2014-07-23(Wed)

次の一歩

4年前に民主党政権がクーデターで大変質して以来、政治的にはなにひとつ良いことがなく、さらにその間に大震災と原発爆発という惨事までおこり、精神的にフラフラになっている方が多いのではないかと推察します。
もちろん、かく言う私もその一人です。もう、目と耳を塞いで、いよいよ目の前に命の危険が迫るまで、知らぬ存ぜぬで生きていきたいという誘惑にかられます。

20140723-5.jpg しかし、ふりかえれば、やはり3.11の前と後では世の様相は違っています。
政権交代までは、政治は政治家がやることで私たちは投票するだけでしたが、震災以降はすこし意識が変わってきているように思えます。政党とは直接関係なく、デモをやったり集会や勉強会をしたり街頭演説をやったり、そういうことが、まだまだ少数とは言え、かなり当たり前にできるようになってきました。

すくなくとも、ちょっと黙ってられへんなあ と思った人が、でも○○党の集会はイヤやし とか思って足を止める必要はなくなりました。市民運動レベルでは、かなり超党派での動きが広がり、ネットなどで情報を集めていれば、毎週末毎に集会やイベントが開かれており、参加することができます。

すくなくとも40年近く、「政治はダサイ」「デモは怖い」という強迫観念でガンジガラメにされ、精神が凍結状態にされてきた日本で、とにもかくにもここまで氷が溶けてきたのは大きな変化だと、改めて確認することは大事なことだと思います。

ところが、選挙の投票率は下がり続けています。
いまや、半数の人々は投票に行かないのがフツウになりつつあります。
65%が50%になるということは、これまで投票に行っていた人の1/4が「もうやめた」になったわけで、これは由々しき事態です。

数千人、数万人の人々がものを言い始めた一方で、数千万人の人々が「もうやめた」「おらしらね」「どうでもいい」と諦めてしまったのです。その原因はハッキリしています。
「受け皿がない」 からです。

選挙では、有権者は選択することしかできません。
イヤなら自分で出ろ と言ったところで、現実にはそんな簡単にいかないのは言うまでもありません。
また、めっちゃ嫌いな党でも、自民党よりはマシだから投票しろ という意見もあります。たしかに正論ですが、それを数千万人に強要することはできません。
やはり、選択肢がなければ投票には行かないのです。多くの人は。

それでもなお、絶対に忘れてはいけないのは、日本は腐っても民主主義だ ということです。
選挙で勝ったものが天下をとるのです。好き放題やるのです。すくなくとも次の選挙までは。

いくら抗議集会をやっても、署名を集めても、それが「次の選挙で危ないな」と思わせることにつながらないと、天下を取って好き放題の政治家にはまったく響きません。「大きな音だね」で終わってしまうのです。

20140723-1.jpgですから、なんとしても選択肢を 受け皿を用意する必要があります。
それと市民の声が共鳴することで、独裁者気取りの安倍晋三を脅かすことができます。仮に、今、300選挙区に「野党」の候補者が立ち、活発に日常活動を行っていれば、数万人の官邸前抗議は安倍の心胆寒からしめることでしょう。しかし残念ながら、いくら数十万人が取り囲んだところで、選挙になれば自公が勝つと思っているので、バカにしたようなあの目つきで無視黙殺です。

受け皿が必要、ということの根拠に、「保守リベラル」の存在があります。
ごく簡単に言うと、共産党はもちろん社民党も労働組合も大嫌いなんだけれども、民主主義は大事にしたいし生活は守りたいし戦争は絶対ダメ と思っている人たち。3.11以降は、脱原発も。

もうちょっと広くとらえるなら、大きな変化は起きてほしくないけれど、生活は守りたい、という人々。
自民党のやり方には納得できないけれども、だからといって共産党や社民党には絶対に投票しない人たち。
この「保守リベラル」の人々は、ちゃんとした受け皿がないと、しかたなく自民党に投票したり、しかたなく民主党に投票したり、嫌気がさして棄権したりしています。

そして、この受け皿になり得るのは、小沢一郎しかいないのです。
他にどこをどうクビを回してみても、日本の政治勢力に人材はいません。

小沢さんを座標軸にして、右と左にゆるやかな連携をつくっていくことでしか、受け皿はありえません。
小沢さん自身がよく口にしているような、「民主党を中心にした」受け皿を作って、国民に苦渋の選択を迫ることは、決して現実的だとは思いません。苦い薬をイヤイヤ飲み干すような選択ができるほど、日本の民主主義はまだ成熟していません。

小沢さんを軸に、やや左側に山本太郎さん、もうちょっと左に社民党。右どなりに亀井静香さんとか、できれば村上誠一郎さん。
さらに、大きな力になりそうなのが、松阪市長が始めた、集団的自衛権に対する集団提訴とピースウィングの結成です。

20140723-2.jpgピースウィングについて
 → 集団的自衛権行使容認に対して、松阪市の山中光茂市長の「ピースウィング」運動
 → 国へ違憲提訴で団体設立 松阪市長ら(中日新聞)

松阪市長の山中さんという人は、かなり興味深い人で、何年か前のインタビュー記事もリンクしておきます。

自らを「永遠の偽善者」と呼ぶ若手首長は、なぜ住民のために生きることを決意したのか(ダイヤモンド・オンライン)

インタビュー 三重県松阪市市長 山中光茂氏に聞く(上)   (下)

我こそはオザワイズムの支持者である、と自負する方は、ぜひこういう山中光茂さんや山本太郎さんのような自分の頭で考えて行動力のある、まさに自立と共生を実行している若手の政治家にこそ注目し、大切にしていただきたいと思います。

こうして、中央政界を置いてきぼりにするかのように、「受け皿」の動きが始まっています。これは、来年の統一地方選に向けて加速するものと思われます。

そんな中で、関西で小沢さんを中心になんとかもう一度政権交代!と願ってきた仲間たちも、「もうこれ以上じっと指示待ちはしてられへん」と、自主的に動き出しました。
先に報告したように、6月19日には弾丸ツアーで東京へ行き、小沢一郎さんに面会して直談判をして、市民主導で運動を始めること、その結成に小沢さんに来ていただくこと などの了解を得ました。
そしてそのときのメンバーを中心に、「生活フォーラム関西」を結成し、ぼちぼちとですが活動を始めました。

生活フォーラム関西 公式ブログ


9月13日(土)には、小沢一郎さんに大阪に来ていただきます。
詳細は上記のブログを見てください。ここには、日時などだけ記載します。

名 称 小沢一郎が語る「世界の中の日本と政権交代の道のり」
日 時 2014(平成26)年9月13日(土) 18時開場 18時半開演
場 所 大阪市北区民センター
          
大阪市北区扇町2-1-27  TEL 06-6315-1500
入場料 500円
主 催 生活フォーラム関西 (事務局)吹田市江の木町9-23-306
申 込 参加される全員のお名前、ふりがな、ご連絡先をメール、FAX、お電話でお知らせ下さい。
 メール:info@mei-getsu.com FAX:06-6720-8051 TEL:090-8467-8877(山岸)

20130209-4.jpg2010年の民主党の党首選いらい、じつに久しぶりの小沢氏の大阪登場です。
関西で「受け皿」を作っていくための、キッカケになればという思いで準備を進めています。

20年来の支持者の方も、政権交代と陸山会事件で注目し始めた方も、ぜひ、生の、マスメディアを通さない小沢さんの話を、表情を見に来てください。
「たしかに小沢しかいないよなあ。でもなあ・・・」 と思っている方にこそ、ぜひとも来ていただきたいのです。

抗議行動も大事。無くてはならない活動です。でも、そこに留まっていては安倍晋三に意を突きつけることはできません。
ぜひとも、9月13日ご参集ください。そして、生活フォーラム関西への参加、あるいは連携をお願いします。




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