2014-03-29(Sat)

政権交代・虎の穴 4月5日(土)です!

私のまわりで、市民運動と政治運動、革新と保守、これらを象徴するのは、社民党の服部良一さんと生活の党の渡辺義彦さんだ。
このお二人の対談に、参加者もどんどん入っていくことで、「討論」する訓練をしたらどうだろう。「協調」や「賛同」や「学習」は皆さん慣れているけれども、対立する意見を聞く、対立する人に話す、対立点を理解するということにはまったく慣れていない人ばかりだ。もちろん私自身も。

そんな構想に、渡辺さん、服部さんも賛同して下さり、大変申し訳ないながらノーギャラで協力いただけることになった。

この際、もっとも「違う」ところをお題にしてみよう。
ならば第1回目は、防衛と安全保障。自衛隊をどうするの、ということだ。
当面の政策はそっくりの社民党と生活の党は、この分野では全然見解が違う。見解と言うよりも、国家観、社会観が違う。

根本的に違うので、話し合ってもけっして交わらないし、もちろん結論なんて出ない。
あえてそれをわかって、「討論」の訓練をしていきたい。
だから あの「虎の穴」と命名。

と張りきったのだが、正直、自分で「画期的!」と思ったわりに反応があんまり無い・・・


パネラーの服部さんや渡辺さんをはじめ、ごくごくコアな皆さんには強い賛同をいただいているのだけれども、どうも広がりに欠ける。

■■

運動には三つの種類がある。

ひとつは、何か問題があったときに「これが問題だぞ-!」と声を上げること。
市民運動の原点と言ってもいい。
「真理は少数にあり」と羽仁五郎さんも言ったように、時代を揺るがす大問題も、必ず最初は少数の声から始まる。

ふたつめは、政権をとりにいく運動だ。
普通は政治運動とか選挙運動と呼ばれるが、そう言ってしまうと固定観念で見られるのであえてそう呼ばない。
とにかく、国会で多数をとることで問題解決を目指す運動。

みっつめは、運動の前提となる知識を得る活動。
そもそも何が問題なのか、自ら知り、また人に伝える運動。
深い内容の学習会や執筆活動なども含まれるだろう。

これらは、それぞれとり組んでいる人たちがいる。
デモや集会に代表される市民運動は、浮き沈みはあれど一貫して絶えることがない。
大阪でも、原発に抗議する隔週金曜の関電前行動や、秘密保護法の廃止を訴える毎月6日のロックアクションなど、粘り強い運動が続いている。

ロックアクションは4月6日に大きなデモをするそうなので、デモが好きな人はもちろん、苦手な人もモノは試しで覗いてみていただきたい。(ロックアクションのブログ

政権をとりに行く活動はかなり苦しんでいるけれども、それでも何とか再起しようと努力している政治家はいる。
本当に苦しい時代だけれども、俺がやると言ってくれる候補者がいなければ、政権は動かすことができない。
経済成長期の自民党と今の自民党はまったく別モノで、ほとんど妥協が期待できない以上、政権をとりに行かないということは、結果を求めないということになってしまう。

そんな政治家のひとりである、生活の党・渡辺義彦が、ちょっと趣の変わった時局セミナーを行う。(時局っていうのが政治家らしくていいでしょ)
4月19日(土)「医療最前線シリーズ くすりから命を守るために」子宮頸がんワクチンとインフルエンザワクチンからワクチン産業を考える。講師:大阪学附属病院 特任研究員 渡邊貴恵さん。(そう、お察しの通り渡辺義彦の奥方)
こちらも是非参加をお勧めしたい。→告知HP

知識のための活動は、ある意味一番制約が少ないので、小規模かつ多数の活動が全国で行われている。
それ自体では物事を動かすことはできないけれども、火種を残すこと、世の中の裏側を知らせること、これは欠かせない運動だ。
私がかかわっている活動でも、4月12日(土)に「今中哲二さん学習交流会」というのをやることになっている。
避難者と未来をつくる会 ブログ

福島第一原発の事故直後から飯舘村の汚染や被曝の調査を続けている今中哲二さんを囲んで、少人数で濃い学習会をやるつもり。京大熊取6人衆のひとりである今中さんに対しては、一部では御用学者との決めつけがあるようだが、そうした疑問もふくめてオープンな交流学習会になることを期待してるので、こちらもぜひ参加いただきたい。
(定員を絞った関係で、参加費が1200円になってしまったのはご容赦を)

■■

と、それぞれ苦しみながらもがんばっている人たちはたくさんいる。
で、じゃあ自分は何をしたらいいんだろう、と自分の立ち位置を考えてみた。

長くこのブログを見てくれている人はご存じのように、私はもともとは市民運動に非常に近い感覚であるし、選挙では社民党を応援していた。
それが、本気で政権をとりに行った小沢一郎さんが大弾圧されるのを見て、政治運動は小沢グループを応援することにした。かの陸山会にも入った。

そういう立ち位置でしばらく動いてみて実感したのは、市民運動と政治運動のあいだの大きく深い溝だ。
政治や選挙を忌み嫌う市民運動家は珍しくない。嫌わないまでも、必要悪、汚いモノ、という感覚だ。典型的なのが小出裕章さんである。あれだけ有名になり影響力があっても、選挙の応援はまったくしてくれない。

しかし逆も同じようなもので、デモや集会には決して顔を出さない政治家や政治運動家も、これまたまったく珍しくない。選挙の直前だけ官邸前デモに行くのはまだましなほうで、市民運動にあからさまな不信感をもっている人がたくさんいる。

これが、まったく別の主張をしているのならお互いの不信感も当然だけれど、当面の目指す方向性はほとんど同じもの同士が、まるっきり目線を合わせないのだから、私のように両方に脚を突っ込んでいる人間には不思議でならない。

そして、このことが最悪の形で現れてしまったのが、先の都知事選だった。
小沢さんが言うように、政治の立場から見れば一本化しなかったことは自ら負けたようなものだ。政治家としては細川さんも宇都宮さんも無責任の誹りを免れない。
しかしあの時候補者がその気になれば一本化できたのかといえば、たぶん無理だったと思う。それほどに、両陣営をとりまく人々の意識と感覚には、大きな大きな開きがあった。

有権者や緩やかな支持者には「同じ脱原発なのに」と思えたけれども、両陣営をとりまく人々の目には、ちょっと極端な言い方をすれば、緑色の脱原発と赤色の脱原発のような、まったく違うモノに見えていたはずだ。

いや、違うモノでもよかった。「どうやら違うみたいだね」「一見そっくりだけどここが違うんだな」と話し合う環境があれば、次のステップに進めたかもしれない。
しかし現実は、実質的な対話拒否と周辺からのネガキャンの応酬だった。

■■

ここに至って、私の役回りはココだ、と確信した。

違いを乗り越えるのではなく、違いを理解しながら共闘する感覚と技術を磨く運動。
市民運動、政治運動、学習会、というこれまでのカテゴリーに入らない、第4の運動。

と、張りきったのだけれども・・・・・ 冒頭書いたように、予想したほどには参加者が増えない・・・
(開催できないほどではないけれども)

たしかに、言いたい放題言ってスッキリもできないし、支持者が増えるわけでもないし、新しい知識を得ることも無いかもしれない。でも、この第4の運動は、私たち日本人(日本の歴史を否応なく負っている者)にとって不可欠の運動だと確信している。

ぜひとも参加いただきたい。

■■

 政権交代・虎の穴


20140310-3.jpg

エキサイトしてタイガーマスクが暴れ出したら困るので(笑)下記のルールを設けます。

後半の自由討論では
・大声を出さない
・他人の話を遮らない
・司会の制止を振り切らない
・1回の発言は2分以内

これ以外は何でもアリです。
レフリーは私がつとめます。

主旨をよく理解していただいて、そのうえで参加してみたいという方は、ごく簡単な自己紹介とともにメールで申し込んで下さい。
メルアドだけでなく、お名前、連絡先もお願いします。討論中はペンネームでOKですが、申込は本名でお願いします。

申込→ info@mei-getsu.com 

■■■■




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