2017-10-02(Mon)

思い出せ!主敵は安倍だ!!

私は9月28日までは、前原の民進党から希望の党への集団移住はやむなし と考えていた。
経済原則で考えれば、民進が小池ブランドを銭で買ったと言えたからだ。
どのみち、支持率5~8%程度だった民進党は、ぼろ負けして半減する勢いだったのだから、より多く生き残り、安倍自民の票を減らすための奇策は、もろもろのリスクをともなうけれども非常に現実的だと思った。
100億で小池ブランドを買いとった前原のリアリズム

しかし、29日朝に情勢は一変した。
小池と会談した前原の目は昨夜テレビ番組をハシゴしていたときとはうって変わって泳いでいた。
小池は「排除します」と明言し、若狭は「政権とらない」と公言した。
もはや、前原の奇策は完全に敗れたことが明白であり、即時に次善の策に遷らねばならないにもかかわらず、週末には何の動きも起きなかった。
この段階では、私も考えを改め、小池ブランドで票を稼ぐことよりも、第三極でキャスティングボートを握ることに向かうべきだと考えた。
情勢は激変した。第三極をつくるしかない

その後の報道を見ても、民進で交渉している玄葉の説明ですら 民進150+希望50で200しか候補を立てないという。
やはり、希望は野党第一党になるだけで、政権をとる気はないということが証明された。
トレンド調査などから見ると、100議席取るかどうか くらいのところだろう。これでは自公を過半数(233)未満に追い込むこともできない。
100議席程度の野党の党首になるために、小池が出馬することもまずなさそうだ。

さらに今日の報道で、希望の党の凄まじい内容がながれた。

【衆院選】代表複数も可能 希望の党の規約案が判明 小池百合子知事が国政復帰しない場合の対応も
2017.10.2 産経


小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」の規約案が1日、判明した。党役員として代表を補佐し、コンプライアンス(法令順守)やガバナンス(統治)を統括する「ガバナンス長」を置くことが柱だ。国会議員の資質を有識者らがチェックする「人材評価機関」も設ける。
(引用以上)

この党は、政治家が結集する党ではなく、政治家を支配する党だというのだ。
あまりにも恐ろしすぎる。
党議拘束どころか、党中央と違うことを言っただけで評価を下げられ公認取消、ということだろう。

(もっとも、かつての民主党もマニフェストを守って消費増税反対しただけの議員を除名したのだから、実態はあまり変わらないが。)



それでも、忘れてはいけない。

これまで5年間の安倍政権の悪行の数々を。


マスコミはもちろん、私が目にするSNSのタイムラインまでが、「小池」一色である。
マスコミは興味本位、SNSは小池憎しで 埋め尽くされている。

しかし思い出してほしい。
9月25日までは、安倍晋三の加計隠し解散に、みな怒っていたのではなかったか?
5年間の安倍政権の悪政に、怒り心頭ではなかったのか。
そして、なんとかして安倍晋三を引きずり下ろしたい という一心だったのではないか。

小池という詐欺師に腹を立てる気持ちはよくわかるが、どのみち半減する民進党を壊したことよりも、国家を私物化し、大金持ちばかりを優遇し、国民の財産を米国に貢いできた安倍晋三の罪のほうが何万倍も重いということを 今一度思い起こそう。

もちろん、小池が権力を握っても同じような悪政をやるだろう。しかしそれは先の可能性に過ぎないし、現時点は政権をとる可能性はゼロに近い。
それに対して、安倍晋三の悪行は、既遂の犯罪であり、このままではこの先何年も続く可能性が100%に近い。
どっちが主敵かは 火を見るよりも明らかだ。

まずは、安倍晋三を加計学園疑獄事件で監獄送りにしなければならない。
最低限の「責任」というものを、政治に取り戻さなければならない。

だからといって、今から希望に合流すべきだというのではない。
今からできることは、安倍でも小池(+維新)でもない第三極をできるだけ大きくして、共産党を含めて、圧力をかけられるようにすることだ。
残念ながら、自公を過半数割れにすることはかなり難しいが、大きく議席を減らせば自民党内での安倍の力が落ちることは間違いなく、ちょっとはマシな、つまり言葉が通じる首相にすげ変わるという可能性もないことはない。

ただ、その時に、絶対に注意しなければならないのは、感情に任せて、希望の党主敵論にならないことだ。
下に引用する映画監督の太田隆文氏の言っていることは大事だ。これは9/27の文章であり、小池サイドが「排除」して「政権をとらない」と表明した時点で情勢が合わなくなっている。が、そのエッセンスだけはぜひとも心にとめておきたい。

安倍政権を批判するのに小池新党も否定する人たち? 結果、安倍政権を支えてしまう?
(太田監督のブログ 2017.9.27)


小池のあの憎々しげなパフォーマンスに引きずられて、安倍こそがメインターゲットだと言うことを忘れないことだ。
そして、数的には希望が野党第一党になってしまうことも避けられないだろうから、民進から希望に行って当選した議員を責め立ててはいけない。

彼らは自分でも「裏切り者」だという自覚が少しはある。
そういう内心忸怩たる人間を責めると、絶対に逆切れする。開き直って、とんでもない人間になってしまう。
言ってみれば、細野豪志のような目つきの連中が大量発生してしまうということ。
怖い。

ただでさえ悪魔の党なのに、わざわざ悪魔を増やすのではなく、厳しい人事管理されるサラリーマンのように党に飼われる愚痴を聞いてやりながらオフラインで気脈を通じておくことだ。
当面は何の役にも立たないとしても、どうせ希望の党など何年も保たない。再々編されるときに、恨みつらみを残さないように、せいぜい気をつけなければならない。

これは、小沢グループが2012年にやってしまった過ちを繰り返すな という意味だ。
あの状況で別の党(国民の生活が第一)をつくったことはやむを得なかったとしても、民主憎さ、野田憎さで、主敵を間違えたのは、自らをふりかえって痛恨の間違いだったと思っている。

さらに言うと、維新が当初人気を獲得したのは、公務員を叩いたからだ。中小零細企業に勤める人たちと公務員の待遇格差を突いて、嫉妬心をあおった。だから逆に大企業の多い東京では人気が出なかった。
その意味で維新は支持層を想定して戦略を練っていたが、希望にはそれがない。意外と大コケするかもしれないと私は思っている。

小池はたしかに悪魔的な詐欺師だけれども、主なる敵は あくまでも 安倍晋三だ。
コイケネタはほどほどにして、モリカケをもう一度!

そのことを、くれぐれも忘れずに、少しでもマシな結果になるように、10月22日までできることをやりきろう。

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No title

比例代表区の投票先として自由党を残してもらいたかったな。僕は小沢一郎議員のファンじゃないけど、山本太郎議員、玉城デニー議員、森ゆうこ議員など国民目線に立てる政治家が揃ったと思って自由党員になったけど… 確かに自由党に投票する人は少ないの事実だけど、この政党を育ててブランド化して欲しかった。でも、ここ数年山本太郎議員が随分成長したので、彼に期待します。
それにしても、今回も投票したい政党がないな。僕の小選挙区だと、自民党、希望の党、共産党、安倍政権を終わらすには希望なのだろうけど… 前までは比例で自由党と書けたけど、比例まで希望には入れると人間性を喪失するような感じがします。あーあ、本当に選挙行きたくなくなりますよ。

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詐欺師たち

アメリカ史上最高の作家ハーマン・メルヴィル、その遺作は『『詐欺師 The Confidence-Man』。アメリカの未来を予測したやうなものかと。

アメリカの傀儡・小泉・安倍・小池も、所詮は、「泉」が「池」になつただけの、「自信」たつぷり演技の「詐欺師」たちだ。

No title

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