2016-05-02(Mon)

これからの政治家の作り方

先日の北海道5区補選、イケマキさんの惜敗は本当に悔しかった。

いろいろな総括があるかと思うけれども、私のプチ分析は前回の記事で書いた。
一言で言えば、「政権とる」と思わせる勢力がないかぎり、政権党が勝つということ。

3.11以降の運動の中には、組織というものを否定したり、組織的に政権をめざすことをボルシェビズムと批判したりするむきもあるようだが、少なくとも私の感覚では、そんな余裕はない。
権力の及ぶ範囲を慎重に限定しながらも、目的意識的に政権を取りに行かない限り、負け犬の遠吠えか、哲学を模した言葉遊びを永久に続けることになる。それは、かなり余裕のある御仁にしか許されない贅沢な暮らしだといえる。

かといって、現状を見渡して「政権を取る」と思わせる勢力がどこかにあるか?
残念ながら ない。

民進ははなからやる気はないし、共産は漁夫の利ねらいだし、社民は権力志向がないし、生活はいまや絶滅危惧種であり、そうなると、生活が苦しくなればなるほど政権党にすり寄る、という現象が生まれ、自民党が勝つ。

北海道5区だけをいうならば、それでもかなりの善戦だったのはたしか。
逆に言うと、あの候補者でなければ、ここまでの数字は出せなかっただろう。

ではどうするか。

当面は、それでも「野党共闘」を少しでも進めるしかない。
しないよりはマシなのはたしかだし、単純に加算すれば勝てる選挙区もあるからだ。

野党共闘効果は限定的 本紙が前回結果から試算
2016.5.2 産経新聞

20160502-1.png

共闘しなければ2013年と同じく、沖縄以外の1人区は全滅の可能性が高いが、共闘すれば単純計算で最低7は可能性がある。北海道のように良い候補者がたち、共闘もそれなりにうまくいった場合は、もう少し伸びるかもしれない。

全滅ということになると、ただでさえ諦めムードが強烈なのに、もうどうにもならないくらいの諦めが空気を支配し、これはファシズムの前夜ということになりかねない。
だから、最低限の勝利を積むために、なんとしても参院選、あるいは直近の衆院選での野党共闘は必要だ。

しかし、繰り返すが、残念ながら今の野党共闘の延長線に政権交代はない。
何しろ、最大勢力の民進党にその気がないのだから、これはもう絶対にない。

なんでこんなことになってしまったのか。
2009年の政権交代からわずか7年で、なぜここまで悲惨なことになってしまったのか。

答えは単純だ。
国民が自分たちの政治家を作ってこなかったからだ。

国民が悪いのか?!と憤慨するのではなく、冷静に現実を見てみよう。
誰か他人の利害によって縛られた政党に全てを託すから、一瞬で裏切られてすってんてんになるのだ。
自分たちの利害を代表する政治家がいないから、こんな様になってしまったのだ。

既成政党の野党共闘を求めるということは、あけすけに言えば、連合と共産党の組織とカネにオンブにダッコということであり、これが民主主義だ と胸を張れるのだろうか。

これまでやってこなかったのだから、これからやるしかない。

時間もかかるだろうが、自由民権運動が潰えてから120年ほどのブランクがある。
その間、日本人は自分たちの政党というものを意識してこなかったのだから、少々時間がかかるのは仕方がない。

とにかく やるしかない。

自分たちの政治家を作る。
あるいは、自分が政治家になる。
○○政治塾などの怪しげな(?)世界に紛れ込むのではなく、自分は誰の利害を代表するのか、を明確にした政治家が必要だ。
これまでの政治や経済に拘泥されず、「どうやったら生きられるのか」を指し示す政治が必要だ。

■■

そんな中長期の目線をキープするために、「政治市民交流会」を不定期で開催する。

保守も革新も市民も政治家もなく、「違う」からこそ集まって議論する。
目指すのは、国民が普通に生きること、戦争をしないこと、そのためにも政権をとること。
その点だけ一致していれば、あとは喧々がくがく、タブーなしに議論をする場を作っていきたい。

呼びかけ人は私を含めた以下の7人

服部良一 元衆議院議員(社民党)
渡辺義彦 元衆議院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)
黒河内繁美 NGOや生協運動を経験
内海洋一 滋賀県放射性チップを告発する会の事務局長
大東武弘 2014 衆議院選挙で無所属候補の選対
藤村伸二 2015京都市議選で市民派候補の選対
山岸飛鳥 「反戦な家づくり」執筆

今回のお題はズバリ 「これからの政治家の作り方」

2016年5月8日(日)13:30~16:30
◯会場
ドーンセンター 4階 大会議室3
大阪市中央区大手前1-3-49 TEL:06-6910-8500
天満橋駅から徒歩5分
◯講師
浅野秀弥さん(政治家「橋下徹」を作ってしまった男)
  「民意の会」代表世話人
  関西経済同友会 中堅企業委員会副委員長
◯アンカー
渡辺義彦さん(選挙の鉄人ナベさん)
  生活の党と山本太郎となかまたち 元衆議院議員
  生活フォーラム関西 代表
○交流会 後半は意見交換の場とします
◯参加費
500円 定員:60人 必ず事前に申込して下さい
◯申込先 info@mei-getsu.com 山岸までお名前ご連絡先を

◯懇親会 17:30~19:30 ¥3000 要予約

政治家「橋下徹」をプロデュースしてしまった男=浅野秀弥さんは、その後始末のために「民意の会」を作り、維新政治を食い止めるために粉骨砕身しておられる。
その経験から、普段私たちがリアルに触れることのない「政治家」ができあがっていく課程と、その教訓を学んでみたい。

橋下徹を貶(けな)しているだけでは、なにも生まれてこない。
なぜ彼は時代の寵児として立ち現れることができたのか、そしてなぜ暴走を食い止めることができなかったのか、現実に即して学ぶことが何よりの糧になるはずだ。

連休の最終日、じっくりと頭をひねっていただきたい。

チラシはこちらをクリック(PDF)



■■

その他の、連休中の大阪でのイベントなど

●5月3日(火・憲法記念日) 13時30分~
大阪総がかり集会

会場:扇町公園
主催:5・3おおさか総がかり集会実行委員会>


●5月6日(金) 18時30分~
雨宮処凛&高遠菜穂子講演会
「戦争のリアルと貧困のリアル」


エルおおさか南館5階ホール
料金:800円 障がい者・学生 400円
主催:戦争あかん!ロックアクション
共催:集団的自衛権違憲訴訟の会
協賛:市民社会フォーラム イラク戦争の検証を求めるネットワーク




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No title

 投票率が上がるほど、組織票の影響が減殺され、自民党嫌いな無党派層の存在感がアップするので、投票率を上げれば野党が当選しやすくなると予想されるわけですね。

 ところで、若者の投票率は高齢者に比べて有意に低いですから、結局、全体の投票率を上げるには、若者の投票率を上げる必要があります。若者の投票率を上げるための最も簡単な方法は、適当な理屈をつけて投票を義務化することです。義務化するだけでは、若者から反感を買うだけなので、金銭的なメリットを与えます。金銭的なメリットを与えると、批判も予想されるので、何らかの作業(税金の使われ方に関する講義を聴いてもらって、意見を求めるとか)をしてもらうことになります。

投票の義務化は違憲ではないと思いますし、特定の政党への投票を条件に金銭を支払うわけではないので、買収にもならないと思われます。実際、野党の得票数が増えるという保証は全くないわけですし。

野党には、予定調和的でない法案の提示を望みます(忘れがちですが、政治家の仕事は法律を作ることです。)。


 

 

 

No title

>既成政党の野党共闘を求めるということは、あけすけに言えば、連合と共産党の組織とカネにオンブにダッコということであり、これが民主主義だ と胸を張れるのだろうか。。。


そこが胸を張れるところなんです。
あなた方は以前、野党共闘のためにどれほど共産党は候補取り止めよと言いましたか。その辺の真摯な総括が知りたいところです。歴史の証人たりたいためにです。

No title

それ程生活苦しい訳じゃないけど、漁夫の利を企んでる共産党支持します。政権取れなくても(逆に取れそうに成ったら、治安維持で自衛隊に依って、天安門されそう、、。)自公の議員が減れば、今の状態を維持することはできない筈。何所かで折り合わなければ、と考えるのが自民党という政党の巧さ(怒)
また民進をこっち側にして置くには、今の方法しかないでしょう。後は無所属では勝てないのを危惧しています。何とか政党公認にしないと難しいでしょうね。それは北海道5区でも立証されたんではないでしょうか?公認との間にある差はヤバいですね。この辺と立候補するのに掛かる資金が高すぎます。普通の人が600万円なんてそう簡単に揃えられる金額じゃあないですよ。この辺を作り込んだ自民などの保守政治家は巧みだったんですな、、。
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