2017-03-23(Thu)

【森友証人喚問】 西田昌司の不審なうろたえ

今朝はおきた時からノドが痛く、低体温でガタガタ震えるような体調だったので 毛布を被ったまま昼まで証人喚問を見ていた。

自民と維新は、ほとんど質問と言うよりは 自分の印象をしゃべってテレビに流すことに懸命で、彼ら的な立場からしてもロクな追及はできていなかったようだ。
逆に、籠池総裁の証言態度があまりにも堂々としていたものだから、極右レイシストとしての彼を批判してきた者までが感心してみていたという不思議な現象が起きていた。

とくに、山本太郎さんが「一人でさせて申し訳ありません」と昭恵夫人に言われた時の気持ちを聞いたとき、感極まる様子の籠池総裁に思想信条を超えて共感した人は多かっただろう。
自民と維新の印象操作は、ほぼ失敗したと言っていいのではないだろうか。

ただし、籠池総裁もそれなりに保険はかけていたように見えた。
ここまではすっぱり言う、ここからは絶対に言わない その線引きが自分のなかで明白だったのだろう。

西田昌司が資金源について質問を続けていた時に 籠池総裁が
「この問題の本質を審議していただいているのは、そこにどのような口利きがあり、どのようなことがあったかということでありますから、議員のおっしゃっていることは的外れていると思います」
と返した。

3枚の契約書以外は、驚くほどすらすらと証言してきた籠池総裁が、ここだけはのらりくらりとかわした挙げ句に、この返しで逆に西田昌司がぐらぐらになってしまった。
「そんなことはない。ここが本質だ。」と言ってもっと突っ込めばよさそうなものなのに、ここから後の西田の質問は何を言っているのかもよくわからないうえに、籠池総裁の言うままに論点を口利きへと移してしまった。

20170323-1.jpg
ネット上でも、このやりとりで 西田昌司を馬鹿にする発言が目立つけれども、実は西田はかなり際どい橋を渡ろうとしていた。
いくら開き直った籠池でも資金源だけは明かせないだろう と踏んで 答えられずにしどろもどろにさせようとしてここを突いてきた。ある意味で、西田の作戦は自民党的には正しかった。

しかし、もし万が一、これに籠池総裁が答えるようなことがあったら、西田はトンデモナイ巨大な墓穴を掘ることになる。
だから、かなりビクビクしながら、籠池総裁の顔色をうかがいながら、もししゃべりそうになったら話をそらす準備もしつつ質問をしていたはずだ。

少なくともあと10数億円集まるはずだった「寄付」こそが、森友事件の核心であり そこに本当のボスキャラが潜んでいる。
宗教法人と学校法人への巨額の寄付は、アングラマネーのロンダリングの温床なのである。
西田昌司も、本人が直接関わっていたかどうかは別にして、そのくらいの裏事情は常識として知っているはずだ。

だからこそ、「言えるはずがない」と踏んで突っ込んできたのだろうし、同時に、万が一口を開きそうになったら阻止するという腰砕けだった。
そこに、あの「的外れ」発言があった。証人が議員に「的外れ」と言うのはよほどのことだし、それこそ自民党お得意の「侮辱だ」と言ってもいいくらいの発言だ。それを、強気でならず西田昌司がタジタジとなって、追及の矛先を反らしてしまったのだ。
まさに、この「的外れ」発言が、「おい いい加減にしとけよ。言うてまうぞ。」という西田への恫喝 と西田は理解したのだろう。



悪の元締め・迫田英典 国税庁長官を参考人招致するらしい。
偽証罪の縛りのない参考人招致での発言は、逆に言うと、ほとんどウソだということだ。
そういう理解で聞くならば、それなりに意味はあるのかもしれない。(という程度の意味しか無い)

あとは、いかに矛盾を引き出して、証人喚問に切り替えるかであり、それはすなわち 民進党が腰砕けにならずに財務省にたてつくことができるのか ということでもある。
あまり期待はできないが、しかし、もしこれで森友疑獄を中途半端で投げ出して、さらに都議選で惨敗したら おそらく民進党は分裂するか消滅するだろう。国民をダマして野党の顔をするのが民進党の仕事だから、それなりの勢力は保っておかなければならないので、分裂や消滅はマズい。と、そのくらいの危機感は、民進党の腐れ幹部も持っているだろうから、そこそこにはやるのではないか。

また、自民や維新の内部、自民と公明の関係も かなりぐらついている。
森友の次には加計もある。高邦もある。 この調子で続けられたら地元が持たない という悲鳴は上がっているはずだ。
とくに、蜜月だった安倍晋三と維新との関係は、自民と維新の責任のなすりつけ合いとなって 決定的なヒビが入った。

こうした情勢を綿密に観察して、ひび割れに指を突っ込んだり、水を注いだり、油を差したり、ありとあらゆる方法で安倍一強の崩壊を促進させることも重要だ。
ぐらついている議員連中の地元で、あれこれ騒ぎ立てるのもいいかもしれない。

今日はまだ風邪気味だから この辺でおしまい。
明日以降、地元大阪でできることを考えていきたい。




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総理夫人の秘書官のFAXの2枚目を見た。籠池氏が50年借地を希望したことへの返事のFAX。その中にすでに生じたゴミ撤去費の、国からの支払いの見通しが書かれている。それとは別の項目で撤去に要した費用は買受の際に考慮するとも書かれている(6条に基づいてと)。地中深い埋設ゴミを建設会社が言い出したのは翌年3月のことなのに、前年11月中頃に役所側が更なるゴミ撤去費を予想していたことになる。まるで新たなゴミが出たら買う時安くしますと、親切に示唆しているように感じる。籠池氏は実際多量のゴミが出たと信じ、建設会社から紹介された弁護士(維新につながり)が値引き交渉に当たる。そして8億円が”考慮”の結果値引きされた。
やっぱり埋設ゴミをどう算定していたのかの疑問に戻った。昨日分かったのは、総理夫人が土地取引に全く関わっていないとは言えないこと。
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