2006-08-10(Thu)

あきらめと闘う

ここ数日、どうも気が重い。そう、原因は連日テレビに出てくるあの弛んだ顔にあることはわかっている。

自民党の誰も彼もが猟官運動に走り、安倍にすり寄る記事ばかりだ。かろうじて、サンデー毎日とゲンダイだけが反安倍を書くものの、安倍晋三万歳の大合唱に薄れてしまう。

今まで、ずいぶん政治家の顔を眺めてきたけれども、今の安倍晋三の顔ほどヒドイ顔は拝んだことがない。同じ程度のヒドイ顔はブッシュくらいだ。

要するに、自分で何か責任を取ろうという気が全くない。ハナから無い。

コイズミの悪辣さは、政治家の悪辣さの枠を越えている。政治家とヤクザの持ちつ持たれつの関係は昔からあるけれども、コイズミの場合、政治家と言うよりはヤクザ側の感性を持っている。ある意味で、その点での「やる気」はあるのだ。悪いことをオレはするぞ、という自分なりの姿勢がある。

安倍の場合は、住吉会や後藤組や工藤会などとの深い関係が取りざたされるけれども、感性は、家系だけでここまで登りつめた全くボンクラ政治家だ。自らの責任という概念が、全くない。だからこそ、カルトでもヤクザでもほとんど隠し立てすらせずに関係する。

ここまでヒドイ政治家は初めてだ。これまでは、どんな悪い政治家でも、自分で悪いことをすると決める、決心覚悟のようなものがあった。それがないと言うことは、どんな悪いことでも、平気でするということ。これまでのように責任逃れで、誰かに押しつけるのではなく、初めから自分に責任は無いと思い込んでいるのだ。

これは、実に恐るべきことだ。

あの弛んだ顔を見るたびに、その思いが強く湧き起こり、そして、この世にも醜い(表面の美醜のことではなく、湧き上がる醜さ)安倍晋三に、一矢報いることもできない無力感に、打ちひしがれてしまい、ブログの筆も鈍りがちになる。

しかし

私たちの命がこの秋で終わるのでない以上、ここで諦めてしまうことはできない。たぶん、多くの心ある人々が、同じような無力感から、どうにでもなれ、安倍晋三でも何でもいいや、という気になっているのではないだろうか。

そういう、私と同じ気持ちにうち塞がれている人とともに、何とか諦めの一歩手前で踏ん張りたい。
安倍晋三が弛んだ笑いを浮かべ、私たち細民が苦吟することに、コンチクショウと思わなくなったらお終いだ。
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あきらめてはいけない

こんにちは。知人に教えられて、いつも読ませて頂いております。
私は、司法試験突破を狙う、社会人受験生です。
勉強は今年から開始したのですが、三十路を前にして初めて国家というものの恐ろしさを知り、これまで能天気に暮らしてきた自分を恥じました。知ること、学ぶことがどんなに大事で幸せなことかを感じる反面、国家の横暴を知らされるたび、本当に「自分一人が、或いは同じ教室の生徒が、いかに憤慨したところで、強大な国家権力にとっては痛くも痒くもないのかもしれない」と絶望的になることもあります。
でもおっしゃるとおり、あきらめてはいけない、あきらめたら最後、許したら終わりだ、と信じて頑張っています。
私の通う司法試験予備校は護憲派として有名ですが、それはとりもなおさず法曹を目指すもの、弱者の味方であれ、と生徒たちに訴え続けることでもあります。こうした同じ思いの、権力を疑う法曹が沢山巣立てばいいと思っています。

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