2017-03-25(Sat)

森友疑獄事件のカネの流れ

私はずっと書いているのは、森友事件の本質は カネの流れだ ということ。

最初は、だれも得をしないこの事件が不思議でならなかった。
神社本庁の怨念だろうかとか 色々考えてみたけれど、このニュースをみてやっと本質がわかった気がした。

狙われる公益法人 脱税・マネーロンダリングの隠れみのに
2015.12.12 産経関西版


マイナンバー制度では、個人資産への監視が強まることから「公益法人を隠れみのにしたマネーロンダリング(資金洗浄)の動きが加速するのでは」との懸念も出ている。
(引用以上)

NPO法人などの税制が厳しくなって、今や宗教法人と学校法人がマネロンの温床となっているのだ。
「学校法人 脱税」とかで検索してみると、実にかぐわしい話がいろいろと引っかかってくるので、お暇な方は研究してみていただきたい。

中でも、学校建設は巨額の資金が一度に動くので、マネロンしたいむきにとっては絶好の機会と言うことになる。
少子化なのになんであっちこっちで学校が作られるのか という疑問の答えでもあるのだろう。
森友事件は、そうした「いつもの」スキームのなかの一つだったと思われる。

私の思いつくかぎりで、このスキームでの流れを図式にすると 以下の通りだ。

20170325-1.jpg

三つの契約書の数字の意味もだいたいこういう意味から出てきたのだろうと想像して書いてみた。
原価7.5億円だとすると、あの建物はよく見れば相当のやっつけ仕事だということになるが。

こうした絵を、財務省理財局長を筆頭に、政官「學」が一体になって推し進めてきたけれども、今年の2月8日に図の右上の部分がバレて大騒ぎになり、左側のマネーの供給が止まってしまった。
結果、森友は藤原工業に4億円しか払えず、このスキーム自体はとりあえず破綻した。
しかし、宙ぶらりんになった土地建物を、「救済」するという名目で新たな○○学園が名乗りを上げるかもしれない。
そうなったら、マネロン機構の復活ということになる。



森友事件そのものは、どこかの地点で幕引きとなるだろう。
副島隆彦氏の「森友事件は終わった。誰も捕まらない。安倍政権が倒れて、昭恵と逃げる、だけのことだ。」という見立てが だいたい合っているような気はする。

ただ私は、副島氏ほどシニカルに捕らえてはいない。例え中途半端な安倍辞任であっても、そのまま自民党政権継続であっても、いち市議の行動に端を発して、政官の悪事の一端が垣間見え、日本中が大騒ぎになって、安倍が辞任し、昭恵も信用を失う という事態は決して悪い事態ではない。
きわめて限定的かもしれないが、今のニッチもサッチもいかない日本人の状況を考えれば、それでも上出来だ。

あくまで限定的で中途半端だということはわかった上で、大きな経験と受けて止めていいのではないか。
そのためにも、運動的には、安倍晋三と昭恵の責任を追及することだ。
徹底的な(ウソではない)「印象操作」をやって、安倍夫妻の信用を落とせるだけ落とすことだ。



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No title

僕も副島氏の推測に近い認識を持っています。誰も逮捕されないし、自民党政権は続くと思っています。 厄介なのは、野田元首相が大政奉還をしたので、弱っていた政官財+裏の組織の勢力が完全復活したように見えることです。前と同じように財の末端である土建屋建設業界の労働者達が、自分の所属する会社のために自民党の集票マシーンになっていますよね? それを知らない人達はすぐに不正選挙と叫びますが、この集票マシーンとマネーロンダリング制度を壊さない限り、国民の国民による国民のための政治にできないと思っています。だから小沢一郎、鳩山由紀夫は潰され、公約を反故する野田佳彦首相が誕生し、自民党に大政奉還されたと思っています。だから今も、民進党は野田佳彦元首相が実権を握って茶番を続けていますよね?

憲法第一五条第2項があるでよ

副島隆彦氏によれば「森友事件は終わった。誰も捕まらない。安倍政権が倒れて、昭恵と逃げる、だけ」ということですが,副島氏のブログを読んで2つの疑問が湧きました。
 (1) 普通なら,安倍が4億円とり,迫田・松井などの次の子分が残りの4億円のうちの2億円を分け合い,残り2億円を大阪府私学課の課長や佐川理財局長とかの官僚が分け合う。下っ端に行くほど分け前が少なくなるというのは,面白い話です。
年間こういった払い下げは3000件ぐらいあるどうですから,みんなで分け合っているのでしょう。
 問題は,今回は暴力団の知るところとなったことです。暴力団が割って入ってきて2億ぐらい要求するのではないでしょうか。つまり安倍氏以下の取り分が半減するのではないでしょうか。
 (2)2つめは,憲法第一五条第2項でいう「公務員は全体の奉仕者であって,一部の奉仕者ではない」という条文です。
 国会での追及や安倍明恵夫人のFAX2枚目が問題ですが,決定打に欠けると副島氏がみていることに小生も大方賛成ですが,法律上瑕疵がなくても,籠池森友学園だけが8億円も割引きされている一方で,5億円で買いたいと申し出た事業主は,「甘利にも安い」と近畿理財局亜から断られているようですから,一部に奉仕した事実は明かです。また,国有財産を安く売ったわけですから,残りの国民は不利益を被ったわけです。したがって一部の者つまり籠池理事長らが得をしたことは明かです。つまり,公務員として,全体に奉仕せず,一部の者に奉仕しています。したがって,今回の奸計公務員は全て憲法第一五条第2項に反しますので,『国家反逆罪』に問われて然るべきでしょう。単純には終わらないと,思います。 

No title

この小学校建設計画がマネーロンダリングの役割もあったとの可能性を、中々理解できませんでした。政府が買い戻すような話になってますが、森友学園も認可適当があったからと裁判に訴えて、もしこの土地建物が、紆余曲折を辿って、建設資金を11億円もらっていないと訴えている建設関係者に渡れば、本当に手の込んだマネーロンダリングが成功したことになりますね。
3つの異なる建築費について、票のように考えると、籠池氏がどれも本当だというのが、何かとても秘密めいた意味を感じました。

No title

初めてコメントします。
私もシニカルに捉えません。
最後の文脈、大いに賛成です。
国民がのんきにテレビ見てる間にびっくりするような法案が次々通り、これからもまだ悪法成立が控えてる中、これは良いチャンスだと思います。
というか、そうでないにしても、したたかに有効に活用にしないとですね☆

もっとこのブログが読まれてほしい

ブログさま

疑問が解け感謝いたします。
こういう記事が多くの人に読まれてほしいです。
名前を名乗らず申し訳ありません。
いつも読ませていただけるのを楽しみに、深く感謝いたしております。庶民。

No title

籠池氏の証言を全て事実と観るのも少し疑問がありますね。

そもそも御自身の履歴を偽る等と云う処から、御自身を大きく見せたいとの虚栄心があるようですし、自民党西田議員が云われたように、確かに財政的には、あまりにも貧弱だった、と思われます。

昔から、当てと褌は、むこうから外れる、と言われますが、何もかも寄附頼みでは、財政はもたないでしょう。

ともあれ、籠池氏は、これで破産でしょう。 あまり政治・思想に拘ると事業は失敗する、のが教訓ですよ。

自民や維新の右の連中も、世の中が右に向いているので時流に乗っているだけで、都合が悪くなると、右は右でも、貧相な財布を持っている者は、切り捨てる、との哲学をお持ちのようですので、右派の人々も心得ておかれるのが宜しいようで。

  
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