2014-09-03(Wed)

生活フォーラム関西についての考察

■もともとの私の狙い=「1万人が動けば日本は変わる」

 私の根本的な思いと目的は、全国で1万人が少しの拠金と週に数時間の活動を始めれば、日本はがらっと変わりうる ということだった。 そこから10万人が動けば、必ず勝てるという確信だった。そのために、自分のできることは何か。自分の立ち位置を活かす動き方は何か、ということを考えた。それが、政治市民プロジェクトという形だった。

 政治市民プロジェクトのキーワードは、選挙と連携 だ。
 あえて選挙というのは、日本人は今まで選挙に真面目にとり組んだことがないからだ。私自身がかつてそうだったように、選挙を諦め選挙をバカにして、政治に関心のある人ですら選挙運動はおろか投票にすらまともにいかない。 しかし、選挙運動すらできずに他の運動で世の中をどうこうするなんてできるのか? 他の方法は選挙よりももっともっと厳しい道のはずだ。

 文句をいいながらそれなりに生きていける時代はそれでもよかった。しかし、もうそんな余裕は無い。いままで飼い慣らされてきた日本人が、まずどこから動き始めることができるのか。やはりそれは選挙しかない。 そう思って、2012年総選挙と2013年参院選のお手伝いをやってみた。 もちろん、私にとっても初めての選挙運動への参加だった。

 キーワードのふたつめは連携だ。これまでいわゆる右と左。あるいは保守と革新は、お互いの存在を意識しながらも正面から討論したり、違いを認めつつ共闘するというチャネルをほとんどもってこなかった。  その悪弊が極端な形で噴出したのが今年の東京都知事選挙だった。あんな無様なことを繰り返したくない。

 そこで思いついたのが「政権交代虎の穴」であり、自衛隊と安保防衛について、保革入り乱れての討論会だった。 もちろん結論は出ないが、「あの人はこう考えているんだな」ということを賛成せずとも理解することで、不要な争いを避け違いを認めながらの共闘の下地を作っていくことができるだろうと考えた。 人数は少なくとも、キーマンに参加してもらえれば意義は大きいのではないかという実感はあった。

 ところが、連携を考えるときにひとつ大きな問題があった。小沢グループの核がないのである。本来ならば大阪の現職議員がセンターを務めるべきなのだろうけれども、少数党で国会、党務、選挙区を走り回りとても関西のセンターまで手が回らないという。

 そこで私が生活の党にお願いしたのが、新政研のような党の外殻団体のような組織を作り、そこに関西の小沢グループが集まり情報を共有できるようにしたらいかがか、ということだった。新政研とは言うまでもなく、民主党時代に小沢グループの政治家がやっていた学習会のこと。 ちょと意味あいは違うけれども、小沢グループの市民や支持者がゆるやかに集まれる集団という意味で、そういう提案をしたのだ。

 なぜ小沢グループの核にこだわるかというと、現実に連携から取り残されているからだ。
 例えば、毎年3月には、3.11○周年の集会が催されている。大阪では共産党を含めて脱原発のありとあらゆる団体が参加して大規模に行われている。実際のところ、この面々が同じ会場で集会をし、デモをするのは驚天動地という感がある。実行委員会はそれはそれは苦労をして一つの集会にするために努力をしていると聞いている。
 ところが、その集会にも小沢グループも生活の党も参加していない。参加する主体がないからだ。呼びかけようにもどこに呼びかけたらいいのか分からないわけだ。

 この7月6日に行われた大阪弁護士会主催の集団的自衛権に反対する集会。共産党から民主党、解放同盟から宗教団体まで実に幅広い集まりだった。私は社民党の服部さんのグループから聞いて出かけて行ったのだが、驚いたことに生活の党の村上議員が挨拶に登壇された。 事前に支持者に何の連絡も無く、動員もなく、参加者ではなく来賓として発言されたようだった。

 自前の運動もできず、他の運動との連携もできない。このままで小沢グループは雲散霧消してしまう。この危機感が強かった。

■圧倒的なスローガン 「国民の生活が第一」

 ではなぜ私は「小沢グループ」にこだわるのか。他のグループに鞍替えするのではなく、連携の軸を小沢グループと言い続けるのか。 それはひとことで言うと「国民の生活が第一」というスローガンにある。これを超えるものはない、と確信している。 「国民の生活が第一」は理想ではない。現実的な、直近の政治スローガンとして、完璧に練り上げられている。

「国民」というのは、あまねく国民全員という意味でもあり、他方ではインターナショナリズムは棚上げにされている。まずは「国」という枠を設けることで現実的な目標設定にしている。

「の」 <が>や<を>ではなく<の>である。義務ではなく権利を示している。

「生活」 経済や安全という言葉は、金持ちの利益や国家主義に曲解される余地がある。それを許さない生活というベタベタの言葉を用いることで、国民自身の利益だということをハッキリさせた。

「が」 <も>ではないし<は>ですらない。

「第一」 優先順位にしたことの意味。保守政党としては国防や経済もないがしろにできないわけで、生活さえよければ他は要らないということではない という意味が裏にある。それでも、「生活」が「第一」と言い切ったことで、誰の視線に立っているのか一目瞭然である。

 このようなスローガンを保守のど真ん中で生きてきた小沢一郎という人が考え出したことに、私は感動すらおぼえた。 そして、そのスローガンの下に、少なくとも一度は政権交代が実現した。
 その後の顛末はここでは繰り返さないが、少なくとも分かっているのは、あの時投票した3000万人は今でも存在していると言うこと。 よく聞く「分厚い保守層」と言われる人たちは、やはり存在するのだということ。

 いわゆる左の側がどれだけ頑張っても、この目に見えない「分厚い保守層」は動かない。これは良い悪いではなく、現実として受け止めざるを得ない。 ではどうするか。
 やはり、中心は小沢一郎なのだ。これは、小沢さんが好きだから中心に据えたいという主観的な話ではなく、「国民の生活が第一」でまとまるべき人々の立ち位置を見渡すと、ちょうどその真ん中に小沢さんが立っているのだ。 あるいは、その立ち位置を小沢さんが選択したのだ。
 その宣言こそが、「国民の生活が第一」というスローガンなのである。

 逆に言うと、小沢氏の存在意義は軸であり要になることであり、小沢イストだけで何事かができると言うことではない。小沢グループ単独で政権交代を成し遂げるということは、現実的にも本質的にもあり得ない。 少なくとも選挙という手段で政権交代を狙うのであれば、右から左まで、理想主義から現実主義まで、幅広く結集する必要がある。

■生活フォーラム関西の船出

 以上のような意味から、私は関西での小沢グループの核を作る必要性を強く感じ、ついに業を煮やして6月には小沢氏に対して直訴団を組み、そうした団体を作ることの承認を取り付けた。 その団体は生活フォーラム関西と名付けられ、9月13日の小沢氏講演会を機に船出することになった。

 ところが、言い方は不穏当だが、墓穴を掘ったというか2階に上がったら階段が崩落したというか、本来ならば連携のための核として作ってもらったはずのこの団体から、脚が抜けなくなってしまった。私の現場は、他の色々な団体との連携のほうにあるのだけれども、小沢グループの核作りのほうに手も足も取られて身動きができなくなってしまった。

 生粋の小沢イストにこそ、こうした団体は運営していただきたいと切に願いつつも、それができないからこそ事ここに至ったのだと思いおこし、当面はこちらを主に動くしかないと覚悟を決めてはいるが、それにしても私も自分の仕事と生活を放擲するわけにいかないので、ともに実務をになってくれる人材を熱烈募集中である。ぜひとも手を上げていただきたい。

 それはともかく、まずは9月13日の成功と、その後の活動方針をしっかりと議論していかなければならない。漫然と存在だけしていても意味はないのだから。

名 称 小沢一郎が語る「世界の中の日本と政権交代の道のり」
日 時 2014(平成26)年9月13日(土) 18時開場 18時半開演
場 所 大阪市北区民センター
          
大阪市北区扇町2-1-27  TEL 06-6315-1500
入場料 500円
主 催 生活フォーラム関西 (事務局)吹田市江の木町9-23-306
       公式ブログ http://seikatu-forum.blog.jp/
申 込 参加される全員のお名前、ふりがな、ご連絡先をメール、FAX、お電話でお知らせ下さい。
 メール:info@mei-getsu.com FAX:06-6720-8051 TEL:090-8467-8877(山岸)

予約なしでも入れますが、準備の都合上、できるだけ事前に申し込んでください



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ  応援お願いします


関連記事

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

自由党 近畿ブロック
国民の生活が第一!
KINKILOGO.png
自由党
jiyutoulogo.jpg
山本太郎となかまたち
bnr_nakamatachi.png
生活フォーラム関西
なんとしても政権交代を!
20140723-3.jpg
カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
森友事件 リンク
安倍晋三記念小学校こと森友学園の疑惑について、重要な資料を提供してくれるリンクです
リンク1
貴重な情報をいただいています
(順不同)
リンク2
ブログ内検索
twitter
田中龍作ジャーナル
20140723-4.gif
マガジン9条
パレスチナ・オリーブ
パレスチナで作られたオリーブオイルやオリーブ石けん。これはお勧め。
palestineolive.jpg
RSSフィード
blogranKing.net

カウンター
最近の記事
プロフィール

明月 こと 山岸飛鳥

Author:明月 こと 山岸飛鳥
木の家プロデュース 明月社 主宰
一級建築士
趣味 キコリ 畑
取り柄 貧乏
Email : info@mei-getsu.com

明月社のアルバム
明月社の作品や家づくりのアイディアなど ちょくちょく更新しています
アルバムLOGO
木の家プロデュース明月社
私のホームページ
meigetsusha.jpg
木の家見学会
2017/2/19(日)
木の家の見学会をやります
場所:堺市北区東浅香山
(地下鉄北花田から徒歩15分)
開始時間: ①11時  ②14時30分

お名前・ご住所・電話番号・希望回 を記載のうえ、下のメールフォームからお申し込みください
折り返し詳細をご連絡します
明月社へのご連絡

名前:
メール:
件名:
本文:

明月社 facebookページ
六甲菜園ブログ
郊外楽園プロジェクトの六甲菜園
rokkou-sides.jpg
おすすめの本
こんな時代だから、お薦めしたい本。アフィリエイトではありません。

自伝的戦後史(羽仁五郎) jidentekisengosi.jpg

おすすめの本 2
日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

nihonhanaze.jpg

おすすめの本 3
日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか
nihonnhanaze2.jpg
おすすめの本 4
世界超恐慌の正体

sekaichoukyoukou.jpg

おすすめの本 5
そして、日本の富は略奪される

sositenihonnno.jpg

おすすめの本 6
コンクリートが危ない

conclete.jpg

おすすめの本 7
家を建てる。家づくりはたたかいだ

iewotateru.jpg