2019-08-01(Thu)

安倍晋三とれいわ新選組の対決 なんだか風向きが変わってきたぞ

今朝(8/1)のモーニングショーでは なんと山本太郎生出演第二弾が放送され、もうほとんど「れいわチャンネル」の様相を呈していました。
放送してくれるのはとても嬉しいのですが、玉川さんを筆頭に、出演者全員がれいわ新選組ファンみたいな発言で、番組としては面白みに欠けたかもしれません。むしろフジの小倉さんのように、ちょっとネガティブな突っ込みをしてくれた方が、太郎さんの考えや決意が浮き彫りになるような気がします。

ほんとに、ここんとこ連日ワイドショー的なニュース番組に太郎さんは出ずっぱりで、一体全体どうしたんだろう??と思ってしまうほどです。
ありがたいのと同時に、ここまで手のひら返しになると、ちょっと警戒信号もピコピコ点滅してしまいます。
へんな裏目的をマスコミが隠し持ってなければ良いのですが。。。

対するに、マスコミを官房機密費と内閣情報調査室とでガチガチに押さえ込んできた安倍官邸は、少々旗色が良くありません。
人気取りのつもりで始めた韓国のホワイト国除外ですが、産経以外のメディアは、あまり威勢良く報じてはいません。夕刊フジだけは軍艦マーチでも流しそうな勢いで「河野外相、韓国「ホワイト国」懇願を断固拒否! 反日暴挙繰り返す隣国に「最後通告」 」なんてぶち上げていますが、空回りしています。

むしろ、こんな記事が出ています。

安倍首相が韓国と始めた希望なき貿易戦争ー社説
ブルームバーグ 2019年7月22日


日本の当局者はハイテク関連の輸出品が北朝鮮などに不法に渡らないようにする措置だと主張するが、元徴用工を巡り日本企業に損害賠償の支払いを命じた韓国大法院(最高裁)の判決への報復を意図したものであるのは明らかだ。
(略)
明らかな妥協策は、日本側が輸出規制強化をやめ、追加措置の実行も我慢するというものだ。韓国は元徴用工問題で仲裁委員会の設置に応じる必要がある。今回の争いを始め、選挙で無事勝利した安倍首相がまず行動すべきだろう。そして韓国大統領が速やかに報いるよう、米国は保証しなければならない。

(引用以上)

またこんなのもあります。
これは少し前のニュースで、ネタ元も幸福の科学ですが、インタビュー記事なので内容はウソでは無いだろうと思われます。

トランプの経済ブレーンが「中止」を緊急提言 消費増税は「最悪の選択」
The Liverty WEB 2019.04.30

トランプ政権と良好な関係を持つ安倍政権が、成長政策とは真逆の方向に進もうとしていることは非常に残念です。
(引用以上)



少しお話しを整理します。

安倍政権のよりどころは、一枚岩ではありません。

もっとも頼っているのはもちろんトランプです。
トランプは緊縮路線には反対で、とくにアメリカからの輸入品にもかかる上に、アメリカへ輸出する会社には還付するなどもってのほか、と消費税には反対の立場です。

とは言え、反トランプのこれまでの米国=ジャパンハンドラーズの皆さんを無視するわけに生きません。
とくに、国際金融資本=新自由主義は絶大な力を持っています。この勢力は、消費税をガンガン上げて、その資金で法人税をタダ同然にしたあげく、金融危機が来たら自分たちを救済する公的資金にしろ という連中です。

もうひとつ、日本会議のような日本土着の右翼っぽい人たちがいます。
もともとは米国ベッタリの姿勢とは相容れないのですが、戦後民主主義のもとで長年日の目を見なかった自分たちを、安倍晋三がヨシヨシしてくれるので、嬉しくてたまりません。もう従米でも屈米でも、安倍ちゃん命、どこまでもついていきますワン、という人たちです。

この、本来は三者三様に相容れない勢力の、微妙なバランスを保つことで、安倍政権は長期政権を維持してきたのです。
安倍ちゃん個人は知りませんが、官邸の能力は恐るべきものがあります。

ところが、ここに来て、ちょっとこのバランスが怪しくなっているような気がするのです。

まず、消費税です。安倍晋三は、森友事件をもみ消すために財務省に多大な借りを作ってしまいました。
もはや消費税の増税を拒否できないところまで追い込まれたのです。
また延期すれば、ドカンと情報を漏洩される危険があります。

そこで安倍官邸は、欠陥飛行機(F35)を爆買いするとか、それ以外にも「参院選後に発表する」とトランプが暴露した秘密の爆買いと引き替えに、トランプに消費税UPを許してもらいました。
結構な綱渡りです。

ジャパンハンドラーズはトランプにべったりの安倍晋三を良くは思っていませんが、消費税UPは大賛成です。理由は先ほど書いた通りです。新自由主義と消費税は、非常に相性がいいのです。
新自由主義と相性が悪いのは、土着右翼です。彼らは、何兆円という巨額な金儲けとは別世界で、せいぜい数十億円の不正とか、嫌韓嫌中でウサを晴らすとか、そういう世界で生きています。その結果、巨額な機会損失をしていても、気が付きませんので、新自由主義にとってはうっとうしい邪魔者なわけです。

その綻びがでたのが、あのブルームバーグの記事です。
新自由主義の本命は中国です。中国からどれだけ吸い取れるか、吸血鬼顔負けに虎視眈々と準備していたら、トランプが米中貿易戦争を始めてしまったので、非常にやりにくくてしかたがない。
と思っていたら、隣で日本と韓国が同じような貿易戦争をやろうとしている。「エエ加減にせんかい アホンダラ」と切れてしまったわけです。

安倍晋三は、本音ではもう韓国とは妥協したいはずです。
トランプに泣きついて、面子の立つ仲裁をしてもらうつもりでしょう。
しかし、トランプはどうも冷たいのです。なぜなら、トランプにとっての本命は北朝鮮だからです。そのためには、文在寅大統領との信頼関係を揺らがせるわけにはいきません。
どうしてもどっちかを切らなければならないとしたら、やむを得ず安倍晋三を切ることになるでしょう。(後継者を見繕ってから)

当ての外れた安倍ちゃんですが、ここで引き下がってしまっては、日本会議のオッチャンおばちゃんに見放されてしまいます。
支持基盤に見放された政治家は、一気に力を失ってしまいますから、退くに退けない。ああ どうしよう。

これが、参院選の後、どうもさえない安倍ちゃんの現状なのではないかと思うのです。

安倍晋三は消費税を上げることでトランプの機嫌を損ねたうえに、韓国相手に無理難題を押しつけるネトウヨサービスをやり過ぎてトランプに捨てられそうです。弱り目の安倍政権を叩くのは今です。



ではなぜ、れいわ新選組と山本太郎は、一気にマスコミで脚光を浴びているのでしょうか。

もちろん、言ってることもやってることも面白いから、絵になるし数字も取れる というテレビ局の事情もあるでしょう。
それにしても、選挙中はものの見事に無視黙殺したのに、この現象は何なのだ??と、太郎支持者でも感じるでしょう。

私は、一つの理由は、れいわ新選組とトランプは、意外と近いということではないかと思っています。
いやいや 怒らないでください。れいわ新選組をディスっているのではありませんよ。どこが一番親和的かというと、「日本の独立」というところです。トランプは、「もうアジアのことにカネかけたくない。自分たちで何とかしろ」と言っています。これに対して、「上等です。やりまっせ。」と堂々と応えられるのは、政界広しといえども、れいわ新選組と山本太郎だけです。自民党も公明党も維新も立憲も国民も、「捨てないで」と袖を引くのに対して、れいわ新選組だけは「ほな 独立します」と言えるのです。

こんな記事もあります。

保守層からも熱視線~れいわ新選組と山本太郎氏~
古谷経衡 2019.7.31


NHKの出口調査によると、れいわ新選組の全国比例の得票のうち、自民党支持層からの票は最大で5%とみられている。つまりれいわ新選組が獲得した230万票のうち、約10~12万票は保守層から出力されていることになる。これに加えて、維新や公明の支持層からの票も勘案すれば、確実に10~15万票強近く(>5%)は保守層からの流入だ。
(略)
おおむねれいわ新選組の主要な政策は、「左派」どころか、「保守層」に大きく受け入れられる余地があるものばかりなのである。

(引用以上)

私は、2009年の政権交代の時も、米国とは一定の合意ができていたと思っています。
陰謀論ではなくて、当然ながら大きな勢力同士の下打ち合わせはあったはずだということです。それがあったからと言って、その通りになるものではないですが、少なくともマスコミは安心して報道し始めます。
2009年のマスコミ報道は、あきらかに民主党に風をブンブン吹かせていました。

太郎さんのコネクションでトランプサイドと話ができるような気は さすがにしないので、ひょっとすると小沢さんルートかななどと妄想しつつ、何か確実に風向きが変わったことは、確かなようです。

ただし、2009年は、野党に吹いた風と引き替えに小沢さんは弾圧に沈められ徹底的に叩かれました。
オイシイ話ばかりがつづくことはありません。

やはりこれまで通りの、私たちの手と足と口とネットで確実に広げていくことは忘れてはいけませんね。マスコミが取り上げてくれるのは感謝しつつ、頼ってはダメです。
これからの1年は、弱り目の安倍晋三を、無敵に思えた安倍官邸を、沈没させるための1年です。

衆院選に向けて、力を蓄えましょう。




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