2017-04-12(Wed)

教育勅語で戦争に行けるか

森友事件ですっかり有名になった教育勅語の暗唱だが、読まずに論じるのもオカシイので、全文を読んでみようと思う。

WIKIBOOKSの<ふりがな付き>を引用する

教育ニ関スル勅語

朕(ちん)󠄁惟フニ(おもうに)我カ(わが)皇祖皇宗(こうそ こうそう)國ヲ(くにを)肇󠄁ムルコト(はじむること)宏遠󠄁ニ(こうえんに)德ヲ樹ツルコト(たつること)深厚ナリ(しんこうなり)
我カ(わが)臣民(しんみん)克ク(よく)忠ニ(ちゅうに)克ク(よく)孝ニ(こうに)億兆(おくちょう)心ヲ一ニシテ(しんをいつにして)世世(よよ)厥ノ(その)美ヲ(びを)濟セルハ(なせるは)此レ(これ)我カ國體(こくたい)ノ精華ニシテ敎育ノ淵源(えんげん)亦(また)實ニ(じつに)此ニ(ここに)存ス(ぞんす)
爾(なんじ)臣民(しんみん)父母ニ孝ニ(ふぼに こうに)兄弟ニ友ニ(けいていに ゆうに)夫婦󠄁相和シ(ふうふ あいわし)朋友相信シ(ほうゆう あいしんじ)恭儉己レヲ持シ(きょうけん おのれをじし)博󠄁愛衆ニ及󠄁ホシ(はくあい しゅうにおよぼし)學ヲ修メ業ヲ習󠄁ヒ(がくをおさめ しゅうをならい)以テ智能ヲ啓󠄁發シ(もってちのうをけいはつし)德器ヲ成就シ(とっきをじょうじゅし)進󠄁テ公󠄁益ヲ廣メ(すすんでこうえきをひろめ)世務ヲ開キ(せむ/せいむ をひらき)常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵󠄁ヒ(つねにこっけんをじゅうし こくほうにしたがい)一旦緩󠄁急󠄁アレハ義勇󠄁公󠄁ニ奉シ(いったんかんきゅうあれば ぎゆうにほうじ)以テ(もって)天壤無窮󠄁ノ皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ(てんじょうむがいのこううんをふよくすべし)
是ノ如キハ(このごときは)獨リ(ひとり)朕󠄁カ忠良ノ臣民タルノミナラス(ちんがちゅうりょうのしんみんたるのみならず)又(また)以テ(もって)爾(なんじ)祖先ノ遺󠄁風ヲ顯彰スルニ足ラン(そせんのいふうをけんしょうするにたらん)

斯ノ(この)道󠄁ハ實ニ(じつに)我カ皇祖皇宗ノ遺󠄁訓ニシテ(いくんにして)子孫臣民ノ俱ニ(ともに)遵󠄁守スヘキ(じゅんしゅすべき)所󠄁(ところ)
之ヲ古今ニ通󠄁シテ謬ラス(あやまらず)之ヲ中外ニ施シテ悖ラス(もとらず)朕󠄁爾臣民ト俱ニ拳󠄁々服󠄁膺シテ(けんけんふくよう して)咸(みな)其德ヲ(そのとくを)一ニセンコトヲ庶󠄂幾󠄁フ(こいねがう)

明治二十三年十月三十日
御名御璽(ぎょめい ぎょじ)

(引用以上)

う~ん これでも何言ってるのかわからん。
なので、同じサイトの<1940年文部省による現代語訳>を読んでみる

朕が思うに、我が御祖先の方々が国をお肇めになったことは極めて広遠であり、徳をお立てになったことは極めて深く厚くあらせられ、又、我が臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一にして代々美風をつくりあげて来た。これは我が国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にここにある。

汝臣民は、父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互に睦び合い、朋友互に信義を以って交わり、へりくだって気随気儘の振舞いをせず、人々に対して慈愛を及すようにし、学問を修め業務を習って知識才能を養い、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守し、万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧げて皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚(あまつひつぎ)の御栄をたすけ奉れ。かようにすることは、ただに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなおさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらわすことになる。

ここに示した道は、実に我が御祖先のおのこしになった御訓であって、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共々にしたがい守るべきところである。この道は古今を貫ぬいて永久に間違いがなく、又我が国はもとより外国でとり用いても正しい道である。朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む。

(引用以上)

まあこれならだいたいわかるし、戦前の文部省の訳だから、意味を勝手に変えていることはないはずだ。
文中の言葉で一箇所だけ 宝祚(あまつひつぎ)の御栄 てのがよくわからん。調べてみると「宝祚」というのは皇位という意味だそうで、原文だと「皇運󠄁」の部分なので、「天皇家が栄える運命」てなことになろう。

これの何が問題かは 多くの人が論じているのでここでは繰り返さない。
それよりも、書いておきたいのは、戦後になってから「教育勅語って素晴らしい!」と言っている籠池総裁やら稲田朋美やら安倍晋三やらの信奉している現代語訳についてだ。
国民道徳協会とかいうところの訳で、明治神宮のHPにあるのでかなり一般的に使われている。中身は以下のとおり。

 私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。

 国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

 このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

(引用以上 文字色は筆者が変更した)

赤文字にしたからお分かりのように、原文で「公󠄁ニ奉シ以テ天壤無窮󠄁ノ皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ」、文部省訳で「皇室国家の為につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮りなき宝祚の御栄をたすけ奉れ。」 となっていた部分が 「国の平和と安全に奉仕」になってしまっているのである。

なんと言うことだろう。
明治神宮や安倍晋三たち日本会議の面々は、天皇の地位なんてどうでもいいのだろうか。
天皇が栄えることなんて バッサリ切り捨ててしまうんやなあ すごいね。
この人たちは、尻尾も切るけど イザとなったら担いでいた頭も切っちゃうんだ。
いやはや 天皇さえ切り捨てる人たちなんだから、籠池総裁などいとも簡単に尻尾切りされるのはあたりまえだ。

ネットで公開されている他の現代語訳も見てみたけど、HPに日の丸掲げた人たちの訳は、みんな「国」とか「公」になっていて、皇室を助けよ とかぜんぜん書いていない。あきれかえってしまった。

勅語すなわち天皇の言葉を改ざんしてニセ勅語で国民をダマしてる稲田や安倍たち日本会議の連中こそ、教育勅語で再教育した方がいいんじゃないか。
「へりくだって気随気儘の振舞いをせず、人々に対して慈愛を及すようにし、学問を修め業務を習って知識才能を養い、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守し」
まったく、人に読ませる前に、自分で読んでみろ。



もちろん、まず第一の問題は 「勅語」であること。つまり、天皇が国を治めている と言う前提が問題なのだが、それはさておき、教育勅語万歳の連中が、実は勅語を改ざんしていたという衝撃の事実は、もっと国民に広く知られるべきだ。

その上で、一体ぜんたい何で教育勅語を復活させようとするのだろうか。
リベラルの人たちは、戦前教育だ、戦争準備だ と口を揃える。
もちろん、そういう空気は濃厚に感じるのだが、私はどうも違和感を憶えている。

元の教育勅語であっても、改ざんされた勅語であっても、これを毎日暗唱すると、本当に戦争に行ける若者ができるだろうか。
別の言い方をすると、こんな陳腐な言葉を暗唱しないと、戦争できないのだろうか。

最近何十年間で、一番戦争をしているアメリカでは、教育勅語のごときものはない。
それどころか、自由と民主主義のために戦争をやり、保守よりリベラルのほうが戦争が好き という現象があたりまえのようにある。
ナチスや大日本帝国のようなファナティックな集団がやる戦争は、戦争の中のごく一部に過ぎない。多くの戦争は、もっとビジネスライクに遂行されていく。

戦争の形態も大きく変わっている。事前の情報戦でおおかたの趨勢は決まってしまい、ミサイルやレーダーで軍対軍の正規戦はほとんど決着が付いてしまう というのが イラク戦争などでの様相だ。
ある意味、早く決着が付きすぎるので、軍や軍需産業には面白くない。そこで生み出されたのが、「テロとの戦い」である。
アルカイダやイスラム国のようなゲリラ戦部隊を育成し、マッチポンプでいつまででも永続的に戦わせる。

イスラム国のような部隊として日本も育成されるのだとしたら、たしかに教育勅語やらなにやらで洗脳して、狂信的な国民部隊にする必要はあるかもしれない。アジアでは北朝鮮がそういう位置付けで「大切」にされてきたわけだが、言うことを聞かなくなった金正恩を潰して中国に合邦させ、その代わりに日本を「悪の枢軸」として復活させる??
いや、今のところ、そこまでの動きは感じない。



むしろ、教育勅語は、大事なことを隠すための煙幕に使われているのではないか と言う気がする。
だいたい、教育勅語万歳と言ってる輩ほど、実は勅語を信奉してるわけじゃなくて内容を改ざんしているのだから。
国粋主義の煙幕で隠すものは、その正反対のものであろう。つまり 売国主義である。

いわゆる売国奴!という罵声の意味ではなく、国の財産を格安に売り渡すことが 文字通りの売国主義である。
森友学園や加計学園ももちろん売国なわけだが、規模はそんなものではすまない。
日本の公有、私有の資産が、ごっそり売り渡されていく。いや、正当な対価を受け取らないのだから、売国ですらないのかもしれない。

プールされている預貯金や保険はもちろん、道路や水道などのインフラや、建物、病院などの施設などなど、あらゆるものがあらゆるルートを開設して流れ出していく。
すでにGPIFの140兆円あまりのうち40%は海外に行ってしまった。
JA(農林中金)の60兆円も7割近くが外貨に変わっている。
貿易黒字の400兆円も海外に置きっ放しでアメリカの経済を潤している。

外貨になっても戻せばいいじゃないか、などと口にすると、橋本龍太郎のようにスキャンダルがわき出して失脚する。

インフラや設備も、竹中平蔵さんが大絶賛するコンセッション方式でどんどん国民の手から奪われていく。

20170412-1.png

この絵をみて、あれ?と思った方も多いだろう。

そう、森友も加計学園も この方式の一環なのだ。
あれらは安倍マターだったせいで、あまりにも極端な優遇がされて問題になったけれども、しかし、氷山の一角に過ぎないのだ。
外資を含めた、何でも思い通りにする大資本に、国民の資産はどんどん切り渡されている。

その売国主義の、目くらましが、極右ゴッコであり教育勅語なのではないか。

私にはそう見える。




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なんでボクは家を設計るんだろう  明月社のいえづくり 8

7 からつづく

 そんな設計の仕方の是非はともかく、デザインというものをハッキリと意識させてくれる経験になったのは確かだった。デザインという言葉も日本語化する際にどうやらかなり意味を狭くしてしまったようだ。そもそも「設計」は英訳すればDesignなわけで、企画からプランから外観の見た目まで、すべてがデザインだ。しかし、日本でデザインというとほぼ「見た目」の部分を指していて、本来はデザインというよりもデコレーションというべきなのかもしれない。というような理屈はちょっとおいといて、ここではデザインといえば狭義のデザインのことにしておこう。

 店舗の仕事をすることでこの狭義のデザインに正面から取り組むことができたのは、今から思うと貴重な経験だった。住宅の場合は店舗デザインのようなアプローチはしないけれども、それでもやはりデザインは単なる結果論、なりゆき任せというわけにはいかない。毎日毎日視野に入っても気分のいいデザインは、惰性だけではできないからだ。
 デザインについては文字であれこれ書くのはかなり難しい。それでも言えることがいくつかあるので、参考までに書き留めておく。よく言われるのは「3色以上使わない方がいい」ということ。ボクは少しアレンジして「1シーンに3色以上使わない方がいい」と思っている。これは無難に正しいとおもう。何かを目立たせたいときも、逆に何も目立たせたくない時も、3色までにしておくのは正解だ。1シーンというのは、ある生活パターンの視界という意味で、必ずしも一部屋の中という意味ではない。ふた部屋続きで使うことが多ければふた部屋分だし、対面キッチンに立ってリビングを見ている状態のように、ひと部屋の中でもある方向を向いている場合は部屋の一部ということになる。

 近似色には要注意だ。おおざっぱに言えばどれも「白」になるような色でも、薄いグレーと薄いベージュとか、薄いブルーと薄い黄色など、違う系統の色が並ぶとたいがい違和感を感じるので、慎重に避けるようにしたほうがいい。できれば家具までふくめて、こうした色のコントロールができると「ああデザインされているな」と感じられるようになる。
 色の取り合わせにも、合う合わないがある。いろいろ理屈もあるようだが、ボクがやっている一番簡単なやり方は「薄目で見る」ことだ。店舗デザインを始めたころに一番悩んだのがこの色の取り合わせだった。なにせ原色や黒などもふくめて、これまで使ったことのなかったような色をどんどん使わなくてはならない。最初は判断できずにオロオロと試行錯誤をしているときに、ふと目が疲れてきて眼鏡をはずした。すると、不思議や不思議 これとこれがいいと「ピン」ときたのである。どうやら「色以外のものを見ない」ということがポイントらしいと気が付いた。ハッキリ見ていると、色も見ているけれども色サンプルの材質や模様などもどうしても目から脳に入ってしまう。その雑音を消してやると、「ピン」とくるのだ。いちいち眼鏡をはずすのも面倒なので、普段は薄目で見るようにしている。
 色を見る時は当然ながら光に気をつけなくてはならない。とくにショールームなどでキッチンなどを見る時、そこに点いている照明の色を考えておかないと実際に家に設置した時はかなり印象が変わることがある。ショールームのライティングは、実際以上に豪華に見せようと仕掛けられている。そこまで意図的でなくとも、照明の光と自然光、照明の電球色と昼白色でもぜんぜん色が変わる。持ち歩けるサンプルがあれば、窓から入る自然光で見てみるようにしたほうがいい。

 外壁に使う材料は、もっと激しく光の影響を受ける。日向と日陰、太陽の高さや角度によって、見え方はまったく変わる。外壁材については、棟上げをしたタイミングで現場にサンプルを用意してもらい、実際の角度に置いてみて検討すべきだ。よくあるサイディングの場合はさほどの違いはないかもしれないが、塗り壁の場合は凹凸が大きいので変化も大きい。明月社の家で一番よく使う「白州そとん壁」という材料は、塗り壁の中でも陰影が強くでるので、何色か用意して必ず現場での確認を行うようにしている。
 窓サッシも外壁では目立つ要因だ。最近は多くの家で「シャイングレー」(メーカーによって名称は違う)というようなやや茶系のシルバーが使われている。茶色はちと時代遅れ風だし、黒は目立ちすぎるし、白は安っぽくなるし、白っぽいシルバーは好き嫌いがあるので、どうしても無難なシャイングレーが多くなる。明月社の家でもシルバー対シャイングレーが1:2くらいでやはりシャイングレーが多い。気をつけたいのは、このシャイングレーは光の当たり方で玉虫色のように見え方が変わるということだ。正面から太陽が当たるとシルバー、薄明かりだとベージュ、日陰になるとグレー。これもサンプル板で確認しておいたほうがいい。
 家の形によっては屋根も色が目立つ場所である。何色がいいかは家によって変わるので、これは一概に言えない。屋根の色を見る時の注意点は、光を反射させて見るということ。普通に見るよりかなり明るく見えるはずだ。屋根の選定の仕方については、また項を改めて書くことにする。

 なお、色とはちょっと違うけれども、本物の木の隣にプリントの木目なんていうのは、絶対にやめてほしい。最近の木目プリントはすごく進化しているので、正直ボクも間違えることがある。でも、隣に本物があるとさすがにその違いはハッキリしている。プリントの偽物さが際立ってしまう。ご予算の関係で木目プリントを使う場合は、近くに本物を使わないとか、焦げ茶のプリントにして木目を目立たせないとかの配慮が必要だ。

 明月社の家は木の家なので、やはり本物の木をどうやって見せるかはデザイン上の重要なポイントになる。まず木を見せるというと真壁にするかどうかが問題になる。真壁というのは柱の表面を部屋の中に見せている状態で、柱は壁面よりも1.5センチほど飛び出している。和室はだいたいこのタイプ。これに対して、柱の外側(部屋内側)に石膏ボードをバーンと全面貼りしてしまうのが大壁。これだと柱は壁の中に入ってしまうので見えなくなり、壁面は真っ平。最近の家はほとんどがこの作り方だ。
 木の家を名乗る以上、真壁を採用するのが本筋なんだけれど、明月社の家では和室以外はほぼ大壁にしている。理由は使いやすさとコストにある。真壁は壁面から柱が飛び出しているので、家具を置いたりするのに何かと不便である。デザイン的にも柱のピッチに家具の大きさや置き場所をあわせてやらないと不格好になってしまい制約が大きい。壁に凸凹があるので掃除もちょっと面倒。しかも、柱を一本一本見せるには材料代も大工の手間もかかるのでコストアップになってしまう。そんなわけで、全ての部屋を真壁にすることはしていない。
 その代わりに、大きな梁を見せるようにしている。梁は柱と柱の間に掛け渡して上の階の床を支えているので、幅が12センチ高さは30センチを超えてかなり見応えのある大きな材料になる。これが3尺とか1m間隔でリビングの天井にずらっと並んで見えるのが、明月社の家の特徴とも言える。実はキレイに並べるのは構造的に難しい時もあるのだけれども、自分で構造計画もやっているのでそこはクリアーしている。

9 につづく
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箒川兵庫助どの。

教育勅語ー戦争論は、眠ってる人を起こすための手段として良いと言ってるだけです。
もちろん安倍政権のやってる事は憲法違反ですよ。
でも、与党が数にものを言わせやりたい放題できてしまってるこの現状で、憲法違反と叫んでも何も動かせてないではないですか?
ならばこの「数」を減らすしか無い。
国民の半数は選挙にも行かない。政治に無関心なのです。
この人たちを気付かせるしか他に方法は無いと、私は思ってます。

野党国会議員総辞職って…そらま、野党がそんな事をやってくれれば良いですけどね。
どうやってやらせるんですか?

嵌まるな技術論

戦争法≒安保法制のときもそうでしが,技術論に陥っては,安倍創価学会政権をつぶせないと思います。
 例えば,「最小限度の軍備は軍隊ではない」とか,「衝突は戦闘でない」とか,「日本人家族を米艦船が救助したとき,日本の護衛艦が守る」などといった細かい,技術的なことです。戦争法は,憲法違反。自衛隊の海外派遣は,憲法違反。専守防衛なのに,空中給油機がなぜ必要なのか,などといった技術論です。
 技術論の行き着くところは,百花楼蘭。焦点ボケ。『日本会議の研究』という本が話題を呼んでいるようですが,その類いの研究は学問的に必要だとしても,全体の流れとして日本会議に関心を持つより,大臣国会答弁のウソを問題にすべきでしょう。国会答弁がウソでいいなら,議会制民主主義は成り立たないからです。
 またところでコメント2つは『教育勅語』だけを論じて,森友学園問題を論じていません。百花楼蘭というより,『教育勅語』への焦点は,争点ぼかしの好材料。疑惑追求の核心は,埋まったゴミがないのに安く見積もった,ということでしょう。

 憲法違反である事を追求しない国会質問は無駄。戦争法は憲法違反,森友・安倍昭恵口利きは憲法15条違反。自衛隊は軍隊だから憲法違反。
 もし,きちんとした答弁がないなら,国会議員を辞職して国会を与党議員しかいない状態にすべきでしょう。例えば少数であっても野党国会議員総辞職のニュ-スは世界に広まるはずです。恐れることは何もありません。細かい技術論では世界に訴えることができません。

No title

知ってますよ。明治神宮公式サイトの、あの教育勅語の訳は、
明治天皇を奉ってるくせに、天皇をないがしろにして、欺瞞に満ちている。
そう、だから彼らは天皇も道徳も本当はどうでもいい。
そうやって、上からの押し付けに子どもの頃から慣れさせて、体制に逆らわない人間に調教したいのだと、私は思ってます。
ただ、反対勢力としては「戦争」を持ち出した方が、単純明快で戦いやすいってのはありますね。
森友問題も「忖度が〜」って言ってる限り、上で言ってるような国民の財産の私物化のカラクリには気付かない。
氷山のほんの一角だと言う事にも気付かない。
それに気付けるのは、自ら情報を集め考える人だけです。
それを、考えない人に理解させるのは、とてーーも骨が折れる。
だから「戦争」を持ち出して、手っ取り早く引き入れるってのはアリだと思います。

No title

教育勅語なんて、戦前でも、大阪の下町のガキにとっては、表向きは兎も角も、以下のごとし。

「朕○○(男性性器のこと)剥いてカス取って、拭いて、納めて、御名御璽。」

古参兵だった親父に言わせれば、ガチガチの頭なら別だったが、将校も含めて、己の格式を高めるために引き合いに出すのみであった、と言うことでした。 即ち、「○○(己の苗字)に値打が無くとも、天皇陛下に頂いた襟の階級に敬意を持て」と。 

これは、戦後政治思想史の碩学藤田省三の指摘では、「天皇は道徳的価値の実体でありながら、第一義的に絶対権力者でないことからして、倫理的意思の具体的命令を行いえない相対的絶対者となり、したがって臣民一般はすべて、解釈操作によって自らの恣意を絶対化して、これ又相対的絶対者となる。ここでは、絶対者の相対化は相対的絶対者の普遍化である。」
とあるとおり。

一億総無責任体制の宣言が教育勅語。
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