2018-08-14(Tue)

「翁長知事の遺志を継ぐ」ということ

あまりに辛くて、しばらく記事にできませんでした。

翁長知事の最後の言葉ともいえる、承認撤回の会見を、もう一度じっくり確認していただきたいと思います。



そして、本土の私たちが 「翁長知事の遺志を継ぐ」 とはどういうことなのか、一緒に考えていただきたいと思います。

それは、決してガンバレガンバレと応援することではなく、休日に沖縄に出かけてお手伝いすることですらなく、
「沖縄を孤立させない」
「沖縄だけに押しつけない」
ということに尽きる と私は考えます。

押しつけるというのは、基地を押しつけていることだけでなく、安倍政権との戦いまでも押しつけているのが、昨今の本土の私たちのテイタラクではないでしょうか。
オール沖縄ガンバレ ではなく 「オール沖縄に安倍政権の全圧力を押しつけさせないために 何ができるのか」を真剣に、深刻に考えなくてはなりません。

9月30日が、翁長知事の弔い合戦、沖縄県知事選の投開票日です。
このわずかな時間の中で、私たちにできること、そして確実な一歩になること。
それは、本土の声を、
「沖縄を孤立させない」
「沖縄だけに押しつけない」
にまとめることだろうと思います。

具体的には、様々なテーマがある中でも、「沖縄は本土の問題である」こと、「県知事選が天王山である」こと、を各野党と様々な運動体が気持ちを一つにして、形として沖縄に伝えることです。

たしかに、安倍政権は湯水のように悪法を垂れ流し続けるので、いくらでも反対しなければならないテーマはあります。
しかし、勝てる戦い、絶対に勝たなければならない戦い、万が一負けたら日本中の運動に致命的な打撃を受ける戦いは、沖縄県知事選です。

改憲ですら、今の今は、二の次です。
そもそも、安倍晋三が「改憲」を声高に叫ぶときは必ず目くらましなのです。

2015年5月 戦争法反対が激化 → 緊急事態条項だ~
2017年5月 モリカケが大炎上 → 自衛隊だけ明記するぞ~
2018年8月 沖縄県知事選が翁長氏の弔い合戦に → 臨時国会出すぜ~

脊髄反射せずに、本当の戦いを見据えなくてはなりません。

最低限しなければならないのは、辺野古移設について、玉虫色の対応を続けている立憲民主党と国民民主党に、明確な態度をとらせることです。
これまでバラバラになることで選挙に負け続け、そのせいで沖縄に安倍晋三のプレッシャーを押しつけてきた本土の野党が、「沖縄を孤立させないために、しっかりまとまった」という姿を、オール沖縄の陣営と諦めと誇りの間を揺れ動いている県民に届けることです。

押しつけている側の本土が どういう態度をとるのかを、沖縄の有権者はきっと注視しています。

護憲もけっこうですが、日本国憲法は左手に9条、左手に1条、そして足の下に沖縄を踏みつけて成りたっています。
そのことを全身の神経を集中して実感してください。
沖縄を切り捨てた護憲運動は、たんなる本土のエゴに過ぎません。

うわさでは参議院議員の糸数恵子さんが出馬か?とか、副知事の謝花氏か とか言われていますが、まだ候補者はわかりません。
私は糸数さんに出ていただければと思いますが、これは沖縄の方々が熟慮して決められることです。

どなたが出られるにしろ、私はここに書いた方向で、できる限りの働きかけをしていこうと思います。

関連記事を最後に貼っておきます
情勢は変わってしまいましたが、本質は変わりません。

辺野古新基地 埋立承認撤回を支持する署名運動を! 2018.7.29

ついに翁長知事が辺野古埋立撤回を指示 2018.7.27

うるま市の事件に思う 2016.5.19

「沖縄から学ぶ」ということ 2015.5.7



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>これまでバラバラになることで選挙に負け続け

またまた見当違いなことを。選挙で負けるのは簡単に言えば野党に魅力が無いからですよ。いい加減気付きましょう。イギリス総選挙で大善戦をしたコービン労働党と日本の野党を比較【支持層による宣伝活動なども含む】すれば、日本の野党の政治的魅力の無さは簡単に分かると思うんですけどね。誤解なきように述べておくと、私はコービン・シンパではありません。個人的にはコービンはあまり信用していません。ただ、コービン労働党は日本の反自公勢力と比較すると、選挙闘争的なセンスが圧倒的に高いんですよね。といいますか、日本の反自公勢力の選挙闘争的センスがシャレにならないくらいに低すぎるだけなんですけどね。

「バラバラになることで選挙に負け続け」という的外れな敗因分析をしているからこそ、選挙に負け続けているんですよ。前回の参院選挙は民進党が分裂してなく、かつ野党【注1】が選挙共闘しましたが、ボロ負けしましたよ。野党共闘が効果を発揮する一人区でも11勝21敗でした。もうお忘れになったんですか?前回の東京都知事選挙も民進党が分裂してなく、かつ野党共闘しましたが、大惨敗していますよ。しかも、自民党は分裂したのにも拘らずです。

自分達にとって都合の悪い歴史は全てなかったことにして、反省をしなければ進歩・成長しないし、永遠に負け続けますよ。反安倍の人たちには選挙闘争的な欠点が非常にたくさんありますが、その大きな一つは、常に「自分達は絶対に正しい」の絶対無謬主義で、反省や学習を全くしないところです。

そもそも、人それぞれ立場も利害も価値観も違うわけだから、そう簡単に様々な政治勢力が一つにまとまるわけがないんですよ。一般的に反安倍の人たちは常に自分を基準(中心)に物事を考えるので、そういった想像力が働かないんでしょう。ファシズム(結束主義、一つにまとまるべき主義)が破たんしたのも、人それぞれ立場も利害も価値観も違うからです。ナチスが国内的にはユダヤ人、国外的にはヴェルサイユ体制という絶対的な敵を作り、ドイツの様々な政治勢力を一つにまとめたのと同じように、日本の反自公勢力も安倍政権という絶対的な敵を作り、様々な政治勢力を一つにまとめようとしていますが、なかなかうまくいかないと思いますよ。ファシズム的ではない緩い連携(国政選挙における野党の選挙区調整など)ならば、努力次第で十分に可能だと思いますが。

【注1】・・・民進・共産・社民・生活の野党4党。但し野党4党といっても、社民と生活は得票能力(得票率、支持率)がかなり小さな政党なので、実質的には民進と共産の2党共闘でしょう。ブログ主さんが仰っている野党はまとまるべきというのは、民主系と共産も一つの政党にまとまるべきということなんですかね。もしそうだとしたら、それは絶対にあり得ないですよ。
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