2006-07-01(Sat)
「武装解除」伊勢崎賢治著
ひさびさに鳥肌モンの本に出会った。
詳しくは読んでみて欲しい。
改憲が憲法9条を”日本軍”の平和利用のためにさらに厳密に改訂することが、日本が他国の一般市民を殺さないための唯一の方法だと考えた。
PKOの最先頭に立った著者は、こう考えていた。
ところが、イラクへの自衛隊派遣に、「多国籍軍に参加するが、その指揮下に入らない」という詭弁に直面するに至って、
ここまで、日本でしか通用しない非常識な、そして幼稚な言い訳がまかり通り、そしてそれをチェックするはずの反体制勢力も骨抜きになっている政治状況では、憲法を現実に近づける作業にどこまで意味があるのだろうか。
海外派兵はおろか軍隊の保持をも禁止している現行の憲法の下でさえ、こうなのだから、たとえ平和利用に限定するものであっても海外派兵を憲法が認めてしまったら、違憲行為にさらに拍車がかかるのではないか。
こんな風に考え始めた昨今なのである。
つまり、現在の政治状況、日本の外交能力、大本営化したジャーナリズムをはじめ日本全体としての「軍の平和利用能力」を観た場合、憲法特に第九条には、愚かな政治判断へのブレーキの機能を期待するしかないのではないか。
日本の浮遊世論が改憲に向いている時だから、敢えて言う。
現在の日本国憲法の前文と第九条は、一句一文たりとも変えてはならない。
これが結びの言葉である。
お題目のような護憲運動にはない、リアリティと迫力がある。
コイズミや安倍晋三の振り回す、詭弁と言う暴力に対し、完全と対峙する姿勢がある。
ぜひ、一読をおすすめする。
「武装解除 紛争屋が見た世界」伊勢崎賢治 講談社現代新書
詳しくは読んでみて欲しい。
改憲が憲法9条を”日本軍”の平和利用のためにさらに厳密に改訂することが、日本が他国の一般市民を殺さないための唯一の方法だと考えた。
PKOの最先頭に立った著者は、こう考えていた。
ところが、イラクへの自衛隊派遣に、「多国籍軍に参加するが、その指揮下に入らない」という詭弁に直面するに至って、
ここまで、日本でしか通用しない非常識な、そして幼稚な言い訳がまかり通り、そしてそれをチェックするはずの反体制勢力も骨抜きになっている政治状況では、憲法を現実に近づける作業にどこまで意味があるのだろうか。
海外派兵はおろか軍隊の保持をも禁止している現行の憲法の下でさえ、こうなのだから、たとえ平和利用に限定するものであっても海外派兵を憲法が認めてしまったら、違憲行為にさらに拍車がかかるのではないか。
こんな風に考え始めた昨今なのである。
つまり、現在の政治状況、日本の外交能力、大本営化したジャーナリズムをはじめ日本全体としての「軍の平和利用能力」を観た場合、憲法特に第九条には、愚かな政治判断へのブレーキの機能を期待するしかないのではないか。
日本の浮遊世論が改憲に向いている時だから、敢えて言う。
現在の日本国憲法の前文と第九条は、一句一文たりとも変えてはならない。
これが結びの言葉である。
お題目のような護憲運動にはない、リアリティと迫力がある。
コイズミや安倍晋三の振り回す、詭弁と言う暴力に対し、完全と対峙する姿勢がある。
ぜひ、一読をおすすめする。
「武装解除 紛争屋が見た世界」伊勢崎賢治 講談社現代新書











