2019-12-28(Sat)

自民党カジノ汚職の摘発から見えてくるもの

いやはや、3日前から食あたりでへばっています。
昼飯の旨いラーメンのせいなのか、それとも一年の疲労が腸に溜まっていたのか・・・
クリスマスの夜から調子がおかしくなり、翌日は絶食で直った感じだったのでポストクリスマスケーキを買って帰ったら、夕方からまたしてもグルグル・・・
ケ、ケーキがぁ

体は動くのですが、まともに食べてないので昨日くらいから頭の回転が異常に遅くなっています。
文章を書いていても、すぐ何を書くのか忘れてしまいます。
てな感じなので、支離滅裂はご容赦を。



まず、桜疑獄、カジノ汚職と続く、安倍政権に対するハンマーパンチは、トランプに対する弾劾の動きと軌を一にしているということです。

安倍政権がなぜ倒れないかという議論はいろいろされていますが、皆さん、一番大事なことが抜けています。
安倍晋三の権力の源泉は、トランプです。
世界各国のトップの中で、一番はじめにトランプにすり寄った人間であり、どんなにコケにされても、パシリのように耐えながらワンワンと言い続け、何兆円でも貢ぐことで庇護してもらってきたのが、安倍晋三の権力の源泉です。

もちろんそれ以外に、小選挙区による党本部の強大化とか、官僚人事権による官邸の権力とか、内閣調査室によって抵抗勢力の弱みをつかんでおくような裏の力とか、大口支持者には大口補助金を湯水のごとく注いできたとか、小口の支持者は小口の税金で接待漬けにしていたとか、たぶん他にもいろいろあるのでしょう。

でも、戦後の日本における最高権力とは、イコールアメリカです。
アメリカの意向には絶対に逆らえない。
白井聡さん言うところの、戦前の天皇制は、戦後のアメリカに引き継がれた、ということです。

その意味では、アメリカでのトランプの勝利は、革命ともいえる変化だったわけです。
今までは、すべて知日派といわれるアメリカ人脈で話がつきましたが、トランプには通用しません。
ちなみに、知日派とは、日米安保マフィアとも、ジャパンハンドラーズとも言われていますね。
日米の主従関係に群がり、アメリカの権威を笠に着て利権をむさぼる人たちです。

この人たちが仕えていたのは、軍産複合体や、多国籍の金融資本、イスラエルロビーなどをベースにした、アメリカの主流派権力です。
これまでは、民主党であろうが共和党であろうが、基本的にみなこの流れです。
イスラエルの核開発に反対なんて愚かなことを考えると、ケネディのように暗殺されてきました。

ですから、トランプという異分子が当選したとき、だれもが対応に苦慮し、迷ったのですが、世界でただ一人、安倍晋三は黄金のゴルフクラブを持ってまだ就任もしていないトランプの自宅に押しかけました。
一か八かの賭けたったと思いますよ。でも、勝ってしまったんですね。

本当は、野党がやるべきだったんです。
絶対権力者の流れが変わったのですから、当然日本にも変革の影響が来る。だから、まず渡りをつけておこう。
こういう見識を持っていれば、野党こそがトランプにご挨拶に行くべきだったんです。
ところが、旧民主党の幹部連中は、何のことはないジャパンハンドラーズとズブズブの方がほとんどですから、そんなこと思いもよらなかったわけです。
あーあ。

トランプはかなり巧妙に3年間を乗り切ってきました。軍産や金融資本などの巨大勢力と正面から対立はせずに、ロシアゲートを粘り強く退けました。
しかし、来年の大統領選に向けて民主党も必死です。そこで、何の罪かよくわからない(たぶん、説明できる日本人はほとんどいない)ウクライナゲート事件なるもので、弾劾裁判を始めました。
もちろん、上院は共和党多数ですから、弾劾は成立はしません。
でも、この機に乗じて勢力を盛り返そうと動き始めたのが、ジャパンハンドラーズの皆様です。

なぜそう考えるのか。
まず、桜を見る会問題では、NHKや読売がそれなりに厳し批判記事を出していたといことです。
それまで独立路線だった枝野クンが、急に統一会派だの統合だのと言い始めたのも、同じ時期です。
(立憲民主党の綱領には国連より先に「日米同盟を軸」と書いてあります。安保ですらなく同盟です)
そして、カジノ賄賂ではついに東京地検特捜部が動きました。東京地検特捜部はそもそもGHQが作った直轄組織です。
カジノはトランプの資金源でもあります。



日本にとって幸か不幸かわかりませんが、トランプはおそらく何事もなかったように復活するでしょう。
経済が絶好調で、これに米中貿易摩擦が、劇的な解決を見たりすると、来年の再選はほぼ間違いないのではないでしょうか。
また、戦争をほとんどしていないですから、軍のトップ官僚以外の、指揮官から兵士まで、かなり評判がいいという記事もありました。

とはいえ、大統領選挙がある11月3日までは、日本の中も流動化するかもしれません。
トランプが、弾劾と選挙で日本のことなどに構っていられないとなると、安部一強も終わりが近いのかもしれません。
しかしそれが、単なるトランプ派から従来の従米派へのすげ替えだったとしたら、どの程度喜んでいいのか、戸惑います。

もちろん、安倍晋三の度を超えた腐敗や独裁にストップがかかることは、誰に変わるにしても少しはマシになると思います。
(次の首班指名で自民党から造反が出た場合、安倍派は維新を取り込む可能性があり、万が一にも橋下首相なんてのになると、もっとひどいことになりますが。)

逆に言うと、11月までに総選挙があって、政権交代か、せめて自民党の過半数割れくらいに追い込まないことには、安倍晋三はまたしても絶対権力を取り戻し、どんな悪逆非道でも、無かったことにしてしまうということを続けていくでしょう。
ここまでの悪事に良心が痛まない貴重な政治家は、なかなか見つかりませんから、四選の可能性も十分あります。そうなったら、2024年まで、恐怖の安倍政権が続きます。

雰囲気的には、アラブの春ならぬ、日本の春が起きるような気はします。
あ、これあまりいい話じゃないですよ。アラブの春というのは、コントロールしにくい独裁者を、米国の言うことを聞く「民主的」な政権にすげ替えた「運動」ですから。エジプトの経緯を見ていたらわかりますよね。ムスリム同胞団のの政権ができてしまったら、秒殺で倒されてしまいました。

では、日本の春をどのように乗り切ったらいいのでしょうか。
エジプトのムルシーのように秒殺されることなく、しかし、歴代の自民党や民主党(管・野田)のように唯々諾々と従属しない政権を、どうやって手に入れるべきなのでしょうか。

こちらが、しっかりとネゴシエイトする気力があれば、トランプは実は与しやすい相手だと私は思います。
ものすごくハードネゴシエーターですが、しかし、最終的な落としどころが必要だと言うことをわかっています。
ぶちこわして戦争だ! という連中とは違うということです。
ビビったら全部失いますが、HUAWEIのように粘りに粘れば、徐々に着地点が見えてきます。



「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」というNHK特集の再放送をやっています。
日本や日本軍の指導者が、どんだけ卑怯者の大集団だったか、描いています。(今につなげていないのが問題ですが)
日本の備蓄していた財産や食料の70%を、軍や官僚が隠匿したり横流ししたせいで、国民は飢え、餓死者が多発しました。
無理矢理戦場に送り込まれ、命からがら帰ってきたら、飢えて死ねというのですから、なんという「美しい国」なんでしょう。

そのあげく、鬼畜米英と叫んで、「お国のために死ね」と若者を戦場に送った奴らが、真っ先にGHQのスパイに志願していったのです。
(そのトップが、昭和天皇なわけですが。)
戦後の大金持ちや権力者は、ほとんどこうした超絶卑怯者の流れであり、安倍晋三はまさにその直系です。

アメリカは、そんな卑怯者たちをうまく利用し、形ばかりの公職追放も解除して、恥も外聞も無くアメリカに媚びへつらう国を作っていきます。
74年後の今日に至るまで、何も変わっていません。

そんな国ですから、何かが一気に変わると言うことはありえません。
粘り強く、少しずつ、米国からも卑怯者たちからも独立していかなくてはなりません。

れいわ新選組のスローガンは、心をとらえます。私も心から支持したいと思います。
けれども、それを「どう実現していくか」は、また別の問題です。
チラシにかいてあるように、政権交代したらすぐできるかのように支持者が思い込んでしまったら、変革の道は頓挫してしまいます。
もっともっと、真の独立の道は厳しいものです。安易に考えては危険です。
公約は「やるべき政策」「原理的にはできる政策」であり、「現実的にすぐできる政策」ではありません。

来年は、本当に政権交代のチャンスがあるかもしれません。
だからこそ、なかま内で浮かれた夢想を語り合うのではなく、緻密な議論をするときです。




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