2017-08-22(Tue)

民進党代表選に何か期待してる??

前原も枝野も、あの裏切り民主党政権の、中枢であり主流だった。

せめてこの二人がいなければ、民主党の裏切りも少しは程度が軽かったかもしれない、というほどの、戦犯の中の戦犯。
野田佳彦に次ぐ極悪犯罪人ですよ。

ところが、この二人の代表選を、あたかも「リベラルVS保守」のたたかいかのように報じるマスコミ。
それに乗っかって 枝野に期待しちゃう市民派リベラル・・・

一体全体、この国の人々は、何回裏切られたら目が覚めるのだろうか?
放火犯が「火の用心」と叫んでいるのを、なんでほんのちょっとでも信じることができるんですか??

彼らが言っていることの中で、唯一実行するだろうことは、消費増税だ。
「オールフォーオール」だろうが、「お互いさまの助け合い」だろうが、この言葉の意味は「大衆増税をやる」ということに他ならない。

今必要なことは オールから収奪することではなく、お互い様で巻き上げることでもなく、きわめて税制で優遇されているごく少数の大金持ちから、しっかりと税金を取ることだ。無謀なことではなく、ほんの30年くらい前の水準に戻すことだ。

オールフォーオールとかお互い様 というスローガンは、この少数の大金持ちには逆らいません という宣言であり、貧乏人どおしがみんなでお互いに助け合います、すなわち「消費税上げます」 という意味。
もう、メインスローガンからしてこんなレベルだから、前原も枝野も、極悪戦犯のままで何も変わっていない と言うことがよくわかる。

基本政策のなかには、それなりにイイコトは書いてある。
しかし、それを実現するには、抵抗する勢力と戦って勝ち抜かなければならない。
やります とクチで言うだけでできることならば、2009年に実現していたのだから。

大企業のあつまる財界、巨大マネーを動かす国際金融資本、岩のような官僚組織、CIAと警察庁、公安、内閣情報室。
共和党軍産系や好戦派民主党系やトランプ系などの米国からの指令や圧力。
自民党地方組織、創価学会、日本会議、統一協会などの草の根の運動や組織。
そして極めつけは、労働貴族の身分に恋々とする日本労働組合総連合。

これらに勝ちきるか、少なくとも折り合いを付けることができなければ、どんなに口先でイイコトを言っていても絵に描いた餅に過ぎない。
さて、前原と枝野に、戦う気力が、ほんのわずかでもあると思いますか????



まあ、それでも一応は、二人の言うことは聞いてみましょうか。

代表選にあれこれクチをはさみたい人は、少なくとも原文は読んでね。
新聞の見出しとか、統一協会のオトモダチ(細川某)のインタビュー記事のまとめを見て決めつけるような、あまりにもお粗末な議論は有害なだけです。

前原誠司政権公約 (PDF 2400字程度)

枝野幸男の基本政策 (3400字程度)

【民進党代表選・共同会見詳報(上)】

【民進党代表選・共同会見詳報(中)】

【民進党代表選・共同会見詳報(下)】

詳細に見れば、ほとんど言ってることが変わらないことがわかると思う。
前原は野党共闘反対で、枝野は推進だ というのは 新聞の見出しだけの話しだということもわかる。

全体的な傾向としては、前原は理念と戦略を語り、枝野は政策と戦術を語っている印象。
もちろん、二人ともまるっきりのバカじゃないから、それぞれ、自分の支持層にウケるような言い回しはしている。
枝野はリベラルっぽい言葉遣いをしているし、前原は保守が受け入れやすいように意識している。
しかし、内容をよく読めば、保守VSリベラルの決着をつけるんだ~ と大騒ぎするほどの違いなどぜんぜんないってことに気が付きませんか?



これだけ民進党をボロカスに言っている私とて、いざ選挙になったら民進党と選挙協力は必要だと思っています。
と同時に、「民進党は、かならず裏切る」 とも思ってる。

だから、裏切られたときのダメージが少ない方が、よりマシな代表だ というのが私の考え。
妙に期待を高めて、あれもできるかも これもできるかも と思わせて ドスンと落とす。2010年と同じことをまたしてもやらかすのが、一番悪質。
最初から、まあこんなもんだよな と半ば諦めながらつきあっておいて、やっぱりな という想定内の裏切りにおさまるのが、一番マシな近未来なんですよ。

その意味で、政策も人格も大差ないのであれば、私は前原が代表になった方が、かなりマシなんだろうって思ってる。

まあ、どっちにしても、なにか劇的に良くなることはないから、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、一番言いたいのは、市民派リベラル的なみなさんが、いとも簡単に「枝野さん頑張れ」になっちゃうのはいただけないなあ ということ。
イザとなったら、本当になによりも重要な場面になったら、能面のように「ただちに影響はありません」と繰り返す男が、死にたくなるような痛切な反省をしたわけでもないのに、簡単にまともな人間になるわけがないでしょ。

それと、メディアの「見出し操作」にホイホイ乗っちゃうのもね。
論じるならば、まず読みましょうね。それも、自分の意見にちょっとでも近い部分や反対の部分を、目を皿にして探す っていう読み方じゃなくて、とりあえずは、何でこの人はこう言っているのだろう と全体像を理解してみてはいかが。

こんなに二人を信用していない私だってそれくらいはしてるんだから、どっちかを応援したり批判したりする人は、まずは心をサラにして読んでみる、ってことをしないと、そもそも共闘なんてできないんじゃないでしょうかね。

私も体験したんだけど、ツイッターで野党共闘に懐疑的なことを書くと、推進している人にブロックされると言う現象。
この大矛盾に気が付かない人が多いような気がします。
懐疑意見や反対意見を、よくよく理解しなくっちゃ、共闘なんてできない。100万年かかりますよ。



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No title

>「オールフォーオール」だろうが、「お互いさまの助け合い」だろうが、この言葉の意味は「大衆増税をやる」ということに他ならない

もちろんそうですよ。ただ、大衆増税の大衆の中には当然金持ちも含まれますよ。また、枝野氏も前原氏も共に消費税だけを上げるとは一言も仰ってないですよ。少子高齢化で、毎年約一兆円近くの社会保障費の自然増があるので、今のままでは、今と同じくらいの社会保障の水準を維持することもできなくなりますよ。

私は金持ちや金持ち企業からもたくさん税金を取るべきだとは思っていますが、社会保障費は金持ちや金持ち企業にだけ頼ろうという発想では社会保障の充実は出来ないと思いますよ。また、グローバル化が進めば進むほど、キャピタルフライト(資本逃避)しやすくなるので、金持ちや金持ち企業、特に金持ち企業からたくさん税金を取るのが難しくなりますしね。

<今や日本は、アメリカと並ぶ世界有数の格差大国となっている。6人に一人が貧困線以下の生活を強いられ、貧困者の割合を示す相対的貧困率でも、富の偏在を示すジニ係数でも、日本はアメリカと並び世界で最も貧富の差が大きく、貧困層が放置されている国であることが、データによって裏付けられている。それもそのはずで、再分配の前提となる国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)でも、日本はアメリカと並び先進国では最低水準にある>

上記は下記URLから引用

http://www.videonews.com/marugeki-talk/853/

2015年度の各国の税金の国民負担率【租税負担率+社会保障負担率(年金や医療などの保険料)】

アメリカ・・・32.5%
日本・・・・・41.6%
イギリス・・・46.5%
ドイツ・・・・52.6%
フランス・・・67.6%
デンマーク・・68.4%

世界を見渡してみても、福祉がショボい小さな政府は庶民の税負担が軽く、福祉が充実している大きな政府は庶民の税負担は重いのが現実です。

2002年に発売された本なのでちょっと古いのですが、福祉国家主義者の神野直彦氏の『痛みだけの改革、幸せになる改革』という本を読めば、民進党が提示しているヴィジョンはどういうものなのか?ということがよく分かると思いますよ。もちろん、民進党がどこまで本気で福祉国家主義的な方向を目指しているのか?ということは分かりませんが。

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