2015-07-24(Fri)

一転して憲法改正へ というウルトラCの可能性

このままいけば、戦争法案は参議院を通過するだろう。
戦争が始まる日は近い。

ただし、可能性は低いかもしれないが、下記のようなシナリオも考えられるのではないか。

・参議院において、戦争法案の内容でなく、立憲主義の破壊という点にあえて論点を絞る。
・本音では集団的自衛権に賛成の民主党は、喜んでその路線に乗る。
・当然ながら議論は「憲法改正するならまだしも、解釈で改憲などとんでもない」ということになる。
 ちなみに、この言葉は昨日国会前の街頭で村山元総理が発した言葉だ。
・議論が煮詰まったところで突然 「では、憲法改正の国民投票をやろう」と小泉進次郎か誰か分からないが言い出す。
・「国民が反対なら国民投票で否決すればいい。これぞ民主主義だ」とぶち上げる。
・解釈改憲がダメだと言ってきた民主党は、半数は本音で、半数は仕方なく、それに賛成する。
・たぶん、安倍晋三の首はさしだすという裏取引が行われ、民主にも点数稼ぎさせる。
・公明には、草案に「プレミアム」をくっつけて点数稼ぎさせる。
・維新や次世代は当然賛成し、あっけなく2/3を確保。
・もとより、衆議院はなにもしなくても2/3キープ。
・12月末投票に向けて、テレビや新聞は自民党の広告で埋め尽くされる。

どうだろうか、まったく考えられないだろうか。

■■

前の記事で私は、憲法改正の国民投票に反対するのは民主主義ではない、と書いた。
では、国民投票に賛成なのか というとそんなことはない。反対である。
理由は明快、日本は民主主義の国ではないからだ。

民主主義の国ではないところで、形式だけ民主主義風にして最悪の事態を招くのは、自ら敵の術中にハマることに他ならない。
民主主義の自覚も経験もない日本人に、いきなり究極の選択を「民主的」に迫るなど、謀略に近い。
自ら植民地支配を脱し、自分たちで決める国になるまで、憲法は一言半句も変えるべきではない。

もちろん、国民投票に反対するのは民主主義の机上の原則には反する。さに非民主主義的な態度ではあるが、ないものをあると言い張って死を強制されるのはまっぴらだ。
憲法は、民主主義を奪われた戦後日本の、ギリギリの防波堤なのだ。

■■

ただし、日本が民主主義の独立国ではないということは、改憲クーデターに対する制約にもなる。
いうまでもなく、自民党草案には米国は賛成しないだろうということ。

米国は忠実な従属国としての軍事化は要求するが、統制の効かないファシズム化は警戒する。
だから、安倍晋三もいずれ捨てられるのは間違いない。
しかし、もし米国との間で自民党草案の修正協議を行い、実質的な属国事項をもりこむようなことがあれば、このシナリオは一気に現実味を増す。

最近妙におとなしい小泉進次郎、前原誠司、このあたりの動きがどうなっているのか。
古巣である米国のCSISあたりと、こっそり協議などしていないのか。
非常に気になるところだ。

よくよく注意しておきたい



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未来に希望をつなぐために

憲法違反の法案をどのように議決しようと議決そのものが無効なのではないでしょうか?
しかし、日本国憲法では真の民主主義が担保されてはおらず、その議決無効は裁判によってしか白黒をつけることができないできません。その上、裁判所は行政権に逆らうことを極力嫌い、自ら司法審査権の範囲を限定し判断を避けてきた歴史があります。
私の理想とするところは、
日本国憲法第99条に「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」とあります。
この憲法99条に基づき、天皇陛下から、憲法遵守のお言葉を頂戴するのです。「戦後70年に亘り平和主義を貫いてきた日本にとって、政府の提案は180度の路線変更とも言え、国論を2分する大きな問題です。その決定に当たっては、拙速を避け、数年に亘る慎重な議論の末、再度国民の信を得て為されることを希望します。」
 噂によると、皇室は既にその準備を始めておられるとも、
全て憶測ですが、この方法なら、内閣・国会はもとより報道機関をはじめ全ての日本国民の心に響く「お言葉」となることでしょう。そうあらんことを希望します。
 その後については、有効な選挙協力の下、平和国家日本を目指す統一会派をつくり、全ての右派勢力を駆逐し、政権を奪還しなければなりません。

真打ち登場…となる?

 TPP、集団的自衛権、秘密保護法成立等々の地ならしを安倍総理がした後、真打ちが登場するという台本だとしたら…?
 非常にカリスマ性のある真打ちが、国民を熱狂させ、考える間もなくある方向へ引っ張って行く…
 それがとても心配です。

私も「憲法改正するならまだしも、解釈で改憲などとんでもない」論を不安視していました。
「まだしも」じゃなくて、実態論として現憲法の素晴らしさをも論じないといけないと思います。

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