2017-10-03(Tue)

さて 自由党はどうするんだろう

沈黙をつづける自由党。

何も言わないでいる間に、こういう位置づけにされている。

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まるでコウモリさんみたいで、なんとも格好がつかない。
これまで大阪で野党共闘でともに動いてきた人たちは、一人残らず明確に第三極のほうに行ってしまったので、もう居場所がないというか、視線が痛いというか・・・・
野党共闘をともに進めてきた絆から、自由党大阪府連代表の渡辺さんは社民党の服部さん(大阪9区)の応援に入っているけど、さぞや居心地が悪いことだろうとご推察する。居心地の問題よりも、せっかく選挙に詳しい渡辺さんが応援に入っても、みなさんあまり聞く耳を持たないのではないかと心配だ。

立憲民主党の設立。
私も少しは記憶力があるから、今でも枝野幸男という人間はまったく信用していないが、それでも昨日今日の情勢からは、やむを得ない、これしかない方向だったとは考えている。
このエリアのいわゆる「リベラル」の人というのは、たしかに一定数いるので、まったく空白になってしまったこのエリアを埋めることは必要だ。ただし、本気でやるのならば、社民党と合併すべきだ。社民党も議員数は少ないけれども得票数は150万ある。立憲が民進の半分とるとすると500万程度。そこに150万の上乗せは、各ブロックで比例が一人増える可能性が大きい。

そうなれば、立憲で25~30議席はとれるかもしれない。
共産党が善戦すれば同じく25~30。合わせて50~60議席あれば、少しはものが言えるだろう。

で、問題は自由党だ。

昨夜、こんなニュースが流れた。

小沢氏、無所属出馬へ 希望に合流せず
2017.10.2 共同通信


 自由党幹事長の玉城デニー前衆院議員は2日、沖縄県沖縄市の事務所開きのあいさつで、小沢一郎共同代表が新党「希望の党」に合流せず、岩手3区から無所属で出馬する方針を明らかにした。
(以下略 引用以上)

これについて、私がぼやきツイートをしたところ、玉城デニー幹事長からリプライをいただいた。


ということで、とりあえずあの共同通信の記事は、誤報というか、正式発表で無いものを幹事長の発表のように書いたものだそうなので、正確にはまだ白紙ということ。

しかしそれにしても、いったい、この後に及んで なぜ白紙なのだろう。。。。



私は2009年の小沢氏に対するあの大弾圧から、ずっと小沢氏に注目してきたし、期待もしてきたし、少しはお手伝いもしてきた。

なんで自由党なのか、なんでオザワイズムなのかと言えば、「自立と共生」すなわち 「日本の独立と反戦平和」を明確にしているからだ。
独立を言う政治家はかならず独自核武装!と言うし、反戦平和を言う政治家は日本の独立をアイマイにする。
そのなかで、小沢一郎だけが両方を言う政治家だった。今は玉城デニーさんや山本太郎さんが続いている。
その意味でのオザワイズムについては、今後、自由党との関係がどうなろうが、私の中では変わらない。

それだけ注視してきたから、今小沢さんが何を考えて沈黙しているのか、ぜんぜん想像がつかないわけではない。
私の想像では 「このままでは 55年体制に戻ってしまうじゃないか」 と焦っているのではないだろうか。

上の図の第三極と 小沢氏の決定的な違いは、「保守票をとらなければ勝てない」「3割の革新票だけで固まってはいけない」というところだ。
「野党」の欄に入っている人たちは、待遇条件次第でいくらでも与党になる人たちだから、だからこそ凧の糸を離してしまって、あの人たちに保守票を好き放題にされてはいけない というのが小沢さんの思いであり、その方向で最後の最後まで動いているのだろうと思う。

たしかに、小池の党に、完全に好き放題させると、自公希維連立で、400人規模の巨大与党が誕生する可能性もゼロではない。
もちろん、自公で過半数はとる可能性は高いが、万が一過半数割れすると、そういう局面もないとは断言できない。
そうなったら、55年体制どころではないし、一強他弱ではすまない。

もう一つの可能性は、多くの人が見ているように希望の党は長くは保たないから、希望が分裂したときに、中から影響力を行使して、革新ばかりになってしまった第三極に保守勢力を合流させる、という中期的な見通しもあるかもしれない。
なにせ、あの2007年の大連立を仕掛けた人だから、数年先を見通している可能性はある。

福田内閣との大連立構想は、参院選大勝の力で福田自民とと民主党との連立内閣を模索したもの。
当時は私も大反対だったし、革新系の人たちはいまでも怒り心頭のようだ。
しかし、あれをやって一度政界をかき混ぜ、自民党の良質な部分まで巻き込んで、逆に獅子身中の虫からは力を奪い、2009年の本格的政権交代に向かっていけば、民主党政権はあれほど無残に内部崩壊することはなかったかもしれない。

2010年になるまで大連立構想の意味がまったくわからなかった私としては、小沢氏の現在の沈黙を、大声で罵倒することは控えようとは思っている。



しかし

そうは言っても だ。

もし万が一、党首が無所属で出る となったら、公認候補はいったいどうすればいいのか?
ここまで小さくなった自由党でも、なんとか一議席でも多くしようと奮闘してきた支援者は、何をどう考えればいいのか?

「自立と共生」はいいけれども 「自律の強制」 はアカンでしょ。

おそらく、爆発寸前、もしくは すでに暴発している支援者も多いと思うので、私としてもきわめて控えめに小声で文句は言わせていただく。

支援者も感情のある人間でっせ。



(記事を保存ボタンを押すのを30分くらい迷ってましたが、行きます)




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No title

同じ苗字の方のコメントを読み、枝野さんの負の情報を初めて知りました。

しかし、「立憲民主党」は、国民にとって新しい選択肢になると思いますので、枝野さんは良いことをされたと私は思います。

先々月から私のブログでは、TBが使えなくなりましたので、
昨々日と今日の記事を紹介させていただきます。

私の甘い思い込みに過ぎないのかも知れませんが・・・・・

豪腕政界再編師の面目躍如
http://blog.livedoor.jp/dendrodium/archives/72887109.html

枝野新党「立憲民主党」の人気上々
http://blog.livedoor.jp/dendrodium/archives/72919932.html

No title

ときどきコラムを読ませていただいております。
今日のコラムで枝野氏を十分信頼していないと書かれているのを読ませていただき、胸のつかえが少し楽になった思いです。
今は枝野氏に頑張ってもらわなければならない状況ですが、怒りもあります。
その一ですが、詩織さん事件では、もみ消した警察官僚の追及を民進党に止めさせたと報じられました。
その二は、原発事故が起きたとき「直ちに心配と言うのではない」と広報しておきながら、自分の家族は国外に避難させたと言われました。嘘だろうと思いましたが、その後本当だったと分かりました。
民進党で出るならともかく「立憲民主党」ならば、詩織さん事件をきちんとしてもらいたいです。
どこにも言うところがなかったので、申し訳ありません。
ご活躍お祈りいたします。
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