沖縄県知事選挙 玉城デニーさん勝利のために本土の私たちがやるべきこと
なぜなら、辺野古には反対という県民の意思表示は、かなり明確だからです。
この間の県内の世論調査でも

(琉球新報 2018.9.19)
にもかかわらず、反対のデニーさんと容認のさきまさんが互角で競っているということは、勝敗を決する争点は辺野古ではないということです。
さきまさんは辺野古については明言はしていませんが、そんなことは子どもでもだまされません。「辺野古には反対だけど、選挙ではさきまさん」と言う人だって、さきまさんが容認派だということは百も承知でしょう。
腐った魚に新聞紙をかぶせても、まったく隠すことができないのと一緒です。
では、どこが争点か。
それは、「政府のイジメを受けてもがんばる」 か 「もうこれ以上イジメは受けたくない」 かだろうと思います。
辺野古の新基地を押しつけること自体が「イジメ」であることはもちろんですが、そのイジメを拒否すると、もっと陰惨なイジメが待っている。さあどうする。。。。 というのが、今沖縄が迫られている選択です。
この漫画は、見事に現状を映していると思います。
ランドセルを一つ返す代わりに、もっと重いのを押しつけられる。それをイヤだという言うと、殴られたり蹴られたり財布をとられたりする。
翁長さんのことを「国と対立しすぎた」と言う人が多いけど、クラス全員からイジメられてる人が「イジメはやめて」と言うことを対立とは言わないように、「日本の安全保障は日本全体で考えて」とお願いすることは対立とは言わないと思います。 pic.twitter.com/8E95vsAP7W
— 比嘉まりん (@reireiusagi) 2018年9月25日
それでも、「イヤだ」と言うのか、これ以上殴られたくないから「すごくイヤだけど、いいよ」と言うのか。
これが、沖縄県知事選挙で、県民に問われていることです。
何という残酷な選挙なのでしょう。
そして、これが虚構でも思い込みでもないことは、4年間の翁長県政にたいして、安倍政権が何をやってきたかを見れば明らかです。
2014年、名護市長選挙、沖縄県知事選挙、衆議院選挙、そのすべてで辺野古反対を明確にした候補が大差で勝利することで、沖縄はその意思をこれ以上ない形で表明しました。
それに対して、安倍政権がやってきたことは、ここでは繰り返しません。
会わない、聞かない、問答無用、工事強行、不当裁判、そして予算削減。
自分の住んでいるところで、こんなことが起きたと想像してみてください。
どこでもいいのですが、例えば宮城県の松島や、静岡県の三保の松原をいきなり埋め立てて米軍の空港を作ると言われ、問答無用で工事を強行され、知事がそれに反対すると予算を15%も削られる。
そんなことを想像してみてください。
押しつけられる立場の人で、そんなことを喜んで受け入れる人は、自民党支持者だろうが創価学会の信者だろうがいるわけがありません。
にもかかわらず、少なくない人たちが「受け入れる」候補に投票するのは、受け入れないともっと酷い目に会わされる、と考えてるからです。
酷い目を突き詰めれば、二つのことに行き着くと思います。
一つは、何をやってもどんな手段をとっても、工事を強行されると言うこと。
もう一つは、一括交付金をガンガン削減されること。
工事の強行は翁長知事の「埋立承認撤回」」の決断により、一時的に止めることはできたけれども、裁判所までも支配下におく安倍政権はいずれ翁長知事の命がけの決断を足蹴にすることでしょう。
これを止められるのは、ただひとつ、政権交代しかありません。
どう考えても、それ以外に考えられません。
しかし、もう一つの交付金の削減は、手があるかもしれません。
翁長知事になって、一括交付金は3500億から3000億に減らされました。
本当に酷い安倍政権の仕打ちです。ただ、別の見方をすれば500億の交付金以上の経済効果を作り出せれば、このイジメは効き目を消すことができます。
玉城デニーさんが提起しているのは、ここなのだと思います。
絶好調の観光産業に、一次産業、二次産業をからめて総合的な経済発展を目指しています。
ホテル業だけの話ではありません。観光が大きな波及効果を持つのは、その本質が島ぐるみのおもてなし産業だからです。観光客がどのお店に入り、誰の作った野菜を食べるのか、誰に道を尋ねるかも分かりません。県民の魅力そのものが最大の資本になる産業なのです。#新時代沖縄 #沖縄県知事選 pic.twitter.com/Ko5H5NWpJO
— 玉城デニー (@tamakidenny) 2018年9月26日
さらに、これまでイジメられてきたからこそ、そこからの回復は伸びしろが大きいのだと指摘します。
「大切なのは、沖縄社会の厳しい現状を「伸びしろ」だととらえること。若者・女性・子どもの抱える課題の解決は、今後の沖縄社会に活力を吹き込む未来への投資です。創造性とエネルギーを秘めているのに、それを活かす機会を与えてこられなかった人たちにまず光を当てる。」 #新時代沖縄 #沖縄県知事選 pic.twitter.com/3DqThXo3xq
— 玉城デニー (@tamakidenny) 2018年9月25日
デニーさんたちの描く未来には、決して絵に描いた餅ではない、リアルな夢があります。
手のとることのできる明日があります。
本土に生まれ育ち、今も大阪で暮らしている、沖縄にルーツもない私があーだーだと言うことに批判もあるかもしれませんが、第三者だからこそ、冷静に分析してみたいと思うのです。
そして、デニーさんの方針には沖縄県民の暮らしを発展させる確かな根拠があると考えられる、そう確信を持てます。
あとは、本土の問題です。
本土の私たちが、政権交代をなし遂げ、およそ同じ人間とは思えないほどの極悪無比な安倍政権を止めることができるかどうかです。
これまで必ずどこかが欠けていた野党共闘が、デニーさん応援では初めて足並みをそろえたことは、とにもかくにも大事な一歩です。
この動きを、本土での政権交代に向けた大きな力につなげていかなければ、それは沖縄を見捨てることに他なりません。
独裁政治を貫徹する覚悟を決めている安倍政権にも、アキレス腱はあります。それは、見せかけだけでも「民主主義」の仮面をかぶらなければならないと言うことです。
そのアキレス腱を突く手段は、唯一、野党が一団となって政権交代を目指すことです。
残念ながら、唯一の手段である政権交代を、野党の一部の皆さんはビビってしまって尻込みしています。
しかし、安倍政権は国民が少々何を言おうが一切聞こうとはしませんが、野党は非常に敏感です。良くも悪しくも有権者の顔色をうかがっているのです。
ですから、国民のとるべき作戦は、直接に安倍政権を責めることよりも、アキレス腱を突くための野党を本気にさせることです。
口だけ勇ましいことを言っても、いざ選挙になると分裂して政権交代を失速させるようなことを、絶対にさせないことです。
オール沖縄に学べ ではなく、オール沖縄を孤立させないために、まず、本土の野党がまとまって、盤石に見える安倍政権のアキレス腱を蹴飛ばすのです。
今、県知事選で厳しい選択を迫られている沖縄を見つめながら、本土の私たちはそのことを強く心に誓うべきではないでしょうか。
そう思っている人間は、決して少なくないと、私は信じています。
安倍政権の暴風にも、本物の台風にも負けず、玉城デニーさんが勝利することを、心の底から祈念します。
■■必ずフォロー&拡散を!
ホームページ https://hiyamikachiumanchu.com
■ツイッター
玉城デニー @tamakidenny
玉城デニー選挙チーム @shimagurumi
■LINE
GO!!デニーGO!! 登録は→ http://line.me/R/ti/p/%40afx4
(速報性高し)
玉城デニー https://www.facebook.com/tamakidenny/
■インスタ
tamakidenny2018 https://www.instagram.com/tamakidenny2018/
■■ カンパ!!
■玉城デニー後援会 http://d21tamaki.com/ご寄付のお願い/
(こちらのページから手続きを。税金控除もあります)
■選対(ひやみかちうまんちゅの会)
①琉球銀行(本店営業部) 店番号201 普通預金 1181452
名義人 うまんちゅの会 事務局長 仲宗根寛明
②沖縄銀行(本店営業部) 店番号101 普通預金 2497153
名義人 ひやみかち うまんちゅの会 事務局長 仲宗根寛明
注意事項
政治資金規正法により企業や組合、外国人からの寄付は禁止されております。個人でのご寄付または代表者の個人寄付に限られます。※ひやみかちうまんちゅの会へのカンパは税金控除の対象とはなりません。予めご了承ください。


にほんブログ村

- 関連記事
-
- 短くて長い物語 シンゾーとテンマとノッコ (2018/12/21)
- 辺野古という海に思いをはせる (2018/12/05)
- 辺野古の埋立を強行する安倍晋三という悪魔 (2018/11/02)
- 沖縄に対する暴挙を止められるのは誰か (2018/10/30)
- 「沖縄の基地問題はすべての日本人の責任か」という問題について (2018/10/05)
- 誇りある豊かさを! デニーさんの当選おめでとうございます!! (2018/10/01)
- SNSを使ってデニー票を! (2018/09/28)
- 沖縄県知事選挙 玉城デニーさん勝利のために本土の私たちがやるべきこと (2018/09/27)
- 玉城デニーを激励する会@近畿 全野党が参加して大盛況! (2018/09/20)
- 玉城デニーさんが「勝てるかもしれない」沖縄県知事選挙 (2018/09/13)
- 沖縄県知事選 玉城デニー氏出馬へ (沖縄タイムス) (2018/08/20)
- 「翁長知事の遺志を継ぐ」ということ (2018/08/14)
- ついに翁長知事が辺野古埋立撤回を指示 (2018/07/27)
- うるま市の事件に思う (2016/05/19)
- 「沖縄から学ぶ」ということ (2015/05/07)