2006-07-14(Fri)
公安は産直野菜までターゲット
公安警察、公安調査庁、内閣調査室、などなど、昔の特高警察を思い出させる連中がいる。
「日本の公安警察」青木理著 講談社現代新書
古本屋で何気なく買った本だけれど、ものすごいことが書いてある。
警察には、通常私たちの目に触れている刑事警察や交通警察とは別に、警備警察=いわゆる公安警察という大組織がある。予算規模さえベールに包まれたその実態を、念入りに取材している。
特に、スパイ養成に関するあたりなど読んでいると、この公安警察が、思想面では特高警察と変わりないということが実感できる。
そして、一番ビックリかえったのが、公安調査庁の調査対象である。公安調査庁は、オウム事件の時に名を馳せたけれども、何をしているのか一般にはサッパリわからない集団。
要するに、破防法を発動するための情報収集ということがお役目で、千数百人の職員が、目を光らせているらしい。
こう言うと、公安調査庁の調査対象は、オウムとか、何かしら破壊活動をした団体のように聞こえる。ところがどっこい、
この本によると、近畿公安調査局が作成した内部文書には
・無党派層の政治意識
・パートなど未組織労働者の組織化をめぐる労働団体の動向
・市民オンブズマン
・産直運動、食品の安全行政の充実強化を求める運動
・ゴミ問題への取り組み
・死刑廃止や人権擁護の取り組み
・弁護士会による破防法反対の取り組み
などなど。具体的には
・日本ペンクラブ
・日本ジャーナリスト会議
・日教組
・アムネスティ
いやいや、最近流行のビックル一気のみどころではない。
こうなると、すき家も、産直やってる農家のおっちゃんも、破防法のための調査対象、ということだ。
UnderTheSunのメンバーに至っては、ひとり残らず公安調査庁のカモということになる。
(これを読んで、真偽のほどは全くわからないにしても、「雑談日記」さんが「世に倦む日日」を怪しいとさかんに言っていたのを思いだした。)
それは兎も角、もう一つの情報機関、内閣情報調査室のことである。なにせ、この機関は、内閣官房の情報機関だ。そう、安倍ジョンイル晋三の手の内にあるのだ。
この安倍ジョンイルの情報機関は、世論操作を得意とするらしい。やはり!
120ばかりの職員が、18億もの予算を持って、買収調査に励んでいるらしい。しかも、
「内閣調査室は事実上CIA直属の下請け機関として存在」(吉原公一郎「謀略の構図」より孫引き)
う~ん やはり やはり!!
安倍ジョンイルの情報機関はCIAの下請けとは!
何かできすぎた話のようだが、さらに続きがある。
最近の内調室長の中には、大手マスコミはもちろん、右翼団体幹部や情報紙の編集者に至るまで自らが積極的に接触し、様々な情報をリークすることで世論操作まがいの動きを取っていた人物も存在した。
このへんはアクセスジャーナルに詳しい。ライブドアの監査役に就任した例の人物。
全国紙やテレビ局はすでに記者クラブを通じて“掌握”しているとして、部下に、出版社系の週刊誌編集長や有力記者に接触・接待させ、事前にゲラを入手させたり、記事潰しを行った
さらに、ここまで書いてきて、どうも最近、公安調査庁と内閣情報調査室の関係が逆転したような記事を見つけた。
公安調査庁が200人体制、内閣調査室が1000人体制になって、日本版CIAをめざす、というもの。
未確認だが、ありそうな話。
それと、安倍晋三が内閣情報調査官に、公安警察官の三谷秀史を抜擢してたというのは、少し前ニュースでも取りあげられた。カマヤンさんのところに詳しい。
アメリカCIAと一体になって、情報機関を大増強し、世論操作とマスコミ操作を駆使し、産直農家まで監視して、少しでも自分たちに楯突くモノは、ねじ伏せようと言う安倍晋三。
モモネエチャンが治安維持法で逮捕される世の中は、そう遠い話ではない。
まさに、このsobaさんのバナーが実感を持つ。

「日本の公安警察」青木理著 講談社現代新書
古本屋で何気なく買った本だけれど、ものすごいことが書いてある。
警察には、通常私たちの目に触れている刑事警察や交通警察とは別に、警備警察=いわゆる公安警察という大組織がある。予算規模さえベールに包まれたその実態を、念入りに取材している。
特に、スパイ養成に関するあたりなど読んでいると、この公安警察が、思想面では特高警察と変わりないということが実感できる。
そして、一番ビックリかえったのが、公安調査庁の調査対象である。公安調査庁は、オウム事件の時に名を馳せたけれども、何をしているのか一般にはサッパリわからない集団。
要するに、破防法を発動するための情報収集ということがお役目で、千数百人の職員が、目を光らせているらしい。
こう言うと、公安調査庁の調査対象は、オウムとか、何かしら破壊活動をした団体のように聞こえる。ところがどっこい、
この本によると、近畿公安調査局が作成した内部文書には
・無党派層の政治意識
・パートなど未組織労働者の組織化をめぐる労働団体の動向
・市民オンブズマン
・産直運動、食品の安全行政の充実強化を求める運動
・ゴミ問題への取り組み
・死刑廃止や人権擁護の取り組み
・弁護士会による破防法反対の取り組み
などなど。具体的には
・日本ペンクラブ
・日本ジャーナリスト会議
・日教組
・アムネスティ
いやいや、最近流行のビックル一気のみどころではない。
こうなると、すき家も、産直やってる農家のおっちゃんも、破防法のための調査対象、ということだ。
UnderTheSunのメンバーに至っては、ひとり残らず公安調査庁のカモということになる。
(これを読んで、真偽のほどは全くわからないにしても、「雑談日記」さんが「世に倦む日日」を怪しいとさかんに言っていたのを思いだした。)
それは兎も角、もう一つの情報機関、内閣情報調査室のことである。なにせ、この機関は、内閣官房の情報機関だ。そう、安倍ジョンイル晋三の手の内にあるのだ。
この安倍ジョンイルの情報機関は、世論操作を得意とするらしい。やはり!
120ばかりの職員が、18億もの予算を持って、
「内閣調査室は事実上CIA直属の下請け機関として存在」(吉原公一郎「謀略の構図」より孫引き)
う~ん やはり やはり!!
安倍ジョンイルの情報機関はCIAの下請けとは!
何かできすぎた話のようだが、さらに続きがある。
最近の内調室長の中には、大手マスコミはもちろん、右翼団体幹部や情報紙の編集者に至るまで自らが積極的に接触し、様々な情報をリークすることで世論操作まがいの動きを取っていた人物も存在した。
このへんはアクセスジャーナルに詳しい。ライブドアの監査役に就任した例の人物。
全国紙やテレビ局はすでに記者クラブを通じて“掌握”しているとして、部下に、出版社系の週刊誌編集長や有力記者に接触・接待させ、事前にゲラを入手させたり、記事潰しを行った
さらに、ここまで書いてきて、どうも最近、公安調査庁と内閣情報調査室の関係が逆転したような記事を見つけた。
公安調査庁が200人体制、内閣調査室が1000人体制になって、日本版CIAをめざす、というもの。
未確認だが、ありそうな話。
それと、安倍晋三が内閣情報調査官に、公安警察官の三谷秀史を抜擢してたというのは、少し前ニュースでも取りあげられた。カマヤンさんのところに詳しい。
アメリカCIAと一体になって、情報機関を大増強し、世論操作とマスコミ操作を駆使し、産直農家まで監視して、少しでも自分たちに楯突くモノは、ねじ伏せようと言う安倍晋三。
モモネエチャンが治安維持法で逮捕される世の中は、そう遠い話ではない。
まさに、このsobaさんのバナーが実感を持つ。

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