくてはならな代物が、全国各地にあろうことか「肥料」として出回っている。
地元で使う場合は1000ベクレル/kg以下、全国に販売する場合は200ベクレル/kg以下の汚泥は、肥料の原料にして良い!と農水省。

→ 汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱いについて

かつ、肥料自体も、400ベクレル/kgまでは全然OK! (by農水省)

→ 放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土及び飼料の暫定許容値

肥料だけじゃなくて、土壌改良材も培養土も。。。

実際どのくらいセシウムがふくまれるかというと、例えば群馬県みどり市では
→ http://www.city.midori.gunma.jp/oshirasehousyasen/nousyukensa.html

農水省はアリバイ的にこんなことを言っている
「全国の下水道汚泥等は、濃度に差はあるものの、放射性セシウムを含んでいると考えられます。したがって、全ての汚泥肥料に「放射性物質を含んでいる」と表示する必要があることになります」
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/odei_qa.html のQ15

しかし、実際はと言うと、これは千葉県山武市の一例
→ http://www.city.sammu.lg.jp/soshiki/13/hiryo.html

放射能の「ほ」の字も書いていない。
ちなみに、汚泥肥料は有機認証栽培には使えないのに、「有機質肥料」と銘打って販売。
悪徳業者ではなくて自治体が。

こんな濃厚な能社製物質を一度撒いてしまった農地は、なが~い間汚染地になってしまう。
ふくいちの爆発時には汚染を免れた土地が、どんどん汚染地になっていく。

とにかく、400ベクレルという濃厚なヤツを直接撒くのだから、焼却場から風に乗って散らばるのとは威力が違う。
桁がいくつも違う。

日本中を汚染地と化し、核廃棄物の処分場にしかできないようにする計画が、着々と進んでいる。

福島に無理やり住民を閉じ込めているのも、一つには郷土愛をあおってリクビダートルを確保しようという狙いであり、もう一つには、大量を病人を出現させて本物の恐怖で根こそぎ無人化を図る計画ではないのか。もちろん、補償無しで。

ソ連ですらやった避難を、なぜ日本がしないのか。その秘密が、たぶんここにある。
今すぐに「福島から出て行け」と言えば、当然ながら補償が必要になる。しかし、次から次に病気になるのを目の当たりにすれば、行政が強制しなくても、何も補償しなくても勝手に出て行くだろう。と、原発鬼どもは考えている。

そうなれば、浜通と中通りを隔てる阿武隈高地に、好きなだけ核の墓場をつくることができる。
使用済み核燃料の引き取りとセットで原発を輸出する というのが原発鬼度もの最高の商売である。

また、米国でもオバマが
「使用済み核燃料、48年に最終処分場 米エネルギー省が新方針」 と言い出した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG1400I_U3A110C1TJM000/

試験的な中間貯蔵施設を21年までにつくり、25年にはさらに大規模な施設をつくる のだと言う。
もちろん、米国内に作るなんてひとことも言っていない。

黙っていれば、温和しくしていれば、目立たなければそれなりに生きていける時代は、遠い過去の思い出に過ぎない。思い出にすがって生きることを否定はしないが、残念ながら、よほど運が良くなければそれでは生きてはいけない。

→ 原発推進の正体は「日本列島を核の墓場にする計画」だったのではないか

本音を言えば、私もどちらを向いて何をすればいいのかよく分からない。
でも、とにかく一歩前に進んでみて、歩きながら考えてみたい。

次の日曜日 17日はエル大阪南ホールでこのような豪華企画が

→  『明日へと繋げる為の集い』 (豪華ゲストはリンク先を確認)

ぜひとも、ご参加を

【お仕事広報】
全然関係ないけど、お仕事関係のお知らせ

2月16日(土)11:00~
「インテリアとしての木のキッチン」
主催:十津川村
会場:木灯館(イオンモール橿原アルルの敷地内)
詳細:http://www.kotoboshi.jp/event/entry-65.html

もしお近くの方がいたらどうぞ
残席多数!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ 応援お願いします

関連記事

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

2/19: 東通原発:「敷地に活断層」、大間原発建設の無期限凍結… 原発推進の自民党政権、正気に戻れるか???

「護憲+」ブログ: 「護憲+」は第十期に入りました  (笹井明子) 「護憲+」ブログ: 憲法の理念も現実も米海兵隊の国外撤退を指し示している  (笹井明子) 「護憲+」ブログ

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

製材所で出る樹皮木片が堆肥と燃料ペレットとして出回っている

製材所でたくさんの樹皮と木片が出る。これが燃料ペレットや堆肥の主原料になる。以前は有料で購入していたが、現在は福島から無料で届けられて材料として使われ製品化されていると関係者から聞いた。燃料ペレットは農かで、ビニールハウスの保温やストーブに使われている。
自由党 近畿ブロック
国民の生活が第一!
KINKILOGO.png
自由党
jiyutoulogo.jpg
山本太郎となかまたち
bnr_nakamatachi.png
生活フォーラム関西
なんとしても政権交代を!
20140723-3.jpg
ひとびとの経済政策研究会
松尾匡氏ら気鋭の経済学者による  政策提言と勉強会
ひとびとの
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
リンク1
貴重な情報をいただいています
(順不同)
リンク2
ブログ内検索
twitter
田中龍作ジャーナル
20140723-4.gif
マガジン9条
パレスチナ・オリーブ
パレスチナで作られたオリーブオイルやオリーブ石けん。これはお勧め。
palestineolive.jpg
RSSフィード
blogranKing.net

カウンター
最近の記事
プロフィール

明月 こと 山岸飛鳥

Author:明月 こと 山岸飛鳥
木の家プロデュース 明月社 主宰
一級建築士
趣味 キコリ 畑
取り柄 貧乏
Email : info@mei-getsu.com

明月社のアルバム
明月社の作品や家づくりのアイディアなど ちょくちょく更新しています
アルバムLOGO
木の家プロデュース明月社
ホームページをリニューアルしました
meigetsusha.jpg
明月社へのご連絡

名前:
メール:
件名:
本文:

明月社 facebookページ
六甲菜園ブログ
郊外楽園プロジェクトの六甲菜園
rokkou-sides.jpg
おすすめの本
こんな時代だから、お薦めしたい本。アフィリエイトではありません。

自伝的戦後史(羽仁五郎) jidentekisengosi.jpg

おすすめの本 2
日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

nihonhanaze.jpg

おすすめの本 3
日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか
nihonnhanaze2.jpg
おすすめの本 4
世界超恐慌の正体

sekaichoukyoukou.jpg

おすすめの本 5
そして、日本の富は略奪される

sositenihonnno.jpg

おすすめの本 6
コンクリートが危ない

conclete.jpg

おすすめの本 7
家を建てる。家づくりはたたかいだ

iewotateru.jpg