2016-07-23(Sat)
リアルな目をもって、シンプルに進もう
参院選が終わって、とっても不思議なことがある。
選挙中は、「改憲派に2/3とられたらもう終わりだ」、みたいな話が大量に流れていたのに、取られてしまった今、なぜか「終わりだ」という絶望感も、緊張感も、決死の形相も、あまり見かけないような気がするのだ。
たしかに都知事選は大事なポイントではある。
しかし、あまりにも踊らせられていないか?
鳥越が良いのか悪いのか、擁立の過程に何があったのか、そんなことは私は知らない。知りたくもない。
もう、出てしまったのだから、投票箱が締まるまでは、ガタガタ言うな、と言うのはファシズムか?
どんな理由があろうと、どんな良心からであろうと、選挙中にウダウダ言うのは小池を勝たせるための言動に他ならない。
オカルトでない限りは、物理的にそうとしかならない。
どうしても抑えきれない良心があふれ出しているのだと言うことは、なんとなく理解できる。
が、その現実的な意味、効果、を評価できない小児性に、同意するわけにはいかない。
というか、本気で「ヤバい」と思っていたら、そんなことウダウダ言っている余裕は無いんじゃないかと思う。
投票が終わった瞬間に爆発させればいいことだ。それも、だだっ子のような感情の爆発ではなく、よく考えて「効果的」に。
■
三宅洋平氏の件についても、感情的な対立に終始しているのは情けない限りだ。
提起されたのは、「敵」との相対し方、と言うことなのだと思う。
沖縄の高江で機動隊が住民を襲っている一方で、その親玉の妻とメシを食い親玉と友好的に話をする、ということを批判するのは容易だ。たしかに、私的には批判する方が普通の感覚ではある
しかし、何が良いのかはともかくも、「敵」との相対し方について、三宅洋平からのひとつの提起であったことは間違いない。
一方的な批判か、一方的な擁護ばかりで、そのことを指摘したり受け止めたりする評論は、いまのところ見当たらない。
私としては、この点をテーマにして、一度深い話し合いをするような場を設けられないか、と思っている。
感情的な対立からは、なにも生まれないし、喜ぶのは「敵」の親玉だけだ。
そういう場は、それはそれで考えるとして、とにかく皆々様に思い出してもらいたいのは、
2/3取られちゃったんだ ということ
来年にも改憲の国民投票がある ということ
シンプルに、そこに向かって、チカラをひとつにしていかなくちゃ、あっさり、ころっと負けるよ。絶対に。
「負けるぞ」と脅して異論を封じるのはファシズムだ!という声もあるようだ。
是非、異論は出してもらいたい。
ただ、文句ではなく 「こうやれば勝てる」「こうすれば改憲阻止できる」という提案をつけて。
運動はオカルトじゃない。
精神論では勝てない。
神風も吹かない。
リアルな目を持って、シンプルに進もう。
参院選では、その芽は生まれたと思う。
「素人」の政治運動家が大量に生まれた。これまで「応援」していた人が「動き」出した。
「敵」はそれをちゃんと認識している。だから、すかさず分裂を促すことを次々と仕掛けてくる。
安倍晋三の用意してくれた「思う壺」にボトボトはまり込むのは悲しすぎる。
深呼吸して、回りを見回して、本当に対決すべきは何なのかを思いだし、前に進もう。


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選挙中は、「改憲派に2/3とられたらもう終わりだ」、みたいな話が大量に流れていたのに、取られてしまった今、なぜか「終わりだ」という絶望感も、緊張感も、決死の形相も、あまり見かけないような気がするのだ。
たしかに都知事選は大事なポイントではある。
しかし、あまりにも踊らせられていないか?
鳥越が良いのか悪いのか、擁立の過程に何があったのか、そんなことは私は知らない。知りたくもない。
もう、出てしまったのだから、投票箱が締まるまでは、ガタガタ言うな、と言うのはファシズムか?
どんな理由があろうと、どんな良心からであろうと、選挙中にウダウダ言うのは小池を勝たせるための言動に他ならない。
オカルトでない限りは、物理的にそうとしかならない。
どうしても抑えきれない良心があふれ出しているのだと言うことは、なんとなく理解できる。
が、その現実的な意味、効果、を評価できない小児性に、同意するわけにはいかない。
というか、本気で「ヤバい」と思っていたら、そんなことウダウダ言っている余裕は無いんじゃないかと思う。
投票が終わった瞬間に爆発させればいいことだ。それも、だだっ子のような感情の爆発ではなく、よく考えて「効果的」に。
■
三宅洋平氏の件についても、感情的な対立に終始しているのは情けない限りだ。
提起されたのは、「敵」との相対し方、と言うことなのだと思う。
沖縄の高江で機動隊が住民を襲っている一方で、その親玉の妻とメシを食い親玉と友好的に話をする、ということを批判するのは容易だ。たしかに、私的には批判する方が普通の感覚ではある
しかし、何が良いのかはともかくも、「敵」との相対し方について、三宅洋平からのひとつの提起であったことは間違いない。
一方的な批判か、一方的な擁護ばかりで、そのことを指摘したり受け止めたりする評論は、いまのところ見当たらない。
私としては、この点をテーマにして、一度深い話し合いをするような場を設けられないか、と思っている。
感情的な対立からは、なにも生まれないし、喜ぶのは「敵」の親玉だけだ。
そういう場は、それはそれで考えるとして、とにかく皆々様に思い出してもらいたいのは、
2/3取られちゃったんだ ということ
来年にも改憲の国民投票がある ということ
シンプルに、そこに向かって、チカラをひとつにしていかなくちゃ、あっさり、ころっと負けるよ。絶対に。
「負けるぞ」と脅して異論を封じるのはファシズムだ!という声もあるようだ。
是非、異論は出してもらいたい。
ただ、文句ではなく 「こうやれば勝てる」「こうすれば改憲阻止できる」という提案をつけて。
運動はオカルトじゃない。
精神論では勝てない。
神風も吹かない。
リアルな目を持って、シンプルに進もう。
参院選では、その芽は生まれたと思う。
「素人」の政治運動家が大量に生まれた。これまで「応援」していた人が「動き」出した。
「敵」はそれをちゃんと認識している。だから、すかさず分裂を促すことを次々と仕掛けてくる。
安倍晋三の用意してくれた「思う壺」にボトボトはまり込むのは悲しすぎる。
深呼吸して、回りを見回して、本当に対決すべきは何なのかを思いだし、前に進もう。


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