2015-01-17(Sat)

頭の整理

阪神淡路から20年、とは全然関係ない話で恐縮だが、ここしばらく色々考えていることを整理しておきたい。
読んでもらうための文章では無いけれども、もしかすると何かの参考になるかも知れないので、ブログに書いておきます。

**************************

■何が問題なのか

戦争 格差 貧困 不自由

日本人は、加害側に立ちながら個人的には被害側になる、という独特の構図。

60年代~80年代経済成長期の自民党時代をどう考えるか。
様々問題はあれど、大枠是とするのが「保守」
食ってはいけたけど、文句言いたいのが「革新」
80年代までをライブで知っている人は、自分がどちらに近いかの自覚がある。

80年代の中曽根政権から新自由主義が台頭。
分割民営化による労働組合絶滅と、民間資本への国有資産払い下げ
バブルの創出と崩壊による 戦後型日本経済の暴力的な破壊
バブル崩壊から98年アジア金融危機で、日本経済は国際金融資本の配下に組み込まれた

橋下、小渕、森 という国内利権に縛られた内閣は打倒される
2001年 国際金融資本に直属する小泉竹中内閣
国内利権を否定し国内資産を外資に流出させるのが命題
その意味で、国内利権を第一にした戦後型自民党を否定
経済成長期の「保守」に対して 革新ではなく「改革」が対置される

しかし、長年積み上げた国内利権は簡単に壊れない
その巻き返しにたいする融和内閣として 右翼的な安倍晋三が抜擢
伝統的な右翼、国内利権を守るような顔をしておいて、成果は新自由主義へという離れ業を要求された
結果、安倍晋三はストレスで政権放棄
福田、麻生という国内利権ないし従来型保守政権となるが、短期に打倒される

このように、80年代以降は、日本の政治経済は、世界のGDPの数十倍のマネーを操る国際金融資本(新自由主義)と、従来型の国内利権との主導権争いを軸に動いている。
大蔵省という国内利権の総本山が解体され、金融庁、経済財政諮問会議などに権力が分割されていったことも象徴的である。
その中で、経済は疲弊し、国民の諸権利は奪われ、声は届かず、格差広がり、不満が堆積していった。

この流れの対岸で小沢一郎の戦略は動いていた
2003年民友合併
同年  衆議院選 民主177獲得
2004年参議院選 民自拮抗
2007年参議院選 民主党の圧勝
2005年の郵政解散の曲芸的な逆風以外は確実に政権交代の基盤を作っていった。

この情勢を見た新自由主義陣営は、「小沢抜きの民主に一度政権をとらせる」という判断を下した。
小沢一郎だけは排除して、政権交代というショック療法を行うという方向で、マスメディアも誘導
2009年5月 たぶん小沢が代表辞任することで政権交代は容認という手打ちがあったのではないか

選挙で「風が吹く」という言葉があるが、その実態は99%マスメディアだ。
2009政権交代は、国民の不満と、それにうまく対応したマニフェストという条件だけでは生まれなかった。

2010年6月 小沢の影響力を完全に切ることが出来なかった鳩山政権は無理心中を敢行
これにより、小沢一郎は政権並びに民主党に対してまったく力を及ぼすことが出来なくなる

アーリントン墓地で米国への忠誠を誓った菅直人政権が誕生
しかし目先の利益誘導に極端に弱い菅直人は財務省に籠絡され、突然消費増税
2010年参院選 民主議席減
2010年9月 民主代表選で菅直人が小沢一郎をおさえる。
2011年3月11日 震災 原発
2011年6月 震災に対して菅直人のあまりの無能ぶり。内閣不信任可決寸前に、鳩山が潰す
2011年9月 実務能力に長ける野田が政権に
野田は 国内利権派と新自由主義とのバランスに腐心。国民は置き去り
国内利権である原発村と財務省に最大配慮。同時に、TPP推進と「動的防衛力」という集団的自衛権に相当する提案でオバマに媚びを売る。

2012年6月 官邸前での再稼働反対運動盛り上がる
2012年7月 小沢グループが 飼い殺しよりは独立を選択。しかし、半数は決断できず、結果少数政党に。
2012年12月 総選挙 惨敗

小沢グループの決断は遅すぎた。
2010年9月の段階で、約半数を率いて飛び出す覚悟を持つべきだったし、遅くとも2011年6月には、100人規模のキャスティングボートを握ったまま独立し、震災対応内閣を主導すべきだった。

国内利権派と新自由主義の両方に恨まれる小沢グループに、主流派になる望みはほぼ無かったのだから、いわば公明党のようにキャスティングボートを取ることに執着すべきだった。

■■

第2次安倍内閣の使命は、前回と同じ
国内利権派と新自由主義の利害調整。熟れた果実は新自由主義へ

安倍晋三は国内利権派をおさえるために、より心情の近い極右を活用
財務省の増税要求や原発再稼働について、基本前向きではあるが、利権派にすれば進展は遅い。
そのかわり、極右をやりたい放題にすることで 心理的な補填にしている。

経済は新自由主義 政治は極右 という政経分離
国民資産を根こそぎ新自由主義に渡すことで、極右政治を黙認してもらうという歪んだ構図。

ただし、本来的には極右は国内資産が外資に流れるのを嫌うし、新自由主義は資本の流れを疎外する極端な国粋主義を嫌う。
第2次大戦はいわばその陣営間の戦争だった。

日本の極右はあまりにレベルが低いので、今のところ自由にやらせてもらって喜んでいる。
新自由主義は、極右のリスクを理解し警戒している。極右が、熱を帯びたファシズムに発展してしまうことも想定している。
国内利権派は、やや我慢を強いられているが、概ね推進なので温和しくしている。

この三つの敵、新自由主義と極右と国内利権。どれも巨悪ではあるが、十把一絡げに「敵」とするのは下策。
相互の不信、相克、反発を激化させる戦略を持つべき
それが、「だれと組むのか」につながる

今日はここまで

どんな政策を打ち出すべきか

何を獲得目標とすべきか

どんな戦い方をすべきか

以降、考察していきたい

■■ おしらせ

大反省会(とこれから)
日時 2015年1月25日(日)10時~16時半
場所 大阪市中央区民センター 第2会議室
    地下鉄 堺筋本町駅 すぐ
    地図はここをクリック
会費 無料
主催 生活フォーラム関西
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