2014-12-26(Fri)

2016年夏に向けて

安倍自民党は、ついに改憲の日程を具体的に口にした。

【第3次安倍内閣発足】 自民、17年にも国民投票 世論の理解獲得が課題
2014/12/25 共同通信


2016年夏に衆参同日選挙をうち、自民単独、または積極的な改憲勢力で両院の2/3を確保し、オリンピックイヤーまでの喧噪の中で改憲をやりとげるつもりだ。
今のままの状況が続くならば、それはほぼ確定路線となるだろう。

2016年夏は、正真正銘の、言葉通りの「決戦」となる。

そこにむけて、あらゆる運動を集約させていく必要がある。
もちろん、選挙以外の重要な問題や課題や運動があることは重々分かっているけれども、それでもあえて、ここは2016夏の選挙に集中するべきだと言う。

52%の投票率を嘆く声は多いが、私はすこし違う感想を持っている。
その「嘆いている人たちの多くが、実は真剣に選挙に取り組んでいない」という事実のほうが大問題だ。

ツイッターなんかでブツブツ文句を言っていても、超能力者じゃあないのだから何も変わらない。
様々な個別課題は重要だけど、選挙で勝たなければ一歩も解決はしない。

選挙というのは、合法的に政権、国家権力を奪うことのできる唯一の方法だ。
それを、意識ある人々が率先して軽んじているから、この国の投票率は低いのである。意識ある人々が、選挙で夢を叶えようと真剣に取り組まないから、選挙に魅力がないのだ。

投票率が低い、民度が低いと文句を言っている人たちのほうにこそ、その原因があることを自覚しよう。
文句を言う前に、動こう、どう動くべきか考えよう。

勘違いしてはいけない。魅力のある選挙というのは、歌ったり踊ったりすることではない。
魅力ある選挙というのは、魅力ある未来を提示できる選挙だ。

政治とは生きる途を示すこと。
その途を進むこと。

その政治の王道を進むことが、魅力ある選挙なのだ。
歌って踊らなくても、国民は生活目線でちゃんと見ている。

■■ 若者にスポットライトを

とはいえ、「自民党は悪いことをするけど、日本を世界2位の経済大国にして国民を豊かにしてくれた」という60年にわたる洗脳は、そう簡単にぬぐい去ることはできない。

とくに、自分の人生において確実に「今は豊かになった」世代はテコでも動かない。
綻びができるとすれば、豊かさの実感を感じたことがない20~30代だろう。退職金と年金で暮らしていける団塊以上の世代を見つめながら、時給830円で死ぬほど働かされている世代だ。大学という貧困ビジネスのカモになっている、まさにその世代だ。

自民党に反対する人々の中にも、若者は自分の努力が第一 と思っている人がたくさんいる。多数派かもしれない。
しかし、これから基盤を作っていく世代にとって、努力で何とななる幸運な人は一握りだ。メイドインチャイナやインドネシアの製品と真っ向勝負しなければならない現代では、新規参入者に対して圧倒的な賃金引き下げの圧力がかかる。

それでも労働組合があれば少しはマシだろうが、組合の力は80年代にほぼ壊滅している。今や公務員と一部上場の特権的な労働者の権利を護ることに汲々としている。連合の上層部などは、いっそのこと支持政党を自民党に替えたいと願っているに違いない。

そんな悲惨な社会的なスタンスに、層として立たされている20~30代に対して、大胆な優遇策を打ち出すべきだ。
自民党がやるような、かけ声だけでカネをかけないやり方ではなく、毎年10兆円以上の予算措置を約束する。
教育、子育て、就職 の3本柱に、潤沢に税金を注ぎ込む。

2万6千円の子ども手当、大学までの無料化、認可保育所の倍増、公務員の新卒枠の3倍増、新卒採用した企業への減税。もちろん消費税廃止、合理的な累進課税、内部留保の上限規制、公務員の年俸を1000万円上限と世代交代。
330兆円の対外純資産(国内に回収できていない売上)を国内で活用する仕組み作りも重要だ。

ありとあらゆる知恵を絞って、若者が生きていける実感をもてる、なんかワクワクする政策をつくることだ。
そしてそれを、分かりやすい言葉で、徹底的に言い続けていくことだ。

2016年夏まで、あと1年半しかない。
そう多くのことはできない。
私は、ここに力を集中すべきだと思う。

■■

言いたいことは沢山あるが、スポットライトを当てるような、集中のある取り組みをしなければ、敵の圧倒的な物量にかき消される。

自己満足を排し、どれだけ意識ある人々が、安倍自民党を食い止めたい人々が、一点に集中できるか。
ここに「決戦」の行方はかかっている。

100%の目標は 政権交代。
最低の最低限は 衆参どちらかで自民党の2/3を阻止する。
中間は 自民党の過半数割れ。

普段は選挙を斜めに眺めている護憲派の人々も、いよいよ尻に火が付いて動き出すだろう。
ばらばらではダメだ。一点に集中しよう。

ちなみに、憲法を守るためには「改憲反対!」と叫んでいても勝てない。確実に負ける。

護憲派の人は 「さすがに改憲の日程まで言われたら国民も目を覚ますだろう」 と思っているだろうが、甘い。甘すぎる幻想だ。
憲法改正に反対しているのは 実は国民のたかだか6割に過ぎない。8割が反対する原発でもボロ負けするのに、護憲を叫んで選挙に勝てるわけがない。「反対」 では選挙に勝てないのだ。

沖縄県知事選挙の翁長さんの政策を見習いたい。
「3つのNo」と「10のYes」。基地反対は基軸ではあるがYesのほうが多い。そして大見出しは「誇りある豊かさを!」 
まさに、自民党と大資本のおこぼれを拒絶して「誇りある豊かさを」もとめる具体的な方法こそが、勝利の方程式だ。

繰り返すけれども、政治は生きる途を示すこと。
その本質をズバッとついた政策が必要だ。

投票率52%は、考えようによっては救いだ。
ナチスのように投票率80%以上で勝利されたらもう後がないが、まだしも今の日本には48%が残されている。低投票率を嘆いたり誹ったりするのではなく、そこにどう響く政治を提案できるのか、必死で考えよう。

「国民の生活が第一」
そして、
「誇りある豊かさを!」

若者にスポットライトを

2016夏選挙に 安倍自民党に反対するすべての勢力は集中を!


※生活フォーラム関西のブログにも、会員からの貴重な意見が掲載されているので、是非お目通しを
http://seikatu-forum.blog.jp/

※たった今、下記のニュースがネットに流れた。一郎+太郎=日本の未来 と公言する私もちょっと驚いたが、大歓迎だ。

生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ2014.12.26 産経新聞




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「大学という貧困ビジネスのカモ」というのが問題ですね。
関連することを拙ブログにも書きました。トラックバックできなくて、すみません。

『人民のためにならない大学は潰そう』
http://ameblo.jp/aya-quae/entry-11952504009.html

『「うつ神楽」© 宮崎駿』
http://ameblo.jp/aya-quae/entry-11950456482.html

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