2019-01-28(Mon)
立憲民主党頼みではない政権交代をめざそう
自由党と国民民主党が統一会派を組んで、通常国会が始まりました。
ここ数日のニュースを並べて振り返ります
「安倍政権の暴走止める」 自由党の山本共同代表
2019年1月28日 紀伊民報
自由党共同代表の山本太郎参院議員のトークイベントが26日、和歌山市の和歌山県民文化会館であった。山本共同代表は、国民民主党との統一会派合意について「先々同じ党になることを視野に入れた上で、政策協議をしていく。安倍政権の暴走をどうやって止めるかだ」と話した。
「野党がなぜ一緒になれないのか」との会場からの質問に答え「野党の思いを一つにするのはハードルが高い」とした。
以前、立憲民主党との合流話も水面下で進んでいたが「必要がなくなったと断られた」とし、国民民主党との合流についても一度流れていたことも説明。「国民民主党とは考えに隔たりはあるが、何とか埋められないかという思いがある。国民民主党と会派を組むことになったとたんに、立憲民主党も社民党と連携した。少なからず政治は動いている」と述べた。
(引用以上)
会場ではかなり突っ込んだ話をされたようですね、太郎さん。
私は参加できなかったので、こんな記事や噂話から推測するのみですが、これまで立民について公にコメントすることはなかったと記憶しますから、やっぱもう踏ん切ったということでしょうか。
これに先立つこと2日 小沢さんも
「数合わせだと思いませんか?」小沢代表が立憲批判
2019/01/25 テレビ朝日
自由党の小沢一郎代表は参議院で野党第1会派を目指す立憲民主党の動きについて、「数合わせだと思いませんか?」と批判しました。
自由党・小沢一郎代表:「参議院だけ第1会派を目標に会派を作ったの?(立憲は)数合わせはだめだっていってんでしょ」「(Q.それこそ数合わせじゃないかと?)そう思いません?あなたは」
小沢代表は会派統一を決めた国民民主党の玉木代表と対談し、「もう一度、政権交代して政権交代可能な議会制民主主義を定着させる」と目標を語りました。その後、記者団に対して自由党との連携を拒否した立憲民主党が社民党と参議院だけ会派を一緒にしたことについて批判しました。今週、小沢代表が立憲民主党について言及するのはこれが初めてです。
(引用以上)
これまで立民を野党共闘に引き込むことに全力を挙げてきた小沢さんが、ついにキレた瞬間ですね。
さんざん「永田町の数合わせには与しない」と言って共闘を拒んできた枝野さん、言うに事欠いてこんなことを
枝野氏、社民との会派「夏まで」=小沢氏は「数合わせ」批判
2019年1月28日 時事通信
立憲民主党の枝野幸男代表は28日、社民党と参院でのみ統一会派を結成したことについて「参院はこの夏に選挙が行われる。(期間は)最大でも夏までなので、何の問題もない」と述べ、「数合わせ」批判に反論した。
「護憲」を掲げる社民党との政策調整に関しては「現時点で一致させる必要はない」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。
一方、国民民主党と衆参両院で統一会派を組んだ自由党の小沢一郎代表は、テレビ東京の番組で、「枝野氏は『数合わせはしない』と言っていたが、参院が(野党第1会派に)足りなくなりそうなので社民と一緒になった」と批判した。
(引用以上)
理由はどうあれ、統一会派をくんだばかりの社民党に対して 「あんたらと組むのは夏までだよ」とは、これはいくらなんでも酷すぎませんか。
社民党に対しても酷いし、有権者に対してもバカにしているとしか思えません。
数合わせ批判に対して、「その場限りの数合わせだから問題ない」 と言うのですから。
いったいぜんたい 枝野さんは何をしたいのでしょうか?
何が目的であり目標なのでしょうか?
正しいことを口にしていれば、結果はどうでもいいのでしょうか。
立憲の皆さんは政治家ではなく評論家だったのでしょうか。
私にはまったく理解できません。
あの忍耐の塊のような小沢さんがキレたのですから、枝野さんの迷走も相当なものです。
下世話な人たちは、昔民主党の時代に小沢さんと枝野さんが云々と、遺恨や確執を言う人がいますが、そういう感情を排して共闘のために動いてきたのが小沢さんであることは、ちょっと内情を知っている人には常識です。
そんな小沢さんが、ここまではっきり枝野さんを批判したことに、正直驚きました。
そして、これが国民民主と単独で合流を目指した理由でもあるわけです。
決して理想的な形ではない(かなりほど遠い)けれども、立民が頑なに孤立主義を貫くために、まず国民民主と固まらないと、最初の一歩が踏み出せないギリギリの選択だったわけです。
こんな超辛口の意見もあります
立憲民主党は「野党業」と「野党病」に取り付かれていないか
田中良紹 | ジャーナリスト 2019年1月28日
与党には政権運営の責任があり、国内からも海外からも批判と挑戦に晒される。しかし野党には責任がない。学者やジャーナリストと同じように言いたいことを言えば、税金から歳費が出る。これを私は「野党業」と呼んだ。
その楽な商売になれていくと、本気で政権交代など面倒なことをしたくなくなる。与党が最も力を入れるのは政権交代させないように野党を分断しておくことである。選挙区事情を見ながら対立候補を出すぞと野党議員に脅しをかけ、野党結集に抵抗させることもある。
自民党に入党させて必ず当選させると口説き、野党結集を妨害するよう仕向けることもある。それだけでなく金がなければ資金提供を持ちかけることもある。こうなってしまったらもう「野党病」と言う不治の病である。
立憲民主党は主義主張や政策の違いを理由に野党結集にブレーキをかけ、一方で数を増やして主導権を確立したいと思わせる行動をとっている。それを見ると本当にこの政党が政権交代を目指しているのか疑ってしまう。
(引用以上)
■
国民との合流というニュースを見て最初に心配したのは沖縄3区の衆院補選のことでしたが、リアリストの小沢さんのことだからむしろ国民民主を沖縄3区に引き込む戦術なのではないかと思います。
これも下世話な評論家が書いていますが、国民民主にはカネがあります。そして、政党の方向として「地位協定の改定」に非常に積極的です。
デニーさんの後釜として、屋良朝博氏をしっかり押し上げるために、風や空気に左右されない地道で大きな運動をするために国民民主の力を活用する戦術なのだろうと私は理解しています。
原発についてはたしかに難しいです。
即時廃止の自由党に対して、なんとか2030年代にゼロまでこぎ着けた国民民主ですから、あまりにも隔たりは大きいと言わざるを得ません。
これについては希望的観測ですが、党議拘束をしないというのが、もっとも現実的な方法だろうと思います。
最低限は2030年代にゼロ。でも、即時ゼロを主張する議員もいる。議決でも拘束しない。
昔の自民党はそうでしたし、欧米の政党はみなそんな感じです。
アメリカの民主党だって、ヒラリーとサンダースがいるんですよ。
イギリスの労働党には、ブレアとコービンがいるんです。
政策なんて一致するわけがないけど、大きくまとまって政権交代をしているんです。
党議拘束さえしなければ、自由党から合流する太郎さんたちは、「即時ゼロ」を主張できます。
党内で話し合い、電力総連や連合依存100%ではない議員を、少しずつ引きはがすことも不可能ではありません。
かつての民主党の最大の害は、党議拘束と党内議論の封殺でした。玉木さんや国民民主の幹部がそれを反省できていれば、道はあります。
まずは、4月21日の沖縄3区補選に勝つこと。
それが、小沢さんの戦略であり、今後の流れを決めるくらいの大きなポイントであろうと思います。
そのためにも、県民投票の行方には目が離せません。
デニー知事や県議が、「どちらでもない」の三択にしたことに、様々な批判があるようです。原則論としては「民主主義を曲げた」という意見は正しいと思いますが、私はやはりそうした批判を一緒になって口にする気にはなれません。
目取真俊さんの非常に厳格な意見を傾聴したいと思います。
海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより
埋め立て工事の進行と県民投票キックオフ集会
2019年1月27日
今回、保守系首長や自民党は県民投票に風穴を開けて失敗させることで、裁判で県にとってマイナスの材料になるよう仕掛けてきた。3択にすることで玉城知事は、肉を切らせて骨を断つ形で、どうにかその攻撃をかわした。自民党県連も国政選挙への影響を考えれば、「やむを得ない」という選択肢を入れることはできなかった。だが、これですべてがおさまるわけではない。
県民投票が全県実施となれば、自民党、公明党も本腰を入れて取り組むだろう。それを日本政府がバックアップしたとき、公職選挙法が適用されない住民投票で何が起こるか、警戒しすぎてもし足りない。仮に宜野湾市と名護市で集中的に政府が力を入れた時、ここ最近の市長選選挙や議員選挙の結果を見れば、反対が多数になるとは限らない。私も投票できる、と喜んでいる場合ではないのだ。
(引用以上)
ここにはごく一部を引用させていただいたけれども、全文を読まれることをお勧めします。
やはり、この厳しい情勢を見据えての、ギリギリの選択としての国民民主との合流であると、思わざるを得ません。
自由党が単独では、あまりにも無力なのは、私自身が痛感しているところです。自公は全国の総力をあげて沖縄に乗りこんでくるのに対して、こちらは結集するにも結集するものがほとんどない・・・
立民がどうしても腰を上げない以上、まずは国民民主と力を合わせるしかない。これは至極当たり前の話だと思うのです。
きれい事言って10%の支持をえて一定数の議員を確保すること が目的の政治家は要りません。
目の前にある危機に、どんな妥協をしようが、ガッチリと組み合う政治家が必要です。
いつか正義を実現するために、それまでは我慢してね と平気で言える人は政治家には向きません。
目の前の不正を食い止めるために、何をどうすべきなのかに汗を流す人にこそ 政治家になってもらいたい。
もちろん、立憲民主党を敵視するものではありません。
できる限りの協力をお互いに呼びかけていきたいです。
でも、これまでのように「立憲民主党」頼みの姿勢は、もう決別すべきだと思います。
そんなわけで、2月16日(土)に 小沢さんの話を聞きます。
ぜひともお集まりください。
■自由党 小沢代表を囲む会
日時:2月16日(土)
会場:天満橋・大阪キャッスルホテル
http://www.osaka-castle.co.jp/access/
(第一部)小沢一郎代表 講演会 12:30~(受付12:00)
会費:無 料
*参加資格:自由党大阪府連所属の党員・サポーター
生活フォーラム関西 会員
第二部の入場券の持参者
(尚、他都道府県連所属の党員・サポーターは事前登録が必須)
共催:生活フォーラム関西、自由党大阪府総支部連合会
(第二部)小沢一郎代表を囲んでの懇親会 14:00~(受付 13:30)
会場:大阪キャッスルホテル3F・錦城閣大広間
会費:1万円(*政治資金パーティーとして開催)
主催:自由党 大阪府総支部連合会
要予約です。
下記のフォームから申し込みできます。
折り返し、振込先などの分かる参加券をお送りします。
政治資金パーティーの資金は 「国民の生活が第一」の政治グループのために使われます。
では、お待ちしております!!!!


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「安倍政権の暴走止める」 自由党の山本共同代表
2019年1月28日 紀伊民報
自由党共同代表の山本太郎参院議員のトークイベントが26日、和歌山市の和歌山県民文化会館であった。山本共同代表は、国民民主党との統一会派合意について「先々同じ党になることを視野に入れた上で、政策協議をしていく。安倍政権の暴走をどうやって止めるかだ」と話した。
「野党がなぜ一緒になれないのか」との会場からの質問に答え「野党の思いを一つにするのはハードルが高い」とした。
以前、立憲民主党との合流話も水面下で進んでいたが「必要がなくなったと断られた」とし、国民民主党との合流についても一度流れていたことも説明。「国民民主党とは考えに隔たりはあるが、何とか埋められないかという思いがある。国民民主党と会派を組むことになったとたんに、立憲民主党も社民党と連携した。少なからず政治は動いている」と述べた。
(引用以上)
会場ではかなり突っ込んだ話をされたようですね、太郎さん。
私は参加できなかったので、こんな記事や噂話から推測するのみですが、これまで立民について公にコメントすることはなかったと記憶しますから、やっぱもう踏ん切ったということでしょうか。
これに先立つこと2日 小沢さんも
「数合わせだと思いませんか?」小沢代表が立憲批判
2019/01/25 テレビ朝日
自由党の小沢一郎代表は参議院で野党第1会派を目指す立憲民主党の動きについて、「数合わせだと思いませんか?」と批判しました。
自由党・小沢一郎代表:「参議院だけ第1会派を目標に会派を作ったの?(立憲は)数合わせはだめだっていってんでしょ」「(Q.それこそ数合わせじゃないかと?)そう思いません?あなたは」
小沢代表は会派統一を決めた国民民主党の玉木代表と対談し、「もう一度、政権交代して政権交代可能な議会制民主主義を定着させる」と目標を語りました。その後、記者団に対して自由党との連携を拒否した立憲民主党が社民党と参議院だけ会派を一緒にしたことについて批判しました。今週、小沢代表が立憲民主党について言及するのはこれが初めてです。
(引用以上)
これまで立民を野党共闘に引き込むことに全力を挙げてきた小沢さんが、ついにキレた瞬間ですね。
さんざん「永田町の数合わせには与しない」と言って共闘を拒んできた枝野さん、言うに事欠いてこんなことを
枝野氏、社民との会派「夏まで」=小沢氏は「数合わせ」批判
2019年1月28日 時事通信
立憲民主党の枝野幸男代表は28日、社民党と参院でのみ統一会派を結成したことについて「参院はこの夏に選挙が行われる。(期間は)最大でも夏までなので、何の問題もない」と述べ、「数合わせ」批判に反論した。
「護憲」を掲げる社民党との政策調整に関しては「現時点で一致させる必要はない」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。
一方、国民民主党と衆参両院で統一会派を組んだ自由党の小沢一郎代表は、テレビ東京の番組で、「枝野氏は『数合わせはしない』と言っていたが、参院が(野党第1会派に)足りなくなりそうなので社民と一緒になった」と批判した。
(引用以上)
理由はどうあれ、統一会派をくんだばかりの社民党に対して 「あんたらと組むのは夏までだよ」とは、これはいくらなんでも酷すぎませんか。
社民党に対しても酷いし、有権者に対してもバカにしているとしか思えません。
数合わせ批判に対して、「その場限りの数合わせだから問題ない」 と言うのですから。
いったいぜんたい 枝野さんは何をしたいのでしょうか?
何が目的であり目標なのでしょうか?
正しいことを口にしていれば、結果はどうでもいいのでしょうか。
立憲の皆さんは政治家ではなく評論家だったのでしょうか。
私にはまったく理解できません。
あの忍耐の塊のような小沢さんがキレたのですから、枝野さんの迷走も相当なものです。
下世話な人たちは、昔民主党の時代に小沢さんと枝野さんが云々と、遺恨や確執を言う人がいますが、そういう感情を排して共闘のために動いてきたのが小沢さんであることは、ちょっと内情を知っている人には常識です。
そんな小沢さんが、ここまではっきり枝野さんを批判したことに、正直驚きました。
そして、これが国民民主と単独で合流を目指した理由でもあるわけです。
決して理想的な形ではない(かなりほど遠い)けれども、立民が頑なに孤立主義を貫くために、まず国民民主と固まらないと、最初の一歩が踏み出せないギリギリの選択だったわけです。
こんな超辛口の意見もあります
立憲民主党は「野党業」と「野党病」に取り付かれていないか
田中良紹 | ジャーナリスト 2019年1月28日
与党には政権運営の責任があり、国内からも海外からも批判と挑戦に晒される。しかし野党には責任がない。学者やジャーナリストと同じように言いたいことを言えば、税金から歳費が出る。これを私は「野党業」と呼んだ。
その楽な商売になれていくと、本気で政権交代など面倒なことをしたくなくなる。与党が最も力を入れるのは政権交代させないように野党を分断しておくことである。選挙区事情を見ながら対立候補を出すぞと野党議員に脅しをかけ、野党結集に抵抗させることもある。
自民党に入党させて必ず当選させると口説き、野党結集を妨害するよう仕向けることもある。それだけでなく金がなければ資金提供を持ちかけることもある。こうなってしまったらもう「野党病」と言う不治の病である。
立憲民主党は主義主張や政策の違いを理由に野党結集にブレーキをかけ、一方で数を増やして主導権を確立したいと思わせる行動をとっている。それを見ると本当にこの政党が政権交代を目指しているのか疑ってしまう。
(引用以上)
■
国民との合流というニュースを見て最初に心配したのは沖縄3区の衆院補選のことでしたが、リアリストの小沢さんのことだからむしろ国民民主を沖縄3区に引き込む戦術なのではないかと思います。
これも下世話な評論家が書いていますが、国民民主にはカネがあります。そして、政党の方向として「地位協定の改定」に非常に積極的です。
デニーさんの後釜として、屋良朝博氏をしっかり押し上げるために、風や空気に左右されない地道で大きな運動をするために国民民主の力を活用する戦術なのだろうと私は理解しています。
原発についてはたしかに難しいです。
即時廃止の自由党に対して、なんとか2030年代にゼロまでこぎ着けた国民民主ですから、あまりにも隔たりは大きいと言わざるを得ません。
これについては希望的観測ですが、党議拘束をしないというのが、もっとも現実的な方法だろうと思います。
最低限は2030年代にゼロ。でも、即時ゼロを主張する議員もいる。議決でも拘束しない。
昔の自民党はそうでしたし、欧米の政党はみなそんな感じです。
アメリカの民主党だって、ヒラリーとサンダースがいるんですよ。
イギリスの労働党には、ブレアとコービンがいるんです。
政策なんて一致するわけがないけど、大きくまとまって政権交代をしているんです。
党議拘束さえしなければ、自由党から合流する太郎さんたちは、「即時ゼロ」を主張できます。
党内で話し合い、電力総連や連合依存100%ではない議員を、少しずつ引きはがすことも不可能ではありません。
かつての民主党の最大の害は、党議拘束と党内議論の封殺でした。玉木さんや国民民主の幹部がそれを反省できていれば、道はあります。
まずは、4月21日の沖縄3区補選に勝つこと。
それが、小沢さんの戦略であり、今後の流れを決めるくらいの大きなポイントであろうと思います。
そのためにも、県民投票の行方には目が離せません。
デニー知事や県議が、「どちらでもない」の三択にしたことに、様々な批判があるようです。原則論としては「民主主義を曲げた」という意見は正しいと思いますが、私はやはりそうした批判を一緒になって口にする気にはなれません。
目取真俊さんの非常に厳格な意見を傾聴したいと思います。
海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより
埋め立て工事の進行と県民投票キックオフ集会
2019年1月27日
今回、保守系首長や自民党は県民投票に風穴を開けて失敗させることで、裁判で県にとってマイナスの材料になるよう仕掛けてきた。3択にすることで玉城知事は、肉を切らせて骨を断つ形で、どうにかその攻撃をかわした。自民党県連も国政選挙への影響を考えれば、「やむを得ない」という選択肢を入れることはできなかった。だが、これですべてがおさまるわけではない。
県民投票が全県実施となれば、自民党、公明党も本腰を入れて取り組むだろう。それを日本政府がバックアップしたとき、公職選挙法が適用されない住民投票で何が起こるか、警戒しすぎてもし足りない。仮に宜野湾市と名護市で集中的に政府が力を入れた時、ここ最近の市長選選挙や議員選挙の結果を見れば、反対が多数になるとは限らない。私も投票できる、と喜んでいる場合ではないのだ。
(引用以上)
ここにはごく一部を引用させていただいたけれども、全文を読まれることをお勧めします。
やはり、この厳しい情勢を見据えての、ギリギリの選択としての国民民主との合流であると、思わざるを得ません。
自由党が単独では、あまりにも無力なのは、私自身が痛感しているところです。自公は全国の総力をあげて沖縄に乗りこんでくるのに対して、こちらは結集するにも結集するものがほとんどない・・・
立民がどうしても腰を上げない以上、まずは国民民主と力を合わせるしかない。これは至極当たり前の話だと思うのです。
きれい事言って10%の支持をえて一定数の議員を確保すること が目的の政治家は要りません。
目の前にある危機に、どんな妥協をしようが、ガッチリと組み合う政治家が必要です。
いつか正義を実現するために、それまでは我慢してね と平気で言える人は政治家には向きません。
目の前の不正を食い止めるために、何をどうすべきなのかに汗を流す人にこそ 政治家になってもらいたい。
もちろん、立憲民主党を敵視するものではありません。
できる限りの協力をお互いに呼びかけていきたいです。
でも、これまでのように「立憲民主党」頼みの姿勢は、もう決別すべきだと思います。
そんなわけで、2月16日(土)に 小沢さんの話を聞きます。
ぜひともお集まりください。
■自由党 小沢代表を囲む会
日時:2月16日(土)
会場:天満橋・大阪キャッスルホテル
http://www.osaka-castle.co.jp/access/
(第一部)小沢一郎代表 講演会 12:30~(受付12:00)
会費:無 料
*参加資格:自由党大阪府連所属の党員・サポーター
生活フォーラム関西 会員
第二部の入場券の持参者
(尚、他都道府県連所属の党員・サポーターは事前登録が必須)
共催:生活フォーラム関西、自由党大阪府総支部連合会
(第二部)小沢一郎代表を囲んでの懇親会 14:00~(受付 13:30)
会場:大阪キャッスルホテル3F・錦城閣大広間
会費:1万円(*政治資金パーティーとして開催)
主催:自由党 大阪府総支部連合会
要予約です。
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折り返し、振込先などの分かる参加券をお送りします。
政治資金パーティーの資金は 「国民の生活が第一」の政治グループのために使われます。
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