2019-05-05(Sun)

れいわ新選組に賭けた山本太郎の決意を忖度してみる

結党したときからこうなることは覚悟していましたが、自由党がなくなってしまいました。

自由党は4月30日をもって解散し、国民民主党に合流しました。
そのことに異論はありません。やむを得なかったと思っています。

とはいえ、じゃあこれから何やるの? と考えたときに、国民民主党の末端として何やら活動する気にはとうていなれません。
おそらく、というかほぼ間違いなく、この夏はダブル選挙をうってくるでしょう。どんなスキャンダルが出ようと、景気が悪化しようと、地方選でも自民党は議席を増やしました。沖縄と大阪だけは例外ですが、それ以外ではほぼ負ける気がしないでしょう。

安倍晋三は、もはや自分の好きなタイミングで、自分の好きなように解散総選挙をやり放題です。となれば、ダブル選で今度も両院の2/3をとって、「民意を得た」と言って一気に改憲の発議に進むでしょう。

誤解してはいけないのは、安倍官邸にとって改憲はそれ自体が目的ではありません。
どんな憲法違反でもやり放題で、米軍下請戦争がいくらでもできる安保法を作ってしまった以上、実務的には改憲は必ずしも彼らにとって必要ではありません。
にもかかわらず改憲にこだわるのは、「国民に観念させる」ためです。とくに、「沖縄を諦めさせる」ことが、安倍官邸が改憲に執念を燃やす最大の理由です。

沖縄がどんなに頑張っても、民意を頑強に示しても、本土が唯々諾々と改憲を認めてしまえば、計り知れない無力感に襲われるでしょう。
沖縄の意思が潰されれば、もはや日本は本当の独裁国家と言っても過言ではありません。
それこそが、改憲の本当の狙いなのです。



そんな緊迫した情勢で、それを食い止めるのは自公の勝利を削り取ること、せめて自民単独過半数割れに追い込むことです。
それ以外、今の安倍官邸を止める術はありません。いくら国会や集会で格好いいことを威勢良く言ったとしても、何の効力も持たないことは、私たちはこの7年間でイヤと言うほど思い知ったじゃないですか。

そして、本気で自公を勝たせないためには、色とりどりの野党が、その一点で本気で「同志」となることです。
「同志」として心を一つにする姿を、国民にキッパリ見せることです。

政策や国家観がバラバラなのはいいんです。
むしろ、そういうバラバラで、平時ならば喧嘩するような相手と、危機を前にして手を取り合う姿こそが、国民に本気を感じさせるものとなるはずです。

もちろん選挙ですから、掲げるスローガンは改憲阻止だけでは圧倒的に不足です。
残念ながら、多くの国民は改憲に危機感は感じていないようです。沖縄のことも、気の毒には思っていますが、自分たちの生活に直結しているとは気が付いてない人が多いみたいです。
日々の暮らしに追われていると、憲法とか沖縄とか、なかなか目や耳が行き届かないんです。これは最近の私の実感でもあります。

安倍政権打倒と改憲阻止が縦糸だとすると、横糸は景気対策と消費税の減税です。
株価ではなくて給料が上がる景気対策、そのためにも消費税は最低でも5%にする。減税と昇給で、実質賃金を5%上げる くらいの政策をぶちかますべきです。

消費税の8%据置ぐらいは、いざとなれば安倍官邸はやりますよ。
萩生田が「増税先送り」のアドバルーンを上げて財務省の反応を探りました。もし反対が噴き出したら、また事務次官のスキャンダルを暴いてでも押さえつける準備だったのでしょう。
財務省も福田セクハラ事件で安倍官邸の恐ろしさが骨身に染みたので、たぶん強硬な抵抗はできないはずです。

だから、野党は据置とか言うヌルいのじゃなくて、少なくとも5%に引き下げを言わなくちゃ話になりません。
もちろん、その点については野党がきっちりと足並みをそろえることが、大前提となります。

その点では、ずっと共闘を拒否してきた立憲民主党に少々動きがありました。

参院2人区も野党が候補者調整
国民、京都で立民に一本化
2019/04/27  共同通信


立憲、野党共闘路線へシフト=衆参同日選にらみ
2019年05月04日 時事通信


しかし、、、、、

なんか、様子見というか、支持率上げるために言ってみた、くらいにしか見えないんですよね。
安保法案が強行採決された直後に、共産党の志位さんが「安保法を廃止するためだけの連合政権を」と呼びかけたような鮮烈な決意が、まったく見られません。

「まあ、あんまり共闘を拒否してると支持率下がりすぎるから、ちょっとポーズとっておくかな。イザとなったら共産党に全降り迫って、イヤと言ったら責任は共産党に被せればいいんだし。」というのは私の妄想ですが、そんな台詞が聞こえてきそうです。



とはいえ、これまでまったく共闘を否定してきた立憲が少しは動いていることは、悪い方向ではありません。
立憲を、このように動かしている一つの原因が、他ならぬ「れいわ新選組」であることは、みなさんお気づきですか?

山本太郎さんが、4/10に発表した「れいわ新選組」の旗揚げ。色々言われていますが、まずは会見を見て下さい。
ちょっと長いですが、誤解せずに太郎さんの狙いを知るためには、ちゃんと見るのが一番です。



私なりに、太郎さんの決意を忖度すると、「どうしても立憲が共闘を拒否するなら、複数区で立憲に刺客を立てるぞ」 と言うことではないかと。あくまで忖度ですが。。

この捨て身の作戦に、枝野さんがビビったというのが、立憲がもそもそと動き出した裏の理由です。
もっともっとビビってもらって、共闘を加速させるためには、何と言っても「れいわ新選組」の活動をバリバリにすることです。

具体的には、資金カンパと、ポスター貼りです。

それぞれについて、れいわ新選組のHPから引用します

ご寄附のお願い

「れいわ新選組」は2019年夏、
衆参ダブル選挙を想定して政治活動を行います。

どこまでの挑戦が可能か。
集まる金額によって、
候補者を擁立する規模を決めていきます。

必要な金額
衆参ダブル選で挑戦する場合、
10億円が必要。

参院選で最大限の挑戦をする場合、
5億円が必要。

参院選で10人の候補者を擁立する場合、
3億円が必要。

無謀な挑戦に終わらぬよう期限を切ります。

5月31日までに1億円集める
5月31日までに1億円が集められるなら、
その先には3億円〜5億円を集められる可能性があると考えます。
集まり具合によって、上記のプランいずれかを実行いたします。

1万人から1万円いただけると1億円。
5万人から1万円いただけると5億円。
10万人から1万円いただけると、10億円(この場合、衆議院とのダブル選挙にもリーチ)

1万円にこだわっている訳ではありません。
みんなで出し合えば、
巨大政党と並ぶ戦いが展開できるという例です。

千円でも5千円でも、1万円でも、100万円でも。
あなたのできる範囲でのお力添えを賜れれば幸いです。

どの挑戦になったとしても、
余ったお金は、れいわ新選組の政治活動と、
新しく政治に挑戦する方々への援助に使います。

ただし、期限である5月31日までに、
1億円が集まらない場合には、
山本太郎のみ東京選挙区から挑戦します。


(引用以上)

これが、資金カンパが絶大に重要な理由です。

少し節約して出せる金額を、ぜひともカンパして下さい。
方法は、れいわ新選組のHPに書いてあります。

次に、ポスター貼り。
一軒一軒戸別訪問をして、ポスターを貼らせてもらう活動です。

新ポスター申し込みフォーム

新しいポスターが5種類、完成いたしました。

ポスターをご自宅の門塀や窓、お店の中等、
不特定多数の方がご覧頂ける場所にお貼り下さる方にお送りいたします。

加えて、ご近所や隣の町などに脚を伸ばし、ポスターを貼らせていただけませんか?と、
「掲示依頼」をやってくださる方、大歓迎です。
ポスターは広告と同じ効果があります。
あなたの力で、山本太郎の存在を拡める活動にご参加いただけると助かります。

奥まったお宅でも郵便屋さんや宅急便の方が来ます。決まった方に見て頂くのも効果がありますので是非ご協力お願い致します。

(引用以上)

実は、一昨日私も神戸でポスター貼りの戸別訪問活動に参加してきました。
3~4人でひとチームとなり、数チームが駅周辺を朝から夕方まで訪問しました。
正直、かなり難しいかなと思っていたら、意外と貼らせてくれる方がいました。
また、ご商売されていて貼るのは無理でも、山本太郎は応援してるという人にも数人出会いました。

私も今回が初めてだったのですが、慣れればなんとかやれるものです。
一人ではなかなか最初の一歩が踏み出しにくいですから、仲間を募ってポスター訪問する機会を作りたいと思っています。

この二つが効果を発揮すればするほど、2人区以上の立憲の皆さんは焦り出すわけで、できればポスター活動も複数区を優先的にやったほうが良いのかな と思います。私としては。



それにしても、太郎さん自身の選挙も、非常に厳しいのは現実です。
とくに、10人で全国区というパターンが一番厳しい。110万票あつめるのは、至難の業です。

しかも、立憲の予定候補がなかなか良い人材を立てているので、何もなければ太郎さんの応援団になるような人たちが、その予定候補のために立憲に行ってしまったというケースが多いのです。

とくに、おしどりマコさん。
被曝の問題を丁寧に執念をもって取材してきたおしどりマコさんは山本太郎さんの同志と言ってもいいのではないかと、私なんかは思っていました。
ところが、立憲の全国比例で立つ予定ということで、6年前は太郎さんの主力だった人たちが、マコさんを通すため、少なからず立憲のほうに回っているようなのです。

大阪でも、弁護士の亀石さんが立憲からでるといことで、これまで野党共闘で市民運動の主力となっていた弁護士のグループが立憲応援になっているみたいです。

ただでさえ無謀とも言える捨て身の作戦に打って出て、応援団からも立憲に回る人がいるとなると、本当に厳しい。
だからこそ、本来の目的である「本気の野党共闘」に強引に引きずり込むことが重要なんです。

山本太郎という希有の政治家を失わないために、そして何より、日本が手遅れにならないために、本気でやれば最低でも自民単独過半数は割らせることは可能です。
これまでの野党惨敗の選挙だって、得票数は野党のほうが多いのですから。

個人的には、ここ1~2年は本業もあまり景気がよくなくて、下請け仕事の比率が高く、結果として貧乏ヒマ無しを絵に描いたような毎日で、数年前と比べると自由な時間がとりにくくなっています。
それに加えて、江坂で借りていたオンボロ事務所が床から水が湧いてきて、引っ越しを余儀なくされてしまいました。新大阪の駅前の新事務所にやっとこさ荷物を運び込み、今日も段ボールと格闘中です。(疲れ果てて、今これを書いています)

それでも、やれる限りはやってみようと思います。



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