2017-01-22(Sun)
トランプの就任演説を読む ~アメリカファーストは排外主義か~
トランプの就任演説をめぐって、やっぱりアメリカファーストだ、排外主義だ、アメリカのためなら何でもやる気だ と凄まじいばかりの批判が渦巻いている。
就任演説というのは、普通はイイコトしか言わないから、トランプを評するに就任演説を使うのはトランプに有利になってフェアじゃ無いかと思ったけれども、これだけ批判されているのなら「トランプびいきだ」」とか言われる心配はなさそうなので、これを取り上げてみる。

(USA TODAYより)
まず最初に言いたいのは、批判している人は全文をちゃんと読んだのか ということ。
読んでいない人は、まず話にならないので、下記のサイトなどで全文を読んでいただきたい。
【全文】トランプ大統領就任演説「今日、この日から、アメリカ第一のみ」
The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎 2017年01月21日
このタイトルの付け方は決してトランプに好意的な編集ではないけれども、翻訳文自体にはとくに色つけは感じられなかった。
原文はこちらに
Donald Trump’s full inauguration speech transcript, annotated
The Washington Post
このワシントンポストの記事には、演説の動画もついている。
選挙中は激しくトランプを攻撃したリベラル系のワシントンポストだから、トランプに有利になるような手は加えていないはずだ。
さて、全文を読んでみて、マスコミが書き立てるような、激しい排外主義を感じただろうか。
たしかに、全体を貫く政治思想は「アメリカファースト」に違いないが、「トランプ=悪魔」という先入観をちょっと脇に置いておいて、この全文を読んだ時に、排外主義であると断じることはできるだろうか。
おそらく、戦々恐々としている人たちが注目しているのは、この一文だろう
「今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です。」
だが、前の段落からまとめて引用すると以下の通りだ
何十年もの間、私たちはアメリカの産業を犠牲にし、外国の産業を豊かにしてきました。他の国々の軍隊を援助してきました。一方で、アメリカの軍隊は、悲しくも枯渇しています。私たちは他の国の国境を守っていますが、自分たちの国境を守るのを拒んでいます。海外に数兆ドルを投資しましたが、アメリカのインフラは絶望に陥り、腐っています。他の国々を豊かにしましたが、自国の富、力、自信は、地平線のかなたへ消えて行きました。ひとつずつ、工場が閉鎖され、この国を去りました。数百万人のアメリカ人労働者が置き去りになることなど考えもしないで、そうしたのです。中間層の富が、その家庭から奪われ、世界中に再分配されました。
しかし、それは過去です。今、私たちは未来だけを見据えています。私たちは今日、ここに集まり、新しい決意を発し、すべての街、すべての外国の首都、すべての政権にそれを響かせます。今日、この日から始まります。新しいビジョンがアメリカを治めるでしょう。今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です。
(引用以上)
アメリカファーストの反対語として語られているのは、「米軍は他の国々の軍隊を援助してきた」 「海外に数兆ドルを投資した」 「中間層の富が、その家庭から奪われ、世界中に再分配された」 ということだ。
この言い方には、それはそれで意見はあるだろうが、大枠として考えた時に、これらをやめようというのは排外主義なのだろうか?
■
背景にある現実を確認しよう。
トランプを批判するリベラルな人たちも、新自由主義を行動原理とする巨大な多国籍資本が、世界中から富を搾り取っていることについては異論は無いだろう。
ハゲタカ外資という言われ方もするが、ハゲタカなんていう優しいものではない。
世界中に「投資」をしてバブルを作り、やがて崩壊させてはそのカタとして資産を吸い上げる、という資本主義ですらない、地球規模のサギを繰り広げている。
独裁者がいて「投資」ができない国には独裁者を倒して内戦を起こしたり、自給自足経済の国には「食糧援助」を装って農業を破壊して貨幣経済を強制したり、人間とはこれほどまでに強欲だったのかと神を呪いたくなるような所行を繰り返してきた。
こうした多国籍資本の悪鬼のごとき所行を、美しく言いあらわした言葉が「グローバリズム」である。
これについても、異論は無いだろう。
言葉が分かりにくかったら、「竹中平蔵の考え方」 と思い出せばわかりやすいかもしれない。
グローバリズムの反対は何か。それはローカリズムであり、国民経済である。
かならずしも一つの国家を単位とはしないかもしれないが、多くの場合は国を単位とした、地域での自立性をもった経済。
ローカルな利害に基づくルールで、多国籍資本が縦横無尽にふるまうことに縛りをかける。
小沢一郎が唱えた「「国民の生活が第一」も、まさにこの立ち位置にある。
もちろん、国民経済を成り立たせるためには、国際的な取引は必要不可欠であり、鎖国とか排外ではないし、一定の自国経済の保護をすることと、保護主義を同一視するのは意図的な間違いだ。
新自由主義のグローバリズム=世界侵出は、強力な用心棒をともなって行われた。
米軍という突出して世界最強の軍隊を用心棒にして、世界中からみかじめ料を吸い上げてきた。
ドルが基軸通貨であることと、米軍の存在抜きに、新自由主義の世界征服はありえない。
その意味で、「トランプがファーストと言っているアメリカこそが新自由主義そのものじゃないか。」「アメリカファーストを言うトランプは新自由主義の手先だ」 という批判もわからなくはない。
しかし、最大の誤解がここにある。
ドルと米軍という最強コンビをもつアメリカという国家こそが、新自由主義=多国籍資本の奴隷頭だったと言うことだ。
国家が主導して新自由主義を広げたのではなく、新自由主義が国会とホワイトハウスを牛耳り、ドルと米軍を好きなように使ってきたのである。そして、そのしわ寄せは、とうのアメリカの国民もまた被ってきた。
そうした構造を理解せずに、アメリカ=悪 と単純に考えてしまうから 「アメリカファースト」が悪魔の呪文のように聞こえてしまうのだ。
■
こうした背景を押さえた上で、トランプの演説を読むと、保護主義とか排外主義という批判とは別のものが見えてくる。
それは、新自由主義にたいする国民経済の優先 ということだ。
もちろん、新政権の人事を見ると、ゴールドマンサックスを始め新自由主義の本丸からも多数入閣しているし、カジノ王までいるわけで、この演説の思想がどこまで本当なのか、どこまで実現するのか、疑問は大いにある。
ただ、こうした人事を抜きに、素っ裸で闘いを挑んでも何の実効性もなしに終わるだろうし、無理をすればスキャンダルをねつ造されるか暗殺されるというのがアメリカ大統領の歴史だ。
ドルと米軍が最大の武器である以上、そこに精通した人間を陣営に入れること自体は合理的であり、それだけで○とか×とかを判断できるものではない。
今現時点では、基本方針は基本方針で理解して上で、しかしこの人事には大いに疑問がのこる、というのが冷静で公平な評価ではないか。
これから、オバマケアの代わりに何を出してくるのか。TPPを離脱したあとにどのような貿易交渉をしてくるのか。
新自由主義に搾取されてきたアメリカ国民のためになるような政策を実行するのか。他国にたいして、理の通った交渉をしてくるのか。
言葉尻やイメージではない、その実態を観察しなければならない。
もちろん、金持ちに融和的な政策もやるだろう。一方的に新自由主義を切り捨てて、彼らを本気で怒らせることは、極力避けるだろう。
ある程度おおきな括りで実行される政策を見る必要がある。一つの問題で全体を決めつけることは、目を曇らせることになる。
それは、トランプを歓迎しない新自由主義に心証操作されているのではないか という疑問は持っていいのではないか。
■
最後に、私がこの演説でもっとも注目した部分を引用する。
私たちは2つの単純なルールに従います。アメリカ製の商品を買い、アメリカ人を雇うことです。世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解した上で、そうします。私たちは自分たちの生き方をすべての人に押し付けることはしませんが、模範として輝やかせたいと思っています。私たちはすべての人が追随するような輝きを放つでしょう。私たちは古い同盟関係を強化し、新たなものを形づくります。イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ、地球上から完全に根絶させます。
(引用以上)
前半は、他の箇所でも触れられている国民経済優先の話である。そこに、唐突に「イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ、地球上から完全に根絶させます」という文句が出てくる。
これはどういう意味だろうか。
イスラム過激派の問題を、戦争や軍事の問題としてではなく、経済の問題として取り上げている。「テロとの戦い」という表現すら用いられていない。
オバマの就任演説ではイデオロギーや宗教の問題として語られていたが、トランプは、国民経済を優先する各国がたがいに同盟を強化することが、イスラム過激派の根絶につながる としている。本質を突いているように思える。
オバマは結果として任期を通じて戦争を継続し、空爆を続けた。最後の日にまでリビアを空爆した。
オバマとは違うとらえ方をしているトランプが、オバマとはちがうアプローチをするのかどうか。
当面する問題として、イラク、シリア、リビアなどにたいして、どのような対応をとるのか。
目を曇らせずに、注目したい。
■■「家づくり」のほうのお知らせ■■
2月19日(日) 木の家完成見学会
場所:堺市北区東浅香山 (地下鉄北花田から徒歩15分)
開始時間: ①11時 ②14時30分
お名前・ご住所・電話番号・希望回 を記載の上
info@mei-getsu.com までお申し込みください
折り返し詳細をご連絡します


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就任演説というのは、普通はイイコトしか言わないから、トランプを評するに就任演説を使うのはトランプに有利になってフェアじゃ無いかと思ったけれども、これだけ批判されているのなら「トランプびいきだ」」とか言われる心配はなさそうなので、これを取り上げてみる。

(USA TODAYより)
まず最初に言いたいのは、批判している人は全文をちゃんと読んだのか ということ。
読んでいない人は、まず話にならないので、下記のサイトなどで全文を読んでいただきたい。
【全文】トランプ大統領就任演説「今日、この日から、アメリカ第一のみ」
The Huffington Post | 執筆者: 吉野太一郎 2017年01月21日
このタイトルの付け方は決してトランプに好意的な編集ではないけれども、翻訳文自体にはとくに色つけは感じられなかった。
原文はこちらに
Donald Trump’s full inauguration speech transcript, annotated
The Washington Post
このワシントンポストの記事には、演説の動画もついている。
選挙中は激しくトランプを攻撃したリベラル系のワシントンポストだから、トランプに有利になるような手は加えていないはずだ。
さて、全文を読んでみて、マスコミが書き立てるような、激しい排外主義を感じただろうか。
たしかに、全体を貫く政治思想は「アメリカファースト」に違いないが、「トランプ=悪魔」という先入観をちょっと脇に置いておいて、この全文を読んだ時に、排外主義であると断じることはできるだろうか。
おそらく、戦々恐々としている人たちが注目しているのは、この一文だろう
「今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です。」
だが、前の段落からまとめて引用すると以下の通りだ
何十年もの間、私たちはアメリカの産業を犠牲にし、外国の産業を豊かにしてきました。他の国々の軍隊を援助してきました。一方で、アメリカの軍隊は、悲しくも枯渇しています。私たちは他の国の国境を守っていますが、自分たちの国境を守るのを拒んでいます。海外に数兆ドルを投資しましたが、アメリカのインフラは絶望に陥り、腐っています。他の国々を豊かにしましたが、自国の富、力、自信は、地平線のかなたへ消えて行きました。ひとつずつ、工場が閉鎖され、この国を去りました。数百万人のアメリカ人労働者が置き去りになることなど考えもしないで、そうしたのです。中間層の富が、その家庭から奪われ、世界中に再分配されました。
しかし、それは過去です。今、私たちは未来だけを見据えています。私たちは今日、ここに集まり、新しい決意を発し、すべての街、すべての外国の首都、すべての政権にそれを響かせます。今日、この日から始まります。新しいビジョンがアメリカを治めるでしょう。今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です。
(引用以上)
アメリカファーストの反対語として語られているのは、「米軍は他の国々の軍隊を援助してきた」 「海外に数兆ドルを投資した」 「中間層の富が、その家庭から奪われ、世界中に再分配された」 ということだ。
この言い方には、それはそれで意見はあるだろうが、大枠として考えた時に、これらをやめようというのは排外主義なのだろうか?
■
背景にある現実を確認しよう。
トランプを批判するリベラルな人たちも、新自由主義を行動原理とする巨大な多国籍資本が、世界中から富を搾り取っていることについては異論は無いだろう。
ハゲタカ外資という言われ方もするが、ハゲタカなんていう優しいものではない。
世界中に「投資」をしてバブルを作り、やがて崩壊させてはそのカタとして資産を吸い上げる、という資本主義ですらない、地球規模のサギを繰り広げている。
独裁者がいて「投資」ができない国には独裁者を倒して内戦を起こしたり、自給自足経済の国には「食糧援助」を装って農業を破壊して貨幣経済を強制したり、人間とはこれほどまでに強欲だったのかと神を呪いたくなるような所行を繰り返してきた。
こうした多国籍資本の悪鬼のごとき所行を、美しく言いあらわした言葉が「グローバリズム」である。
これについても、異論は無いだろう。
言葉が分かりにくかったら、「竹中平蔵の考え方」 と思い出せばわかりやすいかもしれない。

グローバリズムの反対は何か。それはローカリズムであり、国民経済である。
かならずしも一つの国家を単位とはしないかもしれないが、多くの場合は国を単位とした、地域での自立性をもった経済。
ローカルな利害に基づくルールで、多国籍資本が縦横無尽にふるまうことに縛りをかける。
小沢一郎が唱えた「「国民の生活が第一」も、まさにこの立ち位置にある。
もちろん、国民経済を成り立たせるためには、国際的な取引は必要不可欠であり、鎖国とか排外ではないし、一定の自国経済の保護をすることと、保護主義を同一視するのは意図的な間違いだ。
新自由主義のグローバリズム=世界侵出は、強力な用心棒をともなって行われた。
米軍という突出して世界最強の軍隊を用心棒にして、世界中からみかじめ料を吸い上げてきた。
ドルが基軸通貨であることと、米軍の存在抜きに、新自由主義の世界征服はありえない。
その意味で、「トランプがファーストと言っているアメリカこそが新自由主義そのものじゃないか。」「アメリカファーストを言うトランプは新自由主義の手先だ」 という批判もわからなくはない。
しかし、最大の誤解がここにある。
ドルと米軍という最強コンビをもつアメリカという国家こそが、新自由主義=多国籍資本の奴隷頭だったと言うことだ。
国家が主導して新自由主義を広げたのではなく、新自由主義が国会とホワイトハウスを牛耳り、ドルと米軍を好きなように使ってきたのである。そして、そのしわ寄せは、とうのアメリカの国民もまた被ってきた。
そうした構造を理解せずに、アメリカ=悪 と単純に考えてしまうから 「アメリカファースト」が悪魔の呪文のように聞こえてしまうのだ。
■
こうした背景を押さえた上で、トランプの演説を読むと、保護主義とか排外主義という批判とは別のものが見えてくる。
それは、新自由主義にたいする国民経済の優先 ということだ。
もちろん、新政権の人事を見ると、ゴールドマンサックスを始め新自由主義の本丸からも多数入閣しているし、カジノ王までいるわけで、この演説の思想がどこまで本当なのか、どこまで実現するのか、疑問は大いにある。
ただ、こうした人事を抜きに、素っ裸で闘いを挑んでも何の実効性もなしに終わるだろうし、無理をすればスキャンダルをねつ造されるか暗殺されるというのがアメリカ大統領の歴史だ。
ドルと米軍が最大の武器である以上、そこに精通した人間を陣営に入れること自体は合理的であり、それだけで○とか×とかを判断できるものではない。
今現時点では、基本方針は基本方針で理解して上で、しかしこの人事には大いに疑問がのこる、というのが冷静で公平な評価ではないか。
これから、オバマケアの代わりに何を出してくるのか。TPPを離脱したあとにどのような貿易交渉をしてくるのか。
新自由主義に搾取されてきたアメリカ国民のためになるような政策を実行するのか。他国にたいして、理の通った交渉をしてくるのか。
言葉尻やイメージではない、その実態を観察しなければならない。
もちろん、金持ちに融和的な政策もやるだろう。一方的に新自由主義を切り捨てて、彼らを本気で怒らせることは、極力避けるだろう。
ある程度おおきな括りで実行される政策を見る必要がある。一つの問題で全体を決めつけることは、目を曇らせることになる。
それは、トランプを歓迎しない新自由主義に心証操作されているのではないか という疑問は持っていいのではないか。
■
最後に、私がこの演説でもっとも注目した部分を引用する。
私たちは2つの単純なルールに従います。アメリカ製の商品を買い、アメリカ人を雇うことです。世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解した上で、そうします。私たちは自分たちの生き方をすべての人に押し付けることはしませんが、模範として輝やかせたいと思っています。私たちはすべての人が追随するような輝きを放つでしょう。私たちは古い同盟関係を強化し、新たなものを形づくります。イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ、地球上から完全に根絶させます。
(引用以上)
前半は、他の箇所でも触れられている国民経済優先の話である。そこに、唐突に「イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ、地球上から完全に根絶させます」という文句が出てくる。
これはどういう意味だろうか。
イスラム過激派の問題を、戦争や軍事の問題としてではなく、経済の問題として取り上げている。「テロとの戦い」という表現すら用いられていない。
オバマの就任演説ではイデオロギーや宗教の問題として語られていたが、トランプは、国民経済を優先する各国がたがいに同盟を強化することが、イスラム過激派の根絶につながる としている。本質を突いているように思える。
オバマは結果として任期を通じて戦争を継続し、空爆を続けた。最後の日にまでリビアを空爆した。

オバマとは違うとらえ方をしているトランプが、オバマとはちがうアプローチをするのかどうか。
当面する問題として、イラク、シリア、リビアなどにたいして、どのような対応をとるのか。
目を曇らせずに、注目したい。
■■「家づくり」のほうのお知らせ■■
2月19日(日) 木の家完成見学会
場所:堺市北区東浅香山 (地下鉄北花田から徒歩15分)
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